妖怪/怪物/あやかし小説一覧
○異界症候群
主に中高生に見られる、身体の一部または全体が異形に変化する症状のこと。またその人を異人と呼ぶこともある。獣の耳、髭、尻尾、牙だけの例から、角が生え、首が伸び、あるいは年老いてしまう場合もあり、人の形をなさなくなってしまう場合も存在する。彼らは異形なのだろうか。彼らから伝承が生まれたのか、伝承が彼らを生んだのか。春期の心理状態が影響しているのではと考えられているが、はっきりとした原因は今現在もわかっていない。
透明になった少年は、猫耳の少女と
文字数 13,057
最終更新日 2023.09.29
登録日 2023.08.30
ここは妖怪の末裔と普通の人間が通う私立あやかし学園。
そこに通う心を読める妖怪の末裔である女子生徒、恵と探偵部の仲間たちが送るちょっぴりミステリーな学園生活のお話。
文字数 264
最終更新日 2021.12.31
登録日 2021.12.31
空高く、残暑の季節。運命の出会いを果たしたのは――?
「僕とお友だちになってください!」
「友だち? 俺は馴れ合いを嫌う孤高の親分だが、慕ってくる奴は可愛がってやる主義だ。いいぜ」
「アタシも構わないわよー。美しいアタシの信奉者に加えてあげる」
くそ真面目すぎるくらいの几帳面。そのせいであまり友人がいない僕に、友だちができた。それは、人語を話す不思議な二匹の猫。
無類の猫好き。どんなに緊張感みなぎる時でも、猫をひと目見ると途端にふにゃふにゃしてしまう僕の、究極の願い。
『猫ちゃんと何でも話せる友だちになって、もふもふな間柄になりたーい!』
お堅くて、超真面目な十九歳男子の夢は叶うのか?
☆.。.*・☆.。.*・☆.。.*・☆.。.*☆.。.*・☆.。.*・☆.。.*☆
「妖(あや)し瞳の、艶姿」のスピンオフ作品。(本編はBLカテゴリです)
表紙は、奈倉まゆみさん作画です。
◆本文、画像の無断転載禁止◆
No reproduction or republication without written permission.
文字数 10,214
最終更新日 2020.12.12
登録日 2020.12.09
妖魔妖怪、魑魅魍魎。その他、人ならざるモノを描くあやかし絵師の「乙桐」。
彼の元には不思議と、そう言った物事に関わる人々が集まって来た。
封じる力を持ちながらてんで何も見えやしない乙桐は、見える目を持ちながら何が真で何が偽りかを認識出来ない童女「赤眼」と二人で暮らしている。
男の身で在りながら女郎として生きる青年「泪」や、その禿の「かや」。かつて乙桐を間夫としていた「駒草」と、その傍らで妙に胡散臭く笑う男「景安」。
此の世の中は随分と、奇っ怪な事柄が蔓延っている。
本当に怖いのは人ならざる者か?
それともはたまた人でしか成り得ない者なのか。
「嗚呼、難儀だ難儀だ難儀だよぅ」
あやかし絵師を取り巻く奇妙な話の数々、語って聞かせてみましょうか。
文字数 24,625
最終更新日 2023.04.06
登録日 2023.02.28
❤R18バージョン❤
最近三珠町では、エッチな夢をみた後発情して腰砕けになってしまう人が続出していた。
実はそれは淫魔の仕業だった。
☆全年齢バージョン☆
黒猫に横切られると不吉なめにあう。そんな話がある。
三珠町では黒猫ではなく、金色の毛並みの猫に横切られると不幸になるという噂が流れはじめ、同時に町のあちこちで怪奇現象の噂が沸き始めていた。
そんな町に暮らす中学生の「風上 菖(かざかみあやめ)」は金色の猫の「百合長 咲耶(ゆりなが さくや)」と出会い「君にこの町で起こっている怪奇現象を解決して欲しい」とスカウトされる。
するとその場に愛犬ピカリが「我の番に手を出すな!」と乱入! そして、ピカリは実は三珠町を守護していた守護者であったことが咲耶の口から語られ、更に「守護者の沙華(はな)となって欲しい」と咲耶に懇願される。
文字数 11,867
最終更新日 2023.10.30
登録日 2023.10.21
文字数 352
最終更新日 2023.12.02
登録日 2023.11.22
会社ではできる女を気取っているOLの伊菜穂
ある日彼氏と別れて傷心した伊菜穂が家に帰ると
ひとつの肉塊が転がっていた…。
元の姿は人型ですらない人外と人間のドタバタ日常系?ラブストーリー!
