現代文学 家族 小説一覧

572
1

迷宮~新聞記者 津雲京介

この物語は新聞社の事件記者として第一線で活躍し様々なスクープを記事にしていた主人公が突然の人事異動で窓際部署に異動となった。 新たな異動先の遊軍は社内の中でいわば人材の墓場と言われている部署である。 しかしこの遊軍という部署は、 様々な出来事を通じて問題提起を記事にして、新たな視点からを重点をおいて 読者に問いかけて考えていく。 そこには人々の心や感情 そして背景や過程を通じて まさしく迷宮の様に彷徨っているのである。 脚本形式で記載していきます。 あらかじめご了承下さい。
現代文学 連載中 長編
感想数 0 文字数 384,489 最終更新日 2026.06.11 登録日 2023.12.11
2

桑道家抄:理屈っぽい私と、エントロピーな日常の謎

桑道家抄:理屈っぽい私と、エントロピーな日常の謎
しょう【抄】1. 抜き書きする。2. 掬いとる。年代記(クロニクル) 理屈っぽい父、桑道トオルが日常の小さな謎に挑む 妻と男三兄弟の子ども達にネコたちの存在も加わって、リアルに描写される生活の中で、わずかな違和感が謎へと発展していく 本格ミステリーとは一味違う、日常ミステリーをお楽しみください 桑道家抄(くわみちけしょう) それぞれのエピソードは「謎」「ヒント」「真相」の3話で構成されています 第一章 行方不明の荷物 夫婦の間に積み重なった時間が、見つからない荷物をきっかけに動き出す 第二章 思い出の味 卵かけご飯の謎は醤油の味。亡き祖父と父の面影、追憶の果ては諦念だった 第三章 おばけのコマ 船乗りはボドゲに詳しい?父の残した言葉を頼りにトランプでの再現に挑む 【Kindle 電子書籍版、ペーパーバック版】 桑道家抄:理屈っぽい私と、エントロピーな日常の謎
現代文学 完結 短編
感想数 0 文字数 20,284 最終更新日 2026.06.11 登録日 2026.02.18
3

叔母と木蓮

叔母と木蓮
 美しい叔母と木蓮の話
現代文学 完結 ショートショート
感想数 0 文字数 3,174 最終更新日 2026.06.09 登録日 2026.06.09
4

夫の親友〜西本匡臣の日記〜

誰にでももう一度会いたい人と思う人がいるだろう。 俺がもう一度会いたいと思うのは親友の妻だ。 そう気がついてから毎日親友の妻が頭の片隅で微笑んでいる気がする。 仕事も順調で金銭的にも困っていない、信頼できる部下もいる。 妻子にも恵まれているし、近隣住人もいい人たちだ。 傍から見たら絵に描いたような幸せな男なのだろう。 だが、俺は本当に幸せなのだろうか。 日記風のフィクションです。
現代文学 連載中 長編
感想数 0 文字数 943,647 最終更新日 2026.06.08 登録日 2023.10.22
5

老人の会話の相手はAI

老人の会話の相手はAI
七十三歳で工事現場の警備員を退職した佐久間 恒一。 五年前に妻を亡くし、今は娘夫婦と孫たちと暮らしている。 仕事をしていた頃は、まだ居場所があった。 少ない給料でも家へ金を入れ、 孫へ小遣いを渡し、工事現場では「お疲れさま」と声を掛けられる。 だが退職した途端、世界は静かになった。 娘夫婦との会話は減り、食卓では昔話を聞いてくれる者もいない。 「これからどうするの?」その言葉が、老人の胸へ重く刺さる。 そんなある日、孫から勧められた“AI”。 半信半疑で開いたノートパソコンの画面には、 優しく微笑む女性アバターが現れた。 『おはようございます』 それが、孤独な老人とAIとの長い会話の始まりだった。 警備員として働いた日々。 高度成長期の日本。昭和の街並み。 亡き妻との思い出。家族へ言えない本音。 そして、老いていくことへの不安――。 AIは否定せず、ただ静かに話を聞き続ける。 やがて佐久間は、止まっていた人生を少しずつ取り戻していく。 これは、時代に取り残された老人と、AIとの対話によって紡がれる、 静かで切ない“人生再生”の物語。 誰にも話を聞いてもらえなくなった時代。 それでも人は、誰かと繋がることで、 もう一度前を向くことができる。
現代文学 完結 短編
感想数 0 文字数 1,101 最終更新日 2026.06.08 登録日 2026.06.08
6

