歴史・時代 小説一覧
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1
If太平洋戦争 もしも日本が賢明な判断をしていたら
第12回歴史時代小説大賞トップ独走 累計いいね数1万8千越えの注目作品
もし、あの戦争で日本が異なる選択をしていたら?
国力の差を直視し、無謀な拡大を避け、戦略と外交で活路を開く。
真珠湾、ミッドウェー、ガダルカナル…そして終戦工作 数多の分水嶺で下された「if」の決断。
破滅を回避し、国家存続をかけたもう一つの終戦
そしてそこから繋がる新たな近代史を描く超長編大河戦記 不定期更新です
2
黄金の艦隊 マネー・パワーで歴史を変える男
「平和を金で買えるなら、それに越したことはない。
戦争が避けられないなら、せめて日本が負けない力を金で買おう」
1930年代より世界経済の混乱に乗じて自らの海運会社を急成長、新興財閥を立ち上げた男の、重課金架空戦記!??
姉妹作
「零戦戦記」
「総統戦記」
も、よろしくお願いします。
3
女子少尉イルゼの兵站
戦争は5年目に入った。
弾も、パンも、馬の飼い葉も、駅の倉庫には溢れている。足りないのは、前線までの42キロだけだった。
19歳の女子少尉、イルゼ・ブランケ。士官学校計理科の第1期生で、着任早々、冬季攻勢の計画を計算して告げる。
「6日目に、弾が尽きます」
作戦参謀は笑い、軍団は止まらない。
それでも彼女は、倉庫の在庫を通貨にして、廃線を取り戻す。雪の中に、鉄道を敷き始める。
勝利は、数えられない。
数えられるのは、届いたものだけだ。
4
武家妻堕とし
松平斉宣は、父である性豪将軍徳川家斉の血を引き、色狂いの藩主として播磨明石藩に君臨し、養母季遠姫をはじめとして、次々に武家の妻女を堕としていく。
※ 実際の歴史上の人物と、この小説の登場人物とは一切関係がございません。
この小説は、フィクションで、実際の人物、団体とは一切関係がございません。
扉のイラストは、フリー素材のAIPIX様のものを使用しております
5
小沢機動部隊
1941年4月10日に世界初の本格的な機動部隊である第1航空艦隊の司令長官が任命された。
名は小沢治三郎。
年功序列で任命予定だった南雲忠一中将は”自分には不適任”として望んで第2艦隊司令長官に就いた。
ただ時局は引き返すことが出来ないほど悪化しており、小沢は戦いに身を投じていくことになる。
毎度同じようにこんなことがあったらなという願望を書き綴ったものです。
楽しんで頂ければ幸いです!
6
Re.珊瑚海から始まる勝利劇
珊瑚海海戦で戦略的敗北を喫した日本海軍は米豪遮断を最優先とし、MI侵攻作戦を放棄 南雲艦隊が進む先は珊瑚海!?米豪遮断を果たした果て、全空母十隻を結集した第二次ミッドウェー決戦の火蓋が切られる。敗北の淵から始まる壮大なIF艦隊群像劇。
7
甲斐ノ副将、八幡原ニテ散……ラズ
【第8回歴史時代小説大賞奨励賞受賞作品】
戦国の雄武田信玄の次弟にして、“稀代の副将”として、同時代の戦国武将たちはもちろん、後代の歴史家の間でも評価の高い武将、武田典厩信繁。
永禄四年、武田信玄と強敵上杉輝虎とが雌雄を決する“第四次川中島合戦”に於いて討ち死にするはずだった彼は、家臣の必死の奮闘により、その命を拾う。
信繁の生存によって、甲斐武田家と日本が辿るべき歴史の流れは徐々にずれてゆく――。
この作品は、武田信繁というひとりの武将の生存によって、史実とは異なっていく戦国時代を書いた、大河if戦記である。
*ノベルアッププラス・小説家になろうにも、同内容の作品を掲載しております(一部差異あり)。
8
四方の海
歴史IF小説ですが、超人間や超兵器は出てきません。あくまでも歴史上実在した兵器を使って歴史をどう変えることができるのかを試みた小説です。架空の人物は、大瀬良一と広瀬 航。
この作品は2部構成です。
前半は史実に沿って、なぜ日本は戦争へ入っていったのかを陸軍を中心に描いています。
44話から、主人公「大瀬良一」が登場して、新たな日本の戦いを描いていきます。歴史を深く知りたい人は初めから、開戦までの流れを知っている方は44話からお読みください。
第一部 1話〜43話
1941年12月、日本は真珠湾攻撃によってアメリカとの戦争に突入した。華々しい戦果に国中が沸き立つ中、陸軍の異端児・大瀬良一だけは勝利の先にある国家の破滅を見据えていた。圧倒的な工業力と資源を持つアメリカとの長期戦は、日本の敗北に終わる――
