恋愛 ざまあ要素あり 小説一覧
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58件
1
最後まで愛を貫く野が理想でしょう
私、フィルディア・ノジバイは、第三王子ユヴェール様の婚約者候補として、国の為に務めを果たす覚悟で生きてきた。胸の奥に、決して明かしてはならない想いを沈めたまま。
けれど、ユヴェール様の二十歳の誕生祭。あの方は、候補の一人である子爵令嬢アリシ様とばかり踊り、各国の要人の前で醜態をさらしてしまった。
愛を叫ぶお二人に振り回されながらも、私は淡々と務めを果たし続ける。そして私の隣では、艶やかな微笑みの奥で何を考えているのか分からない、もう一人の候補カルイン様が、静かに事の成り行きを見つめていた。
半年後の投票で、婚約者が決まる。
選ばれるのは誰なのか。そして、選ばれてしまったのは、誰なのか。
完結しています。全部で15話となります
2
【完】愛人に王妃の座を奪い取られました。
クインツ国の王妃アンは、王レイナルドの命を受け廃妃となった。
愛人であったリディア嬢が新しい王妃となり、アンはその日のうちに王宮を出ていく。
実家の伯爵家の屋敷へ帰るが、継母のダーナによって身を寄せることも敵わない。
アンは動じることなく、継母に一つの提案をする。
「私に娼館を紹介してください」
娼婦になると思った継母は喜んでアンを娼館へと送り出して──
3
利用されるだけの人生にさよならを 浮気された不遇令嬢ですが溺愛されて幸せになります
公爵令嬢のアラーナは、婚約者である第一王子のエイベルと、実妹のアヴリルの不貞行為を目撃してしまう。けれど二人は悪びれるどころか、平然としている。どころか二人の仲は、アラーナの両親も承知していた。
アラーナの努力は、全てアヴリルのためだった。それを理解してしまったアラーナは、糸が切れたように、頑張れなくなってしまう。でも、頑張れないアラーナに、居場所はない。
アラーナは自害を決意し、実行する。だが、それを知った家族の反応は、残酷なものだった。
──しかし。
運命の歯車は確実に、ゆっくりと、狂っていく。
4
溺愛されていると信じておりました──が。もう、どうでもいいです。
いつものように屋敷まで迎えにきてくれた、幼馴染みであり、婚約者でもある伯爵令息──ミックに、フィオナが微笑む。
「おはよう、ミック。毎朝迎えに来なくても、学園ですぐに会えるのに」
「駄目だよ。もし学園に向かう途中できみに何かあったら、ぼくは悔やんでも悔やみきれない。傍にいれば、いつでも守ってあげられるからね」
ミックがフィオナを抱き締める。それはそれは、愛おしそうに。その様子に、フィオナの両親が見守るように穏やかに笑う。
──対して。
傍に控える使用人たちに、笑顔はなかった。
5
ミルクティーな君へ。ひねくれ薄幸少女が幸せになるためには?
アルファポリスさんではまった、恋愛モノ、すかっとしたざまあを拝読したのがきっかけです。
初めてこの分野に手を出しました。んん? と思うわれる箇所があるかと思いますが、温かくお見守りください。
とある特殊な事情を持つ者を保護している、コクーン修道院で暮らす12歳の伯爵令嬢ウィンティア。修道女や、同じ境遇の子供達に囲まれて、過去の悲惨な事件に巻き込まれた、保護されている女性達のお世話を積極的に行うウィンティアは『いい子』だった。
だが、ある日、生家に戻る指示が下される。
自分に虐待を繰り返し、肉体的に精神的にズタズタにした両親、使用人達、家庭教師達がまつそこに。コクーン修道院でやっと安心してすごしていたウィンティアの心は、その事情に耐えきれず、霧散してしまった。そして、ウィンティアの中に残ったのは………………
史実は関係ありません。ゆるっと設定です。ご理解ください。亀さんなみの更新予定です。
6
不倫をしている私ですが、妻を愛しています。
「──それをあなたが言うの?」
7
記憶を失くした悪役令嬢~私に婚約者なんておりましたでしょうか~
マッツォレーラ侯爵の娘、エレオノーラ・マッツォレーラは、第一王子の婚約者。しかし、その婚約者を奪った男爵令嬢を助けようとして今正に、階段から二人まとめて落ちようとしていた。
走馬灯のように、第一王子との思い出を思い出す彼女は、強い衝撃と共に意識を失ったのだった。
8
聖女のわたしを隣国に売っておいて、いまさら「母国が滅んでもよいのか」と言われましても。
「──わかった、これまでのことは謝罪しよう。とりあえず、国に帰ってきてくれ。次の聖女は急ぎ見つけることを約束する。それまでは我慢してくれないか。でないと国が滅びる。お前もそれは嫌だろ?」
出来るだけ優しく、テンサンド王国の第一王子であるショーンがアーリンに語りかける。ひきつった笑みを浮かべながら。
だがアーリンは考える間もなく、
「──お断りします」
と、きっぱりと告げたのだった。
9
【完結】聖女を害した公爵令嬢の私は国外追放をされ宿屋で住み込み女中をしております。え、偽聖女だった? ごめんなさい知りません。
かれこれ五年ほど前、公爵令嬢だった私───オリランダは、王太子の婚約者と実家の娘の立場の両方を聖女であるメイルティン様に奪われた事を許せずに、彼女を害してしまいました。しかしそれが王太子と実家から不興を買い、私は国外追放をされてしまいます。
