恋愛 追放小説一覧

件
その日、公爵令嬢クラリスは全てを失った。王太子アルフォンスから夜会で婚約破棄され、身に覚えのない罪で国外追放を宣告されたのだ。
「君のような悪女を王妃にはできない」
弁明も許されず、実父にすら見捨てられ、極寒の地へ――。
吹雪舞う雪原で力尽きた彼女を拾ったのは、隣国ガルディアの“氷の王太子”ライナー。銀髪に氷の瞳を持つ、彫刻のように美しく冷徹な男だった。
ガルディア王城で始まった奇妙な庇護生活。ライナーの態度は冷たく、側近たちはクラリスを疑う。孤独と不安に苛まれる日々。
しかし、なぜかライナーは彼女にだけ、不可解なまでに過保護な一面を見せる。
最高級の待遇、常に注がれる視線、不意にかけられる気遣いの言葉……。「感情は不要」のはずの彼が、クラリスにだけ見せる執着と独占欲。それは凍てつく氷が溶ける前の、微かな熱のようで――?
一方、クラリスを追放した母国エルバインは、愚かな王太子の悪政で崩壊寸前。
そしてついに、見る影もない元婚約者が土下座しに現れた時、ライナーは静かに言い放つ。
「彼女は、ガルディアの未来の王妃だ。返すつもりはない」
これは、理不尽に全てを奪われた令嬢が、追放先の冷徹王太子に拾われ、その不器用で底知れない溺愛に戸惑いながらも、真実の愛と幸福な居場所を見つける逆転ラブストーリー。
冷たい氷が溶けるほどの、甘くて過保護な溺愛の行方は――?
文字数 16,692
最終更新日 2025.05.03
登録日 2025.05.01
※誤ってR18になってました!R15の誤りです!すみません!
平民出身のセレスティアルは、守護獣シィに力を与える聖女であり、王太子オズベルトの婚約者候補の一人。しかし力を与える儀式後、疲れ果ててしまうため、虚弱すぎると皆から聖女の資質を疑われていた。
本来受けるはずの聖女の儀式も受けておらず、育ての親だった神官長も突然捕まって味方を失ったセレスティアル。そしてとうとう、平民が婚約者候補にいることが許せなかった王太子オズベルトから、聖女を騙った罪で追放されてしまう。
命からがら隣国ルミテリス王国に辿り着いたセレスティアルは、そこで衰弱した白い獣――守護獣ラメンテと、彼を追ってきた赤毛の青年レイと出会う――
モフモフ守護獣と馬鹿正直ヒーローに愛されながらヒロインが本当の力を発揮して幸せになるお話(予定)
※頭からっぽで
※R15は保険
文字数 18,524
最終更新日 2025.05.03
登録日 2025.04.28
クレイグ侯爵家次女のパトリシア。彼女は長女とは違い、夜会などの雰囲気が苦手。
夜会の喧騒を逃れて庭に出たものの、聞こえてくるのは男女の交わりのような嬌声。
そこで出会った美しい男性。そんな男性の特に紫水晶のような瞳に吸い込まれるように体を任せてしまいました。それから彼女の人生が変わるのです。
文字数 14,747
最終更新日 2025.04.29
登録日 2025.04.22
カーラは小国モルガン王国の王女だ。でも、小国なので何かと大変だ。今国は北の大国ノース帝国と組んだ宰相に牛耳られており、カーラは宰相の息子のベンヤミンと婚約させられそうになっていた。そんな時に傷ついた子犬のころちゃんを拾う王女。
王女はころちゃんに癒やされるのだ。そんな時にいきなりいなくなるころちゃん。王女は必死に探すが見つからない。
王女の危機にさっそうと現れる白い騎士。でもその正体は……
もふもふされる子犬のころちゃんと王女の物語、どうぞお楽しみ下さい。
文字数 170,704
最終更新日 2025.04.21
登録日 2025.03.08
ジュンメウキ王国の公爵令嬢シシラ・アリゲイタは毎日が忙しかった。来る日も来る日も聖女の妹アビス・アリゲイタの尻拭いを強いられてきたのだ。勉強も魔術も課題の提出は全て代わりに片付けて、聖女の仕事をサボったときのフォローもこなすなど、面倒事は全てシシラに回ってくる。公爵家の両親に訴えても、「お前は公爵家のために妹を支える立場だ」と聞き入れて貰えない。シシラの心は疲弊していくばかり。
だからこそ、浮気性な婚約者の王子が学園で「聖女こそ婚約者にふさわしい!」として婚約破棄を宣言したとき、シシラは喜んで受け入れた。無論、冤罪を着せて国外追放されることすらも。
※初の聖女系です。4日間で一日一話投稿します。
文字数 11,911
最終更新日 2025.04.19
登録日 2025.04.16
恩寵と言われる異能を持つ者がまれに現れる世界。
マール王国の第一王女シェリムはせっかく恩寵を持って産まれたのに役に立たない異能だった。
厄介払いの様に帝国の呪われ皇子のもとへ嫁がされてしまう。
けれど、その異能で皇子の呪いを解いてしまったシェリムは美少年皇子ルシオに懐かれるも、帝国に渦巻く陰謀に巻き込まれていく……
文字数 30,107
最終更新日 2025.04.10
登録日 2025.04.05
同級生に生活をめちゃくちゃにされた聖川心白(ひじりかわこはく)は、よりによってその張本人と一緒に異世界召喚されてしまう。
「聖女はどちらだ」と尋ねてきた偉そうな人に、我先にと名乗り出した同級生は心白に偽物の烙印を押した。そればかりか同級生は異世界に身一つで心白を追放し、暗殺まで仕掛けてくる。
命からがら逃げた心白は宮廷魔導士と名乗る男に助けられるが、彼は心白こそが本物の聖女だと言う。へえ、じゃあ私は同級生のためにあんな目に遭わされたの?
