小説一覧
ショートショート、掌編等はたくさん書いていますが短編集という形でまとめていなかったのでお試しにまとめてみようと思います。
文字数 23,712
最終更新日 2024.05.14
登録日 2023.11.09
乙女ゲームなのに、大河ドラマも真っ青の重厚シナリオが話題の『エトワール・クロニクル』(通称エトクロ)。友人から勧められてあっさりハマった『わたし』は、気の毒すぎるライバル令嬢が救われるエンディングを探して延々とやり込みを続けていた……が、なぜか気が付いたらキャラクター本人に憑依トリップしてしまう。
しかも時間軸は、ライバルが婚約破棄&追放&死亡というエンディングを迎えた後。馬車ごと崖から落ちたところを、たまたま通りがかった冒険者たちに助けられたらしい。家なし、資金なし、ついでに得意だったはずの魔法はほぼすべて使用不可能。そんな状況を見かねた若手冒険者チームのリーダー・ショウに勧められ、ひとまず名前をイブマリーと改めて近くの町まで行ってみることになる。
しかしそんな中、道すがらに出くわしたモンスターとの戦闘にて、唯一残っていた生得魔法【ギフト】が思いがけない万能っぷりを発揮。ついでに神話級のレア幻獣になつかれたり、解けないはずの呪いを解いてしまったりと珍道中を続ける中、追放されてきた実家の方から何やら陰謀の気配が漂ってきて――
「もうわたし、理不尽はコリゴリだから! 楽しい余生のジャマするんなら、覚悟してもらいましょうか!!」
長すぎる余生、というか異世界ライフを、自由に楽しく過ごせるか。元・負け犬令嬢第二の人生の幕が、いま切って落とされた!
※エブリスタ様、カクヨム様、小説になろう様で並行連載中です。皆様の応援のおかげで第一部を書き切り、第二部に突入いたしました!
引き続き楽しんでいただけるように努力してまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします!
文字数 516,162
最終更新日 2024.05.14
登録日 2020.06.14
俺、五十嵐 泰地(たいち)25歳会社員だ、
日常は何も起きない普通の日常だった、俺的には好きだったがその日常が変わったのは俺の家に女子高生が来た、名は桜井澪しかも可愛いって関係なくて俺、五十嵐泰地とJKの2人でのドタバタ生活が始まろうとしている…‥って俺の日常はー
文字数 37,790
最終更新日 2024.05.14
登録日 2022.02.06
平成三十年八月十日 月曜日。
宇宙人が日本中の施設を奪います。
連想ゲームに正解すれば施設は返却されます。
文字数 16,237
最終更新日 2024.05.14
登録日 2020.04.22
御伽《おとぎ》高校に通う月影ましろは学生でありながらある仕事をしていた。
世界では人知れず忘れ去られようとしている童話たちが各地で平穏に暮らす人々を巻き込んで危害を加えている。
具現化した童話ーー物語の暴走を面倒事と思いながらも探偵のように解決する、月影ましろが出会った物語《ソネット》たちとはーー。
文字数 43,953
最終更新日 2024.05.14
登録日 2024.04.20
私はキャロライン=イーデン。栗色のストレートの髪とハシバミ色の瞳をしていたちょっと太めの体型の伯爵令嬢だ。
おまけに何故か…小さい頃から『不幸体質』なのだ。
「絶対にモルゴール侯爵には嫁ぎません。私は嫁ぎ先で食べられたくありませんわ!どうぞそこに立っている役立たずの仔豚…いえ、キャロライン姉様にお願いして下さいませ!」
泣いて訴える義妹の代わりに、わたしは吸血鬼と名高い『怪物ダニエル=モルゴール侯爵』の元へと強制的に太らされ、『餌』として嫁ぐことになってしまった。
『いっそ逃げちゃおうかな』と思いつつ『棺桶城』でわたしを待っていたのは、『おねショタ』小説にドはまり中のわたしにとってどストライクな少年の姿のダニエル=モルゴール侯爵閣下だった…!
