ファンタジー お仕事 小説一覧
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1
離縁された公女の婦人雑誌相談室 ~結婚してから帰るのは、荷造りが大変です~
ダマスク王国ナタール公爵家の公女エディットは、隣国アジュール王国のムスク公爵家へ嫁いで三年。
子供に恵まれなかったことを理由に、夫カスクドは側室アリエッタを正妻にすることを望み、エディットとの婚姻は終わった。
実家へ戻ったエディットを、家族は何も聞かず迎えてくれた。
それはありがたい。ありがたいのだが。
「……暇だわ」
公爵夫人として忙しく暮らしていた三年間から一転、することがない。
そんなある日、侍女がメイドから借りていた婦人雑誌『麗しき婦人』を手に取ったエディットは、「いつまでも夫に愛される妻でいるために」という記事を見つける。
笑顔で迎える。家庭を整える。夫の仕事に余計な口を出さない。身なりを怠らない。そして夫婦に問題が起きたら、まず妻が自分を省みる。
「……全部やったわね」
それでも離縁されたエディットは、編集部へ一通の投稿を送る。
それが掲載され、読者から次々と相談が集まり始めた。
婚約者に親しい女性がいる?「結婚なさらなければよろしいのではないでしょうか」
子供ができないのは妻の責任?「医師へ行くのであれば、ご夫婦でどうぞ。子供は妻一人では作れませんので」
そしてついに、出戻って暇を持て余していた公女は、匿名の「アルバ夫人」として婦人雑誌の相談員になる。
離縁から始まる、公女と婦人雑誌のお仕事物語。
※初日以外は6時と17時の更新となります。
2
冬に凍死者が出る貧乏領地では、なぜか薪を王都へ売っていました
赤字続きの小さな領地を任された、帳簿好きの令嬢。
赴任早々、彼女は毎年冬になると薪が高騰し、凍死者まで出ていると知らされる。
ところが帳簿を調べてみれば、この領地は大量の薪を生産し、毎年王都へ売っていた。
領民も商人も領主家も、それぞれ必要なことをしている。なのに全部合わせると、なぜか領地全体が損をしている。
「では、その薪を領主家が買いましょう」
冬を越すために始めた小さな改革は、やがて止まっていた町まで動かし始める。
3
「妃殿下失格」と婚約破棄された悪女は、意地悪公子と魔法犯罪を捜査する。
婚約者である王太子アレクシスを心から愛するあまり、その幼馴染リリアナへの嫉妬を募らせ、嫌がらせを繰り返していた公爵令嬢ジゼル。
そして卒業パーティーの日。
これまでの行いを断罪されたジゼルは、ついにアレクシスから婚約破棄を言い渡されてしまう。
失恋と後悔から社交界を去り、公爵家に引きこもること一年。
「ジゼル。お前は魔法省で働くことになった」
「嫌ですわー!」
魔法省に勤める叔父によって、ジゼルは問答無用で魔法犯罪捜査局へ放り込まれてしまった!
そこで出会ったのは、口も態度も最悪なエリート捜査官ディランと、自分を毛嫌いする元同級生。
早くも辞めたいジゼルだったが……
「へぇ。お前、結構やるじゃん」
王太子妃候補としては何の役にも立たなかった得意の『解析魔法』が、魔法事件の捜査では思わぬ力を発揮して!?
「察しが悪い馬鹿、運動音痴、高慢ちきの我儘お嬢様……お前の欠点、挙げ出したらキリねぇな」
「貴方こそ、口も態度も悪くて、すごく意地悪ですわー!」
過去の過ちも、失恋も、なかったことにはできない。
それでも仕事をして、誰かに認められて、仲間ができて――やがて、もう一度恋をする。
やらかした悪女が、自分だけの人生を見つけていく、バディ系お仕事ファンタジー!
今日もジゼルは口の悪い相棒と仲良く喧嘩しながら、魔法事件を解決します!
4
王都をクビになった熱源調律士、極寒の辺境谷で古代地熱炉を再起動〜女騎士を助けて一番風呂と温風を届けていたら、王国一温かい理想郷ができていた〜
王都の地下で十五年、巨大な魔導大熱源炉の調律を続けてきた主任技師カルロ・ベルガ(三十二歳)。
金属棒で管を叩いた反響だけで内部の圧力差や煤の蓄積をミリ単位で見抜く「聴熱」の技を持つ彼は、新任長官による「点検削減と無理な過負荷運転」に反対したことで、理不尽にも職場を追放されてしまう。
退職金代わりに引き取ったのは、王都から北西へ十日、吹雪が吹き荒れる極寒の廃村「霜霧の谷」の管理棟だった。
三百年前の古代熱源炉が眠るその谷で、カルロは自らの手で静かに第二の人生を始める。
凍結した圧力弁を解凍し、内壁のこびりついた黒スラグを掻き出し、副熱源炉に火を入れる――。
冷え切っていた石造りの部屋は、一瞬にして心地よい橙色の温風で満たされた。
そんなある日、カルロは猛吹雪の中で倒れていた銀髪の女性を救い出す。
彼女は上官の物資横領を告発しようとして罠に嵌められ、雪山に切り捨てられた北方警邏隊の元隊長、セリアだった。
温水湿布で凍傷を癒やし、湯気の立つ熱いスープを差し出したカルロに、セリアは深く心を救われる。
「あなたの温もりと居場所を、私の剣にかけて死守します」
職人としての確かな技術を持つカルロと、高い武力と統率力を持つセリア。
二人は互いの専門性を認め合い、「生活と熱源の提供」と「警備と外敵防衛」という対等な相互契約を結ぶ。
修繕した配管から引いた湯気の立つ「一番風呂」、
凍てつく関節炎を癒やされた老鍛冶師との絆、
地熱温室で真冬に実る瑞々しいトマトと青菜、
そして旅人や商人を癒やす大公衆浴場「霧湯館」の開業――。
二人の実直な開拓によって、死の谷は王国中から人々が集まる温かな理想郷へと発展していく。
一方、カルロを追い出し無謀な過負荷運転を続けた王都中央熱源炉は、百年ぶりの猛寒波の到来とともに臨界寸前の悲鳴を上げ始めていた……。
不遇な職人の確かな技術が、極寒の地を最高の温もりへと作り変える、本格インフラ開拓&大人のパートナーシップファンタジー!
