小説一覧
親同士が勝手に決めた政略結婚。それも貴族の義務だろう、と嫁いでみれば夫に「私が貴様を愛する事は無い!」と宣言されて新婚初夜をすっ飛ばしての冷遇生活。埃まみれの物置部屋に放り込まれ、まともな食事も与えられない。
だけど気にしなーい! 屋敷の中を出歩くな? オッケー! 窓から出ていくね! そんな「食べる物が無いなら外に食べに行けば良いじゃない!」な、逞しい行動力を持つ皮肉屋なノエルが出会った強面で厳つい巨体な貴族男性。「君の様な人を求めていた! 頼む! 私の所で働いてくれないかい!? いや、働いてくれ!!」そう懇願されて巨体な貴族男性、ベルンハルトの下で働く事に……
衣食住に離婚まで手助けしてくれるなんて超好待遇じゃーん! 自由気ままに好き勝手に生きる、ちょっと皮肉屋なノエルと、そんなノエルに不器用ながらも真摯に接するベルンハルト。◆◆ 見た目は厳ついが穏やかな紳士な攻め×見た目は儚げだが口を開けば皮肉屋な受け ◆◆ なんちゃって中世の御都合主義です。R18には※印
文字数 187,542
最終更新日 2024.03.31
登録日 2024.01.26
公爵令嬢フルールは、十四歳のときに伯爵家の令息クロヴィスに一目惚れし、父に頼み込んで婚約者にしてもらった。
しかし肝心のクロヴィスには疎まれていて、彼の冷たい態度に悲しむ日々を送っていた。
そんなある日、フルールは魔術師を名乗る男に惚れ薬を買わないか勧められる。
どうしてもクロヴィスを振り向かせたいフルールは、彼をさらってきて惚れ薬を飲ませることを決意。
薬を飲まされたクロヴィスは、今までと打って変わってフルールを溺愛するようになるが……。
◆小説家になろうにも投稿しています
※外部投稿から内部投稿に切り替えました。ブクマしてくれた方すみません!🙇♂️
文字数 17,160
最終更新日 2024.03.31
登録日 2024.03.30
世界最強の冒険者ギルドを最強たらしめているのは、なんと愛らしい妖精ちゃんでした。
キャラの濃ゆ~い伝説的英雄たちに愛されながら、ほのぼのと飯テロしたり、もふもふと戯れたり、無自覚チートしたりと、最強のギルドを支えていく妖精ちゃんの、異世界ファンタジーライフです。
BL要素は、一時的に成長した姿でおおくりします。BLのお相手は英雄の内の異なるタイプのイケメン二人を予定しております。
文字数 59,451
最終更新日 2024.05.05
登録日 2023.12.15
いろはにほへと。
短編集シリーズ。
いろいろと続いていくよ。
文字数 30,730
最終更新日 2024.05.06
登録日 2024.04.18
【完結】
【第1話】誕生日の夜、小野田夏生(おのだなつき)は恋人の雨宮健(あまみやたける)を待っていた。
約束したのに、結局来ない。電話には、知らない男が出て、誕生日を忘れられていると思い知る。
大学に行けば、健の元彼女に会ってしまう。
バイの健は、その元彼女とホテルで浮気未遂をしたことがある。夏生の胸を苦しめる。
【第2話】作家の伊野崎晶太(いのさきしょうた)を、離婚したばかりの柴理一(しばりいち)が二年ぶりに訪ねてきた。
その日から毎日、柴は家に来る。伊野崎は、柴の結婚で裏切られ絶望し別れた。
柴のことなど、これっぽっちも好きではない。何も残ってないと伊野崎は思っていた。
【第3話】雨宮健(あまみやたける)は、興味のない女達と付き合い続けた罰なんだろうか、と思った。
逃げてばかりの俺が、初めて告白したのが小野田夏生(おのだなつき)だったが、溺愛してるのに伝わらない。
早く夏生との甘々な同棲を開始したい。
早く一緒になりたい、と思っている俺の前に最強の敵が現れた。
【第4話】愚かな柴理一(しばりいち)は、拒絶されながらも別れた伊野崎晶太(いのさきしょうた)の元に戻ってきた。
どうして、伊野崎を捨てるなんてできたのだろう。忘れられると思ったのだ。
否定して逃げた柴は、拒絶されて当然なのだった。
登場人物と時系列が繋がった連作短編
お気に入り、エール、いいね、感想ありがとうございます!!