でもね…いくら好みの侯爵閣下でも!いくら仔豚令嬢のわたしでも!そんな簡単に美味しくいただかれたくないっての!
けれど…少年侯爵は、食欲の為なのか愛なのか、どうやら簡単にわたしを離してくれないらしい。
逃げるべきか、食べられるべきか、子豚令嬢どうする!?
そしてわたしの『不健康』と『不幸体質』の正体とは――!?
性癖詰め合わせのお気楽・ご都合主義ストーリーです。
R15にしてありますが、一応念のためです。
*朝更新していきます。
文字数 71,355
最終更新日 2024.05.14
登録日 2024.01.03
何となく思いついた設定を勿体ないのでお話にしてみる事に。
思いつく限り更新していきたいと思います。
できればコメディにしたい。
******
とある学校行事の最中に悲劇に見舞われ、友人と共に2人して異世界に転移した主人公。
「は?俺がせいじん…成人?R18?」
「聖なる人のほうだろ、いいなぁシゲ!」
「いやいや、お前も一緒に来るんだよトモ」
「あの、お二人はどういうご関係で…」
「「友人ですけど」」
「そんな、お隠しにならなくとも」
「なってねーし!!」
その世界は同性同士でお付き合いするのも結婚するのも普通に受け入れられてしまう世界で…?
いや、だから、こいつは友人なんですけど。
別に付き合ってねーって!
騎士×高校生
※男女の恋愛描写もあり(主人公ではない)
文字数 307,643
最終更新日 2024.05.14
登録日 2023.09.01
八戸 樹 は平凡な人生に幕を閉じた。
だが樹には強い一つの願望があった。
誰かの為になりたい、人の為に生きたい、日本人として日本人の為に、そう思って生きていても人生とは、そうそううまくいく事もなく、死ぬ最後の時まで自分は誰かの?国の?国民の?為に生きれたのだろうか?と疑問が残る様な人生だった。
そのまま魂が消え終わるかと思われた時に、女神様が現れ、異世界に使徒として転生してほしいと言われる。
使徒として転生してほしい世界では、地球の様に食事や調理法が豊かではなく、また今一進化の兆しも見えない為、樹を使徒として異世界に送り込みたいと、樹は自分は料理人じゃないし、食事も自分で自炊する程度の能力しかないと伝えるが、異世界に送り込めるほど清い魂は樹しかいないので他に選択肢がないと、樹が素人なのも考慮して様々なチートを授け、加護などによるバックアップもするので、お願いだから異世界にいってほしいと女神様は言う。
こんな自分が誰かの為になれるのならと、今度こそ人の役に立つ人間、人生を歩めるように、素人神の使徒、樹は異世界の大地に立つ
文字数 63,816
最終更新日 2024.05.14
登録日 2023.11.21
ブレイクが幼馴染のブランと旅に出る。魔法と剣を使う王道ファンタジー?
