恋愛 恋愛小説一覧
あまたある中小企業に勤める街宮紫音(まちみや しお)は、今日もにっこり笑って作業伝票にハンコを求める出入りのソフトウエア会社の佐藤君と対峙する。そして、どうやら彼に好意があるらしい同僚に割り込まれる。
恋愛ごとどころか人間関係の構築の段階で何かずれている紫音の緩やかな恋の始まりと、もやもやするような違和感と、当人を置いて加速する周辺。
振り回されているのは果たして誰なのか。
以前自サイトに上げていた作品です。
作中に出てくる楽曲は、みなさま適宜ご想像ください。
文字数 37,176
最終更新日 2022.07.30
登録日 2022.06.28
「キュリール様、私カダール様と心から愛し合っておりますの。
いつ子を身ごもってもおかしくはありません。いえ、お腹には既に育っているかもしれません。
子を身ごもってからでは遅いのです。
あんな素晴らしい男性、キュリール様が手放せないのも頷けますが、カダール様のことを想うならどうか潔く身を引いてカダール様の幸せを願ってあげてください」
伯爵家にいきなりやってきた女(ナリッタ)はそういった。
女は小説を読むかのように旦那とのなれそめから今までの話を話した。
妻であるキュリールは彼女の存在を今日まで知らなかった。
だから恥じた。
「こんなにもあの人のことを愛してくださる方がいるのにそれを阻んでいたなんて私はなんて野暮なのかしら。
本当に恥ずかしい…
私は潔く身を引くことにしますわ………」
そう言って女がサインした書類を神殿にもっていくことにする。
「私もあなたたちの真実の愛の前には敵いそうもないもの。
私は急ぎ神殿にこの書類を持っていくわ。
手続きが終わり次第、あの人にあなたの元へ向かうように伝えるわ。
そうだわ、私からお祝いとしていくつか宝石をプレゼントさせて頂きたいの。リボンもお付けしていいかしら。可愛らしいあなたととてもよく合うと思うの」
こうして一つの夫婦の姿が形を変えていく。
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※架空のお話です。
※設定が甘い部分があるかと思います。「仕方ないなぁ」とお赦しくださいませ。
※現実世界とは異なりますのでご理解ください。
文字数 46,524
最終更新日 2022.07.30
登録日 2022.07.17
夏なので、ちょっとホラーテイスト。
”愛”それは、本当に美しい物なのか。
これは一人の少女の、恐ろしい、純愛。
お暇な時に、ぞっとしたい気分の時に、頭からっぽにしてどうぞ~。
内容はない! それを理解してくださる方は読んでくださいませ。
作者 羽織かのん → 【宣伝】8月上旬に『魔法使いアルル』アルファポリスきずな文庫様より出版予定です!
よろしくお願いいたします!
文字数 1,647
最終更新日 2022.07.30
登録日 2022.07.30
ラディアは既に四度同じ王に愛されていた。
一度目は侍女。
二度目は隣国の姫。
三度目は婚約者が既にいた伯爵家長女。
四度目は既に王の婚約者になっており、、逃げられなかった。
そして、五度目。
平民に生まれ王との接点が少しもない少女に生まれ変わったラディアは、王にバレぬよう小さな村に移り住み、ひっそりと生きるのだが、18になった頃見つかり、また王宮へと連れていかれるのであった。
文字数 2,544
最終更新日 2022.07.30
登録日 2022.07.30
悪役令嬢として生を受けたカルネは、婚約破棄されてしまいさらにいわれのない罪で投獄されてしまう。
しかし、彼女はそんな悪役令嬢でも結婚出来るはずと諦めなくて……。
※この物語はフィクションです。
R18作品ですので性描写などが苦手なお方や未成年のお方はご遠慮下さい。
文字数 100,668
最終更新日 2022.07.30
登録日 2022.07.21
貴方を愛する心では誰にも負けない、そう思っていました。
文字数 574
最終更新日 2022.07.29
登録日 2022.07.29
主人公藤井茜はブロンドヘアの陽気なクラスメイト、青木リナに恋した。ある日のロングホームルームで文化祭実行委員を決める際、茜はリナに指名されてしまった。彼女と共に文化祭準備を進める2人の行く末は、、、!
