切ない 小説一覧
6,761
僕はまた、昨日の君に会いにいく
私の一日は、絶望から始まる____。
一日経つと、全ての記憶がリセットされてしまう病気にかかってしまい、最後の記憶である12月24日を永遠と繰り返す時雨(しぐれ)。
彼女は、出会い頭に「好き」ととんでもないことを言ってきた見知らぬはずの青年、奏真(そうま)と、止まったままの24日までの記憶を振り返っていく。
記憶が消え続けていく時雨と、永遠に愛を伝え続ける奏真。
2人の、悲しくも美しい物語。
感想数 0
文字数 3,532
最終更新日 2019.12.18
登録日 2019.12.09
6,762
写真と湖と二つの夜
感想数 0
文字数 11,024
最終更新日 2020.03.21
登録日 2020.03.21
6,763
ああ、もう
お慕いしていた殿下は愛しい方が出来てしまったのです。
恐れていた事が起こってしまったのです。
もう私は用済みです。
早く婚約を破棄して下さいませ。
思い込みって怖いですね。
誤字をちょこちょこ直しながら、投稿していきます。
推敲能力が上達すればいいのに・・・。
文字数 53,230
最終更新日 2020.09.21
登録日 2020.05.11
6,764
電球を見つめて1日が終わる
無為な毎日を過ごす会社員。
楽しいと思えることも、熱中できることもない。
生きるために働いて、何のために生きているかもわからなくなって、それでも生きて。
そんな彼の人生が、ほんの少しだけ変化していく日々を描いています。
感想数 0
文字数 10,933
最終更新日 2021.05.29
登録日 2021.05.16
6,765
No.1【ショートショート】恋する惑星
銀河系には最大で100億個の地球型惑星が存在すると言われているが、
私たちが地球以外の惑星について知っていることは、数パーセントにも満たない。
そんな何億個も存在する惑星のうちの一つに、
地球と非常に似通った惑星があった。
そこでは、地球と同じように人間や植物、昆虫といった数多くの生命が共存しており、
文明の進歩の度合いも地球とほぼ同じだった。
唯一異なる点があるとすれば、
その惑星に住む女性の平均寿命が非常に短いことだ。
その惑星の女たちは、短い一生のなかで精一杯の恋をした。
人々はその星を、“恋する惑星”とそう呼んだ。
感想数 0
文字数 5,970
最終更新日 2022.04.02
登録日 2022.04.02
6,766
愛していました。……さようなら、あなた。
愛していました。……さようなら、あなた。
感想数 0
文字数 321
最終更新日 2022.06.19
登録日 2022.06.19
6,767
嘘つきな僕らの恋
クラスの男子達と仲がいい中瀬 司のクラスにある日転校生が来る。
転校生、中峰 香里奈は気さくな雰囲気で直ぐにクラスに馴染む。
だが、そんなある日彼女が抱えている秘密を知る。
秘密を明かされた時、新たな物語が生まれる。
感想数 0
文字数 50
最終更新日 2023.12.01
登録日 2023.12.01
6,768
片想い
感想数 0
文字数 3,153
最終更新日 2024.03.17
登録日 2024.03.17
6,769
【完結】闇オークションの女神の白く甘い蜜に群がる男達と女神が一途に愛した男
闇のオークションの女神の話。
嶺塚《みねづか》雅成、21歳。
彼は闇のオークション『mysterious goddess
』(神秘の女神)での特殊な力を持った女神。
美貌や妖艶さだけでも人を虜にするのに、能力に関わった者は雅成の信者となり、最終的には僕《しもべ》となっていった。
その能力は雅成の蜜にある。
射精した時、真珠のように輝き、蜜は桜のはちみつでできたような濃厚な甘さと、嚥下した時、体の隅々まで力をみなぎらせる。
精というより、女神の蜜。
雅成の蜜に群がる男達の欲望と、雅成が一途に愛した男、拓海との純愛。
雅成が要求されるプレイとは?
