ファンタジー ハッピーエンド小説一覧
「お前とは家の為に仕方なく結婚するが、俺にとったら不本意だ。俺には好きな人がいる。」と結婚式で言われた。そして公の場以外では好きにしていいと言われたはずなのだけれど、いつの間にか、大切にされるお話。
☆現実でも似たような名前、言葉、単語、意味合いなどがありますが、作者の世界観ですので全く関係ありません。
☆緩い世界観です。そのように見ていただけると幸いです。
☆まだなかなか上手く表現が出来ず、成長出来なくて稚拙な文章ではあるとは思いますが、広い心で読んでいただけると幸いです。
☆ざまぁ(?)は無いです。作者の世界観です。暇つぶしにでも読んでもらえると嬉しいです。
☆全23話です。出来上がってますので、随時更新していきます。
☆感想ありがとうございます。ゆっくりですが、返信させていただきます。
文字数 54,101
最終更新日 2022.06.01
登録日 2022.05.21
【祝】売れ行き好評につき第2巻発売決定!【祝】
「僕はこれで自由だ!」
強大な王国の伯爵家に生まれたレスト。だが跡継ぎとしての教育や貴族の世界に辟易して、なんとかこの立場から逃れたいと考えた彼は、腹違いの弟を跡継ぎにしようと暗躍し始めた継母を利用して、狙い通りに伯爵家を追放されることとなった。自らの持つS級ギフト【クラフトスキル】で辺境の領地でスローライフをするつもりだった彼が与えられたのは最果ての巨大島だった。彼は心許せる臣下たちと共にのんびり暮らすための領地開発を始めたのだったが、外界と隔離されたその島は驚くことばかりで、退屈しない日々を過ごすことになったのである。
~これは最強のギフトを使い、全てを【クラフト】で解決していく心優しき最強領主の開拓物語~
文字数 7,535
最終更新日 2022.05.31
登録日 2020.10.16
気がつくと俺は粗末な小屋のベッドで寝ていた。
「ここは……?」
半身を起こして辺りを見回していると、地味な中年の女性が小屋に入ってきて言った。
「ああ、起きたのかい。あんた、村のはずれに倒れていたところを拾われたんだよ。旅人かい?」
「いや……まあ、そんなところだ」
ぼんやりしていた頭に、しだいに記憶がよみがえってくる。
そうだ、俺は転生したんだ。
ストーカー女に刺された俺は、死んだと思ったら天界の女神の前にいた。
転生できると言われて希望を訊かれ、答えたところで記憶が途絶えている。
この異世界に送られて村のはずれで気絶していたということだろう。
「助けてくれて感謝する。ちなみに俺のことは、どう見える?」
「どうって、べつに感想はないよ。勇者でもなさそうだし、悪人でもなさそうだ。ただの特徴のない旅人としか思えないね」
「よし」
ひそかにガッツポーズをする。
俺の希望は、モブとして転生することだった。
文字数 83,635
最終更新日 2022.05.28
登録日 2022.05.28
「勇者じゃないと言われて追放されたので、帰り方が見つかるまで異世界でスローライフすることにした」から改題しました。
※小説家になろうで先行連載してます。
何の取り柄もない凡人の三波新は、異世界に勇者として召喚された。
他の勇者たちと力を合わせないと魔王を討伐できず、それぞれの世界に帰ることもできない。
しかし召喚術を用いた大司祭とそれを命じた国王から、その能力故に新のみが疎まれ、追放された。
勇者であることも能力のことも、そして異世界のことも一切知らされていない新は、現実世界に戻る方法が見つかるまで、右も左も分からない異世界で生活していかなければならない。
そんな新が持っている能力とは?
そんな新が見つけた仕事とは?
戻り方があるかどうか分からないこの異世界でのスローライフ、スタートです。
文字数 1,357,476
最終更新日 2022.05.27
登録日 2019.07.08
もしも、タイムリープすることができたなら、あなたは過去に戻りますか?それとも未来へ行きますか?
