レトロ小説一覧
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作曲家の惣次郎は重大な欠陥を抱えていた。耳が良すぎて女を抱くことが出来ず、三十過ぎた今も童貞なのである。
(ストーリー重視、性描写はねっとり短めです)
文字数 12,534
最終更新日 2021.10.17
登録日 2021.10.16
文字数 79,161
最終更新日 2022.04.08
登録日 2022.03.08
一九三〇年代、世界恐慌の真っ只中にジャグラーだったロマージュがますます悪くなる社会情勢と共に戦地へと召集され、帰ってきた時にそこに待っていたものは?
文字数 2,311
最終更新日 2022.01.10
登録日 2022.01.10
文字数 56,760
最終更新日 2022.03.31
登録日 2021.12.16
時は大正。
教師でありながら小説を書いていた兵藤は、親友の泉田から愛人の心持ちを確認して欲しいと頼まれる。
小説の掲載等で恩義のあった兵藤は断ることが出来ず、泉田に連れられてとある観光地に赴くことに。
そこで、三味線の芸者である佑月を紹介される。
男でありながらも美しい容姿を持ち、三味線の腕前が逸品な佑月に、兵藤は興味を抱く。
だが、二人の情事を目撃し、佑月からけしかけられた事で、兵藤の心証が一変する。
やめた方が良いと兵藤は泉田を説得しようと試みるも、泉田が聞き入れてはくれない。
そんなおり、忙しさから泉田と疎遠になった事を不安に思った兵藤が、会いに行こうとしたのだが――
文字数 79,532
最終更新日 2021.11.29
登録日 2021.10.10
昭和中期、戦後、東京。
坂上啓は、普段は眼帯で片目を隠して生活している。
常人には見えない不思議な景色を見ないようにするためだ。
書道家の祖父、標文の家から、都内の美術専門学校に通っている。
絵画の師である高梨英介に尊敬以上の想いを寄せるも、自分に自信が持てず、恋心を伝えられずにいる。
見える景色が何を意味するのか、描くことで答えを見つけようとするが、わからない。
その悩みをよそに、啓の描いた油彩画は高い評価を受ける。
ある日、高梨の叔父であり、画廊を営む北原諭介に、啓の絵を画廊に置きたいと商談を持ちかけられる。
啓と同じように右目を隠す北原は、人形の様な美貌を持つ不思議な男だった。
初めは北原を警戒していた啓も、北原の姪、愛子と親しくなる内、徐々に打ち解けていく。
一方、啓の親友、飯田和美の義兄で刑事である飯田無流は、体の一部を切り取り持ち去る連続傷害事件の捜査に奔走していた。
そこに“連続珍猫行方不明事件”を追って聞き込みをする、新聞記者の椎名八重に出くわす。
二つの事件は関係している?
啓の体質と、絵画が示す、事件解決の糸口とは――?
文字数 69,384
最終更新日 2021.10.31
登録日 2021.10.22
目を覚ますと記憶を失っていた天野は、翡翠色の綺麗な瞳を持ちヒスイと名乗る妖怪に助けられていた。
この妖怪は人の記憶を食べる妖怪だったが、天野は既に記憶ないうえに森から出ることも出来ず途方にくれてしまう。
そこで、記憶を取り戻したら幸せな記憶を渡すことを条件に、ヒスイとの共同生活が始まっていく。
そんな最中で、ヒスイの言動に心動かされていく天野。次第に密かに恋心を募らせていくが……
文字数 89,629
最終更新日 2021.04.29
登録日 2021.03.12
いつもの夏。夏菜にとって今年はちょっと違った。
盆踊りの練習帰り、神社にある林から子供のはしゃぐ声が聞こえた。気になった夏菜は翌日、神社に向かう。
するとそこには見慣れない服装に、耳と尻尾の生えた子供が二人いた。
子供達は夏菜の手を引き林の中へ。
そしてそこはあやかしが堂々と住まう現代とはまた違った過去の世界だった。
文字数 42,580
最終更新日 2020.08.16
登録日 2020.07.31
文字数 6,935
最終更新日 2019.10.30
登録日 2019.10.30
文字数 40,458
最終更新日 2019.11.03
登録日 2019.10.01
珈琲杯の憂鬱 (こーひーかっぷのゆううつ)
《カツフエエ・パリス》の常連客「私」は、他の二人組の常連客“K”と“N”を離れた席から観察していた。二人はいつも文学か労働者たちの過酷な現状についてを語り合っていた。そんなある日、ひょんなことから「私」と“K”、“N”は友好関係を築いてゆくが、、、
※ 本作品では、舞台背景の雰囲気を演出するため、わざと一昔前のような表記にしている箇所があります。
例)「いった」→「いつた」
「ような」→「やうな」
「しょう」→「しやう」
「いた」→「ゐた」
「いそいそ」→「いそ/\」etc.
※ 「×××」のように表記した箇所は、自主規制です。
※ 本作品は、あくまでフィクションです。登場するモノは、背景と時代が倒錯していることもあります。
読みにくいかもしれませんが、ご了承ください。
☆本作品は縦書き向けに書いています。アプリ版の縦書きのほうが読みやすいと思いますので、できればアプリ版で読んでいただけると幸いです。
文字数 4,296
最終更新日 2019.03.16
登録日 2019.02.21
今ではあまり見なくなった個人経営のゲームショップ『遊戯大館(あそびたいかん)』。
街の外れにあるこの店に様々なゲーム好きのお客様が訪れます。
ある者は通常プレイをし、ある者は縛りプレイをし、ある者は裏技を使い、またある者は変態プレイや激しい妄想を行いながらゲームを遊ぶ者たち。
ひとつのゲームをとっても楽しみ方は人それぞれで、そこには新たな発見や新たな出会いがあったりします。
笑ったり、楽しんだり、時には悲しんだり、怒ったり。これは『遊戯大館』というゲームショップでゲームを通して巻き起こる群像劇。
世界は救いません。異世界にも行きません。ハーレム、何それおいしいの?
ゲーム好きが集まるファミコンショップ『遊戯大館』、ここに開店―――。
―――あなたなら、このゲーム、どうやって遊ぶ?
文字数 31,758
最終更新日 2018.09.02
登録日 2018.08.26
文字数 3,137
最終更新日 2018.07.04
登録日 2018.07.02
文字数 50,669
最終更新日 2017.10.24
登録日 2017.10.24
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