現代文学 切ない小説一覧
文字数 2,871
最終更新日 2023.09.06
登録日 2023.09.05
「僕」が高校生だった頃、夏休み、祖母の家に行った時の小さな出会いの物語。
手持ち無沙汰に散歩をしていた僕は、道端で一本の向日葵を見つける。
真直ぐに、天を目指して伸び、お日様の方を向いている。
だが、目を引いたのは、その向日葵そのものじゃない。
向日葵の隣に、同じくらいの背丈の女の子が立っている。
頭に麦わら帽子をちょこんと乗せ、ノースリーブのワンピースに、かわいいサンダルを履いていたその女の子は、悲しそうな顔で向日葵を見つめていた。
思わず声をかけた僕に、女の子が話す悲しい話。
その本当の意味は――。
空色ワンライ 第16回 参加作品
文字数 1,327
最終更新日 2021.08.12
登録日 2021.08.12
アレルギー男の世知辛い現実をどうぞ。
こちらはカクヨムでやっている。
「赤いきつね」「緑のたぬき」幸せしみるショートストーリーコンテスト』
に参加するために執筆したものです、どうせなのでこっちでも公開。
文字数 1,536
最終更新日 2021.11.27
登録日 2021.11.27
人間だった前世の記憶を持つセミ。
羽化するために土の中から出ようとするが、地上に道路が敷かれコンクリートに阻まれ死んでしまう。
幽霊となったセミは、他のセミが死んで成仏する所を目撃する。なんで俺は成仏できないんだと悩んだ。
そこにセミ取りに来た3人の少年。楽しそうに騒いでいるが1人の様子がおかしい。
その子は幽霊のはずのセミの姿が見える。セミはその少年と不思議な夏を過ごしていく…
文字数 14,585
最終更新日 2022.08.05
登録日 2022.07.05
体調を崩して無職になったおっさんが、家賃の安いマンションに引っ越した折、ベランダ下に黒い先住者を見つける。その黒猫との奇妙な関りを纏めたものである。
文字数 5,648
最終更新日 2023.06.04
登録日 2023.06.04
ある化学工場の事故から既に500年がたった現在。
その影響で男性は急激な老化が起こり、女性は年百年たっても女子高生の姿から脱却できず、死ぬことすらできない状態が続いていた。
そして企業の重役までたった100歳の外見女子高生は自身の弟の墓参りに行くために、これから高野山へむかっった。
そしてとある爺さんと会った事で彼女に変化が起こる…。
文字数 2,211
最終更新日 2019.05.17
登録日 2019.05.17
文字数 7,930
最終更新日 2019.12.08
登録日 2019.12.08
『僕』はKの自殺をニュースで知った。Kと『僕』は親友だった、すくなくとも一時期は。ニュースキャスターのはっきりとしない口調、呼ばれなかった葬式……『僕』はKの死の実感もなくその友情を回想する。
文字数 22,033
最終更新日 2023.06.20
登録日 2023.06.11
三上悟はパパも辞め、今度はお兄ちゃんも辞めることになりました。
歳の離れた妹、京香はしっかり者で、寅さんのサクラみたいな妹です。
でも、兄の悟はそんな妹に迷惑をかけてばかり。幼い頃は妹想いのやさしいお兄ちゃんだった悟は、酒、女、ギャンブルに溺れる毎日。口癖はいつも「兄ちゃんが必ずお前をしあわせにしてやるから」でした。
そんな兄、悟のロクデナシ・ブルースのお話です。「今日、パパを辞めます」の姉妹作品です。
文字数 2,859
最終更新日 2024.04.20
登録日 2020.08.30
文字数 6,957
最終更新日 2020.05.05
登録日 2020.04.16
AI少女とある青年の絵画を遠して繋がる、ひとつの出逢い。ひとつの別れ。
※この作品は小説家になろう、エブリスタに掲載しています。
文字数 3,334
最終更新日 2023.05.31
登録日 2023.05.31
文字数 11,948
最終更新日 2020.08.13
登録日 2020.07.22
文字数 1,366
最終更新日 2023.06.30
登録日 2023.06.30
初彼に振られた蕾は傷心中。そんな蕾に母は一枚の写真を渡す。それを見つめているうちに蕾は終戦直前にタイムスリップしてしまった。
2020/08/25 kindleにて販売開始致しました。
第1話は無料でお試し読みできます。
続きはkindleにてご購入下さい。
文字数 1,243
最終更新日 2020.07.12
登録日 2020.07.12
少女――木本和葉は父親――木本昴に、連れられてきた幼馴染の少年――桜井夏樹と再会をする。だが、夏樹は闇組織に所属をする暗殺者となっていた。そのことを、聞いた和葉は思わず反発をしてしまう。
学校帰りに闇組織の男たちに拉致された和葉は、夏樹の従兄弟で潜入捜査官として、警察で働いている夏樹の従兄弟――矢野秋に助けられる。秋が闇組織のトップのボスと対峙している時に、夏樹は姿を消してしまう。
自分の気持ちを綴った手紙だけを残して――。秋、和葉、昴はそれに応えようと返事を書くのだった。
文字数 34,137
最終更新日 2021.11.05
登録日 2021.10.08
果てるとき、私に強く抱きついてくる時の彼が好き。
愛おしい。
男にしか埋められない部分が、女にはある。
文字数 24,120
最終更新日 2021.09.13
登録日 2021.09.13
文字数 25,714
最終更新日 2022.07.22
登録日 2022.07.22
寂れた商店街の駄菓子屋でのわしとばあさんの話。
懐かく切ないヒューマンドラマです。
小説家になろうにも掲載しています。
文字数 2,984
最終更新日 2018.03.06
登録日 2018.03.06
違う世界線での話
そこでは差別もなく、争いもない。
『平和な世界』
皆考えが同じで、日々を過ごしていく、
素晴らしい世界。
機械と一部の人間に侵食され、進化すら操られている事も気付かずに。
文字数 11,796
最終更新日 2021.04.19
登録日 2020.06.21
仕事一筋でやってきた頑固親父、五十代の萬狩は離婚の裁判で悔しい思いをした。ある日、『老犬を最期まで見届けるのであれば』という奇妙な条件付きの家を見付け、移住を決める。
老犬の名前は、シェリー。
はじめ、彼は仲良くやるつもりはなかった。けれど、世話をし、日々を過ごしていく中でシェリーとの同居暮らしは萬狩を変え始める。関わってくる移住先の人達。これまでの彼には考えられない生活の中で、次第に『最期まで見届ける』という言葉が、萬狩の中で重みを増し始めて――
「いつまで、どのくらいまで、俺達には時間が許されているんだ?」
五十代の頑固な中年おやじ萬狩と、老犬シェリーの物語。
※「小説家になろう」「カクヨム」等にも掲載しています。
文字数 181,950
最終更新日 2023.11.05
登録日 2023.11.05
「この想いの100分の1でも、あなたに届けばいい」
この言葉を思い付くがままに書いたショートショートです。
文字数 793
最終更新日 2022.03.28
登録日 2022.03.28
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