ライト文芸小説一覧

一話がジャスト140字で完結です。隙間時間にでもどうぞ^^
どこから読んでも大丈夫です。
・添加物まみれの食生活により、血の品質低下に嘆く吸血鬼の話
・高層マンションが廃墟になる近未来の話
・一か月前にタイムリープした男の話
etc…
※140字というのはツィッター【現X】の文字数制限です。
折角?なので、140字以内ではなくジャスト140字で書いてます。
ホラー、SF、ミステリー、ファンタジー…色々とふれ幅は大きくしていこうと思います。
面白いと思ったものがあれば、感想など頂ければ書き続けるモチベーションになります^^
短編であり、ネタのメモ代わりにもいいような気がします。
その場で思い浮かんだものもあれば、いつか書こうと思ってネタ帳に書いてあったものを、
ごく短く書き出してみたものもあります。
ツィッター【現X】にも投稿してみましたが、題名が入らないので違う感じになっちゃいますね。
説明も加筆できないので、フィクションだけの投稿になりそのうち怒られそうです^^;。
『なろう』の方には短くコメントも書いてありますので(200字ないと投稿できないので)、ご興味のある方はそちらもどうぞ
https://ncode.syosetu.com/n2568ij/
文字数 68,555
最終更新日 2025.06.24
登録日 2025.04.27
もう日本から消えて久しい公衆電話は異世界への扉らしい。
誰も居ない電話ボックスへ入ると赤いテレホンカードが残されていて公衆電話に入れると異世界へと繋がる扉が開く。
その噂が有名になったのは怪談系配信者が不気味な赤いテレホンカードを拾ったと投稿したのが始まりだった。
スナックの名刺のようだと言われていたテレホンカード。
配信者は試しにそれを使って公衆電話から視聴者へ電話をかけるという生配信をしていた時に忽然と姿を消した。
それ以来その配信者が動画をアップする事はなかった。
その動画のコメント欄に投稿された公衆電話は異世界への入り口になっている。
そんなコメントを最初はみんな馬鹿にしていた。
けれどその動画が話題になって色んな配信者がテレホンカードを試すとみんな失踪した。
そうしてネットでは公然の事実のように扱われるようになった。
最初に公衆電話は異世界への入り口になっていると投稿したアカウントは削除されていてもう確認する事は出来ない。
事実を確かめるには自分で扉を開ける以外に方法はない。
結果として何が待ち受けるかも知らずに。
文字数 122,175
最終更新日 2025.06.24
登録日 2025.04.19
夢野律子は高校卒業後に地元企業に就職したが東京への憧れから、同級生を頼って上京した。同級生の部屋で居候生活を送っていたら、大量の段ボール箱が送られてきた。
中身は小説の新人賞に送られた原稿だった。同級生は下読みのアルバイトをしていた。律子はそれを手伝い、下読みで通した作品が大賞してドラマ化された。
その下読み経験で編集プロダクションに就職すると、著作権管理会社「ドリーム・エージェント」からヘッドハンティングされ、作家の代理人業として働き始めた。
律子はドリーム・エージェントで頭角を現してトップエージェントになった。
ある日、新人指導を担当された。新人の名は玉城直美で、直美は元地下アイドルだった。律子は直美の前で次々と出版業界、作家、小説SNSの闇を話したが、直美は笑いながら受け取る器量があった。
律子は直美を修行させるため、下読みのアルバイトをさせた。直美は下読みすると知人の原稿を発見し、律子に紹介した。律子は原稿に目を通すとベストセラーになる確信をした。
作者に会うと、直美と同じ元地下アイドルで美人だった。律子は出版社と契約することに結びつけた。幸いにも彼女はストックがあり、そのストック作品を全て契約させた。
