殺人事件小説一覧
それは一人の映画コレクターの死から始まった――
高名な映画コレクターの佐山義之氏が亡くなった。日比野恵の働く国立映画資料館の元にその一報が入ったのは、彼のコレクションを極秘に保全してほしいという依頼が死去当日に届いたから。彼の死を周りに悟られないようにと遺族に厳命を受け、ひっそり向かった佐山邸。貴重な映画資料に溢れたコレクションハウスと化したそこは厳重なセキュリティがかけられていたはずなのに、何故か無人の邸の地下に別の映画コレクターの他殺体が見つかる――。手に入れられる訳がないと思われていた幻のコレクションの存在とその行方は? カルト映画『夜を殺めた姉妹』との関連性とは? 残された資料を元に調査に乗り出すうちに、日比野達はコレクター達の欲と闇に巻き込まれて行く。
※この作品はフィクションです。実在の場所、人物、映画とは一切関係ありません。
※残酷描写、暴力描写、流血描写があります。
文字数 20,206
最終更新日 2024.05.07
登録日 2024.04.28
王立学園で殺人事件が起きた。
被害者は公爵令嬢 加害者は男爵令嬢
男爵令嬢は王立学園で多くの高位貴族令息を侍らせていたと言う。
公爵令嬢は婚約者の第二王子に常に邪険にされていた。
殺害理由はなんなのか?
視察に訪れていた第一王子の目の前で事件は起きた。第一王子が事件を調査する目的は?
*一話に流血・残虐な表現が有ります。話はわかる様になっていますのでお嫌いな方は二話からお読み下さい。
文字数 98,024
最終更新日 2021.03.01
登録日 2020.12.16
「謎解きは好きかい?少年」
ーーあるとき、ミステリーの神様がそう言った。
現役高校生にして早くに親と死別した「比良直流(ひらすぐる)」。
ミステリー好き以外には平凡な高校生の比良。
だが唯一彼が同級生達と異なるのが、放課後にハウスキーパーとして働いていることだった。
そして働く先は、ミステリーの神様と呼ばれる天才小説作家「雲隠日陰」
容姿端麗に加えて業界で成功している雲隠だが、彼は家政婦の比良に事あるごとに謎を出してくる。
好奇心旺盛な雇い主に振り回される比良だったが、彼もまたミステリーには目がなく…
家政婦とミステリー作家による数奇な冒険譚が始まる。
文字数 85,312
最終更新日 2024.05.05
登録日 2024.04.20
育児、仕事、家事、モラハラ。
夫が帰る頃になると胃が痛くなる。
そんな毎日を過ごす妻は…夫を殺し続ける。
文字数 3,587
最終更新日 2018.11.02
登録日 2018.10.31
高校生である天上院時久はある事件を解決してからというのも、警察の協力者となっていた。そんな時久の同級生の皇由香奈に「演劇部の手伝いをしてほしい」と頼まれる。顔合わせのために演劇部の部室である多目的ホールへと向かった時久たちの目の前には――部長の白鳥葵の死体がぶら下がっていた。事件の容疑者として幼馴染の新垣飛鷹が疑われしまい、時久は彼女の無実を証明するために推理することに。
これは役者になれるわけもなく踊り続けた道化にもなれなかった者の、亡き彼女へ向けた想いの結末。
文字数 85,053
最終更新日 2024.03.29
登録日 2024.02.27
「不幸でも、しあわせでした」
五十音順に名前を持つ子どもたちの不幸でしあわせな死亡集。
―
「ここから出ていけば、しあわせな事が待っているのかなー」
桃色のお部屋から、たくさんの子どもたちが出ていきます。
さぁ、一緒に追いかけましょう。
しあわせな子どもたちを。
―
普通に読むだけでは、本当の意味は分かりません。
何度か読んでみて、意味が分かると「はっ」とします。
そして、お気に召せば、あなたも立派な変人なのです。
※続編は、事故現場・観光パンフレットです。続きをお楽しみください。
(発達障害ですが、周りの皆さんのおかげで、ふこしあは書籍化していただけます。編集の方々に支えられながら頑張りますので、お待ちください。)
