恋愛 冒険小説一覧
この国には3人の女神と女神に選ばれし聖女がいた。
幼いころに月の女神ディアーナから、聖女として選ばれたアリーチェはもう10年も勤めあげている。
聖女ではあるものの「女神を見たことがある」以外何も聖女らしい力もないし、もう10年だし、
そろそろ後継者だって見つかってもいいころよね?
だって、いい加減早く引退して幼馴染の騎士ジュストと結婚したい!
いつまでたっても見つからない後継者に業を煮やしたアリーチェは、大聖堂で待つんじゃなくて自分で探しに行く事を思いつく。
聖女セレスの予言を利用して!
果たしてアリーチェは、無事に後継者を見つけて聖女を引退することができるのか⁉
このお話はアリーチェが、聖女候補を探すついでにちょっとしたトラブルに巻き込まれるお話です。
五万字程度でさくっと読めます。
ゆるふわファンタジー
一部残酷な描写があります。無理かもと思われたらそっと閉じていただけると幸いです。また、偏った思考のキャラクターがいますが作者の思想や思考が反映されているわけではありません。
文字数 61,829
最終更新日 2024.05.17
登録日 2024.05.06
主人公ネルは、とある妖しい男に揺り起こされ、見知らぬ不思議な世界で目覚めた。見慣れぬ恰好、場所、何が何だか全く分からない彼女は、ひどく動揺した上、その見知らぬ男に連れ去られてしまう。彼女の仲間らしき人物たちや、勇者と呼ばれていた人間が、恐怖と困惑に苛まれる彼女を必死に追うも、ものの見事に誘拐されてしまう。 気絶した彼女が次に目を覚ました時、おとぎ話に出てくるような、古めかしい地下牢に囚われている事実を知ったネルは、見たことも聞いたこともない怪物を目の当たりにし、恐怖に打ち震える。一方、ネルを攫った男アッシュは、ある目的のために、彼女を強奪してきたのだが、彼は魔物に怯え泣き、取り乱す彼女を見たとたん、どうやら偽者を攫ってきたのではないかという不安に駆られる。したがって心配になった彼は、従者に真偽を確かめる方法を尋ねる。すると召使のゴブリンは、ネルの仲間たちに対する苛立ちと、憎しみを露わにしつつも、『聖女の加護』という、本当の聖女だけが持つ、ある特別能力にまつわる噂を教える。よって目的のため、本当の聖女が必要だったアッシュは、偽者らしいネルと一夜を共にするのだった・・・。
文字数 247,525
最終更新日 2024.05.12
登録日 2023.01.15
その日皇女は断罪された。
聖女に毒を盛り殺害しようとした罪で皇女たる身分を剥奪され、国外追放の処罰となった。
けれど皇女は何の反論もすることなく、それを受け入れた。
まるで最初からそうなることが分かっていたように。
「自由に旅をして、幸せを見つけたい」
断罪された皇女は神官として旅に出た。
自分の身を預かってくれた教会のため、そして幸せを願う人々のために巡礼を行いながら自分の幸せを見つけるための旅。
そこで出会ったのは変な男キリアン。
善きことをするのだと言い、助けてやったら妙に懐かれてお礼をするのだとついてきた。
元皇女テシアは巡礼旅の末に幸せを掴み取れるのか。
いや、絶対にハッピーエンドにしてみせるのだ。
「私は絶対に幸せになります」
後に聖女テシアの世直し旅と呼ばれることになる、世直しのつもりもないトラブル旅の物語が始まる。
文字数 102,697
最終更新日 2024.05.06
登録日 2024.04.21
明乃泪(めいの るい)は親友の聖清美(ひじり きよみ)と共に別世界スルトバイスに召喚される。
召喚したのはこの世界のチクトス国の神官カイルディ・リゲルだ。
カイルディは聖女だけを召喚するはずだった。しかし召喚されたのは二人だったため、どっちが聖女なのかと困惑する。
だが、聖女の証となる紋章が清美の右側の首にあった。そのため聖女がどっちか判明する。その後、聖女ではない泪は城を追い出された。
泪は城を追い出される前に帰る方法を聞くが誰一人として知らなかったため自力で探すことにする。
そんな中、働く所をみつけるべく冒険者ギルドへ行く。するとギルドの掲示板に【ギルドの受付をしてくれる者を募集。但し、冒険者も兼ねてもらうため体力に自信がある者のみ。】と書かれた貼り紙があった。
それをみた泪は受付の仕事をしたいと伝える。その後、ギルドで冒険者登録をしたあと受付の見習いになった。
受付の見習い兼、冒険者となった泪は徐々に自分が持っている特殊能力【見極め】の真の使い方について気づいていく。そして自分がこれからやるべきことも……。
★★★★★★
《ノベルアッププラス・小説家になろう・カクヨム・アルファポリス・ノベマ・エブリスタ・B_NOVELに掲載》
表紙、田舎猫たま様の作品につき不正使用、無断転載、無断転売、自作発言を禁止します。
挿絵イラスト:もけもけこけこ様の作品に付き不正使用、無断転載、無断転売、自作発言を禁止します!