文字数 4,549
最終更新日 2022.07.29
登録日 2022.07.22
勇者ジークの仲間の一人、夢魔と人間の混血であるルディは、昔彼に命を救われ片思いしており、追いかけ初対面のふりをして仲間になった。やがて一行は魔王を倒したが、その直後、魔王の側近のドラゴンにジークが食い殺され、ドラゴンの中にジークの魂も共存することになった。
ルディは夢魔の力でジークの魂へ接触するが、夢だと思い込むジークはルディをいきなり押し倒した!
夢だと思ってヒーローがヒロインと好き勝手に致したら魂状態の本人で、欲望むき出しの夢がバレて恥ずかしい話です。
シリアスとコメディ半々ぐらいの締まらない感じで進みます。
濡れ場はタイトル末尾に*付けます。
文字数 126,759
最終更新日 2022.07.29
登録日 2022.07.15
あと何年生きようとも、愛するこの人とのセックスを人生最後にすると固く決意する菜乃葉。
二人に何があったのか、どんなに気持ちいいセックスをしたのか、
どうぞのぞいてみてください。
文字数 8,652
最終更新日 2022.07.29
登録日 2022.07.26
何かと要領が悪くて気が利かない、そんな和人は同僚の香織にぜひとも伝えたいことがあった。
しかし、友人に手伝ってもらい作った遊園地での行動計画メモを、どこかで失くしてしまったようだった。
いざ本番。
文字数 6,101
最終更新日 2022.07.29
登録日 2022.07.28
とある研究所で雑用係として働くブロウは、人と関わるのが苦手で不器用な性格。
実の家族がいない彼は、いつも強い孤独を感じていた。
仕事も恋愛も上手くいかず、いつものように失恋した傷がようやく癒え始めたという頃、とある実験体の処分を依頼された。
いつものように仕事をしようとしたが、なんとその実験体は人工的に生み出された人間だった。
彼女に一目惚れしてしまったブロウは、なんとか彼女の命を救い、恋人になろうと働きかけるが、上手くいかず……
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閲覧ありがとうございます!
生きにくさに苦しむ不器用な主人公が、処分寸前の実験体に恋する物語です。
自分の心の闇を克服し、幸せになる、ようなお話です。
神域結界シリーズの最初のお話です。
お気に入り登録・ご感想、しおりなどで応援いただければ嬉しいです!
表紙画像について
ジュエルセイバーFREE
http://www.jewel-s.jp/
2022/06/18 作品のジャンルを変更しました。表紙を設定しました。
2022/07/18 最終話更新日決定しました。7/29となります。
2022/07/30 執筆状態を更新しました。完結しました。
2023/01/31 タイトルを変更しました。あらすじを編集しました。
2023/03/02 表紙を変更しました。表紙の変更にあたって、表記を追加しました。
文字数 115,522
最終更新日 2022.07.29
登録日 2022.06.17
「──馬鹿馬鹿しい。何だ、この調査報告書は」
ぱさっ。
伯爵令息であるパーシーは、テーブルに三枚に束ねられた紙をほうった。向かい側に座る伯爵令嬢のカーラは、静かに口を開いた。
「きちんと目は通してもらえましたか?」
「むろんだ。そのうえで、もう一度言わせてもらうよ。馬鹿馬鹿しい、とね。そもそもどうして、きみは探偵なんか雇ってまで、こんなことをしたんだ?」
ざわざわ。ざわざわ。
王都内でも評判のカフェ。昼時のいまは、客で溢れかえっている。
「──女のカン、というやつでしょうか」
「何だ、それは。素直に言ったら少しは可愛げがあるのに」
「素直、とは」
「婚約者のぼくに、きみだけを見てほしいから、こんなことをしました、とかね」
カーラは一つため息をつき、確認するようにもう一度訊ねた。
「きちんとその調査報告書に目を通されたうえで、あなたはわたしの言っていることを馬鹿馬鹿しいと、信じないというのですね?」
「き、きみを馬鹿馬鹿しいとは言ってないし、きみを信じていないわけじゃない。でも、これは……」
カーラは「わかりました」と、調査報告書を手に取り、カバンにしまった。
「それではどうぞ、お好きになさいませ」
文字数 20,448
最終更新日 2022.07.29
登録日 2022.07.06
「ねえ、君。聖女になってみないか?」
「……は!?」
貧乏子爵令嬢のユユアは、ある日、森で魔物と交戦し死にかけていた王弟殿下を、ポンコツな治癒魔法で助けた流れから、そんな突拍子もない勧誘を受けた。
ちょっと待ってください、聖女ってそんなに簡単になれるものなんですか!?