そうして私は自らの罪と向き合い、平民となり宿屋で住み込み女中として過ごしていたのですが……
偽聖女だった? 更にどうして偽聖女の償いを今更私がしなければならないのでしょうか? とりあえず今幸せなので帰って下さい。
※ 設定は甘めです
※ 他のサイトにも投稿しています
10
悪役令嬢は、もう推しません
ダリアローズ・シャルドネ侯爵令嬢は、転生者である。
前世でハマっていた乙女ゲームの悪役令嬢に転生してしまったが、婚約者となるレオナルド第一王子殿下は最推しだった。
推しを幸せに出来るのはわたししか居ない。
そんな思いから婚約者となり、絆を深め、断罪されないように身辺や言動には気をつけてきた。
ダリアローズはいつか本当に結婚できると思い献身してきたのだが、結婚式で彼の隣にいたのは……聖女ユリアナだった。
※元サヤなし
※四万字超えたので短編→長編に直しました。
※2/10 本編完結。番外編開始〜
※女性向けHOTランキング5日連続一位、頂きました。たくさんの閲覧、ありがとうございます!歓喜に震えてます
※第18回恋愛小説大賞で奨励賞を頂きました。たくさんの応援頂き、ありがとうございました!
11
婚約者に愛する人が出来たので、身を引く事にしました
幼い頃から家族ぐるみで仲が良かったサーラとトンマーゾ。彼が学園に通うようになってしばらくして、彼から告白されて婚約者になった。サーラも彼を好きだと自覚してからは、穏やかに付き合いを続けていたのだが、そんな幸せは壊れてしまう事になる。
12
わたしのことはお気になさらず、どうぞ、元の恋人とよりを戻してください。
「あたし、気付いたの。やっぱりリッキーしかいないって。リッキーだけを愛しているって」
人気のない校舎裏。熱っぽい双眸で訴えかけたのは、子爵令嬢のパティだ。正面には、伯爵令息のリッキーがいる。
「学園に通いはじめてすぐに他の令息に熱をあげて、ぼくを捨てたのは、きみじゃないか」
「捨てたなんて……だって、子爵令嬢のあたしが、侯爵令息様に逆らえるはずないじゃない……だから、あたし」
一歩近付くパティに、リッキーが一歩、後退る。明らかな動揺が見えた。
「そ、そんな顔しても無駄だよ。きみから侯爵令息に言い寄っていたことも、その侯爵令息に最近婚約者ができたことも、ぼくだってちゃんと知ってるんだからな。あてがはずれて、仕方なくぼくのところに戻って来たんだろ?!」
「……そんな、ひどい」
しくしくと、パティは泣き出した。リッキーが、うっと怯む。
「ど、どちらにせよ、もう遅いよ。ぼくには婚約者がいる。きみだって知ってるだろ?」
「あたしが好きなら、そんなもの、解消すればいいじゃない!」
パティが叫ぶ。無茶苦茶だわ、と胸中で呟いたのは、二人からは死角になるところで聞き耳を立てていた伯爵令嬢のシャノン──リッキーの婚約者だった。
昔からパティが大好きだったリッキーもさすがに呆れているのでは、と考えていたシャノンだったが──。
「……そんなにぼくのこと、好きなの?」
予想もしないリッキーの質問に、シャノンは目を丸くした。対してパティは、目を輝かせた。
「好き! 大好き!」
リッキーは「そ、そっか……」と、満更でもない様子だ。それは、パティも感じたのだろう。
「リッキー。ねえ、どうなの? 返事は?」
パティが詰め寄る。悩んだすえのリッキーの答えは、
「……少し、考える時間がほしい」
だった。
※この作品は、小説家になろう様にも掲載しています。
13
死にたがり令嬢が笑う日まで。
「これだけは、覚えておいてほしい。わたしが心から信用するのも、愛しているのも、カイラだけだ。この先、それだけは、変わることはない」
真剣な表情で言い放つアラスターの隣で、肩を抱かれたカイラは、突然のことに驚いてはいたが、同時に、嬉しそうに頬を緩めていた。二人の目の前に立つニアが、はい、と無表情で呟く。
正直、どうでもよかった。
ニアの望みは、物心ついたころから、たった一つだけだったから。もとより、なにも期待などしてない。
──ああ。眠るように、穏やかに死ねたらなあ。
吹き抜けの天井を仰ぐ。お腹が、ぐうっとなった。
14
大好きだったあなたはもう、嫌悪と恐怖の対象でしかありません。
「──お前のこと、本当はずっと嫌いだったよ」
「……ジャスパー?」
「いっつもいっつも。金魚の糞みたいにおれの後をついてきてさ。鬱陶しいったらなかった。お前が公爵令嬢じゃなかったら、おれが嫡男だったら、絶対に相手になんかしなかった」
マリーの目が絶望に見開かれる。ジャスパーとは小さな頃からの付き合いだったが、いつだってジャスパーは優しかった。なのに。
「楽な暮らしができるから、仕方なく優しくしてやってただけなのに。余計なことしやがって。おれの不貞行為をお前が親に言い付けでもしたら、どうなるか。ったく」
続けて吐かれた科白に、マリーは愕然とした。
「こうなった以上、殺すしかないじゃないか。面倒かけさせやがって」
15
【完結】この悲しみも。……きっといつかは消える
「愛している」と言ってくれた夫スチュワートが亡くなった。
ふたりの愛の結晶だと、周囲からも待ち望まれていた妊娠4ヶ月目の子供も失った。
夫と子供を喪い、実家に戻る予定だったミルドレッドに告げられたのは、夫の異母弟との婚姻。
夫の異母弟レナードには平民の恋人サリーも居て、ふたりは結婚する予定だった。
愛し合うふたりを不幸にしてまで、両家の縁は繋がなければならないの?
