魔女小説一覧
自称『悪い魔女』――性格に難ありな17歳の少女ジャンザは天涯孤独の魔女。
友達の王子様を籠絡しようと惚れ薬を作ったり、ストーカーのごとく行き先に先回りして偶然を装いご挨拶をする日々を送っている。
ある日決死の覚悟で魔物を召喚したら、なんと超美形の風の魔王が出てきて……。
風の魔王はジャンザを嫁にしようと割とマメに接してくるが、ジャンザはそれには気づかずかえって無意識イケメン的な溺愛言動で魔王をメロメロにしてしまう。風の魔王はMっ気のある風の魔王だった。
やがてジャンザの運命が明かされる時が来て。
それは敵だと思っていた組織の……お妃さま!?
どこを切っても魔女と魔王がイチャイチャしているお話です。
コメディだったり、シリアスだったり。基本的にイチャラブ。
魔王は3話から登場。
お気に召していただけましたら、お気入り登録、よければ感想もお願いします!
番外編上げました!前編後編となります
・完結しました!
・小説家になろう様でも掲載います。
・文章を適宜推敲しています。文章だけで、内容は変わりません。
・ブックマーク登録ありがとうございます!評価もほんとにありがとうございます!嬉しいです!
・誤字あったら遠慮なく教えてくださると助かります!
文字数 309,282
最終更新日 2020.06.16
登録日 2018.07.04
魔法王国で唯一魔法が使えない『無能令嬢』リンジー・ハリンソン。ある日、公衆の面前で婚約者アンドルー王子から婚約破棄を言い渡される。学院ではいじめられ、侯爵家である家族には冷遇され、使用人からもいびられる毎日。居場所のない日々だったが、ある日謎の旅人に出会い、『伝説の大魔女』だった前世の記憶がよみがえる。そして、伝説級の虚(ゼロ)級魔法使いとして覚醒する。とりあえず、学院でいじめてきた生徒たちを圧倒。掌返しをするアンドルーも拒否。家族や使用人にもざまぁします。さて、次はなにをしよう……と悩んでいたら、国王陛下から呼び出し?国を救って欲しい?辺境の魔物討伐?とりあえず、褒美を頂けるなら無双しちゃいましょう。
チート級魔法での無双あり。ざまぁあり。
文字数 20,603
最終更新日 2022.10.30
登録日 2022.10.25
悩める夫婦を助けると噂の魔女、エルゼ・コルネリウスは苦悩していた。
暴言を最後に別れた元弟弟子、フォルクハルト・グラーツが妻のエアフォルクを連れて来訪したからだ。
変わり果てた元弟弟子に(ものすごく)引きながらも、彼の主である第三王子レオン夫妻の手助けならば……と、エルゼは依頼を受けることに。
ところが後日、エルゼたちは閨を助ける秘薬の安全性を示さねばならなくなる。
責任感と倫理観がぶつかり合った末に、エルゼは見ず知らずの男に協力を仰ごうと腹をくくるが、意外にもフォルクハルトは難色を示してきて――?
