江戸時代 小説一覧
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江戸時代初期。
没落した武家の次男、実千代は、その美貌が藩主の目に留まり、小姓に取り立てられた。
お家再興の希望を胸に城勤めを始めるも、主君の『玩具』として弄ばれ、屈辱的な調教を受ける。
主君の嫡男・松寿丸は、実千代に心を奪われるが、父の過激な調教によって心身ともに追い詰められている事を知る。
松寿丸は、父の手から実千代を救い出そうとするが──。
完結しました。
無辜な美少年がひたすら虐待されて搾取される、かわいそうな18禁BL歴史小説です。
緊縛、吊るし責め、鞭打ち、青竹責め、三角木馬、強制連続快楽責め、火責めなど、SMや拷問まがいの痛い描写が多いです。
※胸糞エンドです。
感想などいただけると励みになります。
よろしくお願いします。
25年12月6日 追記
続編『針の檻』連載開始しました。
https://www.alphapolis.co.jp/novel/275805006/616015318
文字数 69,531
最終更新日 2025.06.08
登録日 2025.04.12
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文字数 18,298
最終更新日 2025.06.04
登録日 2025.05.13
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文字数 1,301
最終更新日 2025.06.02
登録日 2025.06.02
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若き侍、久澄陸郎は、幼馴染であり妹として一緒に育った、そよと久しぶりに相対する。それはそよの兄・春日達彦の江戸からの帰還を知らせるためだった。達彦とともに御前仕合を観覧した幕府惣目付・柳生但馬守は、そよに将軍家光への輿入れ話を持ってくる。しかし城内は春日派と黒川派の勢力争いが進行しており、そよの輿入れは黒川派の標的となった。
陸郎はそよを江戸まで連れていく警護役となるが、途中襲撃を受け山中に住む老人、空斎に助けられる。陸郎は空斎が剣の達人であることを知り、愛する娘・そよを守るために剣の修行を受けるのだった―
文字数 127,410
最終更新日 2025.06.01
登録日 2025.05.03
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とある藩の右筆組に仕える藩士・佐上伝史郎は、ある日下城の途次、同藩士で郡代配下の野村鉄太郎より「果たし合い」を申し込まれる。応じる謂れもなく、当初、断っていた伝史郎であったが、鉄太郎に策を弄され、結局、申し入れを受諾する。
その翌日のこと、伝史郎は家老の守道耕左衛門の邸宅に召喚され、件の「果たし合い」につき、藩主自らが立会人を務める旨聞かされ、驚愕することに……。
文字数 54,356
最終更新日 2025.05.30
登録日 2025.05.29
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江戸時代、罪人の首を刎ねる「御様御用」という宿命を背負った男がいた。彼の名は甚兵衛。代々続く処刑人の家系に生まれた彼は、物心ついた頃から血と死の匂いに囲まれて育った。しかし、甚兵衛は決して冷酷な男ではなかった。むしろ、繊細で感受性豊かな魂を持ち、斬り捨てた者たちの最期の顔が、夜な夜な悪夢となって彼を苛んだ。
処刑人として感情を殺し、ただ職務を全うすることだけを求められてきた甚兵衛。だが、ある日、飢えに苦しむ幼い子のため米を盗み、処刑される女おきぬと対峙する。その澄んだ瞳に宿る母の深い愛情と諦念は、甚兵兵の心を深く揺さぶり、彼の内に秘められた人間性を呼び覚ます。
甚兵衛の苦悩が深まる中、彼の前に、おきぬの兄と名乗る謎の浪人権蔵が現れる。妹の復讐に燃える権蔵の憎悪は、甚兵衛の心に決定的な問いを突きつける。「お前は人殺しだ。血に塗れた手で、何を語れるのか?」
己の「業」と、人間としての「正義」の間で激しく葛藤する甚兵衛。彼は、血塗られた宿命から逃れることができるのか? そして、この避けられない対決の先に、彼が見出すものとは――。
『血の轍』は、処刑人という極限の状況下で、人間の心の闇と光、そして命の尊厳を深く掘り下げる、魂の物語です。
文字数 18,713
最終更新日 2025.05.23
登録日 2025.05.23
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1670年ごろの桑名藩。
片瀬景三郎は、父が切腹した理由を知るため家を出たが、一年の間ならず者のような暮らしをしていた。ある日、かぶき者に絡まれている町娘を助けたことから運命が動き出す。
連れて行かれた家老の屋敷で、前藩主松平定良のご落胤だと聞かされる。家老の久松はその血を受け継いでいる景三郎を取り込み、お家騒動を起こすつもりだった。
反発する景三郎は、家老屋敷を抜け出すが、かぶき者につかまってしまう。
蟠龍(ばんりゅう)とは、うずくまった龍のことで、桑名には、唯一復元された蟠龍櫓があります。タイトルは、この桑名城を象徴する櫓にちなんだものです。
流血、暴力シーン、男色表現があります。苦手な方はお気をつけください。
一年ぶりに大幅に改稿、更新しています。
文字数 32,994
最終更新日 2025.05.14
登録日 2024.02.26
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文字数 2,686
最終更新日 2025.05.12
登録日 2025.05.12
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江戸の長屋から、奇妙な事件を解き明かす! 発明家と世話焼き娘の、笑えて泣ける人情捕物帖!
