恋愛 勘違い小説一覧
私。ユリアナ=オリーブ(17)は、自然豊かなオータム国にあるグローパー学院に在籍している。
3年生になって一ヶ月が経ったある日。学院長に呼ばれた。技術と魔術の発展しているフォール国にある。姉妹校のカイト学院に。同じクラスで3年生の男子3名と女子3名(私を含め)。計6名で、半年の交換留学をする事になった。
ユリアナは、気楽な気持ちで留学をしたのだが…まさか学院で…あの二人に会うなんて。これは…仕組まれていたの?幼い頃の記憶。
「早く。早く。逃げなきゃ。誰か〜私を…ここから…。」
文字数 127,160
最終更新日 2024.04.28
登録日 2023.03.01
ジスカールという国で、雑草の中の雑草と呼ばれる花が咲いていた。その国でしか咲くことがない花として有名だが、他国の者たちはその花を世界で一番美しい花と呼んでいた。それすらジスカールの多くの者は馬鹿にし続けていた。
その花にまつわる話がまことしやかに囁かれるようになったが、その真実を知っている者は殆どいなかった。
そんな花に囲まれながら、家族に冷遇されて育った女の子がいた。彼女の名前はリュシエンヌ・エヴル。伯爵家に生まれながらも、妹のわがままに振り回され、そんな妹ばかりを甘やかす両親。更には、婚約者や周りに誤解され、勘違いされ、味方になってくれる人が側にいなくなってしまったことで、散々な目にあい続けて心が壊れてしまう。
その頃には、花のことも、自分の好きな色も、何もかも思い出せなくなってしまっていたが、それに気づいた時には、リュシエンヌは養子先にいた。
そこからリュシエンヌの運命が大きく回り出すことになるとは、本人は思ってもみなかった。
文字数 56,070
最終更新日 2024.04.28
登録日 2024.03.16
残念な姉と最年少でクラベル国から留学することになるような優秀な兄をもつ侯爵家の次女として生まれたルシア・エンリケス。
そんな彼女が一目惚れしたと思っていたら、それがどうやら一回り近く歳の離れた姉のやっとできた婚約者だったようだ。
ルシアは、自分だけの王子様だと勘違いしたことで、自分と別の記憶がいりまじることになり、前世を思い出すことになるのだが……。
文字数 60,611
最終更新日 2024.04.28
登録日 2024.03.23
「親が決めた婚約者ですから。」
リチャードには、それ以上に話せることはない。
自分の婚約者を貶めようとする奴らに彼女の情報など、それぐらいしか渡せない。
泣く子も黙る冷酷な宰相として有名なあの父が認めた令嬢なのだ。伯爵令嬢だからって、普通のご令嬢な訳がないだろう。
文字数 18,504
最終更新日 2024.04.28
登録日 2024.04.21
侯爵家の次女として生まれたエリシュカ・ベンディーク。彼女は見目麗しい家族に囲まれて育ったが、その中で彼女らしさを損なうことなく、実に真っ直ぐに育っていた。
だが、それが気に入らない者も中にはいたようだ。一番身近なところに彼女のことを嫌う者がいたことに彼女だけが、長らく気づいていなかった。
嫌うというのには色々と酷すぎる部分が多々あったが、エリシュカはそれでも彼女らしさを損なうことなく、運命の人と出会うことになり、幸せになっていく。
彼だけでなくて、色んな人たちに溺愛されているのだが、その全てに気づくことは彼女には難しそうだ。
文字数 69,113
最終更新日 2024.04.28
登録日 2024.03.10
文字数 119,427
最終更新日 2024.04.28
登録日 2024.01.14
「お前の嫁ぎ先が決まった」
侯爵である父がそう言った。
スティファニアは、その時絶望で崩れ落ちそうになる。
想い描いていた未来はもう来ない。
諦めを抱いて辺境に来ると、使用人みんなが親切でとっても居心地がいい。だが、夫になった男爵にはひと目もかからないまま時間だけが過ぎていく。
「見ない顔だな、新入りか?」
夫は私ではない女を愛している。だから必死に心を保とうとした。