二人は様々な試練を乗り越えられるのか?
拘束、複数攻め、尿道プラグ、媚薬……こんなにアブノーマルエロいのに、純愛です。
私の性癖、全てぶち込みました!
よろしくお願いします
感想数 0
文字数 92,661
最終更新日 2024.11.17
登録日 2024.10.31
6,770
My Angel -マイ・エンジェル-
逃げて、向き合って、そして始まる。
いくら頑張っても認めてもらえず全てを投げ出して現実逃避の旅に出る事を選んだ丈二。
道中で同じく現実に嫌気がさした麗奈と共に行く事になるが彼女は親に無断で家出をした未成年だった。
世間では誘拐事件と言われてしまい現実逃避の旅は過酷となって行く。
旅の果てに彼らの導く答えとは。
感想数 0
文字数 41,867
最終更新日 2024.11.13
登録日 2024.11.13
6,771
『溢れ出す想い』
スポーツジムの事務職員、渚菜緒子に密かな想いを寄せる野村。彼女は既婚者で一児の母。初めて言葉を交わした日、娘の小さな赤い靴がきっかけとなり、二人の関係は徐々に深まっていく。しかし、互いの想いを感じながらも、決して口には出さない日々が続く。
そんな中、野村は札幌支店への栄転が決まる。別れの日、二人は最後まで想いを伝えることはなかった。それから10年後、静岡に転勤となった野村は、ある定食屋で働く若い女性と出会う。真っ赤なパンプスを履いた彼女は、かつての菜緒子の娘、美咲だった。母から時折「言えない想いを抱えたまま生きていくことも大切」と聞かされるという美咲の言葉に、野村は永遠に叶わぬ恋の余韻を感じるのだった。
感想数 0
文字数 3,466
最終更新日 2025.02.17
登録日 2025.02.17
6,772
ステレオタイプ ーどこにもいない、普通の私
友野和葉は、どこにでもいるような、ごく普通の女子高生。
ある日彼女はふとしたきっかけで、普段交流する事の無かったクラスメートの男子に、転びそうになった所をぶっきらぼうに助けてもらう。
彼の名は大藤玲央。
教室の中でも、殆どの時間をヘッドホンをつけて過ごし、長く伸ばした前髪で表情が読めずにいるような、和葉達から見れば、変わり者で、近寄りがたい男の子。
そんなある時、和葉は姉の久喜子の存在がきっかけで、学校では言えない彼の秘密を知る事になる。
秘密を共有する事になった彼の存在を、和葉は少なからず意識するようになってしまう。だが、彼の目線の先に入るのは……。
どこにでもありそうな初恋の話。だけど世界中のどこを探しても、同じ恋は一つとして無い。
そう、どこにでもいる女の子なんて、本当はどこにもいない……。
※この作品は『小説家になろう』様、『カクヨム』様でも、掲載しております。
感想数 0
文字数 146,586
最終更新日 2020.03.24
登録日 2019.08.04
6,773
失われた子どもたちの童話集 ――This is the story of Lost children.
