身分差小説一覧
【あらすじ】
特に取り柄がない貴族の娘が、小さい頃になぜか王子と婚約することとなりました。そのきっかけになった、竜にまつわるある意味「呪い」の話。
数年前に別サイトで投稿していたものです。そちらはもう消してあります。
PNも変わってますので、読んだことあるかたはお久しぶりです。
タイトルをちょっと変えて、こちらでも投稿することにしました。
本編50話、短編集として5話あります。完結まで書いています。
恋愛も戦いもあります。数年前の文章なので、今よりもっと拙い表現があります。それでも思い返すくらい、やりきった気持ちでいます。
血の表現や、ちょっと大人なシーンもあるので念のためR15指定としています。
表紙は自作しました。
最後まで読んでいただけたら、幸いです。
文字数 227,181
最終更新日 2023.11.28
登録日 2023.11.01
『勇者のママは今日も魔王様と』の3作目です。
1作目『勇者のママは今日も魔王様と』
2作目『勇者のママは海で魔王様と』
上記2作も公開中です。
ブレイラは魔王ハウストと婚約して王妃になる為の準備を進めていた。
儀礼作法や儀式作法などを学びながら、王妃外交の一環としてハウストの視察に同行させてもらったりする。
しかし神格の存在である三界の王に嫁ぐということは簡単なことではない。普通の人間が魔王の妃になるのは有史時代初のことで、魔界は前代未聞の事態をすんなり受け入れた訳ではないのだ。
そして魔王と勇者も親子関係になることに困惑していた。
そんな中、人間界にある砂漠の都が一夜にして消えてしまった。
この奇怪な現象に人間は恐れおののき、勇者イスラに真相解明を嘆願する。モルカナ国の騒動(※『勇者のママは海で魔王様と』参照)で人間界の人々の間に勇者誕生が正式に知れ渡っていたのだ。
消えた都の謎を追って人間界の砂漠へ行くと、そこに冥界の怪物オークが出現していた。
存在してはならない世界・冥界の影がじわじわと人間界に忍び寄る……。
※タイトルは環(かん)の婚礼と読みます。
※今後ブレイラがハウスト以外に性的に襲われることが多々あります。しかし私はカプ固定派なので最後まで襲われてしまうことはありません。
表紙イラスト@阿部十四さん
文字数 312,332
最終更新日 2022.03.28
登録日 2022.03.12
子爵令嬢アシュリリスは、次期当主の従兄弟の傍若無人ぶりに振り回されていた。
そんなある日、突然「公爵」が現れ、婚約者として公爵家の屋敷で暮らすことに!
屋敷での暮らしに慣れ始めた頃、別の女性が「離れ」に迎え入れられる。
そして、婚約者と「特別な客人(愛妾)」を伴い、夜会に出席すると言われた。
だが、屋敷の執事を意識している彼女は、少しも気に留めていない。
それよりも、執事の彼の言葉に、胸を高鳴らせていた。
「私でよろしければ、1曲お願いできますでしょうか」
◇◇◇◇◇
設定はあくまでも「貴族風」なので、現実の貴族社会などとは異なります。
本物の貴族社会ではこんなこと通用しない、ということも多々あります。
それを踏まえて、お読み頂ければと思います、なにとぞ。
R-Kingdom_4
他サイトでも掲載しています。
文字数 186,033
最終更新日 2023.02.11
登録日 2022.12.19
ピピルは15歳だった一年前、自分が転生した事に気が付いた。しかも前世の記憶では母親よりも歳上の良いお年。今生は長めの人生経験を活用し地道に堅実に安定した人生を送ろうと計画するが、訳もわからぬまま王子の側室候補になってしまう。
見た目よりも多めの経験値と割り切りと要領の良さで順調にやり過ごして行くけれど、肝心の王子に放置され続けて早一年。社交界デビューを卒無くこなしたピピルは怒りを含んだ冷たい視線を感じる。その視線の主こそが……
小説家になろう様でも投稿させて頂いています。