江戸、とある長屋に暮らすは、風変わりな男。
名を平賀甚兵衛。元武士だが堅苦しさを嫌い、町の発明家として奇妙なからくり作りに没頭している。作る道具は役立たずでも、彼の頭脳と観察眼は超一流。人付き合いは苦手だが、困った人は放っておけない不器用な男だ。
そんな甚兵衛の世話を焼くのは、隣に住む快活娘のお絹。仕立て屋で働き、誰からも好かれる彼女は、甚兵衛の才能を信じ、持ち前の明るさと人脈で町の様々な情報を集めてくる。
この凸凹コンビが立ち向かうのは、岡っ引きも首をひねる不可思議な事件の数々。盗まれた品が奇妙に戻る、摩訶不思議な悪戯が横行する…。甚兵衛はからくり知識と観察眼で、お絹は人情と情報網で、難事件の謎を解き明かしていく!
これは、痛快な謎解きでありながら、不器用な二人や長屋の人々の温かい交流、そして甚兵衛の隠された過去が織りなす人間ドラマの物語。
時には、発明品が意外な鍵となることも…?
笑いあり、涙あり、そして江戸を揺るがす大事件の予感も――。
からくり長屋で巻き起こる、江戸情緒あふれる事件帖、開幕!
文字数 136,025
最終更新日 2025.05.08
登録日 2025.05.07
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タイムスリップした翔太
そこは江戸時代
そこで知り合った蕎麦屋の女が作る西洋麺なるものとは?
パラレルワールドの世界を行き来することになる翔太のこれからは?
長編小説として書き出したものを短編のライトノベルとしてまとめました。
続きものとして先が楽しみになりますように!
文字数 9,366
最終更新日 2025.05.07
登録日 2025.05.07
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貞享三年(1683年)、江戸八重洲。
幕府の法が町を覆い、秩序と混沌が交差する時代。
町の片隅、茶屋「風見庵」には様々な者たちが行き交う。
武士も商人も旅人も、一杯の茶を求めて足を運び、それぞれの物語を抱えていた。
桂木新之介は、その茶屋に辿り着く。
かつて幕府に仕え、剣を握った男が、この場所に足を止めた理由とは。
静かに客を迎える女将・お艶。彼女の背には、誰も触れぬ影が揺れる。
秩序の中で生きるのか、漂うのか。
剣を取るか、それとも置くのか――その選択は、まだ定まらない。
ただ、江戸のざわめきの中で、誰かに選ばれることなく、己の歩みを進めていく。
文字数 7,593
最終更新日 2025.04.19
登録日 2025.04.19
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お江戸のすみっこに黒くてふわふわしたものが座っていました――。
小伝馬町に新規オープンした袋物問屋。
通りがかりの浪人風体のお侍が見たのは、袋物屋の店主が子どもを「虐待」している姿!
