歴史・時代 戦国小説一覧
弥生・奈良・平安・鎌倉・南北朝・安土桃山・戦国・江戸・明治と過去の時代に人々の側にいた存在達が、自分を使っていた人達の事を当時を振り返り語る話の集合です。
長編になっていますが、いくつもの話が寄り集まった話になっています。
また、歴史物ですがフィクションとしてとらえてください。
文字数 84,930
最終更新日 2019.06.18
登録日 2016.05.30
時は戦国時代。
甲斐国(現在の山梨県)に一人の英傑がいた。
武田太郎晴信
源義家の弟・新羅三郎義光を始祖とする甲斐源氏の嫡流、武田家の十九代当主。
父を追放し、妹婿を殺し、嫡男を廃嫡し、更には北条に嫁いだ娘を離縁されても野望に燃えた漢。
だが、その野望も病の前に潰えた。
そんな晴信が御先祖様の力で人生やり直し?!
時を遡って、今度こそ天下統一を果たす?
強欲生臭坊主を返上して一家のために奮闘します。
*史実に沿って進めますが、細部は作者の創作です。徐々に歴史改変が進みます。あしからずご了承ください。
表紙画像は月乃ひかりさんよりの頂き物です。
文字数 263,195
最終更新日 2019.06.07
登録日 2018.04.26
『粗忽者のそなたから、いつも目が離せなんだ』
初めて出会った川のほとりから、ずっと。
粗忽を重ねながらも日々誠実に務めを果たしている小柄な侍女を
太三郎は微笑ましく見つめ続けてきた。
戦乱の世、内海に浮かぶちいさな島の筆頭家老の子息が見た主家の興亡と
彼の生涯ただいちどの淡い想いを、ゆるゆると綴ります。
※不定期更新です。他の作品との絡みで更新がしばらく止まる事があります。
※この話はフィクションです。史実上の人物及び出来事が絡みますが
舞台となる地、及び主要登場人物は全て架空のものです。
史実関連の事柄については出来る限り調べた上で織り込んでいますが
不備な点もあるかと思います。予めご了承下さい。
文字数 9,268
最終更新日 2019.06.04
登録日 2019.05.26
「生きる理由を教えてもらえるなんて、私は幸せだね」――挑むようにそう言って、出雲の緋羽大社に去った幼なじみの樹乃。
時を同じくして、紫庵と樹乃の故郷・オクヤマツミは、緋羽大社の手によって全滅の憂き目にあう。独り生き残った紫庵は、復讐と樹乃を取り戻すため、出雲へ疾走る。
一方、出雲の国では、霊山に大神を封じる大社と、その力を手に入れようとする領主の久世氏とが対立していた。出雲の国部衆、婆娑羅姿の少女、天剋流という傭兵集団も加わり、紫庵は大神をめぐる彼らの争いに否応なく巻き込まれていく。
暴力と陰謀と死の影が覆う中、紫庵は封印の供犠とされた樹乃へひたすらに手を伸ばす――自身が鬼と化すのもかえりみずに。
文字数 119,576
最終更新日 2019.05.31
登録日 2019.04.09
右筆(ゆうひつ)。
それは、武家の秘書役を行う文官のことである。
文章の代筆が本来の職務であったが、時代が進むにつれて公文書や記録の作成などを行い、事務官僚としての役目を担うようになった。
この物語は、とある男が武家に右筆として仕官し、無自覚に主家を動かし、戦国乱世を生き抜く物語である。
などと格好つけてしまいましたが、実際はただのゆる~いお話です。
文字数 44,893
最終更新日 2019.05.26
登録日 2019.04.24
家督争いの最中の主君・京極政経の人質として京の町へやって来た尼子経久は、焼け野原となった町を「燎原」と呼ぶ男に出会った。
野に放たれた火は燃え広がり焼き尽くす。だが、草花は焼け跡からも新たな命が芽吹く。
しかし、足軽として集められた兵たちが統率者を失い野盗と化し、田畑を焼かれた農民は住む場所を失い、流れ着いた民が吹き溜まる京の都は荒れ果てていた。
灰と化した町から民の生きる新たな道を照らす事が出来るのか?
