歴史・時代 小説一覧

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赤い花なら曼殊沙華

新吉は、幼いころに故郷を離れ、縁あって世話になった呉服屋で手代にまで出世する。 そこの一人娘・お菊の婿にしようかと話が出ていいた矢先、店が火事になり残された二人は離れ離れになる。 そして時が流れる。 新吉は、あの時の約束を果たすためお菊を探し求める。 だが二人には過酷な運命が待っていた。約束の橋に咲いた花は、二人を優しく迎えてくれるであろうか。
歴史・時代 完結 短編
感想数 0 文字数 29,285 最終更新日 2026.05.30 登録日 2026.05.30
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ペイバックタイム 特攻拒否の天才詐欺師

1945年、沖縄。特攻を拒否した懲罰部隊に配属された天才詐欺師と、東大卒の堅物大尉。絶対死の全機特攻を命じられた彼らが、国を騙して全員で生き残るため、一世一代の詐欺計画に挑む。「おい、俺たちの命を勝手にチップにしやがった国の裏をかく、最高のイカサマを教えてやるよ 死にたくないやつはついて来な」凸凹コンビの人生最大の賭けが今、始まる
歴史・時代 連載中 長編
感想数 0 文字数 7,826 最終更新日 2026.05.30 登録日 2026.05.30
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諏訪野瀬懲罰飛行隊

大戦末期、トカラ列島に位置する諏訪野瀬島の急造陸海軍混成航空基地。沖縄方面から本土へ来襲する米軍機動部隊の艦載機を迎え撃つ要衝でありながら軍旗違反を犯した荒くれ者ばかりが集まる懲罰部隊が置かれる そこに飛ばされた搭乗員の機体には罪状に応じた白線が引かれる 罪人飛行隊の戦いとは
歴史・時代 連載中 長編
感想数 0 文字数 12,866 最終更新日 2026.05.30 登録日 2026.05.29
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護り抜いた

護り抜いた
三次の話し。
歴史・時代 完結 短編
感想数 0 文字数 2,771 最終更新日 2026.05.30 登録日 2026.05.30
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水戸藩御前仕合

水戸藩御前仕合
二人の達人技にて
歴史・時代 完結 短編
感想数 0 文字数 2,049 最終更新日 2026.05.29 登録日 2026.05.29
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『容保 ― 会津という運命 ―

第一の問い 「忠義とは何か」 幕府か。 帝か。 藩か。 民か。 何に忠義を尽くすのか。 第二の問い 「守るとは何か」 京都を守る。 徳川を守る。 会津を守る。 家臣を守る。 しかし、 何一つ守りきれない。 最終の問い 「私は間違っていたのか」 ここが老年編。 ものすごく強い。 老人となった容保。 白虎隊の墓前。 「お前たちは死んだ」 「私は生き残った」 「それでよかったのか」 この問いを 最後まで引っ張る。 この主人公の強さ 読者が単純に 「容保かわいそう」 では終わらない。 読後感が、 「もし自分が殿だったら」 「何が正解だったのか」
歴史・時代 連載中 長編 R15
感想数 0 文字数 21,449 最終更新日 2026.05.29 登録日 2026.05.22
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浮世の隠密:北斎「富嶽」の地政学