不定期ですが時間は20時40分に更新します。
【第一部・完結】
【幕間・番外編】
【第二部・連載】
文字数 300,303
最終更新日 2024.04.29
登録日 2023.08.16
とあるVRMMO内で、主人公、森下勇二のアバター、グエンは斧型パワーファイター。その防御を顧みない戦闘スタイルから、友人のプリーストに見放されて、彼はソロで狩りをしていた。森の中、ウォーベアに囲まれて、窮地に陥ったグエンを救ったのは銀髪の知的な美女のアバターで…。
文字数 4,237
最終更新日 2024.03.31
登録日 2024.03.31
「極貧上等! 明日のわたしがなんとかする!」
魔法薬で治療をする薬術師として異世界転生したリオ。取引先へ向かう途中、いろんなハプニングに巻き込まれた末に、落ちていた美少年をノリでひろった。しょうがない、寝不足だったんだもの。
翌朝、取引をすっぽかしたせいで家に取り立てが。あわてて美少年──ノアもつれて街を飛び出すリオだけど、ノアは人間不信。これは困ったと思っていたのに、なんだかノアに、めちゃくちゃなつかれてしまった!
でもノアには秘密があって……えっ、インキュバス!? 魔力量が少なすぎて、魔法薬を作ると毎回ヘトヘトなリオは、夜な夜なノアと『魔力供給』することに……!
「リオのいじわる……ちゃんとさわって?」
オトナなアレソレを知らない『落ちこぼれ』インキュバスのノアが無自覚に誘惑してくるから、たまったもんじゃない!
転生社畜女子と純情インキュバスによる、笑いあり、涙あり、冒険ありの、イチャイチャラブコメ異世界ファンタジー!
作:はーこ
表紙イラスト:はな様
**********
◆ムーンライトノベルズにて掲載中の作品を、一部改稿のうえ投稿しています。そのため、内容が異なる場合があります。
◆『第16回恋愛小説大賞』にエントリー中です。投票・エールお願いします!
文字数 185,383
最終更新日 2024.03.31
登録日 2023.01.28
近未来。世界は温暖化で砂漠化が進む中、メリムダ国とサンドリア国はよく雨が降り、緑豊かで作物も豊かであった。両国に雨が降るのは、ドラゴンに守られているためであると、言い伝えられている。
サンドリア国は銀のドラゴンに、メリムダ国には金のドラゴンに守られており、銀のドラゴンが嵐を呼び、金のドラゴンが雨を降らしている。しかし、王家の血が流れる者が、他方の城に入ったとき、白のドラゴンの怒りが蘇り、恐ろしい災いが起こり、雨は降らなくなってしまうという。
メリムダ国の第一姫のカトレアは、おてんばで好奇心旺盛。お忍びで城を抜け出し、サンドリア城に入り込んでしまう。そこで助けられたアルク王子と一目で恋に落ちる。
恋に落ちたアルクとカトレアに、ドラゴンの伝説は再び蘇る。災いが次々と起こっていくが、カトレアは勇敢に、運命に立ち向かっていく。
文字数 14,087
最終更新日 2024.03.26
登録日 2024.03.24
3度のご飯より乙女ゲーム好きな私は、夢にまで見るようになっていた。
今回、夢が乙女ゲームの内容と違っていた。
その夢から覚めると、いま夢に見ていた悪役令嬢マリーナの子供の頃に"転生している"なんて⁉︎
婚約者になるはずの推しにも嫌われている?