立ち塞がった浪人風のお侍は、実は火付盗賊改方の長官さまでした。
※人は死にませんが、人間と動物に危害が加えられる暴力的シーンがあります。
※実在した人物が登場しますが、あくまでも時代劇です。ご了承ください。
※この作品は江戸時代を舞台にしたフィクションであり、当時の社会や文化を描写するにあたり、歴史的背景に基づいた表現や描写が含まれています。
※「長吏」「門付け」「丹波の荒熊」「傀儡師」「女鳥追い」「門説経」「歌祭文」「皮座」「犬拾」「物乞い」などの職業や、身体的特徴に関する記述には、当時の価値観や慣習を反映したものがありますが、これらは現代の価値観や倫理観とは異なる場合があります。
※これらの表現は、物語の時代背景を忠実に再現するためのものであり、差別や偏見を助長する意図は一切ございません。
※読者の皆様には、こうした歴史的文脈をご理解いただきつつ、本作をお楽しみいただければ幸いです。
※万が一、不快な印象を与える表現がございましたら、著者として深くお詫び申し上げます。
文字数 42,236
最終更新日 2025.04.08
登録日 2025.02.16
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山南藩士大井玄蕃はとかく容姿が悪かった。そのため全く婚儀が整わない。
そこに突然縁談の話が舞い込んできた。
しかし婚姻後もなかなか上手くいかない夫婦関係。
そこに上意討ちの指令が舞い込んでくる。
文字数 23,188
最終更新日 2025.03.30
登録日 2025.03.30
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「裁縫師は最弱の神職人」と蔑まれる世界で、前世の記憶を持つ少女が針と糸の真の力に目覚める――。
江戸末期風の和風ファンタジー世界「織絵国」。この国では「神職人」と呼ばれる特殊な技能者たちが、神の力を宿した「神具」を作り出していた。刀鍛冶や薬師が尊ばれる中、裁縫師だけは「着飾るだけの技」と最弱の烙印を押されていた。
主人公・織姫は前世の記憶を持って転生した少女。祖母から受け継いだ「糸見の目」という特殊能力を持ち、布や糸に宿る霊力を見ることができる。村八分にされ孤独だった彼女は、流れ者の剣客・睦月との出会いをきっかけに都へと旅立つ。
都では「着るだけで最強になる神具衣装」の技術を磨き、刀鍛冶の紅葉というライバルとの出会いや、公家の姫君・千代の庇護を得て成長していく。弟子の蓮や同じ「糸見の目」を持つ雫も加わり、かつての孤独な村娘は多くの仲間に恵まれていく。
そんな中、織姫は「十二神衣」と呼ばれる伝説の神具衣装の秘密に迫っていく。「風神の袖」「雷神の帯」「水神の袴」「火神の襦袢」…一つずつ完成させるたびに彼女の力は強くなっていくが、同時に「禍織師」という邪悪な集団の魔の手も伸びてくる。
前世のファッションデザインの知識と、祖母から学んだ和裁の技術を融合させ、織姫は「最弱」と呼ばれた裁縫師から「幕府御用達」の「最強」の神職人へと上り詰めていく。
針と糸を武器に戦い、仲間との絆を紡ぎ、そして世界を救う――。
これは、転生した少女が一針一針、自らの運命を縫い変えていく物語。
文字数 60,369
最終更新日 2025.03.23
登録日 2025.03.17
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この物語の舞台は一応江戸時代初期、元禄の頃つまりは、忠臣蔵や水戸黄門の時代ということになっています。
主人公は犬企方として名高い五代将軍徳川綱吉に寵臣として仕え、水戸黄門などでは、しばしば悪党として登場する柳沢吉保です。ただ彼は確かに悪党であったかもしれませんが、一方で和歌や漢詩に秀で、源氏物語などの王朝文学にも精通した一流の文化人でもありました。
吉保は綱吉の命で京へ赴き、とある寺で平安の頃より数百年成仏することなく世をさすらう、ある夫人の幽霊と遭遇します。
不覚にも彼女と関係をもってしまった吉保は、その後江戸に戻っても彼女の亡霊に苦しむこととなります。吉保の周囲の人間に次から次へと取り憑いては混乱をもたらすのです。果たして彼女の本当の目的はなんなのか?やがては悲劇を迎えることとなるわけです。
(この物語は、史実をベースとしていますが、あくまでホラー小説であって歴史小説ではありません。そのため全てが史実の時系列通り物語が進行しているわけではありません。また時代考証等は時々あやふやですが、あくまでホラー小説なのであまりその点に突っ込まれてもはっきりいって知りません。最も歴史の知識があれば面白味も少しは増すでしょう。また源氏物語の知識があればさらに面白いかもしれません)最後までお楽しみいただけたら幸いと存じます。