ここからどうやって付き合うことになるの!?
※初めて書く作品なので、至らない点などや誤字脱字、文法の間違いなどありましたらコメントで教えてくださると幸いです。
文字数 3,525
最終更新日 2021.01.31
登録日 2021.01.24
文字数 1,130
最終更新日 2023.04.01
登録日 2023.04.01
午後5時を過ぎると日本は妖怪の国になる。昼間は人間が多いが17時を過ぎると妖怪が多くなり、危険な国に変貌する。そのため、日本では午後5時以降はなるべく外出をしないようにとされている。
だが、なるべくの為禁止されている訳ではない為皆外出をしている。
妖怪は簡単に人間を殺せるが妖怪の長が人間を殺すのは禁止にした為、人間は安心して17時以降でも外出をしている。
その妖怪の長はどの妖怪よりも強いため恐れられていたが尊敬もされていた。
そんな妖怪の長が……。
文字数 1,741
最終更新日 2024.01.14
登録日 2024.01.06
渡ったものが不幸に見舞われるという”四の渡し”。
渡し船の前でその呪いの縁を断ち切る紋切り刀を振るう柊寒多郎のもつ刀は錆び付いていて人を切ることはできない。
「戦乱が終わった徳川の世だ。これでいいのだよ。」
そう笑う寒多郎のもとには今日もワケありの客と戦国の残魂が舟に乗り込む。
ライトな時代劇ファンタジーです。時代劇苦手な人にも読みやすいように心がけます。
毎週2-3話ほど公開していきます。
色々とご意見、ご感想いただければ幸いです。
文字数 39,825
最終更新日 2022.03.08
登録日 2021.12.29
曰くつきの少女。彼女の心の中には別の人物がいた。
そいつは悪霊と呼ばれる存在である。
憑りつく一年前、少女は過去のいじめにより、自殺未遂を起こして人間不信になり、一人では不安になってしまう障害をもっていた。一方の悪霊は誰かに憑いていなければ、食事が出来ない存在。
奇跡的に出会った二人は、共に足りないところを補い、依存しながら日常を楽しく過ごしていた。
そんな彼女らは毎夜出かけていた。悪霊の栄養となる同族を食らうために。
その次の日の朝、出かけていると不穏な空気が漂う場所に引きずり込まれてしまう。
そこは、神隠しが多発していた。
場所は――住宅街の裏道。
地から空へ飛ばされたことで、意識を失った少女の代わりに悪霊が難なく降り立ったその場所には、北欧神話の魔物や日本の妖などと呼ばれる存在がいる世界。
知らない言語があるところで混乱していると、着物を着て刀を帯刀している女武者が現れ、助けてくれて一緒に住むことに。
非力な少女と悪霊は、自分達を二重人格と偽り、異世界日本で暮らしながら元の世界に帰る情報を探していく。
文字数 59,996
最終更新日 2022.01.30
登録日 2021.08.01
【ようこそ、古本屋「日和雨」へ。この世ならざるものが見えてしまう女店主が営むこの店には「人」も「霊」も「妖」も本が好きなら皆 お客様でございます。しかし、ご注意召されよ。「日和雨」が開店するのは日が落ちてからにございます。さぁさ、今宵は闇に紛れてどなたが起こしになられるのか。人か、霊か、、それとも、、、、】
人ならざるもの、この世ならざるものが見えてしまう19歳の女子大生 雨原千桜は祖父から譲り受けた古本屋「日和雨」の店主として働いている。日が登っている間は女子大生、日が落ちれば古本屋の店主。だがその店に来るのは人だけとは限らない。
来る客も用事も客それぞれである。
そんな千桜の元に結婚を申し込むお狐様が一人。
文字数 9,374
最終更新日 2022.02.19
登録日 2022.01.10
幼き頃、妖仏師の令司は大病にかかる。令司はその時から妖と呼ばれるものが見えるようになった。令司が妖を見えるようになった理由を知る大病を治した総司という人物を探し求めながら、妖の問題を次々と解決していく妖系ヒューマンドラマ。