文字数 7,688
最終更新日 2022.05.26
登録日 2021.09.24
「転生するなら貴族の息子がいいけど、期待されないくらいの末弟でお願いします」
トラックにはねられて天界に送られた僕は、転生を担当する女神にそう告げた。
「期待されないくらいの末弟。じゃあ5番目でいいでしょうか?」
「うーん、まだ期待感があるかと。15番目くらいになれば、名前も覚えていないんじゃないかな」
「そう……ですか」
15番目はさすがに言い過ぎただろうか。
ちょっと悩んでいる感じの女神の様子に不安を感じたが、こうして僕は貴族の15男として転生することになった。
文字数 55,481
最終更新日 2022.05.26
登録日 2022.05.26
銀髪の冒険者アルビスの持つ「物真似士(ものまねし)」という能力はとても優秀な能力だ。直前に他人が発動させた行動や技をそっくりそのまま真似て放つことができる……しかし先行して行動することが出来ず、誰かの後追いばかりになってしまうのが唯一の欠点だった。それでも優秀な能力であることは変わりがない。そんな能力を持つアルビスへリーダーで同郷出身のノワルは、パーティーからの離脱を宣告してくる。ノワル達は後追い行動ばかりで、更に自然とではあるが、トドメなどの美味しいところを全て持っていってしまうアルビスに不満を抱いていたからだった。
半ば強引にパーティーから外されてしまったアルビス。一人にされこの先どうしようとか途方に暮れる。
しかし自分の授かった能力を、世のため人のために使いたいという意志が変わることは無かったのだ。
こうして彼は広大なる大陸へ新たな一歩を踏み出してゆく――アルビス、16歳の決断だった。
それから2年後……東の山の都で、“なんでもできる凄い奴”と皆に引っ張りだこな、冒険者アルビスの姿があった。
文字数 133,830
最終更新日 2022.05.26
登録日 2022.04.08
バトル&ダンジョン! 骨太ハイファンタジー! 恋愛要素少なめです。
大和と玲奈はめでたく恋人同士となったその当日に、不慮の事故に遭ってしまう。
別々に転生する事になった大和は、叶えられる一つだけの願いを、女神にこう告げる。
「玲奈と同じ転生先にして欲しい———!」
そこはピラミッド型のダンジョンが基盤となる、モンスターがはびこる世界。大和は玲奈を探し戦いの日々を送る事に。
大和は玲奈を見つけ出す事ができるのか。そして、二人を待ち受ける運命とは———。
やんちゃな少年大和が繰り広げる、バトル&冒険活劇をお楽しみください!
文字数 113,109
最終更新日 2022.05.26
登録日 2022.04.28
震災で愛する彼女を助けられずに死んでしまったユアン。しかし気がつくと12歳に。
今度こそ幸せな未来のため、幼馴染みの指導のもと体を鍛えてゆく。だが彼女と歩んだ未来はどんどんズレていくばかり。それどころか、苦手だった公爵令嬢やアクの強い魔法道具研究所の面々の厄介ごとに巻き込まれていく。
それでも君を守りたい。もう一度君と生きていきたい。
すれ違った二人の運命は修正できるのか。
君を思う心だけは誰にも負けない一途な男の奮闘記。
カクヨム掲載の「二度目の人生、君ともう一度!」の改稿版です。
文字数 222,760
最終更新日 2022.05.24
登録日 2022.04.28
主人公ケネスの義理の妹、ソフィが勇者パーティーから追放される。追放の現場を目にした主人公は、ソフィの名誉を守るため勇者と木剣での決闘を引き受け、みごと果し合いに正々堂々勝利する。
決闘に勝利した主人公。だが、勇者が敗北をすることは許されない。勇者を選定し庇護する組織、『教会』は主人公を卑劣な手段で勇者を暴行した大罪人として、極刑を告げる。
主人公は義理の妹であるソフィにも危険が及ぶ可能性を危惧し、主人公は自ら王都を去ろうとする。その去りゆく主人公の背中を見たソフィは、主人公とともに王都を離れる決意をする。
父が連れてきた連れ子ソフィ。彼女が肌身見放さず持っていた『翡翠のブローチ』を手がかりに故郷を探す旅を始める。
旅の道中に『教会』が雇った暗殺者や、ソフィを奪い返そうとする勇者を倒しながら、出自の謎をたどる旅を続けるのであった。
文字数 111,553
最終更新日 2022.05.22
登録日 2022.05.19
悪役令嬢はなんでざまぁしてるの?
