「磨き」の検索結果
全体で187件見つかりました。
お転婆娘のセネカは英雄に憧れているが、授かったのは【縫う】という非戦闘系のスキルだった。
幼馴染のルキウスは破格のスキル【神聖魔法】を得て、王都の教会に引き取られていった。
失意に沈むセネカに心ない言葉をかけてくる者もいた。
「ハズレスキルだったのに、まだ冒険者になるつもりなのか?」
だけどセネカは挫けない。自分のスキルを信じてひたすらに努力を重ねる。
布や皮は当たり前、空気や意識に至るまでなんだって縫ってゆく。
頑張っているうちにいつしか仲間が増えて、スキルの使い方も分かってきた。
セネカは創意工夫を重ねてどんどん強くなっていく。
幼馴染と冒険の旅に出る日を夢見ながらひたすらに己を鍛え上げていく。
魔物から村を守るために命を賭した両親のような英雄になることを目指してセネカは走り続ける。
「私のスキルは【縫う】。
ハズレだと言われたけれど、努力で当たりにしてきた」
これは一途にスキルを磨き、英雄となった少女の物語
文字数 519,063
最終更新日 2024.05.17
登録日 2023.05.21
この大陸において、人族は脆弱である。
魔族のような魔力に優れていないし、獣人族のような強靭な肉体もない。
エルフのように精霊に愛されてもいないし、ドワーフのようなチートな魔道具もない。
ヴァンパイアのような不死でもないし、竜のような最強でもない。
脆弱。故に、技術を発展させた。
剣術を、体術を、武術を編み出して磨き続けた。
その果てに、氣という生命エネルギーを用いた術を開発した。
弱いところを補おうと必死に知恵を働かせた。
しかし未だそれは他種族には及ばず、搾取される日々が続く。
もし、仮に、この磨かれた技術に神域なる魔力がプラスされたとしたら、一体どこまで上り詰めてしまうのか。
コレはそのIFの答えとなる物語。
一人の死んだ直後の赤子が偶然にも神の恩恵を得て蘇り、最強無双を実現してしまうという、そんな筋書きである。
人族の叡智と神の魔力がケミストリーして、脆弱な人族を進化させる、そんな薔薇の英雄譚が開帳する。
文字数 172,100
最終更新日 2024.05.18
登録日 2022.12.01
下級貴族の青年、ニクスは成人になっても社会が怖いと言って騎士にならず家の中で石と剣の腕をずっと磨き続けていた。
ある日、父親に未開拓の土地へと送ると言われ、開拓して来いと命令される。
ニクスは無理だというも、騎士として働くか比較的自由な未開拓の土地に向うか選ばなければならなかった。どうしても働きたくなかったニクスは泣く泣く家を出る。
実家から遥か遠くの土地へと脚を運んだニクスは自由な生活を送るため、奮闘していた。
事が順調に運んでいるはずだったのだが……。
文字数 871,220
最終更新日 2024.05.17
登録日 2023.05.07
王太子が婚約者を選ぶのに妙なことを始めた。課題を出して、王太子のお眼鏡にかなわない令嬢が脱落していくというものだ。
サンティナや他の令嬢たちは物心ついた辺りから、これに参加させられていたのだが、数年経っても未だに婚約者が決まらないでいた。
サンティナはとにかく婚約者には成りたくなくて、課題も手を抜き放題なのになぜか、落とされず、次第に死んだ魚のような目をし始めた頃にこれ以上、付き合いきれないと両親が言い出したことが、きっかけとなり女性として残念になっていた自分磨きを再開することになり、諦めていた子息と婚約することになるのだが……。
※全4話。
文字数 3,439
最終更新日 2021.12.23
登録日 2021.12.20
本編内容↓
妖力を宿す魔物である妖を退治する妖退治人の家系に生まれた須藤 暁弥《すどう きょうや》は妖退治人を取り仕切る長である父を目指して、日々修行していた。
