歴史・時代 家族 小説一覧

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裏長屋の若殿、限られた自由を満喫する

貧乏人が肩を寄せ合って暮らす聖天長屋に徳田新之丞と名乗る人品卑しからぬ若侍がいた。月のうち数日しか長屋にいないのだが、いる時には自ら竈で米を炊き七輪で魚を焼く小まめな男だった。
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生きてこそ-悲願の萩-

 遅れて生まれたがために天下を取れなかった伊達政宗。その猛々しい武将としての一面は表向きだ。長く心にあった、母親との確執。それゆえ隠してきた秘密。老い先短い母親のために政宗の出来ることはひとつだった。
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ちはやぶる

政争に敗れ、流罪となった貴族の娘、ささらが姫。 紅蓮の髪を持つ鬼の子、イダテン。 ――その出会いが運命を変える。 鬼の子、イダテンは、襲い来る軍勢から姫君を守り、隣国にたどり着けるか。 毎週金曜日、更新。
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織田信長を救うためになら-私欲の歴史改変-

信長が天下統一します。主人公と結婚します。
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アブナイお殿様-月野家江戸屋敷騒動顛末-(R15版)

時は江戸、老中水野忠邦が失脚した頃のこと。 佳穂(かほ)は江戸の望月藩月野家上屋敷の奥方様に仕える中臈。 幼い頃に会った千代という少女に憧れ、奥での一生奉公を望んでいた。 ところが、若殿様が急死し事態は一変、分家から養子に入った慶温(よしはる)こと又四郎に侍ることに。 又四郎はずっと前にも会ったことがあると言うが、佳穂には心当たりがない。 海外の事情や英吉利語を教える又四郎に翻弄されるも、惹かれていく佳穂。 一方、二人の周辺では次々に不可解な事件が起きる。 事件の真相を追うのは又四郎や屋敷の人々、そしてスタンダードプードルのシロ。 果たして、佳穂は又四郎と結ばれるのか。 シロの鼻が真実を追い詰める! 別サイトで発表した作品のR15版です。
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ふたりの旅路

第三章開始しました。以下は第一章のあらすじです。 志緒(しお)のいいなずけ駒井幸之助は文武両道に秀でた明るく心優しい青年だった。祝言を三カ月後に控え幸之助が急死した。幸せの絶頂から奈落の底に突き落とされた志緒と駒井家の人々。一周忌の後、家の存続のため駒井家は遠縁の山中家から源治郎を養子に迎えることに。志緒は源治郎と幸之助の妹佐江が結婚すると思っていたが、駒井家の人々は志緒に嫁に来て欲しいと言う。 無口で何を考えているかわからない源治郎との結婚に不安を感じる志緒。果たしてふたりの運命は……。
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独り剣客 山辺久弥 おやこ見習い帖

旧題:調べ、かき鳴らせ 第8回歴史·時代小説大賞、大賞受賞作品。本所松坂町の三味線師匠である岡安久弥は、三味線名手として名を馳せる一方で、一刀流の使い手でもある謎めいた浪人だった。 文政の己丑火事の最中、とある大名家の内紛の助太刀を頼まれた久弥は、神田で焼け出された少年を拾う。 出自に秘密を抱え、孤独に生きてきた久弥は、青馬と名付けた少年を育てはじめ、やがて彼に天賦の三味線の才能があることに気付く。 青馬に三味線を教え、密かに思いを寄せる柳橋芸者の真澄や、友人の医師橋倉らと青馬の成長を見守りながら、久弥は幸福な日々を過ごすのだが…… ある日その平穏な生活は暗転する。生家に政変が生じ、久弥は青馬や真澄から引き離され、後嗣争いの渦へと巻き込まれていく。彼は愛する人々の元へ戻れるのだろうか?(性描写はありませんが、暴力場面あり) 連載は番外編になります。本編の試し読みは下記にてどうぞ! https://www.alphapolis.co.jp/book/detail/1116953/10280
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ふわふわの熊とお殿様