っていう短いお話。
文字数 2,535
最終更新日 2022.05.22
登録日 2022.05.22
「え? なんで? なんで推しのラスボスが、全員いるの!?」
下っ端神官の『はるか』が召喚したのは、この世界に迷い込む前に遊んだRPG(ロールプレイングゲーム)のラスボスだった。召喚には対価が必要で、残りの寿命が半分になるらしい。「四人もってことは、半分の半分の半分の半分。わたしの余命、もってあと5年!?」
命を削って召喚したラスボスたちだが、言うことをちっとも聞いてくれなくて。「え? 望みを訊くなら触らせろ? 無理無理無理だからぁぁぁ!」推しが近くて爆発寸前。なのに彼らはお構いなし。「わたしの心臓保つかしら?」
推しに囲まれ奮闘する、元女子高生の運命は!?
文字数 36,522
最終更新日 2022.05.20
登録日 2022.04.29
剣聖として生きた人生は終わりを告げた。
前世で過労死した記憶を思い出したオリバーは戦いと決別を決意する。
女神の慈悲により転職し、三度目の人生を生きることになったのだが……。
オリバーが選んだのは史上最弱の『美食家』だった!
レベルが上がらないネタ職として知られている底辺職。
しかし、オリバーは美食家のスキルを駆使してスローライフを満喫していく。
ダンジョンを拠点にした彼の元に、焔王竜、四英雄、果ては魔王までやってきて……。
文字数 72,748
最終更新日 2022.05.18
登録日 2022.05.18
彼氏いない歴18年、友達もなし、趣味特技なし、のあたし。
大学入試全滅した日に事故で死んでしまった。
三途の川で会ったのは十二単のお姫様!
そのお姫様に突き飛ばされたあたしが目を覚ますと、そこは平安王朝?
高慢ちきな深窓の令嬢になっちまった!
しかも、そこにお姫様の婚約者が現れて??
【作者注:この物語には、主人公にベタベタベタベタ触りまくる男どもが登場します。お気になる方は、閲覧をお控えくださいませ】
恋愛要素の強いファンタジーです。
某投稿サイトに投稿していましたが、今回再掲にあたり改稿しています。
某小説投稿サイトにて何故かR指定に引っかかり、削除した作品です。
従って今回はR15を指定していますが露骨な表現はありません。
文字数 354,737
最終更新日 2022.05.18
登録日 2021.11.01
最新鋭の技術によって世に生みだれたVRWMMORPG『アナザーワールド』
かつて存在したどのゲームよりも画期的で未来的で情熱的なこのゲームは、装備品の自由度、作り込めるNPC、攻略サイトですら完全に把握するのが不可能な量のスキルなどもあって爆発的な人気を博していた。
そんな大人気ゲームにおいて影として暗躍し、幾つもの戦争を引き起こしたギルド『ファンタズム』のメンバー達は、楽しい事を探すと言う理念の元日々を暮らしていた。
そんな彼等が見慣れぬ場所に現れた洞窟を探検していると、最奥に大きな魔法陣を見つける。
何がきっかけか、いきなり光出した魔法陣に驚いていると、いつのまにかファンタズムのメンバー達は知らない草原にいた。
未知の世界に困惑はしたものの、完全に未知であるその世界を前にしてファンタズムのメンバー達は嬉々としてその手を伸ばしていく。
全ては楽しさを追い求め、新たな事を知りたいと思う想いが故に。
文字数 16,454
最終更新日 2022.05.15
登録日 2022.05.15
屈指の乙女ゲームマニア、直之は幼馴染の陽愛と共にトラックに轢かれてしまう。
その瞬間人生が終了したと思われたが…?
直之が目を開けた先にあったのは今朝までプレイしてた乙女ゲームの世界だった!
