女主人公 小説一覧

14,792
241

魔法でより良い生活を目指して、頑張る現代っ子!

「不潔な異世界なんて絶対ムリ! 現代の快適な生活を取り戻してみせます!」 バイト先のコンビニで災難に遭い、命を落とした21歳の就活生・川口ゆはな。 異世界転生を果たしたものの、そこは風呂もまともな衛生観念もない中世風の世界だった。 不潔すぎる環境に耐えかねたゆはなは、この世界にある「魔法」の存在を知る。 快適な現代ライフを再現するための奮闘劇が今始まる!
ファンタジー 連載中 長編
感想数 0 文字数 104,917 最終更新日 2026.09.15 登録日 2026.08.16
242

「お前との婚約を破棄する!」「え?私って婚約者いたんですか?!」

学園の卒業パーティーで知らない男子生徒がこれまた知らない女子生徒を伴ってこちらを指差し、いきなり大声で唐突に婚約破棄を宣言してきた。 私まだ婚約者いないはずなんだけど、貴方誰?
恋愛 完結 短編
感想数 6 文字数 4,705 最終更新日 2026.07.20 登録日 2026.07.20
243

「人形のようだ」と婚約破棄されたので、もう完璧を演じるのはやめようと思います

「人形のようだ」と婚約破棄されたので、もう完璧を演じるのはやめようと思います
「今この瞬間、お前との婚約を破棄する」 婚約者である王太子・アルバートが、聖女・ミリーと口付けを交わす現場に出くわしてしまったレティシア。 しかし彼は、謝罪をするどころか、レティシアに対し冷たく婚約破棄を告げる。 「お前のその完璧なところが、人形じみていて嫌いなのだ」 婚約者を奪われ、実家へ戻ったレティシアを待っていたのは、実父と継母による謂れのない叱責と、周囲から向けられる嘲笑の目だった。 貴族の結婚に、愛は要らない――。 そう自分に言い聞かせて胸の奥へ仕舞い込んだはずの、嘗ての恋。 しかし、ゼハディア帝国の皇太子・イヴァンとの再会により、レティシアの心は大きく揺れ動く。 「愛される結婚の方が、幸せだと思うけどな」 昔と変わらぬ笑顔に、封じたはずの想いが疼く。 婚約破棄をきっかけに、少しずつ変わりゆくふたりの関係。 一度は諦めたはずの恋心が、再び胸の奥で息を吹き返して……。
恋愛 完結 長編
感想数 7 文字数 98,106 最終更新日 2026.09.11 登録日 2026.08.09
244

婚約破棄された28歳年増令嬢、身を引いたのに王子が溺愛して離してくれません

婚約破棄された28歳年増令嬢、身を引いたのに王子が溺愛して離してくれません
28歳の侯爵令嬢エリザベートは、王子との婚約を破棄された。 理由は――年増だから。 まあ、そうだろう。 王子はまだ二十二歳だ。 六歳も年上の婚約者など邪魔だろう。 そう思ったエリザベートは、あっさり身を引くことにした。 ところが。 「エリザベート! 逃げるな!」 なぜか婚約破棄した本人である王子が、全力で追いかけてくるのである。 「殿下、婚約破棄したのは殿下ですよね?」 「そうだ!」 「ではなぜ追いかけてくるのですか」 「好きだからだ!」 「最初からそう言ってください!」 婚約破棄された年増令嬢と、溺愛王子のギャグ気味ラブコメ。
ファンタジー 完結 ショートショート
感想数 4 文字数 5,486 最終更新日 2026.05.03 登録日 2026.05.03
245

お姉ちゃん今回も我慢してくれる?

「マリィはお姉ちゃんだろ! 妹のリリィにそのおもちゃ譲りなさい!」 「マリィ君は双子の姉なんだろ? 妹のリリィが困っているなら手伝ってやれよ」 「マリィ? いやいや無理だよ。妹のリリィの方が断然可愛いから結婚するならリリィだろ〜」 私が欲しいものをお姉ちゃんが持っていたら全部貰っていた。 代わりにいらないものは全部押し付けて、お姉ちゃんにプレゼントしてあげていた。 お姉ちゃんの婚約者様も貰ったけど、お姉ちゃんは更に位の高い公爵様との婚約が決まったらしい。 ねぇねぇお姉ちゃん公爵様も私にちょうだい? お姉ちゃんなんだから何でも譲ってくれるよね?
恋愛 完結 短編
文字数 7,656 最終更新日 2020.11.13 登録日 2020.10.24
246

失礼な人のことはさすがに許せません

「パッとしないなぁ、ははは」 それが、初めて会った時に婚約者が発した言葉。 ただ、婚約者アルタイルの失礼な発言はそれだけでは終わらず、まだまだ続いていって……。
恋愛 完結 短編
文字数 2,442 最終更新日 2021.05.14 登録日 2021.05.13
247