お江戸のすみっこに黒くてふわふわしたものが座っていました――。 小伝馬町に新規オープンした袋物問屋。 通りがかりの浪人風体のお侍が見たのは、袋物屋の店主が子どもを「虐待」している姿! 立ち塞がった浪人風のお侍は、実は火付盗賊改方の長官さまでした。 ※人は死にませんが、人間と動物に危害が加えられる暴力的シーンがあります。 ※実在した人物が登場しますが、あくまでも時代劇です。ご了承ください。 ※この作品は江戸時代を舞台にしたフィクションであり、当時の社会や文化を描写するにあたり、歴史的背景に基づいた表現や描写が含まれています。 ※「長吏」「門付け」「丹波の荒熊」「傀儡師」「女鳥追い」「門説経」「歌祭文」「皮座」「犬拾」「物乞い」などの職業や、身体的特徴に関する記述には、当時の価値観や慣習を反映したものがありますが、これらは現代の価値観や倫理観とは異なる場合があります。 ※これらの表現は、物語の時代背景を忠実に再現するためのものであり、差別や偏見を助長する意図は一切ございません。 ※読者の皆様には、こうした歴史的文脈をご理解いただきつつ、本作をお楽しみいただければ幸いです。 ※万が一、不快な印象を与える表現がございましたら、著者として深くお詫び申し上げます。
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死神若殿の正室

わらわは豊前守の養女の田鶴(たづ)と申す。 さる大名の御世継の妻となることになった。 なれどこの御世継の隆邦(たかくに)様という方、たいそうな美形というのに、これまで四人の方と婚約し、そのうち三人がはかなくなられ、四人目も故あって破談となったという。 五人目の許婚者となったわらわは無事に嫁いだものの、世の中はそれでめでたしとはいかぬもの。 なにしろ隆邦様にはすでに側室がおり、姫までも儲けておいで。 離縁の話まで持ち上がってしまった。 子どもの頃から愛されないのには慣れているわらわなれど、果たしてどうなることやら。 なお、この話はムーンライトノベルズの「『香田角の人々』拾遺」「わたくしたちのお殿様」のエピソードを再構成し増補改訂したものゆえ、そこは御含みおきを。 18歳以下の方が見てはならぬエピソードのタイトルの末尾には★があるゆえご注意召されよ。
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徳川慶勝、黒船を討つ

「カクヨム」と「小説家になろう」にも投稿しています。 尾張徳川家(尾張藩)の第14代・第17代当主の徳川慶勝が、美濃高須藩主・松平義建の次男・秀之助ではなく、夭折した長男・源之助が継いでおり、彼が攘夷派の名君となっていた場合の仮想戦記を書いてみました。夭折した兄弟が活躍します。尾張徳川家15代藩主・徳川茂徳、会津藩主・松平容保、桑名藩主・松平定敬、特に会津藩主・松平容保と会津藩士にリベンジしてもらいます。 もしかしたら、消去するかもしれません。
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黄金の檻の高貴な囚人

短編集。ナポレオンの息子、ライヒシュタット公フランツを囲む人々の、群像劇。 ナポレオンと、敗戦国オーストリアの皇女マリー・ルイーゼの間に生まれた、少年。彼は、父ナポレオンが没落すると、母の実家であるハプスブルク宮廷に引き取られた。やがて、母とも引き離され、一人、ウィーンに幽閉される。 仇敵ナポレオンの息子(だが彼は、オーストリア皇帝の孫だった)に戸惑う、周囲の人々。父への敵意から、懸命に自我を守ろうとする、幼いフランツ。しかしオーストリアには、敵ばかりではなかった……。 ナポレオンの絶頂期から、ウィーン3月革命までを描く。 ※カクヨムさんで完結している「ナポレオン2世 ライヒシュタット公」のスピンオフ短編集です https://kakuyomu.jp/works/1177354054885142129 ※星海社さんの座談会(2023.冬)で取り上げて頂いた作品は、こちらではありません。本編に含まれるミステリのひとつを抽出してまとめたもので、公開はしていません https://sai-zen-sen.jp/works/extras/sfa037/01/01.html ※断りのない画像は、全て、wikiからのパブリック・ドメイン作品です
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雨降って地固まる