5
『定年まであと5年だった俺、異世界では役立たずらしい ~魔法も剣も使えない60歳なのに、なぜか美人上司が現場へ連れていきたがります~』
定年まであと5年だった60歳の会社員・高瀬修司は、工場で若い作業者を助け、事故で命を落とした。
目を覚ますと、そこは魔法と不思議な鉱石「蒼晶石」が存在する異世界。
しかし修司には魔力も、勇者のような力もない。おまけに若返ってすらいなかった。
「こんな老人を、何に使えというのだ」
そう言い放ったのは、銀髪の美人上司・レティシア。
俺にあるのは、37年間、工場の現場を歩いて身につけた経験だけ。
危険な場所には近づかない。異常があれば止める。分からないものには手を出さない。
だが、事故が当たり前のこの世界では、そんな「当たり前」が人の命を救っていく。
やがて修司は、127人が忽然と消えた第三鉱山の調査に同行することになる。
行くたびに姿を変える坑道。青く光る蒼晶石。そして、修司にだけ届く謎の声。
――コイ。
ただの鉱山事故ではない。
その異変は、修司がこの世界へ召喚された理由にもつながっていた。
特別な力なんてなくても、37年の現場経験なら誰かを救える。
役立たず扱いされた60歳の男が、銀髪の上司や仲間たちと人命を救いながら、異世界の謎へ迫っていく――異世界お仕事×救助×ミステリーファンタジー。
6
妹に婚約者を譲ったので、王都で小さな焼き菓子屋を開きます 〜泣き虫令嬢の幸せレシピが、冷徹王弟と国中の胃袋をつかんでしまいました〜
公爵令嬢リリアーヌは、妹に婚約者を奪われた。
「お姉様はしっかりしているもの」
「君には華がない」
家族も元婚約者も妹を選び、リリアーヌは何もかも譲ることになる。
けれど、泣きながら屋敷の厨房で焼いた最後の蜂蜜クッキーを、使用人たちは涙ぐみながら食べてくれた。
「お嬢様のお菓子が食べられなくなるのが、一番つらいです」
その一言で、リリアーヌは決める。
貴族令嬢として必要とされないなら、自分の手で誰かを幸せにしよう、と。
屋敷を出たリリアーヌは、王都の片隅で小さな焼き菓子屋「月うさぎの焼き菓子店」を開く。
最初は誰も来ない小さな店だったが、泣き虫令嬢の焼く素朴なお菓子は、疲れた騎士、悩める侍女、恋に傷ついた令嬢たちの心を少しずつ癒やしていく。
やがて店を訪れたのは、冷徹王弟と恐れられるレオンハルト殿下。
「この菓子を作ったのは誰だ」
「わ、私です。お口に合いませんでしたか?」
「……合いすぎて困っている」
リリアーヌの焼き菓子は、王弟の孤独まで溶かしてしまう。
一方、リリアーヌを追い出した実家と元婚約者は、彼女が陰で支えていた社交、贈答、屋敷運営を失い、少しずつ崩れていく。
でも、もうリリアーヌは戻らない。
彼女には、甘い香りのする新しい居場所がある。
これは、婚約者も家も妹に譲った泣き虫令嬢が、王都の小さな焼き菓子屋から幸せを焼き上げ、冷徹王弟と国中の胃袋をつかんでしまう、明るい再出発の物語。
7
「モブでいいので地味に生き延びます」と言ったはずが、聖女の影武者に選ばれました
過労死の末、辺境の小村で「今世こそ定時退社の平穏なモブ人生」を満喫していた元営業職のミレイ。
だが突然神殿に拉致され、失踪した本物の聖女オデットの身代わりに仕立て上げられてしまう。
魔力も神聖力も完全なゼロ。バレれば即座に首が飛ぶ絶体絶命の環境で、ミレイが武器にしたのは――前世の激務で培った「死んだ魚のような真顔」「鉄壁のビジネス笑顔」「相手の深読みを誘う相槌」だけ!
刃を突きつけてくる狂犬聖騎士団長には眉間を見つめて「胆力」と戦慄させ、
過労死寸前のエリート官僚にはタスク管理マトリクスを差し入れて涙を流させ、
冷酷な美貌の教皇にはコスト削減案をぶつけて懐刀としてロックオンされる。
「現場の衛生管理をしただけです」「相見積もりを取っただけです」
本人は一刻も早く退職(逃亡)したいだけなのに、現実的な解決策を繰り出すたび、周囲の勘違いで「奇跡を使わず現世を救う真の聖女」として勝手に評価が爆上がりしていき――!?