そうして復讐を誓った心白は少しずつ力をつけていき…………なぜか隣国の王宮に居た。どうして。
文字数 136,179
最終更新日 2025.04.06
登録日 2022.01.22
類稀なる魔法の才能を持ち、その才能を発揮するが「淑女らしからぬ行為」と蔑まれていた貴族令嬢エリザベス。そんな彼女は、趣味として魔法研究を続けていた。
ある日彼女の長年の研究データが無断で持ち出されて、婚約者であるフレデリック王子から一方的な婚約破棄を突きつけられる。『研究と称して敵国に大切な情報を漏らし、王国に損害を与えていた』などと根も葉もない罪を着せられ、実家からも見放された彼女の行き先は、皮肉にも彼女が『裏切った』とされる『敵国』だった。
不安の中で国境を越えたエリザベスを待っていたのは、彼女の研究成果が救った王妃の命と、その恩に報いようとする若き国王の歓迎であった。
真の実力を認められた彼女は、要職に就き、才能を存分に発揮する日々を送るようになる。
一方、煩わしい存在を排除して「理想の国創り」に邁進するフレデリック王子の王国は、次第に衰退の兆しを見せ始める。最も身近にいた者の才能を理解できなかった傲慢な王子は、やがて自らの過ちに直面することになるが……。
才能を蔑まれた魔法研究者である令嬢が、自らの道を切り拓いていく痛快ファンタジー。魔法の才に恵まれた令嬢の復讐と再生の物語です。
文字数 72,052
最終更新日 2025.03.26
登録日 2025.03.07
守護獣ーーそれは長きに渡り王国を結界で護り続けている神獣だ。
王国は守護獣が指名した人間を契約者として差し出し、契約者を通じて守護獣とコンタクトを取っていた。
そしてある日、当代の契約者の死を悟った守護獣が次の契約者を指名した。
それはミルファ・ヴェンディアと言う名の17歳の少女であり、つい先日まで伯爵令嬢の地位にいた人物でもある。
そんなミルファは、不幸にも仮の婚約者であった王太子に婚約破棄及び国外追放を言い渡されていた。
それは身分差があれど愛し続けると誓った王太子の、「やっぱり自分に見合った女性でなければ」と言う身勝手な気変わりによる行為だった。
秘密裏の婚約という事でミルファの存在が邪魔になったために彼女を追い出して処分する事にしたのだ。
しかし状況は一変。ミルファが守護獣の契約者に選ばれてしまったという事で王太子は慌てて彼女を追いかける事になるのだが……
文字数 7,586
最終更新日 2025.03.21
登録日 2025.03.21
【全7話完結保証!】
聖王国の誇り高き聖女リリエルは、突如として婚約者であるルヴェール王国のルシアン王子から「偽聖女」の烙印を押され追放されてしまう。傷つきながらも母国へ帰ろうとするが、運命のいたずらで隣国エストレア新王国の策士と名高いエリオット王子と出会う。
「僕が君を守る代わりに、その力で僕を助けてほしい」
甘く微笑む彼に導かれ、戸惑いながらも新しい人生を歩み始めたリリエル。けれど、彼女を追い詰めた隣国の陰謀が再び迫り――!?