文字数 41,676
最終更新日 2025.03.15
登録日 2025.02.20
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大学生の小野君は、道路に飛び出した子どもを助けようとして命を落とし、あの世で閻魔様のお手伝いをすることに。
そのお手伝いとは、様々な時代を生きた人々が無事に天国へ行けるよう、生前の幸福度を高めるというもの。
果たして小野君は、無事に皆の生前幸福度を高めることが出来るのでしょうか。
拙いお話ではありますが、どうか、小野君の頑張りを優しい目で見守ってやってください。
「小説家になろう」様、「カクヨム」様にも掲載しています。
文字数 74,303
最終更新日 2025.02.14
登録日 2025.02.10
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現代の警察官・佐久間悠介が交通事故の衝撃で目を覚ますと、そこは江戸時代。
混乱する中、手には現代のスマートフォンが握られていた。
しかし、時代錯誤も構わず役立つこのスマホには、奇妙な法則があった。
スマホの充電は使うたびに少しずつ減っていく。
だが、事件を解決するたびに「ミッション、クリア」の文字が表示され、充電が回復するのだ。
充電が切れれば、スマホはただの“板切れ”になる。
悠介は、この謎の仕様とともに、江戸の町で次々と巻き起こる事件に挑むことになる。
盗難、騒動、陰謀。
江戸時代の知恵や人情と、未来の技術を融合させた悠介の捜査は、町人たちの信頼を得ていく。しかし、スマホの充電回復という仕組みの裏には、彼が江戸に転生した「本当の理由」が隠されていた…。
人情溢れる江戸の町で、現代の知識と謎のスマホが織りなす異色の時代劇ミステリー。
事件を解決するたびに深まる江戸の絆と、解けていくスマホの秘密――。
「充電ゼロ」が迫る中、悠介の運命はいかに?
新感覚エンターテインメント、ここに開幕!
文字数 152,926
最終更新日 2025.02.13
登録日 2025.01.07
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歴オタの片瀬景司は普通の高校三年生。
桑名の七里の渡し付近から川に転落し、意識を失った。
気がついたら、そこは男色全盛の江戸時代。
いきなり家老の息子、吉村右京にキスされて面食らうが、美貌の若衆に転生?したらしい。
モテモテの状況に戸惑いながらも、ここでの暮らしに慣れてきた頃、突然父が切腹して家が断絶、一転して不幸のどん底に突き落とされる。
浪人となりならず者として暮らしていたが、町でかぶき者に絡まれた町娘を助けたことで騒ぎになり、右京に見つかってしまう。
逃げようとしたが、笠を被った侍に当身をくらい、連れて行かれた先は、家老の一人、久松式部の別邸。
久松から熱烈な愛撫を受け、前藩主松平定良のご落胤だと聞かされる。
定良は、美貌の持ち主であり、かぶき者の殿様だった。
久松は、吉村(右京父)が定良を殺したと思い、仇を討とうとしていた。
景司を操ろうとする久松。右京とは敵対することになってしまう。
どうにかして阻止したい景司の戦いが始まる。
物語が進むにつれて、変化していく、右京との関係。
衣装の変化も見どころです
※性描写はあっさりめ。のつもりですが、書いているうちにハードになってきたのでR18に変更しました。念のため。
剣戟シーンあり、暴力、流血シーンも予告なくあります。苦手な方はお気をつけください。
まったく場違いな気がして気後れしますが、たくさんの作品の中から見つけてくださり、お読みいただいてありがとうございます。お楽しみくだされば幸いです。
文字数 73,870
最終更新日 2024.11.29
登録日 2024.10.02
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外の世界にあこがれる臆病な少年と、幕府の命令を受けて旅をする少女の出会いの物語。
舞台は江戸時代中期の小さな山村。
乱世が終わり、庶民文化が花開く裏側で世界を蝕むモノがいた。
あの世とこの世の境目がほつれ、交わり、侵入してきた「怪異」たち。
少年が出会った少女の使命は、人々をあの世へ誘う怪異を退治すること。
呪われた少年と呪われた少女の妖怪ファンタジー開幕!