第二部 44話から〜
1942年1月、田中新一失脚の余波の中で参謀部長に抜擢された大瀬は、石原莞爾と連携し、陸海軍の統合運用、編、科学技術重視への転換を推進する。同時に南方占領地では、単なる軍事支配ではなく将来的な独立を見据えた新秩序の構築を模索し始める。
戦線が拡大する中、大瀬は日本が生き残るための国家戦略を練り上げ、1942年3月、帝国の進むべき道を問う一大構想を動かし始める。これは戦争に勝つためではなく、日本という国家を未来へ存続させるための戦いの始まりであった。
9
悪役令嬢 玉藻前
彼女を「狐」と呼んだ。 その噂が、やがて本物の九尾を生んだ。
「きっと、狐なのよ」
化粧もせず、愛想も悪い。
それなのに雅仁親王から愛される少女・藻女は、いつしか宮中で「男を化かす狐」と呼ばれるようになっていた。
そんな彼女には、愛する家族と男、そしていつも自分を庇ってくれる親友がいた。
不器用ながらも、穏やかな日々は続いていく。
――そのはずだった。
ある日突然、藻女のすべてが崩れ始める。
誰が。
何のために。
そして、なぜ自分なのか。
これは一人の少女が――
後の世に「九尾の狐・玉藻前」と呼ばれるまでの物語。
※玉藻前伝説をモチーフに独自解釈・再構成したフィクションです。実在の人物・歴史上の出来事とは異なります。
※ 原案・設定・展開は、ニカオが制作し、本文の文章化にAIを使用。対話と修正を重ねて、仕上げています。
10
シャルロットとロシュフォール 〜貴族少女との離婚裁判〜
17世紀フランスを舞台にした、アレクサンドル・デュマ 三銃士に出てくるロシュフォール伯爵の若き頃の結婚、恋愛についてのストーリーです。
親に決められた貴族女子との結婚を戦略的に離婚に持ち込むという話です。
17世紀フランスでは、離婚は許されない。
婚姻無効で、未婚に戻せるかどうか・・
それが果たして、2人はの人生にとって悲劇なのか?
完結しました。今までありがとうございました。
2人の続編もありますので、ご興味あれば是非よろしくお願い致します。
会話劇形式・挿絵多め・短話連載です。
短編で始めましたが、気づいたら長編になってましたw
この物語は独自の創作、フィクションであり、実在の人物・団体とは一切関係ありません。
※表紙と挿絵はAIで作成しております。
11
【完結】水を生んだ女御
時は平安。
左大臣藤原顕光と村上天皇皇女・盛子内親王を両親に持つ元子は、誰もが認める美貌の姫だった。
しかし、その美しさとは裏腹に、自らの意思を表に出すことのない、人形のような娘でもあった。
その血筋と美貌を買われ、一条天皇の後宮へ入った元子は、やがて帝の寵愛を受ける。
承香殿を賜り、華やかな宮廷生活を送る。
だがある日、元子は「帝の御子を身ごもった」と信じるようになる。
周囲が戸惑い、噂し、嘲る中、彼女だけは疑わなかった。
やがて訪れた出産の日。
生まれたのは皇子ではなく――水だった。
世に「水を産んだ妃」と語り継がれた藤原元子。
後宮を追われた彼女に手を差し伸べたのは、当代随一の問題児と呼ばれた源頼定だった。
狂気だったのか。
それとも、ただひたすらに愛を求めただけだったのか。
平安の宮廷を騒がせた実在の女性・藤原元子の数奇な生涯を描く歴史小説。
12
三国志 ―正史群像―
飢えと疫病の村に、黄色い布を掛けた男たちがやって来る――「蒼い天は死んだ。次は黄色い天が立つ」。
正史(陳寿『三国志』と裴松之注)を土台に、黄巾の乱(一八四年)から晋の統一(二八〇年)までの約百年を、七部の歴史群像劇として描きます。
人は、何に仕えるのか。
土地か、人か、家か。土地に根を張る者は、主君ではなく土地に仕える。根を持たぬ者は、人に従って流れていく。やがて仕える先は個人から家へ移り、最後には、仕えるか仕えぬかという選び方そのものが問われます。
13
【完結】素腹の后
平安時代。
藤原家の姫君・藤原遵子には、人には見えぬ未来が見えていた。
もっとも本人は、その力を大してありがたいとも思っていない。
自分が子を産めないことも。
やがて后となることも。
なんとなく知っていた。
「なら、なるようになるのでしょう」
そんな調子である。
一方、若き円融天皇は違った。
藤原氏の思惑に振り回され、「中継ぎの天皇」と陰口を叩かれながらも、帝として国を守ろうと必死にもがいていた。
気負う帝と、肩の力の抜けた姫。