*R18
文字数 59,207
最終更新日 2024.03.17
登録日 2024.01.13
どんなに貴方を望んでも
どんなに貴方を見つめても
どんなに貴方を思っても
だから、
もう貴方を望まない
もう貴方を見つめない
もう貴方のことは忘れる
さようなら
文字数 10,602
最終更新日 2022.10.04
登録日 2022.10.03
表では世界を救った英雄。
裏ではボクを狂ったほどに縛り付ける悪魔。
前世で魔王四天王だったボクは、魔王が討たれたその日から、英雄ユーリに毎夜抱かれる愛玩機となっていた。
痛いほどに押しつけられる愛、身勝手な感情、息苦しい生活。
だがユーリが死に、同時にボクにも死が訪れた。やっと解放されたのだ。
そんな記憶も今は前世の話。
大学三年生になった僕は、ボロアパートに一人暮らしをし、アルバイト漬けになりながらも、毎日充実して生きていた。
そして運命の入学式の日。
僕の目の前に現れたのは、同じく転生をしていたユーリ、その人だった――
この作品は小説家になろう、アルファポリスで連載しています。
文字数 220,225
最終更新日 2024.05.06
登録日 2024.03.18
金銭的に困窮していた実家のため、私は裕福な相手と結婚させられることになった。
好きな人がいても自分の気持ちを優先することは許されない。
結婚した相手からは予想通り大切にはされなかった。
そのような過去があるのだから、夫の家が没落したことを喜び、私は離婚を告げた。
文字数 13,721
最終更新日 2024.04.26
登録日 2024.04.24
スヴェーア国の子爵家の次女として生まれたシーラ・ヘイデンスタムは、母親の姉と同じ髪色をしていたことで、母親に何かと昔のことや隣国のことを話して聞かせてくれていた。
そんな最愛の母親の死後、シーラは父親に疎まれ、姉と妹から散々な目に合わされることになり、婚約者にすら誤解されて婚約を破棄することになって、居場所がなくなったシーラを助けてくれたのは、伯母のエルヴィーラだった。
同じ髪色をしている伯母夫妻の養子となってからのシーラは、姉と妹以上に実の父親がどんなに非常識だったかを知ることになるとは思いもしなかった。
文字数 75,724
最終更新日 2024.04.24
登録日 2024.02.28
人類のほとんどが死滅し、女が数人しか生き残っていない世界。
生き残った繭(まゆ)は政府が運営する特別施設に迎えられ、たくさんの男性たちとひとつ屋根の下で暮らすことになる。
優秀な男性たちを集めて集団生活をさせているその施設では、一妻多夫制が取られ子孫を残すための営みが日々繰り広げられていた。
男性と比較して女性の数が圧倒的に少ないこの世界では、男性が妊娠できるように特殊な研究がなされ、彼らとの交わりで繭は多くの子を成すことになるらしい。
自分が担当する屋敷に案内された繭は、遺伝子的に優秀だと選ばれたイケメンたち数十人と共同生活を送ることになる。
【閲覧注意】※男性妊娠、悪阻などによる体調不良、治療シーン、出産シーン、複数プレイ、などマニアックな(あまりグロくはないと思いますが)描写が出てくる可能性があります。
たくさんのイケメン夫に囲まれて、逆ハーレムな生活を送りたいという女性の願望を描いています。
文字数 238,792
最終更新日 2024.04.29
登録日 2022.08.13
侯爵令息のハモンドと結婚して三年。パーティー会場で彼は私に言い放った。「お前には愛想が尽きた、離婚してもらう!」しかし私は冷静に彼に言葉を返す。「先日、あなたとは離婚しましたが?」
文字数 11,096
最終更新日 2024.04.16
登録日 2024.04.15
生徒会室で、いつものように仕事をしていた私は、婚約者であるフィリップ殿下に「私は運命の相手を見つけたのだ」と一人の令嬢を紹介されました。
