恋愛 小説一覧
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祠の生贄として祠に閉じ込められて死を待つだけだった春代は、死にたくないと願う。そして、その声に応えるように返事が来た。目を開けると祠は崩壊し、春代は紅蓮に抱き抱えられていた。嫁になれば一族の命を助け、異能を貸すという。その条件に春代は頷くしかなかった。
文字数 17,221
最終更新日 2025.10.03
登録日 2025.07.06
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短大を卒業し、新社会人として輸入車ディーラーの営業として入社式に参加した「如月 美咲(きさらぎ みさき)」。
純粋に期待と不安を胸に社会人としての生活が始まる。
まさか、この後の出会いが身を焦がす様な恋をするなんて思いもしなかった。
✻✻✻✻✻✻✻✻✻✻
この物語はフィクションです。実際の会社・人物・出来事等とは一切関わりはありません。
✻✻✻✻✻✻✻✻✻✻
誤字脱字がありましたら教えて頂けると幸いです。
お気に入りやコメント、エールを頂けますとモチベーションにもなりますので宜しくお願いいたします。
文字数 285,790
最終更新日 2025.10.02
登録日 2023.03.19
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海沿いの街にある蒼浜高校。
その片隅にひっそりと活動する「シネマ研究会」は、部員わずか3人の小さなクラブだった。
カメラ担当の **春日悠真**は、人をレンズ越しにしか見られない不器用な少年。
脚本担当の **水瀬ひより**は、明るくおしゃべり好きで、恋愛映画ばかり書きたがる少女。
そして編集担当の **佐伯蓮**は、二人をからかいながらも温かく見守るまとめ役。
文化祭の映画制作をきっかけに、悠真とひよりは「偽装カップル役」を演じることになる。
最初はただの演技のはずだった。
しかし、放課後の撮影やリハーサルを重ねるうちに、二人の距離は少しずつ縮まっていく。
「演技だから」と言い聞かせながらも、心臓は嘘をつかない。
カメラ越しに見つめ合う視線、セリフに込められた想い、そして文化祭当日の告白シーン――。
やがて二人は気づく。
これはもう“偽装”なんかじゃない。
映画の中で始まった恋は、現実の青春へと変わっていくのだった。
文字数 1,065
最終更新日 2025.10.02
登録日 2025.10.02
5365
宮坂悠真は、目立たず静かに高校生活を送る普通の男子生徒だった。
しかしある日、同じクラスの白石澪が目の前で突然命を落とす。
衝撃に凍りつく悠真の視界が暗転し──気がつけば、澪は再び教室で笑っていた。
彼女は言う。「私ね、何度も死んで、そのたびに同じ日を繰り返してるんだ」
澪は、運命に囚われた“死に戻り”の少女だった。
悠真は、彼女を救うことができるのか。
そして、繰り返す日々の中で芽生えていく「初恋」は、運命さえも変えられるのか。
死と再生を繰り返す学園で、少年と少女が紡ぐ青春タイムリープラブストーリー。
──「君を助けるまで、僕は何度だって恋をする」
文字数 10,719
最終更新日 2025.10.02
登録日 2025.10.01
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任務とはいえ、令嬢達に狙われる婚約者を異能で守ってあげました!