文字数 289,393
最終更新日 2020.12.25
登録日 2020.11.15
聖女として異世界へ召喚された柚子。
けれどその役割を果たせないままに、三年の月日が経った。そして痺れを切らした神殿は、もう一人、新たな聖女を召喚したのだった。
柚子とは違う異世界から来たセレナは聖女としての価値を示し、また美しく皆から慕われる存在となっていく。
ここから出たい。
召喚された神殿で過ごすうちに柚子はそう思うようになった。
全てを諦めたままこのまま過ごすのは辛い。
一時、希望を見出した暮らしから離れるのは寂しかったが、それ以上に存在を忘れられる度、疎まれる度、身を削られるような気になって辛かった。
そこにあった密かに抱えていた恋心。
手放せるうちに去るべきだ。
そう考える柚子に差し伸べてくれた者たちの手を掴み、柚子は神殿から一歩踏み出すのだけど……
中編くらいの長さです。
※ 暴力的な表現がありますので、苦手な方はご注意下さい。
他のサイトでも公開しています
文字数 46,857
最終更新日 2022.04.03
登録日 2022.03.12
「私に忠誠を誓いなさい」
美貌の大魔導士エドヴァルドの言葉に頷いて敗戦国の姫セラフィーナは金の環で繋がれた。
その昔、彼らは大国の姫と敗戦国の捕虜だった。しかし今は立場が変わり、少女は捕らわれの姫に、少年は強国の大魔導士となる。処遇を持て余されていたセラフィーナに忠誠の魔法をかけたエドヴァルドは、彼女を侍従として傍に置く。
使役することでしか想う相手を繋ぎ止められないと思い悩む青年と、青年との繋がりを宝物のように思う少女の心が通うまでの物語。
と、見せかけて、生まれ変わったら今度こそ最愛の師匠に振り向いたもらおうと企んだ腹黒美形魔導士が生前に残した策略に、生まれ変わって不憫な姫になった師匠が見事に落ちていくまでの話です。
・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚
※小説家になろう様、カクヨム様でも掲載しております(別タイトルで掲載しています)
※R15は保険です
※タイトルやっぱり変えました(旧題:前世で育てた一番弟子からの求婚を年齢差を理由にして断ったら生まれ変わっても巡り会う魔法をかけられて、気づいたら逃げ道を塞がれていました。)
文字数 57,685
最終更新日 2022.01.30
登録日 2021.02.28
生まれ変わったらスラムの住民でした。
前世の記憶、まるで役に立たない。
毎日食べることばかり考えているので、他の人のことにまでかまける余裕が無いんですが。
取り敢えずお姫様、頭ハッピーなところ悪いけど、あんたの親父の圧政と税金取り立てをどうにかしてくれないか。
リアルなレ・ミゼラブルにしたいのか。
──生きるのに必要なもの? 運と逞しさだよ!
◇◆◇
作品の転載転用は禁止です。著作権は放棄しておりません。
DO NOT REPOST.
文字数 242,668
最終更新日 2024.01.25
登録日 2023.09.19
平民を理由にいじめられている中学一年生のアルは学校の屋上から飛び降りようとしていた貴族である中学二年生のノアに出会う。魔術が使える世界で起こる出会いを切っ掛けに変わっていく二人の話。
※色々重いです。共依存という言葉にピンと来た方は好きかもしれません。
※最後までピンク色にはなりません。しかも本編でのえっちの描写は無いので期待しないで下さい。まだ無いですが番外編を作るとしたらあるかも。
※なんちゃって異世界。
※語彙力の無さ。
※1日1話更新予定(予定)です。
※よろしくお願いします。
文字数 34,615
最終更新日 2022.01.09
登録日 2021.12.26
男爵令嬢リューズ・グランジェは髪の色が他と違うというだけで不気味だと蔑まれてきた。婚約者にも黒髪は気色が悪いと婚約破棄され、父には災いを招く女だと家から除名されてしまった。