正反対の二人だったが、不思議と気が合った。
やがて遵子は皇子を産まぬまま后となる。
後の世に『素腹の后』と呼ばれた女性である。
子がいない。
だから何だというのだ。
これは、平安の宮廷で自分らしく生きた風変わりな后と、そんな彼女を誰よりも愛した天皇の物語。
14
極大戦艦大和
日本海軍は③計画において未曽有の巨大戦艦を建造した。表向きには45000トン、海軍内部には46㎝砲搭載艦と知らされていた。だが、1941年に太平洋を悠々と航行していたのは、それらの予想を大きく上回る”極大戦艦”であった…
15
ジャンヌ・ダルクがいなくなった後
オルレアンの乙女と呼ばれ、祖国フランスを救ったジャンヌ・ダルク。
彼女がいなくなった後のフランス王家
シャルル7世の真実の愛は誰のものだったのか…
シャルル7世の王妃マリー・ダンジューは
王家傍系のアンジュー公ルイ2世と妃アラゴン王フアン1世の娘、ヨランの長女として生まれ、何不自由なく皆に愛されて育った。
マリーは王位継承問題で荒れるフランス王家のため、又従兄弟となるシャルルと結婚する。それは紛れもない政略結婚であったが、マリーは初めて会った日から、シャルルを深く愛し、シャルルからも愛されていた。
『…それは、本当に…?』
今日も謎の声が彼女を追い詰める…
16
電子の帝国
少しだけ電子技術が早く技術が進歩した帝国はどのように戦うか
明治期の工業化が少し早く進展したおかげで、日本の電子技術や精密機械工業は順調に進歩した。世界規模の戦争に巻き込まれた日本は、そんな技術をもとにしてどんな戦いを繰り広げるのか? わずかに早くレーダーやコンピューターなどの電子機器が登場することにより、戦場の様相は大きく変わってゆく。
17
【R18・完結】鳳凰鳴けり~関白秀吉と茶々
時代小説「照葉輝く~静物語」のサイドストーリーです。
ほぼほぼR18ですので、お気をつけください。
秀吉と茶々の閨物語がメインです。
秀吉が茶々の心を開かせるまで。
歴史背景などは、それとなく踏まえていますが、基本妄想です。
短編集のような仕立てになっています
18
日本陸軍装甲騎兵団
日露戦役において、日本陸軍は騎兵の機動力こそやはり戦争の主役だと思い知った。ただ、10年後の第一次世界大戦の欧州戦線において戦車という新兵器が出現するとこの兵器と騎兵を合体させる”新たな機動戦力”の構築を模索。そして日本戦車の父である原乙未生は”騎兵戦車”を生み出し、”装甲騎兵団”を編成。陸軍はこの新たな戦力をもって戦争の渦中に突き進んでいく。
19
弔い菩薩、行基、第三話「呪殺ー沙宅萬首」
巨星・不比等の死後、皇親(天武帝)勢力を代表する長屋王と、外戚である藤原氏一族を代表する藤原兄弟との間で長く続く不仲は更に悪化、深刻化した、だが、天武皇孫長屋王は、不比等死んでなお、その影に怯えていた、あの狼のような眼で睨まれただけで、生きた心地がしなかったあの恐怖を想うと心は圧し潰された、或る夜、汚らしい呪術師が訪ねて来た、その呪術師の言に従うと、一つ一つ、長屋王の心は晴れ、人々は衆って来た、
20
無窮花《ムグンファ》咲く国
文禄元年(一五九二)。豊臣秀吉の命により、日本の大軍が朝鮮へ渡った。
滝川一益の子・七郎は、父から教わった鉄砲の技を頼りに、異国の戦場に立つ。傍らには、滝川家の旧臣・豊左衛門がいた。
華々しい戦功を求める武将たち。しかし、七郎が目にしたのは、飢えや病に苦しむ兵士たちと、戦火に故郷を追われた朝鮮の人々の姿だった。
平壌からの撤退、晋州城をめぐる攻防。戦いを重ねるうちに、七郎は父が決して語らなかった戦の現実を知っていく。
敵と呼ばれた者たちにも、守りたい家族があり、帰りたい故郷がある。
これは、勝者の武功をたたえる物語ではない。
戦乱の朝鮮を舞台に、国を隔てて生きる人々の苦悩と、その中でも失われなかった人間の尊厳を描く歴史小説。
21
太平洋の夢 第二巻 「海洋国家宣言」
【連載中】火・木・土・朝6時更新。(全20話)
国際連盟脱退を回避した日本。外交官・黒瀬の砲声のない戦争が始まる。
一九三三年、ジュネーブ。
日本は国際社会から孤立へ向かうはずだった。
その流れを変えようと、外交官・黒瀬誠一郎が書いた四つの提案が世界に示される。
ハワイの共同統治。
樺太の移譲と、ユダヤ民族のための新国家。
南洋委任統治への国際監視。
そして、北海道におけるアイヌ自治区。
だが、一枚の紙を書けば歴史が変わるほど、世界は単純ではない。