彼女のデビュー作を売り出すために本屋さん巡りをし、幸いにもすぐに増刷がかかった。一安心すると、ドリーム・エージェントの看板作家である一ノ瀬坂道の次回作の見本刷りが手元に届いた。
中身を確認すると、美人作家のデビュー作と酷似していた。今後の予定作品も酷似していた。律子は事情を整理するために情報収集したら、美人作家は一ノ瀬坂道のゴーストをしていたことを突き止めた。痴情のもつれで、彼女はそういった形で復讐をした。
ドリーム・エージェントはこの一件を重く見て、社長は逃げるように会社を解散させた。律子は再就職先を探していたら、騒動の引き金を起こした美人作家からマネージャーの誘いが来た。
(※この作品は昔書いた作品を大幅に書き直した作品です)
文字数 84,386
最終更新日 2025.06.23
登録日 2025.06.22
才能に焦がれる少女、水瀬莉音はある夜、夢の中で全身真っ黒の男に雪の降る寒い公園に連れて行かれる。そこでは、同年代の子どもたちが自由に過ごしていた——。
どこからか甘い歌声が聴こえてきて、その声の主を探しに行くと、そこにいたのは肌の白い美しい少年、篠崎雪斗だった。
共通の趣味が見つかって、すぐに仲良くなる2人。莉音は雪斗になら打ち明けられるかもしれない、と勇気を出して自分の普段抱えている苦しみを初めて吐露する。そんな莉音に雪斗は優しく接してくれるが、実は、雪斗も抱えている苦しみがあって——。
♪*。❆。:*.゚♪*。❆。:*.゚♪*。❆。:*.゚♪*。❆。:*.゚♪*。❆。:*.゚
思春期特有の葛藤、過去との決別、他者との比較、残酷な現実世界と向き合うことの大切さ、この世界の美しい部分を忘れないことの大切さ。人間として成長途中にある彼らの生々しい悲痛なまでの叫びと、それでも前に進み続ける決意の歌が聞こえてくる、そんな青春恋愛小説。
文字数 52,647
最終更新日 2025.06.23
登録日 2025.06.12
ちょっと風変わりな女子高校生のお話です。
オムニバスストーリーなので、淡々としていますが、気楽な気分で読んでいただけると
ありがたいです。
文字数 159,570
最終更新日 2025.06.23
登録日 2022.02.26
二十代後半の女性会社員・木口培楽(こぐち・はいら)は出張先での仕事を終え、郊外の駅前にあるカフェでささやかなディナーを楽しんでいた。
翌日からの三日は休暇。至福の時間を過ごしていた彼女に、突如災厄が襲い掛かる。
前触れもなく乱入してきた警察官にの手によって、培楽はカフェの客の三人組と一緒にパトカーへと連行されてしまう。
身に覚えのない培楽は、事情を説明すれば無事に家に帰ることができると信じていた。
だが、その望みも別の襲撃者によって打ち砕かれてしまう。
培楽が乗ったパトカーが襲撃され、彼女の身体はパトカーの外に引っ張り出される。
それだけではなく、襲撃者が撒いた何かによって、培楽は視界を奪われてしまう。
「こっちだ!」
恐怖に怯える培楽の耳に男の声が聞こえてきた。
自由にならない視界の中、培楽は男に手を引かれるまま走り出した。
こうして木口培楽の逃亡生活が始まった……
※本作はフィクションです。実在の人物や団体、および事件等とは関係ありません。
※本作には法律・法令に反する行為の描写などもありますが、これらの行為の推奨を目的としたものではありません。
※本作はノベルアップ+様でも同様の内容で掲載しております。
更新は毎週日曜、木曜の20:40を予定しております。
文字数 102,676
最終更新日 2025.06.22
登録日 2025.04.06
皇国聖騎士となったレヴィンは、暇だった...
といっても、本当の意味での暇ではなかった。治安の悪さが目立つ夜の街や、
その他、解決すべき問題は山積していた。ただそれも...