国の事業に絡んだ政略結婚だから?
早々に切り替えが出来ないミルドレッドに王都から幼い女児を連れた女性ローラが訪ねてくる。
『王都でスチュワート様のお世話になっていたんです』
『この子はあのひとの娘です』
自分と結婚する前に、夫には子供が居た……
王家主導の事業に絡んだ婚姻だったけれど、夫とは政略以上の関係を結べていたはずだった。
個人の幸せよりも家の繁栄が優先される貴族同士の婚姻で、ミルドレッドが選択した結末は……
*****
ヒロイン的には恋愛パートは亡くなった夫との回想が主で、新たな恋愛要素は少なめです。
⚠️ ヒロインの周囲に同性愛者がいます。
具体的なシーンはありませんが、人物設定しています。
自衛をお願いいたします。
8万字を越えてしまい、長編に変更致しました。
他サイトでも公開中です
16
【完結】断頭台で処刑された悪役王妃の生き直し
近代ヨーロッパの、ようなある大陸のある帝国王女の物語。
30才で断頭台にかけられた王妃が、次の瞬間3才の自分に戻った。
1度目の世界では盲目的に母を立派な女帝だと思っていたが、よくよく思い起こせば、兄妹間で格差をつけて、お気に入りの子だけ依怙贔屓する毒親だと気づいた。
だいたい帝国は男子継承と決まっていたのをねじ曲げて強欲にも女帝になり、初恋の父との恋も成就させた結果、継承戦争起こし帝国は二つに割ってしまう。王配になった父は人の良いだけで頼りなく、全く人を見る目のないので軍の幹部に登用した者は役に立たない。
そんな両親と早い段階で決別し今度こそ幸せな人生を過ごすのだと、決意を胸に生き直すマリアンナ。
史実に良く似た出来事もあるかもしれませんが、この物語はフィクションです。
世界史の人物と同名が出てきますが、別人です。
全くのフィクションですので、歴史考察はありません。
*あくまでも異世界ヒューマンドラマであり、恋愛あり、残業ありの娯楽小説です。
17
真実の愛は、誰のもの?
「……悪いと思っているのなら、く、口付け、してください」
妹のコーリーばかり優先する婚約者のエディに、ミアは震える声で、思い切って願いを口に出してみた。顔を赤くし、目をぎゅっと閉じる。
だが、温かいそれがそっと触れたのは、ミアの額だった。
ミアがまぶたを開け、自分の額に触れた。しゅんと肩を落とし「……また、額」と、ぼやいた。エディはそんなミアの頭を撫でながら、柔やかに笑った。
「はじめての口付けは、もっと、ロマンチックなところでしたいんだ」
「……ロマンチック、ですか……?」
「そう。二人ともに、想い出に残るような」
それは、二人が婚約してから、六年が経とうとしていたときのことだった。
※この作品は、小説家になろう様にも掲載しています。
18
幼馴染みとの間に子どもをつくった夫に、離縁を言い渡されました。
「シンディーのことは、恋愛対象としては見てないよ。それだけは信じてくれ」
夫のランドルは、そう言って笑った。けれどある日、ランドルの幼馴染みであるシンディーが、ランドルの子を妊娠したと知ってしまうセシリア。それを問うと、ランドルは急に激怒した。そして、離縁を言い渡されると同時に、屋敷を追い出されてしまう。
──数年後。
ランドルの一言にぷつんとキレてしまったセシリアは、殺意を宿した双眸で、ランドルにこう言いはなった。
「あなたの息の根は、わたしが止めます」
19
二人ともに愛している? ふざけているのですか?
