ざまぁ小説一覧
「アイリス・エンダーハイム! 貴様との婚約は第一王子の権限で今夜破棄する!」
公爵家のパーティーに参加していたら、突然私の婚約者……ラグランジュ王国第一王子ゲオルグ・ラグランジュが意味不明なことを叫びだした。
ゲオルグの傍には見たこともない令嬢がしな垂れかかっているし、どうやら私の婚約者は隠れて浮気をしていたらしい。
「ゲオルグ様、一体どういうつもりか教えてくださいな。公爵家のパーティーで突然そのような戯言を言うなど……」
「うるさい! 貴様のようなブスは王妃に相応しくないのだ!」
「……ブ……?」
「俺様のような美形の隣には同じくらい輝きのある女性が相応しい。王妃がブスなど諸外国に馬鹿にされるではないか!」
は? 私がブスだから婚約を破棄するって? 正気?
これは魔導具が好きな一人の少女が、婚約者からブスだという理由で婚約破棄されてからの物語。
文字数 61,507
最終更新日 2024.05.09
登録日 2024.04.26
ブラック企業『アメイジング・コーポレーション㈱』で働く経理部員、高橋翔23歳。
理不尽に会社をクビになってしまった翔だが、慎ましい生活を送れば一年位なら何とかなるかと、以前よりハマっていたフルダイブ型VRMMO『Different World』にダイブした。
今日は待ちに待った大規模イベント情報解禁日。その日から高橋翔の世界が一変する。
ゲーム世界と現実を好きに行き来出来る主人公が織り成す『ハイパーざまぁ!ストーリー。』
計画的に?無自覚に?怒涛の『ざまぁw!』がここに有る!
この物語はフィクションです。
※ノベルピア様にて3話先行配信しておりましたが、昨日、突然ログインできなくなってしまったため、ノベルピア様での配信を中止しております。
文字数 1,462,841
最終更新日 2024.05.09
登録日 2021.12.12
Web小説『ドロシーと10人の夫』という小説の世界にいることに気がついた子爵令嬢のマーガレットは、公爵令嬢のパトリシアが悪役令嬢として断罪されると、ハミルトン公爵家の寄子の一族全てが没落してしまうことを思い出す。パトリシアが断罪される卒業パーティーまであと48時間。時間がないマーガレットは自分の知っている全ての記憶の話をパトリシアへと話すのだった。
小説家になろう様にも投稿しております。
文字数 8,084
最終更新日 2024.05.09
登録日 2024.05.09
王宮内で1番人気騎士、王太子付き近衛騎士のエドワード。
彼は、どんな美女が告白しようとも、絶対に落ちることのない「難攻不落の騎士」としても有名だった。
様々な女性が、彼に告白するも、彼の返事はいつも同じ。
「申し訳ない、将来を誓った者が既にいるので」
気難しいと有名な王太子にも信頼され、頭脳明晰、容姿端麗、誰とは明かされていないが愛する女性はただ一人。
今や城内において、彼の人気は止まるところを知らない。
そんなある日、彼について衝撃的なウワサが城内を駆け巡る。
「あのエドワード様が純潔を奪われて、傷心しているらしい」
「しかも、相手は逃げて分からない」
「誰よ!相手は!見つけてボコボコにしてやる」
日々ヒートアップするエドワードファンに怯えながら、心当たりがあるマーガレットの臆病心からのジタバタ逃亡記とハンターエドワードの甘やかな捕獲話です
追いかけるイケメン年下近衛騎士(エドワード:22) ×逃げる主人公(王宮務め刺繍担当 マーガレット:25 )
#書くのに行き詰まり、エタりそうだったので、旧題「遅れて守られる、幸せな約束」から改題、内容も改変しています
(旧題をお気に入り登録していただいた方、大変申し訳ありません)
#ストックなしで書いているため、見直して不自然な表現は、随時修正します
#設定上、暴力、差別表現は、予告なしで入ります
#18シーンにはタイトルに※入れます
#ムーンライトノベルズさんにも掲載しています
文字数 38,702
最終更新日 2024.05.09
登録日 2024.01.31
おっさんに唯一与えられたもの――それは【オートスキル】。
とある女神様がくれた素敵なプレゼントだった。
しかし、あまりの面倒臭がりのおっさん。なにもやる気も出なかった。長い事放置して、半年後にやっとやる気が出た。とりあえず【オートスキル】を極めることにした。とはいえ、極めるもなにも【オートスキル】は自動で様々なスキルが発動するので、24時間勝手にモンスターを狩ってくれる。起きていようが眠っていようが、バリバリモンスターを狩れてしまえた。そんなチートも同然なスキルでモンスターを根こそぎ狩りまくっていれば……最強のステータスを手に入れてしまっていた。これは、そんな爆笑してしまう程の最強能力を手に入れたおっさんの冒険譚である――。
文字数 973,419
最終更新日 2024.05.08
登録日 2022.06.11
俺は恋をした。しかし相手は主人公のようにモテまくるやつの幼馴染みだった。俺は諦めようとしたときに森田の幼馴染みで俺の好きな人である長濱さんと体育館裏にいるのを見つけた。俺はショックを受ける炊けたと分かっていても隠れてその様子を見守った。きっとどっちが告白してもうまくいくだろう。心の奥がギシッと痛む。だがこれで諦めがつく。
だが俺の予想とは違った答えを森田は出した。
「ごめんな幼馴染みとしてしか見えないんだ」
そう言って森田は申し訳なさそうな顔をして去っていった。俺は森田は長濱さんのことを好きだと思っていた。だが結末は違っていた。俺は長濱さんに申し訳ないと思いつつもまだチャンスがあると思い諦めるのはやめた。ここで慰めた方がいいんじゃないかって?そんなことしたら盗み見ていたことがばれるし、下心満載だと思われるから最悪嫌われる可能性もある。たからここてはでは出ていかない。だから静かに俺はここを去った。これは長濱さんと俺の距離か少しずつ近寄る物語である。
文字数 44,800
最終更新日 2024.05.08
登録日 2022.06.21
悪役令嬢を断罪し、運命の恋の相手に膝をついて愛を告げる麗しい王太子。
お約束の展開ですか?
