聖女小説一覧
「アンネリー、お前の家系は既に没落寸前だ……。私との婚約は破棄してもらおうか」
子爵令嬢のアンネリーは没落寸前の貴族出身であり、婚約者の伯爵令息タイクーンにも婚約を破棄される始末だった。
悲しみに暮れていた彼女だが、毎日の日課である教会でのお祈りは続けていく。
そんなある日、アンネリーのおかげで怪我や病気が治ったという者達が続出し始めた。
確かに彼女は、その者達の為に祈ったこともあったが……。
アンネリーは「聖女様」と呼ばれ、市民の間で人気が爆発……その波は没落寸前の我が家の立て直しにも大きく影響するようになっていくのだった。
さらに、毎日賢明に祈っている姿に惚れた侯爵様からの求婚話まで飛び込んできた──。
文字数 9,064
最終更新日 2020.06.29
登録日 2020.06.25
森で育った酪農家の少女が、町へ降り立ち聖女となり、伝説を作り続ける物語。
心優しき少女は、最初は町の人達から疎まれていたが、次第に町の人達に受け入れられ、聖女と称えられ幸せに暮らしていきます。
愉快な仲間たちにより、少女の聖女度合いは加速していきます。
※時々主人公が話中不在になりますが、本人的には他の人たちが活躍しているのでとても満足だそうです。
文字数 71,783
最終更新日 2021.07.29
登録日 2021.07.18
聖女のクロエ公爵令嬢はガブリエル王太子殿下と婚約していた。しかしガブリエルはマリアという幼馴染に夢中になり、隠れて密会していた。
二人が人目を避けて会っている事をクロエに知られてしまい、ガブリエルは謝罪して「マリアとは距離を置く」と約束してくれる。
クロエはその言葉を信じていましたが、実は二人はこっそり関係を続けていました。
その事をガブリエルに厳しく抗議するとあり得ない反論をされる。
「クロエとは婚約破棄して聖女の地位を剥奪する!そして僕は愛するマリアと結婚して彼女を聖女にする!」
「ガブリエル考え直してください。私が聖女を辞めればこの国は大変なことになります!」
「僕を騙すつもりか?」
「どういう事でしょう?」
「クロエには聖女の魔力なんて最初から無い。マリアが言っていた。それにマリアのことを随分といじめて嫌がらせをしているようだな」
「心から誓ってそんなことはしておりません!」
「黙れ!偽聖女が!」
クロエは婚約破棄されて聖女の地位を剥奪されました。ところが二人に天罰が下る。デート中にガブリエルとマリアは事故死したと知らせを受けます。
信頼していた婚約者に裏切られ、涙を流し悲痛な思いで身体を震わせるクロエは、急に頭痛がして倒れてしまう。
――目覚めたら一年前に戻っていた――
文字数 17,031
最終更新日 2021.07.28
登録日 2021.06.17
思わぬアクシデントで異世界に行けるようになった俺、千葉 東季(ハルキ)は、『DY塾』の塾長だ。異世界で出逢った仲間たちと共に、困難を乗り越えながら異世界で塾を開く。
また、現実世界での塾生たちも、剣王・賢者・聖女を名乗り、自らの力を頼りに異世界への冒険に乗り出していく。
これは、2つの交差する世界の中で、謎を解き明かし、迷宮攻略を目指す冒険物語である。
※小説家になろうにも連載中。
※不定期更新します。
文字数 137,149
最終更新日 2018.04.20
登録日 2016.11.23
「婚約を破棄する!」
なぜです!? せめて理由を教えてください!
「こんな女だとは思わなかった!」
誤解です! 私はそんなことしていません!
「彼女の方が素晴らしい!」
どうしてその女が隣にいるの!?
「この国から出ていけ!」
どうして私がこんな目に……!?