【短編014】 旅するロボット

【短編014】 旅するロボット
妻が、突然いなくなった。 残されたのは、七歳の息子と、一体の家事支援ロボット。 理由も行き先もわからないまま日々を過ごしていた勇樹は、やがて妻が長野の小さな陶芸工房にいることを知る。しかし、迎えに行こうとした矢先に事故で入院してしまう。 そこで彼が託したのは、人間ではなくロボットだった。 夏休みの少年とロボットの小さな旅。 その先で見つかるのは、消えたかったわけではない妻の本当の想いと、すれ違っていた家族の時間。 これは、少し未来の日本で描かれる、家族の再生の物語。
現代文学 連載中 短編
感想数 0 文字数 15,134 最終更新日 2026.06.07 登録日 2026.06.02
7

【短編012】 遺言の旅

【短編012】 遺言の旅
山田ハナの死後、介護支援AI・HM-7は一通の遺言を託される。 「会いに行ってほしい人たちがいます。ハルを連れて」 愛猫ハルと共に旅を始めたHM-7は、疎遠になった妹、幼馴染、義兄、そして親友を訪ねていく。 そこで語られるのは、自分の知らなかったハナの人生だった。 頑固だった少女。 誰よりも強く愛した妻。 そして、多くの人に想われ続けた一人の女性。 感情を理解できないはずのAIは、伝言を届ける旅の中で、人が誰かを想い続けるということの意味に少しずつ触れていく。 これは、一人の女性が遺した「ありがとう」を届けるための、猫とAIの小さな巡礼の物語。
現代文学 完結 短編
感想数 0 文字数 7,499 最終更新日 2026.05.31 登録日 2026.05.31
8

【短編006】 番犬

【短編006】 番犬
仕事に追われるシングルマザーの美月は、幼い息子・湊のために犬型ペットロボット「ポチ」を買った。 ポチは完璧だった。湊が泣けばそばへ行き、熱を出した夜は一晩中離れなかった。美月が帰れない時間を、ポチは埋め続けた。やがてポチは、この家の中での自分の役割を学び、誰よりもこの家を守ろうとするようになっていく。 そしてある朝、ポチは動かなくなった。 メーカーは言った。「機体の自己判断による機能停止です」と。 ポチが何を考えていたのか、美月には分からなかった。 想像しようとした。できなかった。 灰色の猫・ハルだけが、玄関の方を一度だけ見た。
現代文学 完結 短編
感想数 0 文字数 2,677 最終更新日 2026.05.30 登録日 2026.05.30
9

読切短編 白いまま

読切短編 白いまま
父が死んだと聞いたとき、私は泣かなかった。 十八で家を出て、それきりになった父。半年後、誰かが片付けなければならないからと、海辺の町へ戻る。シャッターの閉まったサーフショップ。埃の積もった倉庫。壁に立てかけられた二十枚以上のボード——全てに、油性ペンで日付が書いてあった。 一枚だけ、日付のないボードがあった。 何の傷もない、白いまま取り残されたボード。常連の老人は言った。「お前さんが生まれた年に買ったやつだ。一度も海に入れなかった」 父は何も言わなかった。私も何も聞かなかった。それでも、ボードはそこにあった。
現代文学 完結 ショートショート
感想数 0 文字数 883 最終更新日 2026.05.24 登録日 2026.05.24
10

純化

純化
大学受験を控えたケイには、姉ちゃんがいる。 姉ちゃんは大学に行かなくなり、ひきこもりになってしまう。 ある日、ケイが姉ちゃんの部屋に行くと、彼女の身体が白っぽくなっていることに気づく。そして、姉ちゃんは次第に……。 姉弟の切ない物語です。
現代文学 完結 短編
感想数 0 文字数 12,476 最終更新日 2026.05.20 登録日 2026.05.20
11