それならそれでいい、マリーナの魔法とモフモフに囲まれた日常がはじまる。
第一章 完結。
第二章 連載中。
児童書・童話タグから
恋愛タグへ変更いたしました。
文字数 128,653
最終更新日 2024.03.21
登録日 2023.07.01
すっかり寂れまくった田舎町のダンジョンの七階層。
二人のダンジョンハンターたちが今、巨体のオーグと戦闘を繰り広げていた。
踏破しつくされたこのダンジョンに、宝箱はもはや出現しない。
魔物も中級どまり、資源は少なく、鉱物も限られている。
昔は大勢の冒険者やハンターたちが訪れて、日々探索を繰り返していたこともあった。
だが、今やこんな奥深くまで潜るダンジョン・ハンターなど、この二人くらいのものだ。
片や使い古された革鎧の小柄な戦士、リアス。
背丈は低いがガタイはいい。俊敏で筋肉質な肉体を武器に、身の丈ほどもある大剣を振るう。
片や黒縁眼鏡の便利屋、エゾン。
足元まであるマントに身を包み、腰にいくつもの小袋やら器具やらを常にぶら下げている。戦闘はからきし、冷徹な守銭奴だがリアスには欠かせない相棒だ。
どちらもそれなりの理由で冒険者ギルドではあまり人気がない。
というよりはいっそ嫌われている。
のけ者同士、なんとなくペアでダンジョンに潜るようになって早1年。
そんな二人がある日ダンジョンの奥で見つけたのは、宝箱に眠るカワイイ赤ちゃん!?
脳筋ガサツ戦士と、メガネ守銭奴。
二人の悪戦苦闘の子連れダンジョン攻略記。。。なのか?
注意:BLではありません。
なんとか完結しました!
多分、あとでおまけは出ますw
文字数 63,396
最終更新日 2024.02.29
登録日 2024.01.31
異世界転移してしまった鉄黒の髪を持つビビリな主人公サラン・ディスティーノに待っているのは、チートスキルやハーレムではなく、盗賊のみに適用される魅了の魔法だけを与えられた。
回復魔法、攻撃魔法、防御魔法を使えないサランに待ち受けているものはー。
この小説はなろう、カクヨム、エブリスタ、魔法のアイランド、ベリーズカフェ、野いちご、ライブドアブログ、はてなブログでも投稿しています。
文字数 15,994
最終更新日 2024.01.24
登録日 2024.01.03
『次にくるライトノベル大賞2023』ノミネート記念。
『悪役令嬢に転生したけど、婚約破棄には興味ありません! ~学園生活を満喫するのに忙しいです~』がつぎラノにノミネートされたのでそのヒロイン、フランの子供時代の外伝作りました。
フランは公爵家の令嬢だが、家は武のルブラン家で、父は剣聖と並び立つ剣豪テオドール、母は破壊の魔女、領地の館は危険な『魔の森』に隣接しており、遊び場はその『魔の森』となれば、礼儀作法よりは剣や魔術の方が得意なのは仕方がない。
そんなフランがお菓子を好きに食べられるとの話に釣られて第一王子の婚約者候補のお茶会に参加します。自分に全く興味を示さずにお菓子を嬉しそうに食べるフランに興味を示すアド。でも、姿絵を全て暗記しているアドには少女が誰かは判りません。実は嫁に出したくない父の公爵によってフランの姿絵は似ても似つかぬ姿絵になっていて……
フランに恋してしまったアドがフランを婚約者にしようとするも、当のフランは花より団子。他の公爵家の令嬢たちも邪魔をしてきて果たしてアドとフランは婚約者に成れるのか?
