恋愛 ざまぁ小説一覧
【完結】
「リリー・ナウマン! なぜクラスメイトの私物が貴様の鞄から出て来た!」
教室で行われる断罪劇、私は無実を主張したが誰も耳を貸してくれない。
「貴様のような盗人を王太子である俺の婚約者にしておくわけにはいかない! 貴様との婚約を破棄し、国外追放を命ずる! 今すぐ荷物をまとめて教室からいや、この国から出ていけ!!」
クラスメイトたちが「泥棒令嬢」「ろくでなし」「いい気味」と囁く。
誰も私の味方になってくれない、先生でさえも。
「アリバイがないだけで公爵家の令嬢を裁判にもかけず国外追放にするの? この国の法律ってどうなっているのかな?」
クラスメイトの私物を盗んだ疑いをかけられた私を救って下さったのは隣国の皇太子殿下でした。
アホ王太子とあばずれ伯爵令嬢に冤罪を着せられたヒロインが、ショタ美少年の皇太子に助けてられ溺愛される話です。
完結、全10話、約7500文字。
「Copyright(C)2021-九十九沢まほろ」
他サイトにも掲載してます。
表紙素材はあぐりりんこ様よりお借りしております。
文字数 10,274
最終更新日 2021.07.06
登録日 2021.07.06
男らしくもなく頼りなくて泣き虫で本当に王太子殿下と疑う程の気弱な婚約者を支えていく王妃になる者・クローディアは呆然としていた。あの、あの王太子殿下・ヴィクターが堂々と気高き大虎のように自分に婚約破棄を申し出ていて……驚きのあまりに思考停止し、言われっぱなしだったクローディアが口にしたのは一つの言葉?
文字数 19,199
最終更新日 2021.07.06
登録日 2021.05.04
高い身分を持つ家の娘であるロレイアには婚約者がいた。
近い身分の家の長男アルターである。
しかしアルターはロレイアを愛してはおらず……。
文字数 1,600
最終更新日 2021.07.06
登録日 2021.07.06
セリーヌ・ヴォクレール伯爵令嬢はイアン・クレマン子爵令息と婚約している。
セリーヌは留学から帰国した翌日、イアンからセリーヌと婚約解消して、セリーヌの義妹のミリィと新たに婚約すると告げられる。
セリーヌが外国に短期留学で留守にしている間、彼らは接触し、二人の間には子までいるそうだ。
セリーヌの父もミリィの母もミリィとイアンが婚約することに大賛成で、二人でヴォクレール伯爵家を盛り立てて欲しいとのこと。
お父様、あなたお忘れなの? ヴォクレール伯爵家は亡くなった私のお母様の実家であり、お父様、ひいてはミリィには伯爵家に関する権利なんて何一つないことを。
※設定は緩いので、物語としてお楽しみ頂けたらと思います
※最終話まで執筆済み
完結保証です
*HOTランキング10位↑到達(2021.6.30)
感謝です*.*
HOTランキング2位(2021.7.1)
文字数 10,845
最終更新日 2021.07.06
登録日 2021.06.29
侯爵家の後継者であるリアーネは父親に呼びされる。
「次期当主はエリザベスにしようと思う」
父親は腹違いの姉であるエリザベスを次期当主に指名してきた。理由はリアーネの婚約者であるリンハルトがエリザベスと結婚するから。
リンハルトは侯爵家に婿に入ることになっていた。
「エリザベスとリンハルト殿が一緒になりたいそうだ。エリザベスはちょうど適齢期だし、二人が思い合っているなら結婚させたい。急に婚約者がいなくなってリアーネも不安だろうが、適齢期までまだ時間はある。お前にふさわしい結婚相手を見つけるから安心しなさい。エリザベスの結婚が決まったのだ。こんなにめでたいことはないだろう?」
破談になってめでたいことなんてないと思いますけど?