時は仮想戦国時代。 敵国の殿の元へ嫁ぐこととなった葵は、持ち前の明るさと聡明さで、様々な難局を乗り越えて行きます。頑なな彼の心の氷が溶ける日は来るのでしょうか。 「貴方様の苦しみが癒えることはないのかもしれません。  しかしながら、覚えておいてくださいませ。  私はずっと、貴方様のお側に居ります」
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皇女の鈴

皇女の声を伝える、美しい声音。叶わなかった恋の、せつない行方。飛鳥時代を舞台にしています。実在の人物も登場します。
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曼珠沙華 -御伽噺は永遠に-

-私は、恋をしてはならなかったの? 叶わぬ恋をした琴乃。 家族、恋人に先立たれ、独り遺された。 叔父の邸に引き取られてからは、更に従姉妹に虐められ、お気に入りの女房を取り上げられ………と、精神的苦痛を味わうのだが………
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紅真珠の姫武士

時は平安時代中期…… 一条天皇の時代、のちの世に「酒呑童子」と呼ばれる鬼が現れ、源頼光と藤原(平井)保昌が頼光の四天王と共に大江山へ討伐に赴いた。 「大江山縁起」「御伽草子」にも語られる、古き伝説の戦い。 しかし、ひとはしらない。 その戦いに、ただ一人、女の身で父頼光に付き従い、酒呑童子を討ち果たした姫武士がいたことを。 歴史の彼方に消し去られた頼光の末の姫の物語を。 そして、頼光の娘相模が、百人一首にも残る和歌に込めた哀しき妹姫の悲恋と悔恨を―― 戦いの話ですので、容赦のない暴力表現があります。 恋愛は関わりますが、性的なシーンは一切ないものとお考え下さい。 少年漫画並みの戦闘シーンが入ります。(首をはねる、手足がもがれるなど) ご了承ください。
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『 春分の日の約束』

「春分の日の約束」は、1975年の日本を舞台に、若い夫婦の日常と世界情勢を織り交ぜた物語である。主人公の野村隆介と妻の三津子は、スタグフレーションという経済不安の中、市営団地の小さな部屋で結婚生活を始める。結婚記念日の春分の日を皮切りに、物語はベトナム戦争の終結とサイゴン陥落、そして三津子の妊娠という個人的な喜びを並行して描く。 隆介は学生時代に参加した反戦デモで歌った「We shall overcome(いつか勝利は来る)」という歌の意味を、三津子との生活の中で再考する。彼らは困難な時代にあっても、小さな幸せを大切に暮らしていく。そして春分の日に生まれた息子には「希望」という名前を付ける。 物語は2025年の現代へと飛び、隆介と三津子の息子・暢章とその娘(同じく「希望」と名付けられた)が登場する。テレビではロシアとウクライナの戦争のニュースが流れており、50年前とほとんど変わらない映像に、人間の愚かさと戦争の繰り返しを感じさせる。 しかし、季節は巡り、人々の日常は続いていく。世代を超えて受け継がれる「希望」の名前と共に、「We shall overcome」の真の意味を模索しながら、人々は小さな幸せを守り続けていく姿を描いた作品である
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独眼竜の想い、千里を翔る~伊達政宗戀奇譚~

天下の趨勢が固まりつつあった戦国末期。 未だ群雄割拠の中にあった奥州に一人の英傑がいた。 その名は伊達藤次郎政宗! 己の野心を隠さず、あるがままに生きた漢。 これは峻烈でありながらも家族への愛が人一倍強かった一人の男の恋の話。
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神酒所の権左 風聞手控

