ライト文芸大賞エントリー小説一覧
初めて会ったとき、田丸は髪の毛ぼさぼさの真面目そうな印象だった。
バスで帰れば5分でつくのに、僕は田丸と一緒に帰り道歩いた。
ただ一緒にいる時間をつくりたくて、理由をさがしていた。
僕のドロドロした気持ちが晴れる日はくるのか。
人生でしあわせになれるようなあこがれを、未来をみたくなった。
文字数 26,153
最終更新日 2023.05.24
登録日 2023.04.30
恋人のアンリエット・ファーマンへ、タイラー・ダラスはプロポーズを考えつつ、うじうじと言い出せずに過ごしていた。
仕事帰りに待ち合わせたある日、合流したアンリは急に出張に行くことになったとタイラーに謝った。
出張先で悩ませても悪いと考えたタイラーはプロポーズを先送りしてしまう。
ところが、アンリは出張先で海難事故にあい、帰らぬ人となってしまう。
プロポーズがはたせなかった後悔に苛まれ、永遠の別れに打ちひしがれるタイラーは空っぽになった気持ちと時間を埋めるため仕事へと傾倒していく。
アンリだったらどうだろうと考え、今は亡き後姿を追いかけるように、彼女と自分を重ね合わせ努力するうちにあれよあれよと仕事で結果が出るようになる。
その過程で資産家のシーザー・グレミリオンと知り合った。
ある時、シーザーからの仕事の依頼で、出向いてほしい場所があると告げられる。その地は、アンリが海難事故にあった海辺の街であった。これも何かの縁だとタイラーはシーザーの誘いに乗る。
アンリを飲み込んだ海の傍にある、彼女が一緒に行きたいと言った海辺の街で、失った恋人と決別し、新たに人生を踏み出そうとタイラーは決意した。
海辺の街で、タイラーはシーザーの別荘に滞在する。
そこには、シーザーの妹のロビンと、使用人のソニアという二十歳前後の少女が二人で暮らしていた。
髪色も年齢も違うのにソニアはどことなくアンリに似ていた。
タイラーは、そんなソニアという少女に少しずつ惹かれていく。
二人が近づくごとに、アンリの消息と海辺の街から見える小島で伝わる人魚伝説が繋がっていき、海難事故の真相が明らかになっていく。
※モチーフ、人魚姫。
※本編40話。最終話予約投稿済。
文字数 115,528
最終更新日 2023.05.24
登録日 2023.03.20
ある日突然、氷河期世代のおじさんが会社から解雇されてしまった。
雀の涙ほどの退職金と失業手当を頼りにハロワに通う毎日。
そんなある日、不思議な少女に出会って……。
この小説はAIのべりすとを補助につかっております。
※ この小説は『フィクション』です。作品中の登場人物、地名、建物、あとなんだろう?とにかくすべてフィクションなので、実在の人物とは何ら関係ありません。○○と同じだ!と思われても、それは単なる偶然。だってこの話は『フィクション』なのだから。
4/19 変換が面倒なので登場人物の名前を変更しました。 音子 → 猫。読み方は同じです。
4/23 タイトル一部変更しました。 フラワー → 花。
4/26 22:50 第10話に問題が発生したため修正しました。
5/23 完結しました。
文字数 82,839
最終更新日 2023.05.23
登録日 2023.04.18
あたしの夢はアイドルになること。けれど、その夢は敢えなく破れた。
そんなあたしの前に、夢を諦める原因となったオーディションで優勝した女、くろゆりが現れた。優勝の栄冠を放り出すみたいに辞退したくろゆりは「私と一緒にアイドルになろうよ」と常軌を逸した提案を投げ掛けてきた。
執拗につきまとわれ気持ちをかき乱されて、あたしの日常は脆くも崩れ去ってしまう。嫌で嫌で仕方ないはずなのに、それでも気になって仕方ないくろゆり。
視線が怖くて声が出せなくなるあたしは、半ば無理やり演劇部の主役を任され、くろゆりから演技指導と視線に慣れるための手助けを受ける。そんなくろゆりには、知りたくなかった、けれど出来ればもっと早く知りたかった秘密があった。
日本中の話題をさらい注目されたくろゆりの一途な想いに、あたしの心はどこまでも惨めに汚れていく。
――叶わなかった、叶うはずのなかった夢を、諦めさせてもらえないなんて、これ以上の地獄をあたしは知らない。
文字数 157,505
最終更新日 2023.05.21
登録日 2023.04.16
文字数 47,754
最終更新日 2023.05.21
登録日 2023.04.20
【第6回ライト文芸大賞 奨励賞受賞作】
食べることは生きること。食べるために生きているといっても過言ではない新人機動隊員、加藤将太巡査は寮の共用キッチンを使えないことから夕食難民となる。