妖と聞くだけで人は皆煙たがるだろう。だが、令司は妖と心からの交わりを望んだ。
小説家になろうにて重複投稿しています。
なお、投稿頻度は各月の第1金曜日と第3金曜日になっています。
文字数 16,231
最終更新日 2020.09.29
登録日 2020.09.11
声劇用台本です。規約はないですが常識の範囲内でお使いください。
これは、忘れ去られたとある神社での物語。
青年は1人の女の子に出会い不思議な青春を体験する。
キャラ紹介
天野 晴空 (あまのそら)
大学生で気弱な性格
音楽が好きで音楽の先生を目指しているが人前で歌うことを恥ずかしがっており1歩踏み出せないでいる。
雫(しずく)
人間では無い女の子。昔、妖怪と呼ばれ長い間一人きりの時間を過ごしていた。
神社から出ることが出来ないがなぜそうなっているかは
記憶が無くなっているので分からないでいる
いつもは元気で明るい子だが時折、切ない表情をする。
文字数 12,523
最終更新日 2023.04.12
登録日 2023.04.12
「キスすると強くなるなんて聞いてないっ!」
あやかし退治をする猫神様の末裔「紫苑」と神に力を与える神子の末裔、「京香」が織りなす恋とあやかし退治の物語。
幼い頃両親を事故で亡くした京香は、優しいおじさんと二人で暮らしていた。しかし経営していた工場が倒産!借金返済のためにおじさんはマグロ漁船に乗ることに!京香もまた住み込みで働き先を探すことになった。そんなとき、ひょんなことから人気美人作家の書生として住みこみで働けることに!でも実は先生は男で代々あやかし退治をする猫神の末裔だった!そのうえ私は神に力を与えることができる神子の末裔!?私が、猫神の花嫁ってどういうこと!?
イラスト:白玉ぜんざい様より提供頂きました
文字数 16,793
最終更新日 2021.01.02
登録日 2020.12.13
文字数 12,356
最終更新日 2021.03.17
登録日 2021.03.17
「ああそうだ、――死んでしまえばいい」と、思ったのだ。
時は江戸。
開国の音高く世が騒乱に巻き込まれる少し前。
その異様な仔どもは生まれてしまった。
老人のような白髪に空を溶かしこんだ蒼の瞳。
バケモノと謗られ傷つけられて。
果ては誰にも顧みられず、幽閉されて独り育った。
願った幸福へ辿りつきかたを、仔どもは己の死以外に知らなかった。
――だのに。
腹を裂いた仔どもの現実をひるがえして、くるりと現れたそこは【江戸裏】
正真正銘のバケモノたちの住まう夜の町。
魂となってさまよう仔どもはそこで風鈴細工を生業とする盲目のサトリに拾われる。
風鈴の音響く常夜の町で、死にたがりの仔どもが出逢ったこれは得がたい救いのはなし。
文字数 133,484
最終更新日 2020.07.14
登録日 2019.11.25
卑劣な黒い影の犠牲となった邪滅のアリサ
悲閃拳のアンズVS黒い影の戦いの最中(さなか)、皆と別れたくないという気持ちが妄想や希望を実物化する能力をコウに目覚めさせた。
息を止められた絶対絶命の危機を(巨大なタライを相手の頭の上に落とす。というコントのような攻撃)によってからくも逃れる。
それが、黒い影の怒りに触れ、絶望の黒い霧(幻覚の地獄)を出させてしまう。
そして、現場に駆けつけたばかりに学生(アリサ)殺しの罪をきせられ、警察に追われる事となってしまったあさみは、 アンズは
大事な親友を失った怒り、深い悲しみから生まれでた圧倒的な力で黒い霧をも打ち破り、撤退にまで追い込んだ仇(かたき)の黒い影を追って夕焼けの空にその姿を消した。
この事件は、能力を持つノエル・スズフミ・コウには平和を取り戻す為には避けて通ることのできない悪魔との戦いを覚悟させ
何の能力も持たないひとみ・ジェネ・イフには大切なものを守る為の力を欲(ほっ)させた。
何十年もの時をこえ、解き放たれる幼き兄弟の怨念!
不良少女の涙が新たな未来を切り開く!!