いえいえ、現実は甘くないのです。
文字数 9,516
最終更新日 2024.05.08
登録日 2024.05.03
第一王子であるエリオスに婚約破棄されたリリアナ。
理由として、ひとつ偽の聖女だから。
ふたつルーナへの虐めがあったから。
どちらも証拠のないものだった。
事の真偽を確かめて貰うことになる。
次の日、義弟のレイから告白され婚約して欲しいと。
婚約者になれば、一日中ゆっくりしていていいと言うのだ。
私の目的にも合っている。
リリアナは婚約を了承した。
一方、事の発端となったエリオスとルーナには疑惑の目が向けられていた。
ルーナが聖女ではなく王子を惑わす悪女だとも言われ、再度魔力鑑定を行うことになる。
その前日、リリアナは攫われて_______
なろう様でも掲載中。
文字数 8,950
最終更新日 2024.05.08
登録日 2024.03.28
ロレインは辺鄙な村の農民であったが、聖女の才を認められ、王都に招かれる。
聖女としての教育を受け、やがて正式な聖女となった彼女だったが、そんな中、国王「アルヴィン」から国外追放を言い渡された。
「聖女を騙っているな?」と、アルヴィンは言う。
ただ、ロレインには自分が聖女であるという確信を持っていた。そこに嘘などない。
しかしながら、そんな確信を他所にロレインは追放されてしまった。
賑やかに歓喜な声が響き、陽気な日の光が照らされていたこの王都から。
※拙文です。ご容赦ください。
※この物語はフィクションです。
※作者のご都合主義アリ
文字数 5,879
最終更新日 2024.05.08
登録日 2024.04.30
私、城野ありすは目覚めるとアリス・キュレルという子爵令嬢に転生していた。部屋にあった日記を読んでみると、メイドやクラスメイトにいじめられたり、理不尽な理由で婚約者に浮気されたりするなどの苦しみが書き綴られていた。
やり返すには後ろ盾も必要と思っていたら、公爵家の次男に血の繋がらない弟の哲平が転生している事がわかったので、使える権力は使いつつ、弔いになるかはわからないけれど、やられた分はやり返させてもらうわ。
※以前に投稿していたものを内容を変更した改稿版になります。
※史実とは関係なく、設定もゆるい、ご都合主義です。
※中世ヨーロッパ風で貴族制度はありますが、法律、武器、食べ物などは現代風です。話を進めるにあたり、都合の良い世界観となっています。
※誤字脱字など見直して気を付けているつもりですが、やはりございます。申し訳ございません。
※話があわない場合はそっと閉じてくださいませ。
文字数 94,591
最終更新日 2024.05.08
登録日 2023.05.04
幼馴染のファルダと結婚をして三年。
彼は見知らぬ女性を家に連れてくると、離婚を宣言し、家から出ていけという。
私は愛する人に裏切られたようです。
文字数 10,129
最終更新日 2024.05.08
登録日 2024.05.07
エメラルダ王国。優秀な魔術師が多く、大陸から少し離れた場所にある島国である。
偉大なる魔術師であったシャーロット・マクレガーが災い、争いを防ぎ、魔力による弊害を律し、国の礎を作ったとされている。
シャーロットは王家に忠誠を、王家はシャーロットに忠誠を誓い、この国は栄えていった。
現在は魔力が無い者でも、生活や移動するのに便利な魔道具もあり、移住したい国でも挙げられるほどになった。
ルージエ侯爵家の次女・セナリアンは恵まれた人生だと多くの人は言うだろう。
公爵家に嫁ぎ、あまり表舞台に出る質では無かったが、経営や商品開発にも尽力した。
魔術師としても優秀であったようだが、それはただの一端でしかなかったことは、没後に判明することになる。
厄介ごとに溜息を付き、憂鬱だと文句を言いながら、日々生きていたことをほとんど知ることのないままである。
文字数 343,066
最終更新日 2024.05.08
登録日 2023.09.09
アルンフォルトの国王ヴィルドルフと王妃アリアンのひとり娘であるルリアは、18の誕生日に結婚式を執り行うことになっていた。
しかし、結婚式を目前に控えた誕生日2週間前に両親を事故で亡くしてしまう‥
国のしきたりにより3ヶ月の間、喪に服す為に王宮を去り大聖堂で祈りの儀を行うことが決められていた。
3ヶ月の儀式を終えたルリアが王宮に戻ると新しい王妃ライナにより王宮内は一変していた。