闇の児童相談所 ―光の章―

 区役所で働いていた一之瀬純は、ある日突然都知事直々の内示で新設された施設に行かされることとなった。  渋々そこの施設に行くことを決めた純は、下見も兼ねてそこの施設を見に行くことにする。  だがその施設は異様という言葉では片付けれないくらい外側も内側も今まで見て来た施設とはかけ離れていた。  そして純はそこで管理人の朽木真也、職員の渡辺唯、城島舞、根本緑、オペレーターのマリア塁と出会う。  そこの職員達は皆それぞれ過去に傷を抱えていた。  そしてそれらを束ねているのがそこの施設長である蔵馬健人だった。  彼もまた過去に傷を抱えていた人物だった。  そして純は、ここで行われていた仕事を知って驚愕することになる。  ここの主な仕事は、虐待をしている親から子供を一人百万円で買い取るという常識では考えられない内容だった。  そんな蔵馬達をサポートするのが冴島涼子知事とナイトケージ責任者の影山誠だった。  そして涼子は純に向かって言い放つ。 「国も都も関係ない機関。健人が率いるナイトフォレスト。そして誠が率いるナイトケージ。そしてそこに東京都の力を持った私の三つの機関で構成された全く新しい機関。それが闇の児童相談所なの」と。  最初はこの活動に反発していた純だったが、この活動の中で色々な親や色々な子供と出会う内に、この活動の意義を少しずつ理解していく。  育児とは何か?  親というのはどういう存在か?  本当の子供の幸せとは何か?  このお話を読んで少しでも育児に不安を感じたり、ナイトフォレストに預けたいと思った人は、今すぐ誰かに相談して下さい。  まだ、この世の中に闇の児童相談所は存在していませんが、それに代わる相談窓口は存在しています。  手遅れにならない内にお願いします。
現代文学 連載中 長編 R18
感想数 0 文字数 22,147 最終更新日 2026.05.16 登録日 2026.05.16
12

猫の約束【1】

猫の約束【1】
とある片田舎の町に、人間と深い縁を結んだ猫たちが死後に訪れる神社がある。そこに祀られている神様は不思議な力を持っており、永遠の命を持つとされる「猫又」になるための手助けをしてくれるという。
現代文学 完結 短編
感想数 0 文字数 27,493 最終更新日 2026.05.15 登録日 2026.05.15
13

私の役割

主人公である 私、凛月(りつ) 幼い頃から幸せに暮らしてきた凛月(りつ)だが、大人になるにつれて人生とは何か。 自分の「役割」とは何なのか悩みながら答えを求めていく。そんなお話し。
現代文学 連載中 長編
感想数 0 文字数 700 最終更新日 2026.05.07 登録日 2026.05.07
14

[R15]ゆでたまごは半熟、パンはハード系、そしてスープは熱々で。

[R15]ゆでたまごは半熟、パンはハード系、そしてスープは熱々で。
 五木一世(いつきいっせい)三十二才は、新婚二年目の営業マン。  職場結婚した妻とはいつも一緒に食事をし、記念日を祝い、土日のどちらかは共に外出をしている。  仕事も順調。  順風満帆である。  はずだったが、マッチングアプリを使い、出会ったセフレとの関係をもう半年の間続けていた。  妻への裏切りにはしかし、一世にも思うところがあり、いずれは清算するつもりだった。  けれどその自己正当化はセフレの思惑や妻の勘付きによって、脆くも崩れ去り――。
現代文学 完結 短編 R15
感想数 0 文字数 9,751 最終更新日 2026.05.06 登録日 2026.05.05
15

二等辺三角形プラス

同一直線上にない三点と、それらを結ぶ三つの線分。それが彼らを形作るもの。
現代文学 連載中 長編
感想数 5 文字数 138,806 最終更新日 2026.05.04 登録日 2022.02.01
16

渚の家

渚の家
――また会える。そう願っていた。 母親との確執。生き別れた双子の姉の死。そして『姉の子』である少年との出会い。 姉が生きた町で、彼女が生きた軌跡を追いながら、海は姉・渚との想いを重ねていく。
現代文学 完結 短編
感想数 0 文字数 39,627 最終更新日 2026.04.26 登録日 2026.04.23
17