両片想いの(多分)平和な話です。キャラや口調に品性はなく、設定も中身もふわっとしております。他サイトにも掲載しております。
※エアフォルクは可愛い黒猫です。
文字数 23,180
最終更新日 2024.02.10
登録日 2024.02.09
21世紀。人間が当たり前に暮らす世界に魔女はいる。3年に一度、人間からは魔女に関する記憶・記録が全て抹消もしくは改竄され、それを逆手に取った遊びが魔女の間では暇つぶしとして流行している。
千年以上生きる魔女カイは、五百年程前に人間の少女ジャンヌを拾い、少しの間だが一緒に時を過ごした。ジャンヌの死後、カイは基本的に魔女界に引きこもることになった。引きこもっている間に知り合うことになった魔女シルヴィアに誘われ、カイは巷で流行りの学生生活を送ることとなる。
魔女も多く潜む高校に入学したカイが出会ったのは、邪気を一切纏わぬ人間の少女侑希。人間界で暮らすこと自体乗り気でなかったカイも、侑希と委員会活動や行事をこなしていく上で少なくとも少女との関わりには大切なものを覚えていく。夏の終わりには文化祭で仮装をし、人間の振りをして過ごしたカイに好意を抱く人間も現れる。そんな中、文化祭に訪れた侑希の後輩という怪しい身なりの少女が姿を現し、その後侑希の周りに視線が集まるようになる。冬が近づいてきた日、侑希が何者かの襲撃を受け、ついにカイの魔女としての非情な報復が行われた。
主犯と思われた魔女は、ジャンヌという女に依頼されたと言うが、カイの知っているジャンヌは故人であり、見た目も一致しない。真相は謎に包まれたままであるが、カイは侑希が負うかもしれないリスクを回避せずに一緒にいることを選んだ。どうせ、3年しか共有できないのだからと。
文字数 153,509
最終更新日 2020.09.26
登録日 2020.03.23
文字数 10,187
最終更新日 2024.04.25
登録日 2024.03.27
「破棄だ破棄、お前との婚約は今日限りで破棄させてもらう!!」
そんな物凄い勢いで怒鳴り散らす目の前の男性。
王子、ジークフリート。
まだ成人前でもあるジーク様は金色の巻毛、ブルーの瞳が可愛らしく。
その全てを好ましく思っていた筈だったわたくし、クラウディア・ファウンバーレンの頭に衝撃が走りました。
一瞬目の前が真っ暗になり崩れ落ちたわたくしを助け起こしてくれたのはどこか異国風な服装の殿方。
銀髪碧眼の美丈夫ハッシュヴァルト様でした。
「って、冗談じゃないわよ!」
え?
「もう。悲劇のお姫様ぶりっ子はやめてよね。そんなんだからあんなガキにいいように言われるんだわ」
ちょっと、待って?
「またないわよ。もう、文句の一つも言ってやらなきゃおさまらないんだから!」
わたくしの身体を操ってそう王子にひとこと言いに行くと息巻いている魔女カペラさんが登場して?
もうどうなってしまうのでしょう?
文字数 41,678
最終更新日 2023.05.24
登録日 2023.04.28
高校二年の夏、突如異世界召喚された天野 光(あまの ひかる)は言葉の通じない異世界で金髪ロリと偶然出会う。
金髪ロリに妄想したり、金髪ロリでオナニーしたりしながら愛を誓い合う。
異世界冒険? 胸アツバトル? そんなことよりイチャラブでしょ?
全く戦わないヘタレな主人公と主人公至上主義ロリヒロインが行く!? 異世界冒険しない譚
一章 金髪ロリ姫とイチャラブ話。(あんまりエッチしません。冒険戦闘完全にありません)
二章 金髪ロリ姫と新ロリヒロインの登場話新規キャラ多数参上(沢山エッチします毎日します。ごくたまに冒険っぽい事をします。戦闘も若干あります。主人公は戦いません)
三章 トリプルロリヒロイン達の話(エッチ。ネトラレ? 冒険しません。戦闘っぽいのはたまにします)
四章 ヒロイン達とのいちゃラブ性活と青ロリの話(エッチ多め。ハーレム拡大。鬱有り。冒険戦闘少し有り)
章分けが苦手であんまり意味は無いです。が一章は最後まで読むとスッキリします。
二章から読んでも大丈夫! 多分。二章中盤から話を作るのが上手くなってると思います。多分。
一章は一章で必要なのです!
ハーレムは二章中盤からです。それまで金ロリ一筋ですので注意を。一章を乗り越えた猛者に二章はご褒美です。
因みにどこまで行っても主人公は戦いません。基本的にヒロインにハメてるだけで何故か話が進んでいきます。実は主人公は天野光ではなく、ヒロイン達の方なのかも知れません。
更新日は三日に一回投稿です。
一話約五千~一万文字程度になっています。六千文字が多いかな? たまに長文になります。
誤字脱字は多めかもしれません。もう見直しても見直しても駄目だ。
決めゼリフや根幹に関わる部分が間違っていたら教えて頂けると助かります。
ルビ機能を上手く使いこなせていません!!
2018.3/6追記。
【……感想をクレクレするのは駄目な事なのか?
良いことなのか?
