日常小説一覧
かわいい弟ならわかるけど、まさか自分が誘拐に巻き込まれるとは!
道を歩いていた光は強烈な痛みと共に目覚めると誘拐に巻き込まれ監禁されていた。言葉も通じず、一緒に監禁されていた少年と無事に帰るため生活していた。しかし、誘拐犯の目的は身代金でもなんでもなくて。
その後、生き延びた光は変な家に住む文官と出会うが……。
自分がどうしてここへやって来たのか。どうやったら帰れるのか。試行錯誤しながら生活していくお話です。
ヒカリには辛いこともありますがいいこともあります。ほのぼの兼シリアスという感じです。
文字数 13,247
最終更新日 2024.03.19
登録日 2024.03.19
仕事で心を病んで会社を辞めてしまったお兄さん。第二の人生を歩むため、1匹のラガマフィンの子猫を人生の転換として飼い始めた。
甘えん坊で鈍臭く、一つ一つの行動にメロメロになって行くお兄さん。
このまま、他所の家と何ら変わらない、仲良く猫と暮らす日々を送るのだろうと思ってた。
しかし、この子猫には、お兄さんにしか見せない不思議な能力を持ち合わせていた。
これは、第二の人生を歩むお兄さんと、大好きな飼い主ことお兄さんを支えようとする1匹の猫の物語である。
キャラクター情報
ヨリくん。(0歳)
ラガマフィンの男の子。
色は、ブルータビー色。
ある日突然、猫の姿から猫耳ショタに変身できる様になり、世間からヨリくん正体を隠すため、お兄さん以外、家族でさえも秘密にしている。
近所の人に見られた時は、猫耳ショタのコスプレが大好きな親戚の子供として広まっている。
ヨリくんに取ってお兄さんは、パートナー兼、弟分であり、お兄さんの事が大好き過ぎて今では、"ライク"よりも"ラブ"な状態である。
普段の姿は、お兄さんと意思疎通が取れる猫耳ショタになっている日が多く、猫の姿で過ごす時は、自らゲージで寝る時、狭い所に入る時、お兄さん以外の人が家に居る時くらいである。
更に猫耳ショタの時は、お兄さんと遊んでお話をしたり、お兄さんと同じ物を食べたり、どさくさに紛れてお兄さんにセクハラしたりするなど、普通の猫では考えられないキャットライフを送っている。
大好きな玩具は、表向きは普通の猫じゃらしだが、本当はお兄さんの股下にぶら下がっている猫じゃらしが、お気に入りである。
しかし、狙ってしまうと絶対に怒られてしまるため、狙う時は慎重かつ重要な案件としてタイミングを伺っている。
お兄さん(28歳)
ヨリくんのご主人。
前職で心を病んでしまい、Web小説家へと転身。数年間の修行も虚しく、未だに収益化に至らず、蓄えた貯金で食いつないでいる。
愛猫のヨリくんに少し甘く、ヨリくんを実の弟の様に可愛がっている。
ヨリくんの耳と尻尾を触る事に幸福を感じている。
特に、ヨリくんが猫耳ショタの時は、耳をハムハムしながら尻尾を触り、そのまま屈服させては、情けなくメス顔を晒すヨリくんを観察したいと願う変態でもある。
身長175cm
体重非公開
黒髪短髪
どこにでもいる青年である。
ちなみに、ヨリくんを無意識にイケナイ子にしている元凶である。
文字数 34,570
最終更新日 2024.03.19
登録日 2024.01.18
母子家庭で育った俺は、母と妹から虐げられて育った。搾取子という言葉を知ったのは、中学のときだ。何度も、離れようとしたけど離れられず、虐げられたまま一生を終えるのかと思っていたある日、妹が爆弾発言をした。
「あたしィ、異世界に移住できるのォ!」
剣と魔法の世界ミーヌスラジア。獣人やエルフとか魔人とかいて、魔法の力で同性でも子供ができるから同性婚とか当たり前らしいけど、そんなことは重要じゃない。一親等以内の家族は全員移住が原則だけど、うまくやれば、家族から離れられる!? なら、行くしかないじゃないか!
