ファンタジー 切ない小説一覧

悪政を布く神聖ヴェルサリヤ帝国に反旗を翻し、反乱軍の指導者となった赤毛の女剣士ミーシャ。救国の聖女と呼ばれた彼女は、帝国に滅ぼされた亡国の王子セレスタンと恋仲になる。しかし反乱軍に荷担したヴェルサリヤ帝国の女聖騎士アリシアは、反乱によって滅んだ帝国の国民感情を理由に、新王国の王妃に相応しいのは田舎者のミーシャではなく名門貴族の自分だと主張。正義と民意を盾に新王セレスタンと結婚し、敵情視察任務の名目でミーシャを国外に追放する。追放先はセリオン教国。不正な侵入をした者は二度と生きては戻れないと言われている国だった。
※自分を陥れた悪女に自分の手で復讐するヒロインが好きな人向け。ミーシャは戦場でアリシアと対決し、その場でアリシアを殺します。ザマァ要素は少な目。
※基本カップリングはセオドリック×ミーシャ、セレスタンとミーシャは両片思いのまま終わります。軽度の逆ハーレム要素あり。
※更新頻度は週1〜2回程度です。気長にお付き合いください。
※本作は「小説家になろう」に重複投稿を行なっております。
文字数 14,439
最終更新日 2025.02.18
登録日 2025.02.03
生贄?として捨てられた子供の物語り
初めて挑戦して書いております
拙い文章かもしれませんが良ければ宜しくお願いいたします
※バットエンド(ある意味ハッピーエンド?)予定
ゆっくり書いていこうと思っています
文字数 2,503
最終更新日 2025.02.18
登録日 2025.02.09
魔王の俺が突然異世界に召喚された。召喚者は泣きそうな顔でひたすら謝り倒す一人の小娘。目的はというと特になくただ「絵をかいたら君が出てきた」そうだ。こっちが泣きたい。全くどうすんだよこれ…。
状況を確認し、元の世界に戻るためにはもう一度召喚の魔法陣を娘自身が寸分違わず発動させる必要がある。…のだが、この娘はとある理由からずっとこの屋敷で一人暮らしていたために、魔術に関しては泣きたくなるほどのド素人。仕方がないので元の世界に戻るためやもなく、本当にやもなく家庭教師として指導することになった。この娘を一流いや「超」一流の大魔導師に育てて、世界征服!じゃなかった、早く愛する家族の元へ戻らねば!そして山のような仕事を片付けるのだ!
俺の決意を見たからには、心血注いで応援せよ!いや応援して下さい!お願いします!
文字数 73,384
最終更新日 2025.02.18
登録日 2024.06.15
文字数 6,751
最終更新日 2025.02.09
登録日 2025.02.08
夕弦は歩道橋から落ちそうになった女性を助け死んでしまった。その後目を覚ますと森の中にいた。訳が分からずにいると頭の中に神と名乗る者の声が聞こえ、間違いで死なせてしまったこと、お詫びに異世界へと転生させ新しい人生を送れるようにしたこと、異世界についての説明を受け、夕弦は冒険者として世界を見て回る旅に出ることにした。
そして、異世界についての知識を得て冒険者として活動している途中で2人の獣人の子と出会う。ユヅルは地球の日本にいた頃の経験を活かして2人を育てていくことを決意する。獣人の子2人と過ごすのは夕弦にとって大変だけどとても幸せな日々だった。そんな時、また、新たな出会いが夕弦を待ち受けていて———。
剣あり魔法ありの多種族が存在する異世界で、夕弦が子育てをしながら自身の運命を切り開いていく話。
※子育てが始まるまで少し時間がかかります。
初作品且つ異世界ものなので未熟な部分もあるかと思いますが、ご了承ください。スロー更新&長編作品になる予定ですので時間はかかってしまいますが、必ず完結はさせるので最後まで楽しんでいただけたら嬉しいです。
お気に入り登録、いいね、しおり、感想等ありがとうございます*_ _)一言でも感想ありがたいです!励みになります。
小説家になろう様でも連載しております。
文字数 121,986
最終更新日 2025.01.31
登録日 2023.09.03
「お願いします。お兄ちゃんを助けてください。あたしのたった一人の家族なんです。お願いします……」
無惨な姿に成り果て走り去る兄を追い異世界に辿り着いた彩花は、天皇とその従者と名乗る男二人に懇願する。哀しい兄妹の物語の行く末は。
文字数 4,614
最終更新日 2025.01.03
登録日 2024.12.25