オジsunには分かりませんが、一つ言えることは。
誰も愉しめて無いなら、これ以上投稿する意味も無い気がして来るのです。な
ちょっと考えます】
アルファポリスにて連載しています。
文字数 1,520,364
最終更新日 2019.03.20
登録日 2017.04.11
遙か昔。私は偉大なる力を恐れられ、魔石に封印されし魔女。体は石の中で溶けてしまったけど、意識は残ったまま。今は美術品を蒐集する伯爵家にて、フェリシア令嬢に大切にされている。ところがある日、フェリシアの婚約者と幼馴染みの令嬢が浮気している現場を、魔石の中から目撃してしまったのだ。悪女に誑かされた挙句に婚約破棄まで画策する悪い子に、私はある呪いをかけるのだった。
※全6話完結 5,000文字程度の短編です。
文字数 5,348
最終更新日 2023.03.24
登録日 2023.03.24
突然の事故で死んだはずが、目覚めると見知らぬ部屋にいた男子高校生の主人公。その体は銀髪の美少女の、しかも不老の体にさせられていた。
そんな事態を引き起こした張本人である、異世界に住む魔術師のセシルは彼をそのまま生き返らせる代わりに、とある一つの要求をする。それはその魔術の才能あふれる少女の体で、助手として共に暮らしてもらうことだった。
そうして始まった二人の魔女が仲睦まじい日常を送る、楽しくも不思議な人生の物語。
※小説家になろう、カクヨム、ハーメルンにも投稿してます。
文字数 157,715
最終更新日 2020.08.19
登録日 2020.03.03
私、アイノー・ザルゲージは国にただ一人の王国認定魔女。先日亡くなった先代の魔女である祖母から王国認定魔女の地位と魔法書を譲られたばかり。
魔法書を完全に理解するためにはどれか一つでいいから魔法を発動させてみなくてはならない。しかし、代々王国の盾となり、剣となり、国防を担ってきた魔女の魔法書には、とんでもない破壊力を秘めた魔法ばかりがずらりと並ぶ。
その中でただ一つ。害のなさそうな魔法があった。
『好き好き魔法♡初級編』
うん。これは魅了魔法系だね。これなら酷い事にはならないかな。そう思った私は第二王子に魅了魔法をかけることにした。胡散臭いほど身綺麗で常に正しく、教科書通りの行動しかとらない王子の中の王子と呼ばれた彼ならば、魔法を試す試金石としても向いていると思ったからだ。
彼ならば変化は一目で分かるだろう。すぐに解除すれば問題ない――そんな風に軽く考えていた。
魅了魔法をかけた後。
「キャ――――――♡」
と言いながら両手で顔を覆い全速力で私の目の前から逃げ出す第二王子殿下を見るまでは。
文字数 16,664
最終更新日 2022.04.29
登録日 2022.04.23
『嫌われ者の彼女を分かってあげられるのは僕だけ!?』
美人だけど乱暴で勝ち気な闇の魔女ミランダは誰からも嫌われる恐ろしい女の子。僕だって彼女のことは怖くてたまらないんだ。でも彼女は本当は・・・・・・。
あるゲーム内のNPC(ノン・プレイヤー・キャラクター)である僕は国王様に仕える下級兵士。
そんな僕が任されている仕事は、闇の洞窟の恐ろしいボスにして国民の敵である魔女ミランダを見張る役目だった。
ミランダを退治せんと数々のプレイヤーたちが闇の洞窟に足を踏み入れるけど、魔女の奏でる死を呼ぶ魔法の前にことごとく敗れ去っていく。
ミランダの華麗にして極悪な振る舞いを毎日見せつけられる僕と、ことあるごとに僕を悪の道に引きずり込もうとするミランダ。
僕らは不本意ながら少しずつ仲良くなっていった。
だけどそんなある日……。
文字数 157,600
最終更新日 2021.05.21
登録日 2021.03.31
幼少の頃に行われた茶会で、容姿を貶されたニアミュール・シュゼ・ヴィルフィーナ公爵令嬢。