あと数人が出演予定。
キャラと相談しながら、ストーリーが進行します。読者の意見も反映できればします。
追記 アクセルが加入しました
文字数 383,138
最終更新日 2024.05.14
登録日 2023.10.09
スコット侯爵家の次男として生まれたオリヴァー・フォン・スコットは王族に対する反逆罪で処刑されることとなった。
建国以来の忠臣として名高かったスコット家であったが、領地没収の上、爵位をはく奪されて一族は平民へ落とされた。
はずだった。
眩しい光に目を開けるとそこは見慣れた自室にいたオリヴァー。切られた感触は生々しく、思い出すように首元に手を当てるとそこには傷一つなかった。
――一体、どういうことだ。
室内の鏡をのぞき込むと、十五年前の自分が映っていた。
大体、21時頃に更新予定です。
ファンタジーは初めてなので設定等甘いかもしれませんがご容赦ください。
文字数 100,098
最終更新日 2024.05.14
登録日 2024.03.04
食べることが大好きな白永、通称シロは訳あって山で遭難し餓死してしまう。
転生し星々を見上げながら落下した先は『食事』を最も重要視している異世界。
戦闘さえフードファイトという手法が取られるその世界で、最高位である食事の神として生まれ落ちたシロは単身地上に広がる人間の世界へ。
身分を隠して訪れた先で『食事処デリシア』のコムギ・デリシアと出会ったシロは、そこで用心棒をしながらフードファイトを通してこの世界を見て、学んで、美味しく食べながら、思い出すことができない自分の一番の好物を探すことにする、そんな食事讃歌の物語。
◆グルメ系もぐもぐファンタジー&ほのぼの恋愛要素有り+一人称小説◆
イラスト有り→【★】
Copyright(C)2020-縁代まと
文字数 227,309
最終更新日 2024.05.14
登録日 2022.09.10
学生時代最後のゴールデンウィークを楽しむため、伊達冬馬(21)は高校生の従弟たち三人とキャンプ場へ向かっていた。
途中の山道で唐突に眩い光に包まれ、運転していた車が制御を失い、そのまま崖の下に転落して、冬馬は死んでしまう。
だが、魂のみの存在となった冬馬は異世界に転生させられることに。
「俺が死んだのはアイツらを勇者召喚した結果の巻き添えだった?」
しかも、冬馬の死を知った従弟や従妹たちが立腹し、勇者として働くことを拒否しているらしい。
「勇者を働かせるための餌として、俺を異世界に転生させるだと? ふざけんな!」
異世界の事情を聞き出して、あまりの不穏さと不便な生活状況を知り、ごねる冬馬に異世界の創造神は様々なスキルや特典を与えてくれた。
日本と同程度は難しいが、努力すれば快適に暮らせるだけのスキルを貰う。
「召喚魔法? いや、これネット通販だろ」
発動条件の等価交換は、大森林の素材をポイントに換えて異世界から物を召喚するーーいや、だからコレはネット通販!
日本製の便利な品物を通販で購入するため、冬馬はせっせと採取や狩猟に励む。
便利な魔法やスキルを駆使して、大森林と呼ばれる魔境暮らしを送ることになった冬馬がゆるいサバイバルありのスローライフを楽しむ、異世界転生ファンタジー。
※カクヨムにも掲載中です
文字数 539,414
最終更新日 2024.05.14
登録日 2022.05.09
クラスメイトの薫(男)が、同じくクラスメイトの恵(男)に向ける甘い視線に気付いた風子がひたすら悶える話。
文字数 3,604
最終更新日 2024.05.14
登録日 2024.05.05
無関係だった私があなたの子どもを生んだ訳
レンタル有りわたし、ハノン=ルーセル(22)は術式を基に魔法で薬を
精製する魔法薬剤師。
地方都市ハイレンで西方騎士団の専属薬剤師として勤めている。
そんなわたしには命よりも大切な一人息子のルシアン(3)がいた。
そしてわたしはシングルマザーだ。
ルシアンの父親はたった一夜の思い出にと抱かれた相手、
フェリックス=ワイズ(23)。
彼は何を隠そうわたしの命の恩人だった。侯爵家の次男であり、
栄誉ある近衛騎士でもある彼には2人の婚約者候補がいた。
わたし?わたしはもちろん全くの無関係な部外者。
そんなわたしがなぜ彼の子を密かに生んだのか……それは絶対に
知られてはいけないわたしだけの秘密なのだ。
向こうはわたしの事なんて知らないし、あの夜の事だって覚えているのかもわからない。だからこのまま息子と二人、
穏やかに暮らしていけると思ったのに……!?
