恋愛小説一覧
ぶつかった人の災いを取り除く身代わり幽霊。
それは昼間しか存在できず、夜になると姿が消える不思議な存在。
そして、その相手の災いが消えると、自分自身も消えてしまうはかない運命。
高校生の星朋樹は幼馴染みの柳ヶ瀬凛の災いを取り除くために現れた身代わり幽霊に恋をする。
昼間しか存在できない幽霊は、最も昼が短くなる冬至に消えてしまう。
運命に逆らうことはできず、彼は別れの痛みを経験する。
だがそれは希望への道しるべでもあった。
文字数 96,803
最終更新日 2024.04.12
登録日 2024.04.02
妹を助けるために自分の命を捨てたお兄ちゃんです、はい。
死んだと思ったら神様的な人に転生させられた。(いや死んだのはあってるんだけど)
それも妹がプレーしていた攻略対象に・・・なぜ!
なぜだか殿下と友人のナイと仲良く過ごしていると、学園に通わなきゃならないという。やだなぁ。
悪役?だと思われるルノアともいい感じだし、平和な世界では?!なんて思ってた俺がバカだった。
多分ヒロインであろう女が盛大に、特大に媚を売って来るもんだから俺たち三人はたまったもんじゃない。
狙いは殿下らしいけど・・・どうする?!殿下!
ってな感じで妹の言っていた情報をもとになんとか攻略対象してますとさ。
文字数 20,819
最終更新日 2024.04.12
登録日 2023.08.25
カミーユは12歳で聖女となり、神殿にはいった。魔力が多いカミーユは自身の努力もあり治癒や浄化、結界までこなし、第三王子の婚約者となった。
だが、いまのカミーユは魔力が低くなり侍女として働いていた。第三王子とも婚約も解消されるだろうと噂されている。
カミーユが仕えているのはオリビア。16歳で聖女としての力が発現し神殿にやってきた。
今日も第三王子はオリビアとお茶を飲んでいた。
連絡を受けて挨拶に行ったカミーユはオリビア達から馬鹿にされ、王子も一緒に笑っていた。
そんなある夜、カミーユは獣人の子供を助けた。
文字数 27,177
最終更新日 2024.04.12
登録日 2024.03.20
小説を読むのは好きだけど、まとまった時間はない。そんな”あなた”に──。
こちらは"BL以外"なジャンルの短編集です!
色々なジャンル(甘々・せつない・健全・ちょっと過激etc...)の短編を掲載する作品集でございます!
*基本的にハッピーエンド!
*まったり日常系なものから、ドシリアスなものなど、幅広く!
*1つ1つのお話自体は短め!
*そして1つ1つの作品に挿絵機能を使って表紙を挟んでいますので、キャラのイメージが掴みやすい!
上記のものが苦手ではない方(むしろ好き寄りな方)は、是非ともこちらの作品へ足をお運びください……!
※更新は不定期です。
表紙イラストは もち丼様 です!
X( 旧 Twitter ) → https://twitter.com/mochi_human_0
※ 表紙の持ち出しはご遠慮ください
(拡大版は1ページ目に挿入させていただいております!)
文字数 50,546
最終更新日 2024.04.12
登録日 2023.08.20
令嬢たちの人気を集めるのは、いつだって《白馬の王子様》だが、
伯爵令嬢オリーヴの理想は、断然!《黒騎士》だった。
そもそも、オリーヴは華奢で可憐な姫ではない、飛び抜けて背が高く、意志も強い。
理想の逞しい男性を探し、パーティに出向くも、未だ出会えていない。
そんなある日、オリーヴに縁談の打診が来た。
お相手は、フェリクス=フォーレ伯爵子息、彼は巷でも有名な、キラキラ令息!《白馬の王子様》だ!
見目麗しく、物腰も柔らかい、それに細身!全然、好みじゃないわ!