その後熱を出し、別の異世界に転移した事を思い出した彼女は、今回で二度目の人生、三回目の世界を体験していた。
ニアと呼ばれる彼女は、近代的な(日本的な)知識と鋼の思考を持っていた。
彼女の婚約者は、この国の国王陛下であるグレン・フォン・ティルタ・リュニュウスだ。
彼女の隠された容姿と性格にベタ惚れのはグレンは、どうにか自分に興味を持って貰うため、日々研鑽を積む――が、ニアには一切通じない。
陛下には似合わない容姿だからと婚約破棄を望むニアと溺愛しまくるグレン。そんな二人に迫る魔女の影……上手く噛みあわない二人の異世界恋愛物語。
文字数 166,435
最終更新日 2021.03.09
登録日 2020.08.01
『彼女は焚き火の前にいた。焚き火の前に置いた椅子の上に胡座をかいて座り、火で炙ったのであろう串刺し肉に塩を振って豪快に齧り付いていた。』
とある重大な任務を担って、神殿を訪れた王子ヴィンスは、そこで焚火の前で飲んだくれている異世界から召喚された聖女メグミと出会う。焚火の炎の中に失せ物の在処を見ることができるという彼女に『失せ物探し』を依頼したヴィンスは、異世界のつまみを食べながら焚火を囲んで一緒にお酒を飲むことに。
聖女メグミ側からすると、年下イケメンと一緒に楽しく飲んでいたら、気づかないうちに重大な任務を終えている話です。
※小説家になろうのサイトでも公開しています。
文字数 54,429
最終更新日 2023.01.31
登録日 2023.01.31
辺境で道具屋を営んでいる少女。
実はわけありなこの少女が作るものは効果抜群。なんでも揃う道具屋の店主は聖女様か魔女様か?
難しいことは全然考えてないので設定ゆるゆる
文字数 8,901
最終更新日 2021.07.25
登録日 2021.07.25
『魔女』それは、この世界に災厄をもたらす存在。ある物語では悪の権化として語られ、また別の物語では人類の守護者として語られることもある。
そしてこの世界における魔女は、前者の方だった。その力は強大で、その昔、国一つを一夜にして滅ぼしたと言われるほどだった。
時は流れ、世界に厄災をもたらすために『魔女』と呼ばれる存在はまた暗躍することになる……。
世に蔓延る悪魔を断罪する特殊悪魔討伐対策組織『レイブン』。そこに在籍する主人公、アデル=バーライト。普段は普通に王立魔法学院に通う学生だ。
そして同じ学院に通う、仕事の相棒の公爵家のお嬢様、あまり感情を表に出さない、淡々としている性格のアリスティア=セブンシーズ。アデルは唯一の身寄りである愛しの妹を養うため、日夜、悪魔を狩っている。
「中に入る前に言っておきます。あなたは守り専門です。前に出ないでください」
「いちいち言わなくてもわかってるよ」
「あとアデル=バーライト。変装か何か知りませんが、その伊達メガネ、ダサいですよ?」
「うるせぇ!余計なお世話だよ!」
そんなやり取りは日常茶飯事。それでもこの二人は若き『レイブン』の魔法士としての実力があったのだ。
悪魔憑きを産み出す魔女『ドール』と呼ばれる人物を狩るため、最強の「剣」と「盾」の魔法士バディが今日も王都を駆け巡る。
文字数 90,672
最終更新日 2022.07.17
登録日 2022.07.07
狭山尚は転生した。趣味で書いていた小説の中に・・
しかも、お気に入りキャラではなく、王国を魔女の呪いから救うその協力者の侯爵令嬢に・・・
どうせならお気に入りキャラが良かったなと思う尚だったが、そのお気に入りのキャラは小説と全く違った。
しかも、そのキャラにときめいちゃってるし・・まさかの百合の扉を開けちゃった!?
しかし戸惑ってる暇はない。小説どおり王国の呪いから救わないといけないのだから・・・
こうなったら、ヤケクソだぁ!
王子の失くした宝物、全部見つけてやろうじゃないの!