延期されていたルリアの結婚は婚約解消されており、新たに30歳も年上の公爵家に嫁ぐように命じられる。
受け入れることのできないルリアは、王宮を逃げ出し隣国へと渡るが、そこで思いがけず王太子に見つかってしまう‥‥
平民として静かに暮らそうと思っていたが、捜していた女性の生まれ変わりだと言われ、なかなか逃げる機会がない。
ルリアは平民になれるのか‥‥
両親の事故は偶然か‥‥
「消された第二王女は隣国の王妃に熱望される」の娘の話になります。
※作者の妄想世界の話です。
文字数 167,557
最終更新日 2024.05.08
登録日 2023.07.01
決められた婚約者と結婚をした。
恋人は別に作っていた。時期を見て今の恋人を妾にするつもりだった。
だが、式を挙げた夜から妻への見方が一変する。
しかし愛人の存在がすれ違いの2人を更に拗れさせてしまう。
* 作り話です
* 男性主人公です
文字数 42,676
最終更新日 2024.05.08
登録日 2024.04.20
女神ラビスを信仰しているラビス教本部のある『神国 サンクレア』は、女神の加護を受けた『四聖女』と呼ばれる四人の聖女がおり、四聖女が大地に実りを、国の平和を祈りそれを実現することで国が繁栄してきた。
聖女らには一人につき一人ずつ『聖騎士』と呼ばれる武と人格に優れた者が護衛につく。
その聖騎士の一人であるカイは、護衛対象である聖女イリスと恋に落ち、恋人同士となり将来を誓い合っていた。
だがイリスはサンクレアを襲った未曾有の危機『最後の抵抗』と呼ばれる魔族の大群の襲撃時に、体が衰弱し続け、長く生きられなくなる呪いを受けることになる。
呪いを解くためにはラビス教では禁忌とされている呪術による解呪が必要となるが、聖騎士としての矜持を捨ててまで呪術に頼りイリスを救おうとしたカイを聖騎士仲間であるハルトが立ち塞がり、戦いの中でイリスは命を散らしてしまう。
絶望に打ちひしがれたカイだったが、そんな彼の元に怪しい男にやってきた。
「貴方の恋人を生き返らせる方法があると言ったら、どうしますか?何でもしますか?」
見るからに怪しい男だったが、カイは即座に何でもすると答えた。
男の言うイリスを生き返らせる方法は、聖騎士としての矜持を捨てるどころか、かつての仲間含めサンクレアそのものに刃を向ける非情たるものだった。
闇堕ちした元聖騎士カイは最愛の恋人を生き返らせるため、躊躇うことなく悪の道を歩むことにしたのだった。
※残酷描写有り
文字数 210,085
最終更新日 2024.05.08
登録日 2022.11.14
ハイタッド公爵家の令嬢・セラフィン=ハイタッドは悪人だった……。
第二王子・アエルバートの婚約者の座を手に入れたセラフィンはゆくゆくは王妃となり国を牛耳るつもりでいた。しかし伯爵令嬢・ブレアナ=シュレイムの登場により、事態は一変する。
アエルバートがブレアナを気に入ってしまい、それに焦ったセラフィンが二人の仲を妨害した。
そんな折、セラフィンは自分が転生者であることとここが乙女ゲーム『治癒能力者(ヒーラー)の選ぶ未来』の世界であることを思い出す。
自分の行く末が破滅であることに気付くもすで事態は動き出した後で、婚約破棄&処刑を言い渡される。
処刑時に逃げようとしたセラフィンは命は助かったものの毒に冒されてしまった。
そこに謎の美形男性が現れ、いきなり唇を奪われて……。
文字数 52,439
最終更新日 2024.05.08
登録日 2024.01.31
古代ローマ時代に酷似したノーアの国では長く三英雄の一族による寡頭政治が行われていたが、王太子が戦勝パーティーで婚約者のユリアに婚約破棄を告げたことにより、その治世が崩れていく。その訳は王太子だけが知らなかったのだが。古代を舞台にしたざまあです。
文字数 30,312
最終更新日 2024.05.07
登録日 2024.04.30
システィーナ・エヴァンスは王太子のキース・ジルベルトの婚約者として日々王妃教育に勤しみ努力していた。だがある日、妹のリリーナに嵌められ身に覚えの無い罪で婚約破棄を申し込まれる。だが、あまりにも無能な王太子のおかげで(?)冤罪は晴れ、正式に婚約も破棄される。そんな時隣国の皇太子、ユージン・ステライトから縁談が申し込まれる。もしかしたら彼に愛されるかもしれないー。そんな淡い期待を抱いて嫁いだが、ユージンもシスティーナの悪い噂を信じているようでー?
