ライト文芸 じんわり 小説一覧
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2011年3月11日
あの日から私は、故郷に目を背けて生きてきた――
津波に巻き込まれ、奇跡的に助かった私は故郷から遠く離れた、見知らぬ土地で目を覚ます。
母に守られ、私だけが生き延びた現実と、私だけが安全な場所へ逃げてしまった後ろめたさから、大好きだった故郷が遠い遠い場所になってしまった。
けれど、目を閉じるたびに思い出すのは、あの震災直前に交わした約束。
「3月12日の卒業式のあと、時間くれないか。渡したいものがあるんだ」
一度はフラレたはずの、大好きな人と交わした約束。
あの果たせなかった約束が何年経っても私を過去に縛りつける。
小さい頃から思い描いた看護師への夢も諦め、孤独な年月を逃げるように生きてきた私の胸の奥には、あの日から一秒も動いていない時計がある。
これじゃだめだ。と葛藤の中、弱虫だった私を再び奮い立たせてくれたのは、故郷の懐かしい友達だった。
友との再会が、再び私と「あの日」を繋ぎ、止まっていた時計の針を動かしていく。
「当たり前の一日なんて、どこにもない。だからこそ、今日という日を大切に生きていくんだ」
これは東日本大震災を題材に、当時中学三年生だった子供たちが、絶望を越えて「希望」を抱くまでの再生の物語。
「15の春 未来を奪われた俺達が絶望の中見つけた希望は○年後に花開く」では語られなかった、真奈の視点から語られる対の物語。
文字数 77,147
最終更新日 2026.05.24
登録日 2026.04.23
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桜が咲く季節、小春の時間は止まった。
小学校の入学式から、ずっと隣にいた悠斗。
お日さまみたいに笑う彼と、桜の樹の下で過ごす時間は、小春にとって世界のすべてだった。
「伝えたいことがあるんだ」
15歳の誕生日、そう言い残して悠斗は帰らぬ人となった。
彼を失った春、街で一番大きな桜の樹だけが、咲かずに、黙り込む。
絶望の中にいた小春の前に現れたのは、不愛想な少年の、伊織。
何故か悠斗との思い出の桜の下で、何度も出会う。
止まったはずの春が、少しずつ、動き出す。
テーマは「未来」です。
最後までお読み頂けたら、嬉しいです(*'ω'*)
2022年✨奨励賞受賞✨
2026年、4年経って、ずっと直したかったところなど、増&改稿しながら、
ライト文芸大賞に参加します。
文字数 20,144
最終更新日 2026.05.24
登録日 2022.04.30
5
すべて「140字」で完結する140字小説です。
ホラー、SF、ミステリー、時々ファンタジー。
スマホで読む一口サイズの物語を、あなたの隙間時間に。
※なろうからの転載なので、タイムラグがあります。時事ネタの場合ちょっとよく分からないものも出て来るかと思いますがご容赦ください。リアルタイムで読みたいという奇特な方は……
https://ncode.syosetu.com/n2568ij/
(なろうの方は短くコメントもつけています)
どこから読んでも大丈夫です。
・添加物まみれの食生活により、血の品質低下に嘆く吸血鬼の話
・高層マンションが廃墟になる近未来の話
・一か月前にタイムリープした男の話
etc…
※140字というのはツィッター【現X】の文字数制限です。
折角?なので、140字以内ではなくジャスト140字で書いてます。
ホラー、SF、ミステリー、ファンタジー…色々とふれ幅は大きくしていこうと思います。
面白いと思ったものがあれば、感想など頂ければ書き続けるモチベーションになります^^
短編であり、ネタのメモ代わりにもいいような気がします。
その場で思い浮かんだものもあれば、いつか書こうと思ってネタ帳に書いてあったものを、
ごく短く書き出してみたものもあります。
ツィッター【現X】にも投稿してみましたが、題名が入らないので違う感じになっちゃいますね。
説明も加筆できないので、フィクションだけの投稿になりそのうち怒られそうです^^;。
文字数 203,089
最終更新日 2026.05.24
登録日 2025.04.27
6