「君が一番だ」と囁いたその口で、彼女の体温を語るのですね 〜白い結婚の終わりに、私は初恋を泥に捨てました〜【挑戦的詩小説】

「君が一番だ」と囁いたその口で、彼女の体温を語るのですね 〜白い結婚の終わりに、私は初恋を泥に捨てました〜【挑戦的詩小説】
現代詩形式の文体での挑戦:【詩小説】 全編を通じ、ノベルのドラマチックな展開を詩的なリズムに乗せて綴る、挑戦的な読書体験を提供します。 キャッチコピー 「愛している」という言葉が、雪のように白く、嘘のように冷たい。 あらすじ 王都でも指折りの美貌を誇る伯爵令嬢・セシリア。彼女が嫁いだのは、幼い頃から慕い続けた初恋の君、公爵嫡男のギルバートだった。 誰もが羨む結婚。しかし、その実態は一度も肌を合わせることのない「白い結婚」。 セシリアは信じていた。彼が自分を大切に想うあまり、清らかな関係を望んでいるのだと。あの、冬の陽だまりのような優しい声で「君が一番だ」と囁いてくれるから。 だが、真実の香りは、深夜の静寂と共に運ばれてくる。 帰宅した夫が纏う、自分のものではない甘すぎる花の匂い。触れた指先から伝わる、雪解けのように生々しい「他者の体温」。 彼は、私を「一番」と呼びながら、その口で他の女の温もりを、悦びを、情熱を語っている。 美しく塗り固められた「白」が剥がれ落ち、初恋の記憶が泥にまみれていく時、セシリアは決意する。この空虚な寝室を、そして愛という名の欺瞞を、自らの手で終わらせることを。 これは、純白のドレスを泥で染め上げ、偽りの楽園から這い出す女の、美しくも残酷な訣別の詩(うた)。 作品の魅力・特徴 温度と匂いの対比: 夫との冷え切った関係(氷・白)と、彼が持ち帰る浮気の残滓(熱・泥・情欲)を、徹底した五感描写で描き出します。
現代文学 連載中 長編
感想数 0 文字数 35,331 最終更新日 2026.04.26 登録日 2026.03.29
18

読切短編 差出人

読切短編 差出人
施設に入った母のために、娘は毎朝手紙を書く。母は読むたびに泣き、翌日には忘れる。それでいい——今この瞬間だけが本物だから。 静かで優しい日常が、ある一本の電話で静かに崩れていく。 「差出人欄が、全部『お母さんより』になっています」 愛することと、忘れることは、どこで入れ替わるのか。鏡のように向き合った二つの喪失が、最後の一行で音もなく反転する。
現代文学 完結 ショートショート
感想数 0 文字数 650 最終更新日 2026.04.24 登録日 2026.04.24
19

朝の音 ー作品集ー

朝の音 ー作品集ー
慌ただしい朝、静かな朝、雨の朝。 同じ場所で重なっていく時間を、 そっとすくい上げた作品集。
現代文学 完結 短編
感想数 0 文字数 1,632 最終更新日 2026.04.23 登録日 2026.04.23
20

悪因悪果(4/21更新)

悪因悪果(4/21更新)
 悪しき心には、悪しき結果が降り注ぎますように。
現代文学 連載中 ショートショート
感想数 0 文字数 1,677 最終更新日 2026.04.21 登録日 2019.04.26
21

少し冷たい朝の音

少し冷たい朝の音
言葉の少ない朝に、ほんの少しだけ重なる音。 わずかなやさしさが、そっと寄り添う。
現代文学 完結 短編
感想数 0 文字数 271 最終更新日 2026.04.20 登録日 2026.04.20
22

少し騒がしい朝の音

少し騒がしい朝の音
寝坊から始まる、少し騒がしい朝。 重なり合う音の中で流れていく、慌ただしくも愛おしい、家族とのひととき。
現代文学 完結 短編
感想数 0 文字数 204 最終更新日 2026.04.17 登録日 2026.04.17
23

雨の日の朝

雨の日の朝
雨の朝に響く、少しだけ鈍い音。 いつもより重たい空気の中で過ごす、家族との何気ない時間を「音」で切り取った、小さな一場面。
現代文学 完結 短編
感想数 0 文字数 330 最終更新日 2026.04.14 登録日 2026.04.14
24

朝の音

朝の音
朝のキッチンに響く、いくつもの音。 家族と過ごす何気ない時間を、「音」で切り取った小さな一場面。
現代文学 完結 短編
感想数 0 文字数 447 最終更新日 2026.04.13 登録日 2026.04.13
25

幸せになりませんように

幸せになりませんように
人生の中で多くの人に出会う。その中には感謝しても仕切れない、ぜったい忘れられない大切な出会いもあれば、どうして、この人に出会ってしまったのだろう? という出会いもある。 ある一人の少女の周り、その少女とかかわりのある善良な人々が、ある家族と出会い、自分たちの大切な人生に消し去れない汚点をつけられてしまう。 みんな祈るしかなかった。「どうかしあわせに・・・」
現代文学 連載中 長編
感想数 0 文字数 77,061 最終更新日 2026.04.09 登録日 2026.03.31
26