「今さら口説かれても困るんですけど…。」
後半はがっつり口説いてくる皇太子ですが主人公はばっさばっさに切り落としていきますし、もちろん結ばれません⭐︎そういうのはちょっと…とか嫌だなって人はブラウザバックをお願いします(o^^o)更新も遅めかもなので続きが気になるって方は気長に待っててください。なんかあった時のために一応R15にしときます。なお、これが初作品ですエヘヘ(о´∀`о)
文字数 2,623
最終更新日 2024.05.07
登録日 2024.05.01
あらすじ
「この魔力無しのクズが!」
ルルティーナ・アンブローズはポーション職人です。
治癒魔法の名家であるアンブローズ侯爵家の次女でしたが、魔力が無いために産まれた時から虐待され、ポーション職人になることを強要されました。
特に激しい暴力を振るうのは、長女のララベーラです。ララベーラは治癒魔法の使い手ですが、非常に残酷な性格をしています。
魔力無しのルルティーナを見下し、ポーションを治癒魔法に劣ると馬鹿にしていました。
悲惨な環境にいたルルティーナですが、全ては自分が魔力無しだからと耐えていました。
誰のことも恨まず、一生懸命ポーションを作り続けました。
「薬の女神様にお祈り申し上げます。どうか、このポーションを飲む方を少しでも癒せますように」
そんなある日。ルルティーナは、ララベーラの代わりに辺境に行くよう命じられます。
それは、辺境騎士団団長アドリアン・ベルダール伯爵。通称「惨殺伯爵」からの要請でした。
ルルティーナは、魔獣から国を守ってくれている辺境騎士団のために旅立ちます。
そして、人生が大きく変わるのでした。
あらすじ、タイトルは途中で変えるかもしれません。女性に対する差別的な表現や、暴力的な描写があるためR15にしています。
2024/03/01。13話くらいまでの登場人物紹介更新しました。
文字数 205,971
最終更新日 2024.05.07
登録日 2024.01.30
旧題:引退賢者はのんびり開拓生活をおくりたい ~不正がはびこる大国の賢者を辞めて離島へと移住したら、なぜか優秀な元教え子たちが集まってきました~
【書籍化決定!】
本作の書籍化がアルファポリスにて正式決定いたしました!
第1巻は10月下旬発売!
よろしくお願いします!
賢者オーリンは大陸でもっと栄えているギアディス王国の魔剣学園で教鞭をとり、これまで多くの優秀な学生を育てあげて王国の繁栄を陰から支えてきた。しかし、先代に代わって新たに就任したローズ学園長は、「次期騎士団長に相応しい優秀な私の息子を贔屓しろ」と不正を強要してきた挙句、オーリン以外の教師は息子を高く評価しており、同じようにできないなら学園を去れと告げられる。どうやら、他の教員は王家とのつながりが深いローズ学園長に逆らえず、我がままで自分勝手なうえ、あらゆる能力が最低クラスである彼女の息子に最高評価を与えていたらしい。抗議するオーリンだが、一切聞き入れてもらえず、ついに「そこまでおっしゃられるのなら、私は一線から身を引きましょう」と引退宣言をし、大国ギアディスをあとにした。
その後、オーリンは以前世話になったエストラーダという小国へ向かうが、そこへ彼を慕う教え子の少女パトリシアが追いかけてくる。かつてオーリンに命を助けられ、彼を生涯の師と仰ぐ彼女を人生最後の教え子にしようと決め、かねてより依頼をされていた離島開拓の仕事を引き受けると、パトリシアとともにそこへ移り住み、現地の人々と交流をしたり、畑を耕したり、家畜の世話をしたり、修行をしたり、時に離島の調査をしたりとのんびりした生活を始めた。
一方、立派に成長し、あらゆるジャンルで国内の重要な役職に就いていた《黄金世代》と呼ばれるオーリンの元教え子たちは、恩師であるオーリンが学園から不当解雇された可能性があると知り、激怒。さらに、他にも複数の不正が発覚し、さらに国王は近隣諸国へ侵略戦争を仕掛けると宣言。そんな危ういギアディス王国に見切りをつけた元教え子たちは、オーリンの後を追って続々と国外へ脱出していく。
こうして、小国の離島でのんびりとした開拓生活を希望するオーリンのもとに、王国きっての優秀な人材が集まりつつあった……
文字数 439,996
最終更新日 2024.05.07
登録日 2021.12.04
リラはルロウ国の末っ子王子。
幼い頃出会った隣国の王子セラフィスが忘れられず、ずっと再会を夢見ていた。
その思いは何年経っても色褪せず、大反対する家族を説き伏せとうとう結婚までこぎ着ける。
けれど結婚式で十三年ぶりに会った彼はまるで以前と違う人間になっており、その隣には既に寵愛される側室グロリアがいた。
王室の実権は全てグロリアが握り、使用人までリラを冷遇する始末。
この国でリラは幸せになれるのか?!