(アルファポリス絵本ひろばでは、絵本版もご用意しております)
文字数 102,706
最終更新日 2022.03.28
登録日 2019.06.20
【11月より外伝の『巣喰RAP―日々の坂署捜査第六課―』の連載を始める予定です。もうしばしお待ちください】
近代において日本の犯罪事情は大きな変化を遂げた。理由なき殺人、身勝手な殺人、顔の見えぬ殺人――。常軌を逸脱した事件が日常の隣で息をひそめるような狂った世界へと、世の中は姿を変えようとしていた。
常人には理解できぬ思考回路で繰り返される猟奇事件。事態を重く見た政府は、秘密裏に警察組織へと不文律を組み込んだ。表沙汰になれば世の中が許さぬ不文律こそが、しかし世の中の凶悪事件に対抗する唯一の手段だったのだから。
その男の名は坂田仁(さかたじん)――。かつて99人を殺害した凶悪猟奇殺人犯。通称九十九人(つくも)殺しと呼ばれる彼は、数年前に死刑が執行されているはずの死刑囚である。
これは死刑囚であるはずの凶悪猟奇殺人鬼と、数奇なる運命によって対凶悪異常犯罪交渉係へと着任した刑事達が、猟奇事件に立ち向かう物語。
スナック【サンテラス】の事件奇譚に続く、安楽椅子探偵新シリーズ。
――今度は独房の中で推理する。
【事例1 九十九殺しと孤高の殺人蜂】《完結》
【事例2 美食家の悪食】《完結》
【事例3 正面突破の解放軍】《完結》
【事例4 人殺しの人殺し】《完結》
イラスト 本崎塔也
文字数 608,329
最終更新日 2023.09.26
登録日 2016.08.31
もし、復讐を合法的に行えるのであれば、どうしますか?
罪に問われず、合法的であれば、迷いなく憎い人を殺しますか?
今の日本よりかけ離れた大日本帝国において、とある法案が施行されようとしています。
それは、特定の条件を満たした人に、合法的な復讐を認めるという狂った法案。大日本帝国政府は、ある学校のあるクラスを、法案のモデルケースとして選んだのです。あまりにも残酷で、あまりにも非情な決定でした。
そもそも世の中が狂っていて、それに抗える者など誰もいない。大々的に全国放送される思春期の男女の欺き合い。
これは救いのない物語。ごくごく普通の、どこにでもあるようなクラスを襲った非日常。
――目をそらすな。例えそれが真実であっても。
生死をかけた糾弾ホームルームが始まる。
【#1 毒殺における最低限の憶測】《完結》
【#2 ぼくとわたしと禁断の数字】《完結》
【#3 罠と死体とみんなのアリバイ】《連載中》
二度目の【糾弾ホームルーム】からの生還を果たした2年4組は、自分達の立場に理不尽さを感じ、そして反撃へと打って出ようとする。
しかし、そんな最中、全員に絶対的なアリバイがある中、またしても犠牲者が出てしまう。
次々と減っていくクラスメイト。その団結を揺るがすように起きてしまった三度目の事件。
次第に狂気を帯びゆく世界に、2年4組は何をみるのか。
文字数 478,446
最終更新日 2019.04.06
登録日 2017.12.21
前科者、覚醒剤中毒者、路上格闘家、謎の窓際サラリーマン……社会の底辺にて蠢く四人の人生が、ある連続殺人事件をきっかけに交錯し、変化していくノワール群像劇です。犯罪に関する描写が多々ありますが、犯罪行為を推奨しているわけではありません。また、時代設定は西暦二〇〇〇年代です。
文字数 102,788
最終更新日 2023.03.02
登録日 2023.01.17
名探偵・城ケ崎九郎と助手の鈴村眉美は謎の招待状を持って、雪山の中の洋館へ赴く。そこは、かつて貴族が快楽の為だけに拷問と処刑を繰り返した『残酷館』と呼ばれる曰くつきの建物だった。館の中には城ケ崎と同様に招待状を持つ名探偵が七名。脱出不能となった館の中で次々と探偵たちが殺されていく。城ケ崎は館の謎を解き、犯人を突き止めることができるのか!?