ある日、当時14歳だった暁弥の前に強大な妖が現れた。暁弥1人では為す術なく、あたり1面が妖力に汚染された『死の世界』になるかと思われた。その時、10歳だった妹の暮羽《くれは》が敵の攻撃を吸収し受け止めてくれたおかげで、大きな妖力汚染も起こらず、死者は出なかったが、妹はその身に受けた強大な妖力汚染に耐えらず消滅してしまった。
暁弥は自身の不甲斐なさを痛感し、涙を流した。
それから5年後、暁弥は軍の妖に対処する部隊・義勇兵として政財界の要人の警護を主だった任務をしていた。だが、暁弥に妖退治人としての能力はもうない。妹が消失したあの日に、近距離にいた自身も妖力汚染を受けており、神より授かりし霊力も無いに等しい状態となった。
それでもなお、暁弥は呪術に関する知識と武芸を磨き、今の地位を勝ち取った。
そんな彼の前に姿を現したのが、蝶野 音羽《ちょうの おとは》という歌姫だった。音羽は派手な長いピンク髪と黒ゴスをイメージした丈の短いドレスで、いつもスキャンダルでゴシップ誌を騒がせる有名人だった。だが、歌姫と呼ばれるだけあってその実力は本物。
しかし、その歌声と彼女が吹く横笛には、妖力が込められておりさらに妖たちも現れ、ライブ会場は狂乱の宴となる。なんとか退けるも音羽の去り際の言葉に困惑する暁弥。
生き別れの兄妹が妖側と人間側で揺れ動く、ファンタジーヒューマンドラマーー。
文字数 35,255
最終更新日 2024.05.17
登録日 2024.04.25
聖フォンス学園──貴族の貴族による貴族のための学校。
共学だが、その他の男子生徒などまるで存在しないかのように令嬢達の心は生徒会メンバーである四人の男に向けられていた。
アリス・ベンフィールドも聖フォンス学園に通う生徒の一人であり、王子であるヴィンセル・ブラックバーンにときめく一人。
化粧も自己表現も苦手なアリスは他の令嬢たちのように自分の魅せ方を知らず、自己主張できない地味な少女。
誰からも何も受け取らない王子の“ハジメテ”になりたくて毎日のように王子を追いかける令嬢たちを遠目に見るだけで、追いかけるのは妄想の中だけ。
自分磨きを怠らない令嬢達と違ってアリスは自分磨きより妄想を趣味としていた。妄想の中では自分は誰よりも輝いているし、王子とも上手くいっている。馬車の中、部屋の中──そこだけがアリスの心のオアシスだった。
ベンフィールド公爵の娘として何不自由なく生きてきたアリスだが、そんなアリスの人生にも小さな問題はある。
それは、たった一人の親友であるティーナ・ベルフォルンがヴィンセル王子に恋をしているということ。
自分より美しく我の強い親友にある日「ヴィンセルが好きなの」と告げられ、アリスは「私も」とは言えず自分の本心を隠した。
隠し事はなしと交わした約束を破っていることを気にしていたある日、ティーナのお願いで四人に近付くキッカケができたが、仲良くなったのはヴィンセルではなく別の人物で──
ゲイ疑惑があるほど女を近付けさせない女嫌いと噂のヴィンセルとぶつかったことで急接近するアリスは王子から真実を知らされ、選んでもらえるのだが喜ぶことはできず……
地味なだけだったアリスの人生が華のある人たちとの関わりによって少しずつ変わっていく。
大食い美少年、ツンデレ幼馴染、サイコパスシスコン兄、そして嗅覚過敏王子──まだ恋をしたことがないアリスが選ぶ相手は──
これは恋か憧れか──
逆ハーレムか、逆ハーレムなので苦手な人はご注意ください。
※9/29が最終話アップとなります。
※2021年2月に投稿していたものですが、詰んでしまって放置していた物を書き直し再投稿しています。
こちらもどうぞお付き合いいただけますと幸いです。