********************
*同性同士が普通に恋愛結婚出来る世界線です
fan boxで先行配信中〜
文字数 41,457
最終更新日 2024.05.07
登録日 2023.12.02
長年片思いしていた幼馴染のレイモンドに大失恋したアデレード・バルモア。
自暴自棄になった末、自分が不幸な結婚をすればレイモンドが罪悪感を抱くかもしれない、と非常に歪んだ認識のもと、女嫌いで有名なペイトン・フォワードと白い結婚をする。
しかし、初顔合わせにて「君を愛することはない」と言われてしまい、イラッときたアデレードは「嫌です。私は愛されて大切にされたい」と返した。
あまりにナチュラルに自分の宣言を否定されたペイトンが「え?」と呆けている間に、アデレードは「この結婚は政略結婚で私達は対等な関係なのだから、私だけが我慢するのはおかしい」と説き伏せ「私は貴方を愛さないので、貴方は私を愛することでお互い妥協することにしましょう」と提案する。ペイトンは、断ればよいのに何故かこの申し出を承諾してしまう。
かくして、愛され妻と嫌われ夫契約が締結された。
出鼻を挫かれたことでアデレードが気になって気になって仕方ないペイトンと、ペイトンに全く興味がないアデレード。温度差の激しい二人だったが、その関係は少しずつ変化していく。
そんな中アデレードを散々蔑ろにして傷つけたレイモンドが復縁を要請してきて……!?
*小説家になろう様にも掲載しています。
文字数 153,197
最終更新日 2024.05.07
登録日 2023.10.17
ランストック伯爵家にいた、ジン。
彼はいつまでも弱く、レベル1のまま。
ある日、兄ギュンターとの決闘に負けたことで追放。
「お前のような弱者は不要だ!」
「はーい!」
ジンは、意外に素直。
貧弱なモヤシと思われていたジンは、この世界で唯一の魔法使い。
それも、直接戦闘ができるほどの……。
ただのジンになった彼は、世界を支配できるほどの力を持ったまま、旅に出た。
問題があるとすれば……。
世界で初めての存在ゆえ、誰も理解できず。
「ファイアーボール!」と言う必要もない。
ただ物質を強化して、逆に消し、あるいは瞬間移動。
そして、ジンも自分を理解させる気がない。
「理解させたら、ランストック伯爵家で飼い殺しだ……」
狙って追放された彼は、今日も自由に過ごす。
この物語はフィクションであり、実在する人物、団体等とは一切関係ないことをご承知おきください。
また、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。
※ カクヨム、小説家になろう、ハーメルンにも連載中
文字数 66,194
最終更新日 2024.05.07
登録日 2024.04.13
クラス全員が異世界に召喚された。
どうやらこの国は、俺たちを軍事利用するつもりらしい。
戦争なんて嫌だ!
かくして俺たちは、国から逃げ出し森で暮らし始める。
べんりな加護で助けあいながらの共同生活。
そこに、肉体関係を公表するクラスメイトがあらわれた。
触発される高校生たち。
恋愛事情がからみ合い事件がおきる。
それはさておき、俺が得た加護はネトラレ。
ばれたら社会的に死ぬ!