文字数 42,633
最終更新日 2024.10.16
登録日 2023.05.28
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十四歳の仙千代は、会津藩の大目付の次男で、衆道(男色)の契りを結んだ恋人がいた。
父は派閥争いに巻き込まれて切腹、家は没落し、貧しい暮らしの中で母は病死。
遺児となった仙千代は、江戸芳町の陰間茶屋『川上屋』に売られてしまう。
そこは、美形の少年たちが痛みに耐えながら体を売り、逃げれば凄惨な折檻が待ち受ける苦界だった──。
快楽責め、乳首責め、吊るし、山芋責め、水責めなど、ハードな虐待やSMまがいの痛い描写あり。
失禁、尿舐めの描写はありますが、大スカはありません。
江戸時代の男娼版遊郭を舞台にした、成人向けBL時代小説、約10万字の長編です。
上級武士の子として生まれ育った受けが転落、性奴隷に落ちぶれる話ですが、ざまぁ要素ありのハッピーエンドです。
某所で掲載していたものを、加筆修正した改訂版です。
感想など反応をいただけると励みになり、モチベ維持になります。
よろしくお願いします。
完結しました。
文字数 108,703
最終更新日 2024.10.05
登録日 2022.09.13
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城下の外れに、織姫道場と呼ばれる町道場があった。
道場主の娘、織絵が師範代を務めていたことから、そう呼ばれていたのだが、その織姫、鬼姫とあだ名されるほどに強かった。道場破りに負けなしだったのだが、ある日、旅の浪人、結城才介に敗れ、師範代の座を降りてしまう。
そして、あろうことか、結城と夫婦になり、道場を譲ってしまったのだ。
織絵の妹、里絵は納得できず、結城を嫌っていた。
気晴らしにと出かけた花見で、家中の若侍たちと遭遇し、喧嘩になる。
多勢に無勢。そこへ現れたのは、結城だった。
文字数 27,237
最終更新日 2024.09.27
登録日 2024.08.31
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時は江戸。山奥に住む変わり者の侍、紅床 虎和(くれとこ とらかず)は、藩主の娘である桜から「自分を守ってほしい」という依頼を受けてから、藩内に潜む数多の怪異に立ち向かう事になる。 己に刻まれた「漢字の異能」と頭脳を駆使し、日常の影に潜む妖魔を斬り倒す!
文字数 49,733
最終更新日 2024.09.01
登録日 2024.08.08
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時は江戸時代初期、戦乱の世が終焉を迎えたが、人々の暮らしを脅かす正体不明の怪物『妖冥』の存在は消えていなかった。
妖冥に家族を奪われた孤児・楓は妖冥の討伐を行う「神隠団」を目指し、妖冥の絶滅を実現させようとしている。
楓と個性豊かな仲間が織りなす、過酷な試練と成長の物語!
