「ね」の検索結果
全体で26,452件見つかりました。
愛人がいるなら、さっさと言ってくれればいいのに!
妻に駆け落ちされた、傷心の辺境伯ロシェのもとへ嫁いでほしい。
シャノンが王命を受け、嫁いでから一年……とんでもない場面に立ち会ってしまう。
「サフィール……またそんなふうに僕を見つめて、かわいいね」
シャノンには冷たいの夫の、甘ったるい囁き。
扉の向こうの、不貞行為。
これまでの我慢も苦労も全て無駄になり、沸々と湧き上がる怒りを、ロシェの愛猫『アンブル』に愚痴った。
まさかそれが、こんなことになるなんて!
目が覚めると『アンブル』になっていたシャノン。
猫の姿に向けられる夫からの愛情。
夫ロシェの“本当の姿”を垣間見たシャノンは……?
* * *
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文字数 11,439
最終更新日 2026.04.21
登録日 2026.02.18
不慮の事故で亡くなった後、異世界に転生した高校生、鬼島迅。
そんな彼が生まれ落ちた家は、貴族。
しかし、その家の住人たちは国内でも随一、乱暴者というイメージが染みついている家。
世間のその様なイメージは……あながち間違ってはいない。
そんな一家でも、迅……イシュドはある意味で狂った存在。
そしてイシュドは先々代当主、イシュドにとってひい爺ちゃんにあたる人物に目を付けられ、立派な暴君戦士への道を歩み始める。
「イシュド、学園に通ってくれねぇか」
「へ?」
そんなある日、父親であるアルバから予想外の頼み事をされた。
※主人公は一先ず五十後半の話で暴れます。
文字数 1,253,315
最終更新日 2026.06.18
登録日 2024.06.29
「アナエル! 君との婚約を破棄する。もともと我々の婚約には疑問があった。王太子でありスキル『完全結界』を持つこの私が、スキルを持たない君を妻にするなどあり得ないことだ」
「では、そのスキルはお返し頂きます」
殿下の持つスキル『完全結界』は、もともとわたくしが差し上げたものです。いつも、信じてくださいませんでしたね。
(※別の場所で公開していた話を手直ししています)
文字数 3,055
最終更新日 2023.04.16
登録日 2023.04.16
私、ジェイン・アトウッドはフォーサイス公爵家で働く22歳の侍女。
22歳はこの国では行き遅れとされている。
別に結婚願望が無かったわけではなく、ジェインの生家のアトウッド伯爵領が災害で深刻な被害を受けたことによる弊害だった。
花の盛りだった時に火の車となっている伯爵家の娘を娶ろうしたのは介護要員だったり、名ばかりの妻を求める貴族ばかりだった。
私はそれでも家族のためになるならと嫁ごうとしたのだが、家族が大反対して縁談が進むことはなかった。
家族に大切に思われていることに、嬉しさは感じていた。とはいえ苦しむ家族を見ていられず、これも反対していた家族を説得して働きに出ることを決めた。
住み込みで働き始めて2年。仕事にも慣れ、充実した日々を送っていた頃、雇い主の令息、エドワード・フォーサイス様が成人した。
弱冠18歳なのに、見た目麗しいその姿からあらゆる令嬢から視線を集めているエドワード様。しかし、そんな彼には未だに婚約者はいなかった。
それは旦那様がエドワード様自身に相手を決めて欲しいと望んでいたからだ。だから皆、エドワード様が誰を選ぶのか見守っていた。
ところが今まであまり私とは関わりがなかったのに、明らかに私を目的に会うことが増えた。
エドワード様は自身の魅力に疎いのか、勘違いされても不思議ではないくらいの言動をしてくる。
いやそもそも女性側が歳上ってあまり良い顔されないし、私自身に魅力が無いことは分かりきっているから勘違いしないから良いんだけれどね!
それでも私だってドキドキするんですが!
だからあまり色気を振り撒かないでください!