「きみに、是非とも紹介したい人がいるんだ」
婚約者のデレクにそう言われ、エセルが連れてこられたのは、王都にある街外れ。
馬車の中。エセルの向かい側に座るデレクと、身なりからして平民であろう女性が、そのデレクの横に座る。
「はじめまして。あたしは、ルイザと申します」
「彼女は、小さいころに父親を亡くしていてね。母親も、つい最近亡くなられたそうなんだ。むろん、暮らしに余裕なんかなくて、カフェだけでなく、夜は酒屋でも働いていて」
「それは……大変ですね」
気の毒だとは思う。だが、エセルはまるで話に入り込めずにいた。デレクはこの女性を自分に紹介して、どうしたいのだろう。そこが解決しなければ、いつまで経っても気持ちが追い付けない。
エセルは意を決し、話を断ち切るように口火を切った。
「あの、デレク。わたしに紹介したい人とは、この方なのですよね?」
「そうだよ」
「どうしてわたしに会わせようと思ったのですか?」
うん。
デレクは、姿勢をぴんと正した。
「ぼくときみは、半年後には王立学園を卒業する。それと同時に、結婚することになっているよね?」
「はい」
「結婚すれば、ぼくときみは一緒に暮らすことになる。そこに、彼女を迎えいれたいと思っているんだ」
エセルは「……え?」と、目をまん丸にした。
「迎えいれる、とは……使用人として雇うということですか?」
違うよ。
デレクは笑った。
「いわゆる、愛人として迎えいれたいと思っているんだ」
20
全てをわたしの責任にして、わたしとの婚約を破棄したかったようですが……。
「きみは、ぼくという婚約者がいながら、他の男と密会していたね」
夕焼けの真っ赤な光が差し込む人気のない空き教室で、侯爵令息のヘクターは言った。
目の前に立つローナは、何のことかわからないといった風に、首を捻っていた。
「あの、密会って……?」
「はっ。白々しい。それにしても、さすがのぼくも驚いたよ──まさか、婚約者がいる第一王子に言い寄っていたとはね」
ローナの顔色が、明らかにさっと青くなった。
「黙りかい? ひどいなあ。きみはぼくだけじゃなくて、第一王子の婚約者である、あの公爵令嬢様まで悲しませる行為をしたのだよ? 自覚はある?」
しん。
静けさが、あたりを満たす。ヘクターは口角をあげた。が。
「──それほどまでに、あの伯爵令嬢と一緒になりたいのですか?」
続けられたローナの科白に、ヘクターは目を見張った。
「……何のことだ」
「……密会をしていたのは、わたしだけではないということです」
はっ。ヘクターは、鼻で笑った。
「密会と認めたな?」
「……あなたはどうなのです? 認めますか?」
「何のことかわからんな」
「……認めてくださるのなら、婚約解消に応じますよ?」
ふざけるな!
ヘクターは声を荒げ、怒鳴った。
「何が婚約解消だ! ぼくは何もしていない! 悪いのはお前だけだ! それにお前は、この国の第一王子と密会をしていたんだぞ! 王子の婚約者である公爵令嬢の家は、この国でも多大な影響力を及ぼす家系だ。例え不貞行為がなくとも、お前がしたことは重罪だ! それを偉そうに……っっ」
ヘクターはローナの胸ぐらをおもむろに掴んだ。これまで一度だってこんなことをされたことのないローナは、ひっと小さく悲鳴をあげた。
「お前との婚約を破棄する! 慰謝料も、むろんたっぷりと請求させてもらうからな! これを拒絶すれば、みなに全てをばらしてやる!!」
21
聖女の婚約者と妹は、聖女の死を望んでいる。
聖女エリノアには、魔物討伐部隊隊長の、アントンという婚約者がいる。そして、たった一人の家族である妹のリビーは、聖女候補として、同じ教会に住んでいた。
エリノアにとって二人は、かけがえのない大切な存在だった。二人も、同じように想ってくれていると信じていた。
──でも。
「……お姉ちゃんなんか、魔物に殺されてしまえばいいのに!!」
「そうだね。エリノアさえいなければ、聖女には、きみがなっていたのにね」
深夜に密会していた二人の会話を聞いてしまったエリノアは、愕然とした。泣いて。泣いて。それでも他に居場所のないエリノアは、口を閉ざすことを選んだ。
けれど。
ある事件がきっかけで、エリノアの心が、限界を迎えることになる。
22
【完結】私を捨てて駆け落ちしたあなたには、こちらからさようならを言いましょう。
パルティア・エンダライン侯爵令嬢はある日珍しく婿入り予定の婚約者から届いた手紙を読んで、彼が駆け落ちしたことを知った。相手は同じく侯爵令嬢で、そちらにも王家の血筋の婿入りする婚約者がいたが、貴族派閥を保つ政略結婚だったためにどうやっても婚約を解消できず、愛の逃避行と洒落こんだらしい。
落ち込むパルティアは、しばらく社交から離れたい療養地としても有名な別荘地へ避暑に向かう。静かな湖畔で傷を癒やしたいと、高級ホテルでひっそり寛いでいると同じ頃から同じように、人目を避けてぼんやり湖を眺める美しい青年に気がついた。
毎日涼しい湖畔で本を読みながら、チラリチラリと彼を盗み見ることが日課となったパルティアだが。
様子がおかしい青年に気づく。
ふらりと湖に近づくと、ポチャっと小さな水音を立てて入水し始めたのだ。
ドレスの裾をたくしあげ、パルティアも湖に駆け込んで彼を引き留めた。
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