≪登場人物紹介≫
鮫島 吾郎【さめじま ごろう】…………無頼探偵。
切石 勇魚【きりいし いさな】…………剣客探偵。
不破 創一【ふわ そういち】……………奇術探偵。
飯田 円【めしだ まどか】………………大食い探偵。
支倉 貴人【はせくら たかと】…………上流探偵。
綿貫 リエ【わたぬき りえ】……………女優探偵。
城ケ崎 九郎【じょうがさき くろう】…喪服探偵。
鈴村 眉美【すずむら まゆみ】…………探偵助手。
烏丸 詩帆【からすま しほ】……………残酷館の使用人。
表紙イラスト/横瀬映
文字数 79,497
最終更新日 2023.03.23
登録日 2023.02.10
●概要●
自分の名前は宮崎圭。日本一といっても過言ではないブラック企業に就職してしまった自分は、郷龍次社長に退職願を書くことを強要されて退職。しかしそんな社長と、先輩の経営する民宿「満月荘」でばったり鉢合わせに。そして雪の中の民宿満月荘で、六人の宿泊客と、三人の従業員のなかで、自分の予想どおりの殺人事件が起こる。果たして犯人も自分の予想どおりなのか。
本格要素を取り入れたライトミステリです。
●注意事項など●
・この作品はフィクションです。実在する団体・人物とは関係ありません。
・第8回ポプラ社賞二次選考通過作品(「満月屋殺人事件」で応募)です。
・アルファポリスのスマホアプリをご利用の方は、設定を縦書きにしていただくと、読みやすいと思います。
文字数 138,705
最終更新日 2019.05.07
登録日 2019.05.07
山奥で子ども健康道場を開く「秋嶺山荘」に、今日も一縷の望みを託した親たちが病気や障碍を持った子どもを連れて来る。しかし山荘のオーナーには秘密の過去があった。それを探り強請る者、オーナーの命を狙う殺人鬼、ネットに跋扈する影、そしてぶら下がる死体。社会から隔絶された世界へ押し寄せるいくつもの謎に正解はあるのか。【第69回江戸川乱歩賞一次選考通過作】
文字数 102,856
最終更新日 2023.06.03
登録日 2023.05.13
幼馴染として仲良しだった和希とゆうき。ふたりはある日、旅行に出かけたまま帰らなくなる。警察の必死の捜索で見つかった和希は還らぬ人になっていた。
その後もゆうきは見つからず、実家に一通の手紙が届く。
文字数 8,433
最終更新日 2024.05.03
登録日 2024.04.09
当作品は、私が腹を下して生まれた《トワレ=トイレ》を中心に描かれた【サスペンス色】のある作品である。
4/16《完結》しました。
いくつかの話を差し替えてます。
〇ありそうでなかったトイレを舞台にした殺人事件。
〇主人公守永成一が次々事件に巻き込まれ、翻弄されていく。
用を足すべく立ち寄った便所。そこで起きた連続殺人事件。一体犯人は誰なのか? 被害者の遺体がなぜ便所で発覚したのか?謎多き事件の真相や如何に!
【見所】
〇警部補出てきますが、人間模様中心に描きたくて、主人公は事件の発見者です!
〇第3章で明かされる主人公守永の友人青戸や豊科工業のストーリーがどう事件に関連していくのか?見所です
〇全部で事件は大きく3つ起きますよ!
そして、後々第0の事件が明かされる《最終章にて》
【作者より】
ミステリー小説初心者の作るミステリーの世界に存分にお楽しみくださいませ!