文字数 468,889
最終更新日 2022.12.15
登録日 2021.02.17
エレオノール・セヴランは公爵令嬢。しかし妾の子で、母は幼い頃に亡くなった。それ以降誰からも愛されることなく別邸に閉じ込められた彼女は、しかしいつか政略結婚をさせるためだけに生かされていた。病弱なので外には出さないとの嘘で別邸に押込められた彼女だが、その間当然良い家に嫁がせるため充分な教育を受けた。しかし少しでも失敗するとすぐに、傷が見えないよう背中に鞭や杖が飛んでくる。恐怖しかなかった。また、母に似て可愛らしい顔立ちだったため見た目も磨き上げられた。だが、ちょっとでも家庭教師が付けた傷以外に傷が出来ると罵倒される。苦痛だった。
そんな中で、セヴラン公爵が亡くなった。幼い頃に可愛がってくれた兄が爵位を継いだらしい。あの兄は、自分のことを覚えていてくれるだろうか。一目でいいから、政略結婚でここから離れる前に会いたい。あの頃妾の子であった自分を可愛がってくれたことを感謝していると伝えたい。そう願っていたエレオノールに、いつも虐めてくるメイドが顔色を悪くしながら言った。
「お兄様がお呼びです」
ここから、エレオノールの物語は始まる。これは、本来なら恵まれた生まれのはずなのにかなり不遇な少女が、今度こそ周囲の人々に恵まれて幸せを掴むお話。または、そんな彼女を溺愛する周囲の人々のお話。
小説家になろう様でも投稿しています。
文字数 120,726
最終更新日 2023.02.21
登録日 2023.01.29
※明日(3月6日)より、もうひとつのエピローグと番外編の投稿を始めさせていただきます。
我が儘で強引で性格が非常に悪い、筆頭侯爵家の嫡男アルノー。そんな彼を伯爵令嬢エレーヌは『ブレずに力強く引っ張ってくださる自信に満ちた方』と狂信的に愛し、アルノーが自ら選んだ5人の婚約者候補の1人として、アルノーに選んでもらえるよう3年間必死に自分を磨き続けていました。
けれどある日無理がたたり、倒れて後頭部を打ったことで前世の記憶が覚醒。それによって冷静に物事を見られるようになり、ようやくアルノーは滅茶苦茶な人間だと気付いたのでした。
「オレの婚約者候補になれと言ってきて、それを光栄に思えだとか……。倒れたのに心配をしてくださらないどころか、異常が残っていたら候補者から脱落させると言い出すとか……。そんな方に夢中になっていただなんて、私はなんて愚かなのかしら」
そのためエレーヌは即座に、候補者を辞退。その出来事が切っ掛けとなって、エレーヌの人生は明るいものへと変化してゆくことになるのでした。
文字数 76,788
最終更新日 2022.03.26
登録日 2022.01.23
男爵令嬢のメイリーンは、日々数多くの夜会に顔を出し、傍若無人の振る舞いを始めて2年。
結婚適齢期に差し掛かる18歳のメイリーンの良き伴侶探しに勤しむ為に、夜会で男漁りをしている彼女は『冷酷令嬢』と噂迄流れており、社交界で冷遇されていた。
親には頼らない相手探しをする事に、プライドとポリシーを持ち、メイリーンは日々自分を磨き上げ、男達を魅了していた。
メイリーンの住むイパ島のオルタナ国では獣人達と共存した唯一の国。その国でメイリーンは獣人との婚姻にはメイリーンは考えておらず、人間の夜会に参加を繰り返す。
何故ならメイリーンは獣人達の中から結婚相手を探すのだけは避けたくて、人間貴族の夜会に参加したある日、出会った黒豹獣人のヒューマにまんまと食われてしまい………。
✱♡はHシーンです
文字数 95,739
最終更新日 2023.08.24
登録日 2023.08.01
わたしはリディテーヌ。ボードリックス公爵家令嬢。
デュヴィテール王国ルシャール王太子殿下の婚約者。