二〇三〇年。かつて『ニホン』と呼ばれていた島は、いくつかの特区に分割統治されている。東京特区に暮らす十六歳の相川晴香は、戦局の悪化を機に、母とともに祖父の住む『管轄外地区』へ疎開することになった。
向かった先は、特区の管轄外にある田舎の自治エリア。空調管理システムも、コンビニも、まともな電波もない。前後左右に田んぼ、見上げれば山、そしてぐんと高い蒼穹。特区育ちの晴香には、何もかもが異質だった。
しかし、隣に住む不器用な同世代の青年・ソラとの交流の中で、土の匂いと人の温もりを知っていく裏で資源争奪戦争は激化。ソラは特区を守るための資源の一人として戦地へ徴用され、帰らぬ人となってしまう。
愛する人がたった数文字のデータとして処理される世界を、絶対に認めない。狂信的なまでの絶望と祈りが臨界点に達した瞬間、晴香は祖父の土蔵から、一九七〇年の「学生運動」の只中へとタイムスリップしてしまう。
そこで若き日の祖父・稔に命を救われた晴香は、運動の陰で、未来の特区――徹底管理社会を生み出すことになる冷徹なエリート思想が産声を上げようとしていることを知る。
「彼が死ぬ歴史ごと、私がねじ伏せてやる」
晴香は若き祖父や仲間たちを巻き込み、歴史を根底からひっくり返すための途方もない計画に打って出る。目標は、一九七〇年「大阪万博」の電波ジャック。時を越えた、少女のたった一人のための反逆が始まる。
文字数 72,207
最終更新日 2026.05.24
登録日 2026.04.15
7
「ずっと一緒にいよう」執着気味だった彼氏が姿を消した。そんなとき沙那(さな)は同じ職場の飛鷹(ひだか)が夜の街で続く不審な行方不明について調査していることを偶然知ってしまう。彼氏の職業が実はホストだったことに加えて次々と判明していく真実。はじめて話したときの冷たい印象とは違い不器用ながらも誠実でやさしい飛鷹に魅かれていくなか彼氏が姿を消した理由や行方不明ホストたちの共通点が明らかになっていく。飛鷹と沙那は行方不明者たちを救い出し、ハッピーエンドを迎えることができるのか──?
※BL版「もう恋なんてしない」ともリンクするシーンがあるので、ぜひ併せて読んでいただけると嬉しいです。
文字数 152,050
最終更新日 2026.05.24
登録日 2025.10.19
8
「高額報酬」の貼り紙を見てアンティークなカフェ「リベンジ」へ飛び込んだレナは、非の打ち所がない大人クールなイケメンに「ちょろそう。お前よく騙されるだろう?」などと言われて即採用となる。仕事内容も把握しないまま留守を頼まれ、その延長で仕事まで手伝うハメに。しかもそこは、「騙した男たちを社会的に抹殺する」という怪しげな依頼を引き受けるグレーなカフェだった──
※かなり前に書いていて手違いで消去してしまった話を改変したものになります。
文字数 51,738
最終更新日 2026.05.24
登録日 2025.09.08
9
佳菜絵(かなえ)という少女がいた。
彼女は三年前、とあるビルの掃除をしていた。
その時、ある同僚が変なことを言うてきた。
少女は「なんでなんで」と思い、ずっと悩み苦しんでいた。
そして彼女の心は傷付き、泣く日々が続いた。
そんなときある先輩が声をかけた。
「大丈夫」と。その先輩に私は救われ、だんだん話すたびに好きになった。
これは女同士の切ない恋と友情物語である。
文字数 4,134
最終更新日 2026.05.24
登録日 2026.05.24
10
京都府の二寧坂と寧々の道の狭間にあるお香のお店――香隣堂には不思議な秘密がある。
予約を取る際にある言葉を伝えると《特別なお客様》として招かれ、その後、身の回りの出来事や困り事が好転するという噂だ。
東京から逃げるように京都へやってきた秋森まどかは市内へ出かけた際に体調不良になり、店員の梼木奏介に助けられ香隣堂に出会った。それがきっかけで香隣堂で働くようになるが、ある日、奏介の提案で《特別なお客様》に出すお菓子を作ってほしいと頼まれる。
戸惑いながら《特別なお客様》にお菓子をもてなし、香隣堂で出会う人たちと交流するにつれ、まどかは自信をつけていく。そんな彼女のもとに縁のある客が訪れ、穏やかな日常が一変してしまう。
それはほんの些細なすれ違いだった。置き去りにしてきた現実と対峙したとき、ようやくまどかは自分のしたいことを見つけ出す。