婚約破棄になるのは構いませんが、この家を渡すつもりはありません。
文字数 44,804
最終更新日 2021.07.05
登録日 2021.06.15
レジーナ・ハピネスは、国を護る力を持つと語り継がれている、通称『国護りの聖女』である。
そんな彼女は、国王からの頼みで、第一王子オラス・アベンチュリンと婚約したのだが……。
文字数 1,657
最終更新日 2021.07.05
登録日 2021.07.04
オーラシア・ルーブンバッハ。
それが今の私の名前です。
半年後には結婚して、オーラシア・リッツンとなる予定……はありません。
ケンカを売ってきたあなたがたには徹底的に仕返しさせていただくだけです。
他社でも公開中
結構グロいであろう内容があります。
ご注意ください。
☆構成
本章:9話
(うん、性格と口が悪い。けど理由あり)
番外編1:4話
(まあまあ残酷。一部救いあり)
番外編2:5話
(めっちゃ残酷。めっちゃ胸くそ悪い。作者救う気一切なし)
文字数 26,866
最終更新日 2021.07.05
登録日 2021.06.18
わたくしの婚約者はとても口が悪い人。
会う度に「クソブス!」と罵ります。
それでも初恋相手です、惚れた弱みで我慢する日々です。
お慕いしていれば、いつか心を開いてくださると哀願し耐えておりました。
塩対応に耐え忍日々を送っていたある日、婚約者様は、あろうことか洗濯メイドを公爵家令嬢の妹と勘違いをして……。
文字数 11,331
最終更新日 2021.07.05
登録日 2021.04.16
微ざまぁ有り。
小説家になろう様でも投稿しています。
文字数 2,679
最終更新日 2021.07.05
登録日 2021.07.05
アルディア公爵家の長女、ネリア・アルディアは、落ちこぼれだ。
本来、貴族の女性には必ず備わっているはずの剣姫としての力を一切持たずに生まれてきた彼女は、その地位の高さと彼女が生まれる前に交わされた約束のために王太子の婚約者ではある。
しかし、王太子はネリアよりも、優秀な剣姫としての才能を持ち、母親譲りの美貌を持つネリアの妹、ミリア・アルディアと恋に落ち、社交界のパーティー会場でネリアに婚約破棄を言い渡す。
無能と蔑まれ、パーティー会場から追い出されるネリア。
帰ることもできず、下町で働こうにも、平民達にすら蔑まれるネリア。
その未来は絶望的に見えたが……?
これは、無能だったはずのネリアが、異国の王子に愛され、その力を開花させる溺愛物語である。
だいたい、毎日23時に更新することが多いかと思いますので、よろしくお願いしますっ。
文字数 80,123
最終更新日 2021.07.04
登録日 2021.01.06
「ネイラ、私のデレステ生活盗んだでしょ」
「何それ~ネイラ、そんなの知らないわぁ~」
「何よ~知らないって言ってるでしょ~あんな操作しづらいゲーム機なんていらないわぁ~」
「あら、ネイラ貴女デレステ生活持ってないでしょう。それなのになんで操作しづらいなんて言うのかしら」
「ネットでそう書いてあったからよ~。ネイラは~ネットで操作しづらいって言われてるから買う気なんてないし欲しくもないわ~」
「あらそう、本当に盗んでないというのね。後から貴女が盗んでたら、本当にもう容赦しないわよ」
「そうよ~だからお姉様のデレステ生活なんて盗んでないって言ってるでしょ~もし私が盗んでたとしたら好きなようにすればいいわ~。
だって~私は盗んでないのだから~」
「そう、そこまで言うのなら仕方ないわね。残念だわ」
「お姉様~何するの~」
ネイラは動揺しています。
おやおや、盗んでいないのでしょう。
堂々とすればいいじゃないですか。
盗んでいないならね(笑)
「さぁ、約束通り実の妹いえどもう容赦しないわよ」
「『好きなようにすればいいわ~』と言ったわよね。
私の好きなようにさせてもらうわよ」
「お姉様~ごめんなさい~許して~もうお姉様の物を盗まないから~」
「今更謝ってももう遅い!!!」
「ネイラ、身内とはいえ窃盗だなんて、がっかりだぜっ!!