セラフィナ・フォン・ヴェルマリアは、ヴェルマリア王国の王女だった。しかし、ある日、反乱が勃発し、王国は崩壊。王族全員が殺害され、セラフィナも命を落とすこととなった。しかし、死の直前、彼女は自らを「無限の魔女」と名乗る存在、ゼフィラ・アウレリア・ノクターンと出会う。彼女はこの世界に存在する数少ない強大な魔女の一人だった。
ゼフィラはセラフィナに、「運命を変える機会」を与える契約を提案する。その契約により、セラフィナは自身の死の瞬間へと戻る能力を授かる。その力を駆使し、彼女は王国の破滅を防ぐために奔走するが、運命を変えようとするたびに、終わりのない悲劇の輪に囚われていくのだった。
文字数 11,130
最終更新日 2025.01.03
登録日 2024.12.26
「久しぶりね、アル。元気にしてた?」
「も、もしかして、リリーなの…?」
「そう、もしかしなくても、リリーよ。約束通り、アルを迎えに来たの」
公爵家の令嬢、リリーと庭師の孫、アル。
幼い頃の約束で、二人の運命はもう一度交わる。
文字数 3,668
最終更新日 2024.11.28
登録日 2024.11.26
恋人の浮気現場を目の前で見ていたドゥーカ。
彼は空間魔術師として国からSランクの冒険者と認められていた。
国の最重要政策である西のダンジョンの攻略。その最中に知った恋人の裏切り。
その事実を悲観した彼は恋人の元から逃げ出すことにした。
空間魔術の最大魔法を使って。
文字数 154,334
最終更新日 2024.09.08
登録日 2023.05.30
人生最良の日になるはずだった俺は、運命の無慈悲な采配により異世界へと落ちてしまった。
地球に戻りたいのに戻れない。狼モドキな人間と地球人が助けてくれたけど勇者なんて呼ばれて……てか他にも勇者候補がいるなら俺いらないじゃん。
やっとデートまでこぎつけたのに、三年間の努力が水の泡。それにこんな化け物が出てくるとか聞いてないし。
あれ?でも……俺、ここを知ってる?え?へ?どうして俺の記憶通りになったんだ?未来予知?まさかそんなはずはない。でもじゃあ何で俺はこれから起きる事を知ってるんだ?
努力の優等生である中学3年の主人公が何故か異世界に行ってしまい、何故か勇者と呼ばれてしまう。何故か言葉を理解できるし、何故かこれから良くないことが起こるって知っている。
事件に巻き込まれながらも地球に返る為、異世界でできた友人たちの為に、頑張って怪物に立ち向かう。これは中学男子学生が愛のために頑張る恋愛冒険ファンタジーです。
第一章【冬に咲く花】は完結してます。
他のサイトに掲載しているのを、少し書き直して転載してます。若干GL・BL要素がありますが、GL・BLではありません。前半は恋愛色薄めで、ヒロインがヒロインらしくなるのは後半からです。主人公の覚醒?はゆっくり目で、徐々にといった具合です。
*印の箇所は、やや表現がきわどくなっています。ご注意ください。
文字数 409,595
最終更新日 2024.05.31
登録日 2022.05.06
勇者が魔王を倒し、平和が訪れた世界で冒険者たちが職にあぶれる中、魔法薬師のルエリアは冒険者の間で好評を博していた【睡眠導入剤】を街の人たちに売って、王都でそこそこ順調に暮らしていた。
魔族が激減したことにより生活が一変し、様々な問題に直面してストレスを感じている人が大勢いる。『平和が戻った世界でも苦しんでいる人たちを、私の魔法薬で癒してあげたい』――。そんな思いを抱きつつ魔法薬売りに精を出すルエリアだったが、突然身に覚えのない罪で全財産を没収されて、王都の外につまみ出されてしまうのだった。
※小説家になろう、カクヨムにも投稿しています。(2024.10.31 加筆修正しました)
※第12回ネット小説大賞 一次選考通過作品
文字数 106,456
最終更新日 2024.05.06
登録日 2024.05.02
文字数 1,443
最終更新日 2024.05.02
登録日 2024.05.01
高校一年生の少女ミチルはある日異世界で目覚める。そこで化け物に襲われ、その世界の住人であるタケルとトキオに助けられた。二人は過去の記憶を失っており、それは他の住人にも共通していた。
じきにミチルの記憶もあやふやになるが、これが夢だという確信だけは捨てられずタケルと仲たがいする。そして何故かミチルだけは2つの世界を行き来できるようになって……。
文字数 22,420