若い和菓子職人、愛犬を失った少女、自分の望みを叶えるためだけに訪れた男性――。
今日もまた、香隣堂には合言葉とともに予約が入る。しかし、《特別なお客様》となるための合言葉はどうやって人々に伝わっているのかは、誰も知らない。
※AIの利用
・方言の表現での補助利用
・使用ツール:恋する方便変換、LeapMe
文字数 96,967
最終更新日 2026.05.23
登録日 2026.04.28
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【挫折しかけた夢追い人たちの、選択と決意のファンタジー】
大学を卒業して就職したばかりの僕は、仕事が合わず入社半年で心を壊しかけてしまう。
やがて会社を休職し、親戚の住む南の離島で療養することになった僕。
せっかく人生に前向きになるきっかけを手に入れたはずなのに、島へと向かう途中、連絡船の上で突然聞こえた謎の声に誘われるようにして、海へと落ちてしまう。
漂着した先で目覚めると、僕は、仏さまみたいに優しいオバアが営む民宿まるはなにいた。
そこは、個性豊かなお客さんたちが宿泊する、優しく温かな場所。
けれど宿泊客は皆、何やら訳ありで……。
才能が花として顕現する不思議な南国で。
一度は挫折しかけた夢追い人たちの、選択と決意の物語。
文字数 98,445
最終更新日 2026.05.23
登録日 2026.04.19
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四季折々の花が溢れるその喫茶店では、花を模したスイーツが食べられるらしい。
※第一章のみ初出ノベルアップ+
文字数 17,699
最終更新日 2026.05.22
登録日 2025.06.30
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文字数 6,334
最終更新日 2026.05.21
登録日 2025.11.22
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一つの家に三人で暮らす母と長女と次女。
三人のご飯生活が家族の輪であるが、笑いあり、もしかしたら涙あり、バトルもあるかも、ご飯を巡った話しがここに集結。
人、妖怪、神様、友人、知人、恋人、生きとし生ける者達は皆ご飯を求める!
文字数 199,197
最終更新日 2026.05.19
登録日 2023.11.13
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皆様ありがとうございます!完結しました。
~不器用でコミュ障な元凄腕シェフが、器をきれいに直す美しい金継ぎ職人とともに紡ぐ、絶品ご飯と再生の物語~
憧れの女性と結ばれ、愛娘・紬(つむぎ)にも恵まれた、幸せな料理人だったはずの、一瀬真司。けれど、自ら立ち上げた店の経営に失敗したことで、店も、仲間からの信頼も、そしてかけがえのない家族までも失ってしまう。
すべてをなくした真司は、故郷・長野県諏訪へ逃げるように戻り、ガス使用量を測る検針員として働き始める。休日は缶酎ハイをあおるだけの冷え切った日々。そんな中、担当エリアの老女の異変を察知したその日、突然、長らく離れ離れになっていた娘・紬が真司の前に現れたのだった。
予測だにしない娘との同居生活に戸惑う中、真司は担当エリアの老女が大切にしていた湯飲みを直すため、諏訪湖畔にある「金継ぎ堂」を訪れる 。そこで出会ったのは、割れた器から持ち主の心の傷まで見抜く、若く美しい店主・優奈だった。
どんなに壊れてしまっても、丁寧に継がれた器と心に沁みるごはんで、人生はもう一度やり直せる。 やさしい匂いとあたたかな空気に包まれる、長野・諏訪を舞台にしたヒューマンドラマ。
※表紙・挿絵はAI作成です。
文字数 102,538
最終更新日 2026.05.16
登録日 2026.04.26
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余命半年と宣告された父は、家族ではなく「怪しい終活業者」を選んだ。
そして託したのは、家族にすら明かせない“ある願い”。
なぜ父は、最期の願いを隠したのか。