私が好きなのは貴方じゃない。
文字数 23,544
最終更新日 2024.04.27
登録日 2024.01.28
二十歳の誕生日の夜、アルバイト先の猫カフェで、先輩スタッフから閉店作業を押し付けられて凹んでいた珠子の側には、仲良しのマンチカン・ミケが寄り添ってくれていた。
そんな中、子猫の鳴き声に誘われて窓から顔を出した瞬間、珠子は後頭部に衝撃を受けて意識を失う。
目覚めたのは見知らぬベッドの上で、側にはマンチカン──ではなく、超絶イケメン王子様にジョブチェンジしたミケがいた。
「猫が人間になるはずがない」
夢を見ているのだと思い込んだ珠子は、自分を心配してくれるミケの頭を抱き締め、その金髪を心ゆくまで撫で回し、全力で吸ったりしていたのだが……
※完結済みの長編『この異世界ではネコが全てを解決するようです 〜ネコの一族になって癒やしの力を振りまいた結果〜』の前日譚的なお話です。
文字数 5,883
最終更新日 2024.04.27
登録日 2024.04.27
ファーレン子爵家は姉が必死で守って来た。だが父親が他界すると家から追い出された。
「お姉様は出て行って!この穀潰し!私にはわかっているのよ遺産をいいように使おうだなんて」
遺産などほとんど残っていないのにそのような事を言う。
こうして腹黒な妹は母を騙して家を乗っ取ったのだ。
その後、収入のない妹夫婦は母の財を喰い物にするばかりで……
文字数 11,291
最終更新日 2024.04.27
登録日 2024.04.20
スヴェーア国の子爵家の次女として生まれたシーラ・ヘイデンスタムは、母親の姉と同じ髪色をしていたことで、母親に何かと昔のことや隣国のことを話して聞かせてくれていた。
そんな最愛の母親の死後、シーラは父親に疎まれ、姉と妹から散々な目に合わされることになり、婚約者にすら誤解されて婚約を破棄することになって、居場所がなくなったシーラを助けてくれたのは、伯母のエルヴィーラだった。
同じ髪色をしている伯母夫妻の養子となってからのシーラは、姉と妹以上に実の父親がどんなに非常識だったかを知ることになるとは思いもしなかった。
文字数 75,724
最終更新日 2024.04.24
登録日 2024.02.28
侯爵令嬢シャーロットはハートネット王国の王太子カルムの婚約者。
しかし、彼はずっとシャーロットにだけ冷たい態度をとる。それゆえに、シャーロットは彼に嫌われていると思い続けていた。だから、シャーロットは彼との婚約解消を目論む。
もちろん、そう簡単にはいかない。シャーロットが王太子妃に相応しくないということを、示さねばならない。なので、シャーロットは行動をした。
一度目はか弱い男爵令嬢を虐めた。二度目は自分が欲しいからと貴族の邸宅から家宝のアクセサリーを盗んだ。
が、それは勘違いが勘違いを生み、シャーロットの評判を上げることに繋がってしまった。
それを反省した彼女は、ついに『確実に婚約解消されるであろう方法』を見つけ出す。
そして、行動に移そうとした……の、だが。
素直になれないツンケン王太子(ただし、執着心だけは強い)×勘違いされ続ける侯爵令嬢の、婚約解消したいとか、したくないとか。嫌っているとか、好いているとか。
そういうどうしようもなく不器用な二人のおはなし。
◇hotランキング 最高91位ありがとうございます♡
▼掲載先→アルファポリス、小説家になろう
文字数 5,088
最終更新日 2024.04.22
登録日 2024.04.20
特殊な家庭で育ち異性とは上手く話せずに、口下手になってしまった伯爵令嬢シャーロット。
あまりに憧れの存在の公爵家三男で騎士団長を勤めるハビエルならば、身分の低い自分なんてきっと相手にもされないだろうし、会話の練習相手に良いのでは? と提案され勇気を出して、彼に話し掛けることにした。
しかし、口下手が過ぎたシャーロットは、よくわからない流れでハビエルに「今夜は帰りたくない」と伝えてしまい?!