わたしは、ルシャール殿下に婚約を破棄され、公爵家を追放された後、処断される。
婚約者の座についたのは、わたしとずっと対立していた継母が推していた自分の娘。
わたしの義理の妹だ。
しかし、これは、わたしが好きだった乙女ゲーム「つらい思いをしてきた少女は、素敵な人に出会い、溺愛されていく」の世界だった。
わたしは、このゲームの悪役令嬢として、転生していたのだ。
出発点での人生は、日本だった。
ここでわたしは、恋人となった幼馴染に浮気をされた。
わたしは結婚したいとまで思っていた恋人に浮気をされたことにより、心が壊れるとともに、もともと病弱だった為、体も壊れてしまった。
その後、このゲームの悪役令嬢に転生したわたしは、ゲームの通り、婚約破棄・家からの追放・処断を経験した。
これが転生一度目だった。
そして、わたしは、再びこのゲームの悪役令嬢として転生していた。
そのことに気がついたのは、十七歳の時。
このままだと、また婚約破棄された後、家を追放され、処断されてしまう。
それは絶対に避けたいところだった。
もうあまり時間はない。
それでも避ける努力をしなければ、転生一度目と同じことになってしまう。
わたしはその時から、生まれ変わる決意をした。
自分磨きを一生懸命行い、周囲の人たちには、気品を持ちながら、心やさしく接するようにしていく。
そして、ルシャール殿下ではなく、ゲームの中で一番好きで推しだったルクシブルテール王国のオクタヴィノール殿下と仲良くなり、恋人どうしとなって溺愛され、結婚したいと強く思った。
こうしてわたしは、新しい人生を歩み始めた。
文字数 167,380
最終更新日 2024.02.24
登録日 2024.01.31
伯爵令嬢イネス・ロヴィエールは、ストイックすぎる人生を送り恋も知らないまま呆気なく死んでしまった前世の記憶を持っている。
新しい世界では本能のまま、欲望のまま生きていこうと心に誓ったイネスは、ボンキュッボンのお色気お姉さんを目指して自分磨きを決行!
いつか素敵な恋愛をして、結婚もしてみたい。何よりエッチがどんな感じなのか知りたい!!
ところが前世の反動からすっかりエッチになってしまったイネスをよそに、この世界は禁欲的な世界だった。おまけに小説の世界のようで……?
そんな中いかにも訳ありげな王子様と出会って……??
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○ゆるふわ設定
○エッチ描写少なめ
○他サイトでも掲載中
※ラブコメです。笑って読んでいただけたら嬉しいです
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文字数 17,873
最終更新日 2023.08.24
登録日 2023.08.24
───婚約破棄されて追放される運命の悪役令嬢に転生ですって!?
そんなのどんな手を使っても回避させて貰うわよ!
侯爵令嬢のディアナは、10歳になったばかりのある日、
自分が前世で大好きだった小説の世界の悪役令嬢に転生した事を思い出す。
(殿下が私に冷たいのはそういう事だったのね)
だけど、このままではヒロインに大好きな婚約者である王子を奪われて、婚約破棄される運命……
いいえ! そんな未来は御免よ! 絶対に回避!
(こうなったら殿下には私を好きになって貰うわ!)
しかし、なかなか思う通りにいかないディアナが思いついて取った行動は、
自分磨きをする事でも何でもなく、
自分に冷たい婚約者の王子が自分に夢中になるように“呪う”事だった……!
そして時は経ち、小説の物語のスタートはもう直前に。
呪われた王子と呪った張本人である悪役令嬢の二人の関係はちょっと困った事になっていた……?