文字数 41,743
最終更新日 2022.12.03
登録日 2022.11.17
文字数 4,364
最終更新日 2020.05.21
登録日 2020.05.21
元宮廷魔導士、現在はしがない魔女業を細々と営む魔女イブの元に、予想外の来客が訪れる。
客の名は現役宮廷騎士、ロベルト・ヴァレンティ。
イブの初恋の人であり、忘れようとしている人だった。
わざわざイブの元を訪れたロベルトの依頼は娘のルフィナに魔法を教えてほしいという内容だった。
ロベルトが結婚している事も、子供がいる事も全く知らなかったイブは、再会と同時に失恋した。
元々叶うなんて思っていなかった恋心だ。それにロベルトの事情を聞くと依頼を断れそうにもない。
今は1人気ままに生きているイブだが、人の情には厚い。以前、ロベルトにお世話になった恩義もある。
「私が教えられる事で良ければ…」
自分に自信がないイブと言葉足らずなロベルト、自由奔放なルフィナ。3人が幸せを掴むのは一筋縄ではいかないようです。
文字数 44,912
最終更新日 2023.09.11
登録日 2023.08.22
魔女に憧れて呪いや魔術の研究をするのが趣味の伯爵令嬢マリー。
両親は早くに亡くなり、領地経営は兄のフランクが行っている。
二人っきりの兄と妹は仲良く暮らしていた。
しかし度数の合わない瓶底レンズの眼鏡をかけないと人付き合いもまともに行えないようなフランクはとても頼りなく、そしてとんでもなくヘタレなのだった。
そんなトラブルメーカーの兄のことをいつも優しくフォローするマリーが、ある日兄の起こしたトラブルによって不本意ながらも『契約恋愛』をすることとなる。
お相手はカボチャ頭の異国の人間⁉︎
異国の大きな貿易会社の会長だというリュウ・シエンは、フランクの不注意による呪いでカボチャ頭になってしまったのだった。
呪いを解くためには『愛し、愛される者からの口づけ』が必要で……
当然だがカボチャ頭では世間に出られないとリュウ・シエンは言う。
そこで、伯爵家の屋敷に滞在することになったリュウ・シエンとマリーは、お互いの目的の為に呪いを解こうと何とか愛し合う努力をすることになる。
しかし、何かよからぬ企みからマリーに婚約の申し込みに来る大嫌いな幼馴染の令息。
そして、その令息を狙う悪役令嬢の意地悪にマリーは振り回される。
マリーは幸せになれるのか?
そしてリュウ・シエンはカボチャ頭から脱却できるのか?
溺愛、ジレジレ、きゅんきゅんな恋愛と、悪役令嬢とザマア要素もちょっぴりある作者の好きを詰め込んだ欲張りなお話です( ・∇・)
◇◇◇
某ハロウィン企画の為に書いた短編です。
ハロウィンらしく楽しいラブコメになる予定ですので、どうか温かい目でお付き合いくださいませ。
文字数 66,606
最終更新日 2021.10.23
登録日 2021.10.17
「ここまでだ、ツェツィーリア・アインハイト! 君のしてきたことはアンネローゼの協力のもと、すべてが白日の下にさらされた。今日をもって婚約は解消させていただく。……何か申し開きがあれば聞くが?」
婚約破棄をされて領地追放になった、侯爵令嬢・ツェツィーリア。新天地での生活に慣れた頃、ある青年と再会を果たす――。
文字数 7,621
最終更新日 2019.12.24
登録日 2019.12.24
大陸最古の森に住む魔女トゥリアは、『魔女は若い男の精力を吸い取るらしい』という言い伝えが広がっていることに不満だった。
なぜなら彼女は、渋みのある年配男性が好みだったから。
「ただでさえあたしら魔女からしたらあんたたち普通の人間なんてガキなのに。13歳?赤ん坊みたいなもんじゃないの!皺枯れる寸前からが男の魅力よ!」
おじさんフェチの魔女様と、好みのロマンスグレーを目指したい少年のお話
文字数 18,387
最終更新日 2021.11.13
登録日 2021.09.03
「僕がなんでこんな田舎に!」
廃嫡されたレイマンはファルネブルク侯爵家を追い出され、地方の領地ナーゼルへと追いやられた。
親や友人達の裏切りに心を閉ざしていたレイマン。そんな彼の前に隣領ヴィーティン子爵の息女エリサベータが現れた。
