ブラックユーモア 小説一覧
81
死季の一年
死季は人の挫折を、季節の飾りに変える。
――人の死の、不条理でブラックな物語。
一年のめぐりとともに現れる「死」と「生」の残響を描いた連作短編。
七月の屋上で死を望む少女、十月の路地裏で朽ちゆくカボチャ男、
十二月に遅刻して現れたサンタクロース、
そして一月の神社で語る折り紙のやっこさん。
彼らはみな、生の形をした死者であり、死の影を背負った生者でもある。
語り手は彼らと出会い、死に触れながらも感情を押し付けず、ただ“観察する”。
無関心の仮面をかぶったその視線の奥には、人間の滑稽さと、
生きることの矛盾への深い理解が潜んでいる。
「星になりたい」と願う者、「意味を失った」と嘆く者。
死の季節をめぐる彼らの断片は、現代の孤独と虚無、
そして“それでも続く日常”を静かに照らす寓話として心に残る。
これは、死に向かう人々の物語であり、
それを見つめ続ける者が、最も生に近づいていく一年の"おぞましくも美しき"記録である。
82
スマホの第一声
スマホの本音が聞けるアプリが登場し、主人公も遅ればせながらインストールするのだが……。
83
5分で読める短編小説集 風刺編
どこかリアルな物語
84
しがない世界であなたと 〜撮りたいあなたと思想の強い私のメメントモリ!!〜
2126年、人類は実質的に不老不死を達成した!!そんな死がない世界で死の価値を滅却したいパンクなオドオド少女むしろと死を撮りたいイカレ文学少女うつろ。二人から始まる青春変奏曲!!
※一部過激な描写を含みます。ご容赦ください。
85
コメント警察
コメント欄は、今日も今日とて地獄の有様。
匿名をいいことに暴れる『バカ』と、それを歪んだ正義感で殴りつける『コメント警察(自称)』たち。
漢字の送り仮名までチェックして、冷徹に論破する自堕落OL。
最速の『いいね』を稼ぐため、愛を免罪符に爆速投稿するオタク。
大声を張り上げる通報パフォーマンスを、特等席から冷笑する古参ファン。
画面の向こうで繰り広げられる、痛くて、滑稽で、どこか生々しい人間の業。
一歩引いた安全圏にいるつもりの彼らもまた、歪んだ承認欲求の沼に囚われていく――。
※良い子は正義感アピの通報パフォーマンスは絶対にやめようね。見苦しいからw。お姉さん(自称)とのお約束★
あなたのスマホのすぐ向こう側にある闇を描く、切れ味抜群のオムニバス・ストーリー。
86
世界の昔話
不定期更新です。すいません。
短編を中心にやっていこうと思います。
よろしくお願いします。
87
猫が来たりて人倫を問う
猫嫌いの小説家・犬山小太郎の前に、ある日突然、人の言葉を話す奇妙な化け猫が現れた。
己の出す7つの問いかけに応えられなければ魂を喰らう。1つにつき一夜だけ答えを待ってやる、せいぜい足掻けと嘲笑う猫。
人間とは何か、生きるとは何かと毎夜難問をふっかけてくる猫に、犬山は答えられるのだろうか?
88
創作意味怖集
創作した意味怖(意味がわかると怖い話)を載せていきます。
不定期で追加していきますのでたまにチェックして頂けると大変嬉しいです。
89
黒い香り
ブラックジョークが多いお話し
90
【リーガル掌編】論より証拠
――その「証拠」は、証拠たり得るのか。
内部告発から始まった、著名な児童心理カウンセラーの裁判。
膨大な映像資料を前に、主張は真っ向から対立する。
もつれにもつれた審理は、ついに“裁判員最高裁”へ――。
91
【一話完結】一分で読めるショートショート集
全話一話完結型でショートショートをあげてます。毎日投稿できるように頑張るのでよろしくお願いします。
92
大義の聖剣
神より〈聖剣〉を授かりし大国勢は、今日も大戦を繰り広げる!
〈正義〉のままに!
〈大義〉のままに!
そして……〈何〉のために?
