恋愛 異世界恋愛 小説一覧

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すっかりやさぐれた悪役令嬢を、皇太子は諦めない

悪役令嬢に転生した私は、何度も死んだ。 婚約破棄を避けても。悪役を演じても。善人になっても。逃げ出しても。結末はいつも死。 そんな人生を何度も繰り返した結果、私はすっかり疲れ果ててしまった。 今回も皇太子の婚約者になり、王妃教育も社交界も完璧にこなす。 だって、もう何度も経験したことだから。でもどうせ、最後は婚約破棄されて処刑される。 だから皇太子が甘い言葉を囁いても、「よくもまあ、そんな歯の浮く台詞が言えますね」としか思えない。 婚約解消してくれれば、田舎で余生を過ごせるのに――。 ところが、今回はなぜか皇太子がヒロインではなく私ばかり追いかけてきて……? 何度も処刑されたせいで人生に疲れ切った悪役令嬢と、少し失敗しながらも、彼女を手放そうとしない皇太子が織りなす、すれ違いラブストーリー。 ※イギリスを参考とした架空世界の話ですが、一部史実とは異なる箇所もございます。
恋愛 完結 長編
感想数 24 文字数 85,660 最終更新日 2026.08.20 登録日 2026.07.28
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三年間あなたの領地を切り盛りしてまいりましたが、離縁いたします。帳簿も契約書もすべて私の名で結んでおりますので、どうぞご自由に

婚礼の夜、夫は寝室に来なかった。三年、一度も。代わりに来たのは書類の束だった。 伯爵家に嫁いで三年。私は帳簿を締め、領民の訴えを聞き、商人と話をつけた。夫は舞踏会で笑い、私の仕事を自分の手柄として語った。 「君との結婚は、家同士の義務だったんだ」 幼馴染の令嬢を後妻に迎えるつもりらしい。分かりました。離縁いたします。 ただ、ひとつだけ確認していただきたいものがあります。この三年で交わした契約書、二百八十七通。羊毛の買い付けも、石工の手配も、橋の普請も、署名はすべて私の名です。あなたは一度も目を通さず、面倒くさそうに私へ押しつけてこられました。 契約は、人に付きます。家にではなく。 夏が来て、伯爵領に商人が来ない。 私は隣の辺境伯領で、同じ仕事をしています。ここの領主は、差し出した書類を最後まで読んだ。読んでから、こう言った。 「あなたの名で結んでください。私の名ではなく」 ※毎日19時に2話ずつ更新します。
恋愛 連載中 長編
感想数 1 文字数 29,141 最終更新日 2026.08.21 登録日 2026.08.17
3

『あなたを愛する資格がないと言われましたので、婚約を破棄します。すると冷徹な王弟殿下が「今度こそ君を離さない」と溺愛してきました』

伯爵令嬢エレナは、愛する婚約者から「君は妻になる資格がない」と婚約破棄を告げられる。 傷つきながらも婚約を受け入れたエレナの前に現れたのは、隣国の冷徹な王弟レオンハルト。 「やっと、君を迎えに来られた」 実は二人は幼い頃に出会っており、レオンハルトはその頃からエレナを想い続けていた。 彼の溺愛に触れるうち、エレナも次第に心を開いていく。 一方、元婚約者はエレナを失って初めて自分の愚かさに気づき、復縁を迫るが――。 「もう、私が愛している人はあなたではありません」 元婚約者の後悔をよそに、エレナは本当の愛を見つけ、王弟と幸せな未来へ歩み始める。
恋愛 連載中 長編
文字数 17,666 最終更新日 2026.08.21 登録日 2026.08.19
4

「妻は飾りでよい」と三年間放置されました。夫が愛人の子を跡継ぎにすると言うので、結婚契約書の第七条を読み上げます

伯爵夫人セレスティアは、結婚初夜から三年間、夫アーヴィンに「飾りの妻」として放置されてきた。 父を亡くし、母から継いだルクレール商会を守るために結んだ婚姻。大恋愛ではなかった。それでもセレスティアは、いつか穏やかな夫婦になれるかもしれないと、ほんの少しだけ期待していた。 しかし半年ぶりに屋敷へ戻ったアーヴィンは、婚姻前から隠していた愛人リディアと五歳の息子ノエルを連れていた。 「この子を、オルブライト伯爵家の跡継ぎにする。君は今まで通り、飾りの妻でいればいい」 そう告げられたセレスティアは、静かに婚姻契約書を取り出す。 第七条。 夫が妻の書面同意なく婚外の子を跡継ぎとし、妻の持参財や商会権利をその子の相続財産に含めようとした場合、妻は即時離縁、持参財返還、違約金、資産回収を請求できる。 一か月前、王立契約院の立会人ユリウスに問われて、セレスティアはようやく自分の望みを言葉にした。 愛ではなく、自分の名を取り戻したい。 夫の契約違反が公の場で明らかになる時、飾りと呼ばれた妻は、自分の人生を取り戻す。
恋愛 完結 短編
文字数 14,065 最終更新日 2026.06.12 登録日 2026.06.12
5

妹に王太子妃教育を譲れと言われたので譲りました。ですが三日後、王宮の予定表が真っ白になったそうです

「お姉様。王太子妃教育を、わたくしに譲ってくださらない?」 妹ミレーヌにそう言われ、王太子ユリウスにも「民に愛される妃はミレーヌだ」と告げられた公爵令嬢アレシア。 三年間、王太子妃候補として王宮の予定表、謁見、茶会、外交使節、予算調整まで支えてきた彼女は、怒ることなく静かに答えた。 「承知いたしました。すべてお譲りいたします」 華やかな地位だけを望んだ妹は、赤字と青字で埋まった予定表を「見苦しい」と言い、白紙の予定表から始めようとする。 そして三日後。 王宮の予定表は、本当に真っ白になった。 外交使節の歓迎式、王妃の慈善茶会、地方貴族の謁見、王太子の視察。何も決まらず、誰も動けない。 ようやく王宮は気づく。 紙と数字ばかり見ていると笑われたアレシアこそが、王宮を回していたのだと。 けれどアレシアは、もう王太子妃候補として戻るつもりはない。 彼女の能力を正しく評価した若き宰相兼王弟殿下レオンハルトは、アレシアを「便利な裏方」ではなく、正式な補佐として迎えようとする。 一方、妹と王太子は、読まなかった引き継ぎ箱と、捨てた予定表と、軽んじた責任の重さを思い知ることになる。 譲っただけです。 ですが、その後どうなったかまでは、私の責任ではありません。
恋愛 完結 短編
文字数 23,991 最終更新日 2026.05.28 登録日 2026.05.28
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いつまでも夢見る少女ではいられない〜兄の親友への初恋を手放して、新しい恋を選びます〜

