婚約者小説一覧
文字数 31,544
最終更新日 2022.10.14
登録日 2021.02.08
人間と魔族が共存する国ドラキス王国。その国の頂に立つは、世にも珍しいドラゴンの血を引く王。そしてその王の一番の友人は…本と魔法に目がないオタク淫魔(男)!
友人関係の2人が、もどかしいくらいにゆっくりと距離を縮めていくお話。
【第1章 緋糸たぐる御伽姫】「俺は縁談など御免!」王様のワガママにより2週間限りの婚約者を演じることとなったオタ淫魔ゼータ。王様の傍でにこにこ笑っているだけの簡単なお仕事かと思いきや、どうも無視できない陰謀が渦巻いている様子…?
【第2章 無垢と笑えよサイコパス】 監禁有、流血有のドキドキ新婚旅行編
【第3章 埋もれるほどの花びらを君に】 ほのぼの短編
【第4章 十字架、銀弾、濡羽のはおり】 ゼータの貞操を狙う危険な男、登場
【第5章 荒城の夜半に龍が啼く】 悪意の渦巻く隣国の城へ
【第6章 安らかに眠れ、恐ろしくも美しい緋色の龍よ】 貴方の骸を探して旅に出る
【第7章 はないちもんめ】 あなたが欲しい
【第8章 終章】 短編詰め合わせ
※表紙イラストは岡保佐優様に描いていただきました♪
文字数 1,484,814
最終更新日 2023.03.03
登録日 2022.04.05
リンは、一年前記憶喪失になって放浪しているところをダン・キュードルに拾われた。リンは、この世界の記憶は失っていたが、前世の記憶を持っていて、その記憶ではここは、乙女ゲームの世界の中だった!
自分は、登場人物ではないので静観しようと思っていると、その舞台、魔法学園に入学できる事に。でも心配性のダンの息子、リュデロは何かしら理由を付けて覗きに来るのだった――。
文字数 13,248
最終更新日 2019.08.03
登録日 2019.07.25
「だすげてぇええ!」
顔をぐしゃぐしゃにした方が私にすがって来ました。
えっと………どういう事ですか?
一匹狼系悪役令嬢×膀胱最弱系ヒロインのお話
********
2020年に書いた暇つぶし小説です。
手直ししようか何度か考えましたが、これはこのまま手をつけない方がいいと判断して、再投稿。
色々とご都合主義で、知識の足りない設定も沢山ありますが、ご容赦下さい。
文字数 32,149
最終更新日 2023.08.23
登録日 2023.08.23
姉のセレナと妹のマレーネは共に伯爵令嬢だ。
妹のマレーネは婚約者になるはずの公爵令息のことを嫌っていた。理由は強面で無口で怖そうだから。
そんな人物と結婚するのは嫌だということで父親に泣きつき、代わりに姉のセレナが婚約者に選ばれた。
セレナ自身もあまり面識はなかった為に、最初こそ噂を信じてしまっていたが……話してみると悪い噂とは真逆の人物であることを知る。優しく理知的、強引に婚約が決まってしまったセレナに謝罪するまであったのだ。
セレナはそんな公爵令息に心惹かれ、彼の隣に立てる令嬢になるべく精進していく。
一方で、我が儘の限りを尽くして別の貴族と婚約したマレーネだったが、その相手は浮気癖の酷い最低男で……。
文字数 17,920
最終更新日 2021.04.20
登録日 2021.04.06
リハビリがてら書きます。
1話で完結します。
注意:低クオリティです。
文字数 1,444
最終更新日 2022.01.12
登録日 2022.01.12
セリーナの婚約者であるアルフレッド伯爵は、様々な女性と浮気を繰り返していた。セリーナは彼を許し続けてきたが、新たな浮気相手が親友クララであることを知って、我慢の限界を迎える。ある日、セリーナは二人を別荘のそばにある森小屋へと誘い、復讐劇を始める。
文字数 2,361
最終更新日 2023.05.17
登録日 2023.05.17