尼子経久が謀聖と呼ばれる第一歩を踏み出す。
文字数 51,615
最終更新日 2019.05.22
登録日 2019.03.11
文字数 134,225
最終更新日 2019.05.09
登録日 2018.10.04
戦国、安土桃山時代を主君を変えながら生き残った一人の侍、高師直の末裔を自称する高師影。高屋又兵衛と名を変えて晩年、油問屋の御隠居となり孫たちに昔話を語る毎日。その口から語られる戦国の世の物語です。
文字数 17,923
最終更新日 2019.05.06
登録日 2019.04.14
豊臣秀吉が愛し、徳川家康が怖れた猛将“立花宗茂”。
義父“立花道雪”、父“高橋紹運”の凄まじい合戦と最期を目の当たりにし、男としての仁義を貫いた”立花宗茂“と“誾千代姫”との哀しい別れの物語です。
下剋上の戦国時代、九州では“大友・龍造寺・島津”三つ巴の戦いが続いている。
大友家を支えるのが、足が不自由にもかかわらず、輿に乗って戦い、37戦常勝無敗を誇った“九州一の勇将”立花道雪と高橋紹運である。立花道雪は1人娘の誾千代姫に家督を譲るが、勢力争いで凋落する大友宗麟を支える為に高橋紹運の跡継ぎ統虎(立花宗茂)を婿に迎えた。
女城主として育てられた誾千代姫と統虎は激しく反目しあうが、父立花道雪の死で2人は強く結ばれた。
だが、立花道雪の死を好機と捉えた島津家は、九州制覇を目指して出陣する。大友宗麟は豊臣秀吉に出陣を願ったが、島津軍は5万の大軍で筑前へ向かった。
その島津軍5万に挑んだのが、高橋紹運率いる岩屋城736名である。岩屋城に籠る高橋軍は14日間も島津軍を翻弄し、最期は全員が壮絶な討ち死にを遂げた。命を賭けた時間稼ぎにより、秀吉軍は筑前に到着し、立花宗茂と立花城を救った。
島津軍は撤退したが、立花宗茂は5万の島津軍を追撃し、筑前国領主としての意地を果たした。豊臣秀吉は立花宗茂の武勇を讃え、“九州之一物”と呼び、多くの大名の前で激賞した。その後、豊臣秀吉は九州征伐・天下統一へと突き進んでいく。
その後の朝鮮征伐、関ヶ原の合戦で“立花宗茂”は己の仁義と意地の為に戦うこととなる。
文字数 252,697
最終更新日 2019.04.30
登録日 2019.04.26
文字数 18,382
最終更新日 2019.04.30
登録日 2019.04.30
慶長十四年、五月。澄み渡る江戸の空を浮かない顔で眺める一人の老男性。
彼の名は本多平八郎忠勝。徳川家康の下で数々の武功を挙げ、相棒『蜻蛉切』と共に生涯五十七度の戦に参陣しながら掠り傷一つ負わなかった歴戦の猛者である。
姉川では合戦の口火を切る単騎突貫を行い、三方ヶ原の前哨戦となった一言坂の戦いでは戦国最強と謳われた武田勢を相手に孤軍奮闘し、本能寺の変で錯乱した主人を一喝し、小牧では五万の豊臣勢に五百の手勢で立ち向かった。その武勇は武田信玄や織田信長、豊臣秀吉から高く評価されることとなり、『天下無双』と呼ばれるまでになった。
その忠勝が、どうして浮かない顔をしているのか? 本多忠勝の歩んできた半生を振り返ってみようではないか―――
<第5回歴史・時代小説大賞>に参加しています!!
皆様の投票、よろしくお願い致します。
お気に入り・感想も大歓迎です! 「ここ直した方がいいよ」という指摘もお待ちしています。
※第八回ポプラ社小説新人賞へ応募 → 落選
※第七回ネット小説大賞へ応募 → 一次選考通過
当作品は第七回ネット小説大賞へ応募した作品に加筆修正を加えた作品となっております。予めご了承下さい。
『小説家になろう(https://ncode.syosetu.com/n1299fd/ )』でも同時掲載中です。
文字数 162,752
最終更新日 2019.04.26
登録日 2019.04.26
//徳川家康が幕府を開いて早々に江戸を捨てて駿府へ移った真の理由とは?