お菓子を食べる時もマナーの練習をさせられて嫌になルフラン。王子様を巡って今日も女の争いが始まりますが、そんなことよりもお菓子を食べたいフラン。フランに固執する王子。そんなフランがいろんなことに巻き込まれて、いや自ら強引に割って入って起こすドタバタコメディになるはずです。
一話目は以前閑話で更新している分です。一話目は以前閑話で更新している分です。
小説家になろう、カクヨムにも掲載としています。
文字数 86,811
最終更新日 2023.12.02
登録日 2023.11.16
ファティーム・ヴァンドールはある時、自身が乙女ゲームの悪役令嬢であることに気づく。 物語の舞台である学園にすでに入学していた彼女であったが、最悪な結末から逃れるために学園を退学し、田舎でスローライフを始める。
しかしそんな彼女の元へゲームではファティームの宿敵であったはずの商家の息子アルトが押しかけてきて、突然「好きだった」と想いを告げスローライフに加わるのだった。 そしてファティームは共に時間を過ごすうちにアルトにだんだんと心を開いていく。
そんな時、原作ゲーム主人公の幼馴染みで魔法使いであるエリーザがやってきて「学園で事件が起きている。 そしてあなたが疑われている」と話し、解決のため三人は秘密の祭壇へと向かうのであった。
*イラストはaiによって生成されています。
文字数 5,424
最終更新日 2023.09.29
登録日 2023.09.29
俺の家族は全員、鬼人族。豪腕と頑丈さを武器に高位ランカー。その中で俺だけ人族。軟弱だから危険はしない。親父達と違って俺は街で大人しく何でも直すが売りの修理屋をしてる。これが性に合ってるって思ってたんだけど、好きでやってた弓の腕前を見込まれて家族と同じ冒険者になれって。こんな俺でも親父達の後ろを守れると思ったから目指す気になったんだ。でも回りがおかしい。まず姉がおかしい。ブラコンをこじらせて過保護が悪化した。親父を巻き込んで俺を自分のだと言い張るし。それと嫌ってるくせに俺の指導者をやりたがるドラゴニュートに度の外れたお人好しエルフ、すぐに押し倒そうとするギルドの受付嬢。ちょっと待てと言いたくなることばっかり起こる。
※シスコンとブラコンがイチャイチャします。
※お気に入り、栞ありがとうございます(*´∀`*)
※完結です。
※後半はそれなりにエロです。
文字数 224,508
最終更新日 2023.08.09
登録日 2022.10.27
ローゼは親に道具のように扱われる日々を捨てた。
貴族籍を捨て、これからどうしようと身を潜めながら考えていると…。
文字数 4,406
最終更新日 2023.07.30
登録日 2023.06.20
1995年に起きたタイムクラッシュにより、世界は形を変えた。
存在しなかったはずの人が存在し、存在するべきだった人が、存在しなくなった。
「彼女」は、そのどちらにも属さない人間だった。
今日という日は、みんな誰もが知っている1日だと思う。
朝起きて会社に出かける人も、宿題に追われている夏休みの子供も、駅のホームに立つ街中の人や、部活帰りの女子高生も。
私もつい先日まではそう思ってた。
例えば今日が西暦の何年でも、夏でも冬でも、いつもと変わらない日常なんだってこと。
だってそうでしょ?
部屋の時計を見れば、顔色ひとつ変えずにアラームの音が鳴る。
カーテンの向こうに広がる街の景色も、雲ひとつない晴れやかな空の青さも、いくつも見てきた当たり前を連れて、今日という日がやって来る。
それが普通なんだって思ってた。
「今日という日」が来ることが。
いつもと変わらない景色を見ることが…。
タイムクラッシュの爆心地、1995年の神戸市の街で、世界の運命は揺らぎ始めた。
それまでにあった世界は失われ、起こるべきはずだった1つの「未来」は、永久にその行方をくらました。
全ては、1つの「過去」を変えたことが原因だった。
1995年1月17日、午前6時。
あの日、あの時刻から、世界のカタチは失われたんだ。
文字数 4,209
最終更新日 2023.07.01
登録日 2023.02.26
ブルック王国女王エリザベスより『次期国王選びを手伝って欲しい』と言われたアシュリーは、侍女兼女王の話し相手として城入りすることとなる。
女王が若年性認知症を患っていることを知るのは、アシュリーの他に五人の王子たちのみ。
女王の病と思惑、王子たちの想い、国の危機……
エリザベスとアシュリーが誘拐されたことから、事態は大きく動き出す。
そしてそんな中、アシュリーは一人の王子に恋心を抱いていくのだった……
※わかりやすいように、5人の王子の名前はあいうえお順にしています^ ^
※5/22タイトル変更しました!→2024.3またまた変更しました……
※毎日投稿&完結目指します!