知らされなかった家族と、秘密を抱えた父の、最後の時間が始まる。
文字数 30,950
最終更新日 2026.05.15
登録日 2026.05.03
21
中学1年生の少女・佐々木春香。ある日彼女は自分が、事故で死んだ本物の佐々木春香のクローンだと知ってしまいます。
今までの記憶は、自分のものじゃなかった。大好きだった兄が優しくしてくれていたのは、本物の妹を重ねていたからだったんだ。
全て偽物だったと悟った春香は絶望し、騙し続けた兄への復讐を決めて――
文字数 10,797
最終更新日 2026.05.13
登録日 2026.04.30
23
岩手県立盛岡第一高校に通う高1の及川颯介は、中学からの同級生、阿部莉子のことを好いていたが、関係値を変化させたくなくて、好きの二文字は伝えないでいた。夏休み、探究活動を進めるつもりの莉子に誘われ、学校の敷地内にある白堊記念館を訪れる。ただ一緒にいるだけで幸せで、こんな幸福がずっと続くと思っていた——矢先だった。黒い物体が落ちてきて、記念館は半壊。瓦礫の下敷きになり、莉子は命を落としてしまう。
数日後の深夜、颯介は悲しみに暮れ、現実逃避したくて、なんとなく歩いて白堊記念館まで来てしまった。戻ってきてくれよと心の奥底からの願いを口に出したら、死んだはずの莉子が現れて——。
これは一人の少年が、本当に大切なことは何か、現実を生きることの大切さに気づき、羽化するまでの一夏の物語。
文字数 100,562
最終更新日 2026.05.06
登録日 2026.04.16
24
大学四年生の小野寺都希は、夢もなく、就職も決まらず、無為な日々を送っていた。
そんな中、高校時代の初恋の相手である三城日向が病気で亡くなったことを、元同級生の園田瀬里から知らされる。都希は友人の荻原颯太と三人で日向の家を訪れ、日向の母親から彼女の日記を譲り受ける。そこには、日向がやりたかったことや後悔が綴られていた。
「もう一度日向に会いたい」そう強く願ったとき、都希は高校三年生の始業式に戻っていた。手元に残っているのは日向の日記だけで、これが「二周目」だと気づく。都希は、今度こそ日向の願いを叶えようと決意し、ジャンボパフェを食べたり、オオサンショウオのぬいぐるみを買ったり、参加できなかった学園祭や、花火を見るなど、彼女のやりたかったことを一つずつ実行する。
文字数 100,048
最終更新日 2026.05.06
登録日 2026.04.10
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日向君の部屋に飾ってある紫色の一輪の花。“ヒヤシンス”にまつわるお話です。
水月はその話を聞きどうするのか。
この作品を読んだ皆様が今改めて、いじめについて考えてくれると、作者も嬉しいです。
・ちなみに作品の名前は友達が考えてくれました。
・エダマメシチューさんと月見団子の共同創作グルーブ【プラムチック】で執筆しました。
・友達の偉大さに気付かされた作品でした。そして、学校関係者の皆様にはぜひ読んでもらいたい1作品です。
※この作品にはいじめに関する話が出てきます。
不快になる人は読書をご遠慮ください。
※HOTランキングの必須項目なのでとりあえず“男性向け”にしてますが、女性も読めます。
※この物語に出てくる思考や判断、表現に関しては作者独自の考え方です。事実無根の事が多くあるかもしれません。その辺はどうか、ご理解よろしくお願いします。
※内容的に人によっては気分が悪くなる事がありますので、その場合は急速に読む事を中止してください。
注意事項が多いですが、読者の皆様のためですので、どうかご理解ご協力をよろしくお願いいたします。
追記
続きはAmazon Kindleにて読めます。
よろしくお願いします。
文字数 35,622
最終更新日 2026.05.01
登録日 2022.07.01
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自動販売機にドリンクを補充する、ボトルカーのドライバー、菅道雄。
彼らの仕事は商品の補充だけではなく、設置されたゴミ箱の清掃も含まれている。
その中に捨てられているのは、ペットボトルや缶だけではない。
本来そこに捨てられるべきではないものも、数多く紛れ込んでいる。