これからどうしようかと迷っていたリューズの元に、かつての学友で隣国の王太子であるクラウスが追いかけてきた。
クラウスは唯一、リューズの黒髪を美しいと言ってくれた男性だった。そしてリューズも、王族で留学生のリューズに分け隔てなく接する優しい女性だった。
婚約者がいなくなり、家から追放されたリューズにクラウスは求婚し、リューズもこの国から連れ出して欲しいと求婚を受ける。
その後二人は国王と王妃になり、末永く幸せに暮らした。
※この小説は他の小説投稿サイトにも投稿しています
文字数 4,836
最終更新日 2022.10.26
登録日 2022.10.26
一夫多妻制のアスカニア大陸での暴力革命による動乱を終結させた『革命戦役』から十七年後。
アレクとルイーゼは、士官学校で人間と亜人の仲間達と共に『二代目ユニコーン小隊』を結成。
アレクは小隊長に、ルイーゼは副官となり、仲間達と共に『トラキア戦役』を戦い抜いて、互いに想いを告げ、愛を誓う。
野心的な侵略国家である列強・カスパニア王国は、国策である『奴隷貿易』の原資である奴隷獲得のため、バレンシュテット帝国の友好国であるゴズフレズ王国へ侵略を開始。
ゴズフレズ王国の宗主国である列強・スベリエ王国は、敵対するカスパニア王国から外洋への出入り口であるゴズフレズ海峡を守るため、従属するゴズフレズ王国へ派兵を決定し、列強であるカスパニア王国とスベリエ王国は、ゴズフレズ王国で『北方動乱』と呼ばれる戦争を始める。
皇帝ラインハルトは、バレンシュテット帝国と列強諸国との直接の開戦は避けつつも、帝国の友好国であるゴズフレズ王国を助けるため、アレク達士官学校の学生達を軍事顧問団としてゴズフレズ王国へ派遣する事を決定。
アレクとルイーゼは、人間と亜人の仲間達と共に再び戦場へ赴く。
物語はここから始まる。
『革命戦役』から十七年後。未だ戦乱の残り火が燻るアスカニア大陸を舞台に主人公達の成長と活躍を描いたオリジナル戦記です。
物語は、皇太子ジークフリート(ジーク:帝国指導層)と、皇帝ラインハルトから懲罰を受け平民扱いとなった第二皇子アレキサンダー(アレク:前線の小隊)の二人を軸に進んでいきます。
アルファポリス様、エブリスタ様、ノベルアップ+様にも掲載させて頂きました。
※第三部
アスカニア大陸戦記 皇子二人(Ⅲ) 世界大戦
※第一部
アスカニア大陸戦記 皇子二人(Ⅰ) 人間と亜人の仲間たち
関連作品
アスカニア大陸戦記 亡国の皇太子
アスカニア大陸戦記 黒衣の剣士と氷の魔女
文字数 256,089
最終更新日 2022.02.28
登録日 2022.01.19
エイゼン国大法官ジャンティの屋敷に住む書生、ジルベルト。ある日、主人であるジャンティが、養女にすると少女リュシイを連れ帰ってきた。
ジルベルトは、少女を半年で貴族の娘らしくするようにと言われる。
少女が持ち込んだ植木鉢の花が半年後に咲いたら、彼女は屋敷を出て行くのだ。
たった半年だけのお嬢さまと青年との触れ合いの物語。
※ 「少女は今夜、幸せな夢を見る ~若き王が予知の少女に贈る花~」「その白い花が咲く頃、王は少女と夢を結ぶ」のその後の物語となっておりますが、読まなくとも大丈夫です。
※ 「小説家になろう」にも投稿しています(検索除外中)。
文字数 85,627
最終更新日 2019.07.07
登録日 2019.07.04
声と記憶をなくしたシェリルには魔法使いの旦那さまがいる。霧が深い渓谷の間に浮かぶ小さな島でシェリルは旦那さまに愛されて幸せに暮らしていた。しかし、とある新聞記事をきっかけに旦那さまの様子がおかしくなっていっていく。彼の書斎から怪しい手紙を見つけたシェリルは、旦那さまが自分を利用していることを知ってしまって……。