異世界恋護奇譚 〜聖女のオマケでバグ転移した私、15歳で天然最強騎士団長と偽装結婚しました〜

異世界恋護奇譚 〜聖女のオマケでバグ転移した私、15歳で天然最強騎士団長と偽装結婚しました〜
 異世界に“バグ転移”してしまった格闘技少女ミコト。  5年後、15歳になった彼女は、誰にも頼らず生きていくために努力を重ねていた。  そんなある日、古代魔法適性の研究対象にされかけたミコトを救ったのは、兄のように慕う最強騎士団長ロイの「結婚宣言」だった。  守るための偽装結婚――のはずが、ロイの家系特有の“命懸けの重い溺愛”に巻き込まれていき……。  従姉妹の聖女セイラや仲間たちと共に、命を狙う別国や古代魔法研究、宗教勢力に立ち向かう中で、少しずつ育っていく関係と絆。  最強騎士団長(ポンコツ)×格闘少女の、真剣なのにどこか不器用な恋物語。 ※王族・貴族や魔法使用者の登場はありません ※ざまぁ展開はありません ※人物関係と積み重ねを軸にした作品です ※完結済を投稿しています ※本作は小説家になろうとカクヨムにも同一名義で投稿をしています
恋愛 連載中 長編 R15
感想数 0 文字数 435,695 最終更新日 2026.09.16 登録日 2026.07.25
248

令和のオタク女子大生が西暦2000年に転生したら借金少女だったので歌舞伎町で働きます

令和のオタク女子大生が西暦2000年に転生したら借金少女だったので歌舞伎町で働きます
令和のオタク女子大生・大工原碧唯(だいくはら あおい)は、交通事故をきっかけに西暦2000年の東京へ転生してしまう。 転生先は借金2000万円を背負う不幸な少女・佐藤葵(さとう あおい)!? 親なし、家なし、金なし。 現実世界だからスキルもチートもありゃしない! おまけに未来の知識も役立たない? あるのは巨額の借金だけ!? とにかく借金返済! 稼ぐために飛び込んだのは歌舞伎町。 「セクシーパブ」で大勝負! 夜の世界で成り上がれっ!! 悲壮感ゼロ! 前向き&ノー天気な葵が、2000年代初頭の歌舞伎町を力強く駆け抜ける! ちょっとエッチで懐かしい、平成レトロ×タイムスリップコメディ! 見方によっては、スパダリ、逆ハーレム、おもしれー女モノです。 若い頃のパパとママに振り回され、美少女と同棲。 強面オヤジにドスコイ社長、イケメンホスト、ポエム男子、うれしくないぞ、逆ハーレム!  時々、パチスロにハマったり、踊ったりもしちゃう。 オタク知識と闘魂で、元気があればナンでもできる! 迷わず行けよ、行けばわかるのか?  (※R15指定は保険です) 小説家になろうでも掲載しています。
キャラ文芸 連載中 長編 R15
感想数 0 文字数 46,560 最終更新日 2026.09.16 登録日 2026.09.07
249

公爵家の末っ子娘は嘲笑う

 圧倒的な力を持つ公爵家に生まれたアリスには優秀を通り越して天才といわれる6人の兄と姉、ちやほやされる同い年の腹違いの姉がいた。  アリスは彼らと比べられ、蔑まれていた。しかし、彼女は公爵家にふさわしい美貌、頭脳、魔力を持っていた。  ではなぜ周囲は彼女を蔑むのか?                        それは彼女がそう振る舞っていたからに他ならない。そう…彼女は見る目のない人たちを陰で嘲笑うのが趣味だった。  自国の皇太子に婚約破棄され、隣国の王子に嫁ぐことになったアリス。王妃の息子たちは彼女を拒否した為、側室の息子に嫁ぐことになった。  このあつかいに笑みがこぼれるアリス。彼女の行動、趣味は国が変わろうと何も変わらない。  それにしても……なぜ人は見せかけの行動でこうも勘違いできるのだろう。 ※小説家になろうさんで投稿始めました
ファンタジー 完結 長編
文字数 426,965 最終更新日 2024.10.07 登録日 2023.12.30
250

本物の『神託の花嫁』は妹ではなく私なんですが、興味はないのでバックレさせていただいてもよろしいでしょうか?王太子殿下?

このシステバン王国では神託が降りて花嫁が決まることがある。カーラもその例の一人で王太子の神託の花嫁として選ばれたはずだった。「お姉様より私の方がふさわしいわ!!」妹――エリスのひと声がなければ。地味な茶色の髪の姉と輝く金髪と美貌の妹。傍から見ても一目瞭然、とばかりに男爵夫妻は妹エリスを『神託の花嫁のカーラ・マルボーロ男爵令嬢』として差し出すことにした。姉カーラは修道院へ厄介払いされることになる。修道院への馬車が盗賊の襲撃に遭うが、カーラは少しも動じず、盗賊に立ち向かった。カーラは何となく予感していた。いつか、自分がお払い箱にされる日が来るのではないか、と。キツい日課の合間に体も魔術も鍛えていたのだ。盗賊たちは魔術には不慣れなようで、カーラの力でも何とかなった。そこでカーラは木々の奥へ声を掛ける。「いい加減、出て来て下さらない?」その声に応じたのは一人の青年。ジェイドと名乗る彼は旅をしている吟遊詩人らしく、腕っぷしに自信がなかったから隠れていた、と謝罪した。が、カーラは不審に感じた。今使った魔術の範囲内にいたはずなのに、普通に話している? カーラが使ったのは『思っていることとは反対のことを言ってしまう魔術』だった。その魔術に掛かっているのならリュートを持った自分を『吟遊詩人』と正直に言えるはずがなかった。  カーラは思案する。このまま家に戻る訳にはいかない。かといって『神託の花嫁』になるのもごめんである。カーラは以前考えていた通り、この国を出ようと決心する。だが、「女性の一人旅は危ない」とジェイドに同行を申し出られる。   (※注 今回、いつもにもまして時代考証がゆるいですm(__)m ゆるふわでもOKだよ、という方のみお進み下さいm(__)m 
恋愛 完結 長編
文字数 103,796 最終更新日 2025.06.14 登録日 2025.05.25
251