いつまでも夢見る少女ではいられない〜兄の親友への初恋を手放して、新しい恋を選びます〜
伯爵令嬢クレアは、幼い頃から兄の親友バーナードを想い続けてきた。 けれど何度告白しても、「妹のようなものだ」と笑って受け流されてしまう。 そんな夏、王都から訪れた侯爵令息フランシスは、クレアを一人の女性として見つめ、趣味で描いていた図案の才能まで認めてくれた。 初めて、自分の夢を応援してくれる人。 初めて、少女ではなく一人の女性として見てくれる人。 長い初恋を手放し、新しい恋と未来を選ぶまでの、ひと夏の成長物語。 ◇◇◇ 現在、本編の続きとして、クレアが王都で新しい生活を始める「王都編」を掲載しています。 王都の意匠学校で新しい仲間たちと出会い、ものづくりを学びながら、恋人になったフランシスとの関係も少しずつ深まっていきます。 恋と友情、そして夢へ踏み出すクレアの物語を、引き続きお楽しみください。
恋愛 完結 長編
感想数 4 文字数 200,599 最終更新日 2026.08.21 登録日 2026.08.01
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彼女にも愛する人がいた

既に冷たくなった王妃を見つけたのは、彼女に食事を運んで来た侍女だった。 「宮廷医の見立てでは、王妃様の死因は餓死。然も彼が言うには、王妃様は亡くなってから既に2、3日は経過しているだろうとの事でした」 そう宰相から報告を受けた俺は、自分の耳を疑った。 餓死だと? この王宮で?  彼女は俺の従兄妹で隣国ジルハイムの王女だ。 俺の背中を嫌な汗が流れた。 では、亡くなってから今日まで、彼女がいない事に誰も気付きもしなかったと言うのか…? そんな馬鹿な…。信じられなかった。 だがそんな俺を他所に宰相は更に告げる。 「亡くなった王妃様は陛下の子を懐妊されておりました」と…。 彼女がこの国へ嫁いで来て2年。漸く子が出来た事をこんな形で知るなんて…。 俺はその報告に愕然とした。
恋愛 完結 短編
文字数 89,740 最終更新日 2025.01.09 登録日 2024.12.01
8

私は溺愛されて殺される。何度も失った彼は、今度こそ私を絶対に救う。

十八歳の卒業式翌日、私はクラスメイトのルカスに殺された。 目を覚ますと十二歳。 私を溺愛してくれた婚約者・エルヴィンと出会う日に戻っていた。 今度こそ幸せになる――そう思ったのに、エルヴィンは私を拒絶。 そして私の婚約者になったのは、私を殺したルカスだった。 なぜ運命は変わったのか。 そして、ルカスはなぜ私を殺したのか――。
恋愛 連載中 長編 R15
感想数 0 文字数 27,803 最終更新日 2026.08.22 登録日 2026.08.20
9

婚約者を奪った妹が、私の加護刺繍まで自作として王妃様に献上しました。では御前で続きを縫っていただきましょう

リネット・ベルフォードは、加護刺繍を扱う令嬢である。 王妃様の巡幸礼装に縫い込む守護紋。騎士団の護符。誰かを守るための刺繍を、彼女は長く縫ってきた。 しかしリネットは、妹コレットに婚約者セドリックを奪われる。さらに家族から沈黙を強いられたまま、王妃様の御前へ連れて行かれた。 そこでコレットが差し出したのは、リネットが半年かけて縫った加護刺繍だった。 「王妃様のお身を守るものですから、一針ごとに祈りを込めました」 妹はそう微笑み、セドリックも彼女を王妃付き刺繍師に推薦する。 けれど、加護刺繍は模様を真似るだけでは発動しない。糸の染め、下絵、針順、縫い手の魔力の癖。その全てが合って、初めて守護紋になる。 リネットは王妃様の御前で、妹に告げる。 「あなたの作品だと言うのなら、どうぞ、御前で続きを縫っていただきましょう」 妹の手元で加護糸が死んだ時、王妃様も、近衛騎士団長ノアも、真の縫い手に気づき始める。 婚約者を取り戻すためではない。 自分の技術と名誉、そして王妃様の安全を守るために、リネットは針を取る。
恋愛 完結 短編
文字数 13,692 最終更新日 2026.06.18 登録日 2026.06.18
10 レンタルあり

王命って何ですか?

王命って何ですか?
【第18回恋愛小説大賞において優秀賞を頂戴致しました。応援頂いた読者の皆様に心よりの感謝を申し上げます。本当にありがとうございました】 その日、貴族裁判所前には多くの貴族達が傍聴券を求め、所狭しと行列を作っていた。 貴族達にとって注目すべき裁判が開かれるからだ。 現国王の妹王女の嫁ぎ先である建国以来の名門侯爵家が、新興貴族である伯爵家から訴えを起こされたこの裁判。 人々の関心を集めないはずがない。 裁判の冒頭、証言台に立った伯爵家長女は涙ながらに訴えた。 「私には婚約者がいました…。 彼を愛していました。でも、私とその方の婚約は破棄され、私は意に沿わぬ男性の元へと嫁ぎ、侯爵夫人となったのです。 そう…。誰も覆す事の出来ない王命と言う理不尽な制度によって…。 ですが、理不尽な制度には理不尽な扱いが待っていました…」 裁判開始早々、王命を理不尽だと公衆の面前で公言した彼女。裁判での証言でなければ不敬罪に問われても可笑しくはない発言だ。 だが、彼女はそんな事は全て承知の上であえてこの言葉を発した。   彼女はこれより少し前、嫁ぎ先の侯爵家から彼女の有責で離縁されている。原因は彼女の不貞行為だ。彼女はそれを否定し、この裁判に於いて自身の無実を証明しようとしているのだ。 次々に積み重ねられていく証言に次第に追い込まれていく侯爵家。明らかになっていく真実を傍聴席の貴族達は息を飲んで見守る。 裁判の最後、彼女は傍聴席に向かって訴えかけた。 「王命って何ですか?」と。 ✳︎不定期更新、設定ゆるゆるです。
文字数 308,700 最終更新日 2026.07.24 登録日 2025.01.18
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《完結》「側妃を迎える。準備は王妃府で」そう告げた王は、二ヶ月後、王座を失いました