最終更新日 2024.03.28
登録日 2024.03.24
村娘アリスはある夜、散歩から帰ってくると家が村人達と神父によって燃やされているのを見てしまう。
今まで村に尽くしてきたのに、この仕打ちを受けたアリスは、深夜村中の家を、教会を燃やし尽くす。
そして、燃やし尽くした所に真祖が現れる。
文字数 3,885
最終更新日 2024.03.16
登録日 2024.03.16
プロメティア世界の時間はずっと止まったままである。
世界には魔王因子なる災禍が存在しており、どのような世界線であっても魔王が発生し、世界を滅ぼしてしまう。従って守護者である女神アマンダは世界の時間を巻き戻しながら、何度も魔王が産まれない世界線を模索し続けていた。
プロメティア世界は高宮千紗が廃プレイしていた乙女ゲームBlueRoseに酷似した世界。よって、千紗は停滞する世界線を動かすために天界へと召喚された。
問題となっている魔王因子は第一王子ルークと主人公エリカが子をなすことで発現する。よって千紗は悪役令嬢イセリナとして転生し、見事ルーク第一王子殿下を射止めて、エリカとルークの関係を阻む。プロメティア世界の懸念であった魔王因子の発現を食い止めていた。
しかし、天命を終え、天界へと再び喚び出された千紗は聞かされてしまう。第三王子セシルと婚約した主人公エリカのひ孫が魔王因子を発現させてしまうのだと。
光の聖女エリカは下手に動かすと世界が闇に呑まれるらしい。よって彼女には転生できない。加えて召喚された魂は千紗だけであった。
苦肉の策として第一王子ルークの攻略はイセリナ公爵令嬢に任せ、千紗はイセリナの取り巻きモブであるアナスタシアとして再転生をし、第三王子セシルを攻略することに。
ファンからはファニーピッグと呼ばれるアナスタシアへと転生し、千紗は再び世界線を動かす使命を受けている。
子爵令嬢というモブから始める王子殿下の攻略。難易度は急激に上がったというのに、千紗はやる気に満ちていた。廃プレイヤーたる自分なら攻略できるだろうと。
波乱が待ち受ける新たな転生。果たして千紗は停滞するプロメティア世界の時間を進められるのだろうか。
文字数 713,823
最終更新日 2023.09.26
登録日 2023.08.01
──お前だけは、どうか
遺跡跡学園都市で発掘師をしているリアは、ときどき頭に掠める記憶。デュークと一緒に喧嘩をしながらも楽しく仕事をしている中、遺跡泥棒のせいで、封印されていた遺跡が再起動しようとしていた。
遺跡が完全に再起動してしまったら都市に住んでいる人たちが巻き込まれて死んでしまう。発掘師たちは決死の覚悟で遺跡の最封印に遺跡最下層を目指さないといけなくなった。
その中でリアは思い出してしまう。
「これ、何度も失敗している奴だ」
繰り返す遺跡の封印と魔動具で時間跳躍で逃がされては遺跡再起動前までに戻ってしまうリア。なんとかデュークを助けたくても、遺跡再起動までに記憶を取り戻すことができない。
運命に抗うふたりと、封印された遺跡の謎を巡る物語。
サイトより転載になります。
文字数 53,965
最終更新日 2023.09.16
登録日 2023.08.25
小学生にしてボディガードの仕事に就くリュウは、ある日アヤカという少女の護衛をしながら学校に通うという任務に就く。
アヤカは精霊と語らう事の出来る、特異な体質の持ち主だった。
リュウとアヤカの絆と共に、登場人物それぞれを大切に書いていきたい現代が舞台のローファンタジー&バトルもの&ボーイミーツガール?&ラブコメ?です。恐らく王道ではありません。残酷描写ありです。この作品は小説家になろうにも掲載しています。
文字数 10,722
最終更新日 2023.07.11
登録日 2023.07.09
女神に見下ろされるこの世界には、善き感情を神に誓った「聖者」と、悪しき感情に身をやつした「愚者」という存在があった。
聖者になるため幼い頃から努力を重ねていた主人公ハイドラは、聖者を生み出すための生贄に唯一の肉親である姉が選ばれたことで王国を恨み、その影響で愚者となってしまった。
時を同じくして、王都で反乱が発生する。混乱の最中、ハイドラは市民に凄惨な暴力を受けた傷だらけの少女と、なぜかハイドラに協力する謎の男と共に王都を脱出する。
復讐を果たすため王国の弱体化を図る旅に出るハイドラだったが、そこに待ち受けていたのは、彼がかつて聖者を志していた頃に所属していた王国軍の元仲間たちだった。