しかも自分はよりにもよってヒロインの幼馴染であり物語に深く関与しないモブ貴族だった。面倒ごとを避ける為、メインキャラとの関わりを絶とうとするが陽愛がBADENDまっしぐらの悪役令嬢になってしまったのだった。
―陽愛を守る為なら魔王にだってなってやるよ―
直之は陽愛を守る為、自ら魔王に成り代わることにしたのだった。
※ハラハラする要素もありますが最終的にはハッピーエンドで終わらせるつもりですので長い間お付き合い頂けたらと思っています。
文字数 4,662
最終更新日 2022.05.15
登録日 2022.05.15
今年で18になる男爵令嬢のソフィーにはダルスタル王家のクラトス王子との婚約が決まっていた。
ソフィーとクラトスは相思相愛であり、ソフィーはいつまでもこの幸せな時間が続くと思っていた。
だがダルスタル王国内に魔物の軍勢が侵攻すると状況は一変。クラトス王子は魔物の軍勢と戦うために出かけていったがそのまま行方知れずとなってしまう。そんな時にラインベルグ公爵家をついだリチャードが軍勢を率いてソフィーの住んでいるシュベル離宮を包囲してソフィーの元に乗り込んでクラトス王子との婚約破棄を迫ってくるのだった。リチャードが秘宝ゼブリアを手に入れようと目論んでいる事を知ったソフィーはシュベル離宮からの脱出を決意するのだった。
☆☆☆☆
文字数 22,960
最終更新日 2022.05.14
登録日 2022.05.14
文字数 8,551
最終更新日 2022.05.14
登録日 2022.05.13
片想いだった先輩を親友にとられ(←語弊あり)やさぐれてた私が、同級生シミズのいい加減な文化祭演劇脚本「不思議の国の千一夜」でモブキャラにされ、しかも何故か劇中世界にブッ飛ばされました。異世界で聖なる巫女になって好きな人も現れ、モブ卒間近だったのに、シミズの適当な設定のせいでこちらの人生も、やっぱり上手くいかないみたいっていう、踏んだり蹴ったり跳んだり沈んだりの、イケメンだらけの異世界恋愛ファンタジーです。
※R15は、残酷な暴力描写があるということでつけています。
※コピー、模倣、転載、アイディアの盗用、部分的なシーンの抜き取り、プロットへの転用、全て固くお断りします
(特にシナリオ界隈、書き手の方、作家モラル推奨で)
※著作権を放棄していません
※テンプレ設定物語ではありません、1次創作のオリジナルストーリーです
※ストレス展開多いです
文字数 118,034
最終更新日 2022.05.14
登録日 2020.06.08
私ジゼルは、世界で一番の幸せ者です。なぜなら、この世で最も素敵な御方――バフェテンス公爵家の嫡男である、コルベット様の婚約者にさせていただいているのですから。
「どうだ、この景色は! こんな絶景、俺が連れて来てやらなければ絶対に目にはできなかったんだぞ。感謝しろよ」
「はぁ、なんなんだこの誕生日プレゼントは。手編みのマフラーなんて要らないんだよ。今度からはもっとマシなものにしろ、いいな?」
しかもコルベット様はいつもお優しくって、至らぬ点があればすぐに叱ってくださるんですよ。なので私は毎日、大きな幸福を感じていたのですが――
「残念ながら、その考えは大間違い。君は、自分は世界一の幸せ者だと思い込まされているんだよ」
ある日唐突に、私の認識は一変することになるのでした。
文字数 27,811
最終更新日 2022.05.11
登録日 2022.04.17
様々なアーティファクトが眠る古代遺跡。イブロは日銭を稼ぐため古代遺跡を訪れていた。
そこで彼はこれまで見たことのない通路を発見し、感情をまるで持たない少女に出会う。
彼女は左目を探すため旅に出ることとなり、イブロも彼女の旅に付き合うことになった。
少女は言う「左目が無ければ、火の海になる」と。
旅を続けていくうちに少女は様々な人に出会い、人間らしくなっていき次第に古代兵器としての「ワタシ」と少女としての「わたし」に悩むことになる。
一方のイブロは少女を通じて、過去の自分を見つめなおし再び生きる活力を取り戻していく。
左目を装着した少女は世界の破滅を救うため……。
※ギルドの小さな看板娘さん~実はモンスターを完全回避できちゃいます。夢はたくさんのもふもふ幻獣と暮らすことです~
の主人公チハルのスピンオフ元作品となります!
こちらはシリアスですが、最後にちょっとじんわりできるようなおはなしになっております。両作品ともどもよろしくお願いいたします!