運命の相手ですか、それでは邪魔者は不要ですね。
殿下、婚約破棄致しましょう。
第16回恋愛小説大賞 奨励賞頂きました。
応援して下さった皆様ありがとうございます。
本作の感想欄を開けました。
お返事等は書ける時間が取れそうにありませんが、感想頂けたら嬉しいです。
賞を頂いた記念に、何かお礼の小話でもアップできたらいいなと思っています。
リクエストありましたらそちらも書いて頂けたら、先着三名様まで受け付けますのでご希望ありましたら是非書いて頂けたら嬉しいです。
文字数 235,015
最終更新日 2021.07.11
登録日 2021.02.19
前世、読んだことのある小説の悪役令嬢に転生してしまった主人公。
婚約破棄? 喜んでお受けしますわ。
そのために十歳から断罪に備えさせていただきます。
その後はわたくしの好きにさせていただきますので。
41話完結。
※R18 性的描写ありますのでお気をつけください。
この作品に限らず私は書きたいものを書きたいように書いておりますので、色々ご都合主義多めです。
バリバリの理系ですので文章は壊滅的ですが、雰囲気を楽しんでいただければ幸いです。
読んでいただきありがとうございます!
誤字脱字、間違い報告ありがとうございます!
番外編、近いうちに書こうかなと思います。
感想や報告、ありがとうございました!
番外編アーティの回想
3/25日から一日1話ずつ全7話くらいで終わりますが載せていきます。
長男イース編さわりだけ載せておきます。
これは続きを書くかは未定ですが。
文字数 101,795
最終更新日 2024.04.01
登録日 2024.03.03
異世界に飛ばされた先は、勇者と魔王の決戦のど真ん中。ソラに気を取られている間に、勇者は、魔王に逃げられてしまう。
「魔王を倒すまで、オレの好きにさせろ」
ドS勇者のルカに執着されて、散々好き勝手にされるけど、「こっちだってお前を利用してるんだからなっ」と思う、強気なソラ。
執着されて、溺愛されて。最初は嫌々だったけど、常に一緒に居させられると、どうしても、ルカに惹かれていって…??
表紙絵:西雲ササメさま(@nishigumo_ss)
◆ ◆ ◆ ◆ ◆
※過激なシーンもあるので、R18です。
※初の異世界設定をいいことに、自由に色々していくつもりです(^^)
※もうとにかく全部ファンタジーだと思って読んでください(*´ω`)
文字数 480,038
最終更新日 2024.04.21
登録日 2021.08.01
とある世界の、とある国。この国には騎士団がありました。その中でも一番強く、見目麗しく。端正な顔立ちをした騎士団長・アラン。だれもが完璧だと思っている彼にも、人には言えない秘密がありました。決して誰にも相談できない悩みを、国一番の賢者。レオに相談することになりましたが、どういうわけか悩みは解決せず……。それどころか、賢者に「好き」だと告白され、めでたく二人は恋人同士になったのでした。
恋人同士になったということは、更に関係が深くなるわけで……────。
「アラン様。これからは俺がオナニーしなくても良いようにしますから、別に一人でイケなくたって良いでしょう?」
「良いんですか?」
その理由を知るのは、間もなくのことだった。
※■騎士団長様は「とある悩み」を解消したい■シリーズあとの短編予定です
こちら単品でも読めるかと思います
文字数 16,503
最終更新日 2024.05.05
登録日 2024.04.24
〜転生なし、スキルなし、魔法なし、勇者も魔王もいない異世界ファンタジー〜
危険なモンスターが生態系の頂点に君臨。
蔓延る詐欺、盗賊、犯罪組織。
人の命は軽く殺伐とした世界。
冒険者がモンスターを狩り、騎士団が犯罪を取り締まる。
人々は商売で金を稼ぎ、たくましく生きていく。