追放された聖女と策略家の王子が織りなす、甘く切ない逆転ロマンス・ファンタジー。
文字数 11,046
最終更新日 2025.03.14
登録日 2025.03.14
ナナは同級生のエリィをいびり倒していた。自分は貴族、エリィは平民。なのに魔法学園の成績はエリィの方が上。こんなの許せない。だからイジメてたら、婚約者のマージルに見つかって、ついでにマージルまで叩いたら、婚約破棄されて、国外追放されてしまう。
ナナは追放されたのち、自分の行いを改心したら、素敵な人と出会っちゃった?!
地獄の追放サバイバルかと思いきや毎日、甘々の生活?!
改心してよかった!
文字数 17,816
最終更新日 2025.03.02
登録日 2025.03.02
卒業パーティーの最中、婚約者から突然婚約破棄を告げられたシェリーヌ。
婚約者の心を留めておけないような娘はいらないと、養父からも不要と言われる。
シェリーヌは16年過ごした国を出る。
生まれた時からの側近アランと一緒に・・・。
第18回恋愛小説大賞エントリーしましたので、第2部を執筆中です。
第2部祖国から手紙が届き、養父の体調がすぐれないことを知らされる。迷いながらも一時戻ってきたシェリーヌ。見舞った翌日、養父は天に召された。葬儀後、貴族の死去が相次いでいるという不穏な噂を耳にする。恋愛小説大賞は51位で終了しました。皆さま、投票ありがとうございました。
文字数 79,199
最終更新日 2025.02.28
登録日 2024.03.13
聖女の刻印が現れたのは、六歳の誕生日を迎える少し前のことだった。
その日を境に、エリシアの生活は一変した。
両親から無理矢理引き離され、辛く厳しい修行に励むだけの日々。無邪気に遊び回ることも、美味しいお菓子を食べることも、談笑をすることさ許されなかった。
けれど、聖女の能力さえ開花すれば――。ただそれだけを拠り所に生き抜いていたエリシアだったが、どれほど頑張って修行を重ねても、彼女が能力に目覚めることはついぞなかった。
そして遂に、“本物の聖女”を名乗る異邦の女が現れる。
――そしてエリシアは、彼女に全てを奪われた。
聖女としての地位も、婚約者であった王太子も、何もかも。エリシアが持っていた数少ない全てのものを、ひとつ残らず。
「偽物の聖女よ。神の御意に反するお前を、この地から追放する!」
王都から追放されると同時に生きる意味を見失い、辺境の地でただただ虚しく暮らしていたエリシア。
そんな彼女はある日、夜闇の中で苦しむ一人の美しき吸血鬼に出会う――。
文字数 28,314
最終更新日 2025.02.28
登録日 2025.02.24
「お前のようなふしだらな女、願い下げだ」
貴族の集まる華やかなホールには場違いな冷たい碧い瞳。
「王族と婚約しておきながら、男遊びに耽るとは」
「可愛らしい顔をしてとんだ俗物ですのね」
「ヴェリアム王子もおかわいそうに」
「16歳でしょう? とんだ好きものだわ」
そんな蔑みの言葉を全身に受けながら、ミア・ウォーレン侯爵令嬢は、身に覚えのない理由でヴェリアム第一王子に婚約破棄をされ、果ては国外追放まで言い渡されてしまう。
恋情を胸に抱えたまま新たな生活を送ろうと旅立つも、暴漢にその身を追われて命からがら逃げ延びた先で、ミアは老婆に拾われた。
そこで5年の月日を送り、生活が様変わりする中でミアは1匹の黒猫と出会う。
慎ましくもどこか寂しく、穏やかな生活が続くと思っていた矢先、突然に現れたヴェリアムに唇を奪われたミアは動揺した。
すれ違って、拗らせて、一度分かれた2人の道が再び重なったその先で、ミアはヴェリアムの愛をもう素直に受け入れることはできなくて。
そんな中で、ミアは到底知り得ることのなかった真実を知っていくーー。
気持ちを取り戻したい王子✖️逃げる主人公。
ジレジレ、溺愛、たまに狂気? な予定のお話しです。
メイン2人の時はわりかしシリアスなのに、3人になるとギャグっぽくなります。。平伏
お気に入り、いいね、コメントなど頂けますと喜びます!
ヴェリアムさんがだんだん暴走してきている今日この頃……笑
まぁきっと猫を被っていたのでしょう。猫だけに。謎
※注意!!