 時に元号が宝暦から明和に改まって二年が経つ江戸深川は北森下町六兵衛店。ここには「神酒所(みきしょ)の権左」と二つ名を取る老練な御用聞きが居た。故あって足を悪くし撞木杖を手放せない為、八丁堀の旦那の市中御見廻りの供にも事を欠き、亡き妻が残した髪結い床の裏座敷、通称「権左親分の御神酒所」で日がな一日煙草を呑んでいる。所がどうして、二言目には「隠居も同然」が口癖の彼のもとには今日も様々な相談事や事件が持ち込まれる。  ある日、南組定町廻り、溝呂木彦右衛門は同じ南町奉行所の同僚を連れ、権左の神酒所を尋ねたのだが・・・・    
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サムライ達の手紙 人切り半次郎の手紙に思う

西南戦争末期、賊将が家族にあてた手紙を書いている時の心情を想像して書いてみました。
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桜はまだか?

ようやく春らしくなった江戸の空のもと、町奉行所同心秋山小次郎が駆けていた。火付(放火)である。 ボヤであったが、最悪江戸を焼く大火となる可能性もある。火付けは大罪 ―― 死罪である。 どんな馬鹿野郎が犯人かと、囚われている自身番に飛び込むと、そこにはうら若き乙女の姿が……………… 天和三(一六八三)年三月二十九日、ひとりの少女が火付けの罪で、死罪となった。世にいう、八百屋お七事件である。 なぜ、少女は火付けを犯したのか? これは、その真相を探り、なんとか助けてやりたいと奮闘する男たちの物語である。
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こいねがう夜半

兄が死んだと聞いて、五年ぶりに家に戻った。矢傷が元で亡くなったらしい。 寂しい空気の家にいたのは、兄の遺した娘ひとりきりだった。
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万葉の軍歌

太平洋戦争末期。南洋の島に派兵された青年たちは、『万葉集』の家持の歌に鼓舞され、絶望的ないくさを戦っていた。『万葉集』なんて、大嫌いだ! 吐き捨てる俺に、戦友の桐原は、それは違うと言った。大伴家持と、彼が心を捧げた聖武の息子・安積皇子。万葉の歌の秘密が、今、明かされる……。
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けうけげん

薬種問屋の末娘、おりつは齢八歳。祖父の家へお使いに行ったある日、真っ黒でおっちょこちょいな妖怪『けうけげん』と出会う。 人には見えない不思議な妖怪と、おりつが紡ぐ、優しくて少し切ない物語。
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春霞の刃

江戸時代の深川で、殺し屋・沙夜が少年・悠を救う。家族を失った悠と孤独な沙夜は絆を深め、権蔵への復讐を誓う。春霞の中、愛と戦いの物語が始まる。
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燃ゆる生命

2024年、ノーベル平和賞を被団協──日本原水爆被害者団体協議会──が受賞する。二度と核兵器が使われない世の中を目指し、1956年に被爆者の全国組織として長崎で結成されたこの組織の活動が評価されたことは大変意義深い。  しかしながら、未だに核は廃絶の道を進まず、世界に広がる事を止めてはいない。 人が日常生活を送る街に非道の兵器が投下されて80年が経とうとしており、生き証人も1人、また1人とこの世を去ってゆく。これからの人々が、少しでも核兵器廃絶もしくは使用の岐路に立った時の判断材料になることを願って、私はこの物語を描こうと思う。
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戦国武将の子 村を作る