そんな現実とは隔離された世界で最も高い山に、一人で暮らす心優しい青年鉱夫。
青年はひたすら鉱石を採掘し、市場で売って生計を立てる。
だが、人が生きていけない高度でツルハシを振り続けた結果、無意識に身体が鍛えられ人類最強の肉体を手に入れていた。
自分の能力には無自覚で、日々採掘しては鉱石を売り、稼いだ金でたまの贅沢をして満足する青年。
絶世の美女との偶然の出会いから、真面目な青年鉱夫の人生は急展開。
人智を超えた肉体と、鉱石やモンスターの素材でクラフトした装備や道具で活躍していく。
そして素朴な鉱夫青年は、素晴らしい仲間に支えられて世界へ羽ばたく。
※小説家になろう、カクヨムでも連載しています。
文字数 275,780
最終更新日 2024.05.06
登録日 2024.04.09
前世を思い出したのは階段からの落下中。
絶体絶命のピンチも自力で乗り切ったアリシア。
ここはゲームの世界なのか、ただの転生なのかも分からない。
前世を思い出したことで変わったのは性格だけ。
チートともないけど前向きな性格で我が道を行くアリシア。
そんな時ヒロイン?登場でピンチに・・・
ユルい設定になっています。
作者の力不足はお許しください。
文字数 52,218
最終更新日 2022.12.31
登録日 2022.10.12
パーティを追放されてしまった俺。
しかも片思いだったパーティメンバーはリーダーの愛人だった。
その上借金の一括返済まで迫られて、俺はもうどうにもならなそう。
そんな時、俺は池のほとりで子猫を拾った。
そうだ、こいつを池に投げ込んで自作自演の猫救出動画でバズれば儲かるんじゃないか!?
だけど。
「ギャー!? ゴボゴボあばばぼえーっ」
池の中で子猫は少女に変身したのだった。
子猫の正体はダンジョンから抜け道で地上に逃げ出してきたワーキャットだったのだ!
っていうかこの猫を吸うとダンジョン内でしか使えないはずの魔法スキルが使えちゃうんですけど!?
猫(少女)を吸えば吸うほど強くなる!
なにこれ!?
さらにさらにひょんなことで現代兵器でモンスターをぶち殺しまくる過激派テロ組織の標的にされた俺達は、戦いの中に巻き込まれるのだった……。
文字数 67,468
最終更新日 2024.05.06
登録日 2024.04.29
聖女エルトナは、彼女を疎む王女の策略によって捕まっていた。
牢屋の前でやって来た王女は、エルトナのことを嘲笑った。王女にとって、平民の聖女はとても気に食わない者だったのだ。
しかしエルトナは、そこで牢屋から抜け出した。類稀なる魔法の才能を有していた彼女にとって、拘束など意味がないものだったのだ。
エルトナのことを怖がった王女は、気絶してしまった。
その隙にエルトナは、国を抜け出して、隣国に移ったのである。
王国は失態を隠すために、エルトナは処刑されたと喧伝していた。
だが、実際は違った。エルトナは隣国において、悠々自適に暮らしているのである。
文字数 12,974
最終更新日 2024.04.24
登録日 2024.04.23
イレーネには婚約者がいる。黒の騎士団に所属しており、公爵家の嫡男でもある理想の婚約者、ディートハルトが。けれど彼が本当に愛しているのは妖精のような姫君、マルガレーテだ。彼女を手に入れるために彼はイレーネと婚約して、いつかは捨てることを決めている。
文字数 285,145
最終更新日 2023.01.20
登録日 2022.11.26
文字数 28,754
最終更新日 2024.05.05
登録日 2024.05.05
某国の名門貴族マクシミリアン公爵家の令嬢マルグリットは、貴族社会で「百合姫」とあだ名されるほど美しく、生来の高貴さは王女たちですら一目置くほどのものだった。