お前のような窃盗犯聖女には婚約破棄を告げてやるっ!!」
「俺様は真実の愛に目覚めたんだ!!
俺様はお前の姉のロレアを愛しているんだ!!」
私はスランストン子爵家令息イケメン幼馴染タンカンスに溺愛されて幸せに暮らしてます。
文字数 1,908
最終更新日 2021.07.04
登録日 2021.06.27
文字数 7,381
最終更新日 2021.07.04
登録日 2021.07.04
卒業パーティーで謂われなき罪の元、婚約破棄を告げられた公爵令嬢は「虐め? そんな面倒なことしませんよ?」と冤罪を主張する。なぜなら「私がその女を目障りだと感じたら、我が公爵家の力を以てして髪の毛一本残さずさっさと始末してますよ? その女が五体満足でこの場に居ることこそ、私が虐めなどしていない証拠です」と、そう言い切ったのだった。
文字数 6,837
最終更新日 2021.07.04
登録日 2021.06.28
ジノフィリアは王太子の部屋で婚約解消を言い渡された。
それを快諾するジノフィリア。
この婚約解消を望んだのは誰か?
どうやって婚約解消へとなったのか?
そして、婚約解消されたジノフィリアは?
文字数 9,188
最終更新日 2021.07.04
登録日 2021.07.04
ざまぁ有り。けど温いです。
小説家になろう様でも投稿しています。
文字数 5,059
最終更新日 2021.07.04
登録日 2021.07.04
とあるお屋敷に勤めている齢十八の少女マリナは、カインツに愛されていると信じていたのだが……。
文字数 783
最終更新日 2021.07.03
登録日 2021.07.03
「アルフレッド・リヒテンブルグと、リーリエ・バンクシーとの婚約は、只今をもって破棄致します」
塗装看板屋バンクシー・ペイントサービスを営むリーリエは、人命救助をきっかけに出会った公爵子息アルフレッドから求婚される。
平民と貴族という身分差に戸惑いながらも、アルフレッドに惹かれていくリーリエ。
だが、それを快く思わない公爵夫人は、リーリエに対して冷酷な態度を取る。さらには、許嫁を名乗る娘が現れて――。
お披露目を兼ねた舞踏会で、婚約破棄を言い渡されたリーリエが、失意から再び立ち上がる物語。
著者:藤本透
原案:エルトリア
文字数 103,098
最終更新日 2021.07.03
登録日 2021.05.27
婚約者サナーベルは年下の娘ミレニアにすっかり惚れてしまったようで、婚約破棄を突きつけてきた……。
文字数 1,641
最終更新日 2021.07.03
登録日 2021.07.02
魔法学園に通う私フレア・ルナソル子爵令嬢と、ヴァンフォート・バルト子爵令息は、親の決めた婚約者同士だ。
でも前時代的な血統主義思考をもつ彼は、獣人を先祖にもつ私の事を見下し、毛嫌いしていた。ある日彼は私の前に学園のアイドルを連れてきてこう宣言したのだ。
「紹介するまでもないかなフレア、リイネだ。僕の新しい婚約者さ」
「穢らわしいケダモノの血を持つ君との恋愛ごっこは、これでおしまいという事だ!」
あてつけのように目の前でイチャイチャする二人。大人しく身を引いたというのに、彼の私に対する嫌がらせは止むどころかエスカレートしていった。精神的に追い込まれ、学園も辞めてしまおうかと考え始めていたそんな時。