8
自分は凡人だと思っていました 〜異世界では万能らしいです〜
「自分は凡人です。」
観察・分析・再現を繰り返し、努力を積み重ねてきた転生メイド・リゼ。
「才能がない」と諦めていた公爵令嬢フィリアの専属となった彼女は、持ち前の探究心で人や魔法を学び、屋敷を少しずつ変えていく。
やがてその知識は、没落しかけた公爵家だけでなく、王国の未来にも大きな影響を与えていくことになる。
これは、自分を凡人だと思い込む万能メイドと、自信を失ったお嬢様が共に成長し、未来を切り開いていく物語。
9
追放聖女の神獣おひるね宿 ~ただの猫だと思って撫でていたら、世界を守る神々に懐かれました~
王太子ジルベールから婚約破棄と聖女追放を言い渡されたファナは、悲しむどころか「これで休暇です!」と喜び、呪いの森へ向かう。そこで出会ったのは、馬車より巨大な黄金の猫――ではなく、数百年も眠れずに森を守ってきた太陽神獣レオだった。極上の毛並みに飛びついたファナの加護によって、レオは久しぶりの熟睡を得る。やがて風神獣シルフィ、夜神獣ルードをはじめ、疲れ切った神獣や人々が彼女のもとへ集まり、廃屋は神獣と人のための「おひるね宿」へと生まれ変わっていく。一方、ファナを失った王都では疲労と不眠が蔓延。新聖女セレナとジルベールは彼女を連れ戻そうとするが、神獣たちはもう、人間の都合だけで働くつもりはなかった。これは、役目を失った聖女が、誰もが何者でもなく休める居場所を作る物語。
10
異世界投資でゆとり暮らし始めます~45歳の私が積み立てたのは第二の人生~
45歳の派遣社員、佐々木香織は、契約満了で仕事を失った。
不安定な生活の中で唯一の心の支えは、少しずつ積み立ててきた、世界中の企業に分散して投資するインデックス投資だった。
ところがある日、光に包まれた香織が目を覚ますと、そこは見知らぬ異世界。
仕事も、住む場所も、お金もない。
手元に残ったのは通勤バッグと、法事用に用意していた真珠のネックレスと珊瑚の数珠だけ。
まずは生きていくため、宿屋で手伝いを始め、そこで物価、流通、価値を知っていく。
商業ギルドの代表や、金融の才能を秘めた少年との交流を通じて、香織はこの世界に「投資」という仕組みを根づかせていく。
「一つに賭けるんじゃなくて、いろいろなものに分けておけばいいんです」
しかし魔物の襲来という危機が訪れる――。
一攫千金を目指すのではない。
無理をせず、戦わず、未来のために少しずつ積み立てる。長期・分散・生活重視。
これは、異世界へやってきた45歳の女性が積み立てる、「第二の人生」の物語。
11
異世界深夜コンビニ
小説家を夢見る22歳のフリーター・瀬尾悠斗は、生活のためのバイトに追われ、肝心の小説を書く時間すら失いかけていた。
そんなある日、スマホで見つけたのは――深夜時給3,000円という、どう考えても怪しい山奥のコンビニ求人。
履歴書不要、学歴不問、職歴不問。電話で少し話しただけで即採用。
怪しさを感じながらも高時給に釣られて働き始めた悠斗だったが、初日の午前0時、店の入口の向こうから巨大なトカゲ人間が現れる。
なんとそのコンビニは、毎晩0時から朝6時まで異世界とつながる店だった。
リザードマン、エルフ、勇者、女王、魔王軍幹部――。
どんな相手でも、店に入ればみんなただの「お客様」。
一方、先輩店員・榊原遼は異世界の客を見てもまるで動じず、どこか普通ではない様子で……。
異世界の珍客を相手に、今日も深夜のコンビニ営業が始まる。
これは、小説のネタに困っていた青年と、異世界に慣れすぎた先輩店員が送る、ちょっとおかしな深夜コンビニの日常物語。
12
『追放された忘れ物係のおっさん、辺境で返却屋を始める』 ~「持ち主が分かるだけ」の地味スキル《返却》で人助けしていたら、記憶喪失の女騎士の剣
王都冒険者ギルドで十九年間、「忘れ物係」として働いてきたロイド・アーヴェル、三十五歳。
彼が持つのは、物に触れると本当の返却先が分かるだけの地味スキル《返却》。
財布。冒険者証。形見の剣。子供のお守り。
誰かがなくした物を、誰かのもとへ返す。
そんな地味な仕事を十九年間続けてきた。
だが新しいギルド長から、
「忘れ物を返しても一銭にもならない」
と部署ごと廃止され、ロイドはあっさりクビになってしまう。
王都を離れたロイドは、辺境の街で小さな《返却屋》を開くことにした。
なくした木剣を探す少年。
亡き夫の指輪を探す老婆。
持ち主の分からない冒険者の遺品。
《返却》を使って一つずつ持ち主へ返しているうち、いつしか店には様々な人と「忘れ物」が集まり始める。
一方、ロイドを追い出した王都のギルドでは、遺品の取り違え、証拠品の紛失、預かり品を巡る争いが次々発生。
どうやら十九年間誰にも評価されなかった仕事は、誰でもできる仕事ではなかったらしい。
そんなある日。
ロイドは街道で、記憶を失った銀髪の女剣士を拾う。
彼女が持っていた古い長剣に、いつものように《返却》を使った。
ところが。
《返却先:存在しません》
十九年間、一度も見たことのない表示だった。
なぜ彼女の剣だけ、持ち主が「存在しない」のか。
小さな落とし物を返すだけだったおっさんの店は、やがてこの国から失われた人々の名前と、百年以上隠されてきた秘密へつながっていく。
これは、誰にも評価されなかった忘れ物係が、なくした物を返し、忘れられた人を返し、最後には奪われた人生まで取り戻していく物語。
13
ファンタジー対応地域住民向けR.P.G.