「地味すぎる」と婚約破棄された侯爵令嬢ですが、学院で隣の席だった公爵は三年もわたくしを想っていたそうです

「地味すぎる」と婚約破棄された侯爵令嬢ですが、学院で隣の席だった公爵は三年もわたくしを想っていたそうです
学院卒業の夜会で婚約者の第二王子から切り捨てられた侯爵令嬢マリエル。 領地に戻った数ヶ月後、屋敷を訪ねてきたのは学院で隣の席にいた公爵セヴランだった。 差し出されたのは、三年前にマリエルが学院で落とした一冊の手帳。 「ずっと、見ていました」 誰にも気付かれないと思っていた。 そんな私を見守ってくれていた人。 即座に頷くことはせず、わたくしは本音と条件を口にした──
恋愛 完結 短編
感想数 1 文字数 7,094 最終更新日 2026.05.24 登録日 2026.05.24
252

《完結》婚約者がまた幼馴染を連れてきました――「一玉くらい」?メロンはただではありません

 ライエット子爵家の長女シェリルは、三人の妹たちと領地の果物を使った新商品を開発している。  夏の試食会に用意したのは、よく熟れたメロンのパルフェ。婚約者アレックにも意見を聞く予定だったが、彼は招いていない幼馴染のネリアをまた連れてきた。 「一人増えたくらい、構わないだろう?」  人数分しかないパルフェをネリアへ譲り、翌日の試験に使うメロンまで「一玉くらい」と勝手に持たせるアレック。  そんな二人の決定的な証拠をそれぞれの妹や弟が掴んでしまった!  そんな人と、この先やっていく気にはなれません。 ※全21話。  初日以外12時・22時の更新となります。
恋愛 完結 短編
感想数 93 文字数 52,670 最終更新日 2026.08.02 登録日 2026.07.24
253

侍女暮らしのお邪魔虫夫人~結婚早々追い出されたので、趣味で小説を書き始めたら、いつの間にか人気作家になっていました~

貴族会で「ヴィンテージレディーン」と陰口を叩かれていたコレット・ボルダコリー(二十三歳) なかなか結婚しない変わり者と言われていたコレットだが、ある日突然シルベリアン公爵家へ嫁ぐことになる。 しかし結婚式当日、夫に告げられたのは「森の奥の離れで暮らせ。名前だけ貸してくれ」という理不尽な一言だった。 なんとか森を抜ければ、あるのは小さな小屋一つ。 調理場も井戸もなく、あるのは“離れ”とは名ばかりの物置小屋だけ。 しかし、コレットは絶望すること無く、着ていたドレスを切ってベッドを作り始める。 「藁のベッドで寝てみたかったのよね。」 さらに自ら変装して本邸へ潜入し、夫の愛人アリスの専属侍女・アレットとして働き始めて…… 傲慢な夫と、わがままな義妹。 二人の日常は、小説のネタの宝庫だった。 「せっかくだし、小説を書きましょう。名前は“お邪魔虫夫人”がいいわね。」 こうして書き上げられた物語は朝刊小説として貴族たちの間で瞬く間に大人気となり、「お邪魔虫夫人」の名は国中へ広まっていく。 そして誰も気づかないまま、小説に綴られた数々の出来事が、やがて王国に隠された数々の汚点を白日の下に晒していくことになるのだが……!?
恋愛 完結 長編 R15
感想数 27 文字数 211,201 最終更新日 2026.09.07 登録日 2026.07.12
254

異世界アパレル、はじめました。~服は、いちばん身近な魔法~

元アパレル店員が、伝説の衣で見返す異世界お仕事ファンタジー。 アパレル店員として働いていた柊茜は、ある日突然、見知らぬ異世界の路地裏に投げ出されていた。 目に映るのは、魔法が飛び交う日常と、無骨な防具ばかりが並ぶ武器至上主義の街。途方に暮れていたところを、経営難にあえぐ小さな洋品店を営むエルフのエルウィンに拾われる。 生地に触れるだけで、その由来や効能がわかる不思議な力、「鑑定眼」に目覚めた茜は、店の奥で三年も眠っていた「火鼠の皮衣」を、竜討伐に向かう冒険者への肌着として提案し、見事に売り上げてみせる。 前世で培った接客の腕と、鑑定眼、そしてこの世界に息づく数々の伝説の力。 茜はそれらを武器に、一人また一人とお客様の悩みに向き合っていく。透明化の指輪を選ぶ奥様、大空を翔けるための一揃いを求める冒険者、陸を歩きたいと願う人魚。 服は、ただ身を守るだけの布ではない。誰かの一歩を後押しする、確かな力になる。 新しく仲間になった獣人のヤン、そして正体不明の看板猫モモ。小さな洋品店は少しずつ、けれど確かに賑わいを取り戻していく。 けれどある日、この店の存在そのものを脅かす、大きな影が街に忍び寄ってきて――。 伝説と絆が紡がれる、異世界お仕事ファンタジー。
ファンタジー 連載中 長編
感想数 0 文字数 60,799 最終更新日 2026.09.16 登録日 2026.08.18
255