王妃フレイアは、五年間、王宮の見えない仕事を支えてきた。 儀礼、寄付、夫人同士の調整、外交の細かな配慮。誰かが困る前に整える仕事は、いつも王妃府へ流れてきた。 ある朝、王は告げる。 「側妃を迎える。準備は王妃府で」 相手はすでに懐妊しているという。 入内は十日後。南の離宮を望み、王宮医の診断もまだ。 そのすべてを、王は正妃であるフレイアに任せようとした。 「そなたならうまくやってくれる」 その言葉を聞いたフレイアは、父へ手紙を書く。 ――疲れました。 公爵家は娘を迎えに来た。 王は、少し休めば戻ると思っていた。側妃が来れば、王宮は明るくなるとも。 だが、王妃がいなくなった王宮は、二ヶ月ももたなかった。 茶会、寄付、外交、国境。正妃ひとりに押しつけられていた仕事が、次々と崩れていく。 そして王は知ることになる。 王妃は、王宮の欠けたところを埋めるための備品ではない。 もう、戻らない。 ※全67話。  初日以外は6時・17時更新となります。 ※本作は生成AIによる文章案をもとに、作者が取捨選択・加筆修正して制作した作品です。  賞・出版申請を目的とした作品ではありません。
恋愛 完結 長編
感想数 1,285 文字数 255,419 最終更新日 2026.06.20 登録日 2026.05.23
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【清書版】婚約破棄されて捨てられた令嬢ですが、隣国の冷徹皇帝陛下がなぜか私を離してくれません!?

【清書版】婚約破棄されて捨てられた令嬢ですが、隣国の冷徹皇帝陛下がなぜか私を離してくれません!?
婚約破棄によってすべてを失った伯爵令嬢ミアは、隣国ヴァイス帝国の冷徹皇帝エルンストとの縁談を受け入れる。 精霊眼を持つミアと、白竜皇に認められたエルンスト。政略から始まった二人は、互いを知り、支え合う中で少しずつ惹かれ合っていく。 これは、捨てられた令嬢が新たな居場所と自信を手に入れ、愛する人と自らの幸せを選び直す物語。
恋愛 完結 長編
感想数 0 文字数 320,411 最終更新日 2026.08.20 登録日 2026.08.20
13

【完結】婚約破棄された令嬢は、毎朝パンを買いに来る無口な騎士が自分を好きだとは知らない

裕福な商家の娘セシリアは、子爵家の跡取りである婚約者オスカーから、突然婚約を解消されてしまう。 彼に相応しい女性になろうと、自分の好きなものも、言いたいことも我慢してきたセシリア。 それなのに最後に告げられたのは、「君は昔より随分つまらなくなった」という言葉だった。 傷心のセシリアは、叔母が営む小さなパン屋で暮らし始める。 パン作りを手伝ううち、少しずつ自分の「好き」を取り戻していくセシリアだったが――なぜか毎朝、黒パンを一つだけ買いに来る無口な近衛騎士がいる。 しかも彼は、パンを買うたびにセシリアをじっと見つめていく。 「叔母様……あの騎士様、どうして毎日、私を睨んでいくのでしょう」 「睨んでるようには見えないけどねえ」 実はその騎士ギルバートは、三年前からセシリアに想いを寄せていて――?
恋愛 完結 短編
感想数 0 文字数 18,394 最終更新日 2026.08.18 登録日 2026.08.18
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「君を愛することはない」と言った公爵様は、私が婚約を解消した途端に壊れました

「勘違いするな。私は君を愛することはない」 婚約発表の夜、公爵アレクシスからそう告げられた伯爵令嬢エレナ。 幼い頃から彼を慕い続けていたエレナは、その言葉を受け入れようと必死に笑う。 婚約者なのに隣に座らせてもらえない。 贈り物をしても素っ気ない返事。 夜会では別の令嬢と親しげに話す。 やがてリリアという令嬢から、 「アレクシス様は、私といるときはよく笑われるの」 そう告げられたエレナは、ついに決意する。 「もう、私から身を引きましょう」 王宮で婚約解消を申し出たエレナ。 アレクシスは「……そうか」と冷たく答えた。 ところが、彼女がいなくなった翌日から、公爵の日常は少しずつ壊れ始める。 毎朝届いていた花。 好きな菓子。 体調を気遣う手紙。 それらすべてが、エレナによって用意されていたものだった。 「……私は、何をしていた?」 そしてアレクシスは知る。 エレナは、自分を一度も嫌ってなどいなかった。 さらに公爵家に伝わる呪いの秘密が明らかになる。 彼がエレナを遠ざけていた本当の理由。 それは―― **誰よりも彼女を愛していたからだった。** だが、愛する者を守るためについた嘘は、最愛の女性を深く傷つけていた。 「君を愛している」 「……今さらです」 一度失った愛を取り戻すため、公爵は初めて彼女を追いかける。 そしてエレナが最後に選ぶ答えとは――。 **「愛していない」のではなく、「愛しているからこそ、愛していないふりをしていた」。** 冷酷公爵の後悔と溺愛、そして一度壊れた二人の恋が、もう一度動き始める。
恋愛 完結 ショートショート
感想数 2 文字数 5,495 最終更新日 2026.08.09 登録日 2026.08.09
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「昔の君の方が好きだった」と言われたので婚約を解消しました 〜昔には戻りません。今の私を見てくれる人と幸せになります〜