80年前、世界は《エーテル災害》によって一変した。
空想を現実にする物質《エーテル》の出現により、モンスター、迷宮、魔法、超能力——かつて物語の中にしか存在しなかったものが現実となる。
人類は、迷宮を探索し、モンスターを討伐し、エーテル資源を採取する新たな職業——《冒険者》を生み出した。
華々しい活躍を見せる民間冒険者たちの一方で、採算が取れず誰も引き受けたがらない依頼も存在する。
そんな仕事を引き受けるのが、国や地方自治体に所属する《公務員冒険者》だった。
地方自治区湾岸都市《ケイホー》。
ケイホー市役所冒険部冒険課冒険2係に勤務するナカシマは、冒険も仕事もできることならしたくない、安定第一の公務員冒険者。
そんな彼のもとに、高卒18歳の新人シグマが配属される。
正義の味方のような冒険者に憧れ、市民のためなら一直線。
しかも希少なギフト《聖剣》まで持つ期待の新人——なのだが、少々、いやかなり考えなし。
スライム駆除、害獣ならぬ害モンスター対策、迷宮調査、公共施設の安全管理。
世界を救うような大冒険ではない。
けれど、誰かがやらなければ地域住民は困ってしまう。
これは、剣と魔法が日常になった世界で、
夢見る新人とやる気のない先輩が、
今日も地域のために働く物語。
14
異世界で拾われた社畜、潰れかけの辺境領を立て直すことになった
ブラックな職場で働き続けていた佐藤任三郎は、女子高生の鈴木すずとともに、突然異世界へ放り出される。
右も左も分からない二人を助けてくれたのは、辺境伯リリアーナ・アークライトだった。
ところが、彼女の治める領地は深刻な財政難に陥っていた。
長年積み重なった不正だけではない。そもそも領地そのものに十分な稼ぐ力がなく、このままでは先細りするしかない。
助けてもらった恩を返すつもりで仕事を手伝い始めた任三郎だったが、やがて問題は領地全体へ広がっていく。
どうすればもっと作れるのか。
どうすればもっと売れるのか。
どうすれば人が集まり、長く働いてくれるのか。
現地の商人や職人たちとぶつかり、協力しながら、一つずつ仕事のやり方を変えていくうちに、貧しかった辺境領は少しずつ活気を取り戻していく。
そして事業が大きくなるほど、それまで周辺の商売を握っていた者たちとの衝突も避けられなくなっていく。
一人で何でもできるわけではない。
だから、自分より得意な人間を集め、任せ、組織として大きな相手に挑む。
行き場のなかった社畜が、助けてもらった辺境領を仲間たちと立て直していく異世界領地経営ファンタジー。
15
無資格の俺は、魔法使いと呼ばれない ~補助魔法師の俺が、歴史に名を残す~
魔法使いになることを、諦めた。
ロイには魔法の才能があった。
対象を見て「燃えろ」と言えば燃え、「砕け散れ」と言えば砕け散る。
ただ、それだけ。
だが彼の魔法は、既存の魔法使いたちには認められなかった。
何度試験を受けても不合格。
やがてロイは魔法使いになることを諦め、土木作業員として平凡に暮らしていた。
そんなある日、仕事現場で事故が起きる。
崩れた瓦礫の下に、人がいる。
周囲の力ではどうにもならない。
「魔法使いを呼べ!」
誰かが叫んだ。
人命に関わる魔法の使用を許されているのは、資格を持つ魔法使いだけ。
ロイに資格はない。
それでも、瓦礫の下にいる人間と目が合った。
「どけッ!」
――そしてロイは、捕まった。
彼を捕らえたのは、年下の正規魔法使い・リタ。
本来なら罪人となるはずだったロイに、裁判所が言い渡した罰は――
「魔法使いリタの補助魔法師として仕えよ」
こうして、とっくに魔法使いを諦めた男は、魔法を仕事にすることになった。
しかも自分を引き取った女は、会うたび平然とこう呼んでくる。
「行くわよ、無資格」
「……俺にはロイって名前があるんだけど」
誰にも魔法使いと認められなかった男と、
そんな男を勝手に認めた魔法使い。
これは、“魔法使い”と呼ばれない男の物語。
16
無能扱いされた元事務員、異世界ギルドで命を救う受付嬢になりました 〜最強冒険者たちに溺愛指名されています〜
白石結衣、二十八歳。
現代日本ではDX化についていけず、「紙の人」「アナログさん」と陰で笑われていた元事務員。
得意なのは、そろばん、暗算、紙書類の整理、台帳管理、契約書確認。
けれど会社ではそれを評価されず、無能扱いされていた。
そんな結衣はある日、異世界エルセリアへ転移する。
魔法なし。戦闘力なし。身分なし。
途方に暮れた彼女が拾われたのは、手書き依頼書と紙台帳が山のように積まれた、ルーンベル冒険者ギルド支部だった。
依頼書の危険度は曖昧。
報酬計算はずさん。
負傷記録は整理されておらず、若手冒険者の死亡率は高い。
けれどそこは、結衣にとって「紙の書類がまだ生きている世界」だった。
そろばん一級の暗算力。
紙質やインクの違和感を見抜く観察眼。
記録を整え、人の命を守る事務能力。
現代で評価されなかった地味な力が、異世界では冒険者たちの命を救う武器になる。
無口なS級剣士レオン。
軽薄な斥候カイル。
犬系若手冒険者ノア。
王都から来た貴公子アシュレイ。
そして結衣を拾った支部長ヴィクトル。
結衣に命を救われた彼らは、次々と彼女を専属指名し始める。
これは、戦えない受付嬢が紙と数字でギルドを変え、冒険者たちを生きて帰らせ、愛されながら自分の居場所を見つけていく物語。
※毎日2話更新 12:00、 20:00
17
恋愛シミュレーションゲームのお邪魔虫キャラに転生した俺。王子に婚約破棄した悪役令嬢を押しつけられる
俺がゲームキャラ、キースに転生したのに気がついたのは十五歳の時、それから俺は遊び人のキースとして生きた。しかし、元恋人たちに追いかけられることに疲れた。
そこへ何故か、ゲーム主人公の王子が自分の婚約者だった、攻略対象一の美形キャラ、悪役令嬢のマレルタと俺の婚約を命じてきた。ちょうどいいので、前向きに考えます。
キースの異世界ゲームライフ。
三部作を予定しています。一部で一旦終了します。
AIは校正のみで使用しています。
18
冷徹な高校生は異世界を救う〜ポンコツ無能女神に泣きつかれたので、最高執行責任者となり経営手腕で倒産寸前の天界を立て直す〜
『現場からの悲鳴が多すぎてコールセンターがパンクしてるの! あたしがやらかした過去の負債転移者たちをなんとかして! あなたを神界の『最高執行責任者』に任命するから!』
「……わかった。この世界を再建するための『全権ハンコ』と、俺の身の安全を完全に保障しろ。無能なワンマン社長を甘やかしたら、現場の平穏は絶対に訪れないからな」
事故死した高校生・佐藤結城(サトウ・ユウキ)は、チート能力のバラマキで世界を倒産寸前に追い込んでいた世襲の無能大女神ルミナリアに泣きつかれ、神界の最高執行責任者(COO)に就任する。
コンプライアンス意識に目覚めた黒タイトスーツ姿の有能秘書天使エルフィを味方に、天才COO、無能社長、エリート秘書の『凸凹天界再建トリオ』が、さっそくブラック神界の業務改善に着手!