俺は、魔法で髪と目の色を変えてもらい、名前も変えて、ミーヌスラジアで新しい人生を送る!
そう息巻いた俺に、さらなる幸運が。たまたま買った宝くじが大当たり。当選金はなんと10億!
贅沢をしなければ一生遊んで暮らせそうな金額だけど……え? スキルが買える? ……買います!
これは異世界に移住して、飲食店開業という夢をかなえる俺の話。
夢にも思わなかった、パートナーと出会って幸せになっちゃう俺の話。
文字数 47,187
最終更新日 2024.03.19
登録日 2024.01.10
少年には何もない。あるのは明確な親への反抗心。
それゆえに家を飛び出し、逃げた先はとある喫茶店。
彼はそこで一目ぼれをする。
この出会いは彼にとって素晴らしいものなのか、それとも・・・
文字数 5,907
最終更新日 2024.03.19
登録日 2024.03.15
うつ病になったWEBライターの私の、日々感じたことやその日の様子を徒然なるままに書いた日記のようなものです。
今まで短編で書いていましたが、どうせだし日記風に続けて書いてみようと思ってはじめました。
うつ病になった奴がどんなことを考えて生きているのか、興味がある方はちょっと覗いてみてください。
少しでも投稿インセンティブでお金を稼げればいいな、なんてことも考えていたり。
文字数 100,917
最終更新日 2024.03.19
登録日 2023.08.28
75歳のおじいさん「ひろし」は思いもよらず、人気VRゲームの世界に足を踏み入れた。おすすめされた種族や職業はまったく理解できず「無職」を選び、さらに操作ミスで物理攻撃力に全振りしたおじいさんはVR世界で出会った仲間たちと大冒険を繰り広げる。
この作品は、小説家になろう様とカクヨム様に2021年執筆した「VRおじいちゃん」と「VRおばあちゃん」を統合した作品です。
前作品は同僚や友人の意見も取り入れて書いておりましたが、今回は自分の意向のみで修正させていただいたリニューアル作品です。
(小説中のダッシュ表記につきまして)
作品公開時、一部のスマートフォンで文字化けするとのご報告を頂き、ダッシュ2本のかわりに「ー」を使用しております。
文字数 145,345
最終更新日 2024.03.19
登録日 2024.01.29
午後10時、Vdolと呼ばれる動画配信者である幽幻ゆうなによる怪奇語りの配信が行われる。リスナーからの投稿だったり体験談だったり、日常の中に突然遭遇する怪奇にまつわる話を送り届ける。そこそこの人気を集めているが、リスナーの誰もが想像もしていないし考察もしていない。語られる話のどこまでが空想でどこまでが現実なのかを。やがて現実と怪奇の境目が曖昧になっていき、現実は脅かされていく。他でもない、幽幻ゆうなを中心として。
※他のサイトでも公開中ですが、アルファポリス様が最速です。
文字数 138,920
最終更新日 2024.03.19
登録日 2024.01.07
王都で育ての親で師匠と慕う薬師と暮らすソフィア・ローレン(愛称:ソフィー)は薬師試験に落ちて目標だった薬師の夢を一度は諦める。だが実技試験にミスがあったことが判明し、筆記試験の成績を考慮した救済措置でソフィーは追加合格となり念願だった薬師になる。
晴れて薬師にになれたソフィーだが規則で5年間は自分の薬局を持つことはできずしばらくは師匠の店で修業をつもりだった。しかし田舎の小さな村に新規出店するという師匠から『僕の店に雇われた薬師』と言う体で新規開設する薬局を任されることになる。
師匠が新たに薬局の開設を決めた場所は薬局のない小さな村。ソフィーはその村に赴き、村長の孫であるエドや薬草採集者のアリサと共に薬局経営を始める。
他サイト様(カクヨム・小説家になろう)で公開済作品になります。
文字数 2,652
最終更新日 2024.03.19
登録日 2024.03.17
小説家・深見小夜子の深夜ラジオは「たった一言で世界を変える」と有名。日常のあんなことやこんなこと、深見小夜子の手にかかれば180度見方が変わる。孤独で寂しくて眠れないあなたも、夜更けの静かな時間を共有したいご夫婦も、勉強や遊びに忙しいみんなも、少しだけ耳を傾けてみませんか?安心してください。このラジオはあなたの『主観』を変えるものではありません。「そういう考え方もあるんだな」そんなスタンスで聴いていただきたいお話ばかりです。『あなた』は『あなた』を大事に、だけど決して『あなたはあなただけではない』ことを忘れないでください。
さあ、眠れない夜のお供に、深見小夜子のラジオはいかがですか?