コンビニ弁当やスーパーの惣菜で飢えをしのいでいたある日、空きビルの一階に弁当屋がオープンしているのを発見する。そこは若い女店主が一人で切り盛りする、こぢんまりとした温かな店だった。
将太は弁当屋へ通いつめるうちに女店主へ惹かれはじめ、女店主も将太を常連以上の存在として意識しはじめる。
しかし暑い夏の盛り、警察本部長の妻子が殺害されたことから日常は一変する。彼女にはなにか、秘密があるようで――。
※この作品はフィクションです。実在の人物・団体とは関係ありません。
文字数 101,258
最終更新日 2023.05.20
登録日 2023.04.10
とある病室。
美しい死神の目の前には、衰弱しきったある青年の姿があった。
世界の理によって、彼女は彼の命を刈り取らなければならない。
しかし死神は、初対面であるはずの彼のことをなぜか知っていた。
なぜか愛していた。
だから死神は、自身の存在を犠牲にして奇跡を起こす。
過去に行き、彼の音楽の才能を奪う。
彼の音楽の才能が、彼を孤独にした。
世界は孤独となった者から命を奪う。
天才ピアニストとして脚光を浴びていた彼は、しかしその才能に溺れて孤独となってしまった。
そうであるなら、音楽の才能を奪えば彼は普通の少年として暮らしていける。
そう確信して、死神は過去に戻り大鎌を振るう。
それが悲劇の始まりになるとも知らないで……。
文字数 101,304
最終更新日 2023.05.17
登録日 2023.04.28
第二話を更新中でしたが、なかなか更新がままならないため一旦非公開にし、こちらの物語自体を完結とすることにしました。
二話以降は書き進める予定ですので、今後更新できるタイミングで再開します。
【ストーリー】
パン屋でパートをしている40歳の森野佐奈子は、3歳年下の夫・透也(とうや)、保育園年長児の娘・初菜(はつな)と3人暮らし。会社員としてフルタイムで働いていたものの、仲間意識の強い同僚たちとの関係に疲れて、妊娠を機に退社。
今の最大の悩みは、娘の友人のママたちとの付き合い方。距離感。
イヤなら避ければよいのはわかっているが、その場の空気を悪くしないことを優先する佐奈子は、話しかけられるとノリよく返事してしまい、気づいたら会話に入ってしまっている。
当たり障りなさすぎて中身のない会話、単なる噂話に辟易する毎日を癒してくれるのは、在宅ワークの夫の手料理だ。
今日もまた人が恋しいらしいママに絡まれる。
短編集。
別の小説投稿サイトにアップしたものを修正、加筆し、タイトルを変更しました。
文字数 24,111
最終更新日 2023.05.17
登録日 2023.04.24
罹ると体が崩れていく原因不明の“崩壊病”。これが世に出現した時、世界は震撼した。しかしこの死亡率百パーセントの病には裏があった。
岬町に住む錦暮人《にしきくれと》は相棒の正人《まさと》と共に、崩壊病を発症させる化け物”星の使徒“の排除に向かっていた。
目標地点に到着し、星の使徒と対面した暮人達だったが、正人が星の使徒に狙われた一般人を庇って崩壊してしまう。
暮人はその光景を目の当たりにして、十年前のある日を思い出す。
夕暮れの小学校の教室、意識を失ってぐったりとしている少女。泣き叫ぶ自分。そこに佇む青白い人型の化け物……
あの時のあの選択が、今の状況を招いたのだ。
そうして呆然と立ち尽くす暮人の前に、十年前のあの時の少女が現れ物語が動き出す。
文字数 100,476
最終更新日 2023.05.15
登録日 2023.04.28
宮城県気仙沼のカフェでアート文化を通じて出会った男女が愛が芽生えてその愛によって感動するアート作品を生み出す話です。
文字数 1,207
最終更新日 2023.05.15
登録日 2023.05.15
私のちっぽけな殻を破ってくれたのは、ふらりとやってきた訪問者だったー。
冬休み。部屋に閉じこもっていた実波は、ふらりとやってきた伯母の瑞穂と再会する。
そんな数週間の、記録。
文字数 11,347
最終更新日 2023.05.06
登録日 2023.04.21
マッチングアプリで出会ったロリィタの男性・沼尾俊(ぬまおとし)――彼は熱い魂でロリィタファッションを着こなす「ロリィタさん」であった。
この春大学二年生になり、地元の群馬から上京した君和田芽菜子(きみわだめなこ)は沼尾との出会いで、自身も憧れのロリィタさんになることをこころに決める。芽菜子は立派なロリィタさん(?)になれるのか――!?