いつもながらの完全ご都合主義、
完全ノーリアリティーのお話です。
性描写はありませんがそれを匂わすワードは出てきます。
苦手な方はご注意ください。
小説家になろうさんの方でも同時に投稿します。
文字数 373,911
最終更新日 2024.05.14
登録日 2022.06.09
──居場所なんて求めず、君と関わらなければ助けられると思っていた。
──君がまた追いかけてきて、私を振り向かせるまでは。
夢香は、恋人の旅人が死ぬという悪夢を繰り返していた。自分と関わるせいで死んでしまうと思い込み、今回こそは関わるのをやめようと決めた。
××回目のやり直しの時、変わらずに旅人が夢香に何度も声をかけてくる。
失わないために今回こそは関わらないと心に決めた夢香だったが、旅人の必死さと関わってくる理由を知り、つい旅人が死ぬ運命にあることを告げてしまう。
「今、一番夢香が望んでることはなに?」一番の願いを口にした時から、二人で生きるための本当のやり直しが始まる――
文字数 89,821
最終更新日 2024.05.14
登録日 2024.04.29
☆大まかな更新スケジュールは近況ボードに記載しています。
きつい容姿と冷たい態度と口下手さが原因で周りから怖がられ孤独な日々を送っていた男子高校生、古谷章太郎(ふるやしょうたろう)。彼の趣味は料理であり、誰かに自分が作った料理を食べてほしいという密かな想いを抱いていた。ある日章太郎は空腹で動けなくなった美形の男性「ガレット」を拾い、家に連れていき食事を振る舞う。ガレットは自らを「魔法の国から落ちてきた魔法使い」と言い、さらに「章太郎のやさしさと料理のおいしさに心を奪われてしまった」と告白。二人で一緒に住むことに。
そこから章太郎の生活は少しずつ変わっていく……。
美形魔法使い✕男子高校生のゆるやか日常ライフです。
諸注意
※何も分かっていません。あらゆる変更が定期的に発生します。
※主人公が周りから怖がられたり避けられる描写があります。
※魔法・ファンタジー要素はそこまで強くないです
※性描写はありません
※料理のレシピは専門家の監修に基づいたものではありません。
※すべてフィクションとしてお楽しみください。
文字数 114,347
最終更新日 2024.05.14
登録日 2023.10.29
不運な事故により、異世界に召喚されてしまった早見連はエドヴァルト王子の身代わりに差し出されてしまう。
戦争を繰り返しようやく停戦になったが、敵国との戦争を避けるべく王女の婚約者となり、日陰の存在となるのだったが…
「私は絶対貴方を認めないわ!」
当然のことながら敵国の姫は全く利益のないこの婚約を完全拒否。
戦争中に国に無礼を働き過去にエドヴァルト王子に蔑まれ侮辱をしていたのだ。
今回の婚姻も一方的なもので、特に姫は警戒心が強かった。
「俺の人生摘んだ…」
逃げ場もない蓮だったが、敵意をむき出し手にしていた孤高の王女の苦悩を知り陰から守る事を誓う。
偽りの婚約、偽りの夫婦。
真実なのは一つもないけれど、孤独なお姫様を笑顔にしてあげたい。
その思いが奇跡が起きる。
その頃、すべての責任を無関係な蓮に押し付けた王子に不幸が降りかかりるのだったが、反対に蓮は幸せになる為に歩き始めたのだった。
文字数 6,957
最終更新日 2024.05.14
登録日 2024.05.12
「――我が、礎となれ!!」
美しい少女に足蹴にされ命令を強要され、しかも報酬はなし!
通常なら逃げるか怒るかする所……少年にとっては、其れこそが本望だった!?
影を曳き召喚された先は、タイムリープに思えるほど過去の欧州に酷似した世界。
衣服の形状や透明なガラス窓がある事から、13~14世紀頃だと思われる。
しかし史実にはない、魔法の如き「力」の存在と――魔獣バジリスクとの遭遇!
汚れた水を飲料水に、石畳を掘って汚物を流す側溝を設置し、お風呂を設備する。
この時代の認識から逸脱し、批判を受けようとも「衛生」を広めたい!
それは全て、後に訪れる黒死病対策であった――。
現代とは違う常識の中、少女に踏んで貰う為にこの国を磨き上げる!!
心の癒しカレシーと共に、過去の欧州を旅するちょっと奇天烈な少年の冒険。
異世界転移ファンタジーです!
