死小説一覧
ある少年、天野快斗は中3の修学旅行で自身諸共クラスメイトを全員殺害した。ところが快斗は死ぬことなく、魂だけを取り出され、魔神と名乗る女の元へと連れていかれた。そこで言われた言葉は、
「君には私の駒になってもらうよ。」だった。
悪魔として新たな体を手に入れ、新たな世界に放り出され、強制的にデスゲームに参加させられた。
「仲間はお前が探してこい。」
用意された仲間のひとりの破壊神は非協力的で、新たな世界は悪魔という存在を忌み物として扱った。それでも何とか仲間を作ることに成功し、あれやこれやと世界の危機に直面していく快斗達。
それが、ただのデスゲームだと信じて疑わずに。
これが、『神殺し』の始まりである。
文字数 7,806
最終更新日 2023.03.14
登録日 2023.03.12
私が昔書いた小説をリメイク版にしたお話です。多少話を変えていますが、大体の部分はそのままです。
主人公は家族を殺された相手に復讐するために不思議な力を持つ悪魔と契約した。復讐するために殺すためにどんな手を使っても構わない。そう思った。
だけど、代償は命。契約期間は三年間だ。その間に何度も何度も何度もその復讐対象を殺し続ける。そして最後の日には後悔させるほどの詩を与えてやる。
文字数 7,132
最終更新日 2023.03.08
登録日 2023.02.23
技術革新で何度も死ぬことが出来るようになった世界。死は遊び(死戯)として捉えられ、人々は様々な手段で死を楽しみ始めた。飛び降り、爆発、服毒に加え、自分をミイラにすることに喜びを見出す人々もいる。死ぬことは楽しい!もっともっと、あんな死に方、こんな死に方を試したい!
文字数 8,942
最終更新日 2023.02.25
登録日 2023.02.25
「形あるもの、いつかは失われるもの」
「日常を大切にしろ、当たり前を大切にしろ。それはいつか崩れるぞ」
黒い服に大振りの鎌に紅色のペンキがかかっている。そんな鎌を持った不思議な雰囲気を纏った少年にそう言われた。
他、死にまつわる少しホラーなお話を数本。
どの話から読んでも大丈夫です。
話によって違いますが、
※人の死を匂わせる表現あり、死あり
※暴力表現・描写あり
文字数 2,925
最終更新日 2023.01.22
登録日 2023.01.22
人間は「生きたい」という強い意志で少なからず延命することがある。生命の神秘を感じさせるこれらの出来事の裏側には、よく死神と呼称される「彼ら」の存在がある…彼らは日夜、死期が近づいた人を訪ねて…
文字数 3,830
最終更新日 2022.11.22
登録日 2022.11.22
暮れなずむ街に彼女は舞い降りた。滅びゆく街の片隅で、彼女は死にゆく野良猫を拾い上げた。一人と一匹が高架橋から眺める風景。狂騒と諧謔と破滅と逆説とが泡沫のごとく浮かび上がり、やがては忍び寄る夕闇の中へ飲み込まれてゆく。暗黒天女、それは死の御使い。あるいは未来への希望。
文字数 7,937
最終更新日 2022.11.10
登録日 2022.11.08
人間の抱えるさまざまな闇、矛盾、歪み。
それらをセックスで吐き出していこうとする。
それぞれがそれぞれに闇を抱いている。
文字数 23,087
最終更新日 2022.10.20
登録日 2022.10.13
息子と一緒にアサガオを植えた【私】。
よろこびに満ち溢れた息子の顔は、私にとって『キラキラ』と輝いてるように見えた。
あんな顔を見てしまった私には、息子のいない世界は考えられなかった。
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【短編】【3000文字】
文字数 2,918
最終更新日 2022.09.24
登録日 2022.09.24
文字数 2,918
最終更新日 2022.09.11
登録日 2022.09.11
見目麗しい『花』と呼ばれる人々に纏わる話。
小さな島の小さな国。生まれてはいけない禁忌の花が生まれた事に端を発する滅び。白い花、黒い蛇、赤い髪の少年そして売られた花々…全ての条件が揃った時、島が本来の姿を取り戻す。
白い花と赤い髪の少年が人々と関わり、選択する話。