私の下に一人? いや一匹? の怪しい来訪者が。
カボチャの人形にしか見えないその人外は、どうやら教会の調査員であるらしい。学園内で不認可の大魔法が行使されたという報告があり、犯人を探しに来たのだとか。
初めは私に疑いをかけていた彼だったが、潔白が証明されると態度を変えて、こう囁きかけてきたのである。
「そいつが憎くないのか? 報いを与えてやろう。俺が力を貸すよ──」
文字数 29,538
最終更新日 2021.07.03
登録日 2021.06.18
乙女ゲームの悪役令嬢として転生してしまい、色々足掻くも虚しく卒業パーティーで婚約破棄を宣言されてしまったマリアクリスティナ・シルバーレーク伯爵令嬢。
原作では修道院送りだが、足掻いたせいで色々拗れてしまって……。
初投稿です。
取り敢えず書いてみたものが思ったより長く、書き上がらないので、早く投稿してみたくて、短編ギャグを勢いで書いたハズなのに、何だか長く重くなってしまいました。
話は終わりまで執筆済みで、雑事の合間に改行など整えて投稿してます。
ギャグでも無くなったし、重いもの好きには物足りないかもしれませんが、少しでも楽しんで頂けたら嬉しいです。
ざまぁを書きたかったんですが、何だか断罪した方より主人公の方がざまぁされてるかもしれません。
文字数 14,661
最終更新日 2021.07.03
登録日 2021.07.01
「簡潔で鮮やかなざまぁ」を目標に掲げたショートショート集です。
・一話完結です
・一万字以下を目指しています
・タイトルがあらすじです
・不定期更新です
文字数 95,303
最終更新日 2021.07.02
登録日 2020.07.25
デザイナーのシェリル=アルブライデと、婚約相手のガルカ=デーギスの結婚式が無事に終わった。
予め購入していた新居に向かうと、そこにはガルカの幼馴染レムが待っていた。
「シェリル、レムと仲良くしてやってくれ。今日からこの家に一緒に住むんだから」
「え!? どういうことです!? 使用人としてレムさんを雇うということですか?」
シェリルは何も事情を聞かされていなかった。
「いや、特にそう堅苦しく縛らなくても良いだろう。自主的な行動ができるし俺の幼馴染だし」
どちらにしても、新居に使用人を雇う予定でいた。シェリルは旦那の知り合いなら仕方ないかと諦めるしかなかった。
「……わかりました。よろしくお願いしますね、レムさん」
「はーい」
同居生活が始まって割とすぐに、ガルカとレムの関係はただの幼馴染というわけではないことに気がつく。
シェリルは離婚も視野に入れたいが、できない理由があった。
だが、周りの協力があって状況が大きく変わっていくのだった。
文字数 66,269
最終更新日 2021.07.02
登録日 2021.05.18
公爵令嬢のエリザベス・エクセターは相思相愛だったはずの婚約者である王子殿下に裏切られた。
浮気相手の男爵令嬢は彼の周りの側近候補たちをも籠絡させ、意のままに扱っている。
このまま目をつぶって学園を卒業し、彼と結婚するの?
私はまだ彼に愛されているの?
こんなに冷たくされているのに、それでも彼に対する恋心を捨てきれない私が悪いの?
そんな葛藤の日々に現れた聖女様。
「彼らは魔女に魅了されています」
一体、どういう事?!
東奔西走の日々の末に見つけた光明!
そして『婚約破棄』宣言!