最終話まで予約投稿済です。
次はどんな話を書こうかなと思ったとき、駆け落ちした知人を思い出し、そんな話を書くことに致しました。
ある日突然、紙1枚で消えるのは本当にびっくりするのでやめてくださいという思いを込めて。
楽しんで頂けましたら、きっと彼らも喜ぶことと思います。
23
姉の婚約者であるはずの第一王子に「お前はとても優秀だそうだから、婚約者にしてやってもいい」と言われました。
「お前はとても優秀だそうだから、婚約者にしてやってもいい」
ある日の休日。家族に疎まれ、蔑まれながら育ったマイラに、第一王子であり、姉の婚約者であるはずのヘイデンがそう告げた。その隣で、姉のパメラが偉そうにふんぞりかえる。
「ぞんぶんに感謝してよ、マイラ。あたしがヘイデン殿下に口添えしたんだから!」
一方的に条件を押し付けられ、望まぬまま、第一王子の婚約者となったマイラは、それでもつかの間の安らぎを手に入れ、歓喜する。
だって。
──これ以上の幸せがあるなんて、知らなかったから。
24
心が読める私に一目惚れした彼の溺愛はややヤンデレ気味です。
古川七羽(こがわななは)は、自分のあか抜けない子どもっぽいところがコンプレックスだった。
新たに人の心を読める能力が開花してしまったが、それなりに上手く生きていたつもり。
ひょんなことから出会った竜ヶ崎数斗(りゅうがざきかずと)は、紳士的で優しいのだが、心の中で一目惚れしたと言っていて、七羽にグイグイとくる!
実は御曹司でもあるハイスペックイケメンの彼に押し負ける形で、彼の親友である田中新一(たなかしんいち)と戸田真樹(とだまき)と楽しく過ごしていく。
新一と真樹は、七羽を天使と称して、妹分として可愛がってくれて、数斗も大切にしてくれる。
しかし、起きる修羅場に、数斗の心の声はなかなか物騒。
ややヤンデレな心の声!?
それでも――――。
七羽だけに向けられるのは、いつも優しい声だった。
『俺、失恋で、死んじゃうな……』
自分とは釣り合わないとわかりきっていても、キッパリと拒めない。二の足を踏む、じれじれな恋愛模様。
傷だらけの天使だなんて呼ばれちゃう心が読める能力を密かに持つ七羽は、ややヤンデレ気味に溺愛してくる数斗の優しい愛に癒される?
【心が読める私に一目惚れした彼の溺愛はややヤンデレ気味です。】『なろうにも掲載』
25
【短編】支えるのが当たり前?そんな結婚生活なんてごめんですわ
ずっと王弟殿下を支えていたエレオノーラ公爵令嬢。しかしドラゴン討伐に掛かった五年の間に婚約者であったブルクハルト王弟殿下は変わってしまった。
支えるのが当たり前。そう豪語する男の末路と、支え続けることを諦めた公爵令嬢のお話。
26
〖完結〗もう私に関わらないでください!
エリック様と結婚して3年が経ちます。結婚するまでは、愛されているのだと思っていました。
あんなに優しかったエリック様が、次々と愛人を連れて来て、“彼女は大切な女性だ”と私に紹介する。我慢の限界を迎えた私は、離縁して欲しいとお願いしました。それがきっかけで、エリック様は豹変し、暴力をふるってきた。身も心もボロボロになったある日、私は永遠に彼から逃げようと決意した。
舞踏会が開かれた王城のバルコニーから身を投げ、私の人生は幕を閉じた……はずだった。
次の瞬間、何故か10歳の自分に戻っていたのです。
やり直す機会をもらった私は、もう二度と彼に人生を奪われない為に強くなる決心をする。
*巻き戻る前の話は、かなり気分の悪い話になっています。ご注意ください。
*設定ゆるゆるの、架空の世界のお話です。
*全44話で完結になります。
*感想は全て“ネタバレを含む”の仕様にはしていません。感想欄はネタバレの可能性があります。
いつもあたたかい感想を、ありがとうございます。
27
悲劇の令嬢を救いたい、ですか。忠告はしましたので、あとはお好きにどうぞ。
「──馬鹿馬鹿しい。何だ、この調査報告書は」
ぱさっ。
伯爵令息であるパーシーは、テーブルに三枚に束ねられた紙をほうった。向かい側に座る伯爵令嬢のカーラは、静かに口を開いた。
「きちんと目は通してもらえましたか?」
「むろんだ。そのうえで、もう一度言わせてもらうよ。馬鹿馬鹿しい、とね。そもそもどうして、きみは探偵なんか雇ってまで、こんなことをしたんだ?」
ざわざわ。ざわざわ。
王都内でも評判のカフェ。昼時のいまは、客で溢れかえっている。
「──女のカン、というやつでしょうか」
「何だ、それは。素直に言ったら少しは可愛げがあるのに」
「素直、とは」
「婚約者のぼくに、きみだけを見てほしいから、こんなことをしました、とかね」
カーラは一つため息をつき、確認するようにもう一度訊ねた。
「きちんとその調査報告書に目を通されたうえで、あなたはわたしの言っていることを馬鹿馬鹿しいと、信じないというのですね?」
「き、きみを馬鹿馬鹿しいとは言ってないし、きみを信じていないわけじゃない。でも、これは……」
カーラは「わかりました」と、調査報告書を手に取り、カバンにしまった。
「それではどうぞ、お好きになさいませ」
28
婚約解消したら後悔しました
別に好きな人ができた私は、幼い頃からの婚約者と婚約解消した。
婚約解消したことで、ずっと後悔し続ける令息の話。
ご都合主義です。ゆるい設定です。
誤字脱字お許しください。
29
出涸らし令嬢は今日も生きる!