※毎朝6時投稿予定
※7/1完結しました。
文字数 112,482
最終更新日 2023.07.01
登録日 2023.05.13
―― 生き地獄というのは
もしかするとこういうことを言うのかもしれない――
いつの時代も、その多くはきっと
口いっぱいに飯をかきこめることに幸せを感じ、
友人と他愛もない会話を楽しむことに
些細な喜びを感じているのだろうと思う。
けれど私はというと
普通の人が “ふつう” としている何気ない日常を味わったことがない。
私の生きる道は、その基準を圧倒的に下回っている。
陽に透けるような白い髪と白い肌をもち、
奥深い黄金の瞳もった少女――未生。
彼女の見目は言うまでもなく
その様相が神や、仏、妖などに例えられるほど
不思議な引力を伴う神々しさを纏っていた。
しかし不運にも、
彼女を拾った人間の気質があまりにも悪く、
狡猾で、己の利益にばかり目を向けるような人だったので
彼女の神々しさは一瞬で幕を閉じることとなる。
――彼女は死なない。
いや、死ねない――と言った方が正しいか。
”何をされても壊れない頑丈な身体” はときに
人の好奇心を異常なまでに煽る。
それどころか、
死にたいと強く願う未生の命をことごとく生かし続け、
それとは逆に、
天はいつ死んでもおかしくない状況下に彼女を置く――。
~・~ ◇◇◇ ~・~
繰り返される絶望を味わうのにも飽きてきて、
自分の運命に失望していた矢先、
曇り空にふいの晴れ間が広がった。
未生の耳に届いたのは、先駆けて轟く雷鳴の響き。
激しい稲光とともに未生の頭上に落ちてきた雷は
――不思議なことに彼女を全身水浸しにして――
視線の先に背の高井人影を連れてきた。
「落ちどころが悪い」
と言って天上に悪態を吐き、
黒曜石のような漆黒の髪を乱暴に掻き上げる人物。
彼は呆然としている未生の傍にしゃがみこむと
「お前、呪われているな?」
と囁いて、赤く腫れあがった未生の頰に優しく手を添えた。
「俺ならその “呪われた身体” を手放す方法を見つけてやれる」
そう不敵に笑んだ男は、
未生の首筋から顎へと手を滑らせた。
彼女は美しい面をした男――猩々に目を据える。
そのとき自分の中で
何かが大きく動いたのを感じた――。
続きは本編にてお楽しみください♡
文字数 29,182
最終更新日 2023.06.14
登録日 2023.02.16
夏のおとずれ告げる王城主催の舞踏会。
この舞踏会に、婚約者のエスコートなく来ていた、公爵令嬢カサンドラ・マドレーヌ(18)は酔って庭園にでてきた。
酔いを冷ましながらバラ園の中を歩き、大昔国を護った、大聖女マリアンヌの銅像が立つ噴水の側で。
自分の婚約者の皇太子アサルトと、妹シャリィの逢瀬を見て、カサンドラはシャックを受ける。
それと同時にカサンドラの周りの景色が変わり、自分の悲惨な未来の姿を垣間見る。
私、一度死んで……時が舞い戻った?
カサンドラ、皇太子と婚約の破棄します。
嫉妬で、妹もいじめません。
なにより、死にたくないので逃げまぁ〜す。
エブリスタ様で『完結』しました話に
変えさせていただきました。
文字数 104,271
最終更新日 2023.04.23
登録日 2022.06.25
かつて魔法省の上級騎士だった母親、アテーネ
を、暗黒卿デスモント卿に奪われた、アンティネット。
母方の叔父夫婦に引き取られたものの、使用人以下の扱いをされていた。
そんなアンティネットに寄り添ってくれた、男爵令息のグレッグに、淡い恋心を抱く。しかし、公爵家の養子としてグレッグと引き離されてしまう。
それでも、アンティネットはグレッグに再会し、恋を実らせるために、王の都を目指して頑張っていた。
そんな時、亡くなった母の同僚だった魔法省の上級役人、スハルト伯爵がやってきて……。それに王太子から婚約破棄されたフローレイン公爵令嬢が絡んできて……。