なので俺は、存在感を消しながらネトラレライフを満喫するのだ。
日常系異世界青春群像ラブサスペンス。
過激な性描写や残酷描写あります。
文字数 271,072
最終更新日 2024.05.07
登録日 2024.04.02
オルダー帝国の男爵令嬢オリビア・ウォールデン。
派手な銀髪とは真反対の瞳を持った少女は皇帝の命令でオルダー帝国唯一の皇太子フレデリック・オルダーマインと婚約し結婚。次期皇后として生きてきた。身の丈に合わない結婚だと冷遇された日々…それでもオリビアは皇太子を愛していた。だがそんなオリビアの気持ちを踏みにじるように夜会で離縁宣言を告げられる。受け入れられない現実に涙を流したその瞬間、地味で暗い瞳だったオリビアの瞳はルビーをはめ込んだかのように美しく赤く輝きその瞳は皇族だけが持つと言われる水晶瞳<すいしょうがん>だった。
瞳の謎を知るために両親の元へ訪れるとオリビアが本当の皇族であり皇太子フレデリックとの入れ替わりを知る。
水晶瞳には目を合わした人物を洗脳出来る特別な力が宿っており現皇帝ハロルド・オルダーマインがその力で兄弟を殺し皇帝になっていた。
オリビアは夜会から連れ出してくれた貴族派筆頭のレオナード公爵家と協力し皇帝と皇太子への復讐を誓う。
※ストック減少のため不定期更新
文字数 82,348
最終更新日 2024.05.07
登録日 2024.01.31
「ユリア。君は結婚して子供が生まれてから変わってしまった。全然僕の事を大事にしてくれなくなった。僕もう耐えられないんだ。離縁してください。」
生れたばかりの可愛いレオがいるのに、ある日突然、夫のケヴィンから離縁を迫られてしまったユリア。
父親に抱きしめられないレオが可哀そうで、なんとか考えを変えてもらえないかと説得するが・・・・。
「分かりました。もう結構ですので。謝りませんので、離縁いたしましょう。」
*****
プラテル伯爵領にある孤児院を経営するアメリヤは、ある日突然、前プラテル伯爵夫人から、評判最低最悪のクズ伯爵と結婚するように命じられる。
妻子を捨てた上に借金だらけの伯爵と結婚するなんて死んでも嫌なアメリヤは、プラテル領のたてなおしと、クズ伯爵の教育をすることを決意する。
文字数 118,768
最終更新日 2024.05.07
登録日 2024.02.15
虐められ自殺までした僕が異世界転移......もう知らない。
主人公である竜崎聖夜はクラスで酷いイジメにあっていた。
その執拗なイジメに耐えかねて屋上から飛び降り自殺をした瞬間。
聖夜のクラスが光輝き女神イシュタスの元に召喚されてしまう。
話しを聞くと他の皆は既に異世界ルミナスに転移ずみ。
聖夜は自殺し、死んでいたので蘇生したぶん後になったのだと言う。
聖夜は異世界ルミナスに行きたくなかったが、転移魔法はクラス全員に掛かっているため、拒否できない。
しかも、自分のジョブやスキルは、クラスの情報でイシュタスが勝手に決めていた。
そのステータスに絶望したが……実は。
おもいつきで書き始めたので更新はゆっくりになるかも知れません。
いじめられっこ覚醒! いじめられスキルで異世界でも怖くありません……
からタイトルを『ブリードスキル いじめられっこ覚醒! いじめられスキルで異世界でも怖くありません……』に変更しました。
カクヨムコン9に出品予定でしたが、期間内に10万文字まで書けそうも無いのでカクヨムコン出品取り消しました。
文字数 120,120
最終更新日 2024.05.07
登録日 2024.04.10
有栖の別名、『砺波家の能無し姫』。
本来ならば目覚めているはずの能力だが、事情があり力を封印されてしまっていることで、有栖は不名誉な別名と共に日々を過ごしていた。
兄や親友を始めとして家族からはとても大切にされていたが、事情を知らない人達からは罵られ続ける日々。
親しい人以外には心を殺し続けていた有栖は、年頃を向かえ親同士が決めていた婚約者と出会う。
それは初めまして、ではなく『お久しぶりです』だったはずなのに、婚約者からの視線は厳しいものだった……。
※カクヨム様でも公開中
文字数 44,611
最終更新日 2024.05.06
登録日 2024.03.31
元、女番長だった私は、猫を助けるために道路に飛び出してトラックに轢かれた。
私の体は鉄の塊に跳ねられて宙に舞う。そして目が覚めると、ずっと憧れていた中世ヨーロッパの様な世界に辿りついた。
「私の望む世界が、今目の前にある!」
令嬢に生まれ変わった私は女番長だった前世の自分とはお別れして、品のある女性として生きていくと決意する。でも、それがうまくいかない……
初日から女子生徒の言いがかりを論破して、不良達を返り打ちにしてしまった……さらに、浮気者で税金を無駄遣いする第一王子を失脚させる事に……
その後、第二王子から溺愛されて、最終的に王妃まで成り上がって……
2話で濡れ衣を着せてきた女子を論破して、3話で不良を返り打ちにします。浮気者の第一王子は、10話、11話で論破して、12話で極刑を言い渡して、15話ギロチンを使った公開処刑をします。第二王子からは溺愛されます。
「サクッと読めて心に残る小説」を目指して書きました。是非、最後までお付き合い下さいm(_ _)
文字数 93,501
最終更新日 2024.05.06
登録日 2024.04.14
伯爵令嬢のフローラは10歳の時に母を亡くした。
悲しむ間もなく父親が連れてきたのは後妻と義姉のエリザベスだった。
その日から虐げられ続けていたフローラは12歳で父親から野垂れ死ねと言われ邸から追い出されてしまう。
さらに死亡届まで出されて⋯⋯
邸を追い出されたフローラには会ったこともない母方の叔父だけだった。
快く受け入れてくれた叔父。
その叔父が連れてきた人が⋯⋯
※毎度のことながら設定はゆるゆるのご都合主義です。
※誤字脱字が多い作者ですがよろしくお願いいたします。
文字数 136,736