愚かな男、醜い女、この世に悪意が尽きることなし。
『私はいったいどうすれば良かったんだろう……』
誰かが絶望に心砕かれた時、どこからともなく現れて、彼女は静かにこう言うのだ。
「ねぇ貴女、やられっぱなしでいいんですか?」
※小説家になろう様でも、月に1度のペースで公開させていただいております。
https://ncode.syosetu.com/n9266hf/
アルファポリス版は最速公開。なろう版は前書きと後書きを使った追記満載です。
お好きな方をお楽しみください。
文字数 379,447
最終更新日 2022.05.29
登録日 2020.09.10
私が婚約することになった王子様は二分の一の確率でツン、もう二分の一の確率でデレるんです。だけど、他の人間に対してはもっとデレる確率は低い。
これってもう溺愛されていると思って間違いないですよね。
婚約を約束した二人のかわいらしい物語です。
文字数 2,051
最終更新日 2023.08.05
登録日 2023.08.05
ネイリスは聖女になる為に学院に通う学生ですが、彼女には婚約者がいました。
婚約者の名はロボリード侯爵、年上の侯爵にいつも翻弄されてばかりのネイリスが
その日も侯爵に呼び出されて行ってみたら婚約破棄を言い渡されました。
文字数 1,584
最終更新日 2021.01.12
登録日 2021.01.12
この世界には太古の昔より七つの禍が存在していた。禍はあらゆる装具に聖女により封印され、七人の者に受け継がれてきた。彼らは「王」を名乗り土地と人を聖女の代わりに統治していた。時に新暦二十三年。聖女希和子の世、嵐の予兆が立ち込んでいた。
文字数 333,165
最終更新日 2024.03.27
登録日 2023.03.07
ファミア・グレースは婚約者に婚約破棄された。
傍らには聖女がいた。
全てを悟ったファミアは、審判の家と言われる実家に伝わるとある石を取り出す──
文字数 1,349
最終更新日 2024.01.01
登録日 2024.01.01
国を滅ぼされ捕虜となった聖女レアは、敵国で丁重に扱われ、身も心も癒されていく。
話し相手と称してやってくる軍人モーゼスは、占領軍司令官ゼイルストラ将軍の側近。
許せるわけはない。
そう思っていたはずなのに……
文字数 5,111
最終更新日 2020.09.06
登録日 2020.09.06
王女。貴族の令嬢。隣国の姫様。王城のメイドさん。学園主席の才媛――。これは俺が頭を撫でたことがある子たちの肩書きです。夢であればよかったのに。俺の仕事って先生じゃなかったか?最近は頭を撫でてばかりいる気がするんだけど……。
まあいいか。
教え子に向けられる全ての悪意を排して、正しい方向へ、陽の当たる方へと導くのが俺の仕事。一緒に歩み、成長を見守っていよう――と、思っていたのだが。
文字数 106,115
最終更新日 2022.09.05
登録日 2022.08.27
アラサー社蓄女子のまりなは、ある日突然大好きな恋愛ゲームと同じ異世界『アルブレア』に『聖女』として召喚されてしまった。でもわたしの知ってるゲームでは『聖女』なんて職業無かったのに……。
でも待って、この世界がゲームとリンクしてるなら、最推しの『救国の騎士マイクロトフ』様に会えるかも…!
わたしは主人公ではないから恋愛フラグは立たないかもだけど、推しの笑顔と死亡フラグ回避の為なら、この余りあるチートな聖女の魔力で魔物討伐を手伝います!
その為にはまず推しと知り合うために、王都の城下町の角でパンを咥えて推しとぶつからなくっちゃ…!って、此処はどこ? お金も装備も持たずに王都までどう行けばいいの⁉
成り上がり聖女サマと救国の騎士のラブコメ。
※自分でも気付いたら修正してますが、誤字脱字、誤用等ご報告いただけるととても助かります。よろしくお願いします※
文字数 8,431
最終更新日 2021.10.13
登録日 2021.10.11
浅はかな決断を今更後悔してる。もう全て遅いのだけれど。
文字数 877
最終更新日 2022.03.22
登録日 2022.03.22