過酷なサバイバルだと思ったら、なぜか恋愛フラグだらけでした

 過酷なサバイバルだと思ったら、なぜか恋愛フラグだらけでした
 ごく普通の大学生・葉風薫(はかぜ かおる)は、同級生や教授たちを乗せた飛行機ごと、獣人だらけの異世界へ転移してしまった。電気もネットもない世界で、サバイバル生活が始まる。はぐれた兄を捜す旅の途中で出会ったのは、天然系の蛇獣人、短気で素直になれない狼獣人、優しい砂漠の鹿獣人、引きこもりの蛸獣人、そして目隠しをした鷹獣人たちだった。  ただ死亡フラグを回避しているだけなのに、なぜか毎回エッチな展開になってしまう!? ※他サイトにも掲載しています。 ※主人公は五人の獣人を夫に迎えます。彼らは獣の姿にもなれます。 ※表紙は三荼様、主人公および各章のヒーローの立ち絵は鬼猫様に描いていただきました。
恋愛 連載中 長編 R18
感想数 0 文字数 224,734 最終更新日 2026.09.17 登録日 2026.08.01
256

明日結婚式でした。しかし私は見てしまったのです――非常に残念な光景を。……ではさようなら、婚約は破棄です。

明日結婚式でした。しかし私は見てしまったのです――非常に残念な光景を。……ではさようなら、婚約は破棄です。
恋愛 完結 短編 R15
感想数 3 文字数 2,394 最終更新日 2022.11.17 登録日 2022.11.17
257

そんな役立たずの祝福、誰が欲しがるんだ」と笑われましたが、どうやら竜には必要だったようです

そんな役立たずの祝福、誰が欲しがるんだ」と笑われましたが、どうやら竜には必要だったようです
「壊れている場所がわかるだけ」の祝福を持つ伯爵令嬢セレナは、婚約者アーヴィンから役立たずと笑われ続けていた。 そんなある日、学院の騎竜訓練場で一頭の黒竜が暴れ出す。誰も原因を突き止められない中、セレナだけが騎乗具の内部に隠れた亀裂を発見する。 黒竜に近づくだけで暴れられ、「竜に嫌われた騎士」と噂されていた辺境伯令息レオンは、セレナの言葉を疑わなかった。 「壊れている場所がわかれば、直せる人間に頼める」 初めて自分の祝福を必要としてくれたレオンとともに原因を調べるうち、セレナは自分の力が本当に役立たずなのか疑い始める。 一方、そんな彼女に婚約者は言い放つ。 「なら壊れてから直せばいいだろう」 けれどセレナは、もう知っていた。 壊れてからでは、遅いことがあるのだと。
恋愛 完結 短編
文字数 18,707 最終更新日 2026.08.29 登録日 2026.08.29
258

【完結】灰の紋章と蔑まれ、追放された公爵令嬢。辺境伯の枯れた領地を花で満たしたら、溺愛されていました

「灰色の紋章の欠陥品」と蔑まれ、公爵家を追放されたリゼット。行き倒れた彼女を拾ったのは、北方辺境伯エリク。「枯死の呪い」に侵された彼の領地で、リゼットが枯れた大地に触れたとき、灰色の紋章の奥から金色の光が溢れ出した。「永遠花園(ジャルダン・エテルネル)」――百年以上途絶えたとされる伝説の古代紋章。 叔父に封印され、力を奪われ、従妹の手柄にすり替えられていた五年間。 けれどもう、黙って奪われるだけの私ではいたくない。枯野を花で満たし、飢える領民を救い、不器用な辺境伯に溺愛される。そして全てを盗んだ叔父と、偽りの力で着飾った従妹に、公の場で引導きをする。 追放から始まる、花と溺愛のザマァファンタジー。
恋愛 完結 短編
感想数 0 文字数 22,457 最終更新日 2026.09.04 登録日 2026.09.03
259

十年育てた戴冠の花を枯らしたと濡れ衣を着せられ王宮を追われた庭師ですが、北辺の副団長が「お前の腕が要る」と薬草園ごと引き取ってくれました

十年間、王宮の温室で戴冠の花を守り続けたリディア。ある朝、花が何者かに毒で枯らされ、身に覚えのない罪を着せられて追放される。行き場を失い途方に暮れる彼女の前に現れたのは、北辺の砦を預かる副団長ガーウィン。「お前の腕が要る」――荒れ果てた薬草園の再建を託されたリディアは、砦で新たな居場所を見つけていく。やがて明かされる真犯人の正体。そして戴冠式の日、百年に一度の大輪が再び花開くとき、不器用な武人の想いもまた、花のように綻ぶ。全六話。
恋愛 完結 短編
感想数 0 文字数 12,411 最終更新日 2026.09.09 登録日 2026.09.08
260