次回予告
呪われし二対の妖刀VS思い出のペンダント
メイン ソラ アリス ジェネ イフ
文字数 36,986
最終更新日 2021.02.24
登録日 2020.04.18
東京で退廃的な生活を送る大学3年生の主人公は「死にたい」が口癖の典型的な引きこもり。自分を変えようと努力はするもののうまくいかず、最終的には心の弱みを狙う怪異に襲われてしまう。怪異に取り憑かれたことで死に直面する主人公、死の間際に彼が発したのは「死にたくない」という一言だった…
文字数 2,345
最終更新日 2021.11.09
登録日 2021.11.09
人里離れた山奥の峠に、寂れた小さな茶屋がある。
番をするのは若い娘で、器量も良ければ気風も良い。
ただ、とんと縁が無い。
善悪いずれも関わらない。
関わろうとも、不思議と切れる。
切れるのならば仕方が無い。それはそれで、良しとしよう。
そういう風に考えて、娘は今日も番をする。
文字数 11,671
最終更新日 2022.06.03
登録日 2022.05.12
生粋の妖怪オタクだった清水山秋生は、30年の生涯のほとんどを妖怪についての資料を読み漁ることに費やし、事故死してしまった。ところが彼の魂は『エデンキア』と呼ばれる異世界へと転生してしまう。ヱデンキアには魔法が当たり前のように存在し、さらに多種多様なモンスターや幻獣たちが、個々に市民権を得て、社会を形成していた。けれども、そんな世界であっても彼が心の底から会いたいと思っていた妖怪たちは影も形もない。なんとか新世界での生活にも慣れ、新たな人生を謳歌していた彼だったが、ある日を境にヱデンキアに原因不明の怪奇現象が多発し始めてしまう・・・・・。
文字数 256,219
最終更新日 2023.06.15
登録日 2020.05.14
貧乏絵師の描いた絵が夜中に抜け出した⁈
どうにかこれを探してくれないか──そんな話を聞いた団子屋の娘たまは、妖斬りの夜四郎も巻き込んで、またまた妖探して東奔西走することに。時を同じくして、町には『顔のない辻斬り』の噂が流れ始めて──。
妖を視ることのできる町娘たま×妖斬りの侍夜四郎コンビのあやかし退治譚、第二弾開幕!
(この作品からでも読み始められますが、シリーズ第一作は『ろくろくび』となります。 https://www.alphapolis.co.jp/novel/284186508/680625465)
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[改稿履歴]
2022/09/28 初稿投稿
2022/11/30 改稿(一回目開始)
2022/11/30 改稿(一回目終了)
文字数 90,609
最終更新日 2022.11.20
登録日 2022.09.28
口八丁な蝋燭頭の妖怪と、霊感の強い倫理観ゼロの宗教家の馴れ合いBL 外野に大量の妖怪やら怪しい神
※グロテスクな表現あり
文字数 56,589
最終更新日 2023.12.23
登録日 2022.10.26
ときは戦国時代。学問の神と知られている菅原道真公であった鬼と、日の国の退魔の巫女と呼ばれた神楽の小さな恋愛話。
鬼は神楽の持つ2本の剣を求めて人里に悪さを働いては神楽が追い返す毎日。
そんな鬼でも、元は人間。そんな彼を、他の幽霊も妖怪も好くことはなかった。そんな彼にとっては、いつしか彼女といることで暖かい何かを覚えていた。
そしてまた、さらりと妖怪を退治する神楽もまた人間から恐れられ、16歳のひとりの少女でこそあるが誰とも親しくはできていなかった。
とうのカグラも女であることより巫女であることを重視しており、親しみなどは関係ないと考えていた。
孤独であったはずのふたりの出逢いが、お互いの心を塗り替えていく--
※注意※
この作品には過激、残酷なシーンが含まれます。その際には「グロシーン有」とタイトルに表記させて頂きます。
また、そういったシーンを避けたい方用にも軽めの表現に置き換えた話もご提供していきます。
文字数 3,301
最終更新日 2024.03.04
登録日 2024.03.04
山奥の旅館「三枝荘」の皐月の間には、願いを叶える座敷わらし、ハルキがいた。
しかし彼は、あとひとつ願いを叶えれば消える運命にあった。最後の皐月の間の客は、若手起業家の横小路悦子。
悦子は三枝荘に「自分を心から愛してくれる結婚相手」を望んでやってきていた。しかしハルキが身を犠牲にして願いを叶えることを知り、願いを断念する。個性的な彼女に惹かれたハルキは、力を使わずに結婚相手探しを手伝うことを条件に、悦子の家に転がり込む。
ハルキは街で出会ったあやかし仲間の力を借り、悦子の婚活を手伝いつつも、悦子の気を引こうと奮闘する。
文字数 123,647
最終更新日 2023.11.11
登録日 2023.10.06