誰かが使い終えたもの。
役目を終えたもの。
あるいは、必要とされなくなったもの。
それらは無造作に捨てられているようでいて、確かに誰かの人生と繋がっている。
けれど、その繋がりはあまりにも簡単に断ち切られてしまう。
まるで最初から存在しなかったかのように。
「人の捨てた神様を拾うんだ」
道雄は、その言葉の意味を深く理解しているわけではない。
それは彼にとって、ただの日常だからだ。
だが、その何気ない日常は、時に小さな奇跡を生む。
そしてその奇跡は、誰かの日常へと静かに繋がっていく。
これは、そんな“日常”の連なりを描いた物語である。
文字数 77,850
最終更新日 2026.04.30
登録日 2026.04.01
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退屈な主婦と破滅を知る女。 夜の公園で交差する「無い物ねだり」の物語
結婚4年目、27歳の夏美は、代わり映えのしない日々に窒息しかけていた。夫とは会話がなく、職場と家の往復だけの毎日。「もっと刺激的な人生を送りたかった」
そんな満たされない思いを抱え、夜の公園で缶ビールを煽っていた夏美の前に、一人の女性が現れる。
鮮やかな金髪、奔放な振る舞い。彼女の名は冬香。
18歳で日本を飛び出し、世界を放浪し、ドラッグや狂乱の夜を駆け抜けてきた冬香の「金色の人生」に、夏美は強烈な憧れを抱く。
だが、冬香がその瞳の奥に隠していたのは、夏美が想像もしない「虚無」と、夏美が忌み嫌う「退屈」への切実な渇望だった。
「刺激的な人生なんて、なんにも残らないよ」
金色の虚像と、漆黒の実像。
対照的な二人の対話の果てに、夏美が数年後に見た景色とは。
日常の尊さを再発見する、心温まるヒューマンドラマ。
登場人物:
夏美:27歳、結婚して4年目。夫の俊哉とは倦怠期気味。真面目な性格で何不自由ない暮らしをしてきた。
共働きだが、毎日仕事で疲れ、家事をして、俊哉との会話もなく、「結婚してもさびしい」と感じている
冬香:27歳、独身。金髪。波乱の人生を送ってきた。世界中を渡り歩いて、数々の男性経験を持つ。博打、ドラッグ、乱交パーティーまで経験している。
文字数 10,279
最終更新日 2026.04.25
登録日 2026.01.01
29
――夫婦ってなんだろう。結婚ってなんだろう。夫とは、妻とは、そして仕事とは。
仕事はできるが素直になれない女・遼子。
のんびりしているようで、実は考えすぎる男・別所。
離婚という過去を背負った“こじらせ男女”の切ない恋の行方は――。
遼子(りょうこ)は企業内弁護士(インハウスローヤー)、会社の社長である別所(べっしょ)にほのかな恋心を抱いている。彼女が勤務する会社の社長・別所もまた、密かに遼子に想いを寄せていた。しかし、気持ちを伝える前に彼女の退職日が迫り、焦った別所は思い切ってアプローチするも、空振りに終わる。そんな彼に、粋な友人が仕掛けた“恋のきっかけ”。だが、遼子の心は揺れていた。そこへ現れたのは、彼女の元夫――。思いがけない再会がきっかけとなり、踏み出せずにいた二人の関係が、静かに変わりはじめる。
“恋の甘さ”と“人生の苦み”を同時に味わえる、大人の純愛ラブストーリー。
彼らの恋を陰に日向に見守る若い恋人たちと熟年夫婦。それぞれの愛し方が交差する人間模様。
文字数 95,560
最終更新日 2026.04.23
登録日 2023.01.31
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月と太陽が重なり、街が闇に隠れる新月の夜にだけ、死者と再会できるというホテル・ラ・ソルーナ。そこに辿り着けるのは自ら命を絶った死者だけ。死者はたった一度だけ、残された者に自死した理由を伝えるために、そして、死を許してもらうために、再会の招待状を送ることができるという。
幼いふたりの愛娘と最愛の妻を残して自死した消防士。小学生の頃から一緒に甲子園を夢みて来た親友を残し、病を苦に自死した高校球児。愛してしまった不倫相手に秘密を残したまま、夫のモラハラを苦に自死を選択してしまった主婦。そして、愛する者の為に特攻隊を志願し、命を落とした17歳の青年。