あなたの言うことが、すべて正しかったです

あなたの言うことが、すべて正しかったです
「私に愛されるなどと勘違いしないでもらいたい。なにせ君は……そうだな。在庫処分間近の見切り品、というやつなのだから」  名ばかりの政略結婚の初夜、リディアは夫ナーシェン・トラヴィスにそう言い放たれた。しかも彼が愛しているのは、まだ十一歳の少女。彼女が成人する五年後には離縁するつもりだと、当然のように言い放たれる。  絶望と屈辱の中、病に倒れたことをきっかけにリディアは目を覚ます。放漫経営で傾いたトラヴィス商会の惨状を知り、持ち前の商才で立て直しに挑んだのだ。執事長ベネディクトの力を借りた彼女はやがて商会を支える柱となる。  そして、運命の五年後。  リディアに離縁を突きつけられたナーシェンは――かつて自らが吐いた「見切り品」という言葉に相応しい、哀れな姿となっていた。 *小説家になろうでも投稿中です
恋愛 完結 短編
感想数 3 文字数 33,433 最終更新日 2025.11.23 登録日 2025.08.10
261

悪役令嬢フランシエスの悪辣推理

『悪』とは、ある種の間違いである。 ならば、その道を歩む者は――華やかしく、美しくあらねばならない。 とある晩餐会にて、事件が起こった。 突如として倒れた王子。 彼が口にしたワインからは毒が検出され、直前にワインを注いでいた幼馴染の令嬢へ疑いの目が向けられた。 状況だけを見れば、彼女が毒を盛ったとしか思えない。 しかし――”彼女”だけは、その推理を「くだらない」と一蹴する。 疑いを向けられた令嬢のことは好いていない。しかし自らの信じる『悪』の美学に反する、醜く下賤な悪意を前に、自らを『悪』と定めた令嬢は立ち上がり、犯人の本性そのものを暴き出す! 「私こそが、最も美しい、『最悪』なのだから」 己の美学、ただそれだけのために、華やかな社交界に潜む魔を裁く、短編ミステリ。
ファンタジー 完結 短編
感想数 0 文字数 13,380 最終更新日 2026.09.15 登録日 2026.09.15
262

[完結]婚約破棄したいので愛など今更、結構です

私はリリーナ・アインシュタインは、皇太子の婚約者ですが、皇太子アイザック様は他にもお好きな方がいるようです。 人前でキスするくらいお好きな様ですし、婚約破棄して頂けますか? え?勘違い?私の事を愛してる?そんなの今更、結構です。
恋愛 完結 短編
文字数 5,621 最終更新日 2021.04.20 登録日 2021.04.18
263

皆様ありがとう!今日で王妃、やめます!〜十三歳で王妃に、十八歳でこのたび離縁いたしました〜

セレスティーヌは、たった十三歳という年齢でアルフレッド・デュガウスと結婚し、国王と王妃になった。彼が王になる多には必要な結婚だった――それから五年、ようやく吉報がきた。 「君には苦労をかけた。王妃にする相手が決まった」 ということは……もうつらい仕事はしなくていいのねっ? 夫婦だと偽装する日々からも解放されるのね!? ありがとうアルフレッド様! さすが私のことよく分かってるわ! セレスティーヌは離縁を大喜びで受け入れてバカンスに出かけたのだが、夫、いや元夫の様子が少しおかしいようで……? サクッと読める読み切りの短編となっていります!お楽しみいただけましたら嬉しく思います! ※他サイト様にも掲載
恋愛 完結 短編 R15
感想数 17 文字数 17,081 最終更新日 2025.10.13 登録日 2025.10.13
264

お前は要らない、ですか。そうですか、分かりました。では私は去りますね。あ、私、こう見えても人気があるので、次の相手もすぐに見つかりますよ。

お前は要らない、ですか。 そうですか、分かりました。 では私は去りますね。
恋愛 完結 短編
感想数 3 文字数 1,241 最終更新日 2022.05.06 登録日 2022.05.05
265

【完結】神域に消えた春──帰りたい少女を、神は「おかえり」と迎えた。

【完結】神域に消えた春──帰りたい少女を、神は「おかえり」と迎えた。
十七歳の少女・小春は、家族や友人、恋人に囲まれ、穏やかな日々を送っていた。 ある日、神社を訪れた小春は、白い龍──白嶺に導かれ、人ならざる者たちが暮らす異界《神域》へ迷い込む。 「おかえり、小春」 初めて訪れたはずの場所。 初めて会ったはずの龍神。 それなのに白嶺は、小春のことを知っていた。 元の世界へ帰りたいと願う小春。 しかし神域で過ごすうち、身体には龍の鱗に似た痣が現れ、聞き覚えのない声が記憶の奥底から彼女を呼び始める。 なぜ白嶺は自分を知っているのか。 なぜ神域は、どこか懐かしいのか。 そして──小春は、本当にただの人間なのか。 現世と神域。 人と龍。 二つの世界に隠された過去が繋がるとき、小春は自らの存在に秘められた真実と向き合うことになる。 これは、異世界で力を得て英雄になる物語ではない。 失われた記憶と約束を辿り、 ひとりの少女が「帰る場所」を選ぶ物語。
ファンタジー 完結 長編
感想数 1 文字数 148,788 最終更新日 2026.09.15 登録日 2026.08.13
266