浮世の隠密:北斎「富嶽」の地政学
​「世の中は、三割の嘘と、七割の理(ことわり)でできている」 ​江戸・本所のあばら家で、老絵師・葛飾北斎は、雀の骨格や荷車の沈み込みを執拗にスケッチしていた。それは単なる写生ではない。江戸に流入する物資の総量から「幕府の動脈」を読み解く、数理的な観測であった。 ​折しも、異国の黒船という脅威が迫る中、北斎は幕府の諜報を司る「妖怪」鳥居耀蔵から密命を受ける。それは、富士山を絶対定点(ゼロ・ポイント)とし、日本全土の射程や潮流、防衛の死角を風景画に偽装して記録する、究極の兵法図——**『富嶽三十六景』**の作成だった。 ​北斎は名を**「為一(いいつ)」**と改め、九十一度目の脱皮を遂げる。光と影の暗号を操る娘・応為とともに、江戸という檻を抜けた老隠密。行く手を阻む薩摩の密偵や異国の影を、幾何学に裏打ちされた筆技で切り捨てながら、彼は東海道を西へと進む。 ​箱根の険を越え、相模の荒れ狂う海を前にしたとき、ついに伝説の一筆が振るわれる。それは、後に世界を震撼させる『神奈川沖浪裏』が、この国の**「絶対防衛境界線」**として定義された瞬間であった。芸術という名の欺瞞を纏った、老天才の孤独な戦争が幕を開ける。 ※本作はAIのを補助的に使用し作成しています。
歴史・時代 連載中 長編
感想数 0 文字数 106,612 最終更新日 2026.05.29 登録日 2026.05.01
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播磨守江戸人情小話 心の帰郷

 南町奉行池田播磨守頼方(いけだはりまのかみよりまさ)が下す裁断についての、江戸市民たちの評判がすこぶる良い。大見得を切って正義を振りかざすような派手さは無いのだが、胸にジンと染みる温情をサラリと加える加減が玄人好みなのだと、うるさ型の江戸っ子たちはいう。  このままの評判が続くようであれば、大岡越前や遠山の金さんの裁断と並ぶ名裁断として後世後々まで語り継がれるかも知れない。  あるいは、そうでないかも知れない。  快楽の聖地である吉原の大門で男が死んでいた。農村などから娘を買って、遊郭に売る事を商売としている市松だ。市松を殺したと思われるのは老舗呉服問屋「大磯屋」の仕立て職人である住吉だ。  奉行所が市松と住吉の接点を探ると、市松に吉原へ売られて来た遊女が浮かんできた。事故で頭を打ったらしく記憶を無くした女だ。  この女は、住吉とはどういう関係なのか。市松が殺された事とどう関わっているのか。そして、この殺しの裁きを、播磨守はどうするのか。
歴史・時代 連載中 長編
感想数 0 文字数 26,487 最終更新日 2026.05.29 登録日 2026.03.29
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人面獣心の器(うつわ) ――愚者を演じた少年 小早川秀秋

人面獣心の器(うつわ)  ――愚者を演じた少年 小早川秀秋
「人面獣心」と呼ばれた十九歳の少年。 その完璧な裏切りは、たった一人の父親に捧げる、命がけの筋書きだった。 関ヶ原で「裏切り者」「人面獣心」と蔑まれた小早川秀秋は、本当にその評価のとおりの人物だったのだろうか。 幼き日より「豊臣の未来」として持ち上げられながらも、秀頼の誕生によって立場を失い、やがて外に養子として出されることになった金吾(秀秋)。彼の立場は常に他者の欲と打算、政治の論理によって揺さぶられ続けるものだった。 そんな中で出会った小早川隆景、そして自らが結果として追い出すこととなった秀包。彼らとの関わりが、金吾の価値観を静かに変えていく。 朝鮮出兵での激闘後、不遇の時を経て、関ヶ原の戦いにおいて彼は歴史を大きく動かす決断を下すことになる。しかしその行為は、勝者からも敗者からも理解されることなく、「裏切り」という一言で切り捨てられてしまう。 秀秋(金吾)が終生胸に抱き続けた信念とは何だったのか。そして彼が守ろうとしたものは、歴史の中でいかに歪められていったのか――その真実を描く。
歴史・時代 完結 短編
感想数 0 文字数 28,488 最終更新日 2026.05.29 登録日 2026.05.29
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亡き少女のための

亡き少女のための
マタ・ハリ。 失った輝きを再び掴もうとした女。宝石と虚飾、欲望と視線の中を咲き続けた短い生涯。
歴史・時代 完結 ショートショート
感想数 0 文字数 3,694 最終更新日 2026.05.29 登録日 2026.05.29
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失われた均衡 ― オッペンハイマー不在の核の世界