記憶も声もなくした少女と、彼女を幸せにするために嘘で包み込もうとする魔法使いのお話。
文字数 22,707
最終更新日 2020.07.11
登録日 2020.07.06
「僕は……他の女性を愛してしまった……」
一年間の聖女修行に行っていたトリエルは、婚約者である第一王子のルカスにそう言われて、婚約破棄されてしまった。
「僕のことは忘れてほしい」
そう言われたトリエルは聖女の力を使い、自分の記憶を破壊する。
記憶をなくしたトリエルが、新たに愛した人とは──
*他サイトにも投稿しています。
文字数 6,946
最終更新日 2023.07.27
登録日 2023.07.27
7歳だったあの日、ラムベルク男爵家の執事の息子ステファンは、薔薇が咲き誇る庭園で女神を見つけた。だが、その女神は、次期当主アドルフの婚約者テレザだった。不幸な経緯で婚約したテレザはアドルフを受け入れられなかった。そのことに苛立ったアドルフはテレザを手ひどく抱き、その行為はどんどんエスカレートしていった。それに気づいたステファンは憤りながらも何もできないまま、時が過ぎていった。ところが、女神を見つけたあの日から二十数年、ある事件をきっかけに彼はテレザを救う手掛かりをやっと得るのだった。
・・・というのが最初の構想上の粗筋だったのですが、6話以降23話ぐらいまではステファンはあまり出てこなくてアドルフのクズ振りが目立つ展開になっています。
この話は、『始まりはデキ婚から』(完結済み)の脇役達が主人公です。時間軸はその話の28年前から始まります:
https://www.alphapolis.co.jp/novel/768272089/741700187
ヒロイン・テレザにとって結末近くまで無理やり系含めた辛い展開(タイトルに*がついている話がR18シーンを含む)とヒロインの夫・アドルフ(実は隠れた主人公?)のクズな振舞いを描写する話が(特に最初のほうで)続きます。もちろん、そのような行為を実際に肯定・促進するものではありません。そのような表現が苦手な方は、ご注意ください。
ムーンライトノベルズでも投稿しています。
『始まりはデキ婚から』で心中してしまったルドルフとアンネの転生後の話『転生令嬢は前世の心中相手に囚われたくない!』も連載しています(完結済み):
https://www.alphapolis.co.jp/novel/768272089/685719048
文字数 80,007
最終更新日 2023.10.12
登録日 2023.04.21
努力家だけど人付き合いが苦手なリエナは周囲から冷血令嬢と呼ばれていた。
対してリエナの唯一の親友である侯爵家令嬢のフィリーネは皆から慕われ、まるで物語のヒロインのようだともてはやされていた。
幼い頃から二人はいつも一緒で、ついには同じ全寮制の寄宿学校へと通うことになった。
そこで出会ったカルヴィンにリエナは初めて恋をした。
しかし、カルヴィンはフィリーネのことが好きなようで───
文字数 48,871
最終更新日 2022.02.22
登録日 2022.02.19
「あなたをもう一度愛してもよいだろうか?」
アニー・フィードは孤児で平民ながら女性騎士として身を立てていた。魔獣の氾濫(スタンピード)の際にはボスモンスターを倒し英雄として称えられてドルリア王国騎士団の隊長へと出世した。隊長として忙しく働いている中、年下の部下であるエイベルと身分差がありつつも恋人としてつきあっていた。
ところがある日、目覚めると二十六歳の鬼隊長と呼ばれていたアニー・フィードはなんと十六歳の可憐な男爵令嬢になっていた。女鬼隊長と呼ばれたアニー・フィードのほろ苦い恋と愛のお話。
(※他サイトにも掲載しております。ゆるやか安心設定)
Unauthorized duplication is a violation of applicable laws.