文字数 87,066
最終更新日 2022.11.21
登録日 2022.11.07
秋津直人、85歳。
50年前に彼女の進藤茜を亡くして以来ずっと独身を貫いてきた。彼の傍らには彼女がなくなった日に出会った白い小さな子犬?の、ちび助がいた。
嘗ては、救命救急センターや外科で医師として活動し、多くの命を救って来た直人、人々に神様と呼ばれるようになっていたが、定年を迎えると同時に山を買いプライベートキャンプ場をつくり余生はほとんどここで過ごしていた。
彼女がなくなって50年目の命日の夜ちび助とキャンプを楽しんでいると意識が遠のき、気づけば辺りが真っ白な空間にいた。
白い空間では、創造神を名乗るネアという女性と、今までずっとそばに居たちび助が人の子の姿で土下座していた。ちび助の不注意で茜君が命を落とし、謝罪の意味を込めて、創造神ネアの創る世界に、茜君がすでに転移していることを教えてくれた。そして自分もその世界に転生させてもらえることになった。
胸を張って彼女と再会できるようにと、彼女が降り立つより30年前に転生するように創造神ネアに願った。
そして転生した直人は、新しい家庭でナットという名前を与えられ、ネア様と、阿修羅様から貰った加護と学生時代からやっていた格闘技や、仕事にしていた医術、そして趣味の物作りやサバイバル技術を活かし冒険者兼医師として旅にでるのであった。
まずは最強の称号を得よう!
地球では神様と呼ばれた医師の異世界転生物語
※元ヤンナース異世界生活 ヒロイン茜ちゃんの彼氏編
※医療現場の恋物語 馴れ初め編
文字数 471,833
最終更新日 2023.05.29
登録日 2022.08.12
この世界では誰もが生まれた時から「異能」と「レベル」呼ばれる能力を身に付けており、人々はレベルを上げて自分の能力を磨き、それに適した職業に就くのが当たり前だった。しかし、山奥で捨てられていたところを狩人に拾われ、後に「ナイ」と名付けられた少年は「貧弱」という異能の中でも異質な能力を身に付けていた。
貧弱の能力の効果は日付が変更される度に強制的にレベルがリセットされてしまい、生まれた時からナイは「レベル1」だった。どれだけ努力してレベルを上げようと日付変わる度にレベル1に戻ってしまい、レベルで上がった分の能力が低下してしまう。
自分の貧弱の技能に悲観する彼だったが、ある時にレベルを上昇させるときに身に付ける「SP」の存在を知る。これを使用すれば「技能」と呼ばれる様々な技術を身に付ける事を知り、レベルが毎日のようにリセットされる事を逆に利用して彼はSPを溜めて数々の技能を身に付け、落ちこぼれと呼んだ者達を見返すため、底辺から成り上がる――
※修正要請のコメントは対処後に削除します。
文字数 2,636,588
最終更新日 2024.03.25
登録日 2024.03.03
「フィリア! お前のような卑怯な女はいらん! 即刻国から出てゆくがいい!」
「え? いいんですか?」
聖女候補の一人である私、フィリアは王国の皇太子の嫁候補の一人でもあった。
聖女となった者が皇太子の妻となる。
そんな話が持ち上がり、私が嫁兼聖女候補に入ったと知らされた時は絶望だった。
皇太子はデブだし臭いし歯磨きもしない見てくれ最悪のニキビ顔、性格は傲慢でわがまま厚顔無恥の最悪を極める、そのくせプライド高いナルシスト。
私の一番嫌いなタイプだった。
ある日聖女の力に目覚めてしまった私、しかし皇太子の嫁になるなんて死んでも嫌だったので一生懸命その力を隠し、皇太子から嫌われるよう塩対応を続けていた。
そんなある日、冤罪をかけられた私はなんと国外追放。
やった!
これで最悪な責務から解放された!