もし、原爆をアメリカより先にドイツが開発していたら――  1942年10月15日、雨の峠道で一台の車が転落した。  その事故で亡くなったのは、後に「原爆の父」と呼ばれるはずだった物理学者J・ロバート・オッペンハイマー。  彼の死により、米国の原爆開発は迷走。一方、ナチス・ドイツと大日本帝国は、密かに核開発に成功する。沖縄で、ロンドンで、人類史上初の原爆が炸裂する。  勝者は枢軸国。だが彼らが手にしたのは、死の灰に覆われた世界だった。  これは、たった一人の科学者の不在が変えてしまった、もう一つの第二次世界大戦の物語。 「もし、あの時、彼が生きていたら――」  歴史のifが導く、戦慄と希望の仮想戦記。
歴史・時代 連載中 長編
感想数 0 文字数 81,686 最終更新日 2026.05.29 登録日 2026.05.07
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食通になりやす

食通になりやす
大工見習いがぁ〜
歴史・時代 完結 短編
感想数 0 文字数 2,307 最終更新日 2026.05.29 登録日 2026.05.29
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ざくろのうてな

ざくろのうてな
長屋住まいの女寡・お豊は、夜ごと響く赤子の泣き声に導かれ、荒れ屋敷で美しい女・田鶴と赤子・千代に出会う。食事と乳を与え、心通わせるお豊だったが、田鶴の正体は、夫に命を奪われた武家の奥方。その身体に住み着くのは鬼子母神。神隠し騒動の裏で、鬼子母神は因果に応報を為し、田鶴は復讐を遂げる。残された赤子を託されたお豊が知る、命の継承と絆の奇跡——人情と怨念が交錯する、江戸人情怪異譚。
歴史・時代 連載中 短編
感想数 0 文字数 512 最終更新日 2026.05.29 登録日 2026.05.29
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西郷隆盛と白鳥温泉「地獄」の蒸気

西郷隆盛が、二度の島流しの中で、悟り、白鳥温泉で、大久保利通への思いを馳せた情景を描きたかったです。めっちゃ短編です。
歴史・時代 連載中 短編
感想数 0 文字数 12,776 最終更新日 2026.05.28 登録日 2026.05.28
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骨董屋弥吉

骨董商を営む弥吉は、あちこちをめぐっては珍しい品を仕入れ、その道の酔狂な道楽に売りさばいている。 今日も弥吉の大の得意先、さる藩の家老の家で品物を広げては、家老の気を引こうと熱弁をふるっていた。 この家老は、若い時は切れ者で通っていたようだが、最近は年のせいかいくらか判断能力が劣ってきたのかもしれない。弥吉が持ち込んだ『珍品』をいい値で買い込むこともしばしば。 概してこのような好事家は、一般の人は見向きもしない物、特に『掘り出し物』という言葉に興味を惹かれるようだ。 さて、今日は弥吉からどんな品を買わされるのか。 弥吉が買い集めた商売の品は、濡れ手に粟の儲けにつながるか、はたまた? それで、これは時代小説なのだろうか、コメディかもしれない。
歴史・時代 完結 長編
感想数 0 文字数 133,768 最終更新日 2026.05.28 登録日 2026.05.06
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永代橋が西陽に染まるとき

江戸時代中頃、徳川七代将軍家継の生母に仕える大奥の御年寄・江島は、主人の名代として徳川家の菩提寺である上野寛永寺から芝の増上寺へ墓参りに赴いた。その帰り、芝居を見物し、そこで帰城することなく役者を招いて茶屋で宴会を開く。そして大奥の門限に遅れる。この件が露見すると規律の乱れが問題視され、関係者が大勢処罰された。 これが「江島生島事件」として残されているという。 この物語は、この事件からヒントを得て創作したもので、実際の事件、人物とは無関係で架空のものであります。
歴史・時代 完結 長編
感想数 0 文字数 44,264 最終更新日 2026.05.28 登録日 2026.05.25
297