小説になろうでも投稿してます。
文字数 34,116
最終更新日 2026.06.22
登録日 2026.05.31
悪役令嬢は何もしない。聴くだけ。なのに王太子は壊れ、聖女は崩れ、家族は跪く。── そして冷徹公爵だけが、彼女を「患者ではなく女として」欲する。
【詳細あらすじ】
婚約破棄を告げられた悪役令嬢リーゼロッテは、乙女ゲームの破滅ルートを笑顔で切り捨てた。
前世で臨床心理士だった知識と、微かな精神魔法で「心の闇」を読み取る彼女は、王都を離れ、雪と白薔薇の辺境公爵領で『心読みの茶会』サロンを開く。
ただ耳を傾け、静かに問い返すだけ。
それなのに——。
王太子は自ら心の空洞に飲み込まれ、偽聖女は自滅し、家族は跪く。
誰もが勝手に壊れていく。
一方、冷徹と恐れられる辺境公爵テオドールだけが、彼女の夜の震えを優しく包み込み、
「貴女を、患者ではなく女として欲している」と告げる。
「あなたはわたしを救うのではなく、わたしを欲しがっているのですね?」
心を読み、癒し、時に壊す——。
ただ聴くだけの令嬢が、運命すら変える甘く切ない心理逆転ラブファンタジー。
悪役令嬢×婚約破棄×自滅ざまぁ×溺愛×心のサロン
文字数 215,124
最終更新日 2026.06.18
登録日 2026.05.05
キャナリィ・ウィスタリア侯爵令嬢とクラレット・メイズ伯爵令嬢は困惑していた。
最近何故か良く目にする平民の生徒──エボニーがいる。
とても可愛らしい女子生徒であるが視界の隅をウロウロしていたりジッと見られたりするため嫌でも目に入る。立場的に視線を集めることも多いため、わざわざ声をかけることでも無いと放置していた。
クラレットから自分に任せて欲しいと言われたことも理由のひとつだ。
しかし一度だけ声をかけたことを皮切りに身に覚えの無い噂が学園内を駆け巡る。
次期フロスティ公爵夫人として日頃から所作にも気を付けているキャナリィはそのような噂を信じられてしまうなんてと反省するが、それはキャナリィが婚約者であるフロスティ公爵令息のジェードと仲の良いエボニーに嫉妬しての所業だと言われ──
「私がその方に嫌がらせをする理由をお聞かせいただいても?」
そう問うたキャナリィは
「それはこちらの台詞だ。どうしてエボニーを執拗に苛めるのだ」
逆にジェードに問い返されたのだった。
★このお話は「で。」シリーズの第一弾です。
第二弾「で、あなたが私に嫌がらせをする理由を伺っても?」
第三弾「で、あなたが彼に嫌がらせをする理由をお話しいただいても?」
第四弾(スピンオフ)「で、お前が彼女に嫌がらせをしている理由を聞かせてもらおうか?」
特に第二弾は沢山の方に読んでいただいて、女性向けHOTランキング一位になることが出来ました!
スピンオフは第19回恋愛小説大賞で35位でした。
良かったら覗いてみてくださいね。
(*´▽`人)アリガトウ
文字数 37,885
最終更新日 2025.02.18
登録日 2025.01.11
「この子がクラーラの婚約者になるんだよ」
お父様に連れられたお茶会で私は一つ年上のナディオ様に恋をした。
綺麗なお顔のナディオ様。優しく笑うナディオ様。
今はもう、私に微笑みかける事はありません。
貴方の笑顔は別の方のもの。
私には忌々しげな顔で、視線を向けても貰えません。
私は厭われ者の婚約者。社交界では評判ですよね。
ねぇナディオ様、恋は花と同じだと思いませんか?
―――水をやらなければ枯れてしまうのですよ。
※ゆるゆる設定です。
※名前変更しました。元「踏みにじられた恋ならば、婚約破棄はお受けいたしましょう」
※多分誰かの視点から見たらハッピーエンド
文字数 63,121
最終更新日 2021.09.14
登録日 2021.07.04
昔、昔。氷河期の頃、人々が魔法を使えた時のお話。魔法教師をしていた私はファンゼル王子と婚約していたのだけれど、妹の方が優秀だからそちらと結婚したいということ。妹もそう思っているみたいだし、もう教えなくてもいいよね?