聖騎士としての役職が邪魔をしていた。
そんな彼に残されたのは、ただひとつ。幻影魔術だった。
分身の幻影で女として夜の街を闊歩する、時々男。時々女な日常がはじまる。
文字数 14,979
最終更新日 2025.06.22
登録日 2025.06.01
【あらすじ】
桜咲く春を迎えた逢桜町の日常は、完全自律型AI〈エンプレス〉によるサイバーテロで一変した。
現実と仮想現実は次元を超えてひとつになり、変化を許容できない人間が怪物と化して牙を剥く。
その対応に苦慮した日本政府によって町は封鎖。ほぼ陸の孤島となってしまった。
それから一年。作家を志す逢桜町民の少女・澪は、ある秘密を抱えひっそりと暮らしていた。
それは、あの事件が自作のSF小説『トワイライト・クライシス』を盗用したものであるということ。
盗作のショックと「原作者」にされた責任から逃げていた澪だが、高校進学を機に汚名を返上しようと決意する。
「大丈夫。あたし、バッドエンド嫌いだから」
想いが力を持ち、現実を塗り替えてしまうなら、それを逆手に取ればいい。
すなわち――作者自身が小説の主人公となり、決められたシナリオをねじ曲げること!
そして、強靭で凶暴な怪物へ対処するため、編み出された方法とは……。
絆を紡いで黄昏を越え、大団円を目指す戦いが今、桜とともに花開く。
文字数 203,208
最終更新日 2025.06.20
登録日 2025.04.09
6月27日に第3章以降は非公開になります。
今のうちに読んでね
第6回ライト文芸大賞
奨励賞 受賞作品
奨励賞部分は第2章まで。第3章からは、書き下ろしです。2025年加筆分、完結しました!!
杜の都に住むお気楽高校生、若生星夜(わこうせいや)(16歳)。
父さんの海外赴任に母さんが同行し、俺は父方の祖母&叔母と同居することになった。
始業式と引っ越しが済んで始まった生活は、勉強に部活、恋とそしてBLテイストが混ざった騒がしいものでー?
俺の祖母ちゃんは、ネットBL小説家だったー!!
※本作品は、フィクションです。BL小説ではありません。一人称複数視点の群像劇スタイルです。
文字数 102,222
最終更新日 2025.06.19
登録日 2023.04.22
──地方から本社に異動してきた29歳独身OL・舞子。
お調子者で明るく、ちょっとおせっかいな彼女の前に現れたのは、
“氷のように冷たい”と社内で噂される40歳のイケメン上司・本庄誠。
最初は「怖い」としか思えなかったはずのその人が、
実は誰よりもまっすぐで、優しくて、不器用な人だと知ったとき――
舞子の中で、恋が芽生えはじめる。
でも、彼には誰も知らない過去があった。
そして舞子は、自分の恋心を隠しながら、ゆっくりとその心の氷を溶かしていく。
◆恋って、“バレたら終わり”なんやろか?
◆それとも、“言わな、始まらへん”んやろか?
そんな揺れる想いを抱えながら、仕事も恋も全力投球。
笑って、泣いて、つまずいて――それでも、前を向く彼女の姿に、きっとあなたも自分を重ねたくなる。
関西出身のヒロイン×無口な年上上司の、20話で完結するライト文芸ラブストーリー。
仕事に恋に揺れるすべてのOLさんたちへ。
「この恋、うちのことかも」と思わず呟きたくなる、等身大の恋を、ぜひ読んでみてください。
文字数 72,536
最終更新日 2025.06.19
登録日 2025.05.14
「浄界師よ、世を影から照らす光であれ」
「魔のモノ」と呼ばれる人に仇をなす怪異と戦い続ける者達、
《浄界師(じょうかいし)》。
中でも「異端」のレッテルを貼られた者、
《天津 晴馬(あまつ はるま)》
彼は自分の運命、境遇、目的、それらの押し寄せる波と向かい合い、己が求める道を歩き続けていく。
例えその道が、誰にも望まれなかったとしても。
文字数 59,450
最終更新日 2025.06.18
登録日 2025.04.27
「1000文字固定」で書いた作品を公開しています。
ジャンルは特に定めていません。
実験作品みたいな側面もありますので、多少内容に不自然感があるかもしれません。
それにつきましてはご容赦のほど…