元戦国武将の父に仕官先に連れて行ってもらえず隠れ里に弟と二人元服後家臣数人と置いていかれた。父の愛着があるというこの地を守り村にせよと。 武士の子として育てられたが畑仕事はしていた為すぐに切り替え百姓に転職し村の名主になった。十五年近くの歳月をかけて近隣との交流をしながら村らしくしたがまだまだ人は少ないし貧しい。数年前から少ないとはいえ年貢を取られるようになると更に貧しさに拍車がかかる。この時代自然は恵みもくれるがそれ以上に災害をくれる。ほぼ何もない所から少数精鋭でやり続けていくが…… 真面目で愛妻家の青年二人の苦しい環境にもめげないほのぼの村作り物語。
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未受理札の長屋

江戸の下町で代書屋を営むおりんは、長屋の軒下に置かれた小さな箱を見つける。箱には、墨のかすれた字で「未受理札」と書かれていた。 中に入っていたのは、夫と別れたいのに離縁状に何を書けばよいかわからない女・おせんの札。夫を憎んでいるわけではない。けれど、このまま同じ家で暮らしていれば、自分の声を失ってしまう。おりんはただ書面を整えるのではなく、おせん自身が本当に伝えたい言葉を探していく。 やがて未受理札の箱には、死んだ息子に謝れなかった母、名乗れないまま娘を守りたい父、濡れ衣を着せられた奉公娘に関わる願いが集まり始める。棒手振りの佐吉や町名主の手代・源右衛門の助けを借りながら、おりんは町の小さな揉め事と、人々の胸に残った後悔を一つずつほどいていく。 しかし、箱には何も書かれていない白紙の札が繰り返し入れられる。その紙の折り方は、亡き夫・清七が生前よく使っていたものと同じだった。人の言葉を代筆してきたおりん自身にも、夫へ渡せなかった一通の手紙がある。 言えなかった言葉、届けられなかった願い、受け取られなかった思い。 江戸の長屋を舞台に、代書屋の女が人々の「未受理」を受け取り直す、人情時代小説。
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いつでも笑顔日和

五人きょうだいは、質素ながらも穏やかな暮らしの中で、笑い合い、喧嘩をし、家族としての日々を過ごしていた。 けれど、戦争はそんな当たり前の日常を、静かに奪っていく。 大切な人を送り出す日。 帰りを待ち続ける日。 そして、二度と会えないと、絶望する日。 これは、戦争の中で懸命に生きた、五人きょうだいの物語です。
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五芒星よ、鐘を導け

 江戸時代の末期、若狭国多賀浜村は酷い旱魃に見舞われた。村の神社には雨乞い鐘が納められており、浜辺で打ち鳴らせば雨が降ると伝えられていた。百姓らは一縷の望みをかけて神社に嘆願するが宮司は困惑し、近郷の陰陽師、土御門家に教えを請う。陰陽師は「言い伝えには真実あり」とて多賀浜に出て相地を行い、妙案を宮司に授ける。  近隣の村では雨乞いの神事の噂を聞きつけ、多賀浜村だけが恩恵を受けるのは遺憾との声が上がる。不穏な空気の漂う中、雨乞い神事の日、どこからともなく賊が現れた。
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あなたへの手紙(アルファポリス版)

ある男性に送られた老女からの手紙に記されていたのは幕末から令和にかけての二つの家族の物語。 西南の役後、故郷を離れた村川新右衛門、その息子盛之、そして盛之の命の恩人貞吉、その子孫達の運命は…。 なお、本作品に登場する人物はすべて架空の人物です。 歴史上の戦災や震災関連の描写がありますのでご容赦ください。 「小説家になろう」に掲載しているものの増補改訂版です。
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八重子糾・金昌寺悲話

第二次世界大戦時の夫婦の物語です。
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毛利隆元 ~総領の甚六~

えー、名将・毛利元就の目下の悩みは、イマイチしまりのない長男・隆元クンでございました──。 父や弟へのコンプレックスにまみれた男が、いかにして自分の才覚を知り、毛利家の命運をかけた『厳島の戦い』を主導するに至ったのかを描く意欲作。 史実を捨てたり拾ったりしながら、なるべくポップに書いておりますので、歴史苦手だなーって方も読んでいただけると嬉しいです。
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夕方の怪人とガラス玉の向こうの世界(大戦中のローファンタジー)