アンティネットとフローレインの、それぞれの物語が始まる。
文字数 53,978
最終更新日 2023.02.22
登録日 2023.01.24
「隕石衝突の日(ジャイアント・インパクト)」
そう呼ばれた日から、世界は雲に覆われた。
明日は来る
誰もが、そう思っていた。
ごくありふれた日常の真後ろで、穏やかな陽に照らされた世界の輪郭を見るように。
風は時の流れに身を任せていた。
時は風の音の中に流れていた。
空は青く、どこまでも広かった。
それはまるで、雨の降る予感さえ、消し去るようで
世界が滅ぶのは、運命だった。
それは、偶然の産物に等しいものだったが、逃れられない「時間」でもあった。
未来。
——数えきれないほどの膨大な「明日」が、世界にはあった。
けれども、その「時間」は来なかった。
秒速12kmという隕石の落下が、成層圏を越え、地上へと降ってきた。
明日へと流れる「空」を、越えて。
あの日から、決して止むことがない雨が降った。
隕石衝突で大気中に巻き上げられた塵や煤が、巨大な雲になったからだ。
その雲は空を覆い、世界を暗闇に包んだ。
明けることのない夜を、もたらしたのだ。
もう、空を飛ぶ鳥はいない。
翼を広げられる場所はない。
「未来」は、手の届かないところまで消え去った。
ずっと遠く、光さえも追いつけない、距離の果てに。
…けれども「今日」は、まだ残されていた。
それは「明日」に届き得るものではなかったが、“そうなれるかもしれない可能性“を秘めていた。
1995年、——1月。
世界の運命が揺らいだ、あの場所で。
文字数 704,974
最終更新日 2023.02.11
登録日 2022.04.03
目の前に現れたのは黒髪黒目…の少年
彼を見た瞬間私は一部思い出した。
彼が誰か…自分が誰か…を
その後高熱に魘され全てを思い出した。
この世界は【愛の花束 逆ハーレム乙女】の乙女RPG世界。
私は悪役令嬢役のマリアン・カーリヒルトになっていた。
ゲームでは王子の婚約者で我が儘傲慢令嬢でヒロインを虐め暗殺未遂までする。
その為良くば国外追放、悪ければ一族処刑のどちらか……
いやいや、王子の婚約者は御免です!
ヒロインをいじめる?私には出来ません!
隠しキャラである『リオン・マギア・グリアモール』が大好き!一推しなので他の攻略キャラとかに関わりたく有りません!
え?【愛の花束 逆ハーレム乙女】では実は三部まで出てる。
★第一部は 学園編(逆ハーレム有り)
ヒロインが攻略対象者五人と学園で恋愛し、悪役令嬢を断罪する
(※悪役令嬢国外追放、又は、一族処刑のどちらか)
★第2部は 獣族国編(逆ハーレム有り)
ヒロインとある攻略対象者の一人と冒険者になり獣族国で問題を解決していき獣族攻略対象者四人と恋愛する。
(※第一部で断罪した悪役令嬢が国外追放されている設定なのでヒロインに復讐するため亡き者にしようと企て逆に悪役令嬢が返り討ちに合い死亡する)
★第3部は 魔国と聖地
魔族のみが住んでいる国で攻略対象者の魔王と聖地の守護者と恋愛していき世界を守って幸せに暮らしていく…完
(※第二部で死亡した悪役令嬢は悪魔に魂を売りアンデットになりヒロインに復讐しに行く、あえなく返り討ちに合い魂ごと消滅させられる)
ちょ!どのみち何処の作品で殺さるじゃん!
転生したんだから幸せにいきたい!
悪役令嬢に生まれ変わった(前世からキスも未経験の処女だ)けど一推しキャラ『リオン・マギア・グリアモール』と恋愛して幸せにいきたい!
頑張って悪役令嬢から逃れて見せる!
何だかんだと頑張るが…
実はヒロインまで転生者ででしかも逆ハー狙い!!?
関わりたくないのに攻略対象者とヒロインに関わっていき、あげく断罪までされてしまう!
これからどうなっていくの!?