四つの提案は、それぞれ別々の机に置かれる。
アメリカは太平洋の将来を計算し、ソ連は樺太を値踏みする。海軍は石油と安全保障を考え、政治家たちは自らの立場と未来を見つめる。新聞は世論を動かし、ヨーロッパでは迫害を逃れた人々が、新たな行き先を求め始める。
黒瀬が描いた設計図は、誰かがそのまま実行するものではなかった。
松岡洋右は自分の外交として語り、堀悌吉は海軍の論理に置き換え、近衛文麿は別の時代を見据えて言葉を借りる。ミリアムは、国家の枠を越えて人と人を結ぶ。ソ連も、アメリカも、それぞれの利益のために紙を読み替えていく。
そして八年の歳月が流れる。
日本は大陸への関与を続け、世界ではドイツが膨張し、ヨーロッパで戦争が始まる。ベルリンでは硝子が砕け、十二万人が海と大陸を越えて樺太を目指し始める。アメリカとの緊張は次第に高まり、石油禁輸によって、日本の選択肢は急速に狭まっていく。
机上では、若い研究員たちが日本の戦争の結末を数字で予測していた。
海では、空母を中心とする大艦隊が出撃の時を待っていた。
一九四一年十二月。
ワシントンと東京、それぞれの机の上で、最後の交渉が始まる。
積み重ねられてきた紙。
その一枚一枚に記された判断。
そして、それを読む人間たちの思惑。
歴史は、一人の英雄の手で変わるのか。
それとも、人から人へ渡された小さな選択の連鎖が、巨大な流れそのものを変えてしまうのか。
『太平洋の夢』第二巻「海洋国家宣言」。
八年にわたる、外交と政治と人間の選択の果てに、太平洋はかつてない一日を迎える。
22
帝国空母打撃群
1922年に締結されたワシントン海軍軍縮条約において、日本海軍は赤城と加賀を空母に改装することは無く、新造空母を建造。また、軽巡洋艦なども水雷戦重視から航空戦重視に変更。世界初の”空母打撃群”を編成し英米に対してその牙を突き立てていく…
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≒今川義元 風雲繁盛記≒
逆行転生戦国物は、果たしてほっこりじんわり出来るのかという縛りプレイ挑戦中。
逆行転生による歴史改変。シュールセンチメンタリズムでお送りする残念人生救済路線。様々な人物が違う組み合わせで違う人生を。※ギャグ・おふざけ描写あり
竹千代は嬉しかった。自分より何倍もすごい人物が自分を褒めてくれるのだ。ここまでいっしょに来た持広爺も、今川の太守様は優れたお方ゆえ必ず竹千代を助けてくれようと、朝に晩に言っている。
「次は忠であるが…、これは信と共に合わせて話そう。耳の痛い話となるが、竹千代は負けずについてこれるか?」
「はい!竹千代は負けませぬ!」
意地っ張りな顔の強張りを浮かべる竹千代。その意地が仇となるのだが、と義元は感じたが、今は八徳を教えるのが先と話を進めた。
「うむ、されば申し聞かそう。忠とは、支え尽くす心。家臣に忠なくば、主もまた家臣には報いまい。そして信とは裏切らぬ心。これは主従の両方に必要なもの。儂はそなたの父と会うたこともなければ話した事もない。なれどそなたの父・清孝殿は信がなかった為に家臣に討たれ、家臣にも忠がなかったため清孝殿を襲ったのであろう」
竹千代は言葉もなくうなだれる。父のことを酷く言われるのが辛かった。その様子に気付いた義元が立つと、竹千代の元まで歩いてその肩に手をおいた。
「そなたは特に、この忠と信についてよく考えねばならぬ。なぜ父は家臣に討たれたのか。なぜ家臣は父を討ったのか。この答えは教わるのではなく、自分で探し出すもの。そしていつか答えが分かった時には、儂にもそっと、おしえてくれよ」
「はい…」
竹千代が答えると、義元は座っていた位置に戻った。
「…さて、残りは孝と悌であるが、このふたつも人をおもいやる心。孝とは老いた親を子が背負う姿。孝なくば、我が身も子供に捨てられよう」
「はい」
「そして悌も、弟に心をかけると書く。長兄嫡男だからと弟どもを疎かにすれば、たちまち家は乱れよう」
最後の悌に関しては、義元の耳が痛かった。
義元には兄達との思い出がほとんどない。ただ、兄弟子である雪斎がよくしてくれていたので、兄とはこういう者であろうとずっと思っていた。
しかし氏輝兄上と彦五郎兄上が死んでしまうと、兄である玄広恵探と争うことになってしまった。そのうえ碌に話せぬまま、二度と会えぬようになってしまったのだ。これに義元は、ずっと心を痛めていた。
(氏輝兄上、彦五郎兄上…)