ⓒえとう蜜夏(無断転載等はご遠慮ください)
文字数 46,875
最終更新日 2023.12.18
登録日 2023.11.30
なんでもない、ただの叶わぬ恋のお話
小説家になろう様でも投稿しています。
文字数 903
最終更新日 2021.05.15
登録日 2021.05.15
「――あなたが欲しかったのはおれじゃない」
身分社会の最下層、混血の不可触民であるモモセは、奴隷商人に捕まったことをきっかけに貴族階級と思しき男、ウルドに買われることになる。彼はモモセを「ずっと探していた」と言い、躊躇うことなく抱きしめた。
ウルドは神から見放され、忌み嫌われてきたモモセを屋敷へ連れ帰り、盲目的に溺愛する。
貴い男を穢す罪の意識と、はじめて求められる歓びに押しつぶされるモモセ。
けれど仔どもは覚えている。運命のあの日、男が倒れ伏すモモセを見て、知らぬ誰をかの名前を呟いたことを――。
十年選手の執着男×恋を知れないケモノ少年の、すれ違い主従もの。
文字数 120,084
最終更新日 2020.11.02
登録日 2020.05.14
人と精霊が共存する世界
精霊達から恩恵を受ける代わりに、精霊達に力を与え護る者は『護り人』と呼ばれ地位を確立している。
護り人を支える者は『運命の乙女』と呼ばれ、彼ら彼女らの協力者は『縁結びの魔女』と呼ばれ、各地に点在している。
物語で言うなら、護り人と運命の乙女は主人公、縁結びの魔女は脇役でしかない。フランカル領に住まう縁結びの魔女、サーラはその事を心得ている。護り人であるジュリオ・フランカルへの恋心は誰にも明かすつもりはない。
そんなサーラの気持ちを弄ぶようにジュリオは今日もサーラを揶揄いにやってくる。
暇なのだろうか。
文字数 31,369
最終更新日 2023.07.07
登録日 2023.05.06
奨学金をもらってバイトをしながら魔術学院で学ぶ少女カティは、ある仕事を持ちかけられる。
それは休暇の間、あるお金持ちの家の坊ちゃん・マティアスの世話係をするというもの。
そのマティアスはいろんな意味で手が早く、おバカで、同級生を殴って魔術学院を休学中との噂で……
でも、カティは大金に目がくらんでその仕事を引き受けてしまう。
ところが実際のマティアスは穏やかで人懐っこく、子犬のようにカティに懐いてくる。
噂は本当なのか? マティアスが抱える問題は? 無事にお金を受け取るために、カティは何をすればいいのか…?
信じられるものはお金だけ!
そんな少女が金と恋を掴むサクセスストーリー⁉︎
※旧タイトル「明日花咲くカタリーネ」
文字数 85,447
最終更新日 2019.05.31
登録日 2019.05.20
平民の孤児でありながら、騎士団に所属するフィンリー。そのフィンリーには、大きな秘密があった。実は女であることを隠して、男として働いているのだ。
騎士団には女性も所属している。そのため性別変更は簡単にできるのだが、彼女にはどうしてもそれができない理由があった。友人であり、片思いの相手であり、何より大切な相棒でもあるローガンと離れたくなかったのだ。
女性にモテるローガンだが、誰かひとりに肩入れすることはない。自分が女であるとわかれば、彼は自分を相棒としてふさわしくないと認識するだろう。
そう考えたフィンリーは相棒として隣に立つことを望んでいたのだが、ある日厄介な任務を受けることになる。それは、男として暮らしているフィンリーが、メイドとして潜入捜査を行うというものだった。
正体と恋心がバレないように必死に男らしく振る舞おうとするフィンリーだったが、捜査相手にさらわれてしまい……。
男として振る舞うちょっと鈍感なヒロインと、彼女を大切に思うあまり煙草が手放せなくなってしまったヒーローのお話。
この作品は、小説家になろう及びエブリスタにも投稿しております。
扉絵は、相内充希さまに作成していただきました。
文字数 8,042
最終更新日 2021.08.06
登録日 2021.08.06
内乱があった時代、国が二つに割れた。
皇帝派と貴族派に分かれた争いは血で血を洗う大きなものになった。
子爵令嬢であったフィーネの家は貴族派の末端。
力のない家は寄り親である家格が上位の家門と同じ派閥に数えられた。
そんな中、皇帝派筆頭のグライア公爵は貴族派の張った罠に陥り重傷を負う。
逃げた先でフィーネと出会い、匿われる事に。
やがて、労役と度重なる増税に苦しんだ民衆まで巻き込んだ争いは皇帝派のトップ帝国の皇太子が勝利を収める事になる。
争いが皇帝派の勝利で終わる頃、フィーネの身には新たな命が宿っていた・・・・。
これはそんなフィーネが一人息子を出産してから公爵と再会し紆余曲折を経て幸せになるまでのお話。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
※この作品は他サイト 小説家になろう でも掲載しています。
感想を頂けた場合、読ませて頂きますがそれに対しての返信は控えさせて頂きます。
荒らし行為や、作品のクレーム等は執筆に支障をきたしますのでご遠慮願います。
誤字脱字は人間なので多少あると思います。報告は優しくお願いします笑 そっと直しておきます。
文字数 47,084
最終更新日 2022.10.25
登録日 2022.10.09
貧乏子爵令嬢のフィリーネはお城に勤めている。
ある日、フィリーネは酔っ払ってしまい、突っかかってきた見知らぬ男性に喧嘩を売ってしまった。翌日、職場に行くとなぜか王太子殿下から呼び出しが……。
呼び出した王太子殿下はなんとなく昨日の見知らぬ男性に似ている気がする。
まさか昨日の失礼な男は王太子殿下だったりしないよね?