あと、感想などいただけると、嬉しくて励みになります。
原則「毎週火曜日21:00」に更新します。
文字数 69,000
最終更新日 2025.06.17
登録日 2024.03.12
初めまして、天川裕司です。
ここではシリーズでやってます『夢時代』と『思記』の原稿を投稿して居ります。
また、YouTubeドラマ用に仕上げたシナリオ等も別枠で投稿して行きます。
どうぞよろしくお願い致します。
少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。
サクッと読める幻想小説です(^^♪
お暇な時にでもぜひどうぞ♬
【アメーバブログ】
https://blog.ameba.jp/ucs/top.do
【男山教会ホームページ】
https://otokoyamakyoukai.jimdofree.com/
【YouTube】(不思議のパルプンテ)
https://www.youtube.com/@user-vh3fk4nl7i/videos
【ノート】
https://note.com/unique_panda3782
【YouTubeドラマにつきまして】
無課金でやっておりますので、これで精一杯…と言うところもあり、
お見苦しい点はすみません。 なので音声も無しです(BGMのみ)。
基本的に【ライトノベル感覚のイメージストーリー】です。
創造力・空想力・独創力を思いっきり働かせて見て頂けると嬉しいです(^^♪
出来れば心の声で聴いて頂けると幸いです♬
でもこの条件から出来るだけ面白く工夫してみようと思ってますので、
どうぞよろしくお願いします(^^♪
少しでも楽しんで頂き、読んだ方の心の糧になれば幸いです。
サクッと読める幻想小説です(^^♪
お暇な時にでもぜひどうぞ♬
文字数 704
最終更新日 2025.06.17
登録日 2025.06.17
音楽で殴られた。そう思う程に彼女の音楽は暴力的で衝撃的で、悲しかった──
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SNSで知り合った〝パパ〟とライブハウスに訪れた圷麻由香(あくつまゆか)は、演奏しているのが目立たない印象のクラスメイトである高畑恵(たかはためぐみ)であることに気付き驚く。打ち込みの音源をバックに一人で五本弦のベースをかき鳴らしながらがなるように歌う恵。
麻由香はその姿に衝撃を受け、恵と話そうとするが、恵はすげなく麻由香をあしらう。麻由香も意地になり、恵が未成年喫煙していることを写真に撮って友人になるように脅す。初めは警戒しながら接していた恵だったが、話していくうちに麻由香と意気投合する。やがて麻由香が恵とバンドを組みたくて写真で脅迫していたことを告白すると、恵はその熱意に動かされ、共にバンドをやることを決意する。
ずば抜けた作曲センスのある恵と、幼少期から音楽の素養を学んできた麻由香はお互いに足りないところを補い合いながら成長していく。
煙草と悪魔の関係のような二人がただひたすらに走っていく青春物語。
※この話はフィクションです。実在の人物や団体とは関係ありません。また未成年が喫煙をするシーンがありますが、あくまでフィクションとしてご覧ください。未成年喫煙ダメ絶対。
文字数 14,795
最終更新日 2025.06.16
登録日 2025.04.01
株で転落した人生に絶望した。
生きることを止める方法を考えながら歩いていると、いつの間にか昔通っていた神社の前に立っていた。
最期にお世話になった神様に挨拶をしようと石段を上がる。
しかし登れど登れど石段の終わりが見えない。
これは神様に来ることを拒否されているのだと感じた男は、諦めて来た道を戻ろうとする。
だが、来た道はすでに無く、男の足場は宙に浮いていた。
文字数 9,864
最終更新日 2025.06.15
登録日 2025.06.11
文字数 7,903
最終更新日 2025.06.14
登録日 2025.06.09
文字数 599,264
最終更新日 2025.06.12
登録日 2016.10.26
時は明治後期(明治41年)。