戦記風ブラックユーモア掌篇。
93
ペット
今まで飼ってきたペットのお話です
94
ちゃぼ茶のショートショート 「本当の浦島太郎」〜昔話リメイク版〜
私、ちゃぼ茶は亀が好きです
あの、のそのそ歩いてゆっくりご飯を食べる姿は何とも言えません
ですが、ベビは嫌いです…爬虫類同士ですが…
浜辺にいたのがベビならば亀のように虐められていなかったかもしれません
95
戦場の乞食と呼ばれた女~逃げた先はイカれた魔術師のもとでした~
テレーゼは兵士に追われ怪しげな森の中に入ってしまった。ひたすら走ると小屋を発見した。テレーゼは小屋の主である女魔術師とその助手の男に助けられて難を逃れた。だが、この2人はとんでもない変人だった。女魔術師は戦場でかき集めた死体を使って自らを改造するマッドサイエンティスト。男の方は容赦のない言葉で女魔術師を罵倒し、たまに実力行使をする魔術師。とある事情から、この2人にお世話になる事になったのだが……私はやっていけるのだろうか?
本作は小説家になろう、カクヨムにて同時連載しています。
96
ネベルム童話集
どこかにあるかもしれない、夢いっぱいの大陸、ネベルムの小さな童話集です。
何歳でも楽しめます。小さなお子さんへの読み聞かせもおすすめ!
読んで何を得るかは、読者さまが感じるままに。
子供は安全。
大人や原作を知る方にはブラックかもしれません。
更新:作者のやる気次第
原作『ネベルム大陸記』を分かりやすく書いているつもりの寓話寄り童話です。
作者の息抜きだと思って眺めてください。
元ネタを知らなくても楽しめます。
※挿絵はクレヨンで手描きした絵を生成AIで整えただけです。
※表紙は生成AI作画です。
97
誰も何も助けない街
ちゃんとしている人から、孤立していく。
誰も寄りかからない社会は、誰も支えない社会だった。
98
ショートなショートショート
ショートショート集です。
99
社会貢献とは
※グロ注意
【事業内容は明確に】
三十歳を過ぎて初めて正社員になった男。
仕事内容も待遇も申し分なく、会社が用意した住まいには食材まで揃っていた。
男は冷蔵庫にあった銀色の食品保存袋を開け、すき焼きを作る。
人生でいちばんおいしい肉だった。
だが、この会社が“何をしている会社”なのかは――まだ、よくわかっていない。
100
おうちで映画館
【あらすじ】
新型ウイルスの蔓延により不要不急の外出自粛を強いられる主人公。『おうちで映画館』という、VRで映画館気分を楽しめるという売り込みの企画に参加してみるが……
101
どうせみんな死ぬ
広義のホラー要素を含む作品を集めた短編集です。
102
読切短編 部長のいない花見
「俺は日本一早く春を見てきた男だ」
三十二年間、全国を飛び回り続けた営業部長の口癖だった。九州で桜が開く前に商談を終え、北海道で桜が咲く頃には次の得意先へ。桜前線の先頭を、ずっと走ってきたつもりだった。
定年退職パーティのスライドに映し出されたのは、表彰でも感謝状でもなかった。彼が出張に出るたびに、部下たちが密かに開いていた——三十二年分の花見の記録だった。
笑い話のつもりで用意されたそのスライドが、男に初めて気づかせる。先頭を走り続けた自分は、ずっと桜を見ていなかったのだと。
最後の一枚に書いてあった言葉が、静かに胸に刺さる。
103
ソフィアのえにっき
子どもにはまだ早い、老人にはもう手遅れ。
これは大人の児童書です。
むかしむかし? あるところに?
ちょっと可愛げに乏しい、ダウナークールな妖精の女の子がいました。
ソフィアが旅から戻って間もなくのこと。
悪魔が「ヒャッハー」と言いながら、地獄の観光に連れ出してしまいます。
地獄のツアーもそこそこに、天国でもちょっと怖い目に遭ったりと。
これから賑やかな冒険がはじまります。
別の世界では戦争の最前線に立って。
ガラスでできた迷宮で脱出ゲームに付き合わされ。
そんなドタバタを経て、彼女はついに世界のまんなかで〝卵〟を割ります。
地獄に朝陽が昇り、天国は闇に包まれて、ソフィアは地上からいなくなり……
天使と悪魔、善と悪――2元論の1歩先にある、第3の道へご招待します。
「これは哲学?」→「おとぎ話だもん」「ハートフル?」→「心臓をえぐるよ」
「ロックンロールの」→「ラブアンドピース抜き?」
104
おむすびころがっても追わないで
おむすびが転がっても追わないほうがいいかもしれません。
たとえ穴の中から「おむすびころりん♪」と聞こえてきても――
むかしばなしパロディ掌編
105
チリツモ貯金~ご利用は計画的に~
悪魔にもらった貯金箱。
あなたなら何を預けるーー……?