オリーヴは当然、断ろうとしたが、父の泣き落としに、元来姉御肌な彼女は屈してしまう。
どうしたら破談に出来るか…頭を悩ませるオリーヴだが、フェリクスの母に嫌われている事に気付き…??
異世界恋愛:短めの長編(全22話) ※魔法要素はありません。
《完結しました》 お読み下さり、お気に入り、エール、いいね、ありがとうございます☆
文字数 82,399
最終更新日 2024.04.12
登録日 2024.03.22
――私はあの夏を忘れない。
小学6年生の夏、私は祖母の家に預けられることになった。
山奥の田舎での生活、そこで出会った1人の少女との日々は、私の夏休みをひどく爛れたものにした。
そこにもう1人、顔なじみの少女も加わり……。
これは私たちの性が目覚めた、夏の日々の話。
文字数 35,981
最終更新日 2024.04.12
登録日 2024.01.16
孤独な大学生活を送っていた橋内隆也はある日、アルバイト先のコンビニで幼馴染で親友の妹である関根花音と一緒に働くこととなり、人生が一変する。十年ぶりに再会した花音は高校生になり、すっかりと大人びた容姿だけでなく無垢で明るい人柄に自然と惹かれていく。
一方で隆也にはもう一人、密かに想いを寄せる同僚がいた。その人物は山岸文子という隆也よりも十五歳上の女性で、いつも仕事で世話になっているだけでなく、隆也が憧れを抱いていた「年上」の女性だった。
しかし文子には、夫と子供がいた。そして文子たちの夫婦は、目と翼を一つずつにして常に一体となって飛ぶ鳥のように、根元は別々でも枝を途中でくっつかせて木理を連ならせる木のように、男女の情愛の深さを例えた四字熟語である「比翼連理」と近所で称されるほど、仲が睦まじかった。
文字数 150,914
最終更新日 2024.04.12
登録日 2024.01.08
唐威遊帆はたまたまチェーン店でカレーを食べていた。そこに現れた偉そうなカレー職人。
この喜びもこの悲しみも全てがこの出会いから始まっていく。
文字数 8,250
最終更新日 2024.04.12
登録日 2024.04.12
第二王子アレクシスの婚約者であるエレノアは、結婚を間近に控えて同棲生活を送っていた。
しかしある日、アレクシスに呼び出され、彼の元へと向かい話を聞くと、エレノアはアレクシスに”本当の意味での愛情”を向けていないと言われてしまう。
その言葉の意味はまったく分からなかったが、一生懸命考えてある結末に思い至った。つまり、本当の意味での愛情とは肉体関係から生まれる性愛の事ではないか。
そうとなればやることは一つ。エレノアは、もっときちんと言ってくれればいいのにと思いながらアレクシスに迫ったが、まったく違うと言われてしまって、エレノアの”本当の意味での愛情”を探す生活が始まるのだった。
五万文字ぐらいのお話です。よろしくどうぞ。
文字数 50,148
最終更新日 2024.04.12
登録日 2024.03.28
ある日前世の記憶を取り戻し、自分がいる世界が乙女ゲーム『シェルジュエリー』であるという事に気付いた美少女、レイナ。レイナは乙女ゲームの攻略対象の義妹であった。記憶復活を機に社交復帰をしたレイナは、攻略対象やら過去の因縁やらと関わっていく。これは、美しい容姿ながら中身ポンコツな完璧王女の異名を持つレイナの恋物語。
乙女ゲーム転生×美少女ヒロイン×三角関係以上
文字数 90,579
最終更新日 2024.04.12
登録日 2023.03.02
(性的描写あり)
朝、僕が布団の中でまどろんでいると、姉さんが起こしに来た。
まだ時間が早いから寝ようとする僕を、姉さんが起こそうとする。
その起こし方がとても特殊で……。
文字数 3,059
最終更新日 2024.04.12
登録日 2024.04.12