名家の令嬢でありながら、誰よりも庶民的で、誰よりもまっすぐ――
花のように気高く、風のように自由な少女がいた。名は桐原絢子。
女学校に通う17歳、町の誰にも分け隔てなく接し、知ること・学ぶことに人一倍の情熱を燃やす“おしとやかなガキ大将”。
そんな彼女が出会ったのは、町役場に勤め始めた22歳の青年――牧野慎之介。
厳格な士族出身、冷静沈着な美男子だが、人との距離を測りかねていた彼の人生は、絢子の無邪気な情熱に翻弄されながら少しずつ変わっていく。
名家の娘と、堅物の若役人。
ふたりが共に築いていくのは、ただの恋ではない。
町と村をつなぐ“学び舎”という、未来そのものだった。
――「咲くべきときに、咲く花がある」
舞台は明治の町と山村。
教育と恋、誇りと自由をめぐる心温まる長編時代ロマンス
文字数 61,408
最終更新日 2025.06.11
登録日 2025.05.27
『この声が聞こえたとき、あなたは、もういない。』
十五歳の誕生日。電源の切れたスマホが、突然光る。
画面に表示されたのは、見知らぬ番号と、たった一言のメッセージ──
「電話してください」
その番号に電話をかけた少女は、やがて母を名乗る声と出会う。
彼女の母は、十三年前に他界していた。
そして彼女自身もまた、まだ“そのこと”には気づいていなかった。
波音の届く丘の電話ボックス。
つながっていないはずのその受話器がつないだ、
“亡き母と娘”の最後の通話。
命の終わりを越えて、――想いは、届く。
文字数 9,614
最終更新日 2025.06.03
登録日 2025.06.03
群馬県の中学校に通う手塚傑。今年で中学3年生になる傑だが、一年生の時にしてしまった、ある行動によって、全校生徒から嫌われていた。4月になって新学期だというのに、学校に行くのが憂鬱になっていた。
新しいクラスに向かうと、傑と一緒になったクラスメイトは陰口を言い出した。そんな事に慣れている傑だったが、心の中では凹みながら席に座る。席の隣は、同じバスケ部で女子のエース、西野めぐみだった。
全国に出るほどの実力を持ちながら、身長も高くて可愛く、人気が高い女の子。学校の裏掲示板では圧倒的1位を誇るマドンナだった。そんな席になってしまったからこそ、男子にも女子にも睨まれてしまい、さらに憂鬱になった。
新学期早々の全校集会で、新任の先生が学校にやってきた。名前は西野優子。若い先生で、先生にしては綺麗でナイスバディだった。そんな西野先生は、男子バスケ部の新しい顧問にもなるようだった。
男子バスケ部といっても、3年生がたった5人しかいない、万年地区予選1回戦敗退の廃部寸前の部活だった。
女子バスケ部と恒例の練習試合をする事になった。男子バスケ部が少な過ぎて部員同士で試合する事も出来ない。さらには弱過ぎて練習試合する中学校も見つからない為、女子バスケ部と練習試合をする事があった。
しかし、女子バスケ部は全国に出ている超強豪。今年は優勝するかもしれないという勢いだった。試合するものの、圧倒的敗北で終わった。
男子バスケ部は、試合が終わっていつもの様に部室で遊んでいると、西野先生が部室に入ってきた。西野先生はやる気のない傑達に対して、もっとやる気を出せと言い出した。
全くやる気のない5人は、熱血で言ってくる西野先生を鬱陶しいと思ってあしらった。
先生は、そんな5人に対して、どうなれば本気を出すのか、と問う。
面倒な人だと思った傑は、絶対にしてくれないであろう願いを言ってみた。
『生おっぱいを見たい』と。
生おっぱいを見せて、揉ませてくれるなら本気になって全中だって目指すと言った。
すると、なんと先生はその約束を承諾した。さらに、西野めぐみを連れて来て、全中に出るならめぐみの生おっぱいもいいぞと言い出した。
ありえない提案をしたのに、ありえない返事が返ってきた。
傑達は飛び跳ねてテンションが上がりまくった。
全中に出たら『生おっぱい』を拝めるという約束を取り付けた傑達は、本気で全国を目指す事に。
地区予選1回戦敗退のチームが、どうやって全中を目指すのか?
そして、全中に出場する事が出来るのか?
約束した『生おっぱい』を拝む事が出来るのか?