数ある童話たちの中で、これほど悲しく心を締め付ける物語はあっただろうかーーー
そこは限られた子どもたちにしか門扉を開かない学園だった。
異父兄妹の琳子と兄の翠は母の突然の死去によりそれぞれの留学先から急遽呼び出され、メール・ヴィ学園への転入を命じられる。そこで学園という檻の中にある楽園でしか生きることのできない子どもたちと出会い、自らの生い立ちや過去と向き合っていく。
これは大人になることを拒んだ現代のピーターパンとウェンディの、叶わない恋のお話…
感想数 0
文字数 449,337
最終更新日 2020.02.10
登録日 2019.11.23
6,774
月から遠いこの地球(ほし)で
宇宙に居住を移し始めた近未来。人々は技術の進化に伴い様々な恩恵を受けて暮らしていた。しかしその裏側で失った事さえ意識されずに消えていく 「想い」というものがあった。
一話完結型のSF短編集。
遥か彼方から発信されるラジオを通し語るシエルの謎が、すべてを読み終えた時に解き明かされる。
これは宇宙の片隅で生まれた、孤独な少年が紡ぐ人々の物語…
感想数 1
文字数 28,606
最終更新日 2020.02.17
登録日 2019.12.12
6,775
あの日に別れたあなたと海へ
「朝日が撮りたいんだけどさ、どっかいい場所知らね?」
大学生活最後の年末年始を実家で過ごしていた僕は、そんな電話を寄越し、中古のジープに機材を積んで海辺の片田舎までやって来た先輩と、ほとんど二年ぶりに再会した。
意地っ張りな僕と、別れたはずの先輩が、真冬の海へ行くはなし。
※この作品は、数年前にpixivで公開していた二次創作をオリジナルに修正したものです。現在、pixivの方は削除しています。
埋もれたままにするには惜しいくらい、気に入っている文章だったので、サルベージ。
表紙は「フリー素材ぱくたそ」様より。
感想数 0
文字数 2,922
最終更新日 2021.01.21
登録日 2021.01.21
6,776
真珠姫
高橋泉には雨の日に必ず見る夢があった。
アクアマリン のような美しい世界で、彼女はいつも誰かをみつめていた。
涙が真珠に変わる美しい女性の夢。
雨の日。
泉はクラスメイトの清水淳と、とあるきっかけから親しく話すようになる。
感想数 0
文字数 12,133
最終更新日 2022.06.18
登録日 2022.06.17
6,777
また僕を一目惚れしてくれる?
エリと僕は一緒に暮らしている。僕はエリが好きなんだ。
感想数 0
文字数 1,265
最終更新日 2022.07.01
登録日 2022.07.01
6,778
とりあえず、夏
学年一の美女「杉川小春」に恋をする一般的な高校生椎名。
高二の夏休みを前に親友の山根から夏休み初日に杉川も参加する集まりがある事を聞く。
学校の七不思議を解明したり、秘密の絶景スポットでのBBQに始まり、数々の夏を一緒に過ごして、夏休み最後のイベント花火大会で椎名は告白を決意する。
しかし、そこであるトラブルが起きて―ーーー。
かけがえのない夏を全力ですごした青春物語。
感想数 0
文字数 84,329
最終更新日 2024.07.20
登録日 2024.07.20
6,779
右隣の幼なじみ
感想数 0
文字数 2,280
最終更新日 2019.04.06
登録日 2019.04.06
6,780
存在証明
双子が自己を確立していく物語。 / 情緒不安定な兄×情緒不安定な弟
*表紙*
題字&イラスト:まめぇ 様
( Twitter → @hmksn12 )
※ 表紙の持ち出しはご遠慮ください
(拡大版は1ページ目に挿入させていただいております!)
誰が見ても、二人は同じ人に見えるだろう。それが、双子というもの。
その度に僕が傷付くから、僕も傷付いた。その連鎖を止めたくて、僕は僕を救おうと足掻いてみる。
――これは、そんな僕等の【存在証明】さ。
fujossy様で2019/10/31迄開催、『「オメガバース・兄弟・闇BL」BL小説コンテスト』用短編小説です!!(選んだテーマは『兄弟』・『闇BL』です)
情緒不安定な双子の兄×そんな兄を救いたい双子の弟が紡ぐ、自己肯定の物語です!!