「ご主人さま、会いたかった…!」
公爵令嬢シャルロットの前世は王太子アルブレヒトの愛犬だ。
これは、前世の主人に尽くしたい仔犬な令嬢と、そんな令嬢への愛が重すぎる王太子の、紆余曲折ありながらハッピーエンドへたどり着くまでの長い長いお話。
加筆修正中です。
番外編近日公開予定。
文字数 100,592
最終更新日 2019.05.23
登録日 2019.05.11
ある朝、ハロルド・ヘインズは祖父に呼び出されて告げられた。
「明日、お前の婚約者がここへ嫁いでくる」
生を受けて16年、婚約者がいることは一度も聞かされていなかった。
貴族の子供に婚約者がいるのはおかしな話ではない。衝撃ではあったが、一体どういう相手なのだろうと問いかけたハロルドの耳に届いたのは想像もしたくないほど最悪な言葉。
「美しい和の国の女だ」
和の国を愛してやまない祖父が決めた婚約者。
誰も逆らうことができない祖父の絶対命令に従うしかなく、ハロルドは婚約者ユズリハを迎える。
和女を婚約者にしたことがバレては笑い者になる。
和人に嫌悪するハロルドにとって人生終了のお知らせも同然。
ユズリハに感情も事情も全て正直に告白したハロルドは驚くことなくそれを受け入れ「愛し合えとまでは言われておらぬ」と笑う姿に唖然とする。
地獄の始まりだと婚約者を受け入れようとしない伯爵家次男は想い人と一緒になることを夢見ているが、自由に暮らす和の国随一の豪商の娘はそれさえも応援すると言い……
文字数 306,243
最終更新日 2023.04.10
登録日 2023.02.01
おねだり上手の妹コーリア。
ナターリアはあまり余裕がないのにも関わらず妹の頼みを断れない。断れば凄い不機嫌になるせいかもしれない。
昔から取ってきてと言われれば言われた通りに動いて妹をサポートする。それはナターリアだけではなく母も同じ扱いを受けていた。
それでも憎めない。でも求婚してくれた婚約者ロディだけは渡さない。
コーリアは今日もナターリアの前でロディを誘惑する。
文字数 3,298
最終更新日 2022.07.19
登録日 2022.07.19
「死んでいるではないですかっ!」
まばたきをしない瞳、血の気のない白い肌、血で濡れた口は生きているかのように声を発するが、もはや生前の知性は残っていない。
アンデッドだ。
「私はもう噛まれてしまった。いいんだ。愛するリリアンをひとりにさせられない。これで……いいんだ」
文字数 6,483
最終更新日 2021.03.10
登録日 2021.03.08
転生したこの世界で、ついに悪役令嬢のわたくしは婚約破棄されるはず!
この日のため悪役令嬢ムーブでヒロインを応援してきたのに、おかしくないですか!?
文字数 6,362
最終更新日 2022.01.03
登録日 2022.01.01
私は公爵令嬢ナタリー・ランシス。17歳。
4歳年上の婚約者アルベルト王太子殿下は、超優秀で超絶イケメン!
一応美人の私だけれど、ハイパー王太子殿下の隣はツライものがある。
あれれ、おかしいぞ? ついに自分がゴミに思えてきましたわ!?
王太子殿下の弟、第2王子のロベルト殿下と私は、仲の良い幼馴染。
そのロベルト様の婚約者である隣国のエリーゼ王女と、私の婚約者のアルベルト王太子殿下が、結婚することになった!? よって、私と王太子殿下は、婚約解消してお別れ!? えっ!? 決定ですか? はっ? 一体どういうこと!?
* ハッピーエンドです。
文字数 23,765
最終更新日 2020.10.05
登録日 2020.10.04
「ユーリ様!!そこの女は色んな男をとっかえひっかえしてる売女ですのよ!!騙されないでくださいましっ!!」
国王の誕生日を祝う盛大なパーティの最中に、私の婚約者を狙ってる令嬢に思いっきり罵られました。
なにやら証拠があるようで…?