心に生まれる矛盾に苛まれながら、ハイドラは王国の最高戦力であり幼馴染でもある青年ヘルクリーズの撃破を目指す。
別サイトでも掲載
文字数 73,741
最終更新日 2023.05.22
登録日 2023.04.29
文字数 14,728
最終更新日 2023.01.06
登録日 2021.09.02
文字数 18,336
最終更新日 2023.01.04
登録日 2022.12.24
勇者に敗れた魔王軍。
命からがら敗走した四天王のナルガは、逃亡先で先代の勇者ハローと再会した。
ハローに助けられたナルガだが、心に深い傷を負い、自殺を考える程にふさぎ込んでいた。そんな彼女にハローは仮の身分として、自分の妻になるよう提案した。
ハローはナルガに惚れていたため、彼女を手元に置くための提案だったが、ナルガは生きるため了承し、仮初の夫婦を装う事になる。
一方のハローだが、勇者時代に国から酷い仕打ちを受け、心を壊していた。そんな彼もナルガとの偽の結婚生活を通し、少しずつ心を癒され、元の優しい男へ戻っていく。
心に傷を負ったナルガと、心が壊れたハロー。偽装結婚を通して二人は心を癒し、やがて本物の夫婦となっていく。
※全3部構成となっています。
文字数 257,095
最終更新日 2022.10.25
登録日 2022.08.23
【強国に粛清されたモルガン族の世継ぎのユーディアは、落札されて王子の奴隷に】
平和だった子供時代。
ベルゼラ国のジプサム王子は、草原のモルガン族に世話になる。
モルガン族はある事件をきっかけに、草原へと拡張するベルゼラ国に粛清される。
しかも司令官は大人になったジプサム王子その人。
王子は捕虜になった大事なモルガン族の友人、ユーディアたちを助けたいのだが。
王子には想い人がいる。
毎年モルガンの祭りで舞台に誘う、美しき舞姫ディア。
王子はディアが、男だと思い込んでいるユーディアの女に戻った姿であるとは全く気が付いていないのだった。
第1部 モルガン族が粛清されて捕虜売買のところまで。
第2部 ベルゼラ国入りし、ユーディアはジプサム王子の色小姓とみなされる。
第3部 玉体を傷つけたことでジプサム王子は冬山離宮での蟄居を命じられる。
ジプサム王子の実力を知らしめる盗賊事件(7話)
女に戻ったユーディアが選ぶ未来は、ジプサム王子かブルースか、それとも……。
※2022年8月 某小説投降サイトエブリ☆で、「おうじさま」特集に掲載されました!!
※一度完結した「世継ぎで舞姫の君に恋をする」を校正して投稿します。
※ご感想をよろしければお聞かせください。
※念のためのR15
Picrewの「Euphälmäuge[少年の館]」でつくったよ!https://picrew.me/image_maker/60781 いつもありがとうございます!!
文字数 422,702
最終更新日 2022.09.14
登録日 2022.05.05
“ 悪役令嬢と十三霊の神々 ” シリーズの『転生者がいない場合のシナリオ編』です。
~たとえ、運命がどんなに残酷でも。ずっと、貴方を愛してた~
悪役令嬢のシナリオなので悲劇です。
転生者の悪役令嬢も後編かなり厳しいですが、悲劇の回避に無惨に失敗したように見えて、まるきり救いのないシナリオを、優しく甘く、救いのあるシナリオに諦めずに書き換えていきます。
各方面の登場人物がシナリオ通りの不幸に陥らないように、悪役令嬢も神様もすごく頑張ります。
悪役令嬢が運命に抵抗しなければ『こう』なっていた、神々の祝福をもって書き換えるためのシナリオ編です。
【表紙】祥之るう子様 【挿絵】カゴ様
※ 星ロマのシナリオは悪役と脇役に残酷極まりないのでご注意下さい。
※ エンディングはヒロインの攻略によって分岐します。
文字数 24,764
最終更新日 2022.07.27
登録日 2021.01.14
この作品は久遠のプロメッサ第一部・二部の直接の続編になります。
炎姫再来、その事件はシアルワ城に大きな爪痕を残していった。
シャルロットもまた例外ではなく、初めて大切なものを失うという感情に普段の明るさを失っていた。
そんな彼女を心配していたレイだが、王妃となったミセリアの進言で隣国ラエティティア王国へ気分転換へ出かけることになる。しかし、シアルワ・ラエティティア両国では不審に人が消えるという事件が起きているようであり――?