隣の国に流れ着いた私はたまたま出会った冒険者バルトにスカウトされ、冒険者として新たな人生のスタートを切る事になった。
そして真の聖女たるフィリアが消えたことにより、彼女が無自覚に張っていた退魔の結界が消え、皇太子や城に様々な災厄が降りかかっていくのであった。
文字数 75,475
最終更新日 2020.11.19
登録日 2020.10.08
明智光秀の将兵として本能寺襲撃に参加した丹波の地侍本城惣右衛門の「覚書」に我々は三河の家康を襲うと想っていた、記録がある。将兵がそのように想うのは、それに応じる事実があったと考えられる。そこから明智光秀の徳川家康殺害を命じられた心境と葛藤を元に小説にした。天下布武を旗印に全国制覇を目指す織田信長は、天正八年本願寺勢力を紀州に追い払うと、老臣の佐久間右衛門親子を高野山に追放した。その五日後、林佐渡守、安藤伊賀守、丹羽左近の三名を遠国の流した。この処置に信長配下の武将たちが脅えた。信長が古代中国で宿敵の項羽を倒し、漢帝国を築いた劉邦は敵がいなくなると、天下取りに貢献してきた重臣たちを粛清しだした。いつか信長に裸で追放されると覚悟した武将たちは、陰で武装しだした。牙を磨き身構えだしたのは家臣だけではなかった。徳川家康、足利義昭、吉田兼見等公家たちも隙があれば信長を殺そうと考えた。周りの不信をよそに、信長は天下に向かって邁進していたが、陰で己と家臣たちを守るために、信長に死に装束を着せようと目論む者たちが増えていた。
文字数 90,290
最終更新日 2024.01.20
登録日 2024.01.20
私とコニーの両親は仲良しで、コニーとは赤ちゃんの時から縁。
初めて読んだ絵本も、初めて乗った馬も、初めてお絵描きを習った先生も、初めてピアノを習った先生も、一緒。
コニーは一番のお友達で、大人になっても一緒だと思っていた。
だけど学園に入学してからコニーの様子がおかしくて……。
※初恋、失恋、ライバル、片思い、切ない、自分磨きの旅、地味→美少女、上位互換ゲット、ざまぁ。
※無断転載を禁止します。
※朗読動画の無断配信も禁止します。
※他サイトにも投稿しています。
※表紙素材はあぐりりんこ様よりお借りしております。
「Copyright(C)2022-九頭竜坂まほろん」
※小説家になろうで2022年11月19日昼日間ランキング総合7位まで上がった作品です!
文字数 11,469
最終更新日 2022.12.13
登録日 2022.12.07
ボージェ侯爵家令嬢アンヌはアシャール侯爵家令嬢オレリアが大嫌いである。ほとんど「憎んでいる」と言っていい程に。
同家格の侯爵家に、たまたま同じ年、同じ性別で産まれたアンヌとオレリア。アンヌには5歳年上の兄がいてオレリアには1つ下の弟がいる、という点は少し違うが、ともに実家を継ぐ男兄弟がいて、自らは将来他家に嫁ぐ立場である、という事は同じだ。その為、幼い頃から何かにつけて、二人の令嬢は周囲から比較をされ続けて来た。
アンヌはうんざりしていた。
アンヌは可愛らしい容姿している。だが、オレリアは幼い頃から「可愛い」では表現しきれぬ、特別な美しさに恵まれた令嬢だった。そして、成長するにつれ、ますますその美貌に磨きがかかっている。
そんな二人は今年13歳になり、ともに王立貴族学園に入学した。
文字数 30,545
最終更新日 2022.11.25
登録日 2022.11.14
メリッサ・アーヴィンは生まれも育ちも生粋の伯爵令嬢なのに家は没落、家族は解散、途方にくれて仕事を求めて冒険者ギルドに登録してしまった。
戦う事もこれと言った特技もないメリッサはとあるお屋敷の使用人として仕事を斡旋されたが、向かった屋敷は侯爵家のはずなのにそれは見事な汚屋敷だった……
宮廷筆頭魔術師と言うご主人様ジェルヴェ・ベルリオーズはこれも汚屋敷の住人に相応しいだらしない人で……
帰る場所のないメリッサはこの屋敷に住み込みお屋敷とご主人様をピカピカに磨き上げる決意に拳を突き上げた!
文字数 135,207
最終更新日 2021.02.10
登録日 2020.01.31