※投稿前に何度か読み直し、確認してはいるのですが誤字脱字がある場合がございます。その時は優しく教えて頂けると助かります(´˘`*)
※勢いで書き始めましたが。完結まで書き終えてあります。
文字数 7,990
最終更新日 2021.01.22
登録日 2021.01.20
乙女ゲームやギャルゲー、BLゲームなどの所謂恋愛シュミレーションゲームを一度でもプレイした人ならばきっと分かるはず。俺は婚約者を放置して闇堕ちさせた主人公を怒れない。
何故ならばソレはいつだって思わぬところにあって、避けようにも避けられないものなのだから。
そもそもそういうものではあるし、誰も悪くない。悪くはないけど、それでも今後少し考えて見てほしい。突然あなたに離れられて置いていかれた、彼らのことを。
***
前世配信者だった男が生前プレイしたBLゲームの世界に攻略対象キャラの婚約者ポジション(主人公のライバル)に転生して、中途半端に主人公に攻略されて捨てられて闇落ちした婚約者を救おうと奮闘する話。
展開進むのが遅いです、私の力量不足ですみません。
※この物語はフィクションです。実在する人物、団体、名称などとは無関係であり登場したそれらは全て架空のものです。
※未成年の飲酒、喫煙のシーンが含まれますがそれらの行為を助長する意図は一切ありません。未成年の飲酒、喫煙は法律で禁止されています。
文字数 7,767
最終更新日 2024.02.29
登録日 2024.02.27
「君から婚約破棄してくれないか?」
「俺たちの結婚はビジネスだろ」
ブリジットは婚約者から日々こんな言葉をかけられたり、遊び人である婚約者の軽薄な行動にも耐え続けていた。
彼が自分を見てくれる日がいつか来るのだと。
しかしある時、婚約者であるカールは平民の女を気にかけるようになる。それはかつて彼が本気で愛した女性の親友だった……。
※この話は現実の世界を舞台にしたものではありません。別世界としてお読みください。
※視点の移動が多めです。
※ブリジットが前を向いて歩けるようになるまでの話です。
ざまぁ展開はあまりありません。
文字数 1,408
最終更新日 2022.10.02
登録日 2022.09.28
私は侯爵家令嬢フローラ・クライン。私が初めてバルド王太子殿下とお会いしたのは、殿下も私も共に10歳だった春のこと。私は知らないうちに王太子殿下の婚約者候補になっていた。けれど婚約者候補は私を含めて4人。その中には私の憧れの公爵家令嬢マーガレット様もいらっしゃった。これはもう出来レースだわ。王太子殿下の婚約者は完璧令嬢マーガレット様で決まりでしょ! 自分はただの数合わせだと確信した私は、とてもお気楽にバルド王太子殿下との顔合わせに招かれた王宮へ向かったのだが、そこで待ち受けていたのは……!? フローラの明日はどっちだ!?
文字数 60,341
最終更新日 2020.11.21
登録日 2020.11.02
アナスタシアは思い出していた、あれは8才の頃当時の婚約者だったマーカス王子から言われた言葉 婚約者になって初めての妃殿下主催のお茶会の席でのこと
「アナスタシアはニンジン色の髪に顔に汚れが着いていて、何だか汚らしい感じだな
なぜ、私の婚約者になれたのか不思議だよ」
その言葉でアナスタシアはショックの余り家に閉じこもって 人と会う事を嫌がるようになってしまった 原因を知ったアナスタシアの両親は国王陛下にこう伝える、
「我が娘の顔を汚らしいとマーカス王子が言ったそうで、『なぜ、私の婚約者になれたのか不思議だよ』とも
そのような屈辱を受けて、我が家の大事な娘を嫁にやる訳にはいかない 婚約は無かった事にしてほしい」
その後すぐに婚約は白紙、まだ一部の貴族しか知らなかった事もあり 早々に無かった事に納めた
歳月が経ち、学園に上がる年になりアナスタシアはマーカス王子と同じクラスになるのだか・・・
*作者ご都合主義の世界観でのフィクションです。
文字数 2,808
最終更新日 2023.10.26
登録日 2023.10.25
「わたくしの婚約者であるアルフレッド殿下を癒やしているというのは、あなたで間違いなくて?」
突然の侯爵令嬢の襲来に、ミーニャは青ざめた。アルフレッドと親しくしているのは間違いない。侯爵令嬢の不興をかい、牢屋にぶちこまれてしまうのだろうか?
「わたくしのことも癒やしなさい!」
「…………えぇ?」
文字数 1,831
最終更新日 2023.01.31
登録日 2023.01.31
「ありのままの自分になるのです。思いのままに」
ある令嬢に言われた言葉の通り僕は生きることにした。
僕は婚約者が大嫌いだ。
文字数 2,404
最終更新日 2019.10.25
登録日 2019.10.25
ジョゼフィーヌは婚約者である皇太子フェルディナンの浮気の証拠を持って王宮を歩いていた。
この証拠をフェルディナンに突きつければ、婚約を破棄することができる。ジョゼフィーヌの心の中には、市井で出会った愛するマルクがいて、立ち向かう勇気を与えてくれていた。
本編50話+おまけ5
文字数 126,519
最終更新日 2022.04.02
登録日 2021.08.14
「私を抱いてほしいんです」……、そう声を掛けて来た美少女には恋人がいると言う。成り行きでその日のうちに寝取りプレイをしてしまった俺だが……。
◇◇◇
誰から誰が寝取り、誰から誰が寝取られるのか。謎の美少女・妾になる予定の使用人・忘れていた許嫁。主人公にとって都合の良い展開は、そのままハッピーエンドへ向かうのか……?