そして、その美貌のみならず、家柄も資産もすべてに恵まれているマルグリットのことを誰もが幸せな人間だと羨み、そして彼女の微笑みは何よりの証しだと信じていた。彼女の両親ですら、マルグリットは幸運と幸福の下に生きていると信じ切っていた。
だが、マルグリットには誰にも見せない顔があった。
抑圧と支配から逃れようと願う、一人の激しい女の姿を隠していた。
そんな二つの思いに引き裂かれながら生きていたある日、マルグリットを劇的に変える出会いが訪れる。
本当の自分に目覚めたことに歓喜する日々だったが、徐々に不穏な影がマルグリットを付け狙うようになり……。
大人のためのエロティックサスペンス(風物語)です。
文字数 4,094
最終更新日 2024.05.05
登録日 2024.05.02
儚いながらも、初めてHOTランキングさせて頂けました♪ ありがとうございます(*'▽'*)
神の国ともされるその国には、不老不死の肉体を持ち、それを手にする者に、不老と永劫の命を与えるとされる神の御子が存在する。美しい御子姫が聖域となる神殿で、夜毎にその国の王族にあるものを差し出しては、恩恵を与える。やがて、強大な帝国を築いた魔皇帝が神の国へと侵攻し、御子姫を奪いさる。物語は、そこから始まる。
独自の世界観で、設定はご都合主義。初回からR作品につき、苦手な方は回れ右でお願い致します(〃ω〃) お好きな方は、是非ご一読をして頂ければ幸いです♡ 最後はハッピーエンド。
文字数 148,571
最終更新日 2024.04.27
登録日 2024.03.04
神様! こき使うばかりで私にご褒美はないの! 私、色々がんばったのに、こんな仕打ちはないんじゃない?
生き返らせなさいよ! 奇跡とやらを起こしなさいよ! 神様! 聞いているの?
成り行きで仕方なく女王になり、殺されてしまったエデルガルトは神に時戻し望んだが、何故か弟の娘に生まれ変わってしまった。
しかもエデルガルトとしての記憶を持ったまま。自分の死後、国王になった頼りない弟を見てイライラがつのるエデルガルト。今度は女王ではなく、普通の幸せを手に入れることができるのか?
独自の世界観のご都合主義の緩いお話です。
文字数 72,304
最終更新日 2024.04.18
登録日 2024.03.25
【元・悪役令息の溺愛セカンドライフ物語】
*真面目で紳士的だが少し天然気味のスパダリ系公爵✕元・悪役令息
「ダリル・コッド、君との婚約はこの場をもって破棄する!」
婚約者のアルフレッドの言葉に、ダリルは俯き、震える拳を握りしめた。
(……や、やっと、これで悪役令息の役目から開放される!)
悪役令息、ダリル・コッドは知っている。
この世界が、妹の書いたBL小説の世界だと……――。
ダリルには前世の記憶があり、自分がBL小説『薔薇色の君』に登場する悪役令息だということも理解している。
最初は悪役令息の言動に抵抗があり、穏便に婚約破棄の流れに持っていけないか奮闘していたダリルだが、物語と違った行動をする度に過去に飛ばされやり直しを強いられてしまう。
そのやり直しで弟を巻き込んでしまい彼を死なせてしまったダリルは、心を鬼にして悪役令息の役目をやり通すことを決めた。
そしてついに、婚約者のアルフレッドから婚約破棄を言い渡された……――。
(もうこれからは小説の展開なんか気にしないで自由に生きれるんだ……!)
学園追放&勘当され、晴れて自由の身となったダリルは、高額な給金につられ、呪われていると噂されるハウエル公爵家の使用人として働き始める。
そこで、顔の痣のせいで心を閉ざすハウエル家令息のカイルに気に入られ、さらには父親――ハウエル公爵家現当主であるカーティスと再婚してほしいとせがまれ、一年だけの契約結婚をすることになったのだが……――
元・悪役令息が第二の人生で公爵様に溺愛されるお話です。
(表紙素材)
表紙の素敵な素材は以下の方々よりお借りしました!ありがとうございます!