私たちの選択は、如何に·····
*王道、を目指してみました。目指しては、みました。
*頑張る女の子を書きたかったのです。
*お嬢様言葉は難しいのです。
*完結・予約投稿済。ちょいちょい誤字修正等が入ります。
※小説家になろうにも投稿してます。
文字数 52,095
最終更新日 2021.07.02
登録日 2021.06.30
「マリナ! お前との婚約を破棄する!」
ウェセスター公爵家のアルノルトに婚約破棄を告げられたマリナは……。
文字数 2,143
最終更新日 2021.07.02
登録日 2021.07.02
「カレーナル・エンギリー侯爵令嬢、『婚約破棄』などという、はしたないスキルを持つ君は王太子である僕の婚約者にふさわしくない。君との婚約は破棄し、ここにいるキャリー・アイストック伯爵令嬢を新たな婚約者とする」
(ああ、またなの……)
侯爵令嬢のカレーナルは『婚約破棄』のスキル持ち。嫌われスキルのせいで過去2回ほど婚約破棄をされている。そして卒業パーティーで王太子から断罪され、婚約破棄は3度目に。
カレーナルはまだ、一度もスキルを使っていないのに。
「良かった……! それならば、私と婚約をしていただけませんか。ずっと、探していたのです。『婚約破棄』のスキルを持つ貴方を」
そんな中、他国の王子がカレーナルに婚約を申し込んできた。彼の国には『冥婚』という制度があるらしく……。
※この作品を気に入ってくださった方は、よろしければ作者ページから『冥婚悲恋歌』へどうぞ☆ 本編では深く語られなかった王子や悪役令嬢達の悲劇を集めた短編集です。
文字数 39,286
最終更新日 2021.07.02
登録日 2021.06.23
夫のザグレームは、シャーラという女と愛人関係だと知ります。
離婚裁判の末、慰謝料を貰い解決のはずでした。
ですが、予想していたとおりザグレームとシャーラは、私(メアリーナ)のお金と金色の塊を奪って夜逃げしたのです。
私はすぐに友人として仲良くしていただいている第一王子のレオン殿下の元へ向かいました。
強力な助っ人が加わります。
さぁて、ザグレーム達が捕まったら、おそらく処刑になるであろう鬼ごっこの始まりです。
文字数 23,435
最終更新日 2021.07.02
登録日 2021.06.14
「早速だけど、カレンに子供が出来たんだ」
隣に居る座ったままの栗色の髪と青い眼の女性を示し、ジャンは笑顔で勝手に話しだす。
「離れには子供部屋がないから、こっちの屋敷に移りたいんだ。部屋はたくさん空いてるんだろ? どうせだから、僕もカレンもこれからこの屋敷で暮らすよ」
三年間通った学園を無事に卒業して、辺境に帰ってきたディアナ・モンド。モンド辺境伯の娘である彼女の元に辺境伯の敷地内にある離れに住んでいたジャン・ボクスがやって来る。
ドレスは淑女の鎧、扇子は盾、言葉を剣にして。正々堂々と迎え入れて差し上げましょう。
妊娠した愛人を連れて私に会いに来た、無法者をね。
本編九話+オマケで完結します。*2021/06/30一部内容変更あり。カクヨム様でも投稿しています。
随時、誤字修正と読みやすさを求めて試行錯誤してますので行間など変更する場合があります。
拙い作品ですが、どうぞよろしくお願いします。
文字数 15,123
最終更新日 2021.07.02
登録日 2021.06.21
魔力が色として現れる異世界に転生したイリーゼ。前世の知識はあるものの、転生チートはなく、そもそも魔力はあっても魔法が存在しない。ならばと、前世の鬱屈した思いを糧に努力を続け、望んだ人生を手にしたはずのイリーゼだった。しかし、その人生は一夜にしてひっくり返ってしまう。夫に離縁され復讐を誓ったイリーゼは、夫の従兄弟である伯爵を巻き込んで賭けにでた。
シリアス―★★★★☆
コメディ―★☆☆☆☆
ラブ♡♡―★★★☆☆
ざまぁ∀―★★★☆☆
※離婚、妊娠、出産の表現があります。
文字数 73,897
最終更新日 2021.07.01
登録日 2021.06.10
貧乏貴族ブレンダ男爵家の姉妹、カトリナとジェニーにはラインハルトとレオルという婚約者がいた。
姉カトリナの婚約者ラインハルトはイケメンで女性に優しく、レオルは醜く陰気な性格と評判だった。
そんな姉の婚約者をうらやんだジェニーはラインハルトと駆け落ちすることを選んでしまう。