メイン2人の絡みっぽい部分には⭐︎
R18部分にはR18表記をしてあります。
(R18部分は読み飛ばしても話の流れに問題はありません)
飛ばし読みしたい方のご参考になれば。。平伏
文字数 69,820
最終更新日 2025.02.24
登録日 2025.01.31
「小娘を、ひっ捕らえよ!」
没落令嬢イシュカ・セレーネはランドリック王国の王宮術師団に所属する水術師だが、宰相オズウェン公爵によって、自身の娘・公爵令嬢シャーロットの誘拐罪で王宮追放されてしまう。それはシャーロットとイシュカを敵視する同僚の水術師ヘンリエッタによる、退屈しのぎのための陰湿な嫌がらせだった。
あっという間に王都から追い出されたイシュカだが、なぜか王太子ローク・ランドリックによって助けられ、「今度は俺が君を助けると決めていたんだ」と甘く告げられる。
ロークとは二年前の戦争終結時に野戦病院で出会っていて、そこで聖女だとうわさになっていたイシュカは、彼の体の傷だけではなく心の傷も癒したらしい。そんなイシュカに対し、ロークは甘い微笑みを絶やさない。
あわあわと戸惑うイシュカだが、ロークからの提案で竜神伝説のある辺境の地・カスタリアへ向かう。そこは宰相から実権を取り返すために、ロークが領主として領地経営をしている場所だった。
王宮追放で職を失ったイシュカはロークの領主経営を手伝うが、ひょんなことから少年の姿をした竜神スクルドと出会い、さらには勝手に聖女と認定されてしまったのだった。
毎日更新、ハッピーエンドです。完結まで執筆済み。
恋愛小説大賞にエントリーしました。
文字数 168,063
最終更新日 2025.02.23
登録日 2025.01.30
貴族令嬢のシェリーはこのまま婚約者と結婚し順風満帆な暮らしを送るはずだったが————「え!?結婚はなしって……それに家出!?」
婚約は帳消しになり、さらには邪魔だからという理不尽極まりない理由で屋敷から追放されることとなる。
その後シェリーはホームレスの道を歩みつつあったが、偶然教会の心優しきイケメン聖職者ことへセインに拾われ彼女は聖女として働くことを決めたのだった。
再度の幸せを追いながら。
文字数 5,564
最終更新日 2025.02.23
登録日 2025.02.23
婚約者が長を務める薬師ギルドに勤めていたエリシアは、とある日に婚約者に真実の愛を見つけたからと、婚約破棄とギルドの追放を突きつけられてしまう。
勤務態度と、新しい女性に嫉妬して嫌がらせをしていたという、偽りの理由をでっち上げられてしまったエリシア。
しかし、彼が学生時代から自分を所有物のように扱っていたことや、女癖が悪いこと、そして一人では処理するのは困難な量の仕事を押し付けられていたこともあり、彼を恨んでいたエリシアは、申し出を快く聞き入れた。
散々自分を苦しめてきた婚約者に、いつか復讐してやるという気持ちを胸に、実家に無事に帰ってきたのも束の間、エリシアの元に、とある連絡が届く。それは、学生時代で唯一交流があった、小さな薬師ギルドの長……サイラスからの連絡だった。
サイラスはエリシアを溺愛しており、離婚とギルドを追い出されたのを聞き、とあることを提案する。それは、一緒にギルドで働かないかというものであった。
これは、とある薬師の女性が、溺愛してくれる男性に振り回されながらも、彼と愛を育み、薬師としての目標を叶えるために奮闘する物語。
☆既に完結まで執筆、予約投稿済みです☆
文字数 244,556
最終更新日 2025.02.14
登録日 2025.02.07
孤児ゆえに神官になっても侮られて過重な仕事を押し付けられる主人公。ある日身に覚えのない噂を理由に辺境の砦に異動となるが、道中で護衛の騎士に襲われる。胸を剣で貫かれた衝撃で前世の自分が魔女だったと思い出した主人公は……
三百年生きた魔女の前世を持つ主人公と、魔女の転生を待ち続けた元暗殺者の物語です。
※タイトル変えました(旧黒魔女と金の下僕)
データ消したので書き直して投稿再開します。
ふんわり設定のご都合主義の話なので、広いお心でお読みください。
文字数 83,388
最終更新日 2025.02.09
登録日 2024.12.10
義妹の聖女の証を奪って聖女になり代わろうとした罪で、辺境の地を治める老貴族と結婚しろと王に命じられ、王都から追放されてしまったアデリーン。
ところが、結婚相手の領主アドルフ・ジャンポール侯爵は、結婚式当日に老衰で死んでしまった。
王様の命令は、「ジャンポール家の当主と結婚せよ」ということで、急遽ジャンポール家の当主となった孫息子ユリウスと結婚することに。
ユリウスの結婚の誓いの言葉は「ふん。ゲス女め」。
それでもアデリーンにとっては、緑豊かなジャンポール領は楽園だった。
誰にも遠慮することなく、美しい森の中で、大好きな歌を思いっきり歌えるから!