甲賀の少年

甲賀の少年
救われた少年が、最初に望んだものは祈りではなく、火縄銃だった。
歴史・時代 完結 短編
感想数 0 文字数 11,797 最終更新日 2026.05.28 登録日 2026.05.28
298

羽衣天女伝説

羽衣天女伝説
うおりゃぁぁ〜と・・!
歴史・時代 完結 短編
感想数 0 文字数 1,775 最終更新日 2026.05.28 登録日 2026.05.28
299

電子の帝国

電子の帝国
少しだけ電子技術が早く技術が進歩した帝国はどのように戦うか 明治期の工業化が少し早く進展したおかげで、日本の電子技術や精密機械工業は順調に進歩した。世界規模の戦争に巻き込まれた日本は、そんな技術をもとにしてどんな戦いを繰り広げるのか? わずかに早くレーダーやコンピューターなどの電子機器が登場することにより、戦場の様相は大きく変わってゆく。
歴史・時代 連載中 長編
感想数 2 文字数 1,229,837 最終更新日 2026.05.28 登録日 2025.04.02
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黒潮の舳

黒潮の舳
藤原純友の物語です。 ※不定期更新です。
歴史・時代 連載中 ショートショート
感想数 0 文字数 5,709 最終更新日 2026.05.28 登録日 2026.05.21
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春駒雨に啼く

時は室町時代。 鎌倉公方・足利持氏の子、春王丸に仕えることとなった少年・番作は、美しく聡明な主君に深く心酔していく。 だが、将軍家と鎌倉府、関東管領上杉家の対立は激化し、やがて鎌倉は戦乱へと突入する。 主君を守るため命を懸ける番作。 結城合戦に散った少年たちの忠義と滅び、そして『南総里見八犬伝』へと繋がる伝説を描く室町戦記。 登場人物 犬塚(大塚)番作 主人公。春王丸の小姓となる少年。武芸と才覚に優れ、主君に深い忠誠を捧げる。 足利春王丸 鎌倉公方・足利持氏の次男。美しく聡明な少年で、多くの武士たちの希望となる。 大塚将作 番作の父で足利持氏の近習。武士としての忠義に厚く、番作と春王丸を支え続ける。
歴史・時代 連載中 短編
感想数 0 文字数 13,380 最終更新日 2026.05.28 登録日 2026.05.28
302

天狗の残り香

ここは何処? 俺は今いくつだっけ?  武田金次郎はかつて天狗党の一員として京を目指していた頃を思い出すが……
歴史・時代 完結 短編
感想数 0 文字数 10,421 最終更新日 2026.05.27 登録日 2026.05.27
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花は千歳に咲き誇る 土方歳三異譚

「……本当なら、叶わない想いのまま、墓場へ持っていくつもりだったのに」 彼女の存在も。 そして、彼女へのこの想いも……。 新選組からの離脱を余儀なくされ、床に臥す沖田総司はこれまでのことを思い出していた。 あの人と初めて出会った日、女性であることを知った日。 そして、あの人への想いに気づいた日のことを……。 ※「もしも土方歳三が女性だったら」というこの作品独自の「もしも設定」があります。 ※「沖田総司」と「もしも土方歳三が女性だったら」という設定の土方歳三との「恋愛要素がある作品」になります。苦手な方はご注意ください。
歴史・時代 完結 長編
文字数 86,699 最終更新日 2026.05.27 登録日 2026.05.20
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未完成のペルソナ