文字数 11,600
最終更新日 2024.04.20
登録日 2024.04.17
昔は気兼ねなく話せていたはずのルーナの婚約者、エリオット。彼はいつからか無口で無愛想になってしまった。
ルーナはそんな彼に嫌気がさしている。
しかし、ルーナはある出来事からエリオットが無口になってしまった真実を知る。
真実を知ったルーナは自分の行いを恥じると同時にエリオットの変化に気がつく。
文字数 14,537
最終更新日 2024.04.15
登録日 2024.04.01
幼馴染のロード。
学校を卒業してロードは村から街へ。
街の警備隊の騎士になり、気がつけば人気者に。
ダリアは大好きなロードの近くにいたくて街に出て子爵家のメイドとして働き出した。
なかなか会うことはなくても同じ街にいるだけでも幸せだと思っていた。いつかは終わらせないといけない片思い。
ロードが恋人を作るまで、夢を見ていようと思っていたのに……何故か自分がロードの恋人になってしまった。
それも女避けのための(仮)の恋人に。
そしてとうとうロードには愛する女性が現れた。
ダリアは、静かに身を引く決意をして………
★ 短編から長編に変更させていただきます。
すみません。いつものように話が長くなってしまいました。
文字数 107,467
最終更新日 2024.04.02
登録日 2024.02.05
私、カレン・オークリーは男爵家の令嬢。
オークリー家は兄のロランが嫡男であり、家族も設けている。
私は学生時代にある出来事があり、今は領地でひっそりと過ごしている。
領地にいる祖父母の元で育ったが、あと少しで兄が男爵家当主を引き継ぎ、両親は領地に戻ってくる。
そうなれば、貴族たる者という考えを持つ父は私の嫁ぎ先を考えるだろう。
…例え、私が男性を苦手だと知っていても。
そんな時、突然領地に現われた兄からある提案をされた。
私と同じく、女性を苦手とする友人の弟が、身内…すなわち兄の友人夫妻の不幸によって、突然、当主となること。
そして、彼は兄の子どもの養育もしなくてはいけないこと。
どうか嫁いでくれないかという兄の提案、そして、私の技量を試せるような状況。
…そして、可愛らしい彼女との出会い。
私は一歩ずつ歩み始めた。
※ゆる設定です。
※勘違い溺愛です。苦手な方はリターン下さい。
※作者の好きな設定詰め込みました。
文字数 57,246
最終更新日 2024.03.26
登録日 2024.03.03
聖女である私の旅は終わったはずだった。なのに――。
「どうしてイケオジになる呪いなんて掛かっちゃったのよぉお!」
魔王討伐の旅の果てで、私は魔王に“とある呪い”を掛けられた。
それは夜になると、オジサンの姿になるというあまりにもフザケた呪いだった。
だけどその呪いのせいで、悠々自適な余生を過ごすはずだった私の人生プランは呆気なく崩壊。私は聖女の役目を外され、辺境の教会に左遷されてしまった。
すっかりやさぐれた私は、イケオジの姿で夜の街を毎晩のようにダラダラと過ごしていたんだけど……。
「やぁレイ。今日も良い夜ですね」
冷酷非情で有名な辺境伯様と、なぜか私は飲み友達になってしまった。
しかも私を完全に男だと勘違いしている彼は、どうにも距離感がバグっていて――。
文字数 10,710
最終更新日 2024.03.16
登録日 2024.03.15
王子の婚約者であったエディットは、魔力の障害によって発生する病にかかり、婚約を破棄され城からも追い出されてしまった。
病に侵された体は常に熱を持ち、体はだるく、とてもではないが当たり前の日常生活を送ることは出来ない。家を失い自分の実家へと帰らなければならなくなったエディットは重たい体を引きずって長旅をした。
ついに到着した先の実家である屋敷もすでに両親は他界していておらず、寂しく日々をすごしこのまま死んでいくのが恐ろしくなったエディットは奴隷市場へと向かうのだった。
さっくり読めるざまぁになってると思います!