が、レオルは陰気で不器用ではあるが真面目で有能な人物であった。
彼との協力によりブレンダ男爵家は次第に繁栄していく。
一方ラインハルトと結ばれたことを喜ぶジェニーだったが、彼は好みの女性には節操なく手を出す軽薄な男であることが分かっていくのだった。
文字数 26,849
最終更新日 2021.07.01
登録日 2021.06.10
資産家の娘イレイナは、整った容姿を持っているうえ性格も悪くなく、そのため周囲から温かく見守られ育ってきた。
しかし、イグニスと婚約したことによって、災難の渦に巻き込まれ……。
文字数 2,514
最終更新日 2021.07.01
登録日 2021.06.30
侯爵家の令嬢セレスティーヌは、剣の扱いが得意だった。
そんな彼女は、次期騎士団長だと注目されている公爵子息のクリストフと婚約していた。
ある日突然、セレスティーヌはクリストフに呼び出されて婚約破棄を宣告される。
理由は、自分よりも剣の実力が上だから。
女のくせに強すぎるからという理由で、婚約を破棄された。
彼の新しい婚約相手も既に決まっていた。
可憐でか弱いジョスリーヌ。セレスティーヌの妹である。
セレスティーヌは婚約破棄を受け入れる。
そして、婚約破棄された勢いで剣の師匠の元へと向かった。
文字数 17,005
最終更新日 2021.07.01
登録日 2021.06.26
リジューレ伯爵家のリリウムは養女を理由に家を追い出されることになった。姉リリウムの婚約者は妹ロサへ譲り、家督もロサが継ぐらしい。
「お父様も、お母様も、わたくしが妖精姫だとすっかりお忘れなのですね? 今まで莫大な幸運を与えてきたことに気づいていなかったのですね? それなら、もういいです。わたくしはわたくしで自由に生きますから」
リリウムは家を出て、新たな人生を歩む。一方、リジューレ伯爵家は幸運を失い、急速に傾いていった。
文字数 21,280
最終更新日 2021.07.01
登録日 2021.06.22
「聖女ローナを婚約者にするから、セリスとの婚約を破棄する」
婚約者だった公爵令息のジェイクに、子爵令嬢の私セリスは婚約破棄を言い渡されてしまう。
ローナを平民だと見下し傷つけたと嘘の報告をされて、周囲からも避けられるようになっていた。
そんな中、家族と侯爵令息のアインだけは力になってくれて、私はローナより聖女の力が強かった。
聖女ローナの評判は悪く、徐々に私の方が聖女に相応しいと言われるようになって――ジェイクは破滅することとなっていた。
文字数 22,635
最終更新日 2021.07.01
登録日 2021.05.29
リディア・ウィナードは上品で気高い公爵令嬢。現在16歳で学園で寮生活している。
そんな中、学園が夏休みに入り、久しぶりに生まれ育った故郷に帰ることに。リディアは尊敬する大好きな両親に会うのを楽しみにしていた。
しかし実家に帰ると家の様子がおかしい……?いつものように使用人達の出迎えがない。家に入ると正面に飾ってあったはずの大切な家族の肖像画がなくなっている。
不安な顔でリビングに入って行くと、知らない少女が高級なお菓子を行儀悪くガツガツ食べていた。
「私が好んで食べているスイーツをあんなに下品に……」
リディアの大好物でよく召し上がっているケーキにシュークリームにチョコレート。
幼く見えるので、おそらく年齢はリディアよりも少し年下だろう。驚いて思わず目を丸くしているとメイドに名前を呼ばれる。
平民に好き放題に家を引っかき回されて、遂にはリディアが変わり果てた姿で花と散る。
文字数 10,526
最終更新日 2021.07.01
登録日 2021.06.27
貧乏令嬢のリッタ・アストリーにはバート・オレットという婚約者がいた。
しかしある日突然、バートは「こんな貧乏な家は我慢できない!」と一方的に婚約破棄を宣言する。
その裏には彼の領内の豪商シーモア商会と、そこの娘レベッカの姿があった。
どうやら彼はすでにレベッカと出来ていたと悟ったリッタは婚約破棄を受け入れる。
そしてバートはレベッカの言うがままに、彼女が「絶対儲かる」という先物投資に家財をつぎ込むが……
一方のリッタはひょんなことから幼いころの知り合いであったクリフトンと再会する。
当時はただの子供だと思っていたクリフトンは実は大貴族の跡取りだった。
文字数 27,406
最終更新日 2021.06.30
登録日 2021.06.11