「昔の君の方が好きだった」と言われたので婚約を解消しました 〜昔には戻りません。今の私を見てくれる人と幸せになります〜
「俺は、昔の君の方が好きだった」  婚約者にそう告げられた伯爵令嬢シャルロットは、今の自分を否定する相手との婚約を解消する。    新しい人生を歩き始めた彼女が出会ったのは、好きなものを覚え、「これからあなたのことを知りたい」と言ってくれるアルベールだった。  昔の私には戻らない。  今の私を見てくれる人と幸せになる、婚約解消から始まる異世界恋愛。 ※全八話・完結済
恋愛 完結 短編
感想数 0 文字数 45,475 最終更新日 2026.07.24 登録日 2026.07.21
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婚約者から届いた百通の手紙を読み返したら、婚約をやめるべき理由が全部書いてありました

結婚式まで、あと三か月。 伯爵令嬢ヴィヴィアンのもとに、婚約者ウォーレンから一通の手紙が届いた。 『急な仕事が入った。今日の話し合いには行けそうにない。招待客については君の判断に任せる。君なら問題なくできるだろう』 またいつものこと。 そう思って返事を書こうとしたヴィヴィアンは、ふと気づく。 ――「どうぞお気になさらないでください」と、私はこれまで何度書いたのだろう。 気になったヴィヴィアンは、七年間大切に保管してきたウォーレンからの手紙を読み返すことにした。 最初の手紙には「会いたい」と書かれていた。 やがてそれは「君なら待っていてくれるよね」に変わり、「君ならできる」「婚約者なら察してほしい」と変わっていく。 一通ずつ読んでいた頃には気づかなかった。 けれど百通を並べれば、そこには二人の七年間がはっきりと残されていた。 愛されていると思っていた。 信頼されていると思っていた。 必要とされていることが嬉しかった。 では――私は、いつから彼にとって「何をしても許してくれる婚約者」になったのだろう。 これは百通の手紙をきっかけに、一人の令嬢が七年間の恋と向き合い、自分自身のための答えを選ぶ物語。
恋愛 完結 短編
文字数 11,156 最終更新日 2026.08.09 登録日 2026.08.09
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横領を告発しようとした私の声を奪った婚約者へ。愛人との結婚式で、その沈黙をお返しします

「声がなければ、告発も否定もできない。喋れない女の走り書きを、誰が立ち止まって読む?」 伯爵令嬢アメリアは、婚約後の領地運営を手伝うなかで、不自然な支払いを見つける。 南堤防の石材代として処理された二百四十金貨。 同じ支払番号、同じ金額、同じ婚約者の署名が記されたもう一枚の明細には、こう書かれていた。 ――愛人ダフネへ贈る、婚礼用サファイア首飾り一式。 公的救済金の横領を地区救済局へ告発すると宣言した直後、アメリアは婚約者ヴィクトルから「封言の呪い」をかけられる。 横領という秘密を隠すため、声そのものを奪う呪い。 ヴィクトルはアメリアとの婚約を解消し、十日後にはダフネとの結婚式を開くと告げた。 声を奪えば、何も訴えられない。 声を失った女の話など、誰も聞かない。 ヴィクトルはそう信じていた。 けれど、アメリアが失ったのは声だけだった。 文字を書く手も、証拠を求める知識も、どこで誰へ伝えるかを選ぶ意思も、奪われてはいない。 以前から面識のあるジュリアン子爵は、アメリアの代わりに告発しようとしない。彼女が一文字ずつ書き終えるまで待ち、本人が決めるまで答えを先回りしない。 アメリアは自分で二つの支払控えを確保し、安全と複数の証人がそろう場所を選ぶ。 それは、ダフネが横領金で買われたサファイアを身につける、ヴィクトル本人の結婚式だった。 誓いの前に婚姻への異議を問われた瞬間、声のないアメリアは自ら立ち上がり、一枚目の告発書を大勢へ掲げる。 > 私はアメリア・レイン。ヴィクトル・ハロウに声を奪われました。 これは、声を奪われても意思を他人へ渡さなかった令嬢が、自分の文字で秘密を公にし、自分の言葉と名誉を取り戻す物語。 全7話・完結。婚約破棄、愛人との結婚式での直接告発、ざまぁ、意思を尊重して待つ相手との異世界恋愛です。
恋愛 完結 長編
文字数 12,127 最終更新日 2026.08.14 登録日 2026.08.14
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悪役令嬢は先回りして謝りに行きますわ ~断罪される前に全部謝っておいたら、味方だらけで断罪の日が空振りましたの~

 わたくし、前世の記憶で気づきましたの。この体、物語で断罪される悪役令嬢ですわ。  卒業の夜、王子さまに罪状を読み上げられて国外追放。……冗談ではありませんわ。  でも、考えましたの。罪状にされる前に、謝ってしまえばよろしいのでは?  というわけで、謝罪の行脚を始めましたわ。壊した髪飾りは直して返す。取り上げた本は二冊にして返す。言い過ぎた言葉は――これが一番大変でしたの。人前で、ちゃんと言い直しますのよ。相手が違えば、謝り方も違いますでしょう?  そうしたら、おかしいんですの。謝った相手が、次々お友達になっていきますのよ。一番緊張したのは、いちばん睨みの怖い公爵子息さまでしたけれど……あの方、謝ったその日から、なぜか毎回わたくしの行脚についてきますの。  そして断罪の日。王子さまが罪状を読み上げるたび、会場のみなさまが「その件はもう解決済みですわ」。  断罪、まさかの空振り。おまけに筆頭のはずの公爵子息さまが、跪いて一言。  「あなたの謝りっぷりに、惚れました」  ……それ、どういう罪状ですの?
恋愛 連載中 長編
感想数 0 文字数 12,920 最終更新日 2026.08.21 登録日 2026.08.19
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【本編完結】あの日の続きを【番外編連載予定】

ミリシャは恋をした。 友人であるオレア・ポートルの兄、キリアンに。 図らずも、その恋は成就した。 婚約を打診され、受けた。 だけどーー これは恋ではなく、信頼を築き直す物語。
恋愛 連載中 短編
感想数 34 文字数 77,485 最終更新日 2026.08.19 登録日 2026.07.12
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【完結】絆されたから付き合ってくださっただけなので、解放してさしあげようと思います。