完結保証。
文字数 132,568
最終更新日 2022.05.09
登録日 2022.04.25
オタクのOL、小宅愛衣こと、コヤケさんはこの日もいつものようにアニメ鑑賞を楽しんでいた。
推しがいる生活に一喜一憂し、今日も日ごろの疲れを吹き飛ばす──はずだった。
しかし、アニメのなかでなんの脈絡もなく、推しが殺されてしまう!
なんで!? どうして!?
やり場のない怒りと不安と、受け止めきれない事実に、ストレスが限界突破してコヤケさんはショック死してしまう──
が、次に目を覚ましたのはなんと推しが住んでいた世界だった!!
しかも時間が戻ってる! そして、ちゃんと推しが生きてる!!
ならば、考えるよりも前にやるべきことは決まっていた。
これは、ひとりのオタクが推しの死亡フラグをへし折るために奮起する物語である──!
※本作はカクヨム様にも掲載しています。
気軽に「へしふら」と略してくださいな(☝︎ ՞ਊ ՞)☝︎
文字数 64,556
最終更新日 2022.05.08
登録日 2022.04.29
ガリガリに痩せて肌も髪もボロボロの『醜い悪役令嬢』と呼ばれたオリビアは、ある日婚約者であるトムス王子と義妹のアイラの会話を聞いてしまう。義妹はオリビアが放火犯だとトムス王子に訴え、トムス王子はそれを信じオリビアを明日の卒業パーティーで断罪して婚約破棄するという。
卒業パーティーまで、残り時間は24時間!!
果たしてオリビアは放火犯の冤罪で断罪され絞首刑となる運命から、逃れることが出来るのか!?
文字数 23,363
最終更新日 2022.05.08
登録日 2022.05.08
主人公レベッカは、幼いころから母親に冷たく当たられ、家庭内の雑務を全て押し付けられてきた。
他の姉妹たちとは明らかに違う、奴隷のような扱いを受けても、いつか母親が自分を愛してくれると信じ、出来得る限りの努力を続けてきたレベッカだったが、16歳の誕生日に突然、公爵の館に奉公に行けと命じられる。
それは『家を出て行け』と言われているのと同じであり、レベッカはショックを受ける。しかし、奉公先の人々は皆優しく、主であるハーヴィン公爵はとても美しい人で、レベッカは彼にとても気に入られる。
友達もでき、忙しいながらも幸せな毎日を送るレベッカ。そんなある日のこと、妹のキャリーがいきなり公爵の館を訪れた。……キャリーは、レベッカに支払われた給料を回収しに来たのだ。
レベッカは、金銭に対する執着などなかったが、あまりにも身勝手で悪辣なキャリーに怒り、彼女を追い返す。それをきっかけに、公爵家の人々も巻き込む形で、レベッカと実家の姉妹たちは争うことになる。
そして、姉妹たちがそれぞれ悪行の報いを受けた後。
レベッカはとうとう、母親と直接対峙するのだった……
文字数 185,603
最終更新日 2022.05.07
登録日 2021.10.23
「楽しみだなぁ」
第二王子・アリティーは、全てが自分の思い通りになると信じてやまない男だった。
◇ ◇ ◇
華々しい社交界デビューを飾り、それ以降も何かと目立っている伯爵令嬢・セシリア。
デビューの日にドレスをジュースで汚された件も落ち着いて、やっと美味しく紅茶が飲めると思いきや、今度は社交界デビューであったもう一つの珍事・セシリアが王族から『第二王子・アリティーと仲良くする権利』を与えられた件が、遂に水面下で動き出す。
今度の相手は、めげない曲者権力者。
そんな彼に、義務以外の無興味事は全てゴミ箱にポイしたい伯爵令嬢・セシリアが、社交力と頭脳で立ち向かう。
そう、全ては己の心の平穏と、優雅なティータイムのために。
◇ ◆ ◇
最低限の『貴族の義務』は果たしたい。
でもそれ以外は「自分がやりたい事をする」生活を送りたい。
これはそんな願望を抱く令嬢が、何故か自分の周りで次々に巻き起こる『面倒』を次々へと蹴散らせていく物語・『効率主義な令嬢』シリーズの第6部作品です。
※本作品までのあらすじを第1話に掲載していますので、本編からでもお読みいただけます。
もし「きちんと本作を最初から読みたい」と思ってくださった方が居れば、第2部から読み進める事をオススメします。