俺、リスト・バノンは「お前の席ねーから」と言われパーティーを追放された。パーティーメンバーを庇って重傷を負い、戻って来たときにその言葉を投げかけられた。
途方にくれながら自宅に帰ると、幼女が家の前に立っていた。
なぜここにいるのか尋ねると、無言で手紙を渡される。差出人は師匠からだった。
この幼女は、聖女の力を持った特別な子で、名はミリアという。詳しい事情は話せないが、しばらく預かってくれという内容だった。
昔世話になった師匠の頼みだし、預かることにした。
ある日、ミリアを狙ってる黒い鎧の集団が家に押しかけてくる。
俺は彼女を守ろうとするが、心臓を剣で貫かれ、致命傷を負う。
死が刻々と迫る中、ミリアが呪文を唱えた。
すると、胸の傷が完治。
さらに身体能力が大幅に向上し、とてつもない力を手に入れる。
その力を使い、俺は黒い鎧の集団をあっと言う間に撃退した。
ミリアに事情を聞くと、【守護騎士任命】という、聖女を守るための守護騎士を任命するという儀式を行なったらしい。
任命されたものは【超回復】や【超人化】など、複数の強力なスキルを得られる代わりに、聖女からは一定距離以上離れられなくなり、さらに、聖女が死んでしまったら自分も死ぬようになる。
俺は守護騎士として、ミリアを守り続けると心に誓った。
文字数 63,586
最終更新日 2019.09.28
登録日 2019.08.01
医療をつかさどる女性を表す聖女と言う言葉。
レンタルというものを借りるという意味の言葉。
つまりレンタル聖女というのは治癒魔術をつかさどる女性をレンタルできるという素晴らしい制度だった。この制度を発表した瞬間たくさんの人がこの制度を利用し始める。
病気で寝込むグレイもその一人だった。
もはや治らないと言われた難病を抱えているグレイは最後のひと時を緩やかに過ごすためにレンタル聖女を予約した。
しかし、レンタル聖女としてきたのはなんとグレイの元カノだったのだ。
これは分かれた直後にレンタルされた、した関係になったグレイのお話だ。
文字数 2,767
最終更新日 2023.08.11
登録日 2023.08.11
地味顔無能聖女なんて必要ないと言われて妹に婚約者を奪われ婚約破棄を告げられ追放された私が国を出た結果
→「お姉様助けて!!」「ナチルダ!!助けてくれ!!元婚約者のよしみで助けてくれ!!」
「ナチルダ!!私はお前の父親だぞ!!助けてくれ!!」
「ナチルダ!!誰が貴女を産んであげたと思ってるの!!助けて頂戴!!」
はぁー、だから言ったじゃないですか。馬鹿馬鹿しい。
あれ程忠告してあげて聞き入れなかった貴方達のような馬鹿はもう知りません。
今更助けてくれと言ってももう遅いっ!!
ざまぁ!!
出会ったイケメン殿方は王太子でした。
今は容姿もよく有能で人格者の王太子に愛されています。
文字数 5,111
最終更新日 2021.08.14
登録日 2021.08.09
どうも、前世日本人(乙ゲーオタク)で異世界に転生した者なんですが……どうやらこの世界の危機を救う為に召喚術を使って聖女様を召喚するらしいです。
はて?召喚されたこの世界では見ない黒髪黒目の少女はーーーどう考えても日本人。
これはもう!これまでに培ったチートを元に手助けをしつつ乙女ゲームで逆ハーレム展開間違いなしの少女を近くで見守るしかない!
そう私は決意したのであった。
*思いついたモノをノリで書いてみたものです。更新かなり遅いです。
*今の所続きを書く予定はありません。H.29.1.4
文字数 6,367
最終更新日 2017.10.01
登録日 2015.11.26
「クリステルはオフラインゲームしかやらないからぁ。
お姉様みたいにオンラインゲームなんてやらないからぁ。
クリステルはゲーム依存じゃないわぁ。
やっぱりゲームはオフラインゲームよねぇ。
オンラインゲームなんかがあるからぁ、勉強しなかったりぃ仕事もしないでひきこもってまで
ゲームするのよぉ。
オフラインゲームならぁ、クリアしたら終わりだからぁ、ゲーム依存になんてならないわぁ」
確かにクリステルは幼い頃は誰も認めるしかない美少女で素材は最高なのです。
が、しかし。