信仰心という名の売り上げを日本円換算して自転車操業する大女神を正論でボコボコに詰めつつ、仕様書の「例外処理」漏れで無限ループ暴走している【絶対命中】の矢、サーバーのメモリを無駄喰いしている【絶対切断】のゾンビプロセスなど、神々が垂れ流した不祥事を圧倒的経営センスで強制終了していく!
――チート過ぎる先行転生者という不良債権をロジカルにブチ壊す、爽快論破無双のお仕事ファンタジー、ここに開幕!
19
辺境支援部は赤字なので廃止――では、私たちが買い取ります
王国最大の冒険者ギルドで、辺境の小さな依頼を扱う辺境支援部。
三年連続の赤字を理由に、ギルド長グレイグは部署の廃止を決定した。
主任ミレアを含む五人には、全員に別部署への異動先が用意されている。待遇も悪くない。
それでも、五人の答えは同じだった。
「では、私たちが辺境支援部を買い取ります」
古い倉庫と二台の荷馬車、そして赤字の小口契約。
王都では不要とされた仕事を抱え、五人は小さなギルドとして再出発する。
その仕事が何を支えていたのか、まだ誰も知らない。
20
世界を護るためのクソどうでもいい(かもしれない)おシゴト
勤務する会社からリストラされた平東蔵(ひらあずま・おさむ)は、次の仕事探しに苦労していた。
大した仕事もしておらず、経験も少なかったから無理もない。
会社は再就職を支援するため転職コンサルを用意していたが、平東に紹介される案件は多くなく、また紹介されても書類選考で落とされることがほとんどであった。
そうした中、転職コンサルから紹介された新しい案件は「戦闘員」。勤務地も見たことも聞いたこともない地名で……
他の条件は比較的まともだが、果たしてこの仕事は一体?
若き戦闘員よ、茶番で(異)世界を救え!
※本作品はフィクションです。実在の人物、団体、法規制、および事件等とは関係ありません。
※本作品はノベルアップ+様でも同様の内容で掲載しております。
※更新は毎週日、水、金曜日の予定です。
21
追放された低魔力貴族、前世SEの知識で魔法を最適化して最強へ
ブラック企業で働き続け、過労死した30歳のシステムエンジニア・太一。
次に目覚めた彼は、魔法国家アルトリア王国の侯爵家三男、アーク・ルミナスとして生きていた。
だが、生まれ持った魔力量は平均以下。
魔力量こそ才能の証とされる世界で役立たずと見なされたアークは、侯爵家の中枢から外され、辺境へ事実上追放される。
ところが、彼の目に映った異世界の魔法術式は、前世で嫌というほど相手にしてきた複雑怪奇なレガシーシステムそのものだった。
重複した処理、無意味な待機、過剰な魔力消費、誰も理由を知らないまま残された古い記述。
アークがそれらを整理しただけで、同じ魔法の消費魔力は激減し、その性能は常識外の領域へ到達していく。
望んでいるのは名誉でも復讐でもない。
今世こそ無理に働かず、きちんと仕事を終えて休む生活。
しかし魔法を直せば直すほど、その異常な技術に王国の専門家たちが気付き始める。
低魔力ゆえに見放された男が、魔力ではなく設計と効率で評価を覆していく異世界技術チートファンタジー。
22
王都で役立たずと捨てられた人材、辺境令嬢が全部雇いました 〜帳簿と契約で腐った財務院を裁き、凍える王国を救います〜
辺境伯令嬢アメリアは、病に倒れた父の代わりに領主代行を務めている。
ある日、雪道で行き倒れていた元侯爵令息レオンを見つける。
彼は王都で婚約破棄され、「冷血で無能な男」と笑われて追放された人物だった。
だが、アメリアは気づく。
この男は無能ではない。
誰よりも正確に台帳を読み、物資の不足と不正を見抜く、領地に必要な人材だと。
アメリアは彼を同情ではなく仕事で雇う。
さらに、王都で役立たずと切り捨てられた者たちを次々と再任用室へ迎え入れる。
声が小さい記録係。
魔力が弱い職人。
臆病者と笑われた元騎士。
前職を理由に拒まれた会計係。
王都では居場所を失った彼らだったが、辺境ではそれぞれの力が噛み合い、領民の命を救っていく。
しかし、彼らの前に立ちはだかるのは、王都財務院と商会連盟の巨大な不正。
届かない冬越し金。
燃える王都認証品。
偽装された帳簿。
止められた補給物資。
そして、レオンを笑い者にした婚約破棄の裏側。
王都が捨てた人材たちは、記録と契約と現場の成果で、腐った権威を追い詰めていく。
「私はあなたたちを拾ったんじゃない。必要だから選んだのよ」
これは、辺境令嬢が捨てられた人材に席を与え、王国の冬と未来を救う、実務ざまぁファンタジー。
23
減給された40代社畜、深夜バイトで国家級ダンジョンの管理者になる
**会社では「替えが利く」。国家級ダンジョンでは、彼しかいない。**
四十代の会社員・佐藤誠司は、十七年勤めた会社で突然、基本給を二割カットされた。
住宅ローン、子どもの給食費、日に日に苦しくなる家計。
家族にこれ以上我慢をさせたくない。その一心で見つけたのは、時給2800円、23時から翌5時、都内地下施設での「深夜データ入力」だった。
仕事は、端末に表示された異常値を指定範囲へ戻すだけ。
そう思っていた。
だが、彼が直していた「数字」の向こうには、国家級ダンジョンで命を懸ける探索者たちがいた。
退避経路を開き、危険区画を安定させ、一人でも多く家へ帰す。
会社で十七年間、誰にも評価されなかった「数字の違和感に気づく力」と「地味な調整力」は、ここでは人の命を救う力だった。
昼は、上司に「替えが利く」と切り捨てられる平社員。
夜は、誰にも知られず国家級ダンジョンを支える管理者。
やがて政府も探索者も、佐藤誠司という男を無視できなくなっていく。
これは、家族を守るために深夜バイトを始めただけの四十代の父親が、積み重ねてきた“地味な仕事”で、国に必要とされていく物語。