ー「穢らわしい」「箒頭」「伯爵家の穀潰し」「妹に全てを吸い取られた出涸らし」etc...
生まれて此の方、というより優しく健康そのものだった実母が突然死し。失意の父の心の隙を突くかのようにレイランドルフ伯爵家に後妻として上がり込んできたロザベラとその連れ子であるミラベルによって実親から与えられた全てを取り上げられて召使い同然に酷使される、伯爵の実娘シェイラは、その着込んだボロの衣服や櫛の入っていないボサボサの長い赤茶けた髪などから、齢6歳の頃より家を訪問時に顔を合わせた商人や他ならぬ元凶の二人によって不名誉なあだ名を量産されていた。
父は仕事に逃げ助けの求め先もないままに、しかし彼女は日々生き抜くことだけを強く強く目指した。
ー何故なら単に、生前の母の『人間、どのような立場になろうと死にたい位苦しくとも、生きなさい。兎に角生き抜こうという意思を持ちなさい』という言葉を信じ続けているが故。
そんな生活を送り始めて9年後。15歳のシェイラが偶然助けた男との、その出会いが彼女の運命を変化させていく。
30
夫に家を追い出された女騎士は、全てを返してもらうために動き出す。
女騎士として働いてきて、やっと幼馴染で許嫁のアドルフと結婚する事ができたエルヴィール(18)
しかし半年後。魔物が大量発生し、今度はアドルフに徴集命令が下った。
「俺は魔物討伐なんか行けない…お前の方が昔から強いじゃないか。か、かわりにお前が行ってきてくれ!」
頑張って伸ばした髪を短く切られ、荷物を持たされるとそのまま有無を言わさず家から追い出された。
そして…5年の任期を終えて帰ってきたエルヴィールは…。
31
【完結】ドケチ少女が断罪後の悪役令嬢に転生したら、嫌われ令息に溺愛されました。
仁科李依紗は所謂守銭奴、金を殖やすのが何よりの楽しみ。
しかし大学一年の夏、工事現場で上から落ちてきた鉄板に当たり落命してしまう。
その事故は本当は男子学生の命を奪うものだったが、李依紗が躓いた弾みで学生を突き飛ばし、身代わりになってしまったのだ。
まだまだ寿命があったはずの李依紗は、その学生に自分の寿命を与えることになり、学生の代わりに異世界へ転生させられることになった。
異世界神は神世に現れた李依紗を見て手違いに驚くが今回は李依紗で手を打つしかない、いまさらどうにもならぬと、貴族令嬢の体を与えて転生させる。
それは李依紗の世界のとある小説を異世界神が面白がって現実化したもの。
李依紗も姉のお下がりで読んだことがある「帝国の気高き薔薇」という恋愛小説。
それは美しい子爵令嬢と王太子のラブストーリー。そして李依紗は、令嬢を虐めたと言われ、嫌われることになるありがちな悪役令嬢リイサ・サレンドラ公爵令嬢の体に入れ替わってしまったのだ。
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最終話まで書き終え、予約投稿済です。年末年始は一日3〜4話、それ以外は毎日朝8時に更新です。
よろしくお願い致します。
32
残念ながら全部聞こえてます~召喚聖女は誰を守るか自分で選ぶ
神崎サラは、日本の高校二年生。17歳。昔から強くなる事に意欲を燃やしてきた彼女は、ある日突然不思議な力に引っ張られ、アンジェラ王国という国に召喚される。「これ、小説で読んでたやつ」自分が異世界転移をしたと気づいたサラは、同時に周りが考えている事が直接頭に伝わってくることにも気づく。
アンジェラ王国の身分の高い四人の男女と、サラを召喚した神官たち、その他に囲まれ、考えを読んでいくうちに、サラはアンジェラ王国の秘密に気づき、自分の立場を選び、誰の味方をするか決める。
「私を召喚したのを後悔しても、もう遅い」
可愛い魔王様と、お仕えする魔族、獣人の秘密を解き明かし、サラは自分の選んだ道を突き進む。
33
転生令嬢は狂愛や溺愛より畑仕事に夢中です!