・背景…それす様(https://tatakon518.wixsite.com/mysite)
・ダリル…zyくん様『推し男子高校生メーカー』(https://picrew.me/image_maker/11534)
・カーティス…Y_at様『お隣男子メーカー』(https://picrew.me/image_maker/31304)
文字数 285,652
最終更新日 2023.11.16
登録日 2022.10.29
侯爵令嬢であるアーデルハイドは妹を苛めた罪により婚約者に捨てられ流罪にされた。
全ては仕組まれたことだったが、幼少期からお姫様のように愛された妹のことしか耳を貸さない母に、母に言いなりだった父に弁解することもなかった。
言われるがまま島流しの刑を受けるも、その先は隣国の南の島だった。
食料が豊作で誰の目を気にすることなく自由に過ごせる島はまさにパラダイス。
アーデルハイドは家族の事も国も忘れて悠々自適な生活を送る中、一人の少年に出会う。
その一方でアーデルハイドを追い出し本当のお姫様になったつもりでいたアイシャは、真面な淑女教育を受けてこなかったので、社交界で四面楚歌になってしまう。
幸せのはずが不幸のドン底に落ちたアイシャは姉の不幸を願いながら南国に向かうが…
文字数 137,964
最終更新日 2021.04.24
登録日 2021.01.26
お人好しで動物好きな最上 悠(さいじょう ゆう)は肉親であった祖父が亡くなり、最後の家族であり姉のような存在でもある黒猫の杏(あんず)も静かに息を引き取ろうとする中で、助けたいなら異世界に来てくれないかと、少し残念な神様に提案される。
その転移先で秋田犬の大福を助けたことで、能力を失いそのままスローライフをおくることとなってしまう。
異世界で新しい家族や友人を作り、本人としてはほのぼのと家庭菜園を営んでいるが、小さな畑が世界には大きな影響を与えることになっていく。
文字数 275,568
最終更新日 2024.05.05
登録日 2023.11.16
侯爵令嬢のアンジュは、子供の頃から大好きだった幼馴染のデイビッドに5度目の婚約を申し込むものの、断られてしまう。さすがに5度目という事もあり、父親からも諦める様言われてしまった。
自分でも分かっている、もう潮時なのだと。そんな中父親から、留学の話を持ち掛けられた。環境を変えれば、気持ちも落ち着くのではないかと。
彼のいない場所に行けば、彼を忘れられるかもしれない。でも、王都から出た事のない自分が、誰も知らない異国でうまくやっていけるのか…そんな不安から、返事をする事が出来なかった。
そんな中、侯爵令嬢のラミネスから、自分とデイビッドは愛し合っている。彼が騎士団長になる事が決まった暁には、自分と婚約をする事が決まっていると聞かされたのだ。
大きなショックを受けたアンジュは、ついに留学をする事を決意。専属メイドのカリアを連れ、1人留学の先のミラージュ王国に向かったのだが…
文字数 151,246
最終更新日 2023.11.04
登録日 2023.09.11
半魔の竜騎士は、辺境伯に執着される
レンタル有り【2巻発売中】
「お前が私から盗んだものを返してもらう。それまでは逃さない」
ドラゴンの言葉がわかるチート能力のおかげでかつては王都の名門「飛竜騎士団」に所属していた、緋色の瞳を持つ、半魔の騎士カイル。――彼は今、飛竜騎士団を退団し田舎町でつつましやかに暮らしている。
ある日カイルははかつて恋人だった美貌の貴族アルフレートと再会する。
少年時代孤児のカイルを慈しんでくれたアルフレートを裏切って別れた過去を持つカイルは、辺境伯となった彼との再会を喜べず……。一方、氷のような目をしたアルフもカイルに冷たく告げるのだった。
「お前が私から盗んだものを返して貰おう」と。
過去の恋人に恋着する美貌の辺境伯と、彼から逃れたい半魔の青年の攻防。
※時系列的には出会い編→別離編→1巻、2巻となります。