文字数 11,474
最終更新日 2024.03.15
登録日 2024.03.15
家族に虐げられ結婚式直前に婚約者を妹に奪われて勘当までされ、目障りだから国からも出て行くように言われたマリーヌ。
その通りにしただけにすぎなかったが、虐げられながらも逞しく生きてきたことが随所に見え隠れしながら、給金をやたらと値下げしようと交渉する謎の頑張りと常識があるようでないズレっぷりを披露しつつ、初対面から気が合う男性の女嫌いなイケメン騎士と婚約して、自分を見つめ直して幸せになっていく。
文字数 85,015
最終更新日 2024.03.12
登録日 2024.01.28
初恋を弱点だと勘違いして全く気づかない影の一族の娘と、幼い頃に助けてもらった初恋の人を忘れられずにいる王太子が主従関係として出会うお話。
文字数 9,310
最終更新日 2024.03.08
登録日 2024.03.08
帝国の公爵令嬢アマビリスには片思いをしている相手がいた。
青みがかった銀髪と同じ瞳の色の第二皇子アルマン。何故かアマビリスにだけ冷たく、いつも睨んでばかりでアマビリスの異母妹リンダには優しい瞳を向ける。片思いをしている相手に長年嫌われていると思っているアマビリスは、嫌っているくせに婚約が決まったと告げたアルマンを拒絶して、とある人の許へ逃げ出した。
そこでアルマンを拒絶してしまった事、本当は嬉しかったのにと泣いてしまい、泣き付かれたアマビリスは眠ってしまう。
今日は屋敷に帰らないと決めたアマビリスの許にアルマンが駆け付けた。
※小説家になろうさんにも公開しています。
文字数 11,474
最終更新日 2024.03.04
登録日 2024.03.03
フォルテナは事故で突然亡くなった婚約者の代わりに彼の弟と婚姻を結ぶことになった。
一度も交流せずに結婚した彼はフォルテナが気に食わないのか婚姻後も一度も会話をしてくれたことはない。
いつも嬉しそうにフォルテナの夫であるクロードの話をするメイドのハーネットは一時期クロードとお揃いの指輪を身に着けていた。
きっとこの結婚は二人の恋の隠れ蓑になっているのよね。
おっとりのんびりしたフォルテナはハーネットの嫌がらせにも気付かず毎日呑気に幸せです!
そんな彼女が夫とすれ違いの末に溺愛に気付いて幸せになる話♡新しいヒーローは出てきません。ハッピーエンド後半若干性描写が女性優位に
※ムーンライトさんにも投稿しています。
表紙?は読者様からいただいたイラストでございます🤗✨かわゆい♡
文字数 112,292
最終更新日 2024.02.24
登録日 2024.01.30
エレーナ・ルイスは小さい頃から兄のように慕っていた王子殿下が好きだった。
しかし、ある噂と事実を聞いたことで恋心を捨てることにしたエレーナは、断ってきていた他の人との縁談を受けることにするのだが──?
「どうして!? 殿下には好きな人がいるはずなのに!!」
好きな人がいるはずの殿下が距離を縮めてくることに戸惑う彼女と、我慢をやめた王子のお話。
※小説家になろうでも投稿してます
文字数 303,957
最終更新日 2024.02.19
登録日 2020.11.03
とある王国の北部を治める公爵夫婦は、すべての領民に愛されていた。
しかし、公爵夫人である、ギネヴィアは、旦那様であるアルトラーディの様子がおかしいことに気が付く。
最近、旦那様の様子がおかしい気がする……。
わたしの顔を見て、何か言いたそうにするけれど、結局何も言わない旦那様。
旦那様と結婚して十年の月日が経過したわ。
当時、十歳になったばかりの幼い旦那様と、見た目十歳くらいのわたし。
とある事情で荒れ果てた北部を治めることとなった旦那様を支える為、結婚と同時に北部へ住処を移した。
それから十年。
なるほど、とうとうその時が来たのね。
大丈夫よ。旦那様。ちゃんと離婚してあげますから、安心してください。
一人の女性を心から愛する旦那様(超絶妻ラブ)と幼い旦那様を立派な紳士へと育て上げた一人の女性(合法ロリ)の二人が紡ぐ、勘違いから始まり、運命的な恋に気が付き、真実の愛に至るまでの物語。
全36話
文字数 55,795
最終更新日 2024.02.18
登録日 2024.01.31
私、ソフィーリアは隣で眠る夫の寝顔を見ながら考えていた。
こんなはずではなかったと…。
夫であるこの国の第三王子のマルコス殿下と交流を持ってきた私。
お互いに婚約者が決まることもなく、結婚適齢期になってしまった。
今後、どうするのかと父と話す機会があった。
私は家のことは弟のミルリに家のことを任せるつもりであったから、今後の自分の処遇を考えなくてはいけなかった。
そうだ、自由になろう。
だけど、私の考えを打ち消すようにあれよあれよとマルコス殿下との結婚が決まってしまう。
とうとう式まで挙げてしまったけれど、これはきっと…そうよ、契約結婚だわ。
双方の理にかなっているもの。
そうして、私達は契約結婚を隠した夫婦として歩み始めるはずだった。
だけど…。
※ご都合主義の、ゆる設定です
※貴族の序列は気をつけてますが、ゆるっとしています
※拗らせ勘違い大好きな作者ですのでご容赦下さい
文字数 46,813
最終更新日 2024.02.03
登録日 2024.01.24
『一条青葉』。『西門黄泉』。父から婚約者にと打診された名前にどこか聞き覚えがあり、前世で途中までプレイしたクーデレしかいない乙女ゲームの悪役令嬢『立花雅』に転生してしまったことに5歳の誕生日に気づいてしまった。
幸か不幸かまだ攻略キャラには誰にも出会っていない。よしっ、このまま攻略キャラとは一切関わらないでいこう!