文字数 78,886
最終更新日 2024.03.19
登録日 2024.01.24
文字数 85,559
最終更新日 2024.03.19
登録日 2023.12.30
かつて、この大陸には魔界軍と戦う二人の英雄がいた。青いドラゴンに乗って空を駆けるドラゴン乗り「空の英雄ジアン・オルティス」と、白黒斑毛の小さな馬に乗る騎士「地上の英雄レイ・ホートモンド」だ。
地上の征服を企む魔界軍に立ち向かう彼らのおかげで、今日もこの国は守られている。
……誰もがそう信じていた。
しかし、その平和は長く続かなかった。魔界軍に止めを刺すべく出陣した遠征軍が消息を断ち、ついに誰一人として帰って来なかったのだ。
大草原遠征の指揮を取っていた二大英雄はたちまち「逃げ出した英雄」という汚名に染まり、二人を失った地上は、再び魔界軍の脅威にさらされることとなる。
――あの遠征から四年。
人々の記憶から英雄の存在が薄れつつある今、一人の青年に大陸の運命が託されようとしていた。
文字数 215,013
最終更新日 2024.03.19
登録日 2023.07.05
霧の海を流れて、見知らぬ港町に辿り着いた一人の女。赤い長髪、青白い顔、砂だらけの白いワンピース、毒々しい紅を引いた唇という異様な出で立ち。唯一持っているのは装飾を施された貝殻と中に入っている美しい紅。海岸の波打ち際で微睡み、意識を波に浚われて、その間に奪われた品物の行方を追い町に足を踏み入れる。物腰柔らかな装飾技師のギャリアーや喫茶店の面々、警備隊と出会い、流れ者は寄る辺を見つける。
文字数 94,777
最終更新日 2024.03.19
登録日 2024.03.03
平凡な社会人だった飛鳥はある日友人と共に異世界に飛ばされてしまう。しかも友人は少年になっていたのに対して、自分はなぜか少女になっていた。慣れない少女の体や少女としての扱いに動揺したり、異世界での環境に流されながらも飛鳥は元の世界、元の体に戻るべく奮闘していく。
文字数 40,389
最終更新日 2024.03.19
登録日 2024.03.16
時は平成の初め頃。
牧雄の前から突然姿を消した幼馴染の少女・彰子。
小さい頃から病弱だった彰子は牧雄にとっては愛おしくて守るべき存在だったのに。
【ご注意】第2章以降はDV、虐待、モラハラ等を想起させる場面が含まれます。元々は第1章だけで完結していた作品なので、ストレス耐性の弱い方は第1章までで止めていただいても結構です。
文字数 38,342
最終更新日 2024.03.19
登録日 2024.03.03
スラム育ちの悪ガキがいつものようにスリをしたら相手は異世界転生したソロ冒険者だった。どうやら盗んだ物は大事なものだったようでしつこく追いかけてくるが、スラムで育った俺の速さを舐めるなよ!
