悲恋小説一覧
これは誰にも言えない秘密を抱えてしまった少女の恋と葛藤の物語。
大好きだった祖父の死。
それはあまりに突然で、内気な高校生の少女に暗い影を落とす。
祖父の事を想えど、そこで少女は、自分が祖父の事を何も知らない事に気付く。
そんな時、彼女は祖父の遺品の中から古い和綴じの日記を見つけ、自分と同じ年頃の祖父の記憶に触れていく…。
それは新たな発見と不思議と驚きに満ちていて、
そして少女自身も自分が置かれている環境や感情の変化に戸惑いを感じ始める。
秘密にされた学生時代の祖父の恋心。
そして、秘密にしなくてはいけない自分の恋心。
少女はやがて当時の祖父と自分の感情を重ね始める。
日記を読み終わる時、彼女は祖父の事をもっと理解できるようになるだろうか。
そして、自分の気持ちに結論を出す事はできるのだろうか。
注意:この作品は不親切設計です。「 」は存在しません。
作品内に1つ大きな秘密がありますがそれも明言はしておりません。
ガールズラブ要素がありますがイチャラブ百合ではありません。
主題はあくまでも少女の心の成長と葛藤です。GLでなければいけない理由ありきですので苦手な方も目を通して頂けると嬉しいです。
上記をご理解の上お読みいただけると幸いです。
全10話。1頁あたり4000〜5000文字程度。
文字数 49,601
最終更新日 2021.01.08
登録日 2021.01.06
昭和30年代。
戦後復興期のさなか、若き実業家と赤線の女が恋に落ちる。
世間からいい顔をされなくとも、ふたりは幸せだった。
だが時は流れ、売春防止法の施行に伴って赤線の廃止が決定。
時代の流れは残忍な濁流となって、ふたりを押し流して行く。
昭和の妖怪、岸信介。
経済の鬼、池田勇人。
貴公子、佐藤栄作。
彼らは、寵愛する若き麒麟児に、どのような道を示すのか。
連載再開です。
文字数 32,232
最終更新日 2019.05.14
登録日 2019.04.03
家族以外誰も要らない。
友達も恋人も…学校なんて必要ない。
なのに、どうして私はここにいるの?
高校最後の夏休み、いつもの様に父と朝練をして、朝食に行こうとしてたのに突然の大地震が私たち――私を襲う。
目が覚めた時、私がいたのは京都!!?
しかも幕末の京都にタイムスリップしていた。
同じ名前の人と間違われた事で壬生浪士組の屯所で女中として置いて貰える事に。
両親を捜しながら働く内に、私の考えは少しずつ変えられていくーー?
夏休みのひと時、桜が体験した経験。
この出来事に意味はあるのか。
幕末の時代で桜はどうしていくのか、そして現代に帰れるのかーー。
歴史恋愛ファンタジー開幕!!
文字数 58,284
最終更新日 2018.11.24
登録日 2017.10.21
高校一年生の如月晴と榊原一夏の紡ぐ、甘さたっぷりの幼馴染同士の逢瀬。
思い出の駄菓子屋に公園、初めて訪れる海に花火大会。
なんの変哲もないカップルに潜む大きな秘密とは?
