恋愛 婚約破棄小説一覧
「婚約破棄だ!」
広間に高らかに響く声。
私の婚約者であり、この国の王子である。
「そうですか」
「貴様は、魔法の一つもろくに使えないと聞く。そんな出来損ないは、俺にふさわしくない」
「… … …」
「よって、婚約は破棄だ!」
私は、周りを見渡す。
私を見下し、気持ち悪そうに見ているもの、冷ややかな笑いを浮かべているもの、私を守ってくれそうな人は、いないようだ。
「王様も同じ意見ということで、よろしいでしょうか?」
私のその言葉に王は言葉を返すでもなく、ただ一つ頷いた。それを確認して、私はため息をついた。たしかに私は魔法を使えない。魔力というものを持っていないからだ。
なにやら勘違いしているようだが、聖女は魔法なんて使えませんよ。
文字数 31,892
最終更新日 2024.03.16
登録日 2024.03.09
「えっ、もしかして、ここって乙女ゲームの世界?」
男爵様に引き取られたキャロルは、学園に入学して、この世界が前世プレイしていた乙女ゲームの世界である事に気付いた。
イケメン達と素敵な恋が出来るかも、と浮かれるが、そんな気分もすぐに叩き落された。攻略対象のイケメン達は、既に『悪役令嬢』に攻略されていたのだ。
文字数 14,826
最終更新日 2021.04.13
登録日 2021.04.03
侯爵家の子息カルバンは実行した。
人前で伯爵令嬢ナユリーナに、婚約破棄を告げてやった。
カルバンから破棄した婚約は、ナユリーナに瑕疵がつく。
そうなれば、彼女はもうまともな縁談は望めない。
見目は良いが気の強いナユリーナ。
彼女を愛人として拾ってやれば、カルバンに感謝して大人しい女になるはずだと考えた。
二話完結+余談
文字数 3,995
最終更新日 2023.04.20
登録日 2023.04.18
姉の婚約破棄により、公爵家だった我が家は衰退の一途をたどり。
嫉妬に狂った姉は壊れて行った。
世間では悪役令嬢として噂を流されてしまう。
どうしてこうなってしまったのだろうか。
姉はただ愛を望んだだけだったのに、そんなことを想いながらマリーは目を覚ますと体が小さくなっていた。
二度目の人生を終えて新たな転生を果たしたと思ったら何故か再び転生して、悪役令嬢の妹として転生するのだが…何故か姉のポジションになり私は誓った。
こうなったら私が悪役令嬢になって私が姉と家族を守ろうと誓ったが…
悪役令嬢ってどうしたらいいんだけっけ?
間違った方向に努力を続けたら、冷たい婚約者は何故か優しく微笑んで来たり、ライバル令嬢も何故か優しくしてくれる。
「あれ?おかしくね?」
自称悪役令嬢の奮闘劇が始まる!
文字数 189,559
最終更新日 2021.06.26
登録日 2021.01.12
「ごめんね。きみとこのままではいられない。」そう言われて私は大好きな婚約者に捨てられた。
アルト子爵家の一人娘のリルメリアはその天才的な魔法の才能で幼少期から魔道具の開発に携わってきた。
彼女は優しい両親の下、様々な出会いを経て幸せな学生時代を過ごす。
しかし、行方不明だった元王女の子が見つかり、今までの生活は一変。
愛する婚約者は彼女から離れ、お姫様を選んだ。
「それなら私も貴方はいらない。」
リルメリアは圧倒的な才能と財力を駆使してこの世界の頂点「聖女」になることを決意する。
「待っていなさい。私が復讐を完遂するその日まで。」
頑張り屋の天才少女が濃いキャラ達に囲まれながら、ただひたすら上を目指すお話。
*他視点あり
二部構成です。
一部は幼少期編でほのぼのと進みます
二部は復讐編、本編です。
文字数 363,115
最終更新日 2024.04.14
登録日 2023.07.04
公爵令嬢アイラ・ミローレンス・ファンタナルは虚弱な体質で幼い頃から体調を崩しやすく常に病室のベットの上にいる生活だった。
学園に入学してもアイラ令嬢の体は病気がちで異性とも深く付き合うことはなく寂しい思いで日々を過ごす。
そんな時、王太子ガブリエル・アレクフィナール・ワークス殿下と運命的な出会いをして一目惚れして恋に落ちる。
しかし自分の体のことを気にして後ろめたさを感じているアイラ令嬢は告白できずにいた。
出会ってから数ヶ月後、二人は付き合うことになったが、信頼していたガブリエル殿下と親友の裏切りを知って絶望する――
その後アイラ令嬢は命の炎が燃え尽きる。
文字数 49,006
最終更新日 2021.10.07
登録日 2021.02.01
だけど、ええ、だけど!