※ この物語はフィクションです。登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません。
感想数 0
文字数 26,507
最終更新日 2021.05.21
登録日 2020.03.13
6,781
俺がいないとアイツが泣くから
彼女を拾ったのはただの偶然。
それでも、死にたがる彼女を死なせたくなかった。
俺といて彼女が幸せになれないのはわかっている。
こんなのは間違っている、って。
それでも俺は、彼女の傍にいたいんだ――。
******
2020/03/23 公開
感想数 1
文字数 6,241
最終更新日 2020.03.23
登録日 2020.03.23
6,782
白のマシュー
感想数 0
文字数 49,765
最終更新日 2021.03.10
登録日 2021.02.18
6,783
過去形
僕にもこんな青春みたいな学生時代があったら、今はこんな感じかなと思って描きました
感想数 0
文字数 300
最終更新日 2022.06.29
登録日 2022.06.29
6,784
【完結】ずぼら淫紋描きと堅物門番〜ひきこもり魔女に二度目の恋はいらない〜
『結婚なんて、幻だ。
守られない約束なんて、もう欲しくない──』
立派な王城の端に隠れ建つ、朽ちかけた『魔女の塔』。この古い円塔に研究室を構える魔術師アズレイア。
彼女は長らくひきこもり、平穏な研究と研究費・生活費稼ぎの『淫紋描き』三昧の生活をエンジョイしていた。
顔を合わせるのは、稀に来る怪し客とお堅い門番のカルロスのみ。
そのカルロスが、淫紋紙をきっかけに、何を思ったかアズレイアに求婚し始めた。
でもすでに一度、婚約破棄で苦しんだ彼女は、カルロスの求婚を受け入れない。
「悪いけど、私、結婚はしないつもりよ」
一方、長らくアズレイアへの想いを拗らせてきた童貞(?)カルロスは、結婚するまで絶対彼女を抱きたくない。
抱きたくない男と抱かれたい女。
「私みたいな女、好きに抱いて捨てていいわよ。研究さえさせてくれるなら、いっそここに監禁して好き勝手にして──」
「お前はそんな女じゃない!」
研究以外は徹底的にずぼらな魔女と、色々訳ありな堅物門番の、大人でちょっと切ないラブストーリー。
ーーーー
恋愛小説大賞に参加させていただいています。
ハッピーエンド確定。
2月25日に完結します。
個人的にR18判定の回には★付けました。
感想数 2
文字数 127,480
最終更新日 2025.02.28
登録日 2023.01.29
6,785
ショートショート 恋重ね
詩とも掌編とも呼べない、ストーリー性のある言葉の羅列。
別サイトにも重複投稿中
感想数 0
文字数 13,284
最終更新日 2024.06.11
登録日 2024.04.29
6,786
【百合】海を隔てて
自転車を漕ぐ少女と海を見に行く少女の話
感想数 0
文字数 1,961
最終更新日 2024.05.02
登録日 2024.05.02
6,787
きらいだったはずなのに!
高校1年生の杉浦茉菜は勉強が大の苦手。ある理由からバリバリの進学校にめちゃくちゃがんばって入学するが、学力が追い付かない日々。そんなとき、母親が勝手に家庭教師を契約したが、その家庭教師が裏表アリの超優秀イケメン大学生で——!?そんなふたりが繰り広げる、ちょっと切ないドタバタラブコメ!
感想数 0
文字数 103,678
最終更新日 2024.08.04
登録日 2024.07.07
6,788
空白の7階、もっと空っぽなその上の階
感想数 0
文字数 11,274
最終更新日 2020.03.22
登録日 2020.03.22
6,789
名前のない夜のワルツ
小説
感想数 0
文字数 4,091
最終更新日 2025.09.12
登録日 2025.09.12
6,790
霧に棲むひと──山梔子は夢を見せる(花々の祝福1)
霧の深い日にだけ現れる、名前のない女。
夏樹は彼女と出会い、やがて恋人になる。
けれど彼女はどこか不自然だった。冷たい身体、生活の気配のない部屋、そして――決して語られない“正体”。
ある夜、夏樹は彼女の秘密を知ってしまう。
それは、決して触れてはいけなかったものだった。
愛したものの正体を知ったとき、人はどこまで残酷になってしまうのか。
そして、残されたものは何を想うのか。
霧の中に棲む、ひとつの恋の記憶。
感想数 0
文字数 4,132
最終更新日 2026.02.20
登録日 2026.02.20
6,791
俺様御曹司に飼われました
新入社員の心海が、与えられた社宅に行くと先住民が!?