現代日本を舞台に、彼らをとりまく愉快で個性つよめな人々と、ゆるーくつながる都心ならではの楽しい暮らし。ロリィタさんのあるある日常多めに含んだ、『令和劇場』にロリィタファッションを添えてお届けします。
あまり生態の語られないロリィタファッション愛好家の暮らし、ここで覗けますよ?
文字数 38,131
最終更新日 2023.05.06
登録日 2023.04.25
裏代官山にある「紡ぎ珈琲館」。そこは、占い師のいる喫茶店として密かに有名だった。様々な女性が恋愛の悩みを抱えて、占い師・月森に会いに来るのを、バイトの瞳は眺める。自分には恋は似合わないと思いながら――。瞳、月森、喫茶店のサブオーナー薫子の三人が悩みを押し殺し、人の幸せを願う、物語。
文字数 6,390
最終更新日 2023.05.06
登録日 2023.04.15
文字数 16,997
最終更新日 2023.05.05
登録日 2023.04.29
数日前、愛猫の『チャタロー』を亡くした成田真理は失意の底にいた。
彼女はチャタローの肉球の匂いをこよなく愛し、帰宅するとチャタローを抱き上げ、肉球の匂いを嗅ぐのが日課で1日の終わりを締めくくる最高の儀式としていた。
そんな愛猫を失った彼女を励まそうと、友達が彼女を外に連れ出す。
そのさきでチャタローとそっくりの匂いに出逢い、その後を着いていくと……
文字数 6,901
最終更新日 2023.05.05
登録日 2023.04.30
ひらひらと気持ちよさそうに風に揺れる鯉のぼり。そんな彼らにも、内に秘めた情熱があったとしたら?……大空と海とたい焼きにあこがれた、ある鯉のぼりの物語。
文字数 9,929
最終更新日 2023.05.04
登録日 2023.04.29
文字数 10,155
最終更新日 2023.05.03
登録日 2023.04.30
「死ぬことは悪いことなんですか?」
──目覚めると、オレは死んでいた。
死因がわからず、訳も分からぬまま死神にされたオレは亡くし屋という仕事をしている少女と出逢ったのだった……。
死神になった青年と、亡くし屋の少女が、『死』とは何かを探す物語──
第6回ライト文芸大賞に応募しています!
何卒、投票などよろしくお願いします!!
5/3、他サイトの完結分まで転載終わりました。
そのため、完結作品とさせていただきます。
また続きを書いた際にはこちらにもあげさせていただきます。
文字数 100,509
最終更新日 2023.05.03
登録日 2023.04.19
小説家・深見小夜子の深夜ラジオは「たった一言で世界を変える」と有名。日常のあんなことやこんなこと、深見小夜子の手にかかれば180度見方が変わる。孤独で寂しくて眠れないあなたも、夜更けの静かな時間を共有したいご夫婦も、勉強や遊びに忙しいみんなも、少しだけ耳を傾けてみませんか?安心してください。このラジオはあなたの『主観』を変えるものではありません。「そういう考え方もあるんだな」そんなスタンスで聴いていただきたいお話ばかりです。『あなた』は『あなた』を大事に、だけど決して『あなたはあなただけではない』ことを忘れないでください。
さあ、眠れない夜のお供に、深見小夜子のラジオはいかがですか?
文字数 155,086
最終更新日 2023.04.30
登録日 2023.03.05
『影無しの街』。地方都市アンダーイーヴズは、いつの頃からかそう呼ばれていた。
作家を夢見る書店の娘サニーは、創作のインスピレーションを得ようと不穏な噂の蔓延るアンダーイーヴズへ足を踏み入れる。そして、そこで出会う一人の青年紳士、シェイド。彼との邂逅を切っ掛けに、街に巣食う恐るべき闇がサニーへと迫る。
人間のエゴを暴走させ、《影の怪物》にしてしまうという恐ろしい『呪い』。サニーとシェイドは共に協力して、街を覆う呪いに立ち向かってゆく。調べを進める二人は、やがて呪いの根源とそれを操る黒幕に辿り着くのだが、それは想像を絶する悲劇を二人にもたらすことになるのだった。
人が誰しも持つ陰の部分、“心の闇“に迫る物語。
※ノベルアッププラス等他サイトでも掲載しています。
文字数 128,691
最終更新日 2023.04.30
登録日 2023.04.23
義父の手術と入院のため、賢治の妻、友梨亜はその間、故郷へと帰省することになった。
家に残される事になった賢治は、幼い娘、愛梨の面倒をしっかり見ようと張り切っていた。
しかし、その思いは空回りして、賢治は友梨亜を送り出した後に倒れてしまう。
文字数 10,105
最終更新日 2023.04.30
登録日 2023.04.30
余命宣告を受けた雛芥子(ひなげし)の前に、ある日突然ミズキと名乗る青年が現れる。