もう一度彼に会えると思うだけで、私の唇は緩むのです。
心臓が早鐘を打つのです。この身を駆け巡る血潮が燃え上がるのです。
文字数 12,623
最終更新日 2021.11.10
登録日 2021.11.06
「カトリーナ・アークビショップ。私はそなたとの婚約を破棄する!」
侯爵令嬢カトリーナはオリヴァー第二王子に婚約破棄されてしまうが、何故か正気を失ったオリヴァーは廃嫡されてしまう。一方正妃クリスティンに気に入られていたカトリーナは?
文字数 5,043
最終更新日 2024.04.20
登録日 2024.04.20
流行りに乗って過去作の短編集を作ってみました。
・そんなに妹がお好きなら結婚したらどうですか?
・聖女だって真実の愛が欲しい
・巻き込まれ召喚された聖女じゃない方は静かに森で暮らしたい
・都合のよい駒にされたくない令嬢は冒険の旅にでる
・廃棄聖女は里へと帰る 婚約も仕事もダメになりましたが私は幸せです
・馬鹿な夫に死んだ私がざまぁする話 中編・短編
・イケメンと棚ぼた婚~惰性で妥協の婚約をしてましたが相手有責で破棄できた上に幸せな結婚までしちゃった私の話~
・お伽噺の薔薇迷宮 愛とはどんなモノかしら?
・【作家令嬢と残念美形大男】「君を愛することはない」「ハイ、喜んで!」から始まる女流作家の楽しい侯爵夫人生活
※作品は長編への書き換えをするときに削除する可能性があります。
文字数 147,801
最終更新日 2024.03.20
登録日 2024.03.05
王子から婚約破棄を告げられた伯爵令嬢・レリエッタ。
召喚された聖女が王子の新たな婚約者になると言う。
聖女が相手では仕方無いと、大人しく引き下がったレリエッタは呟いた。
「ご多幸をお祈りいたしますわ、王子」
文字数 2,248
最終更新日 2024.04.14
登録日 2024.04.13
「バーレト子爵、ファティマを呼び捨てにするのは止めてくれないか」
「止めるのは君のほうだろう。ファティマは私の妻だ。妻を呼び捨てにしてなにが悪い」
「……ヒカルド様? 私達は二年前に離縁していますが」
なろう様でも公開中です。
文字数 5,436
最終更新日 2020.07.25
登録日 2020.07.23
私、シェリル・ラ・マルゴットはとっても胃が弱わく、前世共々ストレスに対する耐性が壊滅的。
よって、三大公爵家唯一の息女でありながら、王太子の婚約者から外されていた。
それなのに………、
「シェリル・ラ・マルゴット!卑しく僕に噛み付く悪女め!!今この瞬間を以て、貴様との婚約を破棄しゅるっ!!」
王立学園の卒業パーティー、赤の他人、否、仕えるべき未来の主君、王太子アルゴノート・フォン・メッテルリヒは壁際で従者と共にお花になっていた私を舞台の中央に無理矢理連れてた挙句、誤り満載の言葉遣いかつ最後の最後で舌を噛むというなんとも残念な婚約破棄を叩きつけてきた。
「あの………、なんのことでしょうか?」
あまりにも素っ頓狂なことを叫ぶ幼馴染に素直にびっくりしながら、私は斜め後ろに控える従者に声をかける。
「私、彼と婚約していたの?」
私の疑問に、従者は首を横に振った。
(うぅー、胃がいたい)
前世から胃が弱い私は、精神年齢3歳の幼馴染を必死に諭す。
(だって私、王妃にはゼッタイになりたくないもの)
文字数 49,674
最終更新日 2023.12.24
登録日 2023.11.18
アカティ侯爵の令嬢シャーロットには、ナイロン伯爵の令息ルキアと婚約していた。
シャーロットの妹マリーンが生贄
文字数 22,591
最終更新日 2022.12.08
登録日 2022.11.24
目が覚めたら小説の中の世界に転生していた。
ヒロインでも悪役令嬢でもないモブ中のモブに。
だけどこの小説、ストーリーがクソすぎると批判が殺到した作品で!?