そう決めた矢先、父から攻略キャラ──『有栖川赤也』を紹介されました。父よ。なんてことしてくれたんだ。
覚えているのは名前に赤、青、白、黄色がつくことだけ。一向に白の名前が思い出せず、片っ端から白のつく名前の人に怯える日々。
不幸中の幸いか主人公を虐めたりはしていなかったけれど、ルートによっては彼らに殺害されてしまう。
昔はキュンキュンしていたイケメンも、今は恐怖対象でしかないわっ!!
私は絶対『立花雅』みたいにはならない。大切な婚約者や弟のように可愛がる幼馴染にずっと傍にいてと必死ですがりつく、そんな強かな女には──!!
【注】乙女ゲームに出てこないキャラがよく出てきます。また、乙女ゲームではクーデレだったキャラがクーデレでなくなったりします。
なろうでも連載してます。
文字数 469,179
最終更新日 2024.01.31
登録日 2018.03.10
どんな男に言い寄られてもあっさり振ってしまう。ついたあだ名が「悪女」。まあいいわ。確かに強欲な私は全てを欲しいと願っているから。
文字数 826
最終更新日 2024.01.29
登録日 2024.01.29
聖女の親衛隊の一員であるアメリアは、聖女ファルティアの振る舞いに辟易していた。
王女でもあるファルティアは、魔法に関する才能がないにも関わらず、王国の権威の象徴として聖女に任命されている。それなのに彼女は、非常にわがままに振る舞っていたのだ。
ある時ファルティアは、アメリアにクビを言い渡してきた。
些細なことからアメリアに恨みを抱いたファルティアは、自らの権力を用いて、アメリアを解雇したのである。
ファルティアの横暴は止まらなかった。
彼女は、自分が気に入らない者達をどんどんと排除していったのである。
しかしそれによって、聖女ファルティアという存在は瓦解することになった。
彼女は自分を親衛隊が必死の思いで支えていたということを、まったく理解していなかったのである。
文字数 25,928
最終更新日 2024.01.23
登録日 2024.01.15
忌み子として伯爵家の養女となった皇女ルーナは、原作のファンタジー小説では兄を殺した新皇帝の妃となるはずだった。しかし皇帝は自分ではなく、死神と恐れられる公爵に嫁ぐようにルーナに命じ、さらにはルーナに「死神公爵を殺せ」と命じる。
断れば自分を引き取って育ててくれた家族……は、別に死んでもいいのだが、家族の中で唯一味方をしてくれていた兄は守りたい。
原作ではルーナが皇帝を殺す前に死んでいるキャラだが……原作ルートで死ぬ前に……殺さなければ!!
一方死神公爵はルーナのことを見ると目を逸らすが……「可憐だ」と呟いて?
文字数 93,612
最終更新日 2024.01.15
登録日 2024.01.07
つい最近まで公爵家の侍女だったリラ。何かをしたわけでもないのに、急に解雇され挙げ句の果てに紹介状が貰えないでいる。
文字数 24,681
最終更新日 2024.01.12
登録日 2024.01.06
「私子の彼氏かと思ったのに····」
寝とってやろうと声掛けて話して仲良くなってホテルに連れ込んで内緒で交際して本気になった。
けれどA子は結婚式をあげたと言っていた。
え?
どゆこと??