(第1部は主人公の過去話のため、必読ではありません)
以下のリンクを、それぞれ画面下部(この画面では目次の下、各話画面では「お気に入りへの登録」ボタンの下部)に貼ってあります。
●物語第1部・第2部へのリンク
●本シリーズをより楽しんで頂ける『各話執筆裏話』へのリンク
文字数 64,416
最終更新日 2022.05.04
登録日 2021.08.31
品がないという理由で婚約破棄されたメリエラの頭は真っ白になった。そして脳内にはリズミカルな音楽が流れ、華美な羽根を背負った女性達が次々に踊りながら登場する。太鼓を叩く愉快な男性とジョッキ片手にフ~と歓声をあげるお客も加わり、まさにお祭り状態である。
だが現実の観衆達はといえば、メリエラの脳内とは正反対。まさか卒業式という晴れの場で、第二王子のダイキアがいきなり婚約破棄宣言なんてするとは思いもしなかったのだろう。
文字数 6,553
最終更新日 2022.05.01
登録日 2022.05.01
ラティーロ王国の第一王子のイライアスは、初めての外交にアドリアを訪れた。そこでみたカーネリアンの瞳を持つ女性に嫌な感情を覚えるものの、これ以上関わる事もないと思っていた。しかし三年後、留学先のオズワルド帝国で出会った少女がカーネリアンの瞳を持っていた。
久しぶりに読み返してみて、カテゴリを修正しました。
現在、話が止まっておりますが、もう暫くお待ちください。
文字数 80,947
最終更新日 2022.05.01
登録日 2020.12.31
大手クランでは、サポーターのパーティー追放が流行っていた。そんなとき、ヴァレオはあるパーティーが言い争っているのを目撃する。そのパーティーでも、今まさに一人の少年が追放されようとしていた。必死に泣きついていた少年が気になったヴァレオは、彼を自分のパーティーに誘う。だが、少年は他の追放された人々とは違い、規格外の存在であった。「あれ、僕の魔法ってそんなに凄かったの?」。何も知らない常識外れの少年に驚かされながら、ヴァレオは迷宮を攻略していく。
文字数 40,951
最終更新日 2022.04.30
登録日 2020.06.24
乙女ゲームにハマって一年、ついに神ゲームに出会いました♪
恋愛開始八時間。
推し王子との婚約エンディング直前でテンションが上がりまくりでクイックセーブ!
……が間違えてクイックロード!?
気がつけば毒を盛られて即死亡?
謎のFD『眠り姫』の主人公になっていました。
そこでは推し王子が失踪、私は毒を盛られて昏睡状態に。
でも夢で出会った謎のイケメン王子の力を借りて一時的に眠りから目覚めた私。
身の安全の為に男装王子に姿を変えて、解毒剤ゲットの為に犯人捜しを開始します♪
行方不明の第一王子とイケメン鬼畜眼鏡、チャラい第二王子に幼馴染。
私を溺愛する兄とイケメン執事……なぜか悪役令嬢にまで惚れられて!
人生初のモテ期到来!
こんなにモテモテでいいのかしら……でもこの中に犯人いるかも?
だからニヤけてばかりもいられませんっ!
私を殺したのは誰なのか? 謎のAI 死神VRって何なの?
謎色の生活の中で見え隠れする別のゲームプレイヤーの影。
夢でしか会えない謎のイケメン王子の正体は?
こじらせ乙女×ミステリーのモテモテ謎解き恋愛です♪
文字数 83,983
最終更新日 2022.04.29
登録日 2021.05.05
国中に発生する大災害。魔法師アリスは、魔術師イリークとともに救助、復興の為に飛び回る。
隣国の教会使節団の協力もあり、徐々に災害は落ち着いていったが・・・
しかしその災害は人的に引き起こされたものだと分かり、イリークやアリス達が捕らえられ、無罪を訴えても家族までもが信じてくれず、断罪されてしまう。
長期にわたり牢につながれ、命を奪われたアリス・・・気が付くと5歳に戻っていた。
今度は陥れられないように力をつけなくちゃ!そして自分を嵌めた人間たちや家族から逃げ、イリークを助けなければ!
冤罪をかけられないよう立ち回り、災害から国民を守るために奮闘するアリスのお話。え?頑張りすぎてチートな力が?