それならば悪役令嬢をはじめとした不幸になる小説の登場人物を救済しよう!と主人公は意気込むのだった―
タイトルを少し変更しました。
文字数 87,771
最終更新日 2024.01.31
登録日 2022.07.08
※小説家になろうにて日間ランキング総合4位まで上がった作品です。
※2023年4月27日、アルファポリス女性向けHOTランキングにて3位まで上がりました!ありがとうございます!
私の婚約者は少しアホで、ちょっと愚かで、ほんのり|傍若無人《ぼうじゃくぶじん》で、時おり|暴虐非道《ぼうぎゃくひどう》だ。
婚約者との顔合わせの日彼に最初に言われた言葉は、
「枯葉みたいに茶色い髪に黒檀のような黒い目の地味な女が僕の婚約者なんて最悪だ。
だが亡きお祖父様が結んだ婚約だから、お祖父様の顔を立てて結婚してやる。
お前みたいなブスが見目麗しい僕と結婚できるんだ。
有り難いことだと神に感謝するんだな。
いっぱい勉強して将来伯爵になる僕を支えろよ! アーハッハッハ!」
……だった。
私の婚約者は伯爵家に婿養子に入ることすら理解していないおバカさんだった。
こんなのが婚約者なんて最低だ。
どうしてお祖父様はこんな男を私の婚約者に選んだのかしら?
私は亡き祖父をちょっとだけ恨んだ。
この日から私は、彼との婚約を解消するために奔走することになる。
【この小説はこんな人におすすめ】
・やられた事はやり返したい
・ざまぁは徹底的に
・一癖あるヒロインが好き
・イケメンに溺愛されたい
・ハッピーエンドが好きだ
・完結作品しか読みたくない
※無断転載を禁止します。
※朗読動画の無断配信も禁止します。
※他のサイトにも投稿してます。
「Copyright(C)2023-まほりろ/若松咲良」
※ペンネーム変更しました。
「九頭竜坂まほろん」→「まほりろ/若松咲良」
※表紙素材はあぐりりんこ様よりお借りしております。
文字数 41,308
最終更新日 2023.04.27
登録日 2023.04.24
王太子の婚約破棄騒動は、男爵令嬢の魅了魔法の発覚で終わりを告げた。
王族は揃いも揃って魅了魔法に操られていた。
公にできる話ではない。
下手をすれば、国が乗っ取られていたかもしれない。
男爵令嬢が執着したのが、王族の地位でも、金でもなく王太子個人だったからまだよかった。
愚かな王太子の姿を目の当たりにしていた自国の貴族には、口外せぬように箝口令を敷いた。
他国には、魅了にかかった事実は知られていない。
大きな被害はなかった。
いや、大きな被害を受けた令嬢はいた。
王太子の元婚約者だった、公爵令嬢だ。
文字数 3,353
最終更新日 2023.05.04
登録日 2023.05.04
王子に婚約破棄され牢屋行き。
挙句の果てには獄中死になることを思い出した悪役令嬢のアタナシアは、家族と王子のために自分の心に蓋をして身を引くことにした。
だが、アタナシアに甦った記憶と少しずつ違う部分が出始めて……?