抵抗を試みるも、口の上手い殿下に逃げ道をことごとく塞がれてしまう。勧誘を断り切れず、報酬に釣られるがまま領地から王都に出たユユアは、マイペースで魔法狂いの殿下に興味を持たれ、振り回されながらも治癒の仕事を全うしていく。聖女と呼ばれるような力を持っていないのに、聖女のふりをしながら。その間にも、王国には刻一刻とスタンピードの影が迫っていた。
聖女?な治癒師の子爵令嬢と、国最強の魔法師王弟殿下が織りなすラブコメです。
※なろうさんで先行掲載しています
文字数 88,103
最終更新日 2022.07.29
登録日 2022.07.23
短編を大幅に加筆し、若干内容が変わっている部分があるかもしれません。(どう表現するかわからないのですが加筆版としています)
第30話で完結しました。
エッセン伯爵が知人に騙され、損失を追ってしまう。
近々 爵位返上するのでは…
伯爵令嬢リーゼは婚約破棄され、家は没落まっしぐら。
そんな時、リーゼは前世の記憶を思い出す。
そうだ、銭湯を始めよう。
文字数 72,702
最終更新日 2022.07.29
登録日 2022.07.17
珍しい髪色、自分では気に言っているんです。たとえそれによって婚約破棄されたとしても、です。ま、これのお陰で幸せになれましたが。
文字数 1,044
最終更新日 2022.07.29
登録日 2022.07.29
文化祭の助っ人要員として生徒会に呼び出された田宮玲士。
あまり乗り気でなかったが生徒会長である白峰瑞季の補佐として彼女と一緒に文化祭の準備を進めていく中、白峰が体調を崩してしまう。
様子を見に彼女の家を訪れる玲士だが、その日から二人の距離に変化が表れ始めて・・・
文化祭準備から始まる恋愛ストーリー
文字数 159,216
最終更新日 2022.07.29
登録日 2022.07.29
平和な世がやってきた時、騎士たちにやってきた勅命は『人を多く殺生したものを死刑に処す』というものであった。
文字数 1,931
最終更新日 2022.07.29
登録日 2022.07.29
エスコートもなく、そばにいてくれないばかりか他の女性と一緒にいる婚約者。一人で帰ろうとしたところで、乱暴目的の令息たちに追い詰められ、エミリアは神の審判から奈落の底に落ちていった。気が付いたら、12歳の婚約の挨拶の日に戻されていた。婚約者を一切かえりみなかった氷の騎士のレイニードの様子が何かおかしい?私のやり直し人生はどうなっちゃうの?番外編は不定期更新
文字数 246,828
最終更新日 2022.07.29
登録日 2021.08.01
妹と婚約者が仲良くなっていたようで、邪魔者の私は切り落とされました。が、その後王子との縁に恵まれました。』
文字数 899
最終更新日 2022.07.29
登録日 2022.07.29
婚約者の母親に婚約破棄を告げられました。
文字数 1,331
最終更新日 2022.07.29
登録日 2022.07.29
主人公、伊集院(いじゅういん)拓海(たくみ)は普通の人生を送っていた。
母親は事故で他界し、それに便乗した子供を置いて夜逃げした父親を持ち、親戚に引き取ってもらえるからと東京に引越して来たが、その親戚は母親の遺産目当てだった。
そんなちょっと変わっただけの普通の家で育った拓海。
そんな拓海は何時ものように学園の下駄箱を開けていた。
その中にあったのは──。
体育館裏に拓海が行くと、そこには学園一のクール系美少女と呼ばれている西園寺(さいおんじ)雪姫(ゆきめ)が居た。
雪姫が拓海にとあるお願いをした。