アデリーンの歌には不思議な力があった。その歌声は万物を癒し、ユリウスの心までをも溶かしていく……。
文字数 50,379
最終更新日 2025.02.04
登録日 2025.01.31
『お久しぶりですわ、バッカス王太子。ルイーゼの名は捨てて今は洗礼名のセシリアで暮らしております。そちらには聖女ミカエラさんがいるのだから、私がいなくても安心ね。ご機嫌よう……』
悪役令嬢ルイーゼは聖女ミカエラへの嫌がらせという濡れ衣を着せられて、辺境の修道院へ追放されてしまう。2年後、魔族の襲撃により王都はピンチに陥り、真の聖女はミカエラではなくルイーゼだったことが判明する。
地母神との誓いにより祖国の土地だけは踏めないルイーゼに、今更助けを求めることは不可能。さらに、ルイーゼには別の国の王子から求婚話が来ていて……?
* この作品は、アルファポリスさんと小説家になろうさんに投稿しています。
* 2025年2月1日、本編完結しました。予定より少し文字数多めです。番外編や後日談など、また改めて投稿出来たらと思います。ご覧いただきありがとうございました!
文字数 47,866
最終更新日 2025.02.01
登録日 2025.01.26
わたくし、子爵家の一人娘で跡取りとして育てられましたの。
というのに、お母様が亡くなって早数年。
ついこの間、わたくしに姉妹ができましたの。ええ、新しく姉妹……それも、異母姉だそうなのですわ。
なんでも、わたくしの母が亡くなって数年。喪に服したには十分だと宣い、ほとぼりが冷めた頃合いなので、母と結婚する前から囲っていた愛人を呼び寄せ、結婚したそうです。
更に、異母姉を改めて認知し、我が子爵家の籍に加えるのだそうです。
しかも、全っ部事後報告っ!?
控えめに言っても……結婚前からずっと母を裏切り続けやがって、マジクズだなクソ親父がっ!! あら、つい言葉が乱れてしまいましたわ。失礼。
クソ親父が保身上手で小賢しいクズな上、物語などでよくあるように、我が家はお母様の血統……ということもなく、普通にクソ親父の血統だ。
というワケで、わたしが後継というのも、いつ覆されるかわからん。
更に言えば、異母姉は一応、マジでクソ親父の娘だそうだ。
わたし、割と詰んでね?
異母姉はわたしの婚約者である頭空っぽ目節穴野郎の空っぽ頭に、せっせとお花畑を栽培し始めやがった。
そして、貴族学園交流会のパーティーで――――
「俺はお前との婚約を破棄し、真実の愛で結ばれた彼女との婚約を望む!」
と、やらかした!
「わたくしと婚約破棄して、異母姉と婚約を結ぶですって? 宜しい、ならば追放だ!」
高笑いしたい気分を抑え、上機嫌に応えた。
設定はふわっと。
文字数 7,894
最終更新日 2025.02.01
登録日 2025.01.31
──目が覚めると海の上だった!?
「メイジー・ド・シールカイズ、あなたを国外に追放するわ!」
長年、虐げられてきた『役立たず王女』メイジーは異母姉妹であるジャシンスに嵌められて島流しにされている最中に前世の記憶を取り戻す。
前世でも家族に裏切られて死んだメイジーは諦めて死のうとするものの、最後まで足掻こうと決意する。
奮起したメイジーはなりふり構わず生き残るために行動をする。
そして……メイジーが辿り着いた島にいたのは島民に神様と祀られるガブリエーレだった。
この出会いがメイジーの運命を大きく変える!?
言葉が通じないため食われそうになり、生け贄にされそうになり、海に流されそうになり、死にかけながらもサバイバル生活を開始する。
ガブリエーレの世話をしつつ、メイジーは〝あるもの〟を見つけて成り上がりを決意。
ガブリエーレに振り回されつつ、彼の〝本来の姿〟を知ったメイジーは──。
これは気弱で争いに負けた王女が逞しく島で生き抜き、神様と運を味方につけて無双する爽快ストーリー!