【重要】
※タイトル変更予定?
※実在する駅名などを使用してますが、話の内容は全て《虚構》であり《フィクション》です
※1話に祐川勇司の勤める企業名・伏見工業の表記の追加。
※3/6追記 。各話のページ内に被害者編などの明記
※矢沢製鉄所→矢沢工業に変更
※1話にR18表現あり(汚い描写あり)
※作品の都合上R18表現使用
文字数 50,790
最終更新日 2021.02.01
登録日 2020.02.27
高遠雪人は早瀬美琴と一緒に自分を呪った霊能者を探す旅をしている。
木佐萬村にイブキ様と呼ばれる霊能者が、去年、一度死んで生き返ったという情報が入った高遠は、さっそくその木佐萬村に向かった。
豪雨で陸の孤島と化した村の中で怪奇な事件が起こる。
文字数 102,241
最終更新日 2024.02.26
登録日 2024.02.26
文字数 47,013
最終更新日 2024.05.01
登録日 2024.02.29
岐阜県郡上市で、ひとり息子が義理の両親を刺殺する事件が発生した。
現場で逮捕された息子の健一は、取り調べから黙秘を続け動機が判然としないまま、勾留延長された末に起訴された。
弁護の依頼を受けた、桜井法律事務所の廣田は、過失致死罪で弁護をしようとするのだが、健一は、何も話さないまま裁判が始まった。そして、被告人の健一は、公判の冒頭の人定質問より黙秘してしまう……
文字数 82,975
最終更新日 2021.11.21
登録日 2021.07.11
文字数 3,728
最終更新日 2022.03.05
登録日 2018.12.07
※短編「皇帝の肉便器」の続編です。
そちらを読んでいただいてからお読み下さい。
ヘイリア帝国皇帝、ウェルディスが男の愛人を作った。
それにより帝国中ざわついていたが、大きな事件により人々の関心はそちらに流れていった。
サーシュ侯爵夫人が、ルブロスティン公爵夫人を殺害してしまったのだ。
サーシュ侯爵令息のルベルトと、ルブロスティン公爵令息のイグナートは幼馴染みであり、同じ学院生だ。
誰よりも仲が良かっただけに、イグナートの憎しみは激しく燃え盛った。
そして、終身刑となった母親だけでなく、父親も姦通罪で逮捕され、平民に降格された。
同じく平民となったルベルトは、表向きはイグナートの好意で屋敷に引き取られた。
だがそれは好意でもなんでもなく、ルベルトを奴隷のように扱い、人間としての尊厳を奪う為だった。
ルベルトはそんな扱いを受けるのは当然だと全てを受け入れた。……が、新しい使用人フリードが来てから状況は一変した。
フリードはルベルトに仕事を一から教え、公爵にルベルトの扱いを見直すよう言い始めた。
なによりもフリードは母親が起こした殺人事件の裏を知っているようで──?
※エロは少なめです
※不定期更新です
※誤字脱字は許してください。直すかどうかは分かりません。
※短編の時とは全く方向性が違います。合わないと思ったら中断してください。
文字数 235,952
最終更新日 2023.01.22
登録日 2021.08.22
文字数 7,894
最終更新日 2019.09.02
登録日 2019.05.11
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雨上がりの夜、警察署から近い空き地で若い男の絞殺体が発見された。その咥内から花びらが見つかり、それを手掛かりにローレンは相棒のジェシカと共に捜査を始める。
鑑識の結果、その花びらは珍しい種類のバラだった。何故、犯人はわざと珍しい花びらを残したのか……?重要参考人はバラ専門店の店員で、誰かを庇っているような……?
証拠探し。尋問。そうしているうちに、新たな遺体が発見された。犯人の目的は?そしてバラの意味とは……?