いつもよりR-18控えめです
2025.10.02
新話を追加しました
あっという間に読み終わります(//∇//)
文字数 5,009
最終更新日 2025.10.02
登録日 2025.07.24
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文字数 2,113
最終更新日 2025.10.02
登録日 2025.07.05
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貧民街出身のルーナは、生きるために魔力ゼロなのに聖女のフリをして王宮に潜入中。ところが聖女検証官のアルベルトに怪しまれて大ピンチ! バレたら死刑確定なのに、なぜか彼のことが気になって仕方がない。嘘を重ねるたびに罪悪感でドキドキ、彼を見るたびに恋心でドキドキ。いつか正体がバレる日が来るとわかっているのに、この想いだけは偽れない——偽物だらけの私が見つけた、初めての本物の恋。
文字数 49,753
最終更新日 2025.10.02
登録日 2025.09.07
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日本で暮らしていた23歳喪女だった女の子が交通事故で死んで、神様にチートを貰い、獣人の世界に転生させられた!!気づいたらそこは森の中で体は15歳くらいの女の子だった!ステータスを開いてみるとなんと白鳥兎獣人という幻の種族で、白いふわふわのウサ耳と、神秘的な白鳥の羽が生えていた。そしてなんとなんと、そこは男女比が10:1の偏った世界で、一妻多夫が普通の世界!そんな世界で、せっかく転生したんだし、旅をする!と決意した主人公は絶世の美女で…だんだん彼女を囲う男達が増えていく話。
主人公は見た目に反してめちゃくちゃ強いand地球の知識があるのでチートしまくります。
みたいなはなし
※表紙はAIです
文字数 35,425
最終更新日 2025.10.02
登録日 2025.09.22
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私は中川美咲。23歳音大で、音楽表現や作曲を勉強していた。
私立で学費を払うために毎日バイト、学校、練習を繰り返す日々。ついに自室で過労死してしまう。
気がつくと植物状態の伯爵令嬢セレナ・ヴァレンティア16歳に転生してしまっていた。体の自由は効かなかったが、音は聞こえていたので自分を世話してくれているのが3人の奴隷達だと知る。
植物状態の私には面白いくらいベラベラと秘密を喋ってくる。そして、ここが男女比が狂った世界だと発覚して…
なんやかんやあって体も動けるようになって3人の奴隷達を解放したり、魔力チートが発覚したり、田舎に逃げて、奴隷達と幸せになる話。
ハッピーエンドを約束します。
シリアスな話ですが、明るくちょっと笑える感じに仕上げていければいいなと思ってます。
※表紙はAI画像です
文字数 9,481
最終更新日 2025.10.02
登録日 2025.10.02
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文字数 1,702
最終更新日 2025.10.02
登録日 2025.10.02
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結婚に何の期待もしていない侯爵令嬢のロザリーは、結婚式の三日前に社交界で他の令嬢と抱き合っている自分の夫となる男を見てしまう。しかし、男なんて皆、浮気をするものと母に言われ育っていたのでそんなものかとやり過ごす。そしてその男といざ初夜の日に、この日は子供が出来ない日なので意味がないから別の日にしましょうと言ってその日は私室で一人朝を迎える。
文字数 23,596
最終更新日 2025.10.02
登録日 2025.10.02
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人見知りが激しく、男性恐怖症の望田紗緒里は、社会から一歩退いた生き方をしていた。
一日の大半を家で過ごし、お昼だけ立ち入り禁止の屋上で過ごす毎日の繰り返し。
屋上には唯一心を開く他人、不登校小学生の幸介がいる。
幸助は宗教的な理由から、学校に通わせてもらえず、朝から夕方まで屋上にいるように母から命じられていた。
紗緒里は、ある切っ掛けで夜の散歩を始める。その夜の散歩中、紗緒里は山野和三と出会う。
和三は、下半身に障害を抱え、車椅子で生活をしていた。
紗緒里、幸助、和三。
心の闇を抱えた三人が、それぞれの想いを胸に夜空を見つめる。
文字数 3,777
最終更新日 2025.10.02
登録日 2025.10.02
5379
「これからは、この子が虎月堂の跡取りや」
京都の老舗茶舗「虎月堂」の跡取り娘として育ってきた虎月葛葉(とらつきくずは)は、ある日祖母が連れてきた腹違いの弟にその座を奪われる。
「私は待ってるだけのお姫さまなんかにはならない。自分の力で、私なりの生き方を見つけてみせる!」
そう誓って家を出た葛葉は、東京でキャリアウーマンとして奮闘する日々を送っていたが、
ある日突然、祖母の腹心である幼馴染、郁島蔵王(いくしまざおう)が現れた。
「私を京都に連れ戻しにきたの!?」
同時に舞い込んできた政略結婚に強く反発する葛葉だったが、どうやら蔵王には別の意図がありそうで…?