フィリーネはクビか死刑かとおびえながら呼び出された部屋に向かう。
誠心誠意謝ってクビや死刑を回避しようとしたら、王太子殿下はとんでもないことを言い出した。
「フィリーネさん。どうかわたしをあなたの下僕にしてください」
「犬でも構いません」
「私と結婚するのはいかがでしょうか?」
全てをお断りすると……。
「まずは下僕から始めて親交を深めなくてはいけませんね」
そんな親交の深め方聞いたことない。
魔道具開発の天才だと言われている王太子殿下はどうやら変態だったらしい。
わたしが欲しいのは平穏ですので放っておいてください。
文字数 68,593
最終更新日 2022.05.30
登録日 2022.01.31
文字数 55,430
最終更新日 2020.02.28
登録日 2020.01.24
つつましく生きて来た貧乏貴族のリジ―。
このたび晴れて決まった勤め先は、なんと第三王子の家庭教師。
(絶対にこの仕事、ものにしてみせる! 貧乏生活脱出!)
強い決意を胸に王子のもとに乗り込んではみたものの、待ち構えていたのはたいへん麗しく、たいへん意地悪な王子様で……
文字数 10,093
最終更新日 2021.01.02
登録日 2021.01.02
【全19話。毎日6時投稿】騎士養成学校に通う商家の次男シリルは、侯爵家長男エディフェルドに片想いをしていた。しかしながら、身分も容姿も才能も不釣り合いであると自覚しているシリルは、自分の気持ちを伝えるつもりはない。
ある日の昼食時、誕生日を間近に控えたエディフェルドが「恋人に『誕生日おめでとう、この先ずっとそばにいる』と言ってほしいかな」と発言したことで、彼の周囲は騒がしくなる。
エディフェルドの恋人になりたい生徒たちを横目に、シリルは「そろそろ、この気持ちに踏ん切りをつけなくては」と考えるようになった。
ところが、エディフェルドは恋人を作る素振りを見せることなく、連日シリルの部屋へと訪れる。
彼を追い返そうとするシリルに、エディフェルドは告げた。「恋人がほしいと言った僕がどうして毎日ここに来ているのか、いい加減、気付いてくれないかな」と。
文字数 54,843
最終更新日 2022.07.09
登録日 2022.06.20
女は強く、男が弱い世界において、それでも強くあろうとした男は血の滲む努力と功績を認められ、国で唯一の男騎士となった。しかし、それは彼にとっては普通の男のように生きること、かわいいお婿さんになるとか、白馬に乗ったお姫様に迎えに来てもらうなどといった無垢な男の夢とは程遠いものになってしまったことを意味する。
しかし、そんな男に恋する姫がいた。
姫は男に言う。
「あなたも十分かわいい男の子よ」……と。
※R18は保険です
文字数 9,418
最終更新日 2022.07.09
登録日 2022.07.07
いけないと知りながら、国の王子と欲望のままになってしまった主人公の女。後悔はしていない。
すぐにその事実は王子の妻の知るところとなるが、全くもってお咎めなし…
ところが、水面下で自分に何かが迫っている事実に、女は全く気づいていない。
文字数 2,723
最終更新日 2023.07.11
登録日 2023.07.11
『太った貴様を愛することはできない! 婚約を破棄させてもらう!』