文字数 15,432
最終更新日 2023.08.18
登録日 2023.08.13
文字数 14,297
最終更新日 2018.01.18
登録日 2017.12.06
愛読書ーーーそれは童話だったり、寓話だったり、はたまた騎士物語だったり。だけど小林優(ゆう)の愛読書はノンフィクション。それは今から何十年前のイギリスの学生寮で、大量殺戮を計画し捕まった少年Aの生い立ちを書いたものだ。初めて読んだ時に、心を奪われた。だから毎晩寝る前に少しずつ読み返す。そしたらある日、犯罪を起こす前の彼の元へと飛ばされた!本物の彼に会い、話し、触れ、互いの距離が近づきあうーーー想いが通じ、計画を中止させようとするがーーー19歳で出会った15歳の少年A。恋をした1年。離れ離れののち再び出会えた54歳の少年Aと20歳の優。最後の一ヶ月で愛を育み、二人が迎えた最後とは。
※ムーンライトノベルズでも公開します。
文字数 25,990
最終更新日 2018.06.17
登録日 2018.04.14
ずるいずるいと義妹のアマンディーヌに言われ、色んな物を奪われたフロレンス・ドルイユ侯爵令嬢。
彼女はある日、悪魔に囁かれて本当にずるくなると決めた。
復讐のため彼女は義妹にかくれんぼを提案する。「王家の呪い」がかかった指輪を彼女に奪わせるつもりで。
※全4回で完結済みです。ヒロイン闇堕ちにより結構ダークめ&流血あり、ごく軽めの部位欠損を匂わせる表現ありなので、苦手な方はブラウザバック推奨します。
※小説家になろうにも掲載しています。
文字数 18,892
最終更新日 2023.01.31
登録日 2023.01.31
──親友を殺した。全ては、親友の妹を好きになったせいだ。
酒井 景幸と蘇芳 千歳は、高校からの親友だった。
美しく、繊細で、苛烈な悪魔とも呼べる千歳は、そこにいるだけで人を惹きつけた。人嫌いの千歳が唯一受け入れたのが、無二の親友たる景幸である。
景幸は千歳へ、異常とも呼べる友情を覚えた。
自分の人生を捧げた。
彼と共にいれるなら、どんなものも犠牲にできた。
だがある時から千歳の様子がおかしくなり始める。その理由には千歳と瓜二つの妹が関係していた。
景幸が愛した千歳の姿が揺らぐたび、景幸の心は千歳とよく似た妹へと向けられていく。
それが二人に破滅を与えるなどと思わずに──。
※暴力、殺人、近親相姦、レイプなどの表現を含みます。
文字数 30,014
最終更新日 2022.09.10
登録日 2022.09.02
中年女性がゴロツキ共に襲われているのを、どう見ても12歳ぐらいのとてもか弱そうな少女が救う。
とてもか弱そうに見えるのに、少女ベルティアは、とてつもなく強かった。
何と1人で、5人の強そうな男共を倒してしまう!
この少女ベルティアは、中年女性ミリアのことが、とても気になっているようなのだった。
少女ベルティアには、深い秘密がある。
物語は、とんでもない方向へと展開されていく。
この物語は、幸せを見つけようと、もがく者の物語である。
出産シーンがあります。性別が変化したりもします。
苦手な方は、ご注意ください。
拙い作品ですが、どうかよろしくお願いいたします。
文字数 63,441
最終更新日 2023.01.01
登録日 2022.12.02
雨が降っている。
まるで天が泣いているかのようだ。
文字数 501
最終更新日 2024.01.07
登録日 2024.01.07
世界観を同じくする連作の11話目。これ単独でも楽しめますが、出来れば「木野友則の悪意」を先に読んでくれた方が嬉しいです。
星風高校演劇部の部員、河村朝子さんの物語。
朝子が見つけたのは、恋人と再会出来ずに亡くなった女性が遺したウエディングドレス。そこから始まる奇妙な出来事。ワルツが流れる時、彼女がそこで見たのは……。
この作品は、他サイトでも公開しています。
文字数 13,098
最終更新日 2019.09.22
登録日 2019.09.17
★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆
童話『ラプンツェル』を題材にしております。
宗教色が少し強いかも知れません。
文体も固めです。
【あらすじ】
ある日、ジャック・グロウ──酷い人間嫌いの独身男──が、かつて恋をした女性、ジェシカの女児──不貞で授かった──を育てる事になった。
ラプンツェルと名付けたその娘に、愛情の全てを注いでいたが、妊娠が発覚。その相手はジェシカの夫、ジョンだった……
しかもラプンツェルを──ジョンを利用して──そそのかしたのが、ジェシカだと分かったグロウは、怒りのあまり彼女を殺害してしまう。
悲恋で、結末が嫌な感じです。
文字数 9,505
最終更新日 2023.02.08
登録日 2023.02.08