24
ボロ雑巾な伯爵夫人、やっと『家族』を手に入れました。~旦那様から棄てられて、ギブ&テイクでハートフルな共同生活を始めます2~
第二夫人に最愛の旦那様も息子も奪われ、挙句の果てに家から追い出された伯爵夫人・フィーリアは、なけなしの餞別だけを持って大雨の中を歩き続けていたところ、とある男の子たちに出会う。
言葉汚く直情的で、だけど決してフィーリアを無視したりはしない、ディーダ。
喋り方こそ柔らかいが、その実どこか冷めた毒舌家である、ノイン。
12、3歳ほどに見える彼らとひょんな事から共同生活を始めた彼女は、人々の優しさに触れて少しずつ自身の居場所を確立していく。
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●本作は「ボロ雑巾な伯爵夫人、旦那様から棄てられて、ギブ&テイクでハートフルな共同生活を始めます。」からの続き作品です。
前作では、二人との出会い~同居を描いています。
順番に読んでくださる方は、目次下にリンクを張っておりますので、そちらからお入りください。
※アプリで閲覧くださっている方は、タイトルで検索いただけますと表示されます。
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S級クラフトスキルを盗られた上にパーティから追放されたけど、実はスキルがなくても生産力最強なので追放仲間の美少女たちと工房やります
[第5回ドラゴンノベルス小説コンテスト 最終選考作品]
冒険者シオンは、なんでも作れる【クラフト】スキルを奪われた上に、S級パーティから追放された。しかしシオンには【クラフト】のために培った知識や技術がまだ残されていた!
物作りを通して、新たな仲間を得た彼は、世界初の技術の開発へ着手していく。
職人ギルドから追放された美少女ソフィア。
逃亡中の魔法使いノエル。
騎士職を剥奪された没落貴族のアリシア。
彼女らもまた、一度は奪われ、失ったものを、物作りを通して取り戻していく。
カクヨムにて完結済み。
( https://kakuyomu.jp/works/16817330656544103806 )
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異世界従魔具店へようこそ!〜私の外れスキルはモフモフと共にあり〜
日本での生活に疲れ切っていた犬山楓(いぬやまかえで)は、異世界が行った勇者召喚に巻き込まれてしまう。
しかし彼女は異世界系の作品を読み漁っており、異世界での生活に憧れを抱いていた。
「城を出て行くというのか!?」
「え? あ、はい」
召喚した異世界の王子に驚かれながらも、楓は自分の道を進むことを選択する。
授かったスキルは〈従魔具職人〉。
召喚された異世界では外れスキルと呼ばれるものだったが、そんなことは気にしない。
「それじゃあ皆さん、お元気で!」
憧れていた異世界での生活。
楓は自分のスキルで自由に生きていこうと決めた……のだが、実は楓の〈従魔具職人〉はスキルレベルが規格外の〈EX〉だった!!
楓の従魔具が従魔たちの人生を一変させる。
そんな楓の異世界生活は、忙しくも充実した生活になる……のかも?
※カクヨム、小説家になろう、アルファポリスにて掲載しています。
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解析スキル「アナライズ」でチートだけど、私は鑑定士なので受付嬢と冒険者はお断りです!~呪いの兎型アーティファクトを添えて~
希少スキル、鑑定の上位スキルの『解析』をもっているセルフィは特技を生かした仕事で冒険者ギルドに就職している。
鑑定科で魔物の素材や魔石などの鑑定をして、安心・安全な生活をしていたが、ある日突然王城からの依頼でアーティファクトを解析した所、兎の形をした願望器(呪)に契約者扱いされてしまう。
更には有名パーティーに同行する事になって手伝う事も多々ありーーー。
これは平凡な裏方業務になりたいながらも、巻き込まれ体質のせいで望まぬ事件に引っ張られる女の子のお話。
※第二部更新中です!
なろうでも更新しています。
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王国最高評議会へようこそ
王国全土の平和と安全を守る、王国最高評議会。
十五の席のうち、五つには、王国でもっとも強大な力を持つ五大公爵家が座っている。
領地争い、交易路での衝突、河川の利用権――。
新人文官として配属された私は、次々と問題を解決していく評議会の姿を見て感動した。
すごい。
ちゃんと王国の平和を守ってる。
そう思っていた。
ある日の会議で、九家の賛成を得た決議が否決されるまでは。
「……なんで?」
今日も王国最高評議会は、王国の平和と安全を守るため、真面目に働いている。
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華都のローズマリー
ひょんな事から前世の記憶が蘇った私、アリス・デュランタン。意地悪な義兄に『超』貧乏騎士爵家を追い出され、無一文の状態で妹と一緒に王都へ向かうが、そこは若い女性には厳しすぎる世界。一時は妹の為に身売りの覚悟をするも、気づけば何故か王都で人気のスィーツショップを経営することに。えっ、私この世界のお金の単位って全然わからないんですけど!?これは初めて見たお金が金貨の山だったという金銭感覚ゼロ、ハチャメチャ少女のラブ?コメディな物語。
新たなお仕事シリーズ第一弾、不定期掲載にて始めます!