中学生の馬鹿共が起こす、『生おっぱい』の軌跡。
※他の投稿サイトにも投稿しています。
文字数 104,432
最終更新日 2025.06.03
登録日 2025.05.28
――詞(ことば)は、生きるということ。
詠む者として生まれ、女として生き、風となって消える。
時は平安末期。
都に仕える一人の女房・藤原高子は、紅の衣とともに「詠う女」として注目を集める。
だが、彼女が紡ぐ和歌は、やがて政(まつりごと)の具となり、人の妬みと恐れを呼び、
ついには「詞によって裁きを下す者」となる。
火に晒され、誤解に傷つき、沈黙に包まれながらも、
それでも高子は、ただ詞を詠み続けた。
己の生を、心の風を、時代の片隅にそっと残すように。
やがて、紅の裾を翻し、彼女は都を去る。
そのあとに残ったのは、名ではなく――詞だけ。
“くれなゐの かぜとなりたる ことのはは
こゝろにふれし ときぞまことと”
この詞に触れたとき、
あなたの中にも、静かに風が吹くかもしれません。
歴史の陰に咲いた、もうひとつの女の生。
すべての「詠う者」に贈る、静謐なる時代抒情。
文字数 49,324
最終更新日 2025.06.01
登録日 2025.05.17
文字数 23,449
最終更新日 2025.05.31
登録日 2025.04.30
人気男性アイドルグループ『Spring』が、突然解散を発表した。
これは、同じアイドルグループを推していたオタクの、解散から始まる六つの物語。
♦︎連作短編集
文字数 97,768
最終更新日 2025.05.31
登録日 2025.04.30
独身の国語教師・滝本佐和(45)は、入院した姉から、ふてぶてしい老猫・重蔵の世話を押しつけられる。
猫嫌いの佐和にとっては、災難としか言いようがない。
暴れる猫、報われない仕事、つまらない恋人。
すべてが空回る暮らしのなか、姉の頼みで始めた「猫の日常SNS」だけが、唯一のはけ口だった。清少納言風に綴った皮肉投稿は、ある日ふとバズを生み、思いがけず佐和の世界に少しずつ変化が訪れ始める。
猫は何もしてくれないのに、不思議と心が動かされていく。
人生は思い通りにならない。
でも、だからこそ「をかし」があると、佐和は気づき始める。
ままならない暮らしを、ままならないまま、生きていく。
猫好きが浸透する世の中で、猫嫌いを貫き通す。
独身女性の静かな再出発ストーリー。
文字数 83,600
最終更新日 2025.05.31
登録日 2025.04.30
中学に通う月島佑は、完璧こそすべての少年だった。学年1位の成績と抜群の運動神経を誇る優等生。医者である親からも医者になることを期待されてきた。「完璧な仮面」を美学に生きてきた。
ある日、転校生でやってきた柴崎彩夏はいきなり佑から学力1位を奪った。圧倒的な存在に気圧された佑は「どこの高校を目指すんだ?」と彩夏に聞くと、彼女は笑みを浮かべながら「私、高校には行かないんだ」と言った。
彼女が高校進学を選択しない理由には、幼い頃から追い続けている夢があった。その夢を叶えるために彼女もまた完璧であろうとしていた。
その夢を知り、佑は当初は自分と似ている存在と思っていた彩夏に「自分にないもの」を感じ、佑自身もまた新しい自分になるために動き始める
文字数 137,451
最終更新日 2025.05.30
登録日 2025.04.02
暮魅 怜美鵺に拾われた猫ファシィ。
ファシィは今日も気ままに街を散歩する。
すると、飼い主の怜美鵺が道行く人々に視線を向けている事に気がついた。
その中で怜美鵺は色々な人達の《生命の軌跡》を目の当たりにしていく。ファシィも怜美鵺に着いていくように、街に住む人達と触れ合う事になる。
これは奇術師とは関係のない、人に興味を持った少女と猫の身に起きた少し切なく、儚さの溢れる知られざる物語である。
※本作は「歪なる世界と結晶奇術師」のヒロインとその飼い猫がメインのお話になりますが、戦闘や奇術師に関わる世界観の設定は描かれておりません。