義元は閉じた瞼の裏に、幼き日に見た兄達の姿を思い浮かべる。それは父・氏親の葬儀の日。しかし話しかけることはおろか近づくことさえ許されなかった。その時の義元は僧の一人として葬儀に加わっていた為だ。
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屍の上の王 ~信長が愛した女と、愛されたかった男~
信長が強く魅かれながらも時に恐れ、彼を残虐な王へと変容させた竹中半兵衛重治。信長が初めて愛し、最も激しく憎んだ叔母・つや。死を望みながら、信長に生きることを切望された兄・信広。強さと正義を求めた少年が、多くを奪い、より多くを失いながら、屍の上の王へと化すまでの物語。/母に愛されなかった少年・吉法師は、父と兄、そして美しい叔母・つやに見守られ成長するが、京から来た公家に凌辱されたことで心に深い傷を負う。報復として公家を殺害するが心は救われず、何の喜びも感じない。人を殺すことに無感覚な自分に恐怖すら覚えるが、織田家嫡男として大勢を殺し、殺させるのが宿命。なぜ殺すのか、戦うのか。迷いながらも、尊敬する父の様になりたいと武芸に励み、正義の意味を問い続ける信長。美濃に人質として嫁がされたつやを取り戻し、心のまま生きられる世を作ることが、己の目指す正義と定めるが、つやが父を愛し一夜を共にしたことを知り、その志は揺れる。父を超える存在にならねば、つやの前に再び立つことすら出来ない。尊敬していた父はいつしか、乗り越えるべき障壁として、信長の前に立ちふさがるようになった。
弟・信行との家督争いを制し、尾張全土を掌握。物心付いた頃から慕う兄・信広と共に、隣国駿河の今川義元も討ち果たした信長が、次に目指すのはつやのいる美濃。つやの夫を戦で討ち果たすが、落城を逃れたつやは行方知れず。その後も美濃攻略を進める信長は、美濃の軍師・竹中重治と出会う。彼の手引きによりつやは尾張へと戻るが、再会したつやが信長を受け入れることは無かった。父を愛しても、自分を愛してはくれない。信長は果たせぬ思いを、怒りに変えようとした。愛した女を憎むことも、殺すことも出来る。それほどに自分は強いのだと思いたかった。
正義を見失ったまま美濃を手に入れ、西を目指す信長。武の理想を追求する浅井長政と出会ったことで、戦の時代における「正義」と「強さ」の意味を改めて見つめ直し、天下への道を歩み始める。織田家に加わった重治の才能と美貌に惹かれつつ、底知れない闇を警戒する信長。しかし彼の進言に従い、つやを対武田の要衝・岩村へ再嫁させ、夫の暗殺に加担させることを決断。これは軍略と言うだけでなく、それが出来るほど自分は強いのだと証明するためでもあった。
重治は語る。「覇王と呼ばれることに臆さぬ者だけが、乱世を制し王となる。覇道を進む者は強くあらねばならない」。重治に導かれ、覇王への道を進む信長。その過程で長政を己の手で討つことになり、信長を本来の道へと引き戻そうとした兄・信広も戦の中で失う。絶望する信長に、再び重治は語る。「より多くの屍の山を築いた者が時代を制する。だから屍の上に立つ者は、その高さに見合う新時代を築く責務を負う」。誰よりも高き屍の山に一人立つ王へと変容した信長は、乱世の果てに何を見るのか。
25
葛飾北斎「蛸と海女」
葛飾北斎作、春画「蛸と海女」を題材に、蛸に犯される海女のお話。
26
強いられる賭け~脇坂安治軍記~
浅井家の配下である脇坂家は、永禄11年に勃発した観音寺合戦に、織田・浅井連合軍の一隊として参戦する。この戦を何とか生き延びた安治は、浅井家を見限り、織田方につくことを決めた。そんな折、羽柴秀吉が人を集めているという話を聞きつけ、早速、秀吉の元に向かい、秀吉から温かく迎えられる。
こうして、秀吉の家臣となった安治は、幾多の困難を乗り越えて、ついには淡路三万石の大名にまで出世する。
しかし、秀吉亡き後、石田三成と徳川家康の対立が決定的となった。秀吉からの恩に報い、石田方につくか、秀吉子飼いの武将が従った徳川方につくか、安治は決断を迫られることになる。
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総統戦記~転生!?アドルフ・ヒトラー~
21世紀の日本に生きる平凡な郵便局員、黒田泰年は配達中に突然の事故に見舞われる。
目覚めるとなんとそこは1942年のドイツ。自身の魂はあのアドルフ・ヒトラーに転生していた!?