拓海は素直に従い、その言葉を言った。
それが、全ての始まりだった。
平凡である拓海の生活が変わった始まりだったのだ。
拓海には2人の妹が居る。愛海と海華である。
貧乏だった3人の家族は唐突に終わりを告げる。
半強制的に雪姫との同居が決まった。
そして、12年間のお試しお付き合いを始める。
最初は戸惑っていた拓海だったが、その生活にも徐々に慣れて、思いと過去の記憶が蘇ってくる。
これは昔に出会い、再び出会い、約束を果たす物語だ。
◆
なんとタイトルピッタリ最大の70文字
文字数 85,043
最終更新日 2022.07.29
登録日 2022.07.03
記憶を失った第二王子妃シルヴェーヌ。シルヴェーヌに寄り添う騎士クロヴィス。
元々は王太子であるセレスタンの婚約者だったにも関わらず、嫁いだのは第二王子ディオンの元だった。
実家の公爵家にも疎まれ、夫となった第二王子ディオンには愛する人がいる。
記憶が戻っても自分に居場所はあるのだろうかと悩むシルヴェーヌだった。
記憶を取り戻そうと動き始めたシルヴェーヌを支えるものと、邪魔するものが居る。
記憶が戻った時、それは、それまでの日常が崩れる時だった。
★1話目の文末に時間的流れの追記をしました(7月26日)
●ゆっくりめの更新です(ちょっと本業とダブルヘッダーなので)
●ルビ多め。鬱陶しく感じる方もいるかも知れませんがご了承ください。
敢えて常用漢字などの読み方を変えている部分もあります。
●作中の通貨単位はケラ。1ケラ=1円くらいの感じです。
♡注意事項~この話を読む前に~♡
※異世界の創作話です。時代設定、史実に基づいた話ではありません。リアルな世界の常識と混同されないようお願いします。
※心拍数や血圧の上昇、高血糖、アドレナリンの過剰分泌に責任はおえません。
※外道な作者の妄想で作られたガチなフィクションの上、ご都合主義です。
※架空のお話です。現実世界の話ではありません。登場人物、場所全て架空です。
※価値観や言葉使いなど現実世界とは異なります(似てるモノ、同じものもあります)
※誤字脱字結構多い作者です(ごめんなさい)コメント欄より教えて頂けると非常に助かります。
文字数 109,883
最終更新日 2022.07.29
登録日 2022.07.22
「ローズ、君とは結婚できない
婚約破棄させてもらいたい」
俺はこの国の第1王子レオン
つまりは次期国王だ
俺には幼き頃からの婚約者がいる
彼女は家柄も良く、美しく聡明だ
国民も皆、彼女を次期王妃と望んでいる
しかし、俺にはどうしても譲れないものがある
それは・・・
文字数 4,346
最終更新日 2022.07.29
登録日 2022.06.19
まだ空気に湿っ気が乗っていないような朝、私は電車に乗り込んだ。ここが日本だと嫌でも解らされるように席は等間隔に空いていてそのシンメトリーさをいつも壊したくなくてというのは建前で、本当はある種の強迫観念のような座ってはいけない何かを感じドアの横に立つ。窓に目をやると走馬灯のように何軒かの明かりが飛び掛かる。その明かりの色はきっと今の季節のために用意したわけではないのだろうけど、心が落ち着く。私の家には数年間彼がいる。でも人の家の明かりにヤキモチを感じるくらいだから今までみたいな温もりはないのだろう。今朝も私のかけていた毛布を奪って明後日の方向見ているように寝息を立てていた。毎日見ようと約束して買ったプラネタリウムも今では新月を投影するだけになってしまった。そんな冷め切った関係に嫌気がさしていた。好きかと言われたら楽しいデートは想像がつかないしかといって喧嘩ばかりで嫌いなんてこともない。