父を亡くし、継母に虐げられ、婚約者からも捨てられた。
そんな私の唯一の希望は爵位を継げる年齢になること。
爵位を継いだら正当な権利として適切に対処する。
その結果がどういうものであれ、してきたことの責任を取らせなくてはならない。
ところが、事態は予想以上に大きな問題へと発展してしまう。
文字数 13,754
最終更新日 2024.04.12
登録日 2024.04.10
高校一年生の森崎和昭(もりさきかずあき)は非モテボッチ陰キャ男子だが、
男子生徒憧れの同級生女子上志津晶保(かみしづあきほ)と仲良くなる。
なかなか進展しない二人の仲だったが、和昭が勇気をふりしぼって一歩踏み出したことで
ようやく交際がスタートした。
しかし、事故に巻き込まれた二人の運命は引き裂かれ、
晶保は和昭のいない世界に取り残されてしまう。
砂時計を何度逆さまにしても時が戻ることはない。
ならば、この世界に私の居場所なんかない。
――今、そちらへ行きます。
キミのいる場所へ。
その時、絶望の暗闇に沈んだ彼女に奇跡の光が降りつもる。
愛と勇気が変えた二人の運命の物語。
文字数 108,433
最終更新日 2024.04.12
登録日 2024.04.02
最も小さい国と言われている小国トルンフィス王国に聖女があらわれた。
神の使いとも称される尊い聖女。
彼女達の魔を祓い邪を清める浄化の力は一介の魔道士、魔術師など足元にも及ばない。
そんな聖女を守る組織ガルンドーラ聖騎士団から小国トルンフィス王国に聖騎士アールシスが遣わされた。
女神の啓示により召し出された新たな聖女を守る為に。
その聖女の中身は15歳になったばかりの極普通の少女だった…
※あまりシリアスな感じでは書かないつもりです。面白く読んでいただけたらと。
※完結まで描き終わりました
文字数 84,004
最終更新日 2024.04.12
登録日 2023.12.08
警視庁の食堂。
私服のあつこが食事をしていると、私服の久保田誠がトレーを持って、やってくる。
誠が相席を申し出、あつこは受け入れる。
副総監室。
誠がノックをし、入って来る。あつこの襟の階級章を見て、最敬礼する誠。
笑いながら、副総監は、姪のあつこを紹介する。
誠のアパート。
玄関に立つ、私服のあつこを見て驚く誠。あつこは大きなバッグを持っていた。
あつこは、自分でドアの鍵をかけた。
ある、倉庫。
あつこは特命を帯びて、大文字伝子の救援に行き、荷物の陰から飛び出し、伝子と共に悪者に向かって行った。
誠のアパート。
布団の中から這い出す、あつこ。制服を着て、まだ眠っている誠を見て微笑む。
そっとドアを閉め、出て行くあつこ。
警視庁。
机の中にバレンタインチョコを発見する、誠。
ホワイトデーのチョコの箱の中に指輪を発見する、あつこ。指輪を嵌め、微笑む。
病院。
あつこの隣に連れてこられた、息子、健太郎。色んな人間が挨拶に来る。
看護師と共に記念撮影をする。
久保田邸。
ソファーに眠っている、あつこを見て、そっと出て行く、田坂、安藤、浜田、愛川静音。あつこに毛布をかける誠。
目を覚ます、あつこ。「まこっちゃん。私、何か寝言言った?」
「うん、おねえさま、って。健太郎、大文字さん、僕は3番目かな?」
「可愛がって欲しいの?」「昼間だよ、まだ。」あつこは黙って、誠の手を引き、部屋に向かった。
―完―
文字数 579
最終更新日 2024.04.12
登録日 2024.04.12
今までにあげた恋愛のショートショート(詩のような)のまとめです。
ごくたまにR15ぐらいもあります。
文字数 30,644
最終更新日 2024.04.12
登録日 2022.06.19
画期的な技術によって誕生したVR世界、時が経ちやがて全身の感覚をVRに委ねる技術が生まれた。多くのスポーツがVR世界に旅立ち、主流化していった。そのスポーツの一つに、スポーツチャンバラがあった。