文字数 53,891
最終更新日 2025.05.27
登録日 2025.04.30
田舎の男尊女卑な家族関係に摩耗し、会社ではパワハラが横行。愛した男に都合よく利用され、『尽くす体質』で自分を失った二十五歳の会社員・六花(りっか)は、ついにオフィスの非常階段から飛び降りた――はずが、自分のデスクに戻っていた!? 「お前はまだ死ぬべきじゃない」と突然現れた死神・鳴神(なるかみ)が、彼女の「早死にフラグ」を消すべく時間を巻き戻したらしい。そこに「六花の尽くす体質は、稀有な才能!」と陽気な天使・舞生が乱入。さらには、かつて六花を利用していた元彼が復縁を迫ってくる。
六花は死神と天使に振り回されつつも、自分の『体質』が、前世からの因果に関わると知って――癒しと希望に満ちた転生輪廻ファンタジー×ヒーリング・ロマンス。開幕です。
※この物語は、フィクションです。
文字数 76,579
最終更新日 2025.05.25
登録日 2025.04.30
文字数 5,857
最終更新日 2025.05.24
登録日 2025.05.24
ハロウィン嫌いの主人公・カリンは、数日にわたって開催される大規模なハロウィンイベント後のゴミ拾いに毎年参加していた。
今年も例年通り一人でてきぱきと作業を進めていた彼女は、見知らぬイケメン四人衆に囲まれる。
一見するとただのコスプレ集団である彼らの会話には、たまに『化けて出る』や『人間じゃない』といった不穏なワードが混じっているようで……。
彼らの正体と目的はいかに。
これは日常と非日常が混ざり合い、人間と人ならざるものの道が交わる特別な日の出来事。
ついでに言うと、コメディなんだか社会風刺なんだかホラーなんだか作者にもよくわからないカオスな作品。
(毎回、作者目線でキリのいい文字数に揃えて投稿しています。間違ってもこういう数字をパスワードに設定しちゃダメですよ!)
お楽しみいただけておりましたら、
お気に入り登録・しおり等で応援よろしくお願いします!
みなさま、準備はよろしいでしょうか?
……それでは、一夜限りの美しい悪夢をお楽しみください。
<登場人物紹介>
・カリン…本作の主人公。内面がやかましいオタク。ノリが古めのネット民。
物語は彼女の一人称視点で進行します。油断した頃に襲い来るミーム!ミーム!ミームの嵐!
・チル&スー…悪魔の恰好をした双子?
・パック…神父の恰好をした優男?
・ヴィニー…ポリスの恰好をしたチャラ男?
「あ、やっぱさっきのナシで。チャラ男は元カレで懲りてます」
「急に辛辣モードじゃん」
「ヴィニーは言動ほど不真面目な人間ではないですよ。……念のため」
「フォローさんきゅね。でも、パック。俺たち人間じゃないってば」
(※本編より一部抜粋)
※ゴミは所定の日時・場所に所定の方法で捨てましょう。
【2023/12/9追記】
タイトルを変更しました。
(サブタイトルを削除しただけです。)
文字数 154,609
最終更新日 2025.05.24
登録日 2023.04.29
「人嫌いの僕は、通販で買った等身大AIフィギュアドールと、年上の女性に恋をした」 主人公の井村実は通販で等身大AIフィギュアドールを買った。 フィギュアドール作成時、自分の理想の思念を伝達する際、 もう一人の別の人間の思念がフィギュアドールに紛れ込んでしまう。 そして、フィギュアドールには二つの思念が混在してしまい、切ないストーリーが始まります。
主な登場人物
井村実(みのる)・・・30歳、サラリーマン
島本由美子 ・ ・・41歳 独身
フィギュアドール・・・イズミ
植村コウイチ ・・・主人公の友人
植村ルミ子・・・・ 母親ドール
サツキ ・・・・ ・ 国産B型ドール
エレナ・・・・・・ 国産A型ドール
ローズ ・・・・・ ・国産A型ドール
如月カオリ ・・・・ 新型A型ドール
文字数 409,486
最終更新日 2025.05.24
登録日 2019.04.17