撒いてやると思ったけど、どれだけ逃げても先回りしてきて捕まる寸前盗んだ物を投げ返しなんとか逃げられた。だけど、それからつき纏われて何だかんだと冒険者と一緒に旅をすることに。買い物?盗めばいいだろ、計算?なんだそれ、生き残るためならなんだってやるさ!俺は一人で生きられるんだ、だから構ってくるんじゃねぇ!
本当に外の世界を見せてくれるのか?一緒に行っても良いんだな?やった!一緒に色々な場所見て周ろうぜ!綺麗な場所や見たことの無い生き物が沢山いる場所に行ってみたいな!
スラムの悪ガキで盗人が冒険者と出会った事で、人として成長しベテランのシーフにまで成り上がるドタバタ成り上がり冒険譚。冒険者と旅をして、多くの人と出会い経験を積んだ彼はやがて・・・・
文字数 583,910
最終更新日 2024.03.19
登録日 2023.10.01
誰にでももう一度会いたい人と思う人がいるだろう。
俺がもう一度会いたいと思うのは親友の妻だ。
そう気がついてから毎日親友の妻が頭の片隅で微笑んでいる気がする。
仕事も順調で金銭的にも困っていない、信頼できる部下もいる。
妻子にも恵まれているし、近隣住人もいい人たちだ。
傍から見たら絵に描いたような幸せな男なのだろう。
だが、俺は本当に幸せなのだろうか。
日記風のフィクションです。
文字数 133,109
最終更新日 2024.03.19
登録日 2023.10.22
2024/2/22~隔日更新
大学生の里織は、友人が寒そうだからとスカーフを首に掛けた途端、過呼吸で倒れてしまう。
里織はある日思い出した前世の記憶のせいで、首回りに何か触れるのを極端に恐れるようになったのだ。
スカーフだけでなくタイやマフラー、ネックレスはてはハイネックのセーターや服の襟さえも里織を苦しめる。
前世の自分の亡くなり方のせいで……
大学の担当医からあるクリニックを勧められた里織。そこは「前世記憶障害症候群」を専門に扱う病院だった。
医師は言う「あなたの健全な生活を取り戻しましょう」と。そして里織の語る前世での出来事を紐解いていく。
文字数 25,634
最終更新日 2024.03.19
登録日 2024.02.22
不運な男が死んだ。ただそれだけのはずだった。
三途の川で手続きをするだけだったのに、なぜか異世界に行く事になってしまった。
ギャンブルあり、ガチャあり、くじ引きありの世界で、不運な男は手にした幸運で生きていけるのか?!
文字数 41,242
最終更新日 2024.03.19
登録日 2024.03.15
はじめまして、兼業主婦のウサギと申します。
日々、フリフリ逃げる2歳と4歳の可愛い桃尻を追いかけています。
(8/9にチュー助3歳、9/1に犬助5歳になりました)
桃尻の持ち主は2才のチュー助、4才のイヌ助です。
子ども達の話がメインですが、夫のクマ太郎も登場します。
徒然ならないままに幼児二人のいる家族で過ごす日々を書き記してみようかと思いました。
落ち込んだ自分が読み返したときちょっと笑って、元気になれる内容を目指したいです。
正直な話し自己満足であり、それ以上ではないので、豆腐よりも柔らかいメンタルを削るような感想は辛いです。
以前、誹謗中傷のような感想を別サイトでもらって以来、筆をおいていました。
そのため、いい感想も悪い感想も貰わずに趣味の範囲で書きたいと思っています。
目標は毎日更新です。
文字数 327,479
最終更新日 2024.03.19
登録日 2023.02.07
文字数 68,414
最終更新日 2024.03.19
登録日 2022.08.17
――――――――――――
田舎で育った年の離れた兄弟2人。父親と母親と4人で仲良く暮らしていたが、ある日弟が行方不明に。
父親は何故か警察を嫌い頼ろうとしない。
大事な弟を探そうと、1人で孤軍奮闘していた兄はある不可思議な点に気付き始める。
――――――――――――
よろしくお願いします。
文字数 86,312
最終更新日 2024.03.19
登録日 2024.02.10
麻雀好きな女子高生が様々な仲間やライバルに出会い切磋琢磨していく様を彼方流本格戦術を交えて表現した新感覚の麻雀小説。
全ての雀士の実力向上を確約する異端の戦術が満載!