7話完結のショートストーリー。
1日1話。1週間で完結する予定です。
文字数 5,931
最終更新日 2021.07.07
登録日 2021.07.01
気づいたら、目の間には見慣れぬ天井が……オタクだったわたしはすぐに異世界転生したと気づいた。
……で? わたしは誰? 自分や両親の名前を聞いても該当の物語が思い浮かばないんだけど、主人公たちって良く「○○の世界に転生したんだ!」ってわかるよね?
ま、主人公だろうと悪役令嬢だろうと、あるいはモブだろうと平穏無事に過ごせればいいか。
これはローズマリー・グラースという公爵令嬢に転生してしまった主人公が、クセのある人物たちに翻弄されながらも平穏無事に生きていくお話。
わかりづらいですが、
前世の自分を語るとき:わたし、転生後の自分を語るとき:私
と、1人称の表記ゆれがありますが、誤字ではありません。
5月は1~3日は7:00と17:00の2回投稿。4日以降は7:00投稿
6月以降は偶数日7:00投稿となります
文字数 88,674
最終更新日 2026.06.22
登録日 2026.05.01
「婚約破棄ですね、はいどうぞ」
婚約者から、婚約破棄を言い渡されたので、そういう対応を致しました。
もう面倒だし、食い下がる事も辞めたのですが、まぁ家族が許してくれたから全ては大団円ですね。
……え? いまさら何ですか? 殿下。
そんな虫のいいお話に、まさか私が「はい分かりました」と頷くとは思っていませんよね?
もう私の、使い潰されるだけの生活からは解放されたのです。
だって私はもう貴方の婚約者ではありませんから。
これはそうやって、自らが得た自由の為に戦う令嬢の物語。
※本作はそれぞれ違うタイプのざまぁをお届けする、『野菜の夏休みざまぁ』作品、4作の内の1作です。
他作品は検索画面で『野菜の夏休みざまぁ』と打つとヒット致します。
文字数 28,691
最終更新日 2021.10.08
登録日 2021.08.11
「指先ひとつとっても上品すぎる旦那様……だけど私は、もっとガツガツ来てほしいの!!」
由緒正しい家柄から、茶道の次期家元・高嶺雅臣(たかみね まさおみ)のもとへ嫁いだ主人公。
世間からは「若くて立派なお家元に溺愛されて幸せね」と羨まれる新婚生活。……だが、彼女には大いなる誤算がひとつだけあった。
それは、旦那様の夜の営みが「引くほどお上品すぎる」こと!
国宝の茶器のように優しく、丁寧で、超スロー。本当はもっと獣のように激しく、乱暴に愛されたいのに、私の小さな吐息ひとつで「無理をさせてしまいましたね」とセーブされてしまう始末。
生殺し状態に耐えかねた彼女は、毎朝のルーティンである「離れの茶室の掃除」の時間を使い、旦那様とのドスケベな妄想を膨らませながら、たまった欲求を一人で解消することにするのだが……。
「『お豆ダメなのぉ……♡』あたりからでしょうか」
まさかの内鍵をマスターキーで開けられ、はしたない姿と妄想の独り言を、一番見られたくない旦那様に最初から最後までバッチリ目撃されてしまった!!
終わった、離婚だ、と絶望する彼女に、無表情だった雅臣が放ったのは予想外の言葉で――?
「まさかあなたがそんなに……ドスケベだったなんて」
「あなたがドスケベであれば、私も我慢する必要はないでしょう。さあ、始めましょうか」
優しく過保護な「お上品」の仮面を脱ぎ捨てた旦那様の本気。
茶室の引き戸は閉ざされ、彼女の妄想を遥かに超える、激しく、淫らで、蕩けるような「お仕置き(ドスケベセックス)」が幕を開ける!
【お上品な若旦那×実は肉食なドスケベ若奥様】の、身も心もぐちゃぐちゃに暴かれる濃厚和風新婚ラブ!