とりあえず、重いし死亡率が非常に高いので、お嫌いな方はお帰りを。花に人権はありません。
善人は出ません。出てもモブ。恋愛要素は保険程度。のほほんとしたパートも書きたいけれど…。
週一更新していく所存。のんびり亀の如し。忘れた頃に何話か溜まってるかも。
文字数 40,300
最終更新日 2022.08.29
登録日 2020.11.08
とある作家は蝋燭の灯り中に佇む。
僧のような
鬼のような
そんな形相を浮かべて
(このお話は元々10分程度の演劇1人読みようです。ですのでもし、このお話を使いたいとあれば勝手に使ってください。特別許可が必要などと言うとはありません故。)
気軽に感想いただけると幸いです。
文字数 1,880
最終更新日 2022.08.25
登録日 2022.08.25
多種多様の異能力がある世界で
とある異能に回数制限つきの時間の巻き戻しがある
しかし、その巻き戻しが起こるトリガーは本人しか知らない
こけた時かもしれない
車にひかれた時かもしれない
食べ物を食べた時かもしれない
言葉をしゃべった時かもしれない
俺は死んだ時だった。
文字数 512
最終更新日 2022.08.24
登録日 2022.08.24
ある日突然、姉が不可解な死を遂げた。
妹の和葉は、姉・蓮子の葬式に参列した5人の男性と出会うことになる。
彼らは全員揃いも揃って、自分は「姉の恋人」だと名乗った。
姉と共に暮らしていたという2人の男性。
15年以上前から恋人同士だという15歳年上のシステムエンジニア。
7年前から交際しているが、ここ1年は会っていないという医師。
遠距離で年に1度のペースで会っていたという、会社経営者。
姉と人生の時間を共有していた男たち。
彼ら5人に共通しているのは、姉を深く愛しているということ。
5人とも他の男性の存在は知らなかったが、姉に騙されたと憤る者は一人もいなかった。
和葉は、姉の恋人と名乗る男たちを通して、姉の人生を知っていくことになる。
死んでなお、彼らの中で鮮やかに生き続ける姉はどんな女だったのか。
自分が知っている姉は、「本当の姉」だったのか?
そして、姉の死の真相とは・・・・
文字数 9,430
最終更新日 2022.07.22
登録日 2022.04.30
汚いものに蓋をしても、決してなかったことにはならない。そう思いながらも、死体に土をかぶせ続けた。
大学二年生の小山内(おさない)は資産家の箱入り娘である魚住(うおずみ)を殺害しようと目論んでいた。着々と準備を進めていく中で、魚住から大学一年生のカメラ女子、久保田を紹介されたことをきっかけに、徐々に計画の歯車が狂い始めていく。廃墟でのポートレート撮影を通じ、久保田との情事を重ねた末に、小山内に訪れた結末とは。
殺人と承認欲求、SNSの闇を描いたクライムサスペンス。
一昨年の文学フリマに出展した「HAUNT 廃墟短編集」に収録したものです。
紙の本はこちらから↓ BOOTH(https://booth.pm/ja/items/2528553 )
文字数 46,677
最終更新日 2022.06.30
登録日 2022.06.23
宝石職人を務める私は、不景気のあおりを受けて職を失う。それをきっかけに、古本屋をめぐる読書三昧の生活を始めた。そうしてそのうち、娘が犬を飼いたいと言い出した。
文字数 14,642
最終更新日 2022.06.30
登録日 2022.06.30
京都の大学で学ぶ僕は、奈良の母から連絡を受けて、和歌山の病院に入院中のおじの見舞いに向かうことになった
文字数 12,450
最終更新日 2022.06.30
登録日 2022.06.30
大学3年生の私は祖母の転院の手伝いをすることになり、1年振りに祖母に会うことになる。1年前は元気に話していた祖母は寝たきりになって会話をすることさえ出来なくなっていた。その事実が受け入れられない私は声をかけてやることができず、最初の面会が終わってしまう。声をかけられない自分は、ただただ未熟なのだと花粉に任せて涙を流す。祖母が亡くなるまでの心の病を抱えた少女のお話。
「自分が死ぬなら全く辛くないのに」
大好きな祖母の老いを目にした私の短編私小説
文字数 6,831
最終更新日 2022.06.07
登録日 2022.06.04