酷い結末を迎えるくらいなら自分から身を引こうと決めたアタナシアと王子の話。
※小説家になろうでも投稿しています
文字数 203,173
最終更新日 2024.04.07
登録日 2020.03.19
昔むかしこの世界には魔王がいて勇者がいて魔法があったという
全てがおとぎ話となり、魔法の消えた“その後”の世界の物語
メイジス国五大貴族の一つ、レグルス家侯爵令嬢であるスカーレットは王立学園の卒業パーティでレオナルド王太子に婚約破棄を突きつけられてしまう
家からも勘当され行くあてもなく彷徨うスカーレットに声をかけたのは自らを宮廷魔術師と名乗る怪しい男だった
オズという名の自称宮廷魔導師はスカーレットにとある提案を持ちかける
「一年の間、君の魔法の師匠になってあげる。一年後、君が行く先を見つけられなかったら僕のお嫁さんになってよ」
半ば賭け事じみた提案にスカーレットは応じることにした
オズという男の正体とは、そして自身に迫る黒い影にスカーレットは立ち向かうことが出来るのか
どうぞお楽しみくださいませ
(絡みが濃いシーンには★をつけております。ご参考までに)
文字数 161,746
最終更新日 2024.04.14
登録日 2023.11.27
「リューグナ? おい、リューグナ、どうした?……リューグナーっ!」
──私の持っていた赤葡萄酒を浴びて、男爵令嬢は死んだ。
文字数 21,840
最終更新日 2023.02.12
登録日 2023.02.01
「アンゼリカ・ザザーラン、お前との婚約を破棄させてもらう!」
ええ、わかっていますとも。私はこの瞬間の為にずっと準備をしてきましたから。
私の婚約者であったマルセル王太子に寄り添う義妹のリルファ。何もかも私が読んでいたざまぁ系小説と一緒ね。
内容を知っている私が、ざまぁしてやる側の姉に転生したって言うことはそう言うことよね?私は小説のアンゼリカほど、気弱でも大人しくもないの。
やるからには徹底的にやらせていただきますわ!
HOT1位、恋愛1位、人気1位ありがとうございます!こんなに高順位は私史上初めてでものすごく光栄です!うわーうわー!
文字数45.000ほどで2021年12月頃の完結済み中編小説となります。
文字数 45,565
最終更新日 2021.12.31
登録日 2021.12.04
目の前に現れたのは黒髪黒目…の少年
彼を見た瞬間私は一部思い出した。
彼が誰か…自分が誰か…を
その後高熱に魘され全てを思い出した。
この世界は【愛の花束 逆ハーレム乙女】の乙女RPG世界。
私は悪役令嬢役のマリアン・カーリヒルトになっていた。
ゲームでは王子の婚約者で我が儘傲慢令嬢でヒロインを虐め暗殺未遂までする。
その為良くば国外追放、悪ければ一族処刑のどちらか……
いやいや、王子の婚約者は御免です!
ヒロインをいじめる?私には出来ません!
隠しキャラである『リオン・マギア・グリアモール』が大好き!一推しなので他の攻略キャラとかに関わりたく有りません!
え?【愛の花束 逆ハーレム乙女】では実は三部まで出てる。
★第一部は 学園編(逆ハーレム有り)
ヒロインが攻略対象者五人と学園で恋愛し、悪役令嬢を断罪する
(※悪役令嬢国外追放、又は、一族処刑のどちらか)
★第2部は 獣族国編(逆ハーレム有り)
ヒロインとある攻略対象者の一人と冒険者になり獣族国で問題を解決していき獣族攻略対象者四人と恋愛する。
(※第一部で断罪した悪役令嬢が国外追放されている設定なのでヒロインに復讐するため亡き者にしようと企て逆に悪役令嬢が返り討ちに合い死亡する)
★第3部は 魔国と聖地
魔族のみが住んでいる国で攻略対象者の魔王と聖地の守護者と恋愛していき世界を守って幸せに暮らしていく…完
(※第二部で死亡した悪役令嬢は悪魔に魂を売りアンデットになりヒロインに復讐しに行く、あえなく返り討ちに合い魂ごと消滅させられる)
ちょ!どのみち何処の作品で殺さるじゃん!
転生したんだから幸せにいきたい!
悪役令嬢に生まれ変わった(前世からキスも未経験の処女だ)けど一推しキャラ『リオン・マギア・グリアモール』と恋愛して幸せにいきたい!
頑張って悪役令嬢から逃れて見せる!
何だかんだと頑張るが…
実はヒロインまで転生者ででしかも逆ハー狙い!!?
関わりたくないのに攻略対象者とヒロインに関わっていき、あげく断罪までされてしまう!
これからどうなっていくの!?