王妃さまは断罪劇に異議を唱える

パーティー会場の中心で王太子クロードが婚約者のセリーヌに婚約破棄を突きつける。彼の側には愛らしい娘のアンナがいた。 そんな茶番劇のような場面を見て、王妃クラウディアは待ったをかける。 彼女が反対するのは、セリーヌとの婚約破棄ではなく、アンナとの再婚約だったーー。 王族の結婚とは。 王妃と国王の思いや、国王の愛妾や婚外子など。 王宮をとりまく複雑な関係が繰り広げられる。 ある者にとってはゲームの世界、ある者にとっては現実のお話。
恋愛 完結 長編
感想数 5 文字数 54,643 最終更新日 2023.09.23 登録日 2023.08.27
267

元魔王のシルバラさん

元魔王のシルバラさん
絶対的な魔王として勇者を退け続けたシルバラは、とあるきっかけで人間に転生する。誰にも理由は告げられず、転生先で世話をする側近のクローネですら知らなかった。 転生先の町で魔王討伐を祝う人間に混ざって宴を楽しむシルバラは、平和を祝う祭典が近々開催されると知って興味を抱く。クローネは彼女を傍で支えながら、真実が語られる日を待っている。
ファンタジー 連載中 長編
感想数 0 文字数 127,141 最終更新日 2026.09.17 登録日 2026.08.28
268

暴君皇帝は遅咲きの初恋を実らせたい

暴君皇帝は遅咲きの初恋を実らせたい
恋を知らなかった男が恋に落ちて、力づくでも彼女を手に入れようとする話。 軍事国家ボーゼリアン帝国の若き皇帝イグニス・フォン・ボーゼリアンは小国マイセリア王国の姫ルミナ・ド・マイセリアに一目惚れをする。初恋に突き動かされるままに、イグニスはルミナと結婚すべくアタックを開始するのだった……。 ※AI生成作品です。  投稿者がやっていること:キャラデザ、ストーリー・あらすじを考える、生成された文章の編集・改稿、年齢制限部分の文章作成  AIにやってもらっていること:ストーリーに応じた全年齢部分の文章作成、表紙と登場人物のイラストの生成
恋愛 連載中 長編 R18
感想数 0 文字数 280,758 最終更新日 2026.09.16 登録日 2026.06.28
269

就職したいのにクリむき体操させられてます~もうイってるのに担当の眼鏡イケメン講師がクリ責めやめないので、ほんと困ります♡~

就職したいのにクリむき体操させられてます~もうイってるのに担当の眼鏡イケメン講師がクリ責めやめないので、ほんと困ります♡~
■あらすじ まじめでMっ気のある女子大生ゆかが、SNSでみつけた怪しげな就活塾でエッチな指導をされてしまうお話。 担当講師はちょっぴりサイコパスな、眼鏡イケメンの神山さん。 身だしなみチェックでは、突起のサイズから内側の汚れまでしっかりチェック。 担当講師による皮むき指導では、繰り返される刺激に敏感な生クリが耐えきれず……。 お掃除では、講師の唾液で恥垢を浮かせてクリフェラでピカピカに。ただ雑魚すぎて、吹いた潮を神山さんのお顔に引っかけてしまうアクシデントも。歯ブラシで丁寧にブラッシングしたあとは、専用の保湿クリームで頑張ったご褒美のいいこいいこ♡マッサージ。 乳首の測定では、恥ずかしい秘密がバレちゃいます。 後半の面接対策コースは、講師の極太おちんぽをハメながらマンツーマン密着指導。 自己アピール練習では、恥ずかしすぎる衣装で人には言えない特技をさせられて……
恋愛 完結 短編 R18
感想数 0 文字数 15,774 最終更新日 2025.04.19 登録日 2025.04.19
270

離縁状に喜んで署名したら、冷徹皇太子が「やっと迎えに来られた」と溺愛してきます。元夫は今さら後悔してももう遅い

公爵夫人として三年間尽くしてきたにもかかわらず、愛人を選んだ夫から離縁状を突きつけられたリリアーナ。彼女は涙を流すどころか、笑顔で署名し、公爵家を去る。 その直後、王国中で「冷徹」と恐れられる皇太子アレクシスが現れ、彼女を優しく抱き寄せて告げる。 「――やっと迎えに来られた」 実は二人には誰も知らない過去と約束があったのだ。 皇太子から一途に愛され、新たな人生を歩み始めたリリアーナは、本当の幸せを手に入れていく。一方、彼女を失って初めてその価値に気づいた元夫は、何度も復縁を願うが、時はすでに遅かった。 これは、捨てられた令嬢が運命の人に溺愛され、後悔する元夫を置き去りにして最高の幸せを掴む、痛快ざまぁ恋愛ファンタジー。
恋愛 完結 長編
文字数 174,945 最終更新日 2026.08.26 登録日 2026.08.10
271

私も男妾を囲ってよろしいですか?