黒田は持ち前の歴史知識を活かし、ドイツ総統として戦争指導に臨むが…。
果たして黒田=ヒトラーは崩壊の途上にあるドイツ帝国を救い、自らの運命を切り拓くことが出来るのか!?
更にはナチス、親衛隊の狂気の中ユダヤ人救済と言う使命も…。
お後姉妹作「零戦戦記」も。
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【R-18】大奥
語られなかった悲しい女の物語
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鬼切与力つなもり事件帖
時は江戸──火盗改方与力となった渡辺源一郎綱守は、前世の記憶と人ではない存在が見える目を持つ異端の侍。
父の与力としての職務を継ぎ、かの長谷川平蔵宣以の配下として挑むことになるのは、数々の奇妙な事件。
人と、あやかしの『あわい』の領域に立つ転生与力が、家伝の「鬼切」の影打ちを携え、江戸の闇を斬る──
※カクヨム、ハーメルン、なろうにもあげてます。
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戦国に死霊は舞う〜戦国×ゾンビ奇譚〜
天正八年(1580年)、九州は肥前国平戸に一隻の南蛮船が漂着した。その漂着船は、人の姿をした獣のように呻く化け物で溢れかえっていた。噛みつかれた者は同じ化け物と化す。化け物はたちまち数を増やし、当地の大名松浦家は瞬く間に消滅した。
頭に矢が刺さっても死なず、手足を斬り落としても痛がる素振りすら見せず、怪力無双にして狼のように敏捷な化け物――それを、九州三大勢力の一つ龍造寺家は『鬼』と呼んだ。当主・隆信は三万の討伐軍を派遣するが、呆気なく壊滅。鬼の群れは肥前を食い尽くし、大友や島津の領域に蔓延を始める。
生き残った龍造寺家の重臣・鍋島信生(なぶなり、後の直茂)は東に逃れ、仇敵である大友家に身を寄せ、大友の重臣・高橋紹運と共闘を図る。だが鬼の数は二十万に及び、九州の勢力では手がつけられなくなっていた。
信生は日本全国の大名から力を借りるため織田家に向かい、その重臣・惟任光秀の協力を得る。しかし、諸大名が簡単に手を取り合うことはできない。毛利・長宗我部・武田・北条・上杉・伊達……前代未聞の事態を前に、それぞれの思惑が絡まり合う。織田の重臣、光秀・秀吉・一益・勝家なども、それぞれに思うところがあるようだ。
共通の敵が現れた時、乱世の日本は一つになれるのか。信生は日本を束ね、九州を救うことができるのか。数多の戦国大名・武将が織りなす、全く異色の戦国仮想戦記・政治劇がここに始まる。
基本的に毎日一話更新します。お気に入りや感想など、励みになるのでどうぞよろしくお願いします。
31
幽世ノ華~おろく医者凌庵捕物診療録~
「死骸は嘘をつかぬ。嘘をつくのは、生ける人間だ。」ーー時に十六文の人情医者、時に死骸の声を聴く特異の検死官、時に破邪の剣を振るう孤高の剣豪。その正体は世に隠れた徳川の御曹司!?
薬草学と医学、そして一閃の剣で江戸の闇を切り裂く痛快時代ミステリー!