※悪役令嬢になってから前世と性格変わったのは仕方がない…
恋愛方面は免疫ないのでオドオド…仕方ないのです
よろしくお願いします。
文字数 323,055
最終更新日 2023.02.05
登録日 2018.10.07
子爵令嬢のティファニアは、婚約者のアーデルとの結婚を間近に控えていた。全ては順調にいく。そう思っていたティファニアの前に、ティファニアのものは何でも欲しがる妹のフィーリアがまたしても欲しがり癖を出す。「アーデル様を、私にくださいな」そうにこやかに告げるフィーリア。フィーリアに甘い両親も、それを了承してしまう。唯一信頼していたアーデルも、婚約破棄に同意してしまった。私の人生を何だと思っているの? そう思ったティファニアは、家出を決意する。従者も連れず、祖父母の元に行くことを決意するティファニア。もう、奪われるならば私は全てを捨てます。帰ってこいと言われても、妹がいる家になんて帰りません。
文字数 34,495
最終更新日 2023.09.03
登録日 2023.08.17
元社畜聖女×笑顔の腹黒宰相のラブストーリー。
◇◇◇◇
名も無きお飾り聖女だった私は、過労で倒れたその日、思い出した。
自分が前世、疲れきった新卒社会人・花菱桔梗(はなびし ききょう)という日本人女性だったことに。
運良く婚約者の王子から婚約破棄を告げられたので、前世の教訓を活かし私は逃げることに決めました!
なのに、宰相閣下から求婚されて!? 何故か甘やかされているんですけど、何か裏があったりしますか!?
◇◇◇◇
お気に入り登録、エールありがとうございます♡
※ざまぁはゆっくりじわじわと進行します。
※「小説家になろう」「エブリスタ」様にも掲載しております(アルファポリス先行)。
※この作品はフィクションです。特定の政治思想を肯定または否定するものではありません(_ _*))
文字数 118,972
最終更新日 2024.02.19
登録日 2024.01.21
本日も婚約破棄されました。ただ自領のドラゴンを見せただけなのに。
パートナーのいなくなった私は、お兄様とパーティへ。
かく言うお兄様もお相手のいない身。すぐに放置された私がお庭をとぼとぼ歩いていると、どこからか婚約破棄の声が。
(え、私はもうすでに婚約破棄されましたけれど?)
黒髪の男性が、他の男性と一緒にいる金髪の女性に婚約破棄を言い渡されている。他人事とは思えません。
陰鬱だとか、日陰の騎士とか罵られていたので、気を落とさずお互い頑張りましょうとお伝えしたけれど、あら、なんだかとっても筋肉質で、剣を持つ肉刺に親近感を持ってしまいます。
恥ずかしながら、ぎゅっと握ってしまいました。
もう出会うことのない方と思っていましたが、元婚約者からいただいた夜会の招待状を使って出掛けると、そこはなんだか怪しい場所で、けれど、見覚えのあるカップルが。あら、お隣に座られたこの男性は……?
小説家になろう様に掲載中です。
文字数 26,116
最終更新日 2023.08.15
登録日 2023.08.12
公爵令嬢のノエリアは、冤罪によって王太子から婚約破棄を告げられる。
どうやらこの婚約破棄には、国王陛下も関わっているらしい。
ノエリアを、隣国に嫁がせることが目的のようだ。
だが夫になる予定の国王にはもう妻がいて、ノエリアは血筋だけを求められるお飾りの王妃になる予定だった。
けれど結婚式直前に、ノエリアは忍び込んできたある男に攫われてしまう。
彼らの隠れ家に囚われているうちに、ノエリアは事件の真実を知る。
文字数 107,297
最終更新日 2023.03.08
登録日 2023.02.12
異能の家系に生まれながらまったく異能の力が使えず出来損ないの巫女である千春は小さな神様。
付喪神を使役する事しかできなかった。
それでも許嫁に愛されるために努力をしたが。
許嫁は千春をこう呼んだ。