クリステルは幼い頃からろくに寝ないでオフラインゲームをずっとしてきました。
今やクリステルは肌はぼろぼろ荒れ放題髪はぼさぼさふけだらけで臭くて体臭が染み付いた服を着替えもしない。
今ではもう”臭くて汚いオフラインゲーマ少女聖女”と馬鹿にされています。
ざまぁ(笑)
「あらあら、クリステル。貴女は完全にゲーム依存よ」
「ぇぇぇー?クリステルー、オフラインゲームしかやってないもぉん。
オフラインゲームだとぉ、ゲーム依存になんてならないわぁ〜(にちゃあ」
「クリステル、貴女がそこまでゲーム依存じゃないと自称するなら、今まで私が1人で張っていた結界の半分を張ってもらうわよ」
「そんなの簡単よぉ。クリステルはぁ。オフラインゲームしかやらないからぁ。スタミナとか期間限定イベントのために
ゲームしなくてもいいものぉ。
クリステルはぁ、ゲームはぁ、やるべき事をやって余った時間で遊ぶ事ができるわぁ。
クリステルはぁ、オフラインゲームしかやらないからぁ(にちゃあ」
「もしぃ、クリステルがお姉様と同じだけの結界を張れなかったらぁ、どんな罰でも受けてあげるわぁ」
「クリステル。お前は言ったよな。
“もしぃ、クリステルがお姉様と同じだけの結界を張れなかったらぁ、どんな罰でも受けてあげるわぁ”と」
「今までお前の事を甘やかしてきたが、流石に今回ばかりは大目に見る事はできないぞ」
「自分の言葉の責任は取ってもらうぞ」
「コルネリエ、お前には婚約破棄を告げてやる」
「俺様は真実の愛に目覚めた」
「踊らかないで聞いてくれ。コルネリエ、俺様はお前の実の妹のクリステルを愛しているんだ」
「ルーイー!!実の息子といえど!!私様に無断でフリムガ王国第一聖女と婚約破棄した事は不問には出来んぞ!!」
私はオンラインゲームをやっていますが、ゲーム依存にはならず第一聖女の仕事も完璧にこなしているので、
実力主義の隣国の王太子に実力を認められ溺愛されています。
自称病弱な妹に虐げられ毒両親に虐待されてもめげずに
ゲーム依存にならず、健気に努力を欠かさず生きてきて報われました
文字数 2,730
最終更新日 2022.01.04
登録日 2022.01.03
とある辺境の地で母とともに暮らす双子の姉妹。
一見、普通の女の子としか思えない二人だが……?
「どこの世界に単なる貧乏ゆすりで地震を起こす餓鬼がいるんだよ!!」
「何で崩落に巻き込まれておいて身体どころか髪や服にすら傷一つ無いのよ!!」
そう、残念ながら彼女たちは普通ではなかった。
これは、攻撃に特化しすぎている為に異常なほど魔法が効きすぎてしまう脳筋な姉と。
守備に特化しすぎている為にナイフやフォークより重い物は全く持てない馬鹿真面目な妹の。
ほんのり姉妹百合風味なドタバタ冒険譚である。
文字数 1,080,065
最終更新日 2024.05.04
登録日 2020.11.21
婚約者が愛したのはシェーナじゃなかった。
家族が愛していたのも・・・シェーナじゃなかった。
挙げ句に全てを奪われ醜男のもとに嫁がされることに・・・・・・そんなシェーナの前に気まぐれな女神が現れ彼女に奇跡を授ける。
女神より奇跡を授かり王太子と接触するが・・・・・・・・・・・・?!
文字数 25,774
最終更新日 2021.10.29
登録日 2021.10.22
「セリーナ、俺はお前との婚約を破棄する!」
煌びやかな夜会会場の一角で、一人の男が婚約破棄を宣言していた。傍らには、愛らしい見た目をした令嬢ゼパル。男はセリーナの代わりにゼパルと結婚するのだと口にする。
「承知しました」
セリーナは婚約破棄を了承。金輪際関わらない、撤回を認めないという条件を男に突きつける。
喜ぶ男。けれど、傍らにいるはずのゼパルがいない。
(憐れな男ね)
ゼパルと呼ばれていた少女ーーーーオルニアは、会場の外でため息を吐く。
彼女の仕事は男達を騙すこと――――いわゆる『別れさせ屋』だった。
切なる思いを抱えた依頼人のため、名を変え、顔を変え、立ち居振る舞いを変え、今日もオルニアは男を誑かし、婚約破棄を成立させる。
さあ、次は誰を騙そうかな?
そう思っていた時、彼女は第3王子であるクリスチャンと出会うのだがーーーー?