思惑の知れぬ大精霊テラ。精霊が生み出した新たなる神レガリアの真の目的。瘴気の蔓延る世界の行く末。少年少女が交わした約束の結末。
全てが明かされる最終曲、開演。
この物語にはキャラクターに対する残酷な描写があります。ご注意ください。
文字数 158,587
最終更新日 2022.06.22
登録日 2021.04.29
「――で、なんでオークになろうと思ったの?」
「はっ、はい! その、種族の連帯感と言いますか、主たる目的を達成するためには手段を選ばず助け合う生物としての強さに感銘を受けたと言いますか」
「あー、うん。そういうのはいいからさ。ぶっちゃけちゃうと、種族の特性上、どうしても人間の女攫ったり、無理矢理繁殖行動を取る必要があるんだよね。まー、人間側からしたら鬼畜の所業ってやつ。意思を無視して無理矢理孕まされるんだから。元人間の君がオークに転生したとして、同じ人間相手にそんな酷い事出来るの?」
淡々と。やや高圧的に面接を続けていたのだが。緊張で固くなっていた転生希望者が、その質問で表情を変えた。
満面の笑みだった。
生物の特性上、常に討伐対象となってしまうオーク。どんどん増やさないと絶滅してしまう。だから足りない魂を、他種族からの転生で賄っている。
ここはオーク異種族間転生認可局。今日も俺は種族の為に転生希望者への圧迫面接を続けている。
……命が尽きるその時まで。
文字数 5,358
最終更新日 2022.03.04
登録日 2022.03.01
雪の王子様と花のお姫様だったらよかった禁断の恋。
カムラ皇帝ハーケンベルクには、優れた皇子が六人。
ところが、皇帝にも民衆にも愛されたアーシャ皇妃を暗殺して皇妃の座についた、その美貌で冬女神と称賛されるゼルシアに、第一皇子アルディナンに続いて第二皇子ザルマークまでもが暗殺されてしまう。
物語の主人公である第五皇子ゼルダは皇妃ゼルシアを糾弾するが、皇帝ハーケンベルクはゼルダの訴えを退けた。
そればかりか、次の皇太子は第三皇子クローヴィンスと第四皇子ヴァン・ガーディナに領地を与えて治めさせ、二年後、よく治めた方に定めると宣言したのだ。
あまつさえ、ゼルシアの皇子であるヴァン・ガーディナに仕えることを強いられたゼルダは強く反発するが――?
** * ** * **
叶わぬ願いを胸に、ひとりの皇子は、真実の記憶を永遠に忘却することを願った。
たとえ、辛く悲しい記憶でも、ひとりの皇子は、真実を決して忘れないことを、その魂に誓った。
対極の皇子たちが織り成す物語が、今、カムラ帝国を揺るがす――!
文字数 156,945
最終更新日 2022.02.09
登録日 2021.03.18
この世界が辿るのは四つの悲劇。
一つは、リース=アトラと共に没落した家を再興しながら、フーリア人との戦争終結を模索していく道。
一つは、ティア=ヴィクトールと共に戦争を終結させ、彼女の故郷を探す旅に出る道。
一つは、アリエス=フィン=ウィンダーベルと共に数々の困難をくぐり抜け、無人の荒野と化した新大陸へ入植していく道。
なぜこれらが悲劇なのか、答えは一つだ。物語の影で、たった一人の少女が犠牲となっているからだ。
残る最後の道でさえ、彼女が救われることはなかった。
だから、ある日『幻影緋弾のカウボーイ』という名のギャルゲー世界の登場人物となった俺は、彼女の救済を求めて、ゲーム上存在し得ない道(ルート)を開拓するべく戦うことを決意する。
その第一の条件が、序盤のやられ役となった俺が、完璧超人系主人公に勝つことで……。
『小説家になろう』より転載しております。
文字数 266,890
最終更新日 2021.12.22
登録日 2021.11.22
あらゆる生命が絶えた世界。
唯一生き残った二人の少女。
彷徨う死者たちの記憶を手掛かりに世界の真実を探る。
文字数 21,501
最終更新日 2021.10.25
登録日 2021.09.28
私は侍女のサラサ。辺境伯のヴィル様が大好きな女の子。毎日のように告白してもそれが叶うことはない。それでもいつも私はヴィル様にこの想いを伝えているの。だけどそんなある日、ヴィル様に縁談が舞い込んできた。それは貴族の美しいお嬢様。そして、そのお嬢様は前世の記憶を持っているって言うの! 悲しい過去を持つヴィル様がかつて愛した女性なんだって! そして幸せだった日々は脆く崩れていって……