文字数 151,949
最終更新日 2019.04.30
登録日 2019.04.25
学園では髪をまとめていて、眼鏡もかけているものですから、はい、あの、すみません。
文字数 2,074
最終更新日 2023.01.20
登録日 2023.01.20
密かにあこがれていた美しい青年ジャックと、ひょんなことから偽装結婚生活を送る羽目になったシャーロット。二人は、贅を尽くした美しいホテルの組部屋に閉じ込められ、二人きりで過ごす。でも、ジャックは冷たくて、話さえしてくれない。実は好き同士のじれじれ物語。
文字数 126,987
最終更新日 2020.11.29
登録日 2020.11.12
令嬢アリアは気が弱く、何をされても言い返せない。
内気な性格が邪魔をして本来の能力を活かせていなかった。
しかし、ある時から状況は一変する。彼女を馬鹿にし嘲笑っていた人間が怯えたように見てくるのだ。
私、寝てる間に何かしました?
文字数 6,983
最終更新日 2020.11.21
登録日 2020.11.21
平凡な毎日を過ごしていた主人公は、ある日、事故に遭い、記憶喪失になってしまう。
そんな主人公の前に現れたのは、美形な王子様で……?!
溺愛の恋、開幕です!
※この物語はフィクションです。
R18作品ですので性描写など苦手なお方や未成年のお方はご遠慮下さい。
文字数 86,303
最終更新日 2022.12.16
登録日 2022.12.14
卒業パーティーの場で、第一王子のラドクリフに婚約破棄を言い渡されてしまった、シンディーア。
親友だと思っていたメイサにあることないこと告げられて、国外追放を言い渡されてしまう。
大好きな二人に裏切られたショックはあったけれど、二人が幸せならばと反論はしなかった。
ある日、シンディーアは追放された先で新聞を見て驚愕する。
なんとシンディーアのいた国が、大国に併合されてしまっていたのだ。
王族はどうなったのだろうかと心配するシンディーア。
その時、家の扉がトントンと鳴って……
「僕だ。開けてほしい」
聞き覚えのある声に、シンディーアは戸惑いつつも扉を開けるのだった。
*他サイトにも投稿しています。
文字数 8,326
最終更新日 2023.07.28
登録日 2023.07.28
遥香は毎夜夢を見る。
夢の中で遥香はリリーと呼ばれ、一国の王女として暮らしていた。そんなある日、政略結婚で隣国のクロード王子と婚約することに。その王子は、現実世界で遥香が派遣社員として働いている会社の営業部へ転勤してきた八城弘貴と同じ顔だった!だけど、二人の性格は正反対で…。
意地悪なクロードと優しいけど強引な弘貴。夢と現実、遥香とリリーの恋の行方は――
文字数 238,661
最終更新日 2019.11.13
登録日 2018.12.09
「お姉様に私の婚約者譲るわね。私、運命の出会いをしましたの」
双子のエリーゼが私に自分の婚約者を押し付けてきました。
文字数 1,623
最終更新日 2022.04.20
登録日 2022.04.20
自分の容姿に自信が無い。それだけで学生の内はとりあえず彼女なんて出来ない、そう思っていた。
でも原因は自分の容姿だけじゃないって事は解ってる。
だって自分と似たようなレベルの容姿でも彼女がいる同級生はいる。
単純に自分のコミュ力が低い、それと……話しかけた相手に嫌われ、勇気を出した結果クラスの殆どが自分を見下ろし見下すような態度を取られるのが怖かった。
だから、好きな人に話しかけようとする勇気なんて一ミリも出ない。
同じクラスだから遠目で眺めているだけで十分だった。
それでも運命の、それとも神のいたずらか?