【完結】絆されたから付き合ってくださっただけなので、解放してさしあげようと思います。
「──絆されたんだ」 プロポーズの理由を尋ねたラヴィーナに、シリルが返したのは、そのひと言だった。 婚約破棄され、元婚約者には「可愛げがない」と詰られ続けてきたラヴィーナは、その言葉で悟ってしまう。 ああ、やっぱり同情だったのだ、と。 家族にも行き先を告げず、隣国で名を変えて生きることを選んだラヴィーナ。 けれど、「妻に迎えたい」と告げたシリルは、突然姿を消した彼女を諦めてはいなかった――。 逃げる令嬢と、追いかける伯爵。 可愛げがないと思い込む彼女と、彼女を諦めない男の、じれったいすれ違い恋物語。 全11話。
恋愛 完結 長編
感想数 21 文字数 36,239 最終更新日 2026.08.07 登録日 2026.07.28
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王太子殿下の解毒薬を作る薬草園を、妹の婚約披露のため潰せと父に命じられましたが、私はもう従いません

「お姉様も、もう泥遊びは終わりにできるわね」 妹の婚約披露のため、明朝から薬草園を掘り返す。父はそう正式に命じた。 そこは、王太子殿下の解毒薬を作れる、たった一つの薬草園だ。 伯爵令嬢リディアは、亡き母から受け継いだ銀星草を育てる薬用区画主任。完成薬は十二本。今ある危険には備えられても、園を失えば、次の一本は作れない。 「必要になれば、お前が別の場所でまた育てればよい」 「だって、それがお姉様の仕事ですもの」 壊すのは自分たち。直すのは姉。父と妹は、当然のようにそう考えていた。 けれど、もう埋め合わせるつもりはない。 リディアは完成薬十二本を施療院へ移し、種と挿し穂を避難させ、夜明け前に始まった掘り返しを、薬用区画主任の権限で正面から止める。 「ここは母が作った園です。そして今は、未来の患者の園です。どちらも、あなたの披露の飾りにはしない」 黒く変色した根を前に、王太子殿下が現場へ立った。妹の言葉は、書記官の手でそのまま記録される。 父は総監の職を失い、妹は望んだ舞台のすべてを失った。 そして殿下が問う。「園を残せば、それでよいか」 「いいえ」 リディアが求めたのは、園の存続だけではない。母と自分の名を功績として記録に刻むこと。そして、誰か一人の一存では二度と潰せない仕組みを、自分の手で作ること。 危機対応を一人で抱えてきた王太子付き侍医テオドールと、働き方も、その先の関係も、自分たちで選び直していく。 全7話・完結。ざまぁと職業的名誉回復、そして相互尊重のハッピーエンドです。
恋愛 完結 短編
文字数 14,708 最終更新日 2026.07.31 登録日 2026.07.31
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(完結)可愛いだけの妹がすべてを奪っていく時、最期の雨が降る(全5話)

可愛いだけの妹が、全てを奪っていく時、私はその全てを余すところなく奪わせた。 妹よ・・・貴女は知らない・・・最期の雨が貴女に降ることを・・・ 暗い、シリアスなお話です。ざまぁありですが、ヒロインがするわけではありません。残酷と感じるかどうかは人によるので、わかりませんが、残酷描写シーンはありません。最期はハッピーエンドで、ほのぼのと終わります。 全5話
恋愛 完結 ショートショート R15
感想数 23 文字数 5,066 最終更新日 2021.03.14 登録日 2021.03.12
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「君を愛することはない」と言われて三年、そろそろ白い結婚をやめようと思います

「君を愛することはない」と言われて三年、そろそろ白い結婚をやめようと思います
伯爵家の娘・セシリアには、幼い頃からの許婚がいた。 公爵家当主にして王国宰相、ユーリス・シルヴェイン――初恋の相手でもある彼と、セシリアはついに結婚する。 しかし結婚初夜、彼は静かに告げた。 「君を愛することはない」と――。 ユーリスはほとんど帰宅せず、聞こえてくるのは他の女性との浮いた話ばかり。 没落寸前だった伯爵家の借金を肩代わりしてもらった身では、反論する術もない。 セシリアに求められるのは、ただ"完璧な公爵夫人"でいることだけだった。 しかし"ある夜"をきっかけに、ふたりの関係はより歪になる。 彼が稀に邸へ戻る夜――ユーリスは決まって、セシリアの隣で眠るのだ。 理由も、意味も、分からない。でも、怖くて聞けない。 そんな折、社交界である噂が囁かれ始めた。 他国の王女との縁談、そして「本命の女性がいる」という声。 結婚して三年。愛されなくとも、傍にいられればそれで良かった。 けれど、もう――潮時なのかもしれない。セシリアは静かに、離婚を決意する。
恋愛 完結 長編
感想数 129 文字数 230,082 最終更新日 2026.06.30 登録日 2026.05.26
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妹が私の婚約者を奪いました。でも父まで妹を選んだので家を出ます。祖母から世界最大商会を継いだ私に、今さら帰ってこいと言われても遅すぎます

妹が私の婚約者を奪いました。でも父まで妹を選んだので家を出ます。祖母から世界最大商会を継いだ私に、今さら帰ってこいと言われても遅すぎます
婚約者を妹に奪われ、父にも見捨てられた伯爵令嬢エレノアは、家を追い出される。 けれど、それは人生最悪の日であり、最高の日でもあった。 亡き祖母が遺したのは、世界最大商会の会頭の座と莫大な財産。 商会を立て直し、世界中から称賛される一方で、没落した家族と元婚約者は「戻ってきてほしい」と泣きついてくるが……。 「あなたたちが捨てたのは、私ではなく未来です。」 もう二度と、その手は取りません。
恋愛 完結 短編
文字数 10,098 最終更新日 2026.07.01 登録日 2026.07.01
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婚約者は私を捨て、私の持参船で愛人と新婚旅行へ。お二人だけ港に残して出航します