文字数 1,833
最終更新日 2024.01.09
登録日 2024.01.09
高原でカフェを営んでいる聖女一家の末っ子に生まれたフィレーネ。
本人は気がつかない間にズバ抜けた聖なる力を身につけていた。
今は亡き母親は、無自覚にもフィレーネばかりに期待を寄せてしまっていたのである。
そのため、プライドが高い長女と、長女のことを溺愛している次女は、フィレーネのことが邪魔で憎かった。
ある日長女が規格外の聖なる力を持っていることを過信して、フィレーネを家から追放することになる。
フィレーネは無一文で王都まで向かい、そこでレリック王子と出逢う。
「王都でカフェを始めたいのです」
すべては、亡き母親から言われてきた言葉。
『聖なる力でおいしい飲み物を作って人々を幸せにさせてね』
三姉妹の中で、フィレーネだけはこの言葉に従う。
なぜか最初からフィレーネに対して優しいレリック王子の協力のもと、念願だったカフェをオープンすることに成功する。
フィレーネが毎日祈っている聖なる力のおかげで、コーヒー豆や茶葉はものすごい速さで収穫でき、なおかつ愛情のこもった飲み物の噂が広まっていき徐々に人気店になっていく。
ただし、フィレーネは自分が提供している飲み物にどのような特殊効果があるのかを知らず、ただお客の笑顔を見たいがために日々奮闘する。
そんな健気で一生懸命なフィレーネを見ていたレリック王子は、徐々に感情を抑えることができなくなっていき、猛烈アピールしていく。
一方、高原のカフェに残った二人は、利益ばかりに気をとられ儲けようと必死になる。
フィレーネがいなくなってからは、どういうわけか庭で育てていた豆や茶葉の収穫が困難になっていき、苦渋の策としてあらゆる方法を駆使して営業を維持しようとした。
しかし、その評判が徐々に悪くなっていき……?
※基本は漢数字を使っていますが、一部の表記に、読みやすさ重視でアラビア数字を使っています。
※物語の進行上、ざまぁは普段書いている小説よりも後半のほうから本領発揮しています。
文字数 65,307
最終更新日 2024.01.01
登録日 2023.07.18
生まれた翌日に女神の祝福を受けたと神殿に引き取られ、毎日国と民のために祈りを捧げてきたカトリーナ。ある日、自分で選んだ恋人である王子の本音──聖女と婚姻関係を結ぶことで兄より自分が王位につくことを目論んでいると聞いてしまい、不信感を募らせ自由になりたいと願うようになる。
「あら?私、神聖力さえなくなれば役立たずってことよね?」
※作品整理中に誤って削除してしまいましたのでこちらで下書き置いているところまで載せ直しています。申し訳ありません。
文字数 20,841
最終更新日 2023.12.22
登録日 2023.12.18
暴力夫からの離縁通告の後、修道院へ移動する夜の山道。
アリシアは雨よけのフードを被りながら荷物を持ち、どしゃ降りの夜道を歩いていた。
途中、偶然に通りかかった馬車に乗せてもらう。その馬車に乗っていた人物は高貴な貴族だった。その人物はこの国の大公であるジェイデンだった。
一晩大公家の邸宅で過ごす事になったアリシアは、不本意にもジェイデンの秘密を知ってしまい、そのまま夜を共にする。
そして、ジェイデンからある提案をされる。
それは、毎週決まった日の夜にジェイデンに抱かれる事だった。
※ 更新不定期となります。ストックもほぼない見切り発車状態ですので気長に待って頂けると嬉しいです。
※ 予告なく性描写が入りますのでご注意下さい。
文字数 107,394
最終更新日 2023.12.05
登録日 2023.04.04
公爵令嬢のエラリアは、十歳の時に唐突に前世の記憶を取り戻した。
どうやら自分は以前読んだ小説の、第三王子と結婚するも浮気され、妻の座を奪われた挙句、幽閉される「エラリア」に転生してしまったらしい。
そんな人生は真っ平だと、なんとか未来を変えようとするエラリアだが、物語の強制力が邪魔をして思うように行かず……?
強制力がエグい……と思っていたら、実は強制力では無かったお話。
短編です。
完結しました。
なんだか最後が長くなりましたが、楽しんでいただけたら嬉しいです。
文字数 12,782
最終更新日 2023.11.24
登録日 2023.11.10
「シャルロット・アンディース公爵令嬢!!! 今ここでお前との婚約を破棄するッ!」 ある日のこと、学園の新入生歓迎パーティーで婚約破棄を突きつけられた公爵令嬢シャルロット。でも……。 「私はあなたの婚約者じゃありませんよ? どなたかとお間違いなのでは? ――そこにいる女性があなたの婚約者だと思うのですが」 「え!?」 ※ざまぁ100%です。
※小説家になろう、カクヨムに重複投稿しています。
文字数 4,200
最終更新日 2023.11.20
登録日 2023.11.20