笑いあり涙ありの麻雀少女ファンタスティック青春ストーリー!!
第一局【女子高生雀士集結編】
第二局【カオリ覚醒編】
第三局【付喪神編】
第四局【プロ雀士編】
第伍局【少女たちの挑戦編】
第六局【規格外の新人編】
第七局【新人王編】
第八局【運命の雀荘編】
第九局【新世代編】
第十局【激闘!女流リーグ編】
第十一局【麻雀教室編】
第十二局【雀聖位編】
第十三局【支援編】
第十四局【師団名人戦編①】
第十伍局【師団名人戦編②】
第十六局【決勝戦編】
文字数 131,177
最終更新日 2024.03.19
登録日 2024.03.02
精霊は契約した相手の前でのみ、自らの本性をさらけ出すことができる。
本性をさらけ出すことのできない精霊は「揺らいで」いき、「揺らぎ」が限界を超えると自身が司る何かに多大なる損害を与えてしまう。
これを問題視した精霊たちは、彼らの契約相手の候補として人間に目をつけた。
人間を精霊の契約相手にするためには、人間を彼らが住む「存在界」から精霊の住む「精霊界」へ移住させる必要がある。
移住を促進するため、精霊たちは何ヶ所もの「精霊界移住相談所」を設立した。
「ケルークス」はそのような「精霊界移住相談所」のひとつに併設されるカフェである。
存在界から精霊界への移住は無期限の片道切符。一度移住すれば戻ることはできず、永遠に精霊界で過ごすことが求められる。
あなたはこの移住にチャレンジしますか?
※本作品はフィクションです。実在の人物、団体、法規制、および事件等とは関係ありません。
※本作品は、ノベルアップ+様でも同様の内容で掲載しております。
※毎週火曜20:40更新予定です。
文字数 382,498
最終更新日 2024.03.19
登録日 2022.07.05
番外編更新日 3/19 『11月11日』全2頁
*時系列的には『縁(1) トリセツ』の前あたりです。
番外編更新 2/10 『妻に近づくための幾つかの注意事項』全1頁
1/22 番外編『縁』全2頁
1/8 番外編『━━ 順 ━━』全1頁
*時系列的には『咲く花、散る花』の前の話です。
令和6年 1/1 番外編 『新たな人生』全1頁
12/17 番外編 『パルフェタムールの夜』全3頁
12/4 番外編 『咲く花、散る花』 全4頁
-本編大まかなあらすじ-
*青木みふゆは23歳。両親も妹も失ってしまったみふゆは一人暮らしで、花屋の堀内花壇の支店に勤めている。花の仕事は好きで楽しいが、本店の事務を任されている二つ年上の林香苗に妬まれ嫌がらせを受けている。嫌がらせは徐々に増え、辟易しているみふゆは転職も思案中。
林香苗は堀内花壇社長の愛人でありながら、店のお得意様の、ヤクザ組織も持つ惣領家の当主・惣領貴之がみふゆを気に入ってかわいがっているのを妬んでいるのだ。
そして、惣領貴之の懐刀とされる若頭・仙道京司朗も海外から帰国し、みふゆが貴之に取り入ろうとしているのではないかと疑いをかけ、みふゆは自分の微妙な立場に悩み始める。
11/11更新内容
*199. (2)
*200. ロンド~踊る命~ -17- (1)~(6)
*エピローグ ロンド~廻る命~
本編最終回です。200話の一部を199.(2)にしたため、199.(2)から最終話シリーズになりました。
以降は思いついた時にぽちぽちと番外編を載せていこうと考えています。
※この物語はフィクションです。実在する団体・企業・人物とはなんら関係ありません。架空の町が舞台であり、現在日本国内には存在しない形の建物等が出てきます。
現在の関連作品
『邪眼の娘』更新 令和6年1/7
『月光に咲く花』(ショートショート)