※悪役令嬢になってから前世と性格変わったのは仕方がない…
恋愛方面は免疫ないのでオドオド…仕方ないのです
よろしくお願いします。
文字数 323,055
最終更新日 2023.02.05
登録日 2018.10.07
文字数 64,739
最終更新日 2023.02.02
登録日 2023.01.04
「どうしても恋愛しないと処刑されるなら、私椅子と付き合うから!」
44街は恋愛至上主義者や恋愛総合化学会等の団体が幅を利かせていた。 しかし突然の『恋愛強制条令』により、相手を求めてクラスター発生! 散々突き放しておいて、渦中に入れなんてそんなのってないよ! 戸惑う彼女の家に椅子さんが現れる。人間は好きになれなかったけど椅子さんは魅力的! 椅子との写真を撮り新しく提出が義務付けられた恋人届を出しに向かうものの、対物性愛は受け取り拒否だという。恋愛のすばらしさを唄う街で、物や、人外は当然の差別を受けていた。 家の近くに降ってきたヘリのパイロット、アサヒに同情され、名前だけでも自分を描かないかと提案されるがやはり椅子に抱いた思いを曲げたくない。喋るようになった椅子さん、そしてアサヒ、恋人制度に反対する活動家の娘と知り合い、学会の『本当は自由ではない恋愛制度』への疑問と向き合う。 反発によって起きる事件や口封じのための誘拐事件の悲しみを乗り越えようとみんなで頑張るうちに、主人公の椅子との関係も、街中に認められていく。
(普段ノベプラに置いて居ますがアルファポリス用にも置いてみました)
https://novelup.plus/story/109149886
文字数 434,031
最終更新日 2022.10.11
登録日 2022.10.11
妹の悪役令嬢のとばっちりを受けた姉のご令嬢は生き延びるために森でサバイバル生活を送る。
失って初めて気づく家族への愛をかみしめながら。
※同タイトルで連載している長編の元となった短編です。人物や展開は異なりますが若干のネタバレを含みます。
文字数 10,235
最終更新日 2022.10.09
登録日 2022.10.09
母国のローアレス聖教国から追放されるリリアナ。
唯一の友達であるプルプルスライムと一緒に国を出て、軽い気持ちで冒険者になったり、良心から大国を救ったり、人をたらしこんだり。
最終的には大国の王子ともイイ感じに――――?
彼女の最強聖魔法と癒し担当のスライムのおかげで、いろんな意味で幸せになっちゃいます!
文字数 33,528
最終更新日 2022.08.27
登録日 2022.08.25
祖父の命により、陰陽師、安倍晴明に弟子入りすることとなった、千代。
人並み外れた力を持つ彼は、いつも哀しい微笑をたたえていた。
文字数 45,400
最終更新日 2022.08.06
登録日 2022.08.06
人生大一番の告白が失敗に終わった夏。
藤崎亜美は、飛行機事故に巻き込まれる。
17歳という若さで亡くなった亜実は、死後、迷える魂となった。
死後の世界、——つまり天国に行くためには、人生でやり残したことを、成し遂げなければならない。
三途の川を渡る手前で、“死神”にそう言われた。
「天国に行くには、死へのパスポートが必要だ」
と。
生と死の境界にある、並行世界(パラレルワールド)。
そこで、彼女はミッションをコンプリートしなければならない。
好きになったあの人を振り向かせる。
幼馴染であり、日本を代表する100m走の選手、進藤颯太。
彼を、——彼に追いつけるスピードを、追って。
文字数 2,247
最終更新日 2022.07.08
登録日 2022.07.01
冒険者のケンカップル未満が、一緒にドラゴン倒したり、襲撃者撃退したりするお話。
脳筋女子×魔術男子のカップルです。
全13話。
✳︎婚約破棄劇自体は出てきません。
✳︎設定含めて色々ゆるゆるの極み。
✳︎ざまぁは特にありません。
✳︎他サイトでも掲載予定。
文字数 18,923
最終更新日 2022.06.24
登録日 2022.06.23
“私”が瞼を開いた其処は見慣れたいつもの四畳半一間のアパートではなく、見知らぬ渓谷の山頂だった──。
『?……、──』
…“ここは何処よ?”と言ったつもりだった、実際には“きゅる?きゅぅぅ~…”とひどく情けない…、ともすれば小動物の子供のような高い声だったのだから。
<──おお、どうした…?我が愛しき仔よ…>
威厳溢れる低音ボイス、良く通る声は…どうやら自身の“親”らしい。
“何処よ?ここは…貴方は何か知っているの?”
きゅる?きゅぅぅ~~…きゅうきゅうっ。
私はやはり情けない…何処か小動物の子供のような頼りない声で問うたのだろう、直ぐに返事は返ってきた。
<…──ふむ。……そなたは…ああ、そうか。別の人生があったのだろう?我が愛しき仔よ>
“!!”
きゅっ!?