ーーーーーー
自分らしい生き方を模索しながら、仕事に恋に奮闘するアラサー女子と、それを取り巻く人々の物語です。
折々で登場する、京都のおもたせやグルメなども楽しみながら読んでいただけたら嬉しいなと思っております。
感想、レビューなど大歓迎です♪
文字数 34,257
最終更新日 2025.10.02
登録日 2025.09.22
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突然に冤罪で修道院行きとなってしまったエリス=ダイナゴク伯爵令嬢。
その裏にはメアリー=アールルード伯爵令嬢による妬み・嫉みがあるようで醜い。エリスはハニーブロンドに金色の目。対してメアリーはストロベリーブロンドで紫色の目。
その先には王太子妃の座を画策するという狙いもあるようで……。
当のエリスは修道院で髪を切ることになっても、打ちひしがれることなく生きてます。
文字数 11,126
最終更新日 2025.10.02
登録日 2025.09.23
5381
16歳の高校生・山城ヨウスケ。 顔は不格好で女の子に縁はなかったが、仲間思いで誰よりも優しい心を持っていた。
ある日、通学途中で少女をかばい、命を落とす。その献身は天界の女神ルミエールの目に留まり、ヨウスケは異世界へ導かれる。
――公爵家の長男・アデルとして生まれ変わった彼が目にしたのは、男尊女卑が根強く残る社会。女性や弱者が踏みにじられる現実に、かつての優しい心は強く反発する。
恋と成長が交錯する、異世界転生ファンタジー。
文字数 36,220
最終更新日 2025.10.02
登録日 2025.09.13
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ずっと好きだった初恋の相手、社長の弱みを握る為に頑張ります!!にゃんっ♥
財閥の分家の家に代々遣える“秘書”という立場の“家”に生まれた加藤望。
”秘書“としての適正がない”ダメ秘書“の望が12月25日の朝、愛している人から連れてこられた場所は初恋の男の人の家だった。
財閥の本家の長男からの指示、”星野青(じょう)の弱みを握ってくる“という仕事。
財閥が青さんの会社を吸収する為に私を任命した・・・!!
青さんの弱みを握る為、“ダメ秘書”は今日から頑張ります!!
関連物語
『お嬢様は“いけないコト”がしたい』
『“純”の純愛ではない“愛”の鍵』連載中
『雪の上に犬と猿。たまに男と女。』
エブリスタさんにて恋愛トレンドランキング最高11位
『好き好き大好きの嘘』
エブリスタさんにて恋愛トレンドランキング最高36位
『約束したでしょ?忘れちゃった?』
エブリスタさんにて恋愛トレンドランキング最高30位
※表紙イラスト Bu-cha作
文字数 818,400
最終更新日 2025.10.01
登録日 2024.06.20
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人の嘘が「声の色」として見える特殊能力を持つ図書館司書、水森詩織。幼い頃から偽りの色彩に傷ついてきた彼女にとって、世界は汚れた嘘でできたヘドロの洪水だった。静寂と秩序だけが支配する図書館を唯一の避難所とし、誰にも心を許さず生きてきた。
そんな彼女の日常は、一人の男の出現によって静かに崩れ始める。閉館間際に現れたその男の声は、どこまでも純粋な「無色透明」だったのだ。
彼の名は、海道蓮。人間の心の闇や嘘をテーマにした作品で知られる、ベストセラーミステリー作家。誰よりも嘘を知り尽くしているはずの彼が、一切の嘘をつけないという巨大な矛盾。
蓮の透明な声に唯一の安らぎを見出し、次第に惹かれていく詩織。しかし、二人の心を繋いだ蓮の新作小説が、過去の悲劇と裏切りを呼び覚ます。蓮の人生を破壊した「泥色の声を持つ男」が、再び彼らの前に現れた時、詩織の呪いであったはずの能力は、やがて愛する人を守るための唯一の剣となる。
信じられるものが何もない世界で、それでも人を信じようとする二人の魂の軌跡を描く、感動の物語。
文字数 31,324
最終更新日 2025.10.01
登録日 2025.10.01
5386