一通の招待状が結ぶたった8時間だけの死者と生者の再会。遺書さえ残さず自ら命を絶った理由と、死者の本心、真実を知った生者の心にどんな明かりが灯るのか。きっと、大切なあの人に今すぐ会いたくなる感動の物語たち。
文字数 185,566
最終更新日 2026.04.22
登録日 2025.10.14
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職場でのパワハラで心が折れ、派遣バイトを転々としながらその日暮らしを送る篠崎幸生(しのざきこうせい)。
誰とも馴れ合わず、孤独を選んで生きていた彼のアパートに、ある夜、銀髪に金色の瞳を持つ不思議な子供が倒れていた。
「僕は、月から来た」
疑いながらも、子供――アルを、彼の両親が迎えに来るまで家に泊めることにした幸生。宇宙のことしか知らないアルに地球のあれこれを教えながら、二人はぎこちなくも温かな日々を過ごす。
やがてアルを迎えに彼の両親が現れた夜、幸生は気づく。いつの間にかアルが、凍りついた自分の心を溶かしていたことに。
星はずっと、見えないところでも輝き続けている――。
孤独な青年と月の子の、再生と別れの物語。
文字数 33,575
最終更新日 2026.04.15
登録日 2026.04.06
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【目の前に現れた人物は、何故か俺の事をよく知っていた】
母子家庭の俺は大学進学を諦め、アルバイト三昧の生活を続けていた。母親との関係も決して良好とは言えず、高校では教師たちからトラブルメーカー扱いを受けている。そんなある日、俺の前に不思議な男が現れ、何かと絡んでくるようになった。初めは鬱陶しい奴だと思っていたが、いつしか気を許す相手になっていた。そして、俺の身に迫る危機。その時アイツが現れて俺は驚愕の事実を知ることになる――
※総文字数13500文字、およそ20分程で読めます。
※他サイトでも投稿中
以前の作品を大幅に改稿ました。
第9回ライト文芸大賞応募中
文字数 13,500
最終更新日 2026.04.12
登録日 2026.04.12
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文字数 8,011
最終更新日 2026.03.27
登録日 2025.09.10
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「春まで仕事は休みにした。
毎日飯作って待ってる」
かつてあたしの上司だったあなたはいまや世界的なスターとなった。
驕らず、俺様っぷりは相変わらずで四十代半ばとなったいまでも毎夜毎夜……。
「おまえの笑った顔が見たいんだ。毎日」
神様仏様。こんな素敵な旦那様がいていいものなのでしょうか?
◆関連作品:「俺様上司に今宵も激しく求められる。【完結】」
https://www.alphapolis.co.jp/novel/557106500/363021476
→二十年前、このふたりが結ばれるまでの物語です。
◆参考にさせて頂いているレシピは追記します。
文字数 22,509
最終更新日 2026.03.13
登録日 2026.02.18
さくら長屋の回覧ノート
レンタル有り三連続で彼氏にフラれ
おひとり様として生涯過ごすことを決めた32歳の百花。
効率よく最速で老後費用の
貯蓄2000万円を目指す【超タイパ女子】だ。
究極の固定費である家賃を下げるために、築50年のさくら長屋への入居を決める。
さくら長屋の入居条件は
【「回覧ノート」を続けることができる人】
回覧ノートとは長屋の住人が、順々に
その日にあった良かったことと
心にひっかかったことを一言だけ綴る簡単なもの。
個性豊かで、ちょっとお節介な長屋の住人たちと
回覧ノートを続けて交流するうちに、
百花はタイパの、本当の意味に気づいていく。
おひとり様で生きていくと決めたけれど、
<<少しだけ人と繋がっていたい>>
──そんな暮らしの物語。
文字数 109,710
最終更新日 2026.03.11
登録日 2025.04.07
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