未完成のペルソナ
1980年代末、バブル景気の熱気に包まれた日本。人々はネオンの下で愛を語り、テレビの中のアイドルを見つめながら、この華やかな時代が永遠に続くと信じていた。 宮本明日香は、そんな時代の真ん中を生きる女性だった。華やかな美貌と、人の視線や感情を読む才能によって雑誌モデルとして注目を集めた彼女は、やがて気づいてしまう。人々が愛しているのは、本当の感情ではなく、“自分たちが見たいと思うイメージ”なのだということを。 一方、国民的アイドル・桜木夢子は、完璧な笑顔と清純なイメージの裏側で、自身の欲望と不安を隠しながら生きていた。誰よりも愛される存在でありながら、同時に誰よりも「選ばれなくなる瞬間」を恐れている人間でもあった。 京都の名門旅館の跡取り・藤原義則との出会いをきっかけに、明日香は上流階級の世界、そしてバブル時代の華やかな裏側へと少しずつ足を踏み入れていく。銀座のクラブ、政財界の接待文化、女性のイメージが消費される世界の中で、彼女は次第に「人々が求める顔」を完璧に演じるようになっていく。 『未完成のペルソナ』は、バブル時代の日本を舞台に、愛されるために仮面を被り続けた人々、消費される欲望、そして華やかさの裏側に残された空虚さを描く群像劇である。
歴史・時代 連載中 長編 R15
感想数 0 文字数 4,488 最終更新日 2026.05.27 登録日 2026.05.27
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蒼空に舞う ~御庭番青春抄~

忍者というものは、江戸の世になってほとんど意味を失ったと言われる。徳川が実現させた泰平には、もはや必要なかった。 けれど、本当にそうだったのだろうか?江戸にも、命を賭して「忍ぶ」者は存在したはずだ。 彼らの名を、「御庭番」という。 江戸幕府8代将軍徳川吉宗は、紀州からの旅路に伴ってきた者たちを選び、御庭番の職を与えた。彼らは決して目立つことなく、されどすべてを隠すこともなく、江戸のため徳川のため、そして自分の未来のために生きていた。 そのうちの1人、藤浦真鈴。彼女もまた、花の江戸で忍ぶ者としての矜持を抱いた。強くありたいと願う意志の裏にあるのは、幼き日の記憶と、自分自身への消えない疑問。そして真鈴を支える者たちも、それぞれに守りたいものがあった…。 江戸を舞台に、剣に生きることを選んだ少女の成長を描く青春時代小説。
歴史・時代 連載中 長編
感想数 0 文字数 25,098 最終更新日 2026.05.27 登録日 2025.12.26
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くらや物語

くらや物語
 蔵屋家は白鳳・飛鳥時代から続く豪族であり、その権勢は備後地域一帯を支配し領土としての荘園を持っていたのである。    小説『くらや物語』の始まりである。  この小説は史実に基づく作品です。  物語は筆者である蔵屋日唱が脚色を加わています。  最近は異世界転生関連の作品が多くなりました。  そんな中、日本の古代史と言える歴史小説も面白いと思い立ち執筆するものです。  幸い、このくらや物語は私のご先祖の話なので、非常に執筆し易い。    この作品は第12回歴史時代小説大賞のエントリー作品です。  どうか、沢山の皆様にお読み頂き、この作品を応援して下さいますようお願い申し上げます。  どうか最後まで、お楽しみ下さい。  令和八年五月二十六日  蔵屋日唱  (自宅書斎にて)  
歴史・時代 連載中 短編
感想数 0 文字数 1,956 最終更新日 2026.05.26 登録日 2026.05.26
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新説・江戸将棋無残絵巻