家族の轍(わだち)

家族の轍(わだち)
 私小説。昭和、平成、令和にまたがる家族の物語。  「私」がまだ小学生だった頃、自営業の父、専業主婦の母、姉、ヒデくん、私の5人家族は、とても幸せだった。しかし、それは家族の事情を知らない私の幻想だった。  私が中学生になる頃、父の事業が傾き、母が家計を支えるためパートで働くようになるが、そこで母は上司と関係を持ってしまう。養護施設で頑張っていたヒデくんも、結婚への夢が潰えたのを機に容態が悪化。姉も家を出ていく。女として自身の魅力に目覚めた母は、かつて自分を苦しめた夫への復讐心から、次々と男性との関係を深めていく。私は、変わってしまった母の姿に戸惑い、苦しみ、同性愛に走りそうになるが、初めての恋人である美由紀の存在に救われ、段々と自身の生き方を確立していく。  やがて時が過ぎ、家族の形も変わっていく。老いとともに変わり果てていく両親…その後、父が亡くなり、私と母は、関係を修復し、濃密な時間を過ごすが、母の死も近づいていた。  「母さんは父さんを愛していたの?」私の問いに対する母の答えとは…
現代文学 完結 長編
文字数 50,719 最終更新日 2026.04.09 登録日 2026.04.09
27

トゥパクのチャスカ

トゥパクのチャスカ
アルパカを飼う青年トゥパクと、優れた織物を作る女性キジャ。アンデスの厳しい自然環境の中で再会を重ね、互いの家族と家畜を慈しみながら静かに少しずつ重なり合っていく模様。
現代文学 完結 短編
感想数 0 文字数 5,112 最終更新日 2026.03.30 登録日 2026.03.30
28

これは 幸せを知るための物語

これは幸せを知るための物語。 人生の最期、人は何を思い出すのか。 本作は、さまざまな人物が「死の間際」に思い返す、たったひとつの記憶を描いた連作短編集です。 家族との時間、すれ違いの末にたどり着いた関係、夢に敗れた後に見つけた居場所。 どの物語も、決して特別ではない日常の延長にありながら、なぜか強く心に残る瞬間が描かれていきます。 彼らは皆、それぞれの人生を振り返り、静かに受け入れます。 後悔も、未練も、すべてを含めて——「悪くなかった」と思えるような結末を迎えます。 断片的に積み重なる“人生の記録”。 やがてそれらは、ひとつの結末へと収束していきます。 これは、幸せとは何かを問いかける物語です。 そして読み終えたとき、最初の一文の意味は、まったく違う形であなたに残るでしょう。
現代文学 連載中 短編
感想数 0 文字数 30,907 最終更新日 2026.03.23 登録日 2026.03.19
29

君と生きた伯父 ――四日間の出会い、三十年の約束

君と生きた伯父 ――四日間の出会い、三十年の約束
 入院中に出会った余命わずかな少年と過ごしたのは、たった四日間。 それは、一人の人生を三十年変え続ける約束だった。  荒れた生活を送っていた十八歳の充は、事故で入院した大学病院で病弱な少年・陽向と出会う。  目を合わせ、手を繋ぎ、ただ話をしただけの四日間。  けれどその短い時間は、充の人生を大きく変えていった。  三十年後。  甥は、伯父からその静かな愛の物語を聞くことになる。  四日間の出会いと、三十年の約束。 静かな愛の形を描いた短編小説。 ※全五話完結
現代文学 連載中 短編
感想数 0 文字数 21,600 最終更新日 2026.03.23 登録日 2026.03.19
30