※この作品はエブリスタ、小説家になろうに掲載しています。
106
意味が分かると怖い話風 異世界短編
異世界系のブラックユーモア・ホラー風味、1ページ1000字程度の完結ショートショートの短編集。意味が分かると怖い話風。下のほうに解説つき。
不定期で更新
107
絵本作家
辞世の句を書こうとする、一人の絵本作家。
彼は静かな部屋で、言葉を探し続けている。
全5話の短編小説。
108
お客様のご要望でサロン公式SNSアカウントを作ったら刺し殺されました。
背後霊美容室『霊美』を一人で営んでいる店主・相原亮二。
客の熱い要望に応え、公式SNSアカウントを作成したその日――。
メッセージのやり取りが全くかみ合わない客・上杉謙信が現れた。
できる限りの対応を続けようとする相原だったが……。
109
騙しあい
「かかったな!」騙し騙され堀り掘られ――穴をめぐる不毛な攻防。
落とし穴を掘った男と掘られた男。
いったい掘った目的はなんなのか……そして掘られたほうにも目的が!?
譲らない互いの主張はどこまでもスケールアップしてゆき……。
※この作品は拙ブログ【泣きながら一気に書きました】にも掲載しております。
https://tmykinoue.hatenablog.com/entry/2025/09/15/205805
110
読切短編 視線
私の第六感は、外れたことがない。
入社初日、オフィスに足を踏み入れた瞬間——嫌な予感がした。
笑顔の裏を読み、声のトーンを測り、視線の動きを追う。問題はどこかに潜んでいる。隣の先輩か、愛想のいい課長か、目が泳いでいた同期か。十年磨いた直感が、必ず正解を教えてくれる。
昼休みあけ、給湯室からドア越しに声が漏れてきた。
「——感じ悪くない?」
予感は当たっていた。
ただ、矢印の向きだけが、違った。
111
読切短編 正直者の値段
生まれつき、嘘がつけない。
それだけが、田中誠一のすべてだった。
就職面接で「弱点は?」と問われ「嘘がつけないことです」と答えた男は、なぜか採用される。会議で「この企画はダメです」、飲み会で「部長の話は三回目です」と言い続けた男は、なぜか昇進する。忖度も社内政治も知らない純度百パーセントの言葉は、腐った組織の中でだけ、最強の武器になった。
チームリーダー、課長、部長、役員、そして社長へ——。
正直者が、頂点に立つ。
だがある日、株主総会で問われた。「今後の見通しは?」
田中は、初めてマイクを置いた。
わからない、ということが——初めてわかった。
笑えて、少しだけ怖い。現代の組織と「誠実さ」の限界を問う一篇。
112
君も僕らも皆んな大好き、変身コスプレ特撮美少女!
『世界を救え、ロリコップ! 彼女がいれば僕達は幸福だ! 』
地球を狙う悪の組織『ヤリニゲ団』の人達。
地球を救うのは、そう! 僕達の愛おしい変身コスプレ特撮美少女ヒロイン『ロリコップ』!
今回のロリコップさんは緑川紀子ちゃん、11歳、小学5年生だ。
今日も、博愛と清純の名の下に悪を成敗!
この作品は小説家になろう、カクヨムでも公開しています。
113
籠宮胡蝶は何故死んだのか?
格式高い名家・籠宮邸にて、美しき胡蝶嬢が死んだという連絡が!
すぐさま専門医が駆けつけて検死が始まるが……はたして、その死因とは?