町奉行所の与力・近藤新太郎が戸を叩くのは、八丁堀の片隅に佇むちっぽけな診療所『天竜堂』。
そこに居を構えるのは、若き蘭学医・高柳凌庵だ。
嘗て日本中を揺るがした蘭学弾圧事件の凄惨な荒波を生き抜いた凌庵は、卓越した外科技術と薬草学の知識で、遺体が遺した微かな声なき証拠から真実を鮮やかに手繰り寄せていく。事件や病にはメスを振るい、許されざる悪には剣を振るう孤高の医師だ。
ただ静かな暮らしを望む凌庵だったが、彼には決して明かせぬ重大な秘密があった。
ーー将軍家の落とし胤ーー。雲上の民と市井の平民との、許されざる情愛の末に生まれた「禁断の公子」ながら、自身の体に流れる高貴な血筋を自ら捨てさり、己が信じる医道を突き進む宿命を背負った男・・・。
それが高柳凌庵と言う人物なのだ。
「上医は国を医す」
自信を育てた恩師の教えを胸に、凌庵は闇に埋もれた悍ましい事件と歪んだ陰謀に挑んでいく!
医学×剣術×推理!時代劇小説の垣根を超えた痛快エンターテインメント、ここに開幕!
※小説家になろう併催作品。
32
悪果忍侠伝
開府以来、急速に成長し肥大化を続ける江戸の黎明期。
拡大の一途を辿るこの地には、
善人も悪人も、物や銭、夢、野心……あらゆるものが流入していた。
文化とともに咲き誇るは悪の華。
その中には太平の世で行き場を無くした、
数多の忍びの者たちもまぎれ込んでいた。
光が強くなるほどに影は濃く深くなっていく。
華やかなりし日常の裏では、どす黒い欲望が渦を巻く。
それが明暦の大火を機に、いっきに溢れ出す。
魔都と化した江戸の闇で蠢く無法者たちの物語。
33
悪人の正義:黄巾のススメ
後漢末期――漢王朝は、腐りきっていた。
地主として村人から信頼され、困った者には金を貸し、病人がいれば薬を探し、飢えれば自ら食料を分け与える男がいた。
その名は、張角。
決して聖人ではない。
自分も土地を持ち、裕福な暮らしをしていた。
だが、目の前で苦しむ民を見捨てることだけはできなかった。
ところが、村人を苦しめていたのは、飢えや災害だけではなかった。
税を払えなければ利息を要求し、娘を「担保」として連れ去る役人。
育てた田畑を罰金と称して奪う者。
賄賂を受け取らなければ何一つ動かない役所。
訴えても、誰も助けてくれない。
弱い者は奪われ、強い者はさらに奪う。
正義を求めるほど、絶望だけが増えていく。
やがて張角は、民を救うために自ら金を作り、無利子・無催促で村人へ貸し始める。
病人を救い、飢えた者を助け、災害の際には自宅を避難所にした。
それでも役人は、張角の財産を奪った。
土地も、金も、すべて。
何もかも失った張角は、ついに決意する。
――ならば、この腐った世の中そのものを壊すしかない。
弟の張梁、張宝とともに立ち上がった瞬間、民衆の怒りは大陸全土へと燃え広がった。
黄色い布を掲げる者たち。
次々と蜂起する民衆。
そして、もはや誰にも制御できなくなっていく黄巾。
張角が望んだのは、略奪でも権力でもなかった。
だが、人々の怒りは彼の手を離れ、巨大な戦乱へと変貌していく。
「悪人には、悪人の正義がある」
これは、腐った時代に追い詰められた一人の地主が、なぜ逆賊となったのか。
そして黄巾の乱の後、歴史から姿を消した張角が、別人として生きることを選ぶ物語。
正義とは何なのか。
悪とは誰なのか。
答えは、あなた自身の目で見届けてほしい。
34
皇国の栄光
1929年に起こった世界恐慌。
日本はこの影響で不況に陥るが、大々的な植民地の開発や産業の重工業化によっていち早く不況から抜け出した。この功績を受け犬養毅首相は国民から熱烈に支持されていた。そして彼は社会改革と並行して秘密裏に軍備の拡張を開始していた。
激動の昭和時代。
皇国の行く末は旭日が輝く朝だろうか?
それとも47の星が照らす夜だろうか?