好きと嫌いは言わば2次元空間では考えることはできないのかもしれないと思った。どちらでもないから一つの行動でどちらかに傾いてしまう気がしてならないのだ。きっと旅行して共同制作できることをして美味しいものをお互い向き合って食べていいところを確認し合えば好きに傾くかもしれないし反対に別れを切り出して住処が変わればあっという間に関係は友達未満になり下げることだってできるだろう。いわばこのくらいの恋も丁度いいシンメトリーさに駆られている。だから私の中は堅苦しくて単調なものになってしまっているのだと思う。でも私は別にモてるような女性ではないしきっとこの恋が終わってしまったら長い間孤独にさいなまれることは分かっている。だからこのシーソーの支点から動けないのだ。しかし転機は突然訪れた。彼は私に婚姻を申し出てきた。朝疲れていたのは私の指に似合う宝石を探し求めていたことも知った。動けない私のシーソーの幸せ側に彼が座っていたのだ。少し前まで私は目が乱視になったかのように人生の平均台を歪ませていたのに、彼の行動一つで矯正されたのだった。そしてベランダに置いていた植物に色がつく朝、私は電車に乗った。相変わらず日本人は日本人であったし私も日本人だが空いていた席を迷うことなく座り眠りにつく。
文字数 936
最終更新日 2022.07.28
登録日 2022.07.28
魔物討伐で功績を上げた男勝りの辺境伯の5女は、"子だねがない"とウワサがある王子と政略結婚結婚する事になってしまった。"3年間子ども出来なければ離縁出来る・白い結婚・夜の夫婦生活はダメ"と悪人顔で強面の父(愛妻家で子煩悩)と約束した。だが婚姻後、初夜で……。
文字数 18,277
最終更新日 2022.07.28
登録日 2022.07.28
これは、契約結婚した氷の魔王と怖れられる公爵と本当の力を隠して生きてきた少々バイオレンスな令嬢が、少しずつ契約を更新して、やがて本当の夫婦になるお話です。
色々ぶっとんでます。
ギャグコメディに恋愛ミックスさせた爆弾です。
ゆるーい設定なので、頭を空っぽにしてお読みください。
文字数 17,583
最終更新日 2022.07.28
登録日 2022.07.28
呼び出されたと思ったら婚約破棄を告げられました。しかも軽い感じでです。……何なのでしょうか、これは。
文字数 675
最終更新日 2022.07.28
登録日 2022.07.28
ミランダ・デパル 21歳。
売れない俳優の父親の影響で、結婚と恋愛に夢も希望も興味も無く、絶対安定の公務員を目指し、真面目でガリ勉だった学生時代。
唯一の趣味はマリモリ先生の書くBL小説「青薔薇騎士団シリーズ」を読むこと。
そして、主人公マクシミリアンを最押ししている。
逞しい筋肉をこよなく愛し、間近で拝み、妄想するため騎士団事務官を目指す。
魔術専科を卒業後、公務員採用試験の中でも絶大な人気で倍率も高い、騎士団の事務官試験に見事合格した。
やった!これで毎日筋肉を拝みながら妄想三昧の日々を送れる!!
勤務先は騎士団第二隊。
しかも、副隊長付き事務官。
副隊長は最押しマクシミリアンを彷彿とさせる、グラント。
中等部時時代、一度だけ話したことのある、学校中の憧れの超有名人。
どうせ、私のことは覚えていないだろう。よし、気にしない。
グラント副隊長にはモテすぎるが故に、プレゼントのつもりが一周回って暗殺まがいの郵送物が届く。
余計な仕事がどんどん増えていく事にイライラMAX!!!
もう!副隊長さまはとっとと結婚してほしい!!