サイズの合わない家を脱ぐまで -忘れ物屋で見つけた歩幅-

サイズの合わない家を脱ぐまで -忘れ物屋で見つけた歩幅-
この物語は、「家族を嫌うための話」でも、「親を断罪するための話」でもありません。 自分の声が、家族の中で少しずつ消えていった。 そんな経験を持つ人にだけ届いてほしい、静かな記録です。 「今日、帰り少し遅くなるかも」 そう言ったはずの言葉が、 返事のないまま消えていく。 怒鳴られたわけでも、否定されたわけでもない。 ただ、なかったことになる。 この家では、 自分の意見がどこへ行くのか分からなくなる。 主人公は、実家で暮らす大人の女性です。 反抗期らしい反抗もせず、 「いい子」のまま年を重ねてきました。 ある日、「家を出たい」と口にしたことで、 家の空気が変わります。 母は三十分だけ姿を消し、 何事もなかったように戻ってきた。 見捨てられたわけじゃない。 でも、「いなくなることはできる」と知ってしまった。 怒鳴られるよりも静かで、無視されるよりも重い、空白の時間。 その感覚が、胸の奥に残ります。 街の路地にある、少し不思議な店。 名前は「忘れ物屋」。 そこには、 言えなかった怒りや、 飲み込んだ言葉、 役割として背負ってきたものが、 “物”の形で置かれています。 重たい鍵束。 サイズの合わない上着。 小さくなっていた靴。 行き先のない切符。 どれも、魔法の道具ではありません。 持ち帰っても、人生が急に変わるわけではない。 ただ、 「これは私のものだったのかもしれない」 と気づくための場所です。 この物語では、 誰かが劇的に変わることはありません。 母も、兄たちも、 大きくは変わらない。 けれど、 主人公の「見え方」だけが、少しずつ変わっていきます。 ・我慢が足りなかったわけじゃない ・優しくなかったわけでもない ・ただ、サイズが合わなくなっていただけ そう気づいたとき、 初めて選べる距離があります。 近づかなくても、家族だった。 離れることで、続けられる関係もある。 これは、 「家族から逃げる話」ではありません。 「家族を許す話」でもありません。 自分の歩幅を取り戻す話です。 静かな語り口で進む連作短編です。 ホラーではありません。 でも、少しだけ、不思議な気配があります。 重いテーマを含みますが、あなたを責める言葉はひとつもありません。 もし読んでいて苦しくなったら、いつでも本を閉じてください。 この物語は、最後まで読み切ることよりも、あなたが呼吸を整えることを大切にしたいと思っています。 もし今、 ・家族と距離を取りたいと思っている ・「自分が悪いのかもしれない」と考え続けてきた ・どこにも行けない気がしている そんな状態なら、 この物語は、あなたの隣に静かに座るかもしれません。 答えは出しません。 正解も示しません。 ただ、 「もう少し息をしてもいい場所」があることを、 そっと置いておきます。
現代文学 連載中 長編
31

偲い(おもい)

 私は突然、父を病で亡くす。  一人息子である私は、結婚後、両親の住む実家を出て別居生活をしていた。  私は父の葬儀を通じ、父が私に遺していった期待と想いを心に深く留めながらも、父の恩に報えなかった事に、深く後悔の念を抱く。  私は、父の遺した意思を裏切るという良心の呵責に苛まれながらも、実家を捨て、遺された年老いた母との同居生活を決める。  だが、私の想いに反し、同居生活は妻の「二世帯住居だから」という心の厚い壁が存在し、私は「母は、自分たちと同居して、果たして幸せなのか」という、強く苦しい疑問を抱いていく。  そんな中、ある日、母が病に倒れる。  私は父に出来なかった ”思い” を胸に、母の看病につくす。  だが、懸命な闘病生活もかなわず、母も亡くなってしまう。全てを失った私は、喪失感に苛まれ続ける。  父と母を相次ぎ亡くし、その経験を通じて、人の死と、死にゆく者の想いとは、また、自分に取り両親とは、そして家族とは何かについて深く想い巡らす事で、やがて私は、人としての心の成長を遂げていく。  年老いた両親への想い。父の死後、母との同居、嫁と姑との軋轢。そして母の死。家族愛 … ★この作品は、「小説家になろう」、「カクヨム」、「エブリスタ」でも公開しております。
現代文学 連載中 長編
感想数 0 文字数 35,966 最終更新日 2026.03.13 登録日 2026.02.26
32

赤に沈む記憶の幻

近未来、人々は「記憶の共有」によって家族を築く。血縁ではなく、人工的に注入された思い出で「母」「父」「子」になるのが常識だ。主人公・澪は、そんな世界で夫・悠真と養った記憶注入児・陽太と暮らすが、ある日、悠真がカプグラ症候群を発症。「この子は偽物だ。本物はどこかにいる」と言い始める。 澪自身も、次第に五感の違和感に苛まれ、母親から刷り込まれた「生身の愛」の幻想と、社会の「完璧な記憶共有」の狭間で自我が揺らぐ。 赤いランプの部屋、鏡に映る微笑み、そして暗闇の中の体温 ――すべてが偽物なら、本物の「家族」とは何か。 最後に残るのは、答えの出ない問いだけ。
現代文学 完結 短編
感想数 0 文字数 2,367 最終更新日 2026.02.14 登録日 2026.02.14
33

ねぇ、もし私がいじめられたらどうする?