「出来損ないの疫病神」
霊力が弱く役立たずの巫女である千春をあろうことか、親友の代わりに身代わりになれと告げた。
鬼の巣窟とよばれる冷徹の鬼と呼ばれる男に嫁ぐことが決まった友人は悪びれることなく告げた。
「貴女にぴったりよ!代わりに私が幸せになるわ」
身代わりに生贄になれと悪びれることもなかった。
断りたくても既に勝手に話を進められあろうことか許嫁と親友のお腹には子供までいて。
「嫁ぎます」
鬼の巣窟に嫁ぐことに…
文字数 13,479
最終更新日 2024.01.15
登録日 2024.01.12
"プロの社畜"が乙女ゲームの悪役令嬢に転生し、悪役回避に奮闘の努力虚しく断罪され、神殿に送られた。
そこで真面目にプロの訓練された社畜として本領発揮し朝から晩まで仕事をしていたら 聖女 として崇められて余計に忙しいです。そしてなぜか攻略対象者達が暇なのか神殿に来るのですが忙しいので相手できませんし、出家したので結婚できません!お帰りください。
文字数 119,251
最終更新日 2022.11.21
登録日 2022.10.10
ドニエ公爵家の双子シルヴィとアネットは、美人姉妹で有名だった。
だが、妹のアネットは表の顔と裏の顔に差がありすぎた。
人を見下すことで優越感に浸るのが大好きで、誰かが幸せそうにしていれば影口を言い、その幸せを壊しに行く。そんな裏がある一方、表では美しき公爵令嬢として男性貴族たちの賞賛を集めることに余念がない。
そんなアネットは誰もがうらやむような、すごい相手と婚約してまわりを見下したいと思っていた。
王太子ジェラルドが留学先から帰国したのを知ると、シルヴィや友人たちを押しのけて彼に近づき、とうとう婚約者の座に納まる。歓喜の頂点に達したアネットは、高笑いをしながら自慢しまくるのだが……。
そこから転落するのは想像以上に速かった。
承認欲求をこじらせすぎて、自ら墓穴を掘って破滅に向かうアネットの隣でシルヴィは……。
文字数 42,110
最終更新日 2021.04.16
登録日 2021.03.22
姉の身代わりに公爵夫人になった。
「貴様と寝食を共にする気はない!俺に呼ばれるまでは、俺の前に姿を見せるな。声を聞かせるな」
夫と初対面の日、家族から男癖の悪い醜悪女と流され。
公爵である夫とから啖呵を切られたが。
翌日には誤解だと気づいた公爵は花嫁に好意を持ち、挽回活動を開始。
地獄の番人こと閻魔大王(善悪を判断する審判)と異名をもつ公爵は、影でプレゼントを贈り。話しかけるが、謝れない。
「愛しの妻。大切な妻。可愛い妻」とは言えない。
一度、言った言葉を撤回するのは難しい。
そして妻は普通の令嬢とは違い、媚びず、ビクビク怯えもせず普通に接してくれる。
徐々に距離を詰めていきましょう。
全力で真摯に接し、謝罪を行い、ラブラブに到着するコメディ。
第二章から口説きまくり。
第四章で完結です。
第五章に番外編を追加しました。
文字数 90,994
最終更新日 2022.07.30
登録日 2022.07.08
「「もしかして転生者?!」」
リディと男性の声がハモり、目の前の男性ルシアン・バークレーが驚きの表情を浮かべた。
リディは乙女ゲーム「セレントキス」の世界に転生した…モブキャラとして。
ヒロインは義妹で義母と共にリディを虐待してくるのだが、中身21世紀女子高生のリディはそれにめげず、自立して家を出ようと密かに仕事をして金を稼いでいた。
転生者であるリディは前世で得意だったタロット占いを仕事にしていたのだが、そこに客として攻略対象のルシアンが現れる。だが、ルシアンも転生者であった!
ルシアンの依頼はヒロインのシャルロッテから逃げてルシアンルートを回避する事だった。そこでリディは占いと前世でのゲームプレイ経験を駆使してルシアンルート回避の協力をするのだが、何故か偽装婚約をする展開になってしまい…?