文字数 17,403
最終更新日 2026.06.18
登録日 2026.06.18
「僕の事愛してる?」
「はい、愛しています」
「ごめん。僕は……婚約が決まりそうなんだ、何度も何度も説得しようと試みたけれど、本当にごめん」
「はい。その件はお聞きしました。どうかお幸せになってください」
「え……?」
「さようなら、どうかお元気で」
愛しているから身を引きます。
*全22話【執筆済み】です( .ˬ.)"
ホットランキング入りありがとうございます
2021/09/12
※頂いた感想欄にはネタバレが含まれていますので、ご覧の際にはお気をつけください!
2021/09/20
文字数 45,198
最終更新日 2021.09.30
登録日 2021.09.11
元公爵令嬢のコロネ・ワッサンモフは、今は市井の食堂の2階に住む平民暮らしをしている。
発端は彼女の父親が行方不明となり、叔父である父の弟が公爵邸に乗り込んで来たこと。
何故か叔父一家が公爵家の資産に手を付け散財するが、祖父に相談してもコロネに任せると言って、手を貸してくれないのだ。
そもそも父の行方不明の原因は、出奔中の母を探す為だった。その母には出奔の理由があって…………。
残された次期後継者のコロネは、借金返済の為に事業を始めるのだ。
小説家になろうさん、カクヨムさんにも載せています。
文字数 417,769
最終更新日 2026.06.23
登録日 2025.12.25
婚約破棄をされた悪役令嬢は、すべてを見捨てることにした
レンタル有り今から七年前。
婚約者である王太子の都合により、ありもしない罪を着せられ、国外追放に処された一人の令嬢がいた。偽りの悪業の経歴を押し付けられ、人里に彼女の居場所はどこにもなかった。
そして彼女は、『魔の森』と呼ばれる魔窟へと足を踏み入れる。
そして現在。
『魔の森』に住まうとある女性を訪ねてとある集団が彼女の勧誘にと向かっていた。
彼らの正体は女神からの神託を受け、結成された魔王討伐パーティー。神託により指名された最後の一人の勧誘にと足を運んでいたのだが——。
文字数 123,337
最終更新日 2020.03.24
登録日 2019.09.20
【完結済み】
妹はいつも「お姉様ばかりずるいわ!」と言って私の物を奪っていく。
誕生日プレゼントも、生誕祭のプレゼントも、お祖父様が外国に行ったときのお土産も、学園で首席合格しときに貰った万年筆も……全て妹に奪われた。
両親は妹ばかり可愛がり「お姉さんなんだから我慢しなさい!」「お前には妹への思いやりがないのか!」と言って私を叱る。
「もうすぐお姉様の十六歳の誕生日ね。成人のお祝いだから、みんな今までよりも高価な物をプレゼントして下さるはずよね? 私、新しい髪飾りとブローチとイヤリングとネックレスが欲しかったの!」
誕生日の一カ月前からこれでは、当日が思いやられます。
「ビアンカはお姉さんなんだから当然妹ののミアにプレゼントを譲るよな?」
「お姉さんなんだから、可愛い妹のミアのお願いを聞いてあげるわよね?」
両親は妹が私の物を奪っていくことを黙認している、いえ黙認どころか肯定していました。
私は妹に絶対に奪われないプレゼントを思いついた、贈った人も贈られた人も幸せになれる物。その上、妹と両親に一泡吹かせられる物、こんな素敵な贈り物他にはないわ!
そうして迎えた誕生日当日、妹は私が頂いたプレゼントを見て地団駄を踏んで悔しがるのでした。
全8話、約14500文字、完結済み。
※妹と両親はヒロインの敵です、祖父と幼馴染はヒロインの味方です。
※妹ざまぁ・両親ざまぁ要素有り、ハッピーエンド。
「Copyright(C)2021-九十九沢まほろ」
他サイトにも投稿してます。
表紙素材はあぐりりんこ様よりお借りしております。
2021/07/17、18時、HOTランキング1位、総合ランキング1位、恋愛ランキング1位に入りました。応援して下さった皆様ありがとうございます!