国王レオンハルトを庇い、凶刃に倒れた王妃エレノア。目覚めた彼女は、二十年以上務めてきた王妃の役目を終えたと、廃妃を願い出る。だが、妻の深い愛を失って初めてその価値に気づいたレオンハルトは、彼女を手放そうとしなかった。そこでエレノアは、王妃の座に留まる代わりに男妾を囲う条件を突きつける。離宮で彼女を待っていたのは、幼いころから秘めた想いを抱き続ける王弟ヴィクトルだった。愛されることを知らなかった王妃が、初めて自分のために生き始める一方、国王は取り戻せないものの大きさを思い知る。
恋愛 完結 ショートショート
感想数 1 文字数 8,318 最終更新日 2026.09.11 登録日 2026.09.11
272

十年、城も橋もぜんぶ上司の手柄にされてきた宮廷設計士ですが、隣国の若き軍師が「その図面、戦場で十年俺を守り続けた」と国ごと攫いに来ました

十年間、王都の城も橋も設計したのは私。なのに図面の署名はいつも主任の名、手柄はすべて横取り。婚約者にも「清書係の妻は釣り合わない」と捨てられ、解任された落成式の日――橋のたもとに現れたのは、隣国の若き天才軍師でした。「その控え壁、六年前に三百人を救った。俺は十年、あんたの線を追ってきた」。正当な評価と不器用な溺愛をくれる国で花開く私。一方、私を放り出した王都では、上司が私の橋を「改良」して崩落させ……。査問の現場で、乾いた靴と濡れた靴が暴く真実とは。名もなき設計士の痛快な引き抜かれざまぁ。全六話。
恋愛 連載中 短編
感想数 0 文字数 12,417 最終更新日 2026.09.11 登録日 2026.09.10
273

ヤリチンの幼馴染は、私にだけ手を出さない ~私の親友は二人とも、あいつに処女を奪われたのに~

ヤリチンの幼馴染は、私にだけ手を出さない ~私の親友は二人とも、あいつに処女を奪われたのに~
幼馴染の神谷玲央は、筋金入りのヤリチンだ。 誰にでも愛想がよく、女の子の小さな変化に気づいて、褒め言葉が息をするように上手い。当然モテる。そして、容赦なくヤる。私の毒舌な親友も、大学一の完璧なお嬢様も、二人ともあいつに処女を奪われた。 なのに——二十年来の幼馴染である私、高瀬直にだけは、絶対に手を出さない。 こっちは十年も片想いしてるんだぞ。ふざけんな。 選ばれるのを待つのに疲れた私に、爽やか年上コーチが近づいてくる。こいつら、私にどうしろっていうんだ…… ※完結済(全97部分・予約投稿済み)。毎日21時更新、エタりません。 ※最後は幼馴染の二人が結ばれるハッピーエンドです。 ※ただし過程で、主人公・相手役ともに互い以外の異性との性描写があります。寝取られ・浮気的な展開が地雷の方はご注意ください。 ※エロあり回には「☆」をつけてあります。 ※最初のエロあり回(☆)は第16話です。メインキャラのエロはまだもう少し先です。エロ描写はストーリー・心理描写重視で、抜き特化ではありません。 ※本作は生成AIを使用して執筆しています。
恋愛 連載中 長編 R18
感想数 5 文字数 458,956 最終更新日 2026.09.16 登録日 2026.07.07
274

《完結》ガリ勉地味女は要らないから婚約破棄?ありがとうございます!

婚約者に「もっさりしたガリ勉地味女は要らない」と人前で婚約破棄されたイリーナ。 けれど彼女は少しも取り乱れない。そもそもその地味さも、一歩引いた振る舞いも、全部もと婚約者に合わせていただけだったから。 やっと縁が切れたと実家で喜んだイリーナは、一族とともに西へ移り、新しい学びと商いの中で自分に合う場所を見つけていく。 一方、彼女とノヴァク家を軽んじた男の家は、失ってから初めてその価値に気づくことになり……。 見る目のなかった元婚約者一家がじわじわ沈み、本来の場所で花開く令嬢が幸せをつかむお話。 ※短期集中型なので、初日以外一日7時・10時・15時・19時の四回更新となります。 ※本作は生成AIによる文章案をもとに、作者が取捨選択・加筆修正して制作した作品です。  賞・出版申請を目的とした作品ではありません。
恋愛 完結 短編
感想数 27 文字数 61,846 最終更新日 2026.04.24 登録日 2026.04.16
275

理想の『女の子』を演じ尽くしましたが、不倫した子は育てられないのでさようなら

親友と不倫した挙句に、黙って不倫相手の子供を生ませて育てさせようとした夫、サイレーンにほとほとあきれ果てたリリエル。 問い詰めるも、開き直り復縁を迫り、同情を誘おうとした夫には千年の恋も冷めてしまった。ショックを通りこして吹っ切れたリリエルはサイレーンと親友のユエルを追い出した。 もう男には懲り懲りだと夫に黙っていたホテル事業に没頭し、好きな物を我慢しない生活を送ろうと決めた。しかし、その矢先に距離を取っていた学生時代の友人たちが急にアピールし始めて……?
恋愛 完結 短編
文字数 18,008 最終更新日 2024.07.21 登録日 2024.07.20
276