***
『誰にも読めない依頼を受ける事になりました』シリーズ第5弾。男前隊長グラントが独身で副隊長だった時の話です。
本編は終了。番外編を更新中です。
文字数 115,123
最終更新日 2022.07.28
登録日 2022.06.20
綺麗な男性と婚約しましたが、彼から婚約破棄を突きつけられました。その後、彼はどこかの令嬢と婚約。どうやら、浮気されていたようです。
文字数 550
最終更新日 2022.07.28
登録日 2022.07.28
閉ざされた村の秘密を知るとき、
それはお別れのとき
***
チュセが住む村は、山に囲まれた盆地にある。
村の唯一の水源は中央に位置する湖だ。
そして、そこには水龍が棲むという。
水龍の加護を受け裕福だが閉ざされた村に暮らす人々は、一生を村で終える。
そのことにわずかの疑問も不満も抱かない。
十年に一度、水龍様へ差し出される贄の選抜儀式、その贄候補に選ばれたチュセは、思いを寄せる幼馴染のカイザスにあるお願いをする。
しかし、予想通り冷たくあしらわれ…
※以前恋愛カテゴリで公開したものをミステリーに変更しました。
※一話が長いです…読みづらいかもですが、ご容赦下さい。
※ミステリーというよりミステリー風味のお話です。
文字数 40,690
最終更新日 2022.07.28
登録日 2022.07.16
──今世で一緒になれないのなら、来世では必ず添い遂げよう。
私にはかつてそう誓った最愛の恋人がいた。
侯爵令嬢、フリージアは前世の記憶を持っている。
かつての自分はアマーリエという名の伯爵令嬢だった。
アマーリエは使用人と身分違いの許されない恋に落ちた末、彼と共に命を落としてしまう。
来世では必ず幸せになろうと誓い合って。
(きっと貴方もこの世界にいるはずよね?)
生まれ変わったフリージアはそう信じて彼との再会だけを願っていた。
15歳になったフリージアは入学した貴族学院で、そのかつての最愛の恋人とついに再会する。
しかし、彼は前世の記憶を持っておらず、更には自分の家と敵対する家の令息に生まれ変わっていた…………
さらに、生まれ変わっていたのは自分達だけでは無かったようで───
文字数 57,385
最終更新日 2022.07.28
登録日 2022.07.19
田上優里は、17歳の春。 友達の亀ちゃんの好きな人「田川」君と同じクラスになって隣の席になる。 最初は亀ちゃんの好きな人だから……と、恋愛のキューピットになるつもりで田川君と仲良くなった。でも、一緒に時間を過ごすうちに、段々と田川君の明るくて優しい人柄に惹かれ始めてしまう。 でも、優里には密かに付き合っていた彼氏がいた。何を考えているのか分からない彼に疲れていた優里は、段々と田川君の優しさと明るさに救いを求めるようになってしまう。そんな優里に、田川君が「悩みがあるなら聞くよ」と、声を掛けてきた。「田上は、なんでも一人で背負い込もうとするからな」優里の気持ちを掬い上げてくれる田川君。でも、田川君は亀ちゃんの想い人で……。 タイプの違う二人の間で揺れ動く優里。 彼女が選ぶのは…… 。
イラストは、高宮ロココ様に描いて頂きました。
文字数 186,590
最終更新日 2022.07.28
登録日 2022.06.11
「女騎士と文官男子は婚約して10年の月日が流れた」短編の長編化バージョンです。
騎士になる侯爵令嬢リサ、と次期侯爵として文官になるエリックの想いが通じ合うまでの物語。
お互い言葉が足りず、すれ違い、好きって言えないまま、時だけが流れてしまう。
文字数 36,331
最終更新日 2022.07.28
登録日 2022.07.28
―――出会って、結婚して5年。一度も口を聞いたことがない。
ミリエルと旦那様であるロイスの政略結婚が他と違う点を挙げよ、と言えばこれに尽きるだろう。
その二人が5年の月日を経て邂逅するとき
文字数 4,888
最終更新日 2022.07.28
登録日 2022.07.28