「俺に飼われてみる?」
自分の家だと言い張る先住民に出された条件は、カノジョになること。
しぶしぶ受け入れてみるけど、俺様だけど優しいそんな彼にいつしか惹かれていって……
感想数 0
文字数 82,270
最終更新日 2019.04.04
登録日 2019.03.17
6,792
この広い空の下、君とまた巡り逢えたら…
高校2年生の姫那はある冬の寒い日、不思議な夢を見た。聞いたこともないのに落ち着くような声。そして自然と涙がこぼれ落ちてきた。
その夢を見た日の夜、姫那は柊靖という、男子大学生と出会った。初めて会うのに、懐かしい雰囲気の柊靖。そして柊靖は姫那に「俺と付き合ってくれませんか」といきなり告白した。姫那は驚くも、なぜか断れなかった。
付き合い始めて1ヶ月後、事件が起こった。姫那はその事件をさかいに、自分が姫那に生まれ変わる前の10歳の頃の記憶に戻った。そこは異世界で、姫那はクライト帝国という帝国の神子、サーラだった。
神子サーラと婚約者の皇太子アステル。そして姫那と柊靖のすれ違いだらけの恋物語。
2人の結末は…?
感想数 1
文字数 3,845
最終更新日 2021.11.29
登録日 2021.07.26
6,793
風に凪ぐ花
学園ファンタジー
溺愛×ゆるふわ
先見の巫女の予言で、護国魔騎士の任務として学園に潜入した風花は、散歩に出た先で一人の男と出会った。「精霊が落ちてきたかと思った」風花を精霊と称した彼……ライルは、とても心地よい魔力行使の素養を持っていて、風花はライルの傍が心地よくて仕方がない。それを手放したくない思いと、自分の使命が交差して葛藤する風花が選んだ未来は……。
昔途中まで書いていたものを再構成して投稿予定。
更新は遅め。
感想数 0
文字数 48,833
最終更新日 2022.09.12
登録日 2022.03.05
6,794
【完結】伯爵の愛は狂い咲く
十八歳になったアリシアは、兄の友人男爵子息のエリックに告白され、婚約した。
実家の商家を手伝い、友人にも恵まれ、アリシアの人生は充実し、順風満帆だった。
だが、町のカーニバルの夜、それを脅かす出来事が起こった。
仮面の男が「見つけた、エリーズ!」と、アリシアに熱く口付けたのだ!
そこから、アリシアの運命の歯車は狂い始めていく。
両親からエリックとの婚約を解消し、年の離れた伯爵に嫁ぐ様に勧められてしまう。
「結婚は愛した人とします!」と抗うアリシアだが、運命は彼女を嘲笑い、
その渦に巻き込んでいくのだった…
アリシアを恋人の生まれ変わりと信じる伯爵の執愛。
異世界恋愛、短編:本編(アリシア視点)前日譚(ユーグ視点)
《完結しました》
文字数 75,237
最終更新日 2022.09.23
登録日 2022.09.05
6,795
金魚鉢
私は金魚鉢に囚われた金魚。
水の中でしか呼吸もできない。
だけど、
それが幸せだったりするから難しいね。
口の悪い兄。
優しすぎる彼氏。
私の選んだ金魚鉢。
知らなかった。
囚われることが
こんなにも心地良かったなんて。
感想数 0
文字数 17,363
最終更新日 2023.05.10
登録日 2023.05.10
6,796
最後の想い出を、君と。
その一ヶ月は、私にとっては宝物のようなものだった。
文字数 24,178
最終更新日 2024.04.29
登録日 2024.04.10
6,797
『聖女が夜に溶けるまで』―パンの香りとともに―
地方都市の古いビル,その地下1階にある小さなベーカリー。22歳の見習いパン職人,木村詩帆は,深夜2時から朝6時まで,一人で仕込みをしている。変わりたいと思いながら変われない。前に進まなければと思いながら,足が動かない。それでも毎晩,粉を量り,水温を測り,生地を捏ねる。繰り返しの中に,自分を,かろうじて,置いている。