趣味の範囲で書いているので違うところもあると思います。
こんなことがあったらいいな程度で見ていただくと幸いです
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日本の運命を変えた天才少年-日本が世界一の帝国になる日-
――もしも、日本の運命を変える“少年”が現れたなら。
1941年、戦争の影が世界を覆うなか、日本に突如として現れた一人の少年――蒼月レイ。
わずか13歳の彼は、天才的な頭脳で、戦争そのものを再設計し、歴史を変え、英米独ソをも巻き込みながら、日本を敗戦の未来から救い出す。
だがその歩みは、同時に多くの敵を生み、命を狙われることも――。
これは、一人の少年の手で、世界一の帝国へと昇りつめた日本の物語。
希望と混乱の20世紀を超え、未来に語り継がれる“蒼き伝説”が、いま始まる。
※アルファポリス限定投稿
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生残の秀吉
秀吉が本能寺の変の知らせを受ける。秀吉は身の危険を感じ、急ぎ光秀を討つことを決意する。
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信長の野望 本能寺は変 〜泣き虫チキンな第六天魔王〜
織田信長は、戦国一の臆病者だった。
物心ついた頃から「いつ暗殺されるか」と怯え、虫一匹殺せない優しい子供だった。だが恐怖から逃げなかった――逃げられなかった。襲われても生き延びられるように、と狂ったように身体を鍛え抜いた。
恐怖が極限に達したとき、彼の中で何かが切り替わる。全身が冷や汗で濡れ、視界が白み、失神寸前になったその瞬間――生存スイッチが入る。人格は反転し、彼は何も恐れぬ狂戦士となって、敵を一人残らず薙ぎ倒す。
そして正気に戻れば、積み上がった死体の山の前で、声を上げて泣く。「殺すつもりなんてなかった」と。
その涙を、返り血を、叫びながら無双する姿を、家臣たちは「魔王の怒り」と誤解した。こうして、恐怖のカリスマ=第六天魔王・織田信長が誕生する。
暗殺者を遠ざけたくて買い集めた鉄砲は日本一のコレクションになり、銃弾を防ぐ南蛮胴欲しさの南蛮かぶれは「新時代の天才」と讃えられた。弱さと優しさと保身癖は、桶狭間で、美濃で、上洛で、比叡山で、ことごとく伝説へと誤訳され、彼は望まぬまま天下の階段を駆け上がってしまう。
人を斬るたびに泣き、罪悪感を積み上げながら――ただ、帰蝶と田舎で静かに畑を耕したいだけだったのに。
これは、戦国一のビビリが「ただの優しい人間」に戻りたくてもがく、笑って泣ける戦国物語。
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The Promised Peridot
名門海運商会の若き跡取りミゲル・ジョアンは、黄緑石(ペリドット)の如く澄んだ瞳を持つ少年。しかし10歳の春、屋敷を揺るがした凄惨な事件を機に、最愛の母を失ってしまいます。
傷心のジョアンは父に伴われ、極東の日本・長崎へ。そこで目にしたのは、幕府による苛烈なキリスト教弾圧と、南蛮人追放令の非情な現実でした。
祖国を追われる船上で、ある日本人女性が命と引き換えに産み落とした名もなき女児。父はその命を救うため、莫大な富を投じて「己の実子」として身分を偽装し、幼き妹マリアとしてポルトガルへ連れ帰ることを決意します。
やがて父を異国の地で亡くし、わずか十代で巨大商会の総領となったジョアン。
「この子だけは、何があっても守り抜く」
冷酷な身分社会や差別、王宮の陰謀が渦巻く中、ジョアンはマリアを慈しみ、やがてその庇護欲は深く静かな執着へと姿を変えていきます。
しかし――彼女を救うために遺された「実の兄妹」という父の偽りの公文書こそが、厳格なカトリックの教会法の下、二人の未来を縛りつける逃れられない軛(くびき)となって立ちはだかるのでした。
壮大な世界情勢のうねりに翻弄される、美しくも切ない歴史大河ロマンをぜひお楽しみください。
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本編連載:毎週金曜日 20:00 更新
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『道の果てまで相棒と』〜故郷を失った鍛冶師シグルドと、帰る場所を持たない女剣士ウルフヒルドの旅〜
デーン人の襲撃が始まった9世紀初頭の北エルベ地方。
故郷と家族を失い、旅する鍛冶師シグルドは、村の酒場で強くて真っ直ぐな性格の女剣士ウルフヒルドと出会った。二人は村々を巡り、化け物と戦い、飯を食い、人々と出会う。失ったものを抱え、それでも誰かと生きていけるのか...二人の旅と再生の物語。扉絵は主人公二人のイメージで、自作の人力絵です。誤字の確認等にAIを使用。
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狼に囚われた姫君(大人向け)
大老・井伊直弼の姫であるすみれ。
近藤勇の養い子になったすみれを待っていたものは、新選組隊士に体を弄ばれる日々でした。
各章にだいたい性描写があります。
待ち受ける運命はハッピーエンドか? 悲恋バッドエンドか?
井伊直弼がすみれを近藤勇に託した真の理由とは……⁈
特殊設定はありますが、ほぼ史実沿いにストーリーが進みます。
細かな差異はお許しください
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