見ず知らずの彼と過ごす時間は何故か雛芥子の心を満たしていく。
しかし、ミズキと出会って2週間がたった日にミズキが亡くなってしまう。
ミズキの訃報に大きな衝撃を受ける雛芥子。
ミズキの死が受け入れられず、ミズキと初めて出会った病院のロビーへと向かうと、そこには亡くなったはずのミズキの姿があって…
文字数 13,156
最終更新日 2023.04.30
登録日 2023.04.30
街で噂の「美人精神科医」である宇佐美夏海。なのに、夏海は独身で彼氏すらいない。
そんな彼女の元に、仕事の多忙さから精神的に参ってしまった小説家・瀬戸昴が、受診に来る。期待どおりに美人な夏海に昴は一目惚れする。
二人は付き合い、日々を共に過ごしてゆく中で、近づいてゆく。
しかし、昴が『小説を書けなくなっていること』が判明する。
『不器用でも、惹かれたい。という気持ちが寄り添ってゆく』大人の恋愛話。
ー ー ー
宇佐美夏海(二十五歳・精神科医)
黒髪にフワフワセミロングの女性。
おっとりしていて、喫茶店巡りが趣味。
瀬戸昴(二十七歳・小説家)
黒髪ウルフヘアの男性。
たまにメガネをかけている。
堅い見た目だが、甘いものが好き。
文字数 45,608
最終更新日 2023.04.29
登録日 2023.04.03
文字数 54,182
最終更新日 2023.04.28
登録日 2023.04.10
「生きるということは、諦めることよ」
天文部部長、東雲とばりはそう言って、部室で『諦め屋』を営んでいた。
『諦め屋』――そこを訪ねれば、なんでも諦めさせてくれると噂される場所。
だが、同じく天文部員であり後輩の宵山晴人は、天文部が『誰かを諦めさせる場所』として使われることを好ましく思っておらず、今後の部の在り方を決めるため、東雲とばりと『賭け』をする。
そんな時、晴人の幼なじみである星宮夕月が、ひとりの女子生徒を連れてくる。
彼女はここへ来た理由は『諦め屋』を訪れるためであり、『何かを諦めるため』だった。
東雲とばりは彼女の依頼を聞き、『諦め屋』の活動が始まる。
一人、また一人とやって来る依頼者。彼らが『何かを諦める』のを見ていくうちに、晴人は「諦めるということは何を意味するのか」、「諦めた先に何があるのか」を知っていく。
揺れ動く晴人の心。
東雲とばりはなぜ『諦め屋』をしているのか。
そして晴人たちは最後に何を『諦め』、何を『諦めない』のか――
文字数 100,713
最終更新日 2023.04.25
登録日 2023.04.20
第6回ライト文芸大賞
奨励賞受賞作品
杜の都に住むお気楽高校生、若生星夜(わこうせいや)(16歳)。
父さんの海外赴任に母さんが同行し、俺は父方の祖母&叔母と同居することになった。
入学式と引っ越しが済んで始まった生活は、勉強に部活、恋とそしてBLテイストが混ざった騒がしいものでー?
俺の祖母ちゃんは、ネットBL小説家だったー!!
※本作品は、フィクションです。BL小説ではありません。一人称複数視点の群像劇スタイルです。
応援、ありがとうございました!!
桐乃乱 著書一覧
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足の甲に野獣のキス番外編
淫魔店長と愉快な常連たち
ファッションホテルルキアへ行こう!
探偵屋の恋女房①
文字数 1,526
最終更新日 2023.04.22
登録日 2023.04.22
ChatGPTが綴る千文字の恋物語。
千文字以内で様々な恋愛物語を書いてもらいます。各話の題名がAIへのプロンプトです。AIからのエラー表示はそのまま表記します。内容については、AI任せです。
☆題名が長くなってきたので、「千文字で恋物語を書いて」は省きます。ChatGPTへのプロンプトには記入します。
☆アルファポリスの掲載作品が書籍化されました。BL小説がアンダルシュノベルズより発売中です。twitterに書籍の情報を載せてます。
『嫌われ悪役令息は王子のベッドで前世を思い出す』文/月歌 イラスト/古藤嗣己
よろしくお願いします(//∇//)💕💕
文字数 6,870
最終更新日 2023.04.20
登録日 2023.04.18
余命が近い彼女はアイドルである私の最後のライブを見られない。ならーー。
短編青春百合です。昔ピクシブ企画の公募に応募したモノです。
(https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=17137089)
文字数 17,424
最終更新日 2023.04.18
登録日 2023.04.18
文字数 2,783
最終更新日 2023.04.16
登録日 2023.04.14