庶民高校生×学園のマドンナの隣の無表情ヒロインが奏でる、淡くて眩しい恋の物語。
親のコネで名門・鳳聖学園に入学した俺、瑠川奏。
入学初日から学園のマドンナ・天上院麗華に「庶民」呼ばわりされ、順調にクソな学園生活の幕開けだ。
実力も肩書きもない俺は、周囲の視線に縮こまるばかり。
……そんな日々の中で、放課後の音楽室で出会った“あの子”が、俺の世界を変えた。
麗華の隣でいつも無表情なだけだと思っていた少女、翡翠琴音。
夕日に照らされ、静かにピアノを奏でるその姿は、言葉にならないほど美しくて――
「俺が好きなのは、学園のマドンナなんかじゃない。その隣の子だ。」
無表情で何を考えているかわからない彼女と、
天上院麗華や個性豊かな仲間たちに囲まれて送る、
少し不器用で、甘酸っぱくて、やがて色づいていく青春ラブコメ。
音に“色”が宿るとき、二人の距離が動き出す――。
文字数 48,263
最終更新日 2025.10.01
登録日 2025.08.25
5387
【祝:女性HOT3位!】
狼獣人のエリート騎士団長ガロウと番になり、幸せの絶頂だった猫獣人のミミ。しかしある日、ガロウは「真の番が見つかった」と美しい貴族令嬢を連れ帰り、「地味なお前はもう用済みだ」とミミを一方的に追い出してしまう。
家族にも見放され、王都の片隅の食堂で働くミミの前に現れたのは、お忍びで街を訪れていた最強の獣人王・レオンハルトだった。
彼は一目でミミが、数百年ぶりの『運命の番』であることを見抜く。心の傷を負ったミミを、王は包み込むように、そして激しく溺愛していく――。
「もう誰にもお前を傷つけさせない」
一方、ミミを捨てた元夫は後悔の日々を送っていた。そんな彼の元に、次期王妃の披露パーティーの招待状が届く。そこで彼が目にしたのは、獅子王の隣で誰よりも美しく輝く、ミミの姿だった――。
これは、不遇な少女が本当の愛を見つけ、最高に幸せになるまでの逆転溺愛ストーリー。
※気を抜くと読点だらけになることがあるので、読みづらさを感じたら教えてくれるとうれしいです。
祝:女性HOT69位!(2025年8月25日4時05分)
→27位へ!(8/25 19:21)→11位へ!(8/26 22:38)→6位へ!(8月27日 20:01)→3位へ!(8月28日 2:35)
文字数 84,228
最終更新日 2025.10.01
登録日 2025.08.17
5388
「お前、マジでいつか刺されるよ」
友人たちの忠告を、俺は笑い飛ばしていた。天性の話術で幼い頃から数えきれない女性を弄び、大学では何十人と取っ替え引っ替えする日々。そんな女好きのクズだった俺が、法治国家日本で刺されるわけがないと本気で信じていた。……そう、あの夜、一方的に捨てた元カノに背中を刺されるまでは。薄れゆく意識の中、祖母の「自分のやったことは全て自分に返ってくる」という言葉を思い出し、自らの愚かさを悔いながら死んだはずだった。
しかし次に目覚めたのは、見知らぬ森の中。どうやら俺は、強大な魔力を持つチート能力者として異世界に転生したらしい。前世の罪を償うため「今度こそ人助けをしよう」と心に誓うが、そこには一つ、致命的な問題があった。女に刺された経験が強烈なトラウマとなり、極度の女性恐怖症になってしまったのだ。
善行を重ねるうち、いつしか「神のように心優しき英雄」と勘違いされ、行く先々で女性たちから熱烈な好意を寄せられる始末。そのたびに恐怖で逃げ出し、街を転々とする日々。そんな俺に、まさに天職と思える依頼が舞い込む。それは、絶世の美貌だが「スーパーワガママ」で性格最悪と噂の第一王女の護衛任務。これなら絶対に好かれることはないだろうと、俺は喜んで引き受けた。
案の定、王女は俺を「ゴミ」呼ばわりし、その心地よい侮蔑に俺は心の平穏を感じていた。だが、ある日俺が何気なく口にした「他人は変えられない」という言葉が、彼女の心を救ってしまう。さらに暗殺者の凶刃から命を救ったことで、王女の態度は180度激変。「私と結婚しなさい!」と求婚を迫られ、断れば「この国から消すこともできるのよ」と脅迫されたかと思えば、次の瞬間には泣き崩れる始末。
「恋は麻薬だ」と説得を試みるも失敗し、結局「気持ちが冷めるまで」と彼女は旅にまでついてきてしまった。