新説・江戸将棋無残絵巻
深川の八幡宮で宮司見習いを務める九条と、幼き日の神輿蔵火災のトラウマから、天才的な将棋の才能を心に封印してしまった美少女・菊。孤立無援の二人のもとに、向島の豪商・覆面魔王と自称する人物から、黄金五百両を賭けた盤上勝負の招待状が届く。 ​嵐の吹き荒れる隅田川を渡り、巴屋の豪華絢爛たる下屋敷「漣翠荘」へと足を踏み入れた二人を待ち受けていたのは、金と欲の泥に塗れた、尋常ならざる訳ありの男女たちだった。 極貧に喘ぐ武士夫婦、博打で身を持ち崩した彫金師とその妹、借財に追われる浪人とその可憐な許嫁。九条を除いた彼らは全員、あの忌まわしい火災の夜の記憶を共有する、同じ寺子屋で、ほんの数日将棋学校に通う者たちであった。さらにその座には、男女の業をねっとりとした視線で見つめ、画帳に炭を走らせる謎の天才絵師・東洲斎写楽の姿もあった。 ​屋敷の特別室には覆面の主催者が「誰にも邪魔されぬ敗者のための完璧な部屋」と呼んで不敵に笑う。将棋大会の勝者には大金が与えられ、敗者には、特別室で浮世絵の題材になることが科せられる。ただの浮世絵の題材ではなくその特別室は危な絵が描かれていたのだ。 日本刀で自らの腹を召した淒惨な男の骸。そして、その男の目の前で、この世のものとは思えぬ秘薬と道具によって陵辱し尽くされ、絶頂の果てに吊るされた女の骸。 ​ 天井裏の狭い隙間に身を潜め、血生臭い地獄の嬌声と肉体の交わりを五感で知ってしまった九条と菊は、恐怖のなかで底なしの背徳的快楽へと突き動かされていく。謎深き巴屋の真の狙いとは、そして写楽が隠し持つ妖艶な秘密とは何か。盤上の駒のように狂わされていく人間たちの、血と淫靡に染まった歴史時代小説。
歴史・時代 連載中 長編 R15
感想数 0 文字数 7,561 最終更新日 2026.05.26 登録日 2026.05.24
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海月の骨

海月の骨
藤原隆家は夢を見ていた。 栄華に満ちていた日々、そして没落してしまった日々。 その記憶を、まるで絵巻物のように何者かに見せられているのだ。 中宮定子の華と、清少納言の才気によって後宮が光り輝いていた頃――。 父である関白道隆もまた権勢を誇り、隆家は兄の伊周とともに出世していくが、 定子に扇を献上したことをきっかけに転落する。 時が過ぎ、新天地の大宰府に刀伊が来襲すると、隆家は初めて「己が為すべき天命」 に気づくのだった。 手に負えない荒くれ者――〝さがな者〟と呼ばれた隆家は、短慮ゆえに 一族の没落を招き、道長の台頭を許した。 その一方で、国を揺るがす対外危機に敢然と立ち向かい、撃退した有能な指揮官でもある。 〝さがな者〟隆家は「中関白家」を没落させた愚か者か、はたまた救国の英雄か……? 平安貴族の異端児――藤原隆家の〝光と影〟を描き出す。 【第12回歴史・時代小説大賞】にエントリーしています。 ※表紙絵は「イラストAC」様からお借りしました。
歴史・時代 完結 短編
感想数 0 文字数 29,731 最終更新日 2026.05.26 登録日 2026.05.25
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わたしの若様

わたしの若様
遊廓に売られそうになった少女・早苗は上京し、偶然、名家の御曹司・帝大生である大椿勝彦に助けられる。勝彦は、早苗の亡父がかつて溺れた自分を救った恩人であることを知り、早苗とその遊廓に売られた姉たちを救うと決意する。 勝彦は父の化粧品会社の経営に乗り出しますが、これにより解雇された元社長の妻・エミの恨みを買い、百貨店でエミに襲われます。早苗は勝彦を庇ってナイフで刺され重体に陥る。 回復した早苗は勝彦への負い目から彼の屋敷でメイドとして働くことになり、密かに恋心を抱き続ける。
歴史・時代 完結 長編
感想数 0 文字数 106,922 最終更新日 2026.05.25 登録日 2026.05.12
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蔦薫る水の大地 ~明治女学生夢鏡~

蔦薫る水の大地 ~明治女学生夢鏡~
父親から届いた縁談の手紙に、彼女は思い悩んでいた。 ――女性の道って、本当にそれだけなのだろうか。 教師を目指す友人や、恋に輝く友人、また農場勤めの青年との交流を通して、彼女は自分の道を探していく。そして那須疏水にまつわる出来事をきっかけに、彼女の夢は、冴えた輪郭を得るのだった。 ※この作品はフィクションです。実在の人物・団体・事件などには一切関係ありません。 ※こちらは約30000字の短編になります。
歴史・時代 完結 短編
感想数 0 文字数 30,676 最終更新日 2026.05.25 登録日 2026.05.08
311