…相変わらずの鳴き声しか私の口からは出て来なかったが、意志疎通出来るようで…私は“親”に甘えることにした。
<…ふふ、退屈な我が竜生に一時の安らぎを得た気分だ。良いだろう、我が仔──主にこの世界のこと、魔法のこと、力のこと…その全てを授けてやろう。…強く強く成れ>
“!?…ありがとう、お父さん…”
!?きゅっ…きゅぅぅっ、きゅっ、きゅきゅっ…!
耳に聞こえてくる自身の情けない小動物のような鳴き声に心を折られそうになりながらも親──“彼”との会話を続けた。
文字数 4,596
最終更新日 2022.06.17
登録日 2022.06.17
K県立飛翔高等学校に、築八十年は経つ木造校舎があった。
その旧校舎に肝試しに行った生徒が行方不明となった失踪事件が起きてしまった。
それから、一年後、その謎を解こうと旧校舎に入る四人の生徒の中に鳴瀬彩音がいた。
彩音は、不思議な体験をすることになる。
文字数 20,744
最終更新日 2022.05.20
登録日 2022.01.17
『貪欲で強欲な聖女』。
何気なくステータス画面を開けたら、職業欄にそう記されていた。
確かに転移の狭間で神様にあった時、あれもこれもと色々出来るように注文をつけた。
神様は三つと言っていたが、文法や言い回しを工夫して三つでおおよそ望む全ての能力を貰ってきた。
でもしょうがないではないか。
これから、命、尊厳、その他諸々の危険のある世界に転移させらせると聞いては、やれるだけの事はやりきりたい。
神様も同情してくれたのだろう。なんだかんだぶつくさ文句を言っていたが、いまのところ能力に不足はなかった。
おかげでなんとか危ないところから逃げだしてくる事が出来た。
食糧もかっぱらってきた。
お金も集めた。
後は人目につかないように王都から逃げ出すだけ。
文字数 1,172
最終更新日 2022.02.24
登録日 2022.01.31
「世界を救ってほしい!でも女ってバレないで!!」
え?どういうこと!?オカマな女神からの無茶ぶりに応え、男の子のフリをして―――異世界転移をしたミコト。頼れる愉快な仲間たちと共に世界を救う7つの至宝探しの旅へ…ってなんかお仲間の獣人騎士様がどんどん過保護になっていくのですが!?
“運命の番い”を求めてるんでしょ?ひと目見たらすぐにわかるんでしょ?じゃあ番いじゃない私に構わないで!そんなに優しくしないでください!!
全力で逃げようとする聖女vs本能に従い追いかける騎士の攻防!運命のいたずらに負けることなく世界を救えるのか…!?
運命の番いを探し求めてる獣人騎士様を好きになっちゃった女の子と、番いじゃない&恋愛対象でもないはずの少年に手を出したくて仕方がない!!獣人騎士の、理性と本能の間で揺れ動くハイテンションラブコメディ!!
7/24より、第4章 海の都編 開始です!
他サイト様でも連載しています。
文字数 366,166
最終更新日 2022.02.10
登録日 2020.07.05
ボクは君を守る剣になる!私と猫耳王子の恋愛冒険譚。――最終章
ここはいったいどこ……?
突然、私、莉沙《リサ》は眩しい光に包まれ、気がつけば聖女召喚の魔法陣の上に落っこちていた。けれど、私は聖女じゃないらしい。私の前にもう呼び出された人がいるんだって。じゃあ、なんで私は喚ばれたの? 魔力はあるから魔女になれ?
元の世界に帰りたいと思っている時に、猫耳王子が私の前に現れた。えっと、私からいい匂いがする? そういえば、たまたま友達の猫にあげるためにマタタビ棒(お徳用10本入り)を持っていたんだった。その中から一本、彼にプレゼントすると、お返しに相棒になって帰る方法を探してくれるって! そこから始まる帰る方法を探す異世界冒険の旅路。
私は無事もとの世界に帰れるのか。彼がいるこの世界を選ぶのか。
普通の人リサと猫耳王子アリス、二人が出会って恋をする物語。
優しい物語をキミへ。
――本編完結――
外伝を少し追加します。(21,2,3~)
本編番外編投稿(21,3,20)
この作品は小説家になろう様カクヨム様でも連載中です。
セルフレイティングは念のためです。
文字数 240,192
最終更新日 2022.02.05
登録日 2020.08.22