最終更新日 2024.05.06
登録日 2024.03.01
第二王子のロイヤルとの婚約が決まって半年。
姉のオレンダは私に冷たい声で言った。
「ロイヤル王子は私がもらうわね」
表では品行方正な彼女の言葉に皆は賛同して、私は婚約者の座を姉に譲り渡すことになる。
しかし姉は浮気をして、妊娠までしてしまい……
文字数 10,139
最終更新日 2024.05.06
登録日 2024.05.04
乙女ゲームなのに、大河ドラマも真っ青の重厚シナリオが話題の『エトワール・クロニクル』(通称エトクロ)。友人から勧められてあっさりハマった『わたし』は、気の毒すぎるライバル令嬢が救われるエンディングを探して延々とやり込みを続けていた……が、なぜか気が付いたらキャラクター本人に憑依トリップしてしまう。
しかも時間軸は、ライバルが婚約破棄&追放&死亡というエンディングを迎えた後。馬車ごと崖から落ちたところを、たまたま通りがかった冒険者たちに助けられたらしい。家なし、資金なし、ついでに得意だったはずの魔法はほぼすべて使用不可能。そんな状況を見かねた若手冒険者チームのリーダー・ショウに勧められ、ひとまず名前をイブマリーと改めて近くの町まで行ってみることになる。
しかしそんな中、道すがらに出くわしたモンスターとの戦闘にて、唯一残っていた生得魔法【ギフト】が思いがけない万能っぷりを発揮。ついでに神話級のレア幻獣になつかれたり、解けないはずの呪いを解いてしまったりと珍道中を続ける中、追放されてきた実家の方から何やら陰謀の気配が漂ってきて――
「もうわたし、理不尽はコリゴリだから! 楽しい余生のジャマするんなら、覚悟してもらいましょうか!!」
長すぎる余生、というか異世界ライフを、自由に楽しく過ごせるか。元・負け犬令嬢第二の人生の幕が、いま切って落とされた!
※エブリスタ様、カクヨム様、小説になろう様で並行連載中です。皆様の応援のおかげで第一部を書き切り、第二部に突入いたしました!
引き続き楽しんでいただけるように努力してまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします!
文字数 514,969
最終更新日 2024.05.06
登録日 2020.06.14
「クエス様好きです!」婚約者が隣にいるのに告白する令嬢に唖然とするシスティアとクエスフィール。
告白してきた令嬢アリサは見目の良い高位貴族の子息ばかり粉をかけて回っていると有名な人物だった。
しかも「イベント」「システム」など訳が分からない事を言っているらしい。
そう、アリサは転生者。ここが乙女ゲームの世界で自分はヒロインだと思っている。
しかし彼女は知らない。他にも転生者がいることを。
※不定期連載です。毎日投稿する時もあれば日が開く事もあります。
文字数 19,156
最終更新日 2024.05.06
登録日 2023.11.16
私はしがない伯爵令嬢だけれど、両親同士が仲が良いということもあって、公爵子息であるラディネリアン・コールズ様と婚約関係にある。
幸い、小さい頃から話があったので、意地悪な元婚約者がいるわけでもなく、普通に婚約関係を続けている。それに、ラディネリアン様の両親はどちらも私を可愛がってくださっているし、幸せな方であると思う。
ただ、どうも好かれているということは無さそうだ。
月に数回ある顔合わせの時でさえ、仏頂面だ。
パーティではなんの関係もない令嬢にだって笑顔を作るのに.....。
これでは、結婚した後は別居かしら。
お父様とお母様はとても仲が良くて、憧れていた。もちろん、ラディネリアン様の両親も。
だから、ちょっと、別居になるのは悲しいかな。なんて、私のわがままかしらね。
文字数 10,107
最終更新日 2024.05.06
登録日 2024.04.28
辺境のキルシュブリューテ王国に、美味い料理とデザートを出すカフェ・ユグドラシルという店があった。
この店を経営しているのは、とある準男爵夫妻である。
準男爵の妻である女性は紗雪といい、数年前にウィスティリア王国の王太子であるエドワード、彼女と共に異世界召喚された近藤 茉莉花、王国騎士であるギルバードとラルク、精霊使いのカーラと共に邪神を倒したのだ。
表向きはそう伝わっているが、事実は大いに異なる。
エドワードとギルバード、そして茉莉花は戦いと邪神の恐ろしさにgkbrしながら粗相をしていただけで、紗雪一人で倒したのだ。
邪神を倒しウィスティリア王国に凱旋したその日、紗雪はエドワードから「未来の王太子妃にして聖女である純粋無垢で可憐なマリカに嫉妬して虐めた」という事実無根な言いがかりをつけられた挙句、国外追放を言い渡されてしまう。
(純粋無垢?可憐?プフー。近藤さんってすぐにやらせてくれるから、大学では『ヤリマン』とか『サセコ』って呼ばれていたのですけどね。それが原因で、現在は性病に罹っているのよ?しかも、高校時代に堕胎をしている女を聖女って・・・。性女の間違いではないの?それなのに、お二人はそれを知らずにヤリマン・・・ではなく、近藤さんに手を出しちゃったのね・・・。王太子殿下と騎士さんの婚約者には、国を出る前に真実を伝えた上で婚約を解消する事を勧めておくとしましょうか)
「王太子殿下のお言葉に従います」
羽衣と霊剣・蜉蝣を使って九尾の一族を殲滅させた直後の自分を聖女召喚に巻き込んだウィスティリア王国に恨みを抱えていた紗雪は、その時に付与されたスキル【ネットショップ】を使って異世界で生き抜いていく決意をする。
紗雪は天女の血を引くとも言われている千年以上続く陰陽師の家に生まれた巫女にして最強の退魔師です。
篁家についてや羽衣の力を借りて九尾を倒した辺りは、後に語って行こうかと思っています。
文字数 497,338
最終更新日 2024.05.06
登録日 2021.06.20
たとえ婚約破棄されても幸せになります、理不尽などには負けません!