上方びいどろ

上方びいどろ
 今は昔、暴れん坊の姫がおりまして。  破局から始まる時代劇。時は元禄、京で生まれた公家の三女、瑠璃(るり)姫は大坂道頓堀で、歌舞伎役者や花街のお兄さんお姐さんの細工物を細々と作りながら裏ではくノ一として暴れている。その瑠璃にぐいぐい迫る江戸から赴任してきた同心のふりをした与力の百沙衛門(ももざえもん)二人を取り巻く温かい周りの大人たちと一匹のトラ猫が恋の行方を見守ります。  老中の配下でもある瑠璃姫は、紫の十手を隠し持ち、浪速で出会った事件を追って東海道を江戸へ、さらに奥州街道の入口へと向かうことになります。  元禄時代の京都や大阪を舞台にしますが、史実や事実、関西弁(ほんとうにむずかしい)の違和感には目をつぶってください。宜しくお願いします。  間取りの作成には〈マイホームデザイナー〉を使っていますが、建築とかは素人のですので!ご了承ください!
歴史・時代 連載中 長編 R15
感想数 1 文字数 221,177 最終更新日 2026.05.25 登録日 2025.04.27
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私たちはただ、間違った時代に生まれてしまっただけだ。

私たちはただ、間違った時代に生まれてしまっただけだ。
生まれてからずっと、この世界がどれほど素晴らしいものなのか、つい最近になってようやく気づいたって知ってた?私、姫子は、巫女として、つまり神様の器として育てられた。でも、あのピンク髪の少女に出会うまでは、普通の人間として生きたことなんて一度もなかった。運命が私を導き、人生の真の意味を知ることになったの。
歴史・時代 完結 ショートショート
感想数 0 文字数 80,238 最終更新日 2026.05.25 登録日 2026.05.25
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出入り料理人惣八の、季節事件簿

時は享保。江戸は将軍吉宗の時代。 神田須田町に住む料理人の惣八は、その時々で方々の大名屋敷や料亭に出入りをしていた。 ホトトギスが鳴く時分、今年も例年通り尾張藩中屋敷で梅の仕込みをしていた惣八は、ふと、今年の梅の異常に気付く……。
歴史・時代 連載中 短編
感想数 0 文字数 24,550 最終更新日 2026.05.25 登録日 2026.05.22
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翠松公主伝

翠松公主伝
北宋徽宗(趙佶)皇帝の御代、1人の公主がいた。名は翠松(すいしょう)、何不自由のない、守られた日々を送っていた。 北宋末期過酷な時代に中、運命を自ら切り開いていく歴史改変の物語である。
歴史・時代 完結 長編 R15
感想数 0 文字数 51,035 最終更新日 2026.05.25 登録日 2026.05.06
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ペンを銃に替えて

1943年、第二次世界大戦真っ只中の日本。 開戦初期の熱狂は失われ、戦局は静かに崩れ始めていた。 南方戦線へ送られた青年・西田は、戦争の現実と、自らの無力さを知っていく。 短めの短編です
歴史・時代 完結 短編
感想数 0 文字数 7,877 最終更新日 2026.05.25 登録日 2026.05.25
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流れ雲

夫を殺され、義理弟と仇討に出た女性の物語
歴史・時代 完結 ショートショート
感想数 1 文字数 2,377 最終更新日 2026.05.25 登録日 2026.05.25
317
感想数 0 文字数 2,863 最終更新日 2026.05.25 登録日 2026.05.25
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縁(えにし)の仕掛け人「影絵座」  江戸でセレンディピティを企む秘密のチーム