文字数 13,386
最終更新日 2022.05.01
登録日 2022.05.01
聖女リアンは善を愛し、罪を許す心優しき少女であった。
そんな彼女は神の加護により万人の傷を癒し、万人の命を活かした。
しかし、少女は気づいてしまう・・・。
自分の行いが争いを長引かせていることを、その力を利用して私腹を肥やしている人が居ることを、その結果救うべき民が苦しみを受けていることを。
人の悪意に絶望した彼女が加護を拒むと、男たちは彼女を襲おうとする・・・。
デーモンよりも悪魔らしい人間が生み出した地獄の中でリアンに救済はあるのだろうか。
★★
途中からヒロインがやさぐれます。
文字数 8,759
最終更新日 2022.06.04
登録日 2021.10.08
15歳になると神様からスキルが貰えて、農民だった人も剣の達人になれる。
僕。エリオットもそんなスキルに憧れている。
ずっと一緒に暮らしている幼馴染を守るためだ。
ある日、リリアが貰ったスキルは『聖女』。
ちょうど冒険に憧れていたので冒険に出ようとする。
僕もついていこうとするが、僕のスキル『はかいビーム』は高い攻撃力の代わりにしばらく動けなくなるといったクセのあるスキルだった。
でも、スキルがあってもなくても幼馴染リリアは僕が守る。
たったひとりの女の子を守る僕が、いずれ世界を救うことになる。
※『小説家になろう』様、『カクヨム様』、『ノベルアップ+』様にも投稿しております。
文字数 31,160
最終更新日 2021.10.30
登録日 2021.10.18
「──ティカリア。君との婚約を破棄し、聖女の座を剥奪する」
赤髪に金の瞳を持つ、ティカリアは、『希代の聖女』として、神殿に育てられた。
しかし、神殿側が用意した、新たな聖女の出現により、婚約破棄され、追放されてしまう。
そんな彼女は、ひょんなことから、魔王が代々もつという魔剣を抜いてしまい魔剣の主──魔王に選ばれた。
そうして魔王に選ばれてしまった、ティカリアの前に現れたのは、九人の王配候補たち。
果たしてティカリアは、九人の中から、王配を選べるのだろうか。
これは、ティカリアが「救国の聖女」あるいは、「稀代の魔王」と呼ばれるまで。
文字数 5,643
最終更新日 2022.03.22
登録日 2021.12.31
ファーランドの聖女
レンタル有り水源豊かな小国フリーダイルの第一王女アムリットは呪われている。そんな忌まわしい噂のある彼女が妻に望まれ、嫁いだのは、渇水に悩む砂漠の国ヴェンダント……すでに王妃も王太子もいるサージ王だった。
アルファポリス様より全2巻で書籍化済みです。今後は番外編のUPをしていきたいと思っております。
文字数 340,129
最終更新日 2017.11.29
登録日 2017.05.25
これはむかーし、むかーしとある王国にいた聖女様のおはなし。
日課となっている女神への祈りを捧げていた聖女ティナは自分の魔力が消えてしまったことに気づく。
さっそく神官と一緒に婚約者のキース王子に報告すると手のひらを返したようにあっさりと婚約破棄。
すぐさま新しい聖女が用意され、ひとまわり以上歳の離れた隣国の公爵様に政略結婚という名目で
あっという間に追放されてしまう。
旦那様となった公爵様は亡くなられた奥様を忘れることはできないので“愛することはない”と断言される。
そんなティナは癒しの聖女として公爵様になんとか前を向かせようとはりきる。
しかし、メイドのカミラは先の奥様が生きていた頃のルーティンを守れと諌められる。
どうやらこのメイドも公爵様のことを密かに慕っているようで⋯⋯
文字数 6,560
最終更新日 2022.06.04
登録日 2022.06.04
「もうお前らにはウンザリだ! 僕はこのパーティーを抜ける!」
支援術師「ガーフィール」の勝手すぎる脱退により、Aランクのおっさん冒険者「アキラ」のパーティーはピンチに陥る。
最近、支援術師の間では「ざまぁ」からの「もう遅い」で、自分を虐げたり追放してきた仲間を見返すのが流行っていた。
ガーフィールもその流行に乗っかったのである。あろう事か、命に関わるこの状況で。しかもアキラ達はガーフィールを虐げた事などないと言うのに、だ。
支援術師のサポート無しで高難度な領域を進むのは無謀。アキラ達は仕方なくダンジョンからの脱出を試みるが敢えなく失敗。そのまま強力なモンスター達に襲われて全滅してしまう。
だがアキラには秘められた力があった。それは死に瀕した際、自動的に「不死の聖女」に変身すると言うもの。
アキラは究極の身体能力と二つのスキル「生者には死を」「死者には生を」を持つ美少女として復活。死んだ仲間達を蘇らせて「使徒」とし、モンスター達は一撃で粉砕。あっという間に最下層まで踏破し、伝説になる。
一方ガーフィールは様々なSランクパーティーに自身を売り込むも、「仲間殺しの支援術師」と有名になった事で誰からも相手にされなくなってしまう。
※短編です。その後のストーリーは好評であれば連載します。その場合は冒険したりスローライフしたり、女体に対する葛藤とか、ちょっとしたエロ展開とかもある予定です。
文字数 19,207
最終更新日 2021.03.01
登録日 2021.03.01
私はジア王国第二王女のユリフィエ・ジア。
決して聖女様ではありませんわ。
これは魔族討伐と甘い恋物語の序章〜
文字数 1,309
最終更新日 2023.12.02
登録日 2023.12.02
『鬼の監察官』と呼ばれるギルバートは、文字通り鬼のように恐ろしい顔をしており、冷酷で無慈悲な、不正を憎む優秀だが堅物な監察官である。
一方、家族で営むパン屋で働くアンは、平穏な日々を過ごしていたのだけど、ある日別の世界から転生した聖女だということが判明して・・・。
ただのんびり平和に暮らしたいだけなのに、トラブルに巻き込まれてしまうアンと、それを見放せないギルバート。恋を知らない二人の、初めての恋のお話。
文字数 62,540
最終更新日 2023.06.04
登録日 2023.03.03
婚約破棄は勝手ですが、事情を分からずにすると、大変なことが起きるかも?