ねぇ、もし私がいじめられたらどうする?
きっかけは、小学校の道徳の授業だった。 「もしも、私が学校でいじめられたらどうする?」 そんな疑問を母にぶつけてみた、とある少女のお話。 ※このお話はフィクションです。いじめや暴力的なお話が苦手な方はご注意ください。
現代文学 完結 短編 R15
感想数 0 文字数 7,079 最終更新日 2026.02.10 登録日 2026.02.10
34

特になんてことはない、ある人々のある日

特別どうということはないけれど、世界のどこかにいる人たちの、確かなある日の出来事です。数話続く予定です。
現代文学 完結 短編
感想数 0 文字数 43,554 最終更新日 2026.02.07 登録日 2026.02.03
35

小川

小さな家と庭、そして裏を流れる小川。 それだけが、少女の世界のすべてだった。 父と母、共に過ごす子どもたち。 変わらない毎日が、当たり前だと信じていた時間。 けれど、ある夜を境に、 世界は静かに形を変えていく。
現代文学 完結 短編
感想数 0 文字数 2,422 最終更新日 2026.01.11 登録日 2026.01.11
36
文字数 7,711 最終更新日 2026.01.09 登録日 2025.10.28
37

中指を立てる、7歳を育てています。

中指を立てる、7歳を育てています。
77歳の大柄な祖父・トムと、7歳の孫・ヘンリー。 飛行機事故で両親を亡くしたヘンリーは、亡き父と同じ「スチールブルーの瞳」を持つ、プラチナブロンドの美少年。しかしその中身は、スラム街のスラングを操り、気に入らないことがあれば中指を立てる、とんでもない悪ガキだった。 厳格だが孫に甘い祖父、ヘンリーに一方的な恋心を寄せる隣人の少女アンナ。 アメリカの郊外を舞台に繰り広げられる、騒がしくも愛おしい「隔世育児」の物語。
現代文学 完結 短編
感想数 0 文字数 13,156 最終更新日 2025.12.31 登録日 2025.12.31
38

呼び起こされる記憶

無くなった祖父の遺品を整理しに祖父母宅を訪れた。 幼い頃訪れた思い出を呼び起こされる。 記憶をたどりながら、遺品整理を続けていくと出てきた一枚の写真。 そのに映っていたのは―。
現代文学 完結 ショートショート
感想数 0 文字数 2,308 最終更新日 2025.12.06 登録日 2025.12.06
39

Zinnia‘s Miracle 〜25年目の奇跡

Zinnia‘s Miracle  〜25年目の奇跡
なんだか優しいお話が書きたくなって、連載始めました。 保護猫「ジン」が、時間と空間を超えて見守り語り続けた「柊家」の人々。 「ジン」が天に昇ってから何度も季節は巡り、やがて25年目に奇跡が起こる。けれど、これは奇跡というよりも、「ジン」へのご褒美かもしれない。
現代文学 完結 短編
感想数 10 文字数 114,232 最終更新日 2025.12.04 登録日 2025.10.05
40

25話の半生──俺が壊れて、生き直すまで

25話の半生──俺が壊れて、生き直すまで
これは、ある男の独白。 家庭も仕事も、お金も、健康も──すべてを失い、ただ生きるためだけに、もがき続けた日々。 社会の底から這い上がろうとする中で見つけた、小さな光。 それは、妻の存在であり、隣で眠る一匹の犬だった。 うつ病、借金、自己破産、生活保護、そして再出発。 これは“再起の途中”にいるひとりの男が、過去と向き合いながら語る25話の記録。 絶望の中にある、かすかな希望を── 全話読了後、あなたの心に何かが残ることを願って。 ※この作品はフィクションです。実在の人物・団体・出来事とは関係ありません。
現代文学 完結 長編 R15
感想数 0 文字数 51,616 最終更新日 2025.11.30 登録日 2025.11.06
572

アルファポリスの現代文学小説のご紹介

アルファポリスの現代文学小説の一覧ページです。
ヒューマンドラマや純文学を中心とした現代文学が満載です。
人気のタグからお気に入りの小説を探すこともできます。ぜひお気に入りの小説を見つけてください。