縁(えにし)の仕掛け人「影絵座」  江戸でセレンディピティを企む秘密のチーム
江戸で起きる偶然は、本当にただの「偶然」だろうか――。 「二人は永遠に捨て去るものの代わりに、再び手にすることができるものについて考えている。颯太はそう思った」。 文政の江戸。セレンディピティを売る者たちがいた。 「図面師」:全体のシナリオを描く設計士/「配置屋」:現場の環境を整える。現場監督/「演者」:偶然を演出する役者/「台帳方」:お告げをもたらす最高機関ーー。チーム戦で、人々の出会いを演出する秘密組織「影絵座」 神田明神の絵馬を密かに読み、選ばれた願いだけを叶える裏稼業。 彼らは魔法を使わない。ただ、偶然に見せかけた必然を、人知れず仕組む。 今回の案件は、幼い少女の一行だった。 「父様と母様を会わせてください」。 父は三宅島の流人。江戸にいる母の命はあと一週間。 「どうやって会わせる?」 ー不可能を、偶然の形で届けるために、お凛、颯太、伝蔵らのチームが江戸を駆ける。
歴史・時代 完結 短編
感想数 0 文字数 19,917 最終更新日 2026.05.25 登録日 2026.05.24
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田楽屋のぶの店先日記~深川人情事件帖~

田楽屋のぶの店先日記~深川人情事件帖~
旧題:田楽屋のぶの店先日記〜殿ちびちゃん参るの巻〜 わけあり夫婦のところに、わけあり子どもがやってきた!? 冨岡八幡宮の門前町で田楽屋を営む「のぶ」と亭主「安居晃之進」は、奇妙な駆け落ちをして一緒になったわけあり夫婦である。 あれから三年、子ができないこと以外は順調だ。 でもある日、晃之進が見知らぬ幼子「朔太郎」を、連れて帰ってきたからさあ、大変! 『これおかみ、わしに気安くさわるでない』 なんだか殿っぽい喋り方のこの子は何者? もしかして、晃之進の…? 心穏やかではいられないながらも、一生懸命面倒をみるのぶに朔太郎も心を開くようになる。 『うふふ。わし、かかさまの抱っこだいすきじゃ』 そのうちにのぶは彼の尋常じゃない能力に気がついて…? 近所から『殿ちびちゃん』と呼ばれるようになった朔太郎とともに、田楽屋の店先で次々に起こる事件を解決する。 亭主との関係 子どもたちを振り回す理不尽な出来事に対する怒り 友人への複雑な思い たくさんの出来事を乗り越えた先に、のぶが辿り着いた答えは…? ※田楽屋を営む主人公が、わけありで預かることになった朔太郎と、次々と起こる事件を解決する物語です! アルファポリス文庫より発売中です! よろしくお願いします〜 ⭐︎ ⭐︎ ⭐︎ ⭐︎ 2025.9〜 第二幕 『殿ちびちゃん寺子屋へ行く!の巻』の連載をスタートします〜! 七つになった朔太郎と、やんちゃな彼に振り回されながら母として成長するのぶの店先日記をよろしくお願いします! 2巻もアルファポリス文庫から発売中です〜! ⭐︎ ⭐︎ ⭐︎ ⭐︎ 2026.5〜 第三幕 『田楽屋にライバルが!?の巻』の連載をスタートします〜! 10歳になった朔太郎とのぶに突如訪れたハプニング! 田楽屋の真向かいに新しい田楽屋がオープンして…? いつものメンバーが、わーわー言い合いながらも次々と起こるハプニングを乗り越えていく物語をお楽しみいただけると嬉しいです〜〜
感想数 27 文字数 352,823 最終更新日 2026.05.25 登録日 2023.05.26
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帝国亜音速攻撃隊

1938年に日本は早々にドイツとイタリアと三国同盟を締結。こうして日本は技術供与を多分に受けることになったが、その中には”ジェットエンジン”なるものも含まれていた。これに強い興味を示したのが陸海軍の航空関係者である。彼らは低質燃料で動くこのエンジンに戦争の未来を見て、研究開発に没頭。日本はこのジェットエンジンを携えて苦難の道を歩んでいく。
歴史・時代 連載中 長編
感想数 0 文字数 3,043 最終更新日 2026.05.25 登録日 2026.05.21
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