【短編】遺産目当て?どの口が

義両親の介護をワンオペでさせられ、全て押し付けて来た夫の兄弟に葬儀後遺産やら形見を強奪された主婦。 強すぎるストレスで心臓麻痺になった彼女は次に目覚めた時薄幸の若き未亡人になっていた。 アザリア・ブルーム。前妻そっくりということで孤独な老伯爵に金で買われ孫のように可愛がられた少女。 しかしこのままだと老伯爵の葬儀の場で、出戻り家出息子に無一文で追い出される未来が待っている。 更に屋敷の運営が上手くできない彼に連れ戻され妻にされるという地獄もだ。 「そんなの絶対嫌、介護もしない奴に何一つ渡したくないわ」 アザリアは信頼できる使用人たちと家出息子撃退法を考える。
ファンタジー 完結 ショートショート
感想数 1 文字数 4,670 最終更新日 2026.09.13 登録日 2026.09.13
277

ある朝、結婚式用に仕立ててもらったドレスが裂かれていました。~婚約破棄され家出したために命拾いしました~

ある朝、結婚式用に仕立ててもらったドレスが裂かれていました。
恋愛 完結 短編
文字数 888 最終更新日 2022.12.17 登録日 2022.12.17
278

私が死んだあとの世界で

婚約破棄をされ断罪された公爵令嬢のマリーが死んだ。 初めはみんな喜んでいたが、時が経つにつれマリーの重要さに気づいて後悔する。 だが、もう遅い。なんてったって、私を断罪したのはあなた達なのですから。
恋愛 完結 短編
文字数 2,475 最終更新日 2023.07.23 登録日 2023.07.15
279

妹に奪われた婚約者は、私が支えた優良物件でした 〜結婚相談所で働いていた私が支援をやめたら、妹の理想の婚約者ではなくなりました~

「お姉様、私……セドリック様を愛してしまったの」 アステリア伯爵家の令嬢ヴィオラは、双子の妹ノエルに婚約者を譲るよう迫られる。 婚約者である公爵家嫡男セドリックは、これまでも何かとノエルを優先し、溺愛してきた。観劇の約束も、レストランの予約も、庭園での散策も、ノエルが涙を浮かべればすべて後回し。 それでもヴィオラは、婚約者として彼を支え続けてきた。 夜会で話す話題、贈答品の選定、食事の手配、さらにはノエルが喜ぶ花や菓子まで。 セドリックが社交界で「気配りのできる優良な公爵家嫡男」と評されていたのは、すべてヴィオラの支援があったからだった。 そんな、ヴィオラには前世の記憶があった。 日本で結婚相談所のカウンセラーとして働き、数多くの縁談を見てきた彼女には分かっていた。 婚約者より別の女性を優先する男。 相手の我慢を当然だと思う男。 自分を支えてくれる人の価値に気づけない男。 この縁談は、すでに破綻していると察した彼女は婚約解消を受け入れた ただし同時に、宣言した。 「婚約者としての支援も本日もって終了いたします」 ヴィオラの支援がなくなった途端、セドリックの評判は崩れ始める。 選ぶ店は外れ、贈り物は好みからずれ、夜会では場違いな服装で自慢話ばかり。やがてノエルも気づく。自分が欲しかったのはセドリック本人ではなく、ヴィオラが作り上げていた理想の婚約者だったのだと。 そんなヴィオラの前に現れたのは、以前彼女に縁談を申し込んでいたグランヴィル辺境伯アレクシス。 彼は、かつてヴィオラが選んだ贈り物の意味を見抜いていた。 「私は、あなたの観察眼と調整力が欲しい。どうか、私の右腕になってほしい」 誰かを優良物件に見せるためではなく、自分自身の力を認めてくれる人の隣へ。 婚約者を妹に奪われた令嬢が、前世の知識と冷静な判断力で悪縁を断ち切り、本当に自分を評価してくれる辺境伯に選ばれる、逆転ファンタジー ※小説家になろうでも連載中
恋愛 完結 長編
感想数 5 文字数 112,667 最終更新日 2026.08.21 登録日 2026.07.16
280

「結婚しなきゃ治療させない」隣国の王太子に脅されて聖女が嫁にされた結果

「結婚しなきゃ治療させない」隣国の王太子に脅されて聖女が嫁にされた結果
大陸唯一の聖女、リータ・インザーギ。 隣国シェフィールド海洋国家で伝染病が蔓延していると知り、患者を救うため単身で向かった。 しかし待っていたのは、治療を条件に結婚を強要する王太子・ジェラルドだった。 「結婚しなきゃ、治療させない」 患者の命を優先したリータは、仕方なく結婚を承諾する。 だが、伝染病は最初から嘘だった。 すべては、リータを娶るための計画。 しかもその想いは、十年前に遡る。 十歳の頃、リータに恋わずらいを治してもらった少年は、大人になっても彼女を忘れられず、聖女奪還計画を実行に移したのだった。 祖国では「籠の中の鳥」として利用され続けたリータ。 強引すぎる結婚の先に待っていたのは、意外にも一途すぎる愛だった——。
恋愛 完結 ショートショート R15
感想数 0 文字数 14,730 最終更新日 2026.09.14 登録日 2026.09.07
14,792