海外ドラマみたいな感じで書きました。
軽い気持ちで楽しんでいただければと思います。
お気付きの点やご指摘等ございましたら、よろしくお願いします。
文字数 21,278
最終更新日 2022.05.03
登録日 2022.05.03
冷血、死神、数々の悪名で呼ばれ、警察にすら嫌われている探偵がいる。その名もヒョウ。黒ずくめの格好をした優雅で耽美な男である。彼のことを飼い主と呼ぶ助手のゴスロリ美少女のリンと共に、二人は依頼を受けては事件現場にやって来る。二人の後には残酷な悲劇しか残らない。
今回、二人が呼ばれたのは吉岡という富豪の屋敷。吉岡家では、一か月前に秘書の野村が殺される事件が起きていて、警察の代わりにその事件を解決してほしいと依頼される。吉岡家には、ヒョウの他に三人の探偵が雇われており、その中にはヒョウをライバル視する名探偵の姿もあった・・・・。
悲劇をあざ笑うかのように、自らの美意識を行動理念とする死神探偵の暗躍が始まる。ミステリと呼ぶにはあまりにもおこがましい暗黒探偵小説、ここに開幕。
文字数 142,969
最終更新日 2024.03.13
登録日 2023.12.17
深澤遼一は、妹が務める商店街にある美容室の2階で探偵業をやっている。のんびりとした地方都市、そんな都市にここ数年でマンションが立ち並び、一気に人口とそしてトラブルが増えた。そのおかげと言っては罰が当たりそうだが、警察を辞めて探偵業をやりだした遼一にささやかなバブルがやってきたのだ。
そこで事務員を雇うことになったのだが…その事務員、なんか胡散臭い。
20代のスタイルバツグンの女が、真っ黒な髪を後ろで一本に結び、顔半分が黒縁のメガネって…ない!絶対ない!これはぜっ~たい、係わり合ってはいけないやつだ。元刑事の俺のカンが言ってる。
元刑事と一癖ありそうな事務員のコンビが解決する事件、それに…16年前の事件が絡む。
そしてその事務員は…。
R18は保険です(汗)
更新はゆっくりになるかもしれませんが、よろしくお願いします
文字数 14,539
最終更新日 2024.02.29
登録日 2024.02.27
昨年、特別賞を頂きました【嗜食】は現在、非公開とさせていただいておりますが、改稿を加え、近いうち再搭載させていただきますので、よろしくお願いします。
復讐の旋律 あらすじ
田代香苗の目の前で、彼女の元恋人で無職のチンピラ、入谷健吾が無残に殺されるという事件が起きる。犯人からの通報によって田代は保護され、警察病院に入院した。
県警本部の北川警部が率いるチームが、その事件を担当するが、圧力がかかって捜査本部は解散。そんな時、川島という医師が、田代香苗の元同級生である三枝京子を連れて、面会にやってくる。
事件に進展がないまま、時が過ぎていくが、ある暴力団組長からホワイト興産という、謎の団体の噂を聞く。犯人は誰なのか? ホワイト興産とははたして何者なのか?
まあ、なんというか古典的な復讐ミステリーです……
よかったら読んでみてください。
文字数 104,405
最終更新日 2023.03.21
登録日 2023.02.28
「汎用AI(人工知能)の開発実験に参加して欲しい」
怪我のため引退した元民間軍事会社社員・鳴海晶はかつてのクライアントだった企業の社長に依頼される。
報酬は破格であり莫大といっていい金額となる。当然、危険も多い。
要塞のような実験施設に集まった男女。
実験の内容は「人工知能」を搭載したアンドロイドを見つけることだった。
意識すら――
己の実存すら――
全てを人と同じく認識している存在であるという。
実験参加者の中に人間以外の存在がいる?
誰が人工知能搭載のアンドロイドなのか?