女性恐怖症の元クズ最強魔術師と、彼を溺愛するワガママ王女の、勘違いとトラウマだらけの逃避行。これは、過去の罪から逃げ続ける男が、本当の愛と向き合うまでの物語。
文字数 335,872
最終更新日 2025.10.01
登録日 2025.08.04
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※サブタイトルを削除しました。
これは童話の主人公を追いかけ冒険者となった少女とその仲間たちの物語。成長した彼女達はやがて王国を蝕む巨悪の存在を知る。権力の全てを手にし独裁を行う”護国卿”、その統括下にある護国兵団の一番隊隊長にして『王国の剣』黒太子エドゥ、そして国民の不安を煽り王国崩壊を目論む魔女結社『赤き茨』。完璧な正解は無い、それでも少女は仲間と共にド真ん中をぶち抜いて行く。
謎を秘めた黒曜石の短剣。
身分は違えど無心の愛を誓う一人の小姓。
師匠の仇を追い遥か東方から流れ着いた義の漢。
そして”魔女狩りの魔術師”と呼ばれ畏れられる銀髪の”魔女”。
個性豊かなキャラクターが奏でる王道ファンタジー群像劇。もし琴線に係る言葉があれば手に取って見て下さい。
※この小説には画像(挿絵)が含まれます。データ通信量が気になる方はご注意ください。
文字数 148,896
最終更新日 2025.10.01
登録日 2025.07.13
5390
あの日のことを、私は今でも鮮明に覚えている。春休みの大学街はひっそりして、まるで時間が止まったようだった。明大の古い講堂でピアノを弾くのは、私のひそかな習慣だった。借りものの舞台と鍵盤に、キース・ジャレットの「ケルン・コンサート」を響かせる。譜面はない。自分の呼吸と記憶だけを頼りに、即興で再構築する。演奏しているあいだは、誰もいない世界にただひとり閉じ込められているような心地がする。
けれど、あの日は違った。弾き終えた瞬間、私は気づいたのだ。後方の暗がりに、ひとりの青年が座っていることに。ドアを開けた一瞬の光で、気配は感じていた。知らない男に覗かれていた、と一瞬、怒りが胸をよぎった。けれど、その怒りはすぐに戸惑いに変わった。彼の目が、演奏を汚すような視線ではなく、ただ真剣に聴いていた人の目だったからだ。
彼の名は宮部明彦。油絵を描き、物理を学び、そして偶然ここに迷い込んだという。私は「偶然」という言葉をあまり信じない。けれど、彼と話しているうちに、その偶然がどこか運命のように感じられた。ジャズの話、本の話、ユングやデミアン、相対性理論や犯罪心理学……私たちの会話は、初対面とは思えないほど滑らかに、深く潜っていった。
そして気がつけば、講堂を出て、山の上ホテルのバー「ノンノン」に座っていた。午後四時の空いたカウンターで、私はマーテルを、彼はメーカーズマークを頼んだ。ブランデーの琥珀色が、雨のしずくで曇った窓に映える。学生らしくない静けさと、少しだけ大人の時間。奇妙なことに、私はその時間を全然怖いとは思わなかった。むしろ、胸の奥にずっとあった孤独な旋律に、初めて和音が重なったように思えた。
女と男は、どこまでいっても分かり合えない、と口では言いながら、私は彼に話しつづけた。彼の笑顔や、少し考えこむ横顔が、曲の終わりに響く余韻のように心に残った。偶然が、たまたまが好きだという彼に、私の中の何かが静かにほどけていく。ペルソナも、仮面も、ここには必要ないような気がした。
「ねえ、四月から、あなたの学部にニセ学生として通ったらどうかしら」思わず口にしていた。彼は笑って「いいよ」と言った。
雨の土曜の午後、ケルン・コンサートから始まったこの出会いが、私にとってどんな物語になるのか、そのときの私はまだ知らなかった。
文字数 23,464
最終更新日 2025.10.01
登録日 2025.09.29
5391
セルリアンには幼い頃、常に一緒にいた使い魔がいた。
私、リチェルは前世がその使い魔であったことを覚えていた。とはいえ、だから何? 的な平凡な令嬢。主だったセルリアンの幸せを願うくらいで、悠々自適な生活をそれなりに謳歌していた。あれ? なんで? どうして私が召喚されちゃってるのおおお?