以上2作品はみふゆの母親・水無瀬礼夏(青木礼夏)の物語。
『恋人はメリーさん』(主人公は京司朗の後輩・東雲結)
『繚乱ロンド』の元になった2作品
『花物語』に入っている『カサブランカ・ダディ(全五話)』『花冠はタンポポで(ショートショート)』
文字数 480,380
最終更新日 2024.03.19
登録日 2021.07.04
フィリア・マグシフォンは子爵令嬢らしからぬのんびりやの自由人。自然の中でぐうたらすることと、美味しいものを食べることが大好きな恋を知らないお子様。
そんな彼女も18歳となり、強烈な母親に婚約相手を選べと毎日のようにせっつかれるが、選び方など分からない。
「どちらにしようかな、天の神様の言う通り。はい、決めた!」
こんな具合に決めた相手が、なんと偶然にもフィリアより先に結婚の申し込みをしてきたのだ。相手は王都から遠く離れた場所に膨大な領地を有する辺境伯の一人息子で、顔を合わせる前からフィリアに「これは白い結婚だ」と失礼な手紙を送りつけてくる癖者。
けれど、彼女にとってはこの上ない条件の相手だった。
「白い結婚?王都から離れた田舎?全部全部、最高だわ!」
夫となるオズベルトにはある秘密があり、それゆえ女性不信で態度も酷い。しかも彼は「結婚相手はサイコロで適当に決めただけ」と、面と向かってフィリアに言い放つが。
「まぁ、偶然!私も、そんな感じで選びました!」
彼女には、まったく通用しなかった。
「なぁ、フィリア。僕は君をもっと知りたいと……」
「好きなお肉の種類ですか?やっぱり牛でしょうか!」
「い、いや。そうではなく……」
呆気なくフィリアに初恋(?)をしてしまった拗らせ男は、鈍感な妻に不器用ながらも愛を伝えるが、彼女はそんなことは夢にも思わず。
──旦那様が真実の愛を見つけたらさくっと離婚すればいい。それまでは田舎ライフをエンジョイするのよ!
と、呑気に蟻の巣をつついて暮らしているのだった。
※他サイトにも掲載中。
文字数 138,080
最終更新日 2024.03.19
登録日 2024.01.31
大学卒業後、新卒で一般企業に入社、
2年目くらいで奨学金を一括返済、
パンデミックを経て貯金に目覚め、
紆余曲折を経てポイ活やNISA、株主優待など色んなものに手を出してみた20代後半OLの備忘録
株ガチ勢では無いのでなにとぞ温かい目で見守ってあげてください。
文字数 26,838
最終更新日 2024.03.19
登録日 2024.01.15
文字数 9,324
最終更新日 2024.03.19
登録日 2023.12.03
ディジー・エステランドは、人よりも羊の数が多い田舎の領地に住む伯爵家の娘である。
とはいっても名ばかりで、父はほぼ農家。
母は庶民。兄も弟も、そしてディジーもうまれてこのかた領地を出たことがない。
舞踏会にも行ったことがなければ、他の貴族にも会ったことがない。
チーズをつくり牛の乳を搾り、羊の毛を刈って生きてきた。
そんなエステランド家に、ダンテ・ミランティス公爵閣下から婚約の打診の手紙が届く。
氷の公爵と呼ばれる、うまれてから一度も笑ったことがないと評判の男である。
断ることもできずに了承の返事を送ると、半年後迎えに行くと連絡が来る。
半信半疑でいたディジーだが、半年後本当に迎えが来てしまう。
公爵家に嫁いだディジーに、ダンテは言う。
「俺は君を、愛さない……こともない……ような、気が、するような、しないような……!」
――って、どっちなんですか、旦那様!?
文字数 155,025
最終更新日 2024.03.19
登録日 2024.03.17