文字数 119,394
最終更新日 2025.01.31
登録日 2025.01.16
聖女の中でもとりわけ強力な力を持つアンバーは、大聖女と呼ばれていた。
しかしそれは、過去の話。
世界征服を企む魔王を討つために過ぎたる力を使ったアンバーは、聖女としての力を失ってしまっていた。
そんな彼女に対し、婚約者である第一王子は、
「聖女としての力を失った今の君は無価値だ。選ばれし人間である僕の婚約者には相応しくない。資格がないのさ」
と言って、婚約破棄を突きつけつけてきた。
さらには、異国の公爵に嫁入りしろ、という命令までしてきた。
命令を受けたアンバーは嫁ぎ先の公爵家へ向かい、夫となる男性――リゼリオと対面する。
そこで言われたのは、絶対的な拒絶の言葉。
なんとこの結婚、彼にとっては不本意なものだったらしい。
初対面にもかかわらず、激しく嫌われてしまったアンバー。
しかし日々を重ねていくうちに、リゼリオの態度は次第に変わっていくのだった。
文字数 54,403
最終更新日 2025.01.30
登録日 2025.01.18
謀略により王国を追放された令嬢リリアナ。絶望の中、出会ったのは冷酷な旦那様アシュトン。彼の冷徹な態度とは裏腹に、次第に溺愛されるようになり、リリアナはその愛に困惑しつつも心を動かされる。しかし、彼の愛には深い秘密が隠されており、リリアナの運命は予想以上に大きく動き出す…。
文字数 26,499
最終更新日 2025.01.23
登録日 2025.01.23
カーナ王国の聖女アイシャは、婚約者のクーツ王太子に偽物と糾弾され聖女の地位を剥奪、婚約破棄、追放された。
だがそれは冤罪だった。
王太子は、美しき公爵令嬢ドロテアとの真実の愛に邪魔だったからアイシャを貶め追放したのだ。
それから数日後。
アイシャを追い出して美酒を片手に喜んでいた王太子と公爵令嬢は、新聞の朝刊を見て愕然とする。
新聞には聖女アイシャの手紙が投稿され、彼女を虐げていた王太子たちの悪業がすべて暴露されていたのだから。
これは、聖女を虐げた者たちの破滅と、理解者を得た聖女の新たな道の明暗と飯テロを語る物語。
◇◇◇
※飯テロ、残酷な描写にご注意ください
☆第15回恋愛小説大賞、奨励賞(2022/03/31)
※第一章のお助けキャラ、飯テロお兄さんカズン君の過去編は「王弟カズンの冒険前夜」
※全年齢向けファンタジー版はアルファポリスで、BL要素有り版(原典)はムーンライトノベルズにて掲載中。
※第二章からのお助けキャラ、イケオジ師匠ルシウスのかわいい少年時代の冒険編あります。
→「家出少年ルシウスNEXT」
※ルシウス師匠と秘書君の若い頃のお話は「ユキレラ」にて。
※この国カーナ王国の秘密は「夢見の女王」でも語られています。
※本作の舞台カーナ王国の百年後のお話は「魔導具師マリオンの誤解」でも。
※噂の鮭の人は「炎上乙女ゲー聖杯伝説」でお助けキャラ?やってますw
※番外編「ピアディと愉快な仲間たち」は児童書カテゴリにて投稿中。
文字数 720,426
最終更新日 2025.01.23
登録日 2022.01.31
聖女ノーラは、王宮のパーティーで、婚約者の王太子フランツから婚約破棄を言い渡された。そんなノーラには、フランツを奪った公爵令嬢リーゼロッテ——いや、悪魔リーゼロッテとの秘密の契約があった。リーゼロッテの願いを叶えることと引き換えに、ノーラを自由にする契約だ。
教会でこき使われ、婚約者からは疎まれていた不遇な聖女ノーラと、ノーラの婚約者の最低王子フランツに恋した悪魔リーゼロッテのそれぞれの恋物語。
※全5話の短編です。
※R15は保険です。
文字数 12,369
最終更新日 2025.01.19
登録日 2025.01.18
「ワタシの勝ちね、お姉様」
妹の策略に嵌まって王子から婚約破棄され、国外追放となった聖女フィオレナ。
王子の心を奪って勝ち誇る妹の真の姿を、フィオレナだけが知っていた。
「王子の前で醜態を晒す羽目になっていないと良いけれど」
文字数 3,071
最終更新日 2025.01.12
登録日 2025.01.11
王太子に婚約破棄され、国外追放された侯爵令嬢リリアナ。
飼い猫レオを抱き、鞄に入るだけの荷物を詰めて国を去る。
しかし彼女は嘆くどころか自由を満喫していた。
持ち前の才覚で新天地での生活を成功させ、憧れの劇団俳優を追いかける「推し活」に全力投球!