文字数 624,078
最終更新日 2023.08.31
登録日 2019.10.31
【とある大陸の話①:月と星の大陸】
※ヒロインがアンハッピーエンドです。
痛めつけられた足がもつれて、前には進まない。
爪を剥がされた足に、力など入るはずもなく、その足取りは重い。
執行官は、苛立たしげに私の首に繋がれた縄を引いた。
だから前のめりに倒れても、後ろ手に拘束されているから、手で庇うこともできずに、処刑台の床板に顔を打ち付けるだけだ。
ドッと、群衆が笑い声を上げ、それが地鳴りのように響いていた。
広場を埋め尽くす、人。
ギラギラとした視線をこちらに向けて、惨たらしく殺される私を待ち望んでいる。
この中には、誰も、私の死を嘆く者はいない。
そして、高みの見物を決め込むかのような、貴族達。
わずかに視線を上に向けると、城のテラスから私を見下ろす王太子。
国王夫妻もいるけど、王太子の隣には、王太子妃となったあの人はいない。
今日は、二人の婚姻の日だったはず。
婚姻の禍を祓う為に、私の処刑が今日になったと聞かされた。
王太子と彼女の最も幸せな日が、私が死ぬ日であり、この大陸に破滅が決定づけられる日だ。
『ごめんなさい』
歓声をあげたはずの群衆の声が掻き消え、誰かの声が聞こえた気がした。
無機質で無感情な斧が無慈悲に振り下ろされ、私の首が落とされた時、大きく地面が揺れた。
文字数 109,926
最終更新日 2021.12.28
登録日 2021.12.28
私はフェブリール男爵家の次女として生まれた。
名は──もうなんだったか、忘れてしまったけれど。
皆、私を“出涸らし”と呼ぶ──。
姉のローゼリアが聖女として認定されてから、いつしか名前すら呼ばれることなく、家事を一手に引き受けてきた彼女は、お風呂場の掃除中に滑って頭を打ち、前世を思い出した。
「生まれてきて……ごめんなさい……」
涙を流し今世に絶望する彼女は、昔姉に聞いた森に住む怖い魔法使いの話を思い出す。
そして思い至った。
そうだ、来世に期待しよう。──と。
嫌というほど叩かれた。鞭でぶたれた。もう痛いのは嫌だ。
できるだけ痛み無く、楽に、綺麗に来世に行きたい。
彼女は森へと旅立った。噂の悪い魔法使いに、【痛み無く、楽に、綺麗に】来世へ送ってもらうために。
悪い魔法使いと言われる若き公爵オズ・ジュローデルと出会い、彼に【セシリア】という名前をもらい、居場所をもらった彼女は、そこでオズやケットシーの【まる子】、グリフォンの【カンタロウ】と共に、魔法薬茶の薬草を育てながら人々と触れ合い生きていく。
やがて彼女の本当の力が目覚めて──?
出涸らしと呼ばれた死にたがり令嬢と、クールで実はうぶな悪い魔法使いの、ハートフル恋愛ファンタジー。
セシリアの明るい来世は──!?
他サイトでも連載中。
文字数 143,586
最終更新日 2024.04.22
登録日 2024.04.10
チェック男爵家長女のキュリティは、貴重な闇魔法の解呪師として王宮で荷物検査の仕事をしていた。
しかし、ある日突然婚約破棄されてしまう。
婚約者である伯爵家嫡男から、キュリティの義妹が好きになったと言われたのだ。
さらには、婚約者の権力によって検査係の仕事まで義妹に奪われる。
失意の中、キュリティは辺境へ向かうと、極悪非道と噂される辺境伯が魔法実験を行っていた。
目立たず通り過ぎようとしたが、魔法事故が起きて辺境伯の子を身ごもってしまう。
二人は形式上の夫婦となるが、辺境伯は存外優しい人でキュリティは温かい日々に心を癒されていく。
一方、義妹は仕事でミスばかり。
闇魔法を解呪することはおろか見破ることさえできない。
挙句の果てには、闇魔法に呪われた荷物を王宮内に入れてしまう――。
※おかげさまでHOTランキング1位になりました! ありがとうございます!
※ノベマ!様で短編版を掲載中でございます。
文字数 104,212
最終更新日 2023.02.28
登録日 2023.01.31