いいや、正確には父さんの考えによって、今俺の目の前にこの先殆ど関わることが無いであろう美女が座っていた。
文字数 167,249
最終更新日 2020.12.17
登録日 2020.09.13
私の婚約者・アリスタルフは、冷たくぶっきらぼうな態度を取る。嫌われているのかなと思っていたのだが、実は好きな子にぶっきらぼうな態度を取ってしまう性格だったようで……。彼は私のこと好きらしいです。
文字数 890
最終更新日 2021.10.25
登録日 2021.10.25
エイミー・マルソーは幼少時に身分を知らないまま第一王子に恋をするが、幼馴染のフローラ・グロリアのために身を引いた。
フローラは第一王子と婚約する。後悔するエイミーだったが、第三王子から婚約の申し入れがあり、会ってみたら、第三王子の方が自分には合っていた。
しかし、フローラは幸せなエイミーが気に入らない。
第三王子とエイミーを策略で陥れようとする
文字数 39,277
最終更新日 2023.04.11
登録日 2023.04.02
ある国の王家三代の結婚にまつわるお話。
侯爵令嬢のエヴァリーナは幼い頃に王太子の婚約者に決まった。
王太子との仲は悪くなく、何も問題ないと思っていた。
しかし、ある日王太子から信じられない言葉を聞くことになる……。
文字数 31,875
最終更新日 2020.01.24
登録日 2020.01.16
卒業パーティーで子爵令嬢は婚約破棄を言い渡された。
その令嬢の実家は建国以来、王宮の書庫室の室長を務める家柄で、婚約者がその事を嫌っての婚約破棄だった。
だが、書庫室長は表の役職で、令嬢の実家は裏で建国以来、 王家の影の長官を代々務めていたのだった。
よって婚約破棄を言い出した婚約者とその実家に何ら問題はない事はとっくに調査済みだったのだが・・・
【2022/10/22、出版申請、11/2、慰めメール】
【2022/10/25、24hポイント1万2500pt突破】
文字数 9,023
最終更新日 2022.10.22
登録日 2022.10.22
「君を愛している! 俺には君だけだ」
「いけないわ。あなたには婚約者がいるのに」
「この気持ちは、誰にも止められない!」
婚約者と侍女のラブシーンをのぞき見て、小説の世界に転生していたんだって気が付いた。
私の役どころは、二人の恋の障害となる婚約者の邪魔者令嬢。
ご都合主義の恋愛小説では、この後、邪魔者令嬢は庭師と駆け落ちして、勝手に消えてくれるんだけど。
私は絶対、そんなことはしない。
もしかして、私は駆け落ちしたことにされて、消されちゃうの?
あなたがそのつもりなら、私も……。
※小説家になろう様にも投稿しています。
文字数 8,301
最終更新日 2023.10.17
登録日 2023.10.17
私には愛する婚約者がいる。幼い頃から決まっている仲のいい婚約者が。
優しくて私だけをまっすぐ見てくれる誠実な人。嫌なことがあっても彼がいればそれだけで幸せな日となるほどに大切な人。
そんな婚約者は学園の高等部になってから変わってしまった。
「すまない!男ならみんながやってることだからと断りきれなくて……次からはしないよ!愛してるのは君だけなんだ!」
誠実から不誠実の称号を得た最初の彼の変化。浮気だった。気づいたのは周りの一部の令嬢が婚約者の浮気で落ち込むのが多くなり、まさか彼は違うわよね………と周りに流されながら彼を疑う罪悪感を拭うために調べたこと。
それがまさか彼の浮気を発覚させるなんて思いもしなかった。知ったとき彼を泣いて責めた。彼は申し訳なさそうに謝って私だけを愛していると何度も何度も私を慰めてくれた。
浮気をする理由は浮気で婚約者の愛を確かめるためなんて言われているのは噂でも知っていて、実際それで泣く令嬢は多くいた。そんな噂に彼も流されたのだろう。自分の愛は信用に足らなかったのだろうかと悲しい気持ちを抑えながらも、そう理解して、これからはもっと彼との時間を増やそうと決意した。
だけど………二度、三度と繰り返され、彼の態度もだんだん変わり、私はもう彼への愛が冷めるどころか、彼の愛を信じることなんてできるはずもなかった。
みんながやってるから許される?我慢ならなくなった令嬢たちが次々と婚約破棄をしてるのもみんながやってるから許されますよね?拒否は聞きません。だってみんながやってますもの。
文字数 81,758
最終更新日 2022.08.04
登録日 2022.04.10