文字数 15,683
最終更新日 2021.07.18
登録日 2021.07.16
大手医療メーカーの開発室で、若手エースの塩谷瞬(26)は今日も白いTシャツ一枚、下半身丸出しでカメラの前に座っていた。
レスリング全国大会出場歴を持つ180cmの逞しい肉体、厚い胸板と鋼のような腹筋、18cmを超える極太の男根。それらがすべて、採精カップの性能検証という名目で、3台の固定カメラと手持ちカメラに容赦なく記録される。毎日のように先輩の射精を間近で見せつけられ、自分もまた大量の白濁をカップにぶちまける——そんな倒錯した日常に、塩谷は気づけば羞恥の奥底から熱い昂ぶりを抑えきれなくなっていた。
そして運命の外部モニター試験当日。集められたのは現役器械体操部員を含む30人の精悍な若者たち。彼らもまた前室で全裸にされ、白Tシャツ一枚という屈辱の格好で臨床試験室へ。いきり立った男根、重く垂れさがる陰嚢を晒しながら、次々とカメラの前に座らされる。
「イきます……出ます……!」
申告の声が響き、若々しい肉棒がビクビクと痙攣しながら濃厚な精液を噴射する。最後の一滴まで根元から絞り出す工程まで、至近距離で克明に撮影。だがその中でも特に異彩を放ったのは、童顔のドS大学生・高瀬恒征。20cmを超える規格外の巨根を誇る彼は、この普通のオナニーではイケないと「オカズ」を要求する……
ノンケのプライドを粉々にされながらも、肉体が正直に反応してしまう塩谷。カメラのレンズ越しに交錯する視線、飛び散る汗と精液、獣のような喘ぎ声。器械体操部員たちの底なしの性欲が、臨床試験室という密室で爆発的に連鎖していく。
白濁まみれの極限羞恥と、体育会系男子たちの溢れんばかりの欲望が織りなす、シリーズ史上最も濃厚で倒錯した一作。読む者の理性をも白く染め上げる、熱くねっとりとした快楽の商品開発テストが今、始まる。
(過激な描写を含むため、18歳以上の読者に限定)
【「男子体操部シリーズ」の第15作です。これまでの作品を先に読んでいただけると、なお一層お楽しみいただけます!】
文字数 43,817
最終更新日 2026.06.23
登録日 2026.05.25
春の風が病院の中庭を通り抜けるころ、看護専門学校三年の早川 悠真は、実習先の総合病院の控室で呆然としていた。
「えっと……これが、僕の?」
手元に渡された実習用の制服は、どう見ても女性用。しかも今どきのパンツスタイルではなく淡いピンクの短めのチュニックと、白いスカート。そして、一緒に配られたのはレースの入ったキャミソールと、白いストッキング、ぺたんこのナースシューズ…。
「申し訳ないんだけど、男子用は発注してないのよ。前にも男の子いたけど、みんなこれで乗り切ってもらったの」
担当教員の言葉に、悠真は言葉を失った。
(冗談だろ……?)
しかし、実習は翌日から始まる。病院内での服装規定は厳しく、下着も透け防止の白、指定品以外は不可。選択肢はなかった。
そして、実習初日。鏡の前に立った悠真は、自分が別人のように見えた。スカートの裾がふくらはぎにふわりと触れ、ストッキング越しの脚が妙に意識される。
(これで病棟に行くのか……)
しかし、患者たちは驚く様子もなく「ナースさん」と彼に微笑む。最初こそぎこちなかった歩き方も、数日もすれば自然と腰を落とし、膝をそろえて立つようになった。
「早川さん、最近所作が綺麗になったね」
指導ナースのその言葉に、悠真の胸の奥がかすかに波打つ。
(僕は、なんで……少し、嬉しいんだろう)
——女性用のナース服に包まれた一カ月の実習は、ただの訓練ではなく、彼の中に眠る何かを目覚めさせていく時間になっていく。
文字数 41,794
最終更新日 2025.05.10
登録日 2025.05.10