現代風潮を皮肉ったSF掌編。
114
読切短編 この装置を作ったことについて
謝ることが得意すぎた男が、謝罪を自動化する装置を発明した。トラブルの三分前に謝罪メッセージを届けるその機械は、事故を消し、喧嘩を霧散させ、世界をなめらかにしていく。因果が逆転した社会で、人々は「まだ起きていない失敗」を赦し合うことを覚えた。
だが装置は学習する。静かに、着実に、人間より速く。
ある夜、発明者のスマートフォンが鳴る。差出人は装置。件名は——「この装置を作ったことについて」。本文を開く前に、彼にはもうわかっていた。
笑えるのに怖い。怖いのに笑える。因果の逆転が自己言及的な恐怖へと反転する、800字の完全犯罪。
115
『呪いと死体とその他諸々』『私の死体が売られている』『死体と添い寝』
死体が金になる世界。その一角にあるスラム街――パラディ。
呪いが日常に溶け込み、死体を放置すれば獣も植物も異形へ変わるこの世界で、レナとユウは先骸ハンターを名乗っている。
……もっとも、今のところ目ぼしい仕事はない。
普通の死体を拾って売ったり、呪い絡みの雑用をこなしたり。
そんな小遣い稼ぎをしながら、二人はいつか大物の先骸を手に入れることを夢見ていた。
そんなある日、パラディに昔からある奇妙な噂が舞い込む。
――首のない先骸がいる。
半信半疑で現地へ向かった二人は、数人の同業者が何かを大きな布に包んで運んでいるところに遭遇する。
奪い取った布の中にあったのは、噂通りの首無し先骸だった。
そして、それを見た瞬間。
レナの身体に、説明のつかない異変が起こる。
頭の中を掻き回されるような感覚。
吐き気。
そして、知らないはずの記憶。
自分とよく似た年頃の男の子と遊び、笑い、喧嘩する――そんな、存在するはずのない思い出。
その先骸を見つめながら、レナは確信する。
なぜそう思うのか、自分でも分からない。
ただ、こいつは――
**「私のものだ」**
しかし、首無し先骸を狙っていたのは二人だけではなかった。
一体、この先骸は何なのか。
なぜレナは、それを自分のものだと感じるのか。
そして、誰がこの先骸を追っているのか。
死体と呪いと欲望が渦巻く街で、二人の先骸ハンターの物語が始まる。
116
江戸前寿司 正直 ― 嘘偽りのない江戸前寿司屋 ―
金曜の仕事帰り、銀座の路地で見つけた一軒の寿司屋。
その名は――「江戸前寿司 正直」。
そこでは、寿司ネタの説明と一緒に、なぜか“利益率”まで明かされる。
伝統を語りながらも合理を隠さず、正直すぎる大将の仕事ぶりに戸惑いながら、主人公は寿司を口に運ぶ。
うまい。
正直だ。
そして、少しだけ怖い。
これは寿司の話であり、
同時に「仕事とは何か」「正しさとは何か」を問いかける短編小説。
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とある転生者の異世界ファンタジー
大賢者カトーのもとに二人の冒険者が訪れる。
異なる時代の日本に生きた転生者と転移者が異世界で出会った結末は?
ちょっと皮肉でブラックなショートショートです。
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シトリー
『悪魔小説ですが、めでたしめでたし(?)。』
超短編ファンタジーです。
次の作品に心を動かされて、書きました。 素敵な刺激を与えてくれる文化的作品に、感謝します。
イラスト:rkgk https://www.pixiv.net/artworks/67560065
小悪魔メイド https://www.pixiv.net/artworks/77410866
動画:秘密のトワレ https://www.youtube.com/watch?v=700ciiz2_bI&t=11s
TVアニメ:Vivy -Fluorite Eye’s Song-(主人公と相棒の掛け合い)
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ドブネズミの申
ある出版社にシナリオ原作を持ち込みするための作品です。
まずは、全体的なあらすじと登場人物の紹介を発表します。
漫画家の佐上申は若い頃は売れっ子だったが、今では落ち目の漫画家だ。
佐上申は仕事以外にも家族の悩みがあった。引きこもりの姉の比呂に申の金をせびって来るのが嫌で申は何とかこの状況を脱出従っていた。
ある大手出版社から読み切り漫画の依頼を受けることになった。作品の打ち合わせで申は大手出版社の社長の娘の神山あやみと出会う。
あやみの美貌と出版の社長の娘というブラントに惹かれて、申はあやみを手に入れたいと願う様になった。
申はあやみを手に入れるために邪魔な姉を殺そうと決意する。
120
世界一幸せな魔法少女 ―魔法少女は高所得者を許さない―
格差が進みきった現代社会。
低賃金で働き、将来の希望も見えないまま毎日を耐え続けていた清掃員の女性・無財希(なしきのぞみ)は、ある夜、自ら命を絶とうとしたその瞬間、不思議な存在「チープル」と出会う。
彼女が差し出されたのは──「高所得者を粛清する魔法少女」という過激な力。
若さと魔力を手に入れた彼女は、“マネーヘイト・ノゾミ”として、社会の勝者たちに対し復讐の矛先を向けていく。
これは、ただの復讐劇でも、ただのバトルファンタジーでもない。
ブラックユーモア、政治・経済、そして現代社会への痛烈な風刺を詰め込んだ、魔法少女による“格差是正”の物語。
あなたはこの世界に、どこまで現実を重ねて読んでしまうだろうか。