3部構成です。
文字数 2,233
最終更新日 2020.11.01
登録日 2020.11.01
義妹の言いなりなのは両親だけじゃないのね。
文字数 825
最終更新日 2022.05.15
登録日 2022.05.15
大聖女の息子にして次期侯爵であるディート・ルナライズは義母と義姉に心酔し破滅してしまった。力尽き倒れた瞬間に15歳の誕生日に戻っていたのだ。今度は絶対に間違えないと誓う彼が行動していくうちに1度目では知らなかった事実がどんどんと明らかになっていく。母の身に起きた出来事と自身と実妹の秘密。義母と義姉の目的とはいったい?/完結いたしました。また念のためR15に変更。/初めて長編を書き上げることが出来ました。読んでいただいたすべての方に感謝申し上げます。
文字数 126,493
最終更新日 2022.12.15
登録日 2022.09.11
「クラリッサ、お前に婚約破棄を告げてやる」
「お前は妹のユフィを虐めていただろう」
はぁ~?妹と家族に虐められていたのは私なんですが。
「お前のような馬鹿は婚約破棄聖女の資格剥奪国外追放だ」
あら、本当にいいんですか。
貴方のようなぼんくら伯爵令息がのんびり生きてられたのは
聖女の私が守っていたからなんですけどね。
まぁ、苦しんで死にたいようなのでどうぞご自由に。
私を虐めていた両親と妹も苦しんで死ぬようです。
ざまぁ(笑)
「クラリッサ、お前は本当に素晴らしい能力の持ち主だ」
隣国の王太子は私の能力を分かって正しく評価してくれています。
「聖女としての能力よりも、お前の事を愛している」
元婚約者なんかとは違って本当に私の事を愛してくれています。
私も愛しています。
え?今更戻ってきてくれですか。
戻るわけないじゃないですかばーか(笑)
婚約破棄された私は隣国の王太子に正しい評価をされ愛されて幸せに暮らしているので
絶対に戻りません。
私、幸せです。
両親と妹に虐げられても聖女としての訓練を続けた私にやっと報われる時が来たのです。
馬鹿婚約者と毒家族達も報われて下さい。
自分達がしてきた報いを受けて下さい。
それがどれだけ苦しくてもつらくても、それが報いなのですから。
私には助けようとしても助ける事はできません。
文字数 1,107
最終更新日 2020.12.20
登録日 2020.12.20
幼馴染の王太子アレクサンド殿下から婚約破棄を宣言された聖女のルイーズ公爵令嬢。
「お姉様助けて!彼に一方的に捨てられた!」
泣きつく妹のルイーズを姉のエマは優しく慰める。
「妹が可哀想です!」
溺愛して可愛がっていた妹に同情を誘われた姉はアレクサンド殿下に怒りの抗議をします。
「話が違うでしょ!怒った私が馬鹿みたいじゃないの!」
信頼していた妹に裏切られて姉はキレた。興奮が頂点に達して心が乱れ激しい怒りでいつまでも体が震える。
文字数 16,490
最終更新日 2021.03.16
登録日 2021.02.28