文字数 1,316,855
最終更新日 2024.05.14
登録日 2019.11.18
見習い魔術師のマノンは師である魔塔主の使いでとある鉱石を買い付けに、西方の開拓地ラルゴ―へ向かっていた。
ラルゴ―は出会いの地だという。そのラルゴ―でマノンはとある旅人が気になって仕方がなかった。
急に悪くなった天候に、ずぶ濡れお化けみたいになったその男、ダリルは記憶喪失だという。記憶も寄る辺もない彼がどうしても気になり、おせっかいを焼きたくなってしまったマノンは宿をとっていないというダリルとともに二人なら泊まれるという逢引き宿に向かうのだが、そこで何もないわけもなく……。
記憶喪失ヒーローと世話焼きヒロイン、ときどき師匠。
※濡れ場が書きたい作者の欲求不満解消用の不定期な話。
※R18注意。
※誤字脱字指摘はよっぽど目に余る場合のみ、近況ボードまでどうぞ。
※ムーンライトノベルズ様にも重複投稿させていただいております。
無断転載は犯罪です。マジで。人としてやってはいけないことは認識してくださいね。
文字数 35,205
最終更新日 2024.05.14
登録日 2024.05.09
「俺には復讐する権利がある。俺は怪物も人間も大嫌いだ」
白いカラスから生み出された1つ目の怪物、ハルミンツは幼い日に酷い暴力を受けたことで他人に憎悪を抱くようになっていた。
暴力で人を遠ざけ、孤独でいようとするハルミンツが仕事で育てたのは一匹の小さなネズミの怪物。暴力だけが全てであるハルミンツから虐待を受けてなお、ネズミは何故か彼に妄信的な愛を注ぐ。
人間が肉体を失って機械化した近未来。怪物たちが収容されたその施設を卒業できるのは、人間の姿に進化した者だけ。
暴力が生み出す負の連鎖の中、生み出された怪物たちは人間に与えられた狭い世界で何を見るのか。
※二部からループものになります
文字数 289,153
最終更新日 2024.05.14
登録日 2022.11.24
主人公の守は海上警備庁に奉職すぐに組織ぐるみの不正に巻き込まれて、表敬航海中にアメリカで降ろされる。
守の友人である米国海兵隊員の紹介で民間軍事会社にとりあえず就職するが、これまた航海中に大波に攫われて異世界に転生させられる。
転生直前に、カミサマと思しき人から転生先の世界に平和をと頼まれ、自身が乗っていた船と一緒に異世界に送り込まれる。
カミサマからの説明はとにかく長く要領を得ずに分からなかったが転生直後にこれまた別の神様が夢に現れて説明してくれた。
とにかく、チート能力は渡せないが、現代社会から船を送るからそれを使って戦乱続く異世界に平和を求められる。
訳も分からずたった一人大海原に送り込まれて途方に暮れたが、ひょんなことから女性を助け、その女性からいろいろと聞かされる。
なんでもこの世界の神話ではプレアデスの姫と呼ばれる6人もの女性が神より遣わされる男性の下に嫁ぎ国を興すすとき神より大いなる祝福を受けるとあり、初めに助けた女性を皮切りに巡視艇を使って襲われている人たちを助けて、助けていく人たちの中にいるプレアデスの姫と呼ばれる女性たちと一緒に国を興す物語になっております。
文字数 100,752
最終更新日 2024.05.14
登録日 2024.04.17
ランストック伯爵家にいた、ジン。
彼はいつまでも弱く、レベル1のまま。
ある日、兄ギュンターとの決闘に負けたことで追放。
「お前のような弱者は不要だ!」
「はーい!」
ジンは、意外に素直。
貧弱なモヤシと思われていたジンは、この世界で唯一の魔法使い。
それも、直接戦闘ができるほどの……。
ただのジンになった彼は、世界を支配できるほどの力を持ったまま、旅に出た。
問題があるとすれば……。
世界で初めての存在ゆえ、誰も理解できず。
「ファイアーボール!」と言う必要もない。
ただ物質を強化して、逆に消し、あるいは瞬間移動。
そして、ジンも自分を理解させる気がない。