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戦えない設備保守員ですが、ダンジョンの故障なら私の仕事です
日本にダンジョンが現れて三十年。
探索者が日々行き交うその場所には、照明も換気も転移門もあり、それを支える人々がいる。
四十三歳の設備保守員・佐伯美香も、その一人だ。
ある日、地下十八階の各設備が突如として一斉停止。非常隔壁が閉じ、A級探索者十一人が取り残されてしまう。
戦闘なら新人探索者にも及ばない美香だったが、警報盤を見て気づく。
――これは、ダンジョンの異常じゃない。
救助班とともに地下へ向かった彼女を待っていたのは、予想していた故障とは違う、不可解な状況だった。
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異世界配信革命〜追放された無能ポーターをバズらせる転生イベント屋、死の大地でダンジョン配信と領地経営を始めます〜
「僕なら、あなたをナンバーワン配信者にできます」
王都で人気のダンジョン配信を見ながら、たった一人、その下手さを酷評する十歳の少年――エリオット・ノクスヴェルト。
その正体は、過労死して異世界へ転生した元イベントプロデューサーだった。
企画、演出、音響、カメラワーク。
剣と魔法の世界で誰も知らない“魅せ方”こそ、彼の最強の武器である。
そんなエリオットが目をつけたのは、人気パーティー〈レイド・スターズ〉を追放されたポーター、エマ。
戦闘は苦手。喋るのも苦手。配信ではいつも見切れてばかり。
誰もが彼女を無能と呼ぶなか、エリオットだけはその才能を見抜いていた。
ドジな姿を応援したくなる個性へ変え、風魔術で絶妙なカメラアングルを作り、複数の映像をリアルタイムで切り替える。
異世界初の配信演出で挑んだ二人の生配信は、最大視聴者わずか八十二人――それでも口コミが広がり、登録者は三千人を突破した。
だが、革命は始まったばかり。
エリオットが与えられたのは、領民も収入もなく、凶悪な魔物だけが棲む〈死の大地〉。
価値などないと見捨てられた、最悪の領地だった。
それでも彼には、あらゆる出来事を人気コンテンツへ変える企画力がある。
ダンジョン攻略も、魔物との戦いも、荒れ果てた領地の再建も――面白いものは、なんでも配信する。
これは、追放された無能ポーターと転生イベント屋が、配信で人を集め、金を生み、死の大地を世界一バズる領地へ変えていく物語。
【登場人物】
◆エリオット・ノクスヴェルト
前世では、配信やライブなどを手がけていたイベントプロデューサー。過労死したのち、公爵家の少年として異世界へ転生した。
企画、演出、撮影技術を駆使し、面白さを最大限に引き出す“魅せ方”の天才。十歳とは思えない冷静さと優れた風魔術を持つ一方、自分が配信に映ることは徹底して避けている。
追放されたエマの才能を見抜き、彼女をナンバーワン配信者にすると宣言。やがて領民も収入もない〈死の大地〉を与えられ、配信による領地経営へ乗り出す。
◆エマ
人気冒険者パーティー〈レイド・スターズ〉で、荷物運びと撮影を担当していたポーター。
戦闘もトークも苦手で、配信では失敗ばかり。役立たずとしてパーティーを追放されるが、貧しい故郷の家族を支えるため、冒険者を諦めようとはしない。
本人は気づいていないものの、ひたむきで親しみやすく、思わず応援したくなる天性の配信者。エリオットとの出会いによって、“追放された無能ポーター”からナンバーワン配信者への一歩を踏み出す。
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勇者の決算書〜冒険者ギルド会計士のヤケクソ仕訳
見つけてくださってありがとうございます!
毎日【20:30】更新!ぜひお付き合いください!
「一箇所たりとも合ってるところがない!!」
冒険者ギルド会計科の苦労人・弥生が受け取ったのは、ギルドのエース勇者・蒼真の「カオスそのもの」な決算書だった。
見かねたギルドマスターから『現場でさばいてこい』と命じられ、弥生は蒼真たちのパーティに同行することに……。
しかし、待っていたのは規格外すぎる仲間たちと、ツッコミが追いつかない出費の山!
ヤケクソな仕訳と算盤を武器に挑む弥生だったが、膨大な過去帳簿を精査する中で、遂に諸悪の根源魔王の尻尾を掴む。
それは、18年前に起きた悲劇から止まったままの数字。
人の記憶や感情がどれほど風化しようとも、帳簿に刻まれた数字だけは騙せない。
ヤケクソ会計士と天然勇者が紡ぐ、笑って泣ける痛快・お仕事会計ファンタジー開幕!!
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【長編版】欲しがり王女の侍女はつらい
『王女殿下は欲しがり王女』の長編版です。侍女視点。
短編未読でも読めるように書いていく予定ですが、
短編もお読みいただけたら嬉しいです!
我が国の王女は欲しがり王女だ。
王女の欲しがりを断った、先の宰相はその立場を失ったという噂すら流れている。
微笑みのまま行われる王女の欲しがりは断ってはならない。そんな不文律から、各貴族家は多くのものを差し出した。
伯爵家の家宝、辺境伯家の家畜まで。
王女は欲しがって欲しがって欲しがって、誰かを守ってきた。
しかし、本人も周りも真実を公にはしない。
だからこそ、悪名高い王女殿下。そんな王女殿下から、子爵令嬢に招待状が届いて?
関連小説
『王女殿下は欲しがり王女』
『公爵閣下、社交界の常識を学び直しては?』
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勇者パーティに捨てられたので、魔王城でホワイトに働きます!~料理とDIYで最強の魔王軍を胃袋から懐柔して溺愛されています~
勇者パーティの斥候(セッコウ)として働いていたナギは、ある日竜の谷で「囮」として突き落とされる。 死を覚悟した彼女を拾ったのは、恐ろしいはずの魔王ゼノだった。
35
【完結】緑の手を持つ花屋の私と、茶色の手を持つ騎士団長
〜花が良く育つので「緑の手」だと思っていたら「癒しの手」だったようです〜
王都の隅っこで両親から受け継いだ花屋「ブルーメ」を経営するアンネリーエ。
彼女のお店で売っている花は、色鮮やかで花持ちが良いと評判だ。
自分で花を育て、売っているアンネリーエの店に、ある日イケメンの騎士が現れる。
アンネリーエの作る花束を気に入ったイケメン騎士は、一週間に一度花束を買いに来るようになって──?