「私はモブキャラですよ?!攻略対象の貴方とは住む世界が違うんです!」
※ファンタジーでゆるゆる設定ですのでご都合主義は大目に見てください
※ノベルバ・エブリスタでも掲載
文字数 269,964
最終更新日 2024.02.28
登録日 2023.05.08
周囲の人間からは一途に第一王子殿下を慕い、殿下の浮気に耐え忍ぶ令嬢に見られている主人公リリー。
(あー。早く断罪イベント来て婚約破棄してくれないかな)
公爵家の麗しの姫君がそんなこと思っているだなんて、誰も思っていなかった。
全13話 毎日更新していきます。時間つぶしに読んでいただけたら嬉しいです。 作者かのん
文字数 18,257
最終更新日 2021.10.12
登録日 2021.10.02
「カクヨム」と「小説家になろう」にも投稿しています。
カチュアは返事しなかった。
いや、返事することができなかった。
下手に返事すれば、歯や鼻の骨が折れるほどなぐられるのだ。
その表現も正しくはない。
返事をしなくて殴られる。
何をどうしようと、何もしなくても、殴る蹴るの暴行を受けるのだ。
マクリンナット公爵家の長女カチュアは、両親から激しい虐待を受けて育った。
とは言っても、母親は血のつながった実の母親ではない。
今の母親は後妻で、公爵ルイスを誑かし、カチュアの実母ミレーナを毒殺して、公爵夫人の座を手に入れていた。
そんな極悪非道なネーラが後妻に入って、カチュアが殺されずにすんでいるのは、ネーラの加虐心を満たすためだけだった。
食事を与えずに餓えで苛み、使用人以下の乞食のような服しか与えずに使用人と共に嘲笑い、躾という言い訳の元に死ぬ直前まで暴行を繰り返していた。
王宮などに連れて行かなければいけない場合だけ、治癒魔法で体裁を整え、屋敷に戻ればまた死の直前まで暴行を加えていた。
無限地獄のような生活が、ネーラが後妻に入ってから続いていた。
何度か自殺を図ったが、死ぬことも許されなかった。
そんな虐待を、実の父親であるマクリンナット公爵ルイスは、酒を飲みながらニタニタと笑いながら見ていた。
だがそんあ生き地獄も終わるときがやってきた。
マクリンナット公爵家どころか、リングストン王国全体を圧迫する獣人の強国ウィントン大公国が、リングストン王国一の美女マクリンナット公爵令嬢アメリアを嫁によこせと言ってきたのだ。
だが極悪非道なネーラが、そのような条件を受け入れるはずがなかった。
カチュアとは真逆に、舐めるように可愛がり、好き勝手我儘放題に育てた、ネーラそっくりの極悪非道に育った実の娘、アメリアを手放すはずがなかったのだ。
ネーラはカチュアを身代わりに送り込むことにした。
絶対にカチュアであることを明かせないように、いや、何のしゃべれないように、舌を切り取ってしまったのだ。
文字数 102,276
最終更新日 2020.08.15
登録日 2020.05.14
「クリスティーナ・ミハイル。貴様との婚約をここに破棄する」
王立学園のサマーパーティ会場において、突然、クリスは皇太子に宣告された。
そうこの話は悪役悪徳令嬢がはかなげな娘をいじめにいじめて挙句の果てに皆の前でその悪事の数々を暴かれ弾劾される話のはずが…
クリスは天真爛漫お転婆令嬢だったのに、皇太子の婚約者になったばかりに王妃教育の礼儀作法が苦手。1ミリ違うからってダメ出しされても…
おまけに王立学園の物理は世界的な権威がいるからかレベルは世界的に高くて寝る間も惜しんで勉強する羽目に…・
それだけ必死に努力してるのに婚約者は礼儀作法のなっていない娘と人目もはばからずイチャイチャ
もう一人の王女は別名暴風王女。礼儀作法って何、食べられるのって感じで、仲の良いお姉さまだけど敵国皇太子と仲良くしていて………
苦労するのは私だけ?
我慢の限界を超えて…
しかし、このクリス、実は建国の戦神、史上最強最悪のシャラザールが憑依していて、そんな彼女に逆らうと…
読んだ人がスカッとするお話書いていくつもりです。
新章始めました
小説家になろう カクヨムでも公開中
この1000年前の物語シャラザール帝国建国秘話はこちら
「娘の命を救うために生贄として殺されました・・・でも、娘が蔑ろにされたら地獄からでも参上します」
https://www.alphapolis.co.jp/novel/237012270/474495563
文字数 981,991
最終更新日 2023.12.29
登録日 2021.05.22
最愛の側妃だけを愛する旦那様、あなたの愛は要りません
レンタル有り私の旦那様は七人の側妃を持つ、巷でも噂の好色王。
後宮はいつでも女の戦いが絶えない。
安心して眠ることもできない後宮に、他の妃の所にばかり通う皇帝である夫。
「どうして、この人を愛していたのかしら?」
ずっと静観していた皇后の心は冷めてしまいう。
それなのに皇帝は急に皇后に興味を向けて……!?