文字数 94,371
最終更新日 2021.10.21
登録日 2021.09.30
神薙矢禅(かんなぎ やぜん)は、忍びの里、月華の里長の次男。
彼は、兄の御輝(みかぐ)を敬愛していた。
そんな彼が、発揮してしまった己の才能。
そして、桜の樹の下で矢禅が出逢ってしまったのは 、とても可愛らしい見たこともない服を着た女の子で…
矢禅を中心に渦巻く個性豊かな女性キャラ達。
狂おしいほどの愛、そして過酷な運命の果てに、矢禅が選んだ道とは…
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初めまして。
絵描きの琴水さやはと申します。
昔書いた小説を載せてみます。
オリキャラの矢禅(やぜん)の生い立ち小説です。
波乱万丈です。
表紙も、私が描いたイラストです。
長いですが、お付き合いいただけますと幸いです。
*「小説家になろう」「エブリスタ」「ノベルアップ+」にも投稿しています。
文字数 51,737
最終更新日 2021.09.30
登録日 2020.08.02
辺境の地に住む少年、ザウル・エルダは、その両親を早くから亡くしていたため、若干十七歳ながら領主として自分の封土を治めていました。封土の治安はほぼ良好、その経済状況も決して悪くありませんでしたが、それでも諸問題がなかったわけではありません。彼は封土の統治者として、それらの問題ともきちんと向かいましたが、やはり疲れる事には変わりませんでした。そんな彼の精神を、そして孤独を慰めていたのは、彼自身が選んだ趣味。それも、多種多様な趣味でした。彼は領主の仕事を終わらせると、それを救いとして、自分なりのスローライフを送っていました。この物語は、そんな彼の生活を紡いだ連作集。最近主流と思われる「ざまぁ」や「復讐」、「追放」などの要素を廃した、やや文学調(と思われる)少年ファンタジーです。
文字数 107,544
最終更新日 2021.09.22
登録日 2021.03.09
無欲・清心・貞潔を貫く者は「回復師」と呼ばれ、神に代わって人々を祝福する「加護」を行うことができたるとされていた。
しかし、主人公ルーシーの加護は人のそれとは異なる神の御業だった・・・
文字数 7,738
最終更新日 2021.08.04
登録日 2021.08.01
辺境の森でひっそり暮らしていたシアという孤児の少女がいた。
ある日、野性的でなんでも食べる元気な娘は村人の身代わりに危険な毒見役に任命される。
毒女(ぶすめ)と呼ばれた少女の物語。
*ご都合主義の適当な世界観の物語です。
文字数 12,605
最終更新日 2021.07.12
登録日 2021.07.09
文字数 76,077
最終更新日 2020.10.27
登録日 2020.08.15
ブラック企業で心の荒んだIT土方の男。
異世界の魔女はその心の冷たさを咎め、彼を不死の魔獣へと変えた。
彼が人間に戻り、元の世界へと帰るためには、『真実の愛』を学ぶ必要がある。
ただし、その時間制限は紅いバラの花が散ってしまうまで。
もし魔法を解くことに失敗したら……その時は、二度と人間に戻れないらしい。
しかし、魔獣にされた男は思った。
「魔獣のままなら……働かなくていいんじゃね?」
というわけで始まった、冬の城でのスローライフ。
むしろ人間に戻ったらブラックな人生に逆戻り。それだけは絶対に阻止せねば!
この悠々自適な生活を守るため、城に迷い込んだ美少女なお姫様を追い返せ!
だけど結構ちょろいぞこの男。
あっさりヒロインに惚れてんじゃねーよ、この童貞野郎!
そして魔獣となった男は、彼女の背負う運命に巻き込まれていく。
果たして主人公が得るのは真実の愛なのか、はたまた魔獣としてのスローライフか……。
――こうして、強靭不死身の魔獣王の伝説が始まった。
*この作品は童話をモチーフとした、ややダーク系なファンタジー小説です。
*ノベルアップ+様、小説家になろう様でも同時掲載しています。
Copyright©(C)2020-ナナシノネエム
文字数 726,559
最終更新日 2020.09.30
登録日 2020.03.02