どうやらアンネリーエが育てている花は、普通の花と違うらしい。
イケメン騎士が買っていく花束を切っ掛けに、アンネリーエの隠されていた力が明かされる、異世界お仕事ファンタジーです。
*こちらの作品、一旦完結しましたが、31話以降を加筆修正し、ネオページ様で連載することになりました。
新エピソードに加え、新キャラも出てきますので、興味ある方は是非。
*HOTランキング1位、エールに感想有難うございました!とても励みになっています!
※花の名前にルビで解説入れてみました。読みやすくなっていたら良いのですが。(;´Д`)
話の最後にも花の名前の解説を入れてますが、間違ってる可能性大です。
雰囲気を味わってもらえたら嬉しいです。
お読みいただいた皆様に感謝です!(人´∀`).☆.。.:*・゚
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ダンジョンで大規模障害? それ、設備保守員の仕事です
日本各地にダンジョンが出現して二十五年。
四十八歳の田島は、ダンジョン内の照明や非常扉、通信設備を点検する設備保守員だ。探索者資格は持っているものの、戦闘では新人にも及ばない。
今日も何事もなく点検を終える――はずだった。
突然、七層以深の通信、監視、非常設備が一斉に停止。高レベル探索者たちが地下深くに取り残される。
ダンジョンの異変か。モンスターの仕業か。
誰も原因をつかめない中、田島は現場へ向かう。
戦う力を持たない設備保守員に、いったい何ができるのか。
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ダンジョン冒険者にラブコメはいらない(多分)~正体を隠して普通の生活を送る男子高生、実は最近注目の高ランク冒険者だった~
学校では正体を隠し、普通の男子高校生を演じている黒瀬才斗。実は仕事でダンジョンに潜っている、最近話題のAランク冒険者だった。
そんな黒瀬の通う高校に突如転校してきた白桃楓香。初対面なのにも関わらず、なぜかいきなり黒瀬に抱きつくという奇行に出る。
「才斗くん、これからよろしくお願いしますねっ」
なんと白桃は黒瀬の直属の部下として派遣された冒険者であり、以後、同じ家で生活を共にし、ダンジョンでの仕事も一緒にすることになるという。
これは、上級冒険者の黒瀬と、美少女転校生の純愛ラブコメディ――ではなく、ちゃんとしたダンジョン・ファンタジー(多分)。
※小説家になろう、カクヨムでも連載しています。
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着替えるたびに魔法が変わるので、冒険よりも服を買いたい
異世界に転生した服好きのニコラは、自分が気に入って選んだ服を着ると、その服に合った魔法を使える。
青いワンピースなら空を飛び、長靴なら水の上を歩ける。試着室で初めて浮かんだ日から、服を選ぶのがますます楽しくなった。
運河沿いへお菓子を届けたり、花屋の鉢を元気にしたり。新しい服のために引き受けた小さな仕事で、町の知り合いも増えていく。
踊りの祭りへ着ていく一着も、肌寒い日に羽織る一枚も欲しい。魔法だけでなく、色も形も好きな服で、今日も出かけます。
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両腕を失った英雄に「死ぬための剣をくれ」と頼まれましたが、私は生きるための手を鍛えます
辺境で工房を営む鍛冶師ミレーネのもとへ、両腕を失った戦争英雄レオルが現れた。
望みは「死ぬための剣」。
けれどミレーネは、その依頼を断る。
彼女が代わりに作ったのは、自分で食べ、扉を開け、働くための道具だった。
代金は施しにせず、仕事で返す契約に。
英雄ではなく一人の働き手として工房に残ったレオルと、誰にも頼れず工房を抱えてきたミレーネは、少しずつ対等な居場所と恋を育てていく。
しかし国家は、レオルの身体を再び戦場へ戻し、ミレーネの技術を所有しようとする。
剣を鍛えない女職人と、昔の英雄ではない男が、仲間と記録と“戦わない道具”で、自分たちの明日を取り戻す物語。
※シリアスあり/恋愛は一途/ハッピーエンド/全60話完結
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異世界アパレル、はじめました。~服は、いちばん身近な魔法~
元アパレル店員が、伝説の衣で見返す異世界お仕事ファンタジー。
アパレル店員として働いていた柊茜は、ある日突然、見知らぬ異世界の路地裏に投げ出されていた。
目に映るのは、魔法が飛び交う日常と、無骨な防具ばかりが並ぶ武器至上主義の街。途方に暮れていたところを、経営難にあえぐ小さな洋品店を営むエルフのエルウィンに拾われる。
生地に触れるだけで、その由来や効能がわかる不思議な力、「鑑定眼」に目覚めた茜は、店の奥で三年も眠っていた「火鼠の皮衣」を、竜討伐に向かう冒険者への肌着として提案し、見事に売り上げてみせる。
前世で培った接客の腕と、鑑定眼、そしてこの世界に息づく数々の伝説の力。
茜はそれらを武器に、一人また一人とお客様の悩みに向き合っていく。透明化の指輪を選ぶ奥様、大空を翔けるための一揃いを求める冒険者、陸を歩きたいと願う人魚。
服は、ただ身を守るだけの布ではない。誰かの一歩を後押しする、確かな力になる。
新しく仲間になった獣人のヤン、そして正体不明の看板猫モモ。小さな洋品店は少しずつ、けれど確かに賑わいを取り戻していく。
けれどある日、この店の存在そのものを脅かす、大きな影が街に忍び寄ってきて――。
伝説と絆が紡がれる、異世界お仕事ファンタジー。