「私はヴィーティン子爵の娘エリサベータ・ヴィーティンと申します」
見事なカーテシーで挨拶をする彼女の瞳はどんな蒼玉よりも美しい青色だった。
賢く篤実な彼女と交流を深めてレイマンは次第に立ち直っていく中でエリサベータへの想いを募らせていく。一方、エリサベータもレイマンと過ごすうちに彼の優しさや心遣いに気がつけば恋心を抱くようになっていた。
やがて二人はお互いの想いを告げ婚約した。
成長と共にエリサベータは美しさは磨きがかかり、遂にはデビュタント後に多くの貴族達からの求婚が殺到する程となった。
それに焦り結婚を急ぐレイマンであったが、ファルネブルク侯爵の失脚により俄かに周囲が騒がしくなって儘ならない。
そんな折、エリサベータの前に彼女に嫉視した『冒瀆の魔女』が現れた。突然やって来た魔女は『冒瀆の呪い』をエリサベータにかけ、彼女の顔を見るに堪えない醜くいものへと変えてしまったのだ。
封建主義の根強い貴族社会で、致命的な汚点を背負ったエリサベータはレイマンの栄達の邪魔になってはと思い悩み婚約を解消し出家することを決意していた。その頃レイマンはエリサベータの呪いを解く術を求めて奔走していたが、その結果は絶望的なものであった。
だが、エリサベータを諦めきれないレイマンは家督を捨てて彼女の元へと向かおうとする。その彼の前に美しき公爵令嬢アグネスが現れた。
「私と結婚して欲しいのです」
「貴女と結婚をする理由はない」
「私が『冒瀆の呪い』を解く術を持っていても?」
アグネスが齎した提案にレイマンは全てを捨てて呪いに苦しむエリサベータと共に生きるか、エリサベータの呪いを解く為に彼女を諦めるかの岐路に立たされる。
レイマンが選択するのは地位か愛か、美か醜か……
果たしてレイマンとエリサベータは想いを遂げることができるのか?
これは封建主義の強い大国で強く生きながらも、呪いによって引き裂かれた恋人達の苦悩と葛藤の中で真実の愛を求める美しくも切ないお伽噺的ヒストリカルロマンス。
「蒼玉の瑕疵」=「そうぎょくのかし」
蒼玉:せいぎょく、サファイアのこと
瑕疵:傷や欠点
※ この作品は「小説家になろう」に完結作品を掲載しています。(5万字ジャスト版)
※ アルファポリスでは大幅改稿版を掲載しています。(10万字越えます)
文字数 125,000
最終更新日 2021.09.02
登録日 2021.07.22
魔女シャロはある日竜騎士の連れた竜を助けたら…その竜騎士は毎日お仕事(お花)を持ってきます。
長編 不定期ではありましたが物語にお付き合いくださり、ありがとうございました。
文字数 41,080
最終更新日 2023.11.24
登録日 2021.06.07
私の名前は上原美里(うえはらみさと)
某製薬会社に勤める27歳のOLです。
ある日部長から「ポーションを作ってくれ」と頼まれました。
えええ、ポーションってあの異世界の。
そんなものできるわけないでしょうが。
でも部長に頭を下げられて、必死に説得されて。
仕方なく作ることにしました。
果たして美里はポーションを作ることができるのか。
文字数 16,816
最終更新日 2023.01.03
登録日 2022.12.17
かつて国を暴虐の魔女は英雄の子孫と呼ばれた人間たちに倒された。だが、その魂は英雄の国の公爵である公女として転生をしていた。転生した家は家庭内不和が起きていた。実の母親は堕胎を許されない尊き相手の子供を身篭り、産んだのに認知はされず、心を病んでしまった。父親は明らかに自分の血を引いていない娘を育てる事になる。その娘が建国物語に出てくる過去の凶悪な魔女であることも知らずに。
文字数 55,286
最終更新日 2022.11.27
登録日 2022.11.01
侯爵令嬢のベルティーユは十六歳。社交界デビューも果たした立派な成人だ。けれど、兄の過干渉と支配から抜け出す道なんて見つけられなかった。新月の晩に王宮で開かれた舞踏会で、不思議な青年と出会うまではーー。
R18部分には※マーク付きます。◆◆小説家になろう様で連載していたものを改稿して投稿しております。