ーその茜色の箱の底に見る世界は。 軍靴が静かに迫っている時代。 久子に豆腐を買いに行ってほしいと言われて家を出れば、怪し気な人間が箱の中を見ろという。折しも学校では箱を見せて人をさらうという怪人の噂が流れていた。 全3話。『恒久の月』書籍化記念、発売日まで1日1作短編公開キャンペーン中。6/4の更新。
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余寒

時は明治─ 残党は何を思い馳せるのか。 ※改稿したものをKindleする予定ですが、進まないので一時公開中
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縁切寺御始末書

 いつの世もダメな男はいるもので、酒に、煙草に、博打に、女、昼間から仕事もせずにプラプラと、挙句の果てに女房に手を挙げて………………  そんなバカ亭主を持った女が駆け込む先が、縁切寺 ―― 満徳寺。  寺役人たちは、夫婦の揉め事の仲裁に今日も大忙し。  そこに、他人の揉め事にかかわるのが大嫌いな立木惣太郎が寺役人として赴任することに。  はじめは、男と女のいざこざにうんざりしていたが……………… 若き侍の成長と、男と女たちの痴情を描く、感動の時代小説!!
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TAKEMITHU

 江戸時代。とある藩に島田正之助という男がいた。彼は齢にして六十、子はおろか孫にも恵まれた傍目には理想の隠居生活を送っていた。  しかし彼の目にはいつも暗い光が灯っており、時折悲しそうな瞳で孫らを見ている。そしてその孫の一人である平次郎が元服を迎えた秋の事。正之助は平次郎に渡したいものがあると言って廃寺へと誘う。  そして元服の祝いにと孫へ一振りの竹光を差し出すと、徐に島田家の過去について語り始める。
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照と二人の夫

江戸時代中期、家老の娘照(てる)は、十も年上の吝嗇な男孫右衛門と祝言を挙げる。だが、実家の事情で離縁せざるを得なくなる。そんな彼女に思いを寄せていたのは幼馴染の清兵衛だった。 ムーンライトノベルズの「『香田角の人々』拾遺」のエピソードを増補改訂したものです。
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柳生十兵衛の娘

史実では、剣豪・柳生十兵衛三厳には松と竹という二人の娘がいたという。 柳生十兵衛の娘、竹(たけ)はある日、父への果たし状を受け取る。 だが父が不在のため、代わりに自らが決闘に挑む。 【こんな方にオススメの小説です】 ■剣豪ものの時代小説が読みたい。 ■本格的なチャンバラが読みたい。 ■女性剣士の活躍が見たい。 ■柳生十兵衛の出る小説が好きで今まで他の作品も読んできた。 ※ノベルアッププラスにも掲載しています。 ※表紙画像はイラストACのフリー素材を使用しています。
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狐に幸運、人に仇

日本の江戸時代に似た文化、風土のある国があった。安森家という代々狐憑きが生まれ、莫大な財産、幸運、繁栄という恩恵を受けている一族で、そこにあかりは半ば騙され嫁入りする。嫁入りして一族の内情が分かり始めてくると、今まで自分の周りで起きてきた不可解な出来事、そして安森家の複雑な絡みが解けて線で繋がっていく。 伏線回収系ストーリー 35話完結。 大まかに恋愛編、結婚編、人物編、謎解明編、解決編の流れになっております。 Instagram morioka09 小説についての投稿をしています。 ※狐憑きの身体的特徴の描写は、作品中の中だけの解釈であり、現実社会の差別的偏見で書かれたものではありません。 又、風鼠の描写に関しても、差別的偏見で書かれたものではなく、物語上のフィクションとして書かれているものになります。 こちらの注意を踏まえた上、ご拝読お願いいたします。
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