隣国の姫が太ったからと婚約破棄された知らせを聞き、第二王女のリーシャは焦りを覚える。彼女は絶世の美女として有名だったが、婚約してから美味しい食事を堪能し、太ってしまったのだ。
一方、リーシャの婚約者であるケイネスは、その見目麗しい容貌から、王国中の女性たちを虜にしていた。彼は彼女の事を溺愛してくれていたが、いつか捨てられるのではと不安に感じてしまう。
このままでは彼の隣に立つ資格はないと、リーシャはダイエットを決意する。だが彼女は知らなかった。太ってしまった原因は友人のアンが裏で暗躍していたからだと。
この物語はリーシャがケイネスと共にハッピーエンドを迎えるまでの物語である。
文字数 8,653
最終更新日 2022.05.04
登録日 2022.05.04
王国の花と謳われる美姫シダリーズは、エマンシュナ王国教育局の役員として片田舎のエラデール地方を訪れた。目的はこの地に学校を建てること。ところが、閉鎖的なこの地に味方をしてくれる者はいない。
頼る宛てもなく困り果てたシダリーズのもとへ、名士ギイ・ルマレが現れる。粗野な言動の中に気高さを秘めた、危険な匂いのする男だ。
剛気なシダリーズは顔の広いギイを利用して任務を果たそうとする。しかし――
「報酬なら、あんたがいいな」
ギイは獲物を狩るようにシダリーズに近付いた。
果たすべき使命と初めての恋心のあいだで揺れるシダリーズ。
そしてギイもまた、暗い秘密を抱えていた。
互いに惹かれ合いながら近付けないふたりの、じれったい恋の闘争。
ヒストリカルロマンス・マルス大陸物語〈シダリーズとギイ篇〉
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【作者註】
※〖エブリスタ〗〖ムーンライトノベルズ〗にて同一作品掲載中。内容に相違はありません。
文字数 99,755
最終更新日 2023.03.21
登録日 2023.02.25
私、モエラニア(下っ端貴族令嬢)は乙女ゲームのモブキャラだった!
未来のために何が何でも進学しなければならない。しかし進学できるのはクラスで3人?!
攻略対象の殿下はモエに急接近!
わ、私、モブキャラなのに?!
えっとヒロインは・・・え、攻略対象である殿下の幼馴染とラブラブ・・・
で、殿下!距離近すぎませんか?!
自称モブキャラ下っ端令嬢と一国の王子の学園ラブコメディー開幕!!
文字数 17,244
最終更新日 2022.09.02
登録日 2022.08.31
子爵家の次男と伯爵の妾の娘の恋。貴族の血筋と言えども不遇な二人は将来を誓い合う。
しかし、ヒロインの妹は伯爵の正妻の子であり、伯爵のご令嗣さま。その妹は優しき主人公に密かに心奪われており、結婚したいと思っていた。
このままでは結婚させられてしまうと主人公はヒロインに他領に逃げようと言うのだが、ヒロインは妹を裏切れないから妹と結婚して欲しいと身を引く。
怒った主人公は、この姉妹に復讐を誓うのであった。
※サディスティックな内容が含まれます。苦手なかたはご注意ください。
文字数 50,766
最終更新日 2024.02.15
登録日 2024.01.31
1920年代のフランス(狂乱の時代)をイメージした世界に、烏天狗の少女が魔王の一族の末裔?