第5回歴史・時代小説大賞での応援ありがとうございました。
※「小説家になろう」「カクヨム」にも重複投稿しました(2019/6/1)。
文字数 3,312
最終更新日 2019.04.20
登録日 2019.04.20
天正十年(一五八二年)六月。
織田信長が死に、明智光秀が死んだ。
細川忠興は彼らの死に様に憧憬する。
忠興は烈しいものが好きだ。
炎の烈しさを持った信長と氷の烈しさを持った光秀を、忠興は敬慕していた。
忠興の妻、珠もまた烈しく美しい女だ。
珠は光秀の娘。
天下の反逆者の血を引く珠を、忠興は誰の目にも触れぬよう、丹波の山奥に隠している。
戦国時代随一のヤンデレ、細川忠興の視点を介して綴る異説本能寺の変。
文字数 19,606
最終更新日 2019.04.01
登録日 2019.04.01
桶狭間の戦い、比叡山の焼き討ち、
楽市楽座、天下布武、本能寺の変など
歴史に名を刻む人生を送った織田信長
キリスト教や南蛮物が好きな変わり者。
短気で冷酷な性格。
尾張のうつけ、魔王信長、の異名持ち。
とイメージするだろう。
しかし、この物語では本能寺の変付近から
信長と他武将が新たに別の歴史を歩みだす。
魔王信長は本能寺の変にて生まれ変わる
信長は再び天下を狙うがそれは、魔王としてでは無かった。
信長は魔王の異名を返上する為、
他武将と共に日々奮闘し新たな異名を獲得していく。
信長は魔王の異名を無事返し
天下を狙う事が出来るのか?
文字数 6,676
最終更新日 2019.03.09
登録日 2019.01.28
文字数 22,210
最終更新日 2019.02.25
登録日 2019.02.14
文字数 5,785
最終更新日 2019.02.11
登録日 2019.02.11
毛利元就・尼子経久と並び、三大謀聖に数えられた、その男の名は宇喜多直家。
強大な敵のひしめく中、生き残るために陰謀を巡らせ、守るために人を欺き、目的のためには手段を択ばず、力だけが覇を唱える戦国の世を、知略で生き抜いた彼の夢見た天下はどこにあったのか。
文字数 128,226
最終更新日 2019.01.31
登録日 2018.10.22
文字数 9,972
最終更新日 2019.01.27
登録日 2019.01.15
その場に立ち会ったわけではないけれども、歴史の中ではひょっとしたらこんな一ページがあったのかも知れません。
そんな「もしかしたら」の一ページ。
短編集の形式ですが、年代順ではありませんのでご了承ください。
ファンタジー要素を含むものもあります。
一部は以前他サイトに投稿したものをそのまま掲載いたしました。
文字数 5,097
最終更新日 2018.12.17
登録日 2018.08.09
自分で書いた四コマ漫画を自分でノベライズする、そんな無茶な企画の作品です。
多分コメディなので、出来れば、読んで、笑ってやって下さい。
内容は、ざっくり言うと、
・兄上は今日も胃が痛い
・出浦殿、巻き添えを喰らう
・甘党パッパ
・美魔女マッマ
という感じです。
この物語は当然フィクションです。
この作品は個人サイト「お姫様倶楽部Petit」及びpixivでも公開しています。
また、元ネタの漫画は以下で公開中です。
https://www.alphapolis.co.jp/manga/281055331/473033525
文字数 7,281
最終更新日 2018.12.09
登録日 2018.12.09
滝川三九郎一積は、織田信長の重臣であった滝川一益の嫡孫である。しかし、父の代に没落し、今は浪人の身であった。彼は、柳生新陰流の達人であり、主を持たない自由を愛する武士である。
三九郎は今、亡き父の遺言により、信州上田へと来ていた。そして、この上田でも今、正に天下分け目の大戦の前であった。その時、三九郎は、一人の男装した娘をひょんな事から助けることとなる。そして、その娘こそ、戦国一の知将である真田安房守昌幸の娘であった。
上田平を展望する三九郎の細い瞳には何が映って見えるのだろうか?これは、戦国末期を駆け抜けた一人の歴史上あまり知られていない快男児の物語である。
文字数 140,005
最終更新日 2018.11.10
登録日 2018.11.10
先の戦争で大活躍した「私」は、そのために却って敵の総大将に見込まれてしまった。
そして停戦後、総大将のお姫様が「嫁(監視役兼務)」としてやってくることになった。
問題は「私」には既に「幼なじみ」で「従姉」の妻がいることだ――。
天正十七年(一五八九年)のこと。
後の世に言う第一次上田合戦から数年の後、徳川の家臣となった真田の嫡男・信幸は本多忠勝の娘と縁組むことになった。
そのために、幼年から連れ添った糟糠の妻は「側室」という扱いとされた。
どう考えてもギクシャクしそうな新婚家庭。
二人の妻との間に立って苦労することを覚悟していた信幸だったが、新妻と古女房は亭主の心配をよそに、会うなり仲良くなってしまう。
そして時は流れて――。
――お前達は嘘吐きだ。
文字数 8,388
最終更新日 2018.09.20
登録日 2018.09.18
超普通の中3の来也がひょんなことから普通じゃありえない不思議な日常が始まる!?空想歴史ファンタジー、時空記第一幕の開幕!!