「わたくしの推し活を邪魔するなんて、許されると思いまして?」
※他サイトにも掲載しております
文字数 8,359
最終更新日 2025.01.10
登録日 2025.01.10
「真実の愛に目覚めたから婚約を破棄してほしい」
伯爵令嬢のエリスは、婚約者のケビンから婚約破棄を言い渡される。彼は双子の妹のミリアと浮気していたのである。
さらに領主である父も、エリスの魔力がゼロであることを理由に婚約破棄を認める。
絶望するエリスに追い打ちをかけるように、父からアルフレッド公爵に嫁ぐようにとの命令が下る。
公爵は呪いに侵されており、かつては王国の宝と称された美しい顔が醜く変貌していた。そのため公爵であるにも関わらず、結婚相手に困っていたのだ。
エリスは二度の婚約破棄を経て、男の価値が顔ではなく、内面にあると知っていた。幸せにしてくれるならと縁談を受け入れた彼女は、嫁いだ先で歓待を受け、公爵家の家族の一員として愛されていくのだった。
本作は魔力ゼロの欠陥品と婚約破棄された伯爵令嬢が、聖女としての力に目覚め、呪いを解消することで公爵から溺愛される物語と、婚約を破棄して彼女を追い出した実家を後悔させるざまぁの物語を組み合わせた、ハッピーエンドのラブストーリーである。
文字数 98,810
最終更新日 2024.12.23
登録日 2023.10.18
「レイテシア・ローレンス!! この婚約を破棄させてもらう!」
王子レインハルトから、突然婚約破棄を言い渡された私。
「精神的苦痛を与え、俺のことを呪う気なのか!?」
そう、私は彼を病的なほど愛していた。数々のメンヘラ行動だって愛の証!!
泣いてレインハルトにすがるけれど、彼の隣には腹黒聖女・エミーリアが微笑んでいた。
その後は身に覚えのない罪をなすりつけられ、見事断罪コース。塔に幽閉され、むなしくこの世を去った。
そして目が覚めると断罪前に戻っていた。そこで私は決意する。
「今度の人生は王子と聖女に関わらない!!」
まずは生き方と環境を変えるの、メンヘラは封印よ!!
王子と出会うはずの帝国アカデミーは避け、ひっそり魔法学園に通うことにする。
そこで新たな運命を切り開くの!!
しかし、入学した先で待ち受けていたのは――。
「俺たち、こんなところで会うなんて、運命感じないか?」
――な ん で い る ん だ。
運命を変えようともがく私の前に、なぜか今世は王子の方からグイグイくるんですけど!!
ちょっ、来るなって。王子は聖女と仲良くやってな!!
文字数 137,702
最終更新日 2024.12.23
登録日 2023.11.10
風が歌い花が笑う、動物は集まり人々のハートを鷲掴みにして敵を(物理的に)ぶっ飛ばす『最強のフェロモン』を持つ男ジョージ・ハレムンティア。
そしてこの物語は、
ジョージが悪虐の王フェドロを倒し、
フェロモンで悪役令嬢やエルフをはじめ獣人、通行人、モンスターまでをトリコにしてしまい、
千年栄華を極める『ハーレム帝国ハレムンティア』の初代皇帝となるまでのお話である。
文字数 72,388
最終更新日 2024.12.22
登録日 2024.10.28
聖女として国を脅威から守り続けた少女。
しかしそれを疎んだ妹のと、それに騙された聖女の婚約者の王子は共謀して彼女を国から追い出してしまう。
蔑ろにする者達を見限り、隣国でその力を使う事を決めた彼女は、いつしかその国の人々から感謝される存在となる。
そして同じ頃、聖女を失った国は悲惨な目にあっていて――。
文字数 2,582
最終更新日 2024.11.22
登録日 2024.11.22
『地味石ミリー』『洞穴王女』と囁かれるミリアは、鍾乳石が宿り石のゆるい王女であった。
明るさとおおらかさだけが取り柄のミリアはある日、理不尽に追放されてしまう。
怒り心頭で王国を出たのも束の間、山の中で行き倒れ、顔面美麗カラットな青年『エリック』に掘り起こされ一命を取り留めた。
エリックとの生活で自活力を養っていたある日、なぜか彼の持ち物に童話を発見。
「なんでこんなおとぎ話が?」と不思議に思い読みふけっていると、城の兵士が押し寄せて──
「お前の罪をみとめなさあああいっ!」
「……罪ってなに? なんの話?」
「……とぼけるな小娘がッ!!」
「──悪いけど。人の家で騒がないでくれないか。迷惑だ」
「……おにーさん……!」
降りかかった魔防壁崩壊の疑惑を力技で突破。
なんとか難を逃れた先で、彼女はエリックにこう告げられた。
「取引をしないか? 人を探しているんだ」
──飛び出し王女が「人探し」?