ざまぁではない。チートできない。ダンジョン、勇者パーティー、魔王軍幹部、コンビニ、飛行機や催眠アプリが出場無し。悪役令嬢は悪役のまま…だったはず?ミックスアップ群像劇(異世界)物語です。
パラレルワールド要素あり、自己解釈あり。フランス万歳という気持ちが収まらない表現多数。
‐‐‐‐
魔王の一族の末裔の少女が魔王城を継承しているけど固定資産税が滞納し続いているため追い出されかけている。けど彼女が焦らない?彼女はどうやって乗り越えるのか。
文字数 101,462
最終更新日 2024.04.18
登録日 2024.04.17
王都を襲った大地震を予言した少女、リュシイはその後、故郷の村に帰って一人で暮らしていた。
新しく村に出入りするようになったライラを姉のように慕っていたが、彼女に騙され連れ去られる。
エイゼン国王レディオスは、彼女を取り戻すため、動き出した。
※ 「少女は今夜、幸せな夢を見る ~若き王が予知の少女に贈る花~」の続編です。読まなくてもいいように説明を入れながら書いてはいますが、合わせて読んでいただいたほうが分かりやすいと思います。
※ この話のその後を主人公を変えて書いたものが完結しております。「銀の髪に咲く白い花 ~半年だけの公爵令嬢と私の物語~」
※ 「小説家になろう」にも投稿しています(検索除外中)。
文字数 70,331
最終更新日 2019.07.03
登録日 2019.06.29
貴族のお屋敷に仕えているリエルには誰にも言えない秘密があった。それはお仕えするエンデ様には特に知られてはならない秘密。 注意属性:無理矢理
文字数 18,616
最終更新日 2018.03.25
登録日 2017.04.30
※ 前章終了しました! ついに後章突入 ※
元婚約者の王子と私の『心』が入れ替わった!
棄てられた私が、棄てた貴方。棄てた貴方が、棄てられた私?!
よりにもよって、貴方なんて冗談じゃありません!
「君との婚約はなかった事にする!」
婚約者だった第一に王子に、私(リーリア)は婚約破棄を突きつけられてしまう。
しかも、公衆の面前で新しい婚約者の『聖女』を連れてという最悪の形でだ。
これだけでも不幸なのに、汚名を着せられて五日後に処刑まで決定する。
絶対絶命の中、元凶の元婚約者の王子と私の『心』が入れ替わってしまって……
処刑まで残り僅か。このままだと死ぬのはどっち?
私か、私の中にいる元婚約者の王子か。
どちらにしても処刑されるのは、私の体。
そんなの困ります!
ならば、
元婚約者の王子の体を利用して、無実を晴らさせてもらいます!!
元婚約者の視点て処刑回避を目指すうちに、見えなかったものが見えてくる。
謎あり? 戦いあり? 策謀あり? 忘れていた筈の初恋あり?
婚約破棄から始まる入れ替わり物語 開幕中
週 1~2回更新。。一話5000文字程度。
前章を30話程度。後章を同程度。
春ごろには完結したいです。
※複数投稿サイト、またはブログに同じ作品を掲載しております
誤字脱字などもありますが、ご容赦頂けると幸いです。
文章の読みやすさが、やや安定しない時があります。
本作品は必ず完結します。
楽しんで頂けるよう一生懸命書きますので、どうぞよろしくお願い致します。。
文字数 332,285
最終更新日 2019.03.08
登録日 2018.10.06
フィーナ(23)はエイプリル伯爵家のメイド。
伯爵家当主ブラッド(35)は王立魔術院に勤める魔術師。
フィーナも魔術師だけれど、専門高等学校を事情で退学してしまったため、魔術院に勤務する資格がない。
兄が勝手に決めた結婚話から逃れるため、フィーナはずっと憧れていたブラッドと結婚することに。
「結婚しても夫婦の行為は求めない」と言われたけれど……。
大人紳士な魔術師伯爵と自己評価低い魔術師メイドの契約結婚。
※「魔術師令嬢の契約結婚」スピンオフ。キャラ被ってますが、前作を未読でも読めると思います。
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西洋風異世界。電気はないけど魔道具があるって感じの世界観。
魔術あり。政治的な話なし。戦いなし。転移・転生なし。
三人称。視点は予告なく変わります。
完全なR18シーンは★だけです。
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※ムーンライトノベルズ様にも掲載中。
※スピンオフ「魔術契約士の契約再婚」も公開中。
シリーズ一覧は近況ボードにまとめてあります。
文字数 24,199
最終更新日 2021.11.04
登録日 2021.11.04