*ご都合的なところもありますが、楽しんでいただけると嬉しいです。
*話の流れで少しですが残酷なシーンがあります。詳しい描写は控えておりますが、苦手な方は数段飛ばし読みしてください。お願いします。
文字数 63,422
最終更新日 2022.04.28
登録日 2022.04.16
「お前は俺を裏切った!」
「裏切り者はこの城から出ていけ!!!」
今日は私と彼の婚約発表が行われるはずだった。
けれど、私は罠に嵌められて
王子を裏切った「裏切り者」の濡れ衣を着せられてしまった。
彼の背後では、義理の妹となるはずのセシールが
勝ち誇ったような笑みを浮かべて私を見ていた。
国外追放された私は異国の地で闇の力を手に入れた。
「私をこんな目に合わせたあいつらを絶対に許さない」
燃え上がる復讐心を胸に、闇の力を蓄えていく・・・・。
文字数 20,076
最終更新日 2022.04.26
登録日 2022.03.26
20年ほど前。この世界に『白雪姫症候群-スノーホワイト・シンドロームー』という能力が出現した。
その能力は様々だったが、能力を宿すことができるのは、思春期の少年少女のみ。
そしてのちにその力は、当たり前のように世界に存在することとなる。
—―しかし当たり前になったその力は、世界の至る場所で事件や事故を引き起こしていった。
ある時には、大切な家族を傷つけ、またある時には、大事なものを失う…。
事件の度に、傷つく人間が数多く存在していたことが報告された。
そんな人々を救うために、能力者を管理する施設が誕生することとなった。
これは、この施設を中心に送る、一人の男性教師・三谷暁と能力に人生を狂わされた子供たちとの成長と絆を描いた青春物語である。
文字数 1,119,892
最終更新日 2022.04.24
登録日 2020.12.20
戦死した父の後を継いでグリード領の領主になったリト・グリード(15)は継いだ早々に南のザルク家からの侵攻を受けてしまう。8倍の大軍で押し寄せて来るザルク家に対してリトは東に隣接するローク家へ使者を送り生き残りを計るが……
輿入れして来たローク家三女エルス・ロークは実は男だった!!
ローク家三女エルスは既に他界しており、有力領主からの婚約破棄を恐れたローク家当主によって男子の身代わりが立てられたのだった。
文字数 6,612
最終更新日 2022.04.24
登録日 2022.04.21
ある日の、放課後のことでした。王立リザエンドワール学院に籍を置く私マリエスは、生徒会長を務められているジュリアルス侯爵令嬢ロマーヌ様に呼び出されました。
「生徒会の仲間である貴方様に、婚約祝いをお渡したくてこうしておりますの」
ロマーヌ様はそのように仰られていますが、そちらは嘘ですよね? 私は常に最愛の方に護っていただいているので、貴方様には悪意があると気付けるのですよ。
ロマーヌ様。まだ間に合います。
今なら、引き返せますよ?
文字数 21,327
最終更新日 2022.04.24
登録日 2022.04.03
公爵令嬢シャルロッテは、その『ハキハキした物言い』ゆえに、王太子から婚約破棄を言い渡される。
おまけに濡れ衣を着せられるわ、国一番の女たらしと噂の辺境伯・レオとの結婚を命じられるわと、まさに踏んだり蹴ったり。
それでも前向きに辺境地エクスクルブルクへ乗り込むシャルロッテだったが、そこは超排他的で、陰険な領民たちの集まりだった。
旧王都であることを誇りにし、神官シュトレーゼマン一族を異様に信奉する彼らから、迫害を受けるシャルロッテ。
だが、夫レオは、シャルロッテの直球な性格を気に入った様子。
一緒に領民たちの根性を叩き直そうと、二人はエクスクルブルクの改革を決意する。
だがその矢先、シュトレーゼマン一族が王都を『奪還』しようと、とんでもない計画を立てているとの情報が!
計画阻止に奔走するシャルロッテとレオだが、領民たちは一癖も二癖もあり、一筋縄ではいかない。さらにはレオにも、何やら秘密があるようで……!?
※このお話はフィクションです。実在の人物、地名等とは一切関係ありません。
※小説家になろう様にも掲載しています。
文字数 205,144
最終更新日 2022.04.21
登録日 2022.01.12