石が繋ぐ、フォーチューンファンタジー*
文字数 95,012
最終更新日 2024.11.01
登録日 2024.11.01
傲慢で思慮の浅いアーロン王太子の婚約者として選ばれてしまった伯爵令嬢のリアナは、王太子の失態を隠すため、体のいい小間使いとして扱き使われていた。今回もまた、学園で平民娘のロマンス詐欺に引っかかったアーロンがリアナに事態の収拾を求めたため、リアナは平民娘を容赦なく断罪する。
アーロンとの婚約関係はしょせん仮初のもの。いずれは解放される。そう信じていたリアナだったが、アーロンの卒業を祝う舞踏会の日、リアナはアーロンの婚約者であることを笠にした傲慢な振る舞いをしたとして断罪され、婚約破棄されてしまう。
その上、明確な罪状がないまま国外追放までされてしまったリアナ。周囲の心配をよそに毅然とした態度で会場を後にするが、その場に崩れ落ちて。
そんなリアナを追いかけてきたのは、第二王子のジェームズだった。誰よりも高貴な身の上でありながら不遇な立場に追いやられているジェームズ。想いの通じ合った二人は手に手を取って隣国に渡る。だが、隣国で意外な事実が判明する。どこまでが彼女の計算だったのか。全ては誰かの手の平の上。
悪役令嬢役を強いられた令嬢がしたたかに幸せを掴み取るお話です。
文字数 15,114
最終更新日 2024.11.01
登録日 2024.09.21
デュドネという国に生まれたフェリシア・アルマニャックは、公爵家の長女であり、かつて世界を救ったとされる異世界から召喚された聖女の直系の子孫だが、彼女の生まれ育った国では、聖女のことをよく思っていない人たちばかりとなっていて、フェリシア自身も誰にそう教わったわけでもないのに聖女を毛嫌いしていた。
だが、彼女の幼なじみは頑なに聖女を信じていて悪く思うことすら、自分の側にいる時はしないでくれと言う子息で、病弱な彼の側にいる時だけは、その約束をフェリシアは守り続けた。
そんな彼が、隣国に行ってしまうことになり、フェリシアの心の拠り所は、婚約者だけとなったのだが、そこに自称聖女が現れたことでおかしなことになっていくとは思いもしなかった。
文字数 97,307
最終更新日 2024.10.11
登録日 2024.08.18
冷徹な悪役令嬢ロザリア・フォン・アルステッドは、婚約者エドワードを守るために自ら悪役を演じていた。
彼に婚約破棄を宣言され、屈辱に耐えながらも、ロザリアは秘密のネットワークを使い、彼らの裏の顔を暴く計画を進める。
そして、エドワードと愛人アンジェリカの結婚式直前、ロザリアは二人を破滅へと追い込む。
悪役としての役割を終えたロザリアは、新たな自由を手に入れ、旅に出ることを決意する。
そこで出会った旅人との出会いは、ロザリアの運命を大きく変える。彼女の真の冒険が今、始まる――。
文字数 7,024
最終更新日 2024.10.10
登録日 2024.10.10
侯爵令嬢アンブレルは、日頃の悪役っぷりがたたって、第一王子との婚約を破棄され、ざまあ追放される。
そして陰謀の渦中に立たされるはめに。
毒殺!?
謎の権力者の圧力が続く中、新たな協力者カシュパルと共に陰謀を暴く決意を固める。
しかし、その陰謀の黒幕は意外な人物だった。
そんな真意に苦しむアンブレルを支えるカシュパルとの間に次第に恋が芽生え、二人は陰謀に立ち向かう。
全てが解決し、アンブレルとカシュパルは結婚するが、勘違いからアンブレルは“マイルドな悪役令嬢”へと転じてしまう。
愛と誤解が織りなすコミカルな物語。
文字数 29,158
最終更新日 2024.10.06
登録日 2024.10.06
社畜として過労で倒れた私が目覚めたのは、貴族令嬢キアーラの体だった。
新たな人生に戸惑いながらも、幸せな日々を過ごしていたが、魔法と謎のネックレスを手に入れた瞬間から運命が狂い始めた。
怒りに突き動かされ暴走する私の前に現れたのは、貴族の青年レビオン。
闇に堕ちかけた私に問う。
失ったものを取り戻し、この世界でやり直すと誓ったが、果たしてこの先、光は見えるのか──。
文字数 7,902
最終更新日 2024.10.04
登録日 2024.10.04
あるとき、突然、ロザリエッタは、自分が悪役令嬢なのだと気づいてしまう。
そして、自分の未来は、追放。
その未来を回避するべく、ロザリエッタは母親と友人のエミリアの力を借りて、努力する話。
幼馴染アルヴァロは?
はたして、この男の追放企みを阻止できるか?
最後は、希望、でエンドします。
文字数 12,975
最終更新日 2024.09.22
登録日 2024.09.22