「理解させたら、ランストック伯爵家で飼い殺しだ……」
狙って追放された彼は、今日も自由に過ごす。
この物語はフィクションであり、実在する人物、団体等とは一切関係ないことをご承知おきください。
また、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。
※ カクヨム、小説家になろう、ハーメルンにも連載中
文字数 70,542
最終更新日 2024.05.14
登録日 2024.04.13
勇者によって魔王が討伐されてから千年の時が経ち、人族と魔族による大規模な争いが無くなっていた。
それでも人々は魔族を恐れ、いつ自分たちの生活を壊しに侵攻してくるのかを心配し恐怖していた ───── 。
サーバイン戦闘専門学校にて日々魔法の研鑽を積んでいたスズネは、本日無事に卒業の日を迎えていた。
卒業式で行われる『召喚の儀』にて魔獣を召喚する予定だっのに、何がどうなったのか魔族を統べる魔王クロノを召喚してしまう。
訳も分からず契約してしまったスズネであったが、幼馴染みのミリア、性格に難ありの天才魔法師、身体の頑丈さだけが取り柄のドワーフ、見習い聖騎士などなどたくさんの仲間たちと共に冒険の日々を駆け抜けていく。
そして・・・スズネと魔王クロノ。
この二人の出逢いによって、世界を巻き込む運命の歯車がゆっくりと動き出す。
■毎週月曜と金曜に更新予定です。
文字数 486,200
最終更新日 2024.05.14
登録日 2023.02.17
突如地上に出現したダンジョン。中では現代兵器が使用できず、ダンジョンに踏み込んだ人々は、ダンジョンに初めて入ることで発現する魔法などのスキルと、剣や弓といった原始的な武器で、ダンジョンの環境とモンスターに立ち向かい、その奥底を目指すことになった。
その出現からはや10年。ダンジョン探索者という職業が出現し、ダンジョンは身近な異世界となり。ダンジョン内の様子を外に配信する配信者達によってダンジョンへの過度なおそれも減った現在。
ダンジョン内で生活し、10年間一度も地上に帰っていなかった男が、とある事件から配信者達と関わり、己もダンジョン内の様子を配信することを決意する。
10年間のダンジョン生活。世界の誰よりも豊富な知識と。世界の誰よりも長けた戦闘技術によってダンジョンの様子を明らかにする男は、配信を通して、やがて、世界に大きな動きを生み出していくのだった。
*本作は、ダンジョン籠もりによって強くなった男が、配信を通して地上の人たちや他の配信者達と関わっていくことと、ダンジョン内での世界の描写を主としています
*配信とは言いますが、序盤はいわゆるキャンプ配信とかブッシュクラフト、旅動画みたいな感じが多いです。のちのち他の配信者と本格的に関わっていくときに、一般的なコラボ配信などをします
*主人公と他の探索者(配信者含む)の差は、後者が1~4まで到達しているのに対して、前者は100を越えていることから推察ください。
*主人公はダンジョン引きこもりガチ勢なので、あまり地上に出たがっていません
文字数 234,787
最終更新日 2024.05.14
登録日 2024.03.30
「じきに空が沈む」
神戸市街地の交差点。
歩行者天国の信号機の上で、スカートをはためかせる女子高生が1人、座っている。
並行世界の断層、——タイム・スクエア。
そこは、現実の「壁」に飲み込まれる、滅びる運命を待つ世界だった。
女子高生、——大坂楓は、時空要塞の都市、クロノポリスに住まう住人であり、“セカンド・キッド”と呼ばれる「アノマリー」の1人で、22世紀の世界へと時空を繋ぐ計画、『人工時間結晶化プログラム』の実行のための、重要な任務を任されていた。
世界は滅びる運命だった。