転生先にはサツマイモとジャガイモがない世界! 魔法や妖精と交流のあるサフィール王国、《白の妖創塔》という施設の十三番目の子供としてサティは転生する。
単調な集団生活で黒い獣と出会いつつも、サツマイモとジャガイモを食べたい気持ちが募る。
「貴族令嬢なら今の生活よりも自由が増える……。ということは、土いじりや庭園ぐらいなら許されるんじゃ!? それに妖精貴族なら、植物に身詳しいはず!」
貴族令嬢として養子、そして妖精貴族と婚姻を結べば、施設から出てサツマイモとジャガイモを探せると考えて行動を起こした。
伯爵令嬢として養子になるところまでは順調だったが、義両親は一族繁栄にしか興味がなく、同じ施設出身の義姉トリアからは酷い嫌がらせを受ける。踏んだり蹴ったり。
さらに社交界デビューでは「サティ、どうか私の番になってほしい」と、義姉トリアのご執心している夏の妖精王ミデルからのプロポーズ。
義姉トリアから嫌がらせがエスカレートし、拉致、毒殺されそうになり、何とか逃げ出したものの追手によって殺されそうになるところを、黒い獣だった冬の妖精王アルバートに救われる。
アルバートはずっとサティを助けようと動いており、自分があの時の黒い獣だと告げようとするが、ミデル王の魔の手から救うため契約結婚を提案してしまい――。
※旧タイトル「私事ですが、死の精霊王と番になりました!(略)→「イモ好き令嬢は嫁いで、畑仕事に精を出したい! 〜ヤンデレ夏の妖精王とツンデレ冬の妖精王の溺愛よりもイモですイモ!イモが食べたい!」〜のリメイク版です。
内容など話数も大きく変動したので、リメイク版として公開することにしました!
※他サイトにも掲載しております
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隣国の貢ぎ物にされた出来損ない令嬢は、北の最果てで大公様と甘美な夢を見る
【煮ようが、焼こうが、妻にしようが、妾にしようが、使用人として使おうが、どうぞお好きに】
リンヒニア国の侯爵家令嬢ユリシアは、ダンス一つ満足に踊れない出来損ない令嬢。そんな彼女は雑な書簡と共に、隣国の大公グレーゲルの貢物ものにされることになった。
マルグルス国の国王陛下の甥であるグレーゲルの二つ名は”血濡れの大公”───気分次第で首をすっぱり切り落とす残忍非道なヤバイ奴。付け加えると、どうも一途に愛する女性がいるようで。
というなんか色々問題がありそうなグレーゲル大公閣下の支配下で生き抜く為には、存在を消して大人しく過ごすのみ。
しかし、ある日グレーゲルに呼ばれこう告げられる。
「君を正妻として迎えることに決めた」
「……はぁ?」
政略結婚でも恋をして、愛し愛されることを望む大公様と、なぜか自分がお飾り妻だと思い込む侯爵令嬢の、北の最果てで繰り広げられるすったもんだの恋物語。
※以前書いたものを改タイトル、加筆修正して投稿しています。
※他のサイトにも重複投稿しています。
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元聖女は新しい婚約者の元で「消えてなくなりたい」と言っていなくなった。
聖女リューリラ(19)は、ネイサン王太子(19)に婚約破棄を突き付けられた。
『慈悲の微笑の聖女様』と呼ばれるリューリラは、信者や患者にしか、微笑みを向けない。
婚約者の王太子には、スンとした無表情を見せるばかりか、嫌っているような態度まで見せる。
『慈悲の聖女』に嫌われていると、陰で笑われていると知った王太子は、我慢の限界だと婚約破棄を突き付けた。
(やったぁ!! 待ってました!!)
思惑通り、婚約破棄をしてもらえたことに、内心満面の笑みを浮かべていたリューリラだったのだが。
王太子は、聖女の座を奪った挙句、「オレが慈悲をくれてやる!!」と皮肉たっぷりに、次の縁談を突き付けたのだった。
(クソが!! また嫌われるために、画策しないといけないじゃないか!!)