※この作品は『カクヨム』にも掲載しています
文字数 24,583
最終更新日 2025.10.01
登録日 2025.09.16
5392
イブはメイド。
ある日主人であるブルーベル様の記憶が2つある事に気付き、時間が巻き戻されていると確信する。
しかも巻き戻り前は美しく優秀だったブルーベル様。
今はオジサン体型でぐうたらで。
もうすぐ16才になろうというのに婚約者が見つからない!
巻き戻された副作用か何か?
何にしろ大迷惑!
とは言え巻き戻り前は勉強に鍛錬に厳しい生活をしていた彼。
今回の方が幸せ?
そして自分の彼への気持ちは恋?
カップルは男性が年上が当たり前の世界で7才も年上の自分は恋愛対象外…
あれこれ悩む間もなくイブはメイドをクビになってしまい…
文字数 30,186
最終更新日 2025.10.01
登録日 2025.10.01
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演技の練習や、配信(台詞枠等)用に、よければどうぞ。
※台詞は更新頻度低いです。
【使用可能】
・サンプルボイス。
・配信。
・動画投稿。
・多少の改変あり。
【使用のお約束】
※概要欄等のどこかに必ず作者名“雪野鈴竜”を記載。
※使用の際はどこかにURLを記載。
※自作発言は禁止。
※有料コンテンツでの使用禁止。(広告収益のみ可能ですが、購入後のみ観れる動画等)
文字数 32,154
最終更新日 2025.10.01
登録日 2025.10.01
5395
アストレア王国に伝わる伝説
――魂の半身を示す「番の刻印」。
それは誰もが憧れる奇跡と呼ばれる絆だった。
けれど、治療師の娘リリーと騎士ノアの愛は、
その奇跡によって引き裂かれる。
幼い日から育んできた想いは、騎士団長の娘マチルダという
“真の番”の登場で、残酷に試されることとなった。
「俺はお前を選びたかった」
「生きていてくれるなら、それでいい」
国のために、未来のために――二人は最後まで愛し合いながら、
結ばれることはなかった。
――これは、結ばれぬ愛がなおも輝き続けた、
アストレアに残る悲恋の伝説である。
全7話予定
※性描写があります。
文字数 13,844
最終更新日 2025.10.01
登録日 2025.09.27
5396
時はAIが人間の職業に就くようになった近未来。
最先端AIロボットの英愛子は、感情を一切排し、法のみに基づいて判決を下す辣腕裁判長として法曹界にその名を轟かせていた。
ある日、正当防衛とも思える事件の被告人に対し、愛子は一切の情状酌量なく冷徹な判決を下す。
そんな彼女の前に、人間味あふれる検事・仲村が現れる。「これだからAIは!」と嘆く彼は、法だけでなく、事件に至るまでの過程や人々の感情こそが重要だと彼女に説く。
「なぜ余計なことを考慮するのか理解できません」
論理を絶対とするAIと、感情を重んじる人間。相容れない2人の出会いが、やがて法の在り方、そしてAIの心をも揺るがす大きな事件へと発展していく。
文字数 4,346
最終更新日 2025.10.01
登録日 2025.10.01
5397
5398
現世でR18の鬼の乙女ゲームにハマっていた野々原 椿は突然の事故でこの世を去るが目覚めたら死ぬ直前までしていた鬼の乙女ゲーム【寵鬼~鬼の姫はあなただけ】の世界に転生してしまった!?しかも、ヒロインではなく絶対に死を迎える悪役の月華だった。せっかく好きな乙女ゲーム世界に転生したのに死ぬ確率100パーセントなんて絶対嫌っ!と思っていたものの悪役の月華は身体能力が人並み以上だった!?これなら死を回避出来るかも?と思っていたのにイケメンの鬼達から興味をもたれてしまい…
⚠️18禁ありです。/過激なR18には★を付けます。(後半からです)
文字数 301,942
最終更新日 2025.09.30
登録日 2025.01.06
5399
『あなたが馬鹿なお人よしで本当によかった!』
双子の王女エリシアは、姉ディアナに騙されて聴覚を失い、塔に幽閉されてしまう。
さらに皇太子との婚約も破棄され、あらたな婚約者には姉が選ばれた――はずなのに。
三年後、エリシアを迎えに現れたのは、他ならぬ皇太子その人だった。
文字数 9,721
最終更新日 2025.09.30
登録日 2025.09.30
5400