「明日、この船でカミラと新婚旅行へ出る。もう婚約者でもない君には関係ない」 海運伯爵家の令嬢オリヴィアは、没落しかけた侯爵家嫡男ルーカスとの結婚後に領地を再建するため、三年かけて持参船〈暁の鴎〉号を準備してきた。 船員をそろえ、航路を整え、翌朝には嵐で被害を受けた島々へ出航する予定だった。船倉には、備蓄があと二日で尽きる島民へ届ける食糧、薬、毛布が積まれている。 ところが出航前日、港へ着いたオリヴィアが見たのは、船から降ろされる救援物資と、代わりに積み込まれる衣装箱、酒樽、鏡台、長椅子だった。 船上にはルーカスと、その愛人カミラがいる。 ルーカスはオリヴィアとの婚約を一方的に解消し、カミラとの婚礼と新婚旅行、さらに自分の私的事業へ〈暁の鴎〉号を使うと告げた。 「この毛布、少し獣臭いのですもの」 カミラも救援物資を邪魔扱いし、自分の衣装と家具を優先する。 けれどルーカスは、大切な二つの事実を軽んじていた。 〈暁の鴎〉号は、結婚が成立するまではオリヴィアの所有物。そして船員たちを雇っているのは、オリヴィアの実家である。 救援先を治めるフレデリック辺境伯は、島の備蓄があと二日だと伝えても、オリヴィアへ命令しない。 「この船をどうするかは、あなたが決めてください」 裏切られた痛みを抱えながら、オリヴィアは自分で救援続行を決める。船員たちと物資を積み戻し、翌朝、予定どおり出航すると宣言した。 それでもルーカスは、招待客の前ならオリヴィアは逆らえないと考え、新婚旅行の出航式を強行する。 「錨を上げろ。出航だ!」 しかし、船員は誰一人動かなかった。 これは、自分を財産として扱った元婚約者と愛人を直接船から降ろし、救援を成功させた海運令嬢が、船と信用、新しい定期航路、そして判断を尊重してくれる相手との未来を自分の手で選び直す物語。 全6話・完結。直接ざまぁ、お仕事上の正当評価、対等な関係から始まる異世界恋愛です。 婚約を解消するという申し出は、受け入れます。 ですが、この船をどう使うかまで、あなたに決めさせるつもりはありません。
恋愛 完結 短編
文字数 13,854 最終更新日 2026.08.07 登録日 2026.08.07
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王太子殿下、私の結界魔道具を寵姫の発明にするのですね。では、設計者署名を消した王都防衛計画書を提出してください

王都を守る新型結界魔道具を設計した伯爵令嬢イリスは、防衛会議の場で王太子レオンスから告げられる。 「この魔道具は、寵姫リリアナの発明として発表する」 功績を奪われるだけではない。王太子は、王都防衛計画書に刻まれたイリスの設計者署名まで消そうとしていた。 だが、その署名はただの名前ではない。結界魔道具の安全認証、起動許可、保守責任、緊急停止権限を兼ねる魔法署名だった。 イリスは静かに問い返す。 「では、設計者署名を消した王都防衛計画書を提出してください」 王太子は署名の意味も知らず、寵姫は設計の中身を説明できない。王都防衛司令官ノアの正式監査のもと、寵姫の発明書類に欠けた安全手順と、王太子の私情による功績横取りが公的に明らかになっていく。 婚約者として黙ることも、責任だけを押しつけられることも、もうしない。 これは、奪われかけた署名と功績を取り戻し、王都を守る結界技師として自分の名で未来を選ぶ令嬢の物語。
恋愛 完結 短編
文字数 17,846 最終更新日 2026.07.10 登録日 2026.07.10
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公爵様は今日も奥様を甘やかしたい

若くして内務大臣を務めるサヴァラン公爵は、誰もが認める理想の夫だった。 優しく穏やかで、誰よりも妻を愛し、妻の笑顔のためなら莫大な財産も権力も惜しまない。 だが、その溺愛は誰も知らないところで常識を超えていた。 妻が快適に暮らせるよう、新たな商会を立ち上げ、裏から莫大な資金を動かしていることも。 妻に無礼を働いた貴婦人が、気づけば社交界から姿を消していることも。 妻の髪を密かに集め、世界に一つだけのヘアジュエリーを作らせていることも。 そして誕生日には、その宝石を贈るためだけに鉱山を買い上げてしまうことも。 幼い頃から少しずつ価値観を育て、自分だけを信頼し、自分だけを理想の男性だと思うよう妻を導いてきたことも――。 そんな主人に振り回される執事や侍女たちは今日も大忙し。 しかし、当の妻は何も知らない。 「今日も夫は優しくて素敵な人」 そう微笑みながら、幸せな毎日を送っている。 これは、一人の妻を世界で一番幸せにするためなら、国も財産も常識さえも惜しまない公爵と、その裏側を知らないまま愛され続ける公爵夫人が織りなす、少し歪で、とびきり甘い溺愛ラブコメディ。
恋愛 完結 長編 R18
感想数 0 文字数 38,980 最終更新日 2026.07.23 登録日 2026.07.10
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王妃そっちのけの王様は二人目の側室を娶る

王妃は自分の人生を憂いていた。国王が王子の時代、彼が六歳、自分は五歳で婚約したものの、顔合わせする度に喧嘩。 しかし王妃はひそかに彼を愛していたのだ。 仲が最悪のまま二人は結婚し、結婚生活が始まるが当然国王は王妃の部屋に来ることはない。 そればかりか国王は側室を持ち、さらに二人目の側室を王宮に迎え入れたのだった。
恋愛 完結 短編 R15
感想数 24 文字数 39,481 最終更新日 2023.05.19 登録日 2023.05.11
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壁ドンからの「お前はオレだけを見ていればいいんだ」と言われたので、殴りました

王女付き侍女として仕えるリディアには、誰にも明かせないもう一つの顔がある。 彼女の正体は、王女直属の女性護衛騎士だった。 そんなリディアに、近衛騎士アルベルトが執拗に言い寄ってくる。 何度断っても「遠慮している」「強がっている」と都合よく解釈され、ついには文官セドリックと親しくしていることに嫉妬されてしまう。 そしてある日、アルベルトはリディアを壁際へ追い詰め、耳元で囁いた。 「お前はオレだけを見ていればいいんだ」 その瞬間、リディアの全身を悪寒が走る。 生理的に無理だった。 気づけば、反射的に拳が出ていた。 勘違いと粘着を続けた近衛騎士の末路と、仕事を通して自然に距離を縮めていく文官との関係を描く、異世界恋愛短編。
恋愛 完結 短編
文字数 18,580 最終更新日 2026.08.14 登録日 2026.08.14
30