内心で荒れ狂うリューリラの新しい婚約者は、王太子の従弟にして若くして公爵になったばかりのヘーヴァル(17)。
「爵位を受け継いだばかりで、私のような元聖女である元婚約者を押し付けらるなんて、よほど殿下に嫌われてしまっているのですか?」
「うわあ。治療するわけでもないのに、リューリラ様が、微笑んでくださった! 早速あなたの笑顔が見れて、嬉しいです!」
憐れんで微笑んだだけなのに、無邪気に大喜びされて、これは嫌われることが難しいな、と悟ったリューリラ。
年下ワンコのような公爵の溺愛を受けても、リューリラには婚約破棄をしてもらいたい秘密を抱えていた。
(『小説家になろう』サイトにも掲載)
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[完結] 残念令嬢と渾名の公爵令嬢は出奔して冒険者となる
誰もが魔法を使える大陸にあるトーホー王国の公爵家にサリエルという娘が生まれた。サリエルは年端もいかぬ頃から勉学に励み優秀で自慢の公爵令嬢に育っていったが、弟が生まれた頃突然反抗期になりメイドや執事、家庭教師の手に終えない問題児になってしまう。ある日もなぜなぜと質問をしては周囲を困らせるサリエルに怒った父親が部屋に閉じ込めてしまうが、まだ習ってもいない闇魔法を使い家出したサリエルは娼婦の息子で孤児のガブリエルとたまたま出会う。ガブリエルはサリエルの専用従者として公爵家に雇用され、問題児のサリエルのお世話係をすることに。数年後、王子の婚約者候補となったサリエルだが、王宮で王子と喧嘩をしてしまい隣国に留学させられてしまう。親元を離れたことを良いことに、冒険者ギルドで冒険者登録をしてサリエルはガブリエルと共に週末冒険者として冒険をしながらガブリエルとの愛を深めていく。公爵令嬢サリエルと従者ガブリエルの身分差恋愛譚。 小説家になろうにも時差投稿します。*R15は保険です。
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第一王子は私(醜女姫)と婚姻解消したいらしい
第一王子は病に倒れた父王の命令で、隣国の第一王女と結婚させられることになっていた。
しかし第一王子には、幼馴染で将来を誓い合った恋人である侯爵令嬢がいた。
しかし父親である国王は、王子に「侯爵令嬢と、どうしても結婚したければ側妃にしろ」と突っぱねられてしまう。
第一王子は渋々この婚姻を承諾するのだが……しかし隣国から来た王女は、そんな王子の決断を後悔させるほどの人物だった。
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もう当て馬になるのはごめんです! 元悪役令嬢、破滅エンドを回避する
旧題:もう当て馬になるのはごめんです!~巻き戻り令嬢のやり直し奮闘記~
幼い頃から家族に疎まれて育ったエミリアは、婚約者から婚約破棄された上に、迷惑行為を繰り返した弟のとばっちりで王立学園を退学処分となった。
その後、実家へ戻るも領民の反乱が起き、着の身着のまま逃亡した辺境の地で病に倒れ、不遇の人生に幕を閉じた……はずだった。
だが、気が付くと婚約者との顔負わせ直前の、九才まで時間が巻き戻っていたのだ。
「理由は分からないけど、これは好機だわ!」
九歳に戻ったエミリアは、前の記憶を元に破滅を回避をして平穏な生活を送ろうと決意する。
破滅回避を目指して行動する中、高レベル冒険者のノアと出会い彼と雇用契約を結ぶのだった。
それから六年。
執事兼護衛のノアに支えられて十五歳に成長したエミリアは、ついに自分の運命を左右する王立学園入学の日を迎えた。
“前のエミリア”と婚約破棄をした婚約者と彼の恋人の存在を警戒しながら、エミリアは彼女を守るため女装までして付いてきたノアと共に、学園生活を開始する。
平穏な生活を夢見ていたエミリアだが、徐々に学園内に渦巻く陰謀に巻き込まれていく。
✱レジーナブックス様より書籍化しました!
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病弱を理由に婚約破棄されました ~私、前世は狂戦士だったのです~
「そのように病弱なそなたとは、子をなすことも家庭を築くことも叶わないだろう。よってこの婚約は無かったこととする」
幼い頃から第二王子の婚約者として教育されてきた私は、女としての価値を貶める言葉とともに、一方的に婚約破棄された。
大衆の面前であるデビュタントの舞踏会、羨望の的となっていた晴れやかな舞台での出来事だった。
第二王子と寄り添って踊るのは彼の幼馴染の令嬢で、どん底に落とされた私を勝ち誇った目で見ていた。
結婚する価値の無い女と罵られた私は、それが戯言とはいえ評判は堕ち、もう二度と春を見ることはないだろう。
ならば。
私、前世では『白い災い』と異名を持つ狂戦士だったのです。
私の通った後には廃墟しか残らないと言われた程の、無敵で最強の騎士だった。
私の華奢な肢体に収まらない前世での荒ぶった感情が込み上げてくる。
だから疲れてぶっ倒れてしまうんですけどね。
おや、婚約破棄されてから、何故だか私の支援者が増えました。
ガルガンの力を抑え込む必要もなくなりました。
これからは騎士として生きるのです!
復讐?
そんな事いたしましたっけ?
使い慣れないガルガンの力が暴走しただけですよ?
完結しました。
手直ししたら完結タグつけます。
ありがとうございました!
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【完】初恋は、婚約破棄のその後に
フラム・ベルク・ラインシュタイン侯爵令嬢は、偽りの恋と分かりながら、婚約破棄を突きつけてきた隣国の第三王子であるクリスに恋をしていた。
しかし、婚約破棄が正式に認められるまであと一週間を切った時、突然クリスがフラムの下にやってきた。
彼の口から語られる婚約破棄の真意とは。
そしてフラムが出した決断とは。
恋が終わり――恋が始まる。
*全5話
*なろうにも投稿しております
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