肉体、そして怪我という拘束から解き放たれたVRスポーツチャンバラは多くの近接武器、果ては徒手空拳までをも巻き込み、ヴァーチャルリアリティスポーツコンバット、通称VRSCまたはブルスクと呼ばれるようになった。
この新たなスポーツは現代日本人が忘れつつあった闘争本能に火を点け爆発的な人気を得た。
この物語はそんなブルスクが大人気な21世紀終盤の日本で出会った二人の少女のお話。特に大きな陰謀に巻き込まれるわけでもない、二人のゆりゆりっとしたようでそうでもない、日常のお話
文字数 6,459
最終更新日 2024.04.12
登録日 2023.02.19
現実と似て非なる世界の東の小国「ヒノモト」
2xxx年、そこでは負の念から、人に、物に、場所に憑き、そして果てには具現化すらする「魔霊」といわれる邪霊が存在した。…ここ「六道区」では、負の念を操り、魔霊を扱う「ケイオス」と言われる組織と、それに対抗する機関「ロウガード」の「対魔霊師達」との戦いが起こっていた。
その中を「独覚女」新山星美と「夢使い」冬川誠二が駆け抜ける!
(11話「邪な類感人形」にR18的な性描写の含まれる部分があります。苦手な方は飛ばしてお読みください)
文字数 55,848
最終更新日 2024.04.11
登録日 2024.03.24
婚約者であるギスランは、他の男と喋っていただけで「閉じ込めたい」という怖い男。こんな男と結婚したくないと思っていたが、ある時、命を狙われてしまった。そこから、ギスランの行動はどんどんと常軌を逸脱し、エスカレートしていく。
自己中悪役系お姫様カルディアとヤンデレ尽くし系貴族ギスランが喧嘩っぷるしながらメリバへ突き進む話。
(1章まではなろう様に同じものがあります。また現在3章までをムーンノベルズ様で投稿しています。年末頃まで更新をお休みさせていただきます。よろしくお願いします)
文字数 1,614,229
最終更新日 2024.04.11
登録日 2019.06.06
高校生のカイトは、ゆるふわ髪の美少女と出会う。
魔法使いと名乗る彼女と心を通わせるうちに、彼は自分自身が抱えていた過去と向き合う。
同じ高校に通うチホは複雑な家庭環境が元で人と交流することができずに悩んでいた。
不思議なイケメン男子と出会ったことがきっかけで、自分の居場所を探し始める。
空に虹が架かる時、二人の運命が交差する。
鏡の中の世界とそこに映る自分の姿、そして、本当の自分とは。
傷ついた心の再生物語。
文字数 100,332
最終更新日 2024.04.11
登録日 2024.04.02
引っ込み思案の、玲禾(れいか)は若干一八歳。
彼女は異世界の戦乱から逃れるため、人間の世界に身を隠していた。
母親が遠くからかける保護魔法が彼女を守っていたが、保護の効力維持には、親子の関係のままでいなければならない。
玲禾が同級生と恋に落ちた時、物語が動き出す。親からの自立で、保護魔法が解け、異世界に舞い戻ってしまった。
玲禾は、もう一つの世界で悪党を討つ旅に出ながら、自身の生い立ちを探っていく。
文字数 443,399
最終更新日 2024.04.11
登録日 2023.08.04
わたくしアンゲリータ・バルツァーナには幼い頃からの婚約者がいます。
お相手は第3王子のベルンハルト殿下。
殿下はわたくしを貶すのが大好き。
そして、異母妹のベティーナが大のお気に入り。
困った事に、すぐベティーナの味方をしてしまうのです。
ほら今日も。
異母妹のベティーナも殿下の隣にいるのが当然と思っているのでしょう。
そんな殿下とベティーナがやってくれました、婚約破棄騒動。
殿下、面倒事は嫌いではなかったのですか?