「あの人に興味はありません。勝手になさい!」
文字数 122,612
最終更新日 2024.03.28
登録日 2021.04.26
公爵家の次男であるエルドは、伯爵家の次女リアーナと婚約していた。
リアーナは何かとエルドを苛立たせ、二度と顔を見せるなと言った翌日、二人の婚約は破棄される事になった。急な決定に困惑したエルドはリアーナに会おうとするが…。
文字数 9,943
最終更新日 2021.06.03
登録日 2021.05.29
「アイリーン、貴女との婚約は破棄させてもらう」
大勢が集まるパーティの場で、この国の第一王子セルディ殿下がそう宣言した。
はぁぁあ!? なんでどうしてそうなった!!
私の必死の努力を返してー!!
乙女ゲーム『ラベルシアの乙女』の世界に転生してしまった日本人のアラサー女子。
気付けば物語が始まる学園への入学式の日。
私ってヒロインなの!?攻略対象のイケメンたちに囲まれる日々。でも!私が好きなのは攻略対象たちじゃないのよー!!
私が好きなのは攻略対象でもなんでもない、物語にたった二回しか出てこないイケオジ!
所謂モブと言っても過言ではないほど、関わることが少ないイケオジ。
でもでも!せっかくこの世界に転生出来たのなら何度も見たイケメンたちよりも、レアなイケオジを!!
攻略対象たちや悪役令嬢と友好的な関係を築きつつ、悪役令嬢の婚約破棄を回避しつつ、イケオジを狙う十六歳、侯爵令嬢!
必死に悪役令嬢の婚約破棄イベントを回避してきたつもりが、なんでどうしてそうなった!!
やっぱり婚約破棄されてるじゃないのー!!
必死に努力したのは無駄足だったのか!?ヒロインは一体誰と結ばれるのか……。
※この物語は作者の世界観から成り立っております。正式な貴族社会をお望みの方はご遠慮ください。
※この作品は小説家になろう、カクヨムで完結済み。
文字数 77,841
最終更新日 2024.02.09
登録日 2024.01.29
「お前が婚約者にふさわしいか、身体を確かめてやる」
婚約者であるライアン王子に言われた言葉に呆れて声も出ない
レブル子爵家の令嬢
アビゲイル・レブル
権力をふりかざす王子に当然彼女は行為を断った
そして告げられる婚約破棄
更には彼女のレブル家もタダでは済まないと脅す王子だったが
アビゲイルは嬉々として出ていった
ーこれで心おきなく殺せるー
からだった
王子は間違えていた
彼女は、レブル家はただの貴族ではなかった
血の滴るナイフを見て笑う
そんな彼女が初めて恋する相手とは
文字数 21,018
最終更新日 2021.11.16
登録日 2021.11.12
サンマルト王国の王子殿下のフリックは公爵令嬢のエリザに婚約破棄を言い渡した。
理由は幼馴染との「真実の愛」に目覚めたからだ。
エリザの言い分は一切聞いてもらえず、彼に誠心誠意尽くしてきた彼女は悲しんでしまう。
フリックは幼馴染のシャーリーと婚約をすることになるが、彼は今まで、どれだけエリザにサポートしてもらっていたのかを思い知ることになってしまう。一人でなんでもこなせる自信を持っていたが、地の底に落ちてしまうのだった。
一方、エリザはフリックを完璧にサポートし、その態度に感銘を受けていた第一王子殿下に求婚されることになり……。
文字数 55,844
最終更新日 2021.06.11
登録日 2021.04.25
伯爵令嬢でありながらも、公爵令息であるルイス・ノッカス様の専属メイド兼護衛騎士として働いている私、フィリア・ノイズは、ある日、婚約者から「婚前交渉をさせてもらえないから」という理由で婚約破棄を言い渡されてしまう。
失恋した私を慰めるために、ルイス様が紹介してくれたのは、元公爵令息で現在は伯爵であり騎士でもある人物で――。
※過去作の改稿版ですが、設定が変わっております。
※史実とは関係なく、設定もゆるゆるでご都合主義です。
※中世〜近世ヨーロッパ風で貴族制度はありますが、法律、武器、食べ物など、その他諸々は現代風です。話を進めるにあたり、都合の良いものとなっています。
※誤字脱字など見直して気を付けているつもりですが、やはりございます。申し訳ございません。
文字数 99,916
最終更新日 2023.11.19
登録日 2023.09.13