田舎小説一覧
文字数 3,081
最終更新日 2019.05.04
登録日 2019.05.04
守らなければならない村の『しきたり』
惣領息子様と呼ばれる『玉彦』
そして隔離された村という領域のなかで巻き起こされる『奇々怪々』
中学一年生の比和子は、母親の出産、父親の海外出張のため、夏休みの間だけド田舎にある祖父の家で過ごすことに。
この祖父の家がある村は、日常茶飯事に不可思議な出来事が起こる。
村民に敬い畏れられる名家の、ちょっと世間に疎いおかっぱ頭の惣領息子『玉彦』と出逢ったことで、ド田舎で過ごす人生最大の退屈な夏休みは忘れられないものとなる。
※完結まで予約投稿済です。
※今作品はエブリスタでも掲載しています。
完結特集や現代ファンタジージャンル一位を獲得させて頂いております。
出版社主催『ボーイミーツガール大賞』最終選考作品。
文字数 133,423
最終更新日 2021.05.12
登録日 2021.04.17
文字数 353
最終更新日 2022.04.03
登録日 2022.04.03
事故で母を失ったコタは、叔父の太一に引き取られた。
これまでとはまるで違う環境で暮らすうちに、コタは次第に太一に惹かれてゆく。
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『叔父さんとのおまけ』以降のお話
連載終了後に、太一とコタの一夜の物語を書き下ろしました。
想いが通じあって数日後の小噺です。
太一とコタが恋人になって数日、大きなベッドが届いた。
──一緒に寝ていて良いんだよね?──
コタは疑心暗鬼ながらも太一の部屋を訪れた。そして、めくるめく一夜が始まる。
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文字数 10,011
最終更新日 2023.05.19
登録日 2022.03.09
目つきが悪く何かとトラブルに巻き込まれる主人公シュンは、あこがれの先輩ミナに告白するがあっけなく失恋する。ミナには実は恋人がいた……のは仕方ないとしても、問題は相手がどうみても小学生なこと。気を取り直して田舎にこもり勉強に専念しようとするシュンだったが、物の怪の類いや政府のお役人さんまで現れてやはりトラブルに。しまいには例の小学生までやってきて……。水辺で展開するほのぼの系?ファンタジーです。
文字数 18,621
最終更新日 2020.03.22
登録日 2020.03.22
男に山ん中に置き去りにされちゃったんだよあたし!
でもでも優しいおばーちゃんが助けてくれた(涙
文字数 6,548
最終更新日 2022.01.18
登録日 2022.01.18
両足がなんとか収まる程の狭い防波堤の上。両手を広げて歩く。風に靡いた髪の毛。真夏。午後六時半。ピンク色の空。薄くたなびく雲。この一瞬がすごく好き。この道をひたすらに歩いて自分のものにしていたい。唯一これだけは私のものでいさせて。
文字数 675
最終更新日 2022.04.07
登録日 2022.04.07
主人公は救世主と呼ばれ、がむしゃらに怪物を倒し続けてきて15年、ある日気づいてしまった。とても疲れていることに。いったい何のために働いているのか。何もできないと感じて途方に暮れているところに、"自分の村に来ないか"という誘いを受ける。その場から逃げ出したかった主人公はその提案に…。
読み切りで、そこまでの起承転結はなし。※小説家になろう、ノベルアップ+にも投稿しています。
文字数 6,515
最終更新日 2020.06.20
登録日 2020.06.20
あんたも変わり者だな。確かに不思議な話だけど、わざわざ取材をしてまで纏めたい話か?いや、別にいいさ。嫌なわけじゃない。弟を忘れたくないしな、ん?だってよく言うだろう。人は二度死ぬ、一度目は肉体で二回目は忘れられた時だって。あんたが話を聞いてくれるっていうなら、きっと弟も喜ぶ、かもしれないしな。ああ、じゃ、始めようか。あ、ちょっと待ってくれ。線香をあげたいんだ。あんたもしてくれ、きっと喜ぶだろうよ。甘えん坊だったからな。
文字数 7,365
最終更新日 2024.05.02
登録日 2024.04.29
愛する王子に婚約破棄を言い渡されたエレインは、貧乏な家を建て直すために悪役令嬢を演じ続けた。
その結果、悪評が元婚約者の耳に入り、国外追放されてしまう。
田舎でスローライフを楽しんでいたエレインは、それでも元婚約者の王子のことを忘れられずに苦しんでいた。
そこへ、ある騎士がエレインの支えとなり、告白・プロポーズをしてくれる。
しかし元婚約者のことを忘れられずに、答えが出せないエレイン。
そんなある日、元婚約者から国に戻ってこいという書状がエレインの元に届いたのだった──
同じタイトルで全く違う内容の作品を書いています。
【A】は王道バージョン、【B】のこの小説は変化球バージョンです。
読み比べた方は、どちらがお好みだったかを教えてもらえると嬉しいです♪
文字数 16,917
最終更新日 2022.03.30
登録日 2022.03.30
「──大丈夫です。私、八月三十一日に、寿命で消滅しますから」
人付き合いが苦手な高校生・四宮夏月が引き取ったのは、”白波”と名乗る祖父の遺産、余命一ヶ月のバーチャル・ヒューマノイドだった。
遺品整理のために田舎の離島へと帰省した彼は、夏休みの間だけ、白波のマスターとして一つ屋根の下で暮らすことに。
しかし家事もままならないポンコツヒューマノイドは、「マスターの頼みをなんでも叶えます!」と、自らの有用性を証明しようとする。夏月が頼んだのは、『十数年前にこの島で遊んだ初恋の相手』を探すことだった。
「──これが最後の夏休みなので、せめて、この夏休みを楽しく過ごせたら嬉しいです」
世界規模の海面上昇により沈みゆく運命にある小さな離島で、穏やかに消滅を迎えるヒューマノイドは、”最期の夏休み”をマスターと過ごす。
これは夏の哀愁とノスタルジー、そして”夏休みの過ごし方”を描いた、どこか懐かしくて物悲しい、狂おしくも儚い夏物語。
文字数 139,927
最終更新日 2023.10.28
登録日 2023.01.12