文字数 8,322
最終更新日 2018.08.26
登録日 2017.12.29
時は江戸。明暦の大火と呼ばれる大火事に江戸は見舞われた。しかし、遠く離れた土地では、そんな大事も風の噂に過ぎない。とある山里に住む無邪気な少女・お玉の下には、ある日、兄の形見と金子を持った男が尋ねてきて・・・一人の少女が遊里の中で、人として女として変貌を遂げていく。
文字数 37,521
最終更新日 2018.06.07
登録日 2018.04.30
織田信長によって「鬼武蔵」という異名をつけられた若き武将・森長可。主君の命により敵味方に恐れられるべき鬼として振る舞い続ける猛将の人生は、本能寺の変という歴史的大事件の発生によって激変していく。寄りかかるべき大樹であった主君と実弟・蘭丸を喪い、生きる意味を見失いかけた彼であったが、偶然見つけた槍の好敵手に狂気そのものの執着をすることで自らを奮い立たせ再び修羅の道へと突き進んでいく。
狙うべきは―――かつての僚友であった、岩崎城の丹羽氏次と美貌の弟・氏重兄弟の首のみ。
まず、歴史・小説大賞の応募作として一部完結とさせていただきます。第二部では羽黒の戦い、岩崎城の戦い、最後に小牧・長久手の戦いが中心となりますのでご期待ください。
文字数 121,617
最終更新日 2018.06.02
登録日 2018.04.30
【2018/5/29完結】
これは、少年と共に天下分け目を斬り拓いた刀の物語。
豊臣秀次に愛された刀・波およぎ兼光。
血塗られた運命を経て、刀は秀次を兄と慕う少年・小早川秀秋の元へ。
名だたる数多の名刀と共に紡がれる関ヶ原の戦いが今、始まる。
・pixivにも掲載中です(文体など一部改稿しています)https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=9864870
・本作は史実を元にしたフィクションです。IF展開・恋愛描写はありません。
・呼称は分かりやすさ優先で基本的に名前呼びにしています。
・武将の悪役化なし、下げ描写なしを心がけています。当初秀吉が黒い感じですが、第七話でフォローしています。
・波およぎ兼光は秀次→秀吉→秀秋と伝来した説を採用しています。
pixiv版をベースに加筆・修正・挿絵追加した文庫版もあります。
https://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=74986705
文字数 120,417
最終更新日 2018.05.29
登録日 2018.04.03
鎌倉幕府設立者、源頼朝に「師父」と呼ばれた「千葉常胤」
時は1180年
平清盛により伊豆に流されていた源頼朝。
34歳で挙兵するも、石橋山(神奈川県小田原市)での戦いで平氏に敗れ、命からがら安房国に逃れたことから、歴史は動き出した。
鎌倉幕府設立に尽力をした千葉常胤氏が挙兵を決めた時のことにスポットライトを当てた話
登場人物
源頼朝
千葉常胤
千葉胤正
千葉胤頼
千葉成胤
藤九郎盛長
2017年 千葉文学賞応募の際、文字数制限のため、短く書き上げたものを、自分が納得するカタチに、連載にすることにしました。
文字数 20,507
最終更新日 2018.05.25
登録日 2018.04.25
東海一の弓取りと呼ばれた三河、遠州、駿河の三国の守護、今川家の重臣として生まれた
一宮左兵衛は、勤勉で有能な君主今川義元をなんとしても今川家の国主にしようと奮闘する。
今川義元と共に生きた忠臣の物語。
今川と織田との戦いを、主に今川の視点から描いていきます。
文字数 130,272
最終更新日 2018.05.24
登録日 2018.04.29
第一話を完結とし、第二話を連載にて継続にします。
織田信長近習に不思議な男がいた。名を太田牛一。通称又助と呼ばれた。
弓の者として武名に長け、かつ博識にして文才にも秀でた。又助は、信長の名を広め、残すために身の回りの虚実を漏らさず書き留めた。世に言う「信長公記」である。
もちろん書き遺せない事実もあったに違いない。
今回は「火起請」の項を取り上げた。
魔王と恐れられた信長ははたして人か、神の子なのか?
又助は何を見たのか?
第二話は、戦国期の公家の中で起った風変わりな事件。
織田家と縁の深い山科言継を中心に殿上人の話がちりばめられ、又助は奇妙な結末を迎えることになる。禁裏界隈では、武家のような断罪をするにはしがらみが多いようだ。
文字数 139,985
最終更新日 2018.05.18
登録日 2018.04.24
アルファポリスの歴史・時代小説のご紹介
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