文字数 63,049
最終更新日 2020.02.14
登録日 2020.01.31
アクシア大陸を魔物の脅威から守護する結界の魔女の1人、ソナナ。
完璧な魔女を目指す彼女は、恋を知るため奴隷のフィンを押し倒すことにしました。
設定はゆるふわです。
文字数 21,889
最終更新日 2022.01.16
登録日 2021.12.13
森の奥で小さな魔法薬店を営む魔女リリア。
三人いた弟子たちは皆一人前になっていき、ついには三人目の弟子も独り立ちしてしまった。
そして彼女はあることに気づく。今日からごはんどうしよう。
いつも弟子たちにご飯を用意して貰っていたので、今更自炊なんてやってられない。
こうなったら外食するしかない。
もう弟子たちもいないし、せっかくなので一人旅をしながら色々な料理を食べてみよう。
そんな思い付きで魔女リリアは一人旅に出る。
これは魔女リリアがただ食事をするだけのお話。
※週一土曜更新予定です。
※小説家になろう様でも掲載しています。
文字数 678,329
最終更新日 2021.10.16
登録日 2019.07.09
「タイラー様っ!数年前からお慕いしておりました!」
「……申し訳ない。どこかで会ったことがあるでしょうか?」
あぁ、やっぱり覚えてないか……まぁ、当然かなぁ。
かつて魔物に村が襲われ、瓦礫のしたで息も絶え絶えだったシエナを見つけて助けてくれた騎士タイラー。
いつか恩返しすべくお師匠さまのもとで修行に励み、タイラー様が辺境に出向予定と知り自分の使える言霊魔法をこっそり掛け、予備のお守りまで渡せたことで満足し日々の生活へ戻った。
半年後、予定より早くタイラー様が戻ったと知り自分の魔法が役目を果たしたとホットしていたが……あれ?遠くで幸せを祈るはずがなんでここに?
文字数 7,515
最終更新日 2023.12.29
登録日 2023.12.28
私は、ロシェア。魔女であり、大陸一の仕立て屋。自慢話になるが各国の王族お墨付きになる程の腕前を持っている。実は、世界が出来た時から私は、生きていて、この世界の歴史=私の年齢見たいな物だ。しかし私には、幼少期の記憶が無い。その為、どこで産まれたのかも分からない。私が服を作り始めたのは、ある『少女』と出会ってからだった。
文字数 11,437
最終更新日 2022.04.01
登録日 2022.03.25
私は杉本エミル、転生者だ。
乙女ゲームのショップの店主である、深淵の魔女だ。
そして今日もヒロインが私の店で買い物をしていく。
すべての財産を使い果たそうという勢いで。
残酷な表現有りは保険です。
カクヨム(以下敬称略)、小説家になろうにも掲載。
筆者は体調不良なことも多いため、コメントなどは受け取らない設定にしております。
どうぞよろしくお願いいたします。
文字数 5,643
最終更新日 2022.06.19
登録日 2022.06.19
婚約者のクラウスから突然、婚約破棄を告げられたミーナ。クラウスは街一番の豪商の娘ライラに心変わりしていた。
傷ついたミーナは森で崖から飛び降りようとする。
しかし偶然、出会った『魔女』と噂される老婆から『恋の媚薬』を渡される。
「これを飲ませれば、クラウスは一生ミーナだけを愛する」と…………。
文字数 14,879
最終更新日 2020.08.08
登録日 2020.08.08
第一王位継承者である婚約者マルクスから一方的に婚約破棄を言い渡され断罪されたイジー・ヴォルフハート公爵令嬢。断罪中に運悪く落下してきたシャンデリアの下敷きになってしまい、次に目が覚めたときにはマルクスの護衛騎士であるトリスタンと入れ替わっていた……。しかもお互いに16歳だったはずが10歳の子どもに逆行してしまう。幼少期のイジーをいじめていた悪辣なメイド長をやっつけて一安心かと思いきや、誘拐されたり、魔力が暴走したり、婚約前のマルクスとも再会――!?
果たしてイジーは元の年齢・体に戻れるのか。乞うご期待。
文字数 65,974
最終更新日 2024.04.04
登録日 2023.09.30