ある深夜,シャッターを叩く音がした。光が見えたから,と言って現れたのは,同じビルの4階に住む,名前も職業も知らない男だった。眠れない夜に外を歩いていると,この地下の光が見えて,立ち止まれるのだという。詩帆はパンを売った。それだけのことだった。
それから,彼は週に3度,深夜に来るようになる。パンを買う。少しだけ言葉を交わす。また来る。ただ,それだけのことが繰り返された。でも詩帆の手は,彼が来る夜と来ない夜で,仕込みのリズムを変えていた。身体が,頭より先に,何かを知っていた。
包帯を巻いた夜があった。カウンターを越えて,その手を包んだ夜があった。厨房にコーヒーカップが2つ並んだ夜があった。深夜の厨房で,2人は話した。何について話したか,後から思い出せない。声の低さと,蛍光灯の白さと,コーヒーの冷め方だけを,覚えている。
やがて,彼の名前を知った。詩帆は,その名前を,のどの奥で,静かに,発音した。
2人の関係には,最後まで,名前がつかない。恋なのか,習慣なのか,それとも別の何かなのか。問いは宙吊りのまま,夜の中に,置かれる。でも詩帆は今夜も,ブリオッシュに丸印をつける。1つ,取っておくための,印を。来ても来なくても,焼く。待つことは,何もしないことではない。温度を保つことが,待つことだ。
停滞は,敗北ではない。前進も,義務ではない。変われない身体が,それでも夜の中を歩く。その事実を,この物語は,裁かずに,ただ,描く。
感想数 0
文字数 36,379
最終更新日 2026.04.25
登録日 2026.04.17
6,798
あの日の君に、もう一度会いたい。
僕は『自分』が嫌いだ。
こんなに臆病な自分が誰よりも大嫌いだ。
あの日だってそう、僕があんなことをしなければ…きっと…
『大切な物』をなくさずに済んだのに…
そんなことを考えながら有岡太陽は、自室のベットで寝そべっていた。きっとあの日、『大切な物』をなくさなければ、こんなに寂しくはなかったのだろう。
ベランダに出ると、懐かしい面影が太陽の心を大きく揺さぶる。
ーもうここに彼女はいない…。
僕の心を大きく揺さぶった彼女との思い出は…
誰よりも長く、誰よりも切ない。
感想数 0
文字数 1,817
最終更新日 2017.07.01
登録日 2017.07.01
6,799
僕の背中、空いてますよ。
ごくごく普通の男子高生、航。暇で暇で仕方がなかったある日、彼は一人で公園に出かける。公園で見かけた女子中学生、詩乃に話しかける。詩乃の抱えるものとは?
(きっと)読めば心が暖かくなる(はず)!
少しBL、ヤンデレ等が入ってたりするです、、、苦手な方は気をつけてくださいm(_ _)m
感想数 0
文字数 3,286
最終更新日 2023.04.06
登録日 2023.04.01
6,800
想いの向こう…
ある男は恋人の元を去る。男の想いの向こうに、関わる者の想いの向こうに、何があるのか、何も無いのか……。
死の表現があります。
苦手な方は、ご無理をなさらず、閉じて下さい。
いつもならはっきりハッピーエンドです。と言えるのですが、コレは、はっきりハッピーエンドとは言えません。
それぞれの想いの向こうに幸せがあればいいなぁ。。。と思ってます。
突然書きたい衝動で書いてしまいました。
気分のいい作品とは言えないかと思いますが、よろしくお願いしますm(_ _)m
感想数 1
文字数 6,532
最終更新日 2023.07.15
登録日 2023.07.15