五年後、元夫の後悔が遅すぎる。~娘が「パパ」と呼びそうで困ってます~

五年後、元夫の後悔が遅すぎる。~娘が「パパ」と呼びそうで困ってます~
「君との婚姻は無効だ。実家へ帰るがいい」 大聖堂の冷たい石畳の上で、辺境伯ロルフから突然「婚姻は最初から無かった」と宣告された子爵家次女のエリシア。実家にも見放され、身重の体で王都の旧市街へ追放された彼女は、絶望のどん底で愛娘クララを出産する。 生き抜くために針と糸を握ったエリシアは、持ち前の技術で不思議な力を持つ「祝布(しゅくふ)」を織り上げる職人として立ち上がる。施しではなく「仕事」として正当な対価を払い、決して土足で踏み込んでこない救恤院の監督官リュシアンの温かい優しさに触れエリシアは少しずつ人間らしい心と笑顔を取り戻していった。 しかし五年後。辺境を襲った疫病を救うための緊急要請を通じ、エリシアは冷酷だった元夫ロルフと再会してしまう。しかも隣にいる娘の青い瞳は彼と瓜二つだった。 「すまない。私は父としての責任を果たす」 かつての合理主義の塊だった元夫は、自らの過ちを深く悔い、家の権益を捨ててでも母子を守る「強固な盾」になろうとする。娘のクララもまた、危機から救ってくれた彼を「パパ」と呼び始めてしまい……。 だが、どんなに後悔されても、どんなに身を挺して守られても、一度完全に壊された関係が元に戻ることは絶対にない。エリシアが真の伴侶として選ぶのは、凍えた心を溶かし、温かい日常を共に歩んでくれたリュシアンただ一人だった。 これは、全てを奪われた一人の女性が母として力強く成長し誰にも脅かされることのない「本物の家族」と「静かで確かな幸福」を自分の手で選び取るまでの物語。
恋愛 完結 長編
文字数 53,978 最終更新日 2026.02.19 登録日 2026.02.17
31

白い結婚を望んだ夫が、その直後に私を抱こうとしてきました

「君を愛することはない」 結婚初夜、夫である王子から告げられた衝撃の言葉。 白い結婚を望まれた私は、その覚悟を決めていた……はずだった。 ところが次の瞬間、王子は私を抱こうとしてくる。 「待ってください! あなた、私を愛さないと言いましたよね?」 愛するつもりはないのに、なぜ身体の関係だけ求めるのか。 問い詰める私に、王子は驚きの秘密を明かす。 「興奮しすぎると、僕の心臓が止まるかもしれないんだ」 ……それ、絶対に我慢しなきゃいけないやつでは!? 愛されない花嫁になるはずが、なぜか命がけで溺愛されることになりました。 転生者令嬢と、恋心をこじらせた王子の勘違いラブコメディ。
恋愛 完結 ショートショート R15
感想数 2 文字数 831 最終更新日 2026.07.12 登録日 2026.07.12
32

[完結]王妃陛下の代わりに子供を産みます!と現れた愛人を教育したら夫にざまぁしてました

王妃フランシーヌの前に、国王の愛人ダイアナが「王妃陛下の代わりに子供を産みます!」と現れた。 国王は彼女を第二王妃扱いしろと命じ、王妃の馬車も侍女も仕事も好き放題に与えていく。 王妃は静かに命じた。 「その発言、すべて記録しておきなさい」 ※他サイトにも投稿しています。
恋愛 完結 短編
感想数 5 文字数 11,481 最終更新日 2026.07.09 登録日 2026.07.07
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実家も国も私を捨てたが、私を愛さないと国が滅びる。絶望する人々を特等席で眺め、冷徹な王子の腕の中で思考停止する。

持参金がないという理由で家族と祖国から追放された私は、実はこの国を支える“加護”そのものだった。 私が去った瞬間、王都の結界は崩れ、国は崩壊へ向かい始める。 そんな私を拾ったのは、冷徹と噂される隣国の王子。 「やっと見つけた。お前は俺のものだ」 捨てられたはずの私は、気づけば滅びゆく祖国を背に、彼の腕の中で溺愛されていた。
恋愛 完結 短編 R15
感想数 3 文字数 5,079 最終更新日 2026.04.10 登録日 2026.04.10
34

選ばれなかったのは、どちら?

選ばれなかったのは、どちら?
「あなた、本当にうちの家にふさわしいと思っているの?」 その一言で、すべては終わるはずだった。 婚約者は沈黙し、公爵夫人は微笑む。 わたくしはただ、静かに席を立った。 ――それで、終わりのはずだったのに。 届いた一通の封書。 王城からの照会。 そして、夜会に現れた“迎え”。 その日、選ばれたのは――どちらだったのか。
恋愛 完結 短編
文字数 4,041 最終更新日 2026.05.09 登録日 2026.05.04
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悪役令嬢を演じ続けた私ですが、実は王子を守るためでした 〜あなたに憎まれることが、私の愛でした〜

悪役令嬢を演じ続けた私ですが、実は王子を守るためでした 〜あなたに憎まれることが、私の愛でした〜
「悪役令嬢」と呼ばれ、誰からも嫌われ続けた公爵令嬢リリアーナ。 婚約者である王太子から婚約破棄を告げられても、彼女はただ静かに微笑み、王城を去った。 誰も知らない。 彼女の冷たい言葉も、非情な振る舞いも、すべては王子の命を守るための演技だったことを。 そして最後に明かされる、涙なしでは読めない真実とは。
恋愛 完結 短編
文字数 10,102 最終更新日 2026.07.02 登録日 2026.07.02
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「偽聖女だ」と追放された私ですが、国境の枯れ地を蘇らせました。神殿が選んだ「本物の聖女」では、白い花が一輪も咲かなかったそうです