閉鎖環境の中では血なまぐさい暴力と駆け引きの「デスゲーム」が展開される。
文字数 19,805
最終更新日 2020.11.14
登録日 2020.03.31
野中海里。29歳。独身。
金なし、職なし、運もなし。
それだけでも絶望だというのに、トドメに海里の部屋には意図せず、女の死体が。
人生詰むほどの不幸の連鎖に頭を抱えていたそんな時。海里の元に1通のメッセージが届く。
『あなたの人生、高額買取り致します』
そうして海里の前に現れた謎の男、芹。
人生を賭け、とある契約を芹と交わした海里は、導かれるようにして立派な館に案内される。だが館には海里の他に、既に6人もの人間が集まっていた。
年齢も職業もバラバラ。そんな彼らと、海里は1ヶ月限定で共同生活を送ることになるのだが——
果たして海里は、その館で何を見るのか。
謎の男、芹の目的は?
人生を買い取るとは何なのか。
各々の思考、目的、そして計画が錯綜した先、点と点が線で結ばれていく。
万華鏡のように全ての世界が一周した時。あなたは最初の景色を思い出せますか?
第1部 転落編、館編、因縁編、真相編。
第2部 とある本に魅了された、男の話。
文字数 125,679
最終更新日 2024.02.13
登録日 2024.02.13
島根県竹島のとある館で起こる殺人事件を迷探偵・トーマスが解明するミステリー小説。
絶海の孤島で、犯人の恐ろしい復讐劇が幕を開ける。
文字数 10,819
最終更新日 2019.05.16
登録日 2019.05.16
プチ本格?二つの密室トリックを暴け!!
「下に行って来る」と言って、十一階からエレベーターに乗った男が一階に着くと死んでいた。男の乗ったエレベーターは高層階用で、十階から二階の間は止まらない。更にエレベーターの中からは、凶器の類は一切発見されなかった。
何者かが、下りて行くエレベーターの中に侵入し、一階に着く前に男を殺して再び外へ脱出したのか?
それとも、エレベーターに乗った男が、行き先ボタンを間違えて、自ら死界への直通ボタンを押してしまったのか?
―――密室殺人の謎。―――凶器の無い殺人。進展のないまま、捜査は暗礁に乗り上げようとしていた。
………と、そんな時、どんな事件も24時間以内に解決するという、伝説の警部補アユライと新米刑事ユーマの二人組が、殺人現場にやって来た!
文字数 53,442
最終更新日 2023.11.14
登録日 2023.11.08
文字数 24,654
最終更新日 2024.04.23
登録日 2024.04.23
裁判所に勤める法務官のケビン・カーティスは、一見、無関係そうな3人の女性たちの死が連続殺人事件ではないかと疑うようになる。
事件の手がかりを追う中で、元貴族の令嬢シルビア・ローズと出会い、またたくまに彼女の美貌と肉体の虜になってしまった。
妖艶さの一方で、少女のように純粋で愛らしい一面も見せるシルビアに惹かれてやまないカーティス。
その裏で着々と復讐計画を進めるシルビア。彼女の大切な家族を奪った者たちに、確実に復讐の鉄槌を下していくのだった。
やがて、カーティスもシルビアの復讐劇に巻き込まれることになる。
※R18です。それほど過激ではありませんが、暴力的、性的表現があります。
文字数 17,400
最終更新日 2024.01.10
登録日 2023.12.28
平成は「光市母子殺害事件」「神戸連続児童殺傷事件」など未成年による残忍な凶悪事件が相次いだ。昭和末期にも「女子高生コンクリート詰め殺人」「名古屋アベック殺人」のような事件史に残る想像を絶する凄惨な事件が相次ぎ、その度に「厳罰が必要」「更正が優先」など少年法を巡る議論が起こってきた。2016(平成18)年には18歳から選挙権が得られる改正公職選挙法が施行、民法の成人年齢も改正され22年から18歳となる。少年法も適用年齢を引き下げる議論が法制審議会で進んでいるが、日本弁護士連合会や一部の刑法学者が反対を表明している。少年法はどうあるべきか読者の皆様に考えていただく参考として、平成に起きた未成年事件を振り返ってみたい。
文字数 2,133
最終更新日 2021.02.10
登録日 2021.02.07