乙女たちはどんな時も心折れたりせず生きてゆくのです。
文字数 51,212
最終更新日 2024.05.06
登録日 2024.04.28
ある日...スファルニア公爵家で大事件が起きた
スファルニア公爵家長女のシエル・スファルニア(0歳)が何者かに誘拐されたのだ
この事は、王都でも話題となり公爵家が賞金を賭け大捜索が行われたが一向に見つからなかった...
その12年後彼女は......転生した記憶を取り戻しゆったりスローライフをしていた!?
たまたまその光景を見た兄に連れていかれ学園に入ったことで気づく
ここが...
乙女ゲームの世界だと
これは、乙女ゲームに転生したモブ令嬢と彼女に恋した攻略対象の話
文字数 70,454
最終更新日 2024.05.06
登録日 2023.08.26
「お飾りの王妃らしく、邪魔にならぬようにしておけ」
かつて、愛を誓い合ったこの国の王。アドルフ・グラナートから言われた言葉。
『お飾りの王妃』
彼に振り向いてもらうため、
政務の全てうけおっていた私––カーティアに付けられた烙印だ。
アドルフは側妃を寵愛しており、最早見向きもされなくなった私は使用人達にさえ冷遇された扱いを受けた。
そして二十五の歳。
病気を患ったが、医者にも診てもらえず看病もない。
苦しむ死の間際、私の死をアドルフが望んでいる事を知り、人生に絶望して孤独な死を迎えた。
しかし、私は二十二の歳に記憶を保ったまま戻った。
何故か手に入れた二度目の人生、もはやアドルフに尽くすつもりなどあるはずもない。
だから私は、後悔ない程に自由に生きていく。
もう二度と、誰かのために捧げる人生も……利用される人生もごめんだ。
自由に、好き勝手に……私は生きていきます。
戻ってこいと何度も言ってきますけど、戻る気はありませんから。
文字数 389,591
最終更新日 2024.05.06
登録日 2023.04.23
ファレル子爵令嬢アデラインは、アシュバートン侯爵令息ルーファスから突然に婚約破棄を言い渡された。彼はアデラインの妹クリスティーナと浮気していたのだ。
しかもルーファスは、婚約者はクリスティーナとするが、アデラインにはこのまま館へ残るようにと言い出した。
自分の仕事を押し付けようとしている。そう悟ったアデラインは、ルーファスの提案を断ってアシュバートン侯爵家を去り、その足でハズウェル商会の門を叩く。
働きたいと述べる彼女に商会の若き支部長スタンリーは困惑しつつも、一時的に彼女を受け入れることを決める。アデラインの新しい生活が始まった。
※ なろうにも投稿しています。
文字数 21,794
最終更新日 2024.05.05
登録日 2024.04.28
「ロゼッタが余に泣きながらすべてを告白したぞ、貴様に酷いイジメを受けていたとな! 聞くに耐えない悪行とはまさしくああいうことを言うのだろうな!」
公爵令嬢カムシールは隣国の男爵令嬢ロゼッタによる虚偽のイジメ被害証言のせいで、婚約者のルブランテ王太子から強い口調で婚約破棄を告げられる。
「どうぞご自由に。私なら殿下にも王太子妃の地位にも未練はございませんので」
しかし愛のない政略結婚だったためカムシールは二つ返事で了承し、晴れてルブランテをロゼッタに押し付けることに成功する。
「――ああそうそう、殿下が入れ込んでいるそちらの彼女って明らかに〇〇からの〇〇ですよ? まあ独り言ですが」
真実に気がついていながらもあえてカムシールが黙っていたことで、ルブランテはやがて愚かな男にふさわしい憐れな最期を迎えることになり……。
※こちらの作品は改稿作であり、元となった作品はアルファポリス様並びに他所のサイトにて別のペンネームで公開しています。
文字数 23,091
最終更新日 2024.05.05
登録日 2024.04.23