聖女選定の日、子爵令嬢リディアの水晶は光らなかった。 まばゆい光を放った公爵令嬢クラリッサが「本物の聖女」に選ばれ、リディアは偽聖女として王都から追放されてしまう。 誰もがリディアを偽物と決めつける中、北の国境を治めるアルノー辺境伯だけは、彼女が断罪の最中にも枯れかけた祭壇花へ水を与え、その葉をわずかに蘇らせたことを見ていた。 「私の領地に必要なのは、立派な光ではない。枯れたものへ手を伸ばせる者だ」 アルノーから国境へ来ないかと誘われたリディアは、自分の力を確かめるため、その手を取る。 国境に広がっていたのは、長年の瘴気で灰色に枯れた土地だった。 リディアは大きな奇跡に頼らず、住民たちと石を拾い、水路を直し、一畝の土から再生を始める。やがてその畝に一輪の白い花が咲き、花は丘を満たし、濁った水と土にも少しずつ命が戻っていく。 だが神殿は、白い花を冒涜の証拠として処分するよう命じてくる。 一方、王都では神殿が選んだ「本物の聖女」が、予定されていた豊穣祈願に臨んでいた。 強い光を放つクラリッサ。しかし、目の前の種は一つも芽吹かない。 国境を白い花で満たした偽聖女と、一輪も咲かせられない「本物」。誰にでも分かる結果によって、神殿の誤った認定は覆っていく。 これは、偽物と呼ばれた令嬢が、自分を結果が出る前から信じてくれた辺境伯と土地を蘇らせ、名前と自分で選ぶ未来を取り戻す物語。
恋愛 完結 短編
文字数 17,338 最終更新日 2026.07.23 登録日 2026.07.23
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『魔力ゼロの欠陥品』と蔑まれた伯爵令嬢、卒業パーティーで婚約破棄された瞬間に古代魔法が覚醒する ~虐げられ続けた三年間、倍返しでは足りない~

『魔力ゼロの欠陥品』と蔑まれた伯爵令嬢、卒業パーティーで婚約破棄された瞬間に古代魔法が覚醒する ~虐げられ続けた三年間、倍返しでは足りない~
「貴様のような無能、我が国の王妃には相応しくない。婚約を破棄し、学園から追放する!」 王立魔道学園の卒業パーティー。きらびやかなシャンデリアの下、王太子エドワードの声が冷酷に響いた。彼の隣には、愛くるしい表情で私を嵌めた男爵令嬢、ミナが勝ち誇ったように寄り添っている。 伯爵令嬢のリリアーヌは、入学以来三年間、「魔力ゼロの欠陥品」として学園中の嘲笑を浴び続けてきた。 婚約者であるエドワードからは一度も顧みられず、同級生からはゴミのように扱われ、ミナの自作自演による「いじめ」の濡れ衣まで着せられ……。 それでも、父との「力を隠せ」という約束を守るため、泥を啜るような屈辱に耐え抜いてきた。 ――だが、国からも学園からも捨てられた今、もうその約束を守る必要はない。 「さようなら、皆様。……私が消えた後、この国がどうなろうと知ったことではありませんわ」 リリアーヌが身につけていた「魔力封印の首飾り」を自ら引き千切った瞬間、会場は漆黒の魔力に包まれた。 彼女は無能などではない。失われた「古代魔法」をその身に宿す、真の魔道の主だったのだ。 絶望する王太子たちを余目に、隣国の伝説の魔術師アルベルトに拾われたリリアーヌ。 彼女の、残酷で、甘美な復讐劇が今、幕を開ける――。
恋愛 完結 短編
感想数 5 文字数 17,831 最終更新日 2026.03.13 登録日 2026.03.13
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追放された侯爵令嬢の幸せと、彼女を捨てた者たちの末路

追放された侯爵令嬢の幸せと、彼女を捨てた者たちの末路
王太子の婚約者として王政を支えてきた侯爵令嬢であるセレスティア。 誇りと責任を胸に国政に尽くしてきた彼女だったが、愛人に溺れた王太子により婚約を破棄され、反逆の濡れ衣を着せられて国外追放されてしまう。 全てを失い、辺境の地で命を狙われたセレスティアは、一人の男――平民出身の将軍・カイに救われる。 彼は彼女の過去を知らず、ただ人としての強さと優しさを尊重し、愛し始める。 一方、セレスティアを追い出した王太子と王妃、貴族たちは、彼女のいない国を操ることに失敗し、ゆっくりと、だが確実に滅びへの道を歩んでいく。 これは、復讐しない令嬢が手に入れる、 真の愛と幸せな居場所の物語。 そして彼女を捨てた者たちが辿る、因果応報の末路の話である。
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感想数 5 文字数 106,793 最終更新日 2026.03.06 登録日 2026.01.31
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うちの婚約者、たぶん攻略対象です

うちの婚約者、たぶん攻略対象です
七歳の誕生日に前世の記憶を取り戻したアリアナは、自分が乙女ゲームの攻略対象レイナルトの婚約者だと知る。 将来の面倒事を避けるため、彼から距離を置こうと決意するアリアナ。しかし、中庭でも図書館でも購買でも、なぜか行く先々でレイナルトと遭遇してしまう。 避けているはずなのに近づいてくる婚約者。そんな彼には、アリアナを追いかける理由があるようで――。
恋愛 完結 ショートショート
文字数 2,445 最終更新日 2026.06.15 登録日 2026.06.15
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番登録課のしがない人間の窓口係です。無表情な狐の監察官さまが毎日突き返してくる「不備だらけの書類」、これ全部わたしに会う口実ですよね?

番登録課のしがない人間の窓口係です。無表情な狐の監察官さまが毎日突き返してくる「不備だらけの書類」、これ全部わたしに会う口実ですよね?
わたしの仕事は、番登録の書類を受け取って、判を押すことです。 獣人のご夫婦が来て、紙を出して、わたしが押す。それだけ。人間のわたしには縁のない話ですけど、この判は速くて、まっすぐで、かすれません。そこだけは誇りです。 その書類を、三日続けて突き返されました。 二階から下りてくる白い狐の監察官さま。役所じゅうで、この人に書類を突き返されなかった人はいません。 一日目は、点が薄い。二日目は、「三」の横棒が短い。三日目は、捺印欄から0.5ミリ出ている。 四日目は、朱肉が濃い。 ……あの、これ、どういうことですか。 窓口の列がざわつきはじめて、同僚の目が変わって、課長が逃げ腰になって、わたしの判が知らないところで使われていて。 気づけば、わたしのまわりで何かが動いています。 あの人の名前を、わたしはまだ知りません。
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感想数 1 文字数 104,699 最終更新日 2026.08.10 登録日 2026.07.20
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