それは、1995年に起きた災害、”阪神淡路大震災“をきっかけとして引き起こされた、『第一次タイム・クラッシュ』が原因であり、ある科学装置を使ったこと、——起こるべきはずだった出来事を変えてしまったことが、全ての始まりだった。
世界の時空平面上に広がる境界、「ベッケンシュタイン境界」。
その境界に入った亀裂を塞ぐため、人類は時空の『修復』を行うことを試みる。
大坂楓は、街に出現した「ゼノ」を排除するため、1人奔走していた。
「ゼノ」は時空の亀裂から出てきた“魔物=外来種“であり、世界には元々存在していなかった異形の怪物たちだった。
彼らは人類最後の砦、クロノポリスへと侵入し、人類の計画を阻止しようと攻撃を続けていた。
彼女は街中の交差点で、ある少年と出会う。
並行世界の果て、——過去と未来が交錯する、時の平原の彼方で。
文字数 14,542
最終更新日 2024.05.14
登録日 2024.03.31
アレクサンドラ・ジェッテ・ブランシェス侯爵令嬢、通称レディ・アレクサンドラは、今日も侯爵家の有する美しく広大な庭園の一角にある、家族しか入る事を許されないプライベートエリアでお茶の時間を楽しんでいた。
ほんの二ヶ月ほど前に自身が巻き込まれた婚約破棄騒動において、事前に入手していた情報をもとに相手側をコテンパンにやっつけて、その憐れな様をご覧なさいと高笑いしてスッキリしたまでは良かったのだが、その時に情け容赦無くコテンパンにし過ぎて社交界でほんのりと孤立してしまったのだ。
そんな彼女のお茶の相手は、ひょんな事からアレクサンドラが封印を解いてしまった自称・上級悪魔。
「そう言えばさァ、何とかって名前の貴族の息子が恋人の後追い自殺したんだって?」
悪魔がもたらした世間話に頷いていたアレクサンドラはふと疑問を抱く。
遺された日記、遺書、恋人からの贈り物。
死せる令嬢の遺したメッセージは何を意味していたのか。
悪魔と共に、アレクサンドラは抱いた疑問を解く為に立ち上がる。
文字数 18,382
最終更新日 2024.05.14
登録日 2024.05.14
死んだと思ったら転生していた…?
鏡桜華は三度目も転移転生を繰り返している。三度目の死を迎える時、モンスターに喰われながら、桜華は「平和に生き残れる術がほしい」と願った。
四度目は無事に生き残れるのだろうか?
※のんびり更新中です。
いつもありがとうございます。
スマホでぽちぽちしてるため、誤字などが多いかもしれません。生暖かい目でお読みいただけると嬉しいです。
文字数 227,692
最終更新日 2024.05.14
登録日 2023.05.08
魔導書。
それは人がこの世に生を受けし時に顕現させる魔導士の証。
魔導書を通して初めて行使できる魔法は、アークランドと呼ばれるこの世界においてごく普通のありふれた力であり不可欠な力。
サラマンド王国を収めるヴェルブレイズ家に生まれた王子ヴィンセント・ヴェルブレイズは、魔導士なら誰もが持つそんなごく普通の魔導書が現れないまま成人を迎える。
サラマンド王国には魔導士の階級制度が根強く残っており、階級は生まれ持った魔導書の能力の高さにより決定される。
それは生まれた瞬間にその者の魔導士としての運命が決まるという残酷な事実を意味している。
一般的な魔導士と違いヴェルブレイズ家では代々魔導書の顕現と覚醒は同時に起きない血筋であり、覚醒は肉体的・精神的に成熟した頃と遅い傾向にある。
ヴィンセントには、覚醒を促す代々受け継がれる成人の儀式においても覚醒が見られず、ついには魔導書の顕現すら認められなかった。
代わりに頬に刻まれた、嘲笑うような『G』の刻印。
王家の恥晒しという烙印を押されたヴィンセントはサラマンドを追放され、華々しい王家の生活から奴隷以下の最底階級へと一気に転落することになる。
全てを失い絶望する彼はまだ知らない。
魔導書(グリモワール)を持たないことが何を意味するのかーーー。
文字数 187,388
最終更新日 2024.05.14
登録日 2024.04.17