文字数 19,959
最終更新日 2024.07.30
登録日 2024.07.26
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[あたいはあたいの思うままに生きる。
今も昔も、これからも。
それが、あいつとの約束だから。]
陰陽術を使いこなす、不思議な女、鈴音。
彼女は、ひょんなことから物の怪や幽霊から
京を護れと仰せつかった新選組に手を貸すこととなる。
土方付きの世話役として、近くで彼を見つめるうちに、鈴音の気持ちに変化が生じ……。
拭えない過去と新しい道への葛藤とともに、
鈴音は新選組と時代を駆け抜けて行く。
文字数 240,959
最終更新日 2024.07.29
登録日 2017.03.01
75
三代将軍家光の時代―― 月ノ輪の元にやってきたのは、著名な禅師の沢庵と、隻眼の七郎という男だった…… 内裏に現れる魔性を相手に、七郎の剣が閃けば、そこには赤い雨が降る。
文字数 19,488
最終更新日 2024.07.23
登録日 2024.05.25
76
★第10回歴史・時代小説大賞 奨励賞受賞★
ある日、丑丸(うしまる)の父親が流行病でこの世を去った。
貧乏裏店(長屋)暮らしゆえ、家守(大家)のツケでなんとか弔いを終えたと思いきや……
脱藩浪人だった父親が江戸に出てきてから知り合い夫婦(めおと)となった母親が、裏店の連中がなけなしの金を叩いて出し合った線香代(香典)をすべて持って夜逃げした。
齢八つにして丑丸はたった一人、無一文で残された——
※「今宵は遣らずの雨」 「大江戸ロミオ&ジュリエット」「大江戸シンデレラ」にうっすらと関連したお話ですが単独でお読みいただけます。
文字数 23,363
最終更新日 2024.07.11
登録日 2024.05.30
77
天明八年の江戸。神田松永町の両替商「秋野屋」が盗賊に襲われた上に火をつけられて全焼した。一人娘のゆみは運良く生き残ったのだが、その時にはゆみの小さな身体には不思議な能力が備わって、いた。
一方、婿入り先から追い出され実家からも勘当されている旗本の末子、本庄龍之介は、やくざ者から追われている途中にゆみと出会う。二人は一騒動の末に仮の親子として共に過ごしながら、ゆみの家を襲った凶悪犯を追って江戸を走ることになる。
浪人男と家無し娘、二人の刃は神田、本所界隈の悪を裂き、それはやがて二人の家族へと繋がる戦いになるのだった。
文字数 96,024
最終更新日 2024.07.05
登録日 2024.03.21
78
戯作者為永春水と関係した芸者が密かに産んだ子である梅次郎は、幼い頃から剣術の修行を積み、暴れん坊旗本・勝小吉(勝海舟の父)の弟子となった。梅次郎は小吉が幕府から密かに請け負っていた江戸市中見回りの見習いを勤めつつ、吉原の廓「志信屋」の花魁玉糸と辰巳芸者の音八からの支援を受けて江戸市中の治安を守るべく活動していた。
あるとき、夜鷹連続辻斬りが起こり、梅次郎は玉糸から家宝の正宗を受けとり見回りを強化するが……巡回中に連続辻斬りの下手人・影沢英之進と斬りあう。英之進はかつては為永春水の人情本の愛読者であり、戯作者を志したこともある剣客であった――。
ここに戯作者によって人生を狂わせられたふたりが、激突する――。
戯作者の子で町人剣客の梅次郎、吉原の花魁玉糸、辰巳芸者の音八、暴れん坊旗本勝小吉という異色の面々が活躍する、滑稽あり剣戟ありの痛快エンタメ時代小説です!
※「第10回歴史・時代小説大賞」奨励賞受賞作です。
文字数 69,393
最終更新日 2024.06.29
登録日 2024.05.01
嵐のような晩だった。
銀次は押し込み強盗「おかめ盗賊」の一味だった。「金は盗っても命は取らぬ」と誓っていたのに、仲間が失態をおかし、人殺し盗賊に成り下がってしまう。銀次は何の因果かその家の一人娘を連れ去ることに。
そして、おかめ強盗に命を散らされた女中、鈴の兄源助は、妹の敵を討つために一人、旅に出るのだった。
追われ、追いかけ、過去を悔い、そんな人生の長い旅路を過ごす者達の物語。
※ 地名などは全て架空のものです。
※ 詳しい下調べはおこなっておりません。作者のつたない記憶の中から絞り出しましたので、歴史の中の史実と違うこともあるかと思います。その辺をご理解のほど、よろしくお願いいたします。
文字数 97,802
最終更新日 2024.06.23
登録日 2024.05.30
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江戸・吉原で起こった事件のけりをつける為に、東海道を元太夫の時雨が西に向かいに旅をする物語です。
文字数 48,803
最終更新日 2024.06.12
登録日 2024.05.26