でもありがとうベティーナ、今まで使えないと思っていてごめんなさいね。
リボンつけて差し上げますから、今後一切関わらないように。
わたくしは未来に向けて忙しいのだから。
※ゆるゆる設定です
文字数 13,728
最終更新日 2024.04.11
登録日 2024.04.06
有能すぎる平民、それがアイリスだった。
将来は一人で生きていけるようにさまざまなスキルを身につけた。
生まれは平民。村で暮らしていた。両親が借金を作って夜逃げ。
それでもアイリスなら出世払いしてくれるだろうと養子の誘いがあるくらい賢くて働き者で有名だった。
本人にとっては普通に生きているつもりが貴族や王子と出会い、最強平民という二つ名で呼ばれるようになる話。
文字数 36,997
最終更新日 2024.04.11
登録日 2022.08.31
「マルレーネ。離縁して欲しい」
結婚三年目にして突然、夫であるテオバルト・クランベック伯爵からそう告げられたマルレーネ。
テオバルトにはずっと想い続けている初恋の君がいた。ようやく初恋の女性と再会できた夫は、彼女と再婚したいと述べる。
身勝手な言い分に呆れつつも、マルレーネは離縁を受け入れるが……?
※ なろうにも投稿しています。
文字数 7,705
最終更新日 2024.04.11
登録日 2024.04.11
「悪いが婚約破棄してくれ」そう言ったのは婚約者のブルーノ。
彼の隣にはニヤリと微笑む私の姉がいた。
彼女のお腹は膨れていて、そこにはブルーノと姉の子供が宿っていたのだ。
最愛の人の子を姉が妊娠しました。
文字数 11,079
最終更新日 2024.04.11
登録日 2024.04.10
6歳で幼馴染の侯爵家の次男と婚約したヴィオラ。
互いにいい関係を築いていると思っていたが、1年前に婚約者が王女の護衛に抜擢されてから雲行きが怪しくなった。儚げで可憐な王女殿下と、穏やかで見目麗しい近衛騎士が恋仲で、婚約者のヴィオラは二人の仲を邪魔するとの噂が流れていたのだ。
その噂を肯定するように、この一年、婚約者からの手紙は途絶え、この半年ほどは完全に絶縁状態だった。
それでも婚約者の両親とその兄はヴィオラの味方をしてくれ、いい関係を続けていた。
しかし17歳の誕生パーティーの日、婚約者は必ず出席するようにと言われていたパーティーを欠席し、王女の隣国訪問に護衛としてついて行ってしまった。
さすがに両親も婚約者の両親も激怒し、ヴィオラももう無理だと婚約解消を望み、程なくして婚約者有責での破棄となった。
そんな彼女に親友が、紹介したい男性がいると持ち掛けてきて…
3/23 HOTランキング女性向けで1位になれました。皆様のお陰です。ありがとうございます。
24.3.28 書籍化に伴い番外編をアップしました。
文字数 210,171
最終更新日 2024.04.11
登録日 2023.03.21
「我が国のために貴女の力をお借りしたい。僕の妻となって、ラトナティアの王宮に来て頂けませんか?」
「はい。………はい?」
“占い娘”の噂を聞きつけた西の大国ラトナティアから、一人の使者がやって来た。それは突然のことだった。
眉目秀麗の権化のような使者の彼に、ニコニコと人当たりの良い笑顔で投げつけられた、耳を疑うようなプロポーズ。
ラトナティアの現状を聞かされた弥瑚は、“占い”の真実を伝えた上で、村の支援を主な条件として、その政略結婚を受け入れることに。
これはあらゆる意味で強すぎる夫に翻弄されながら、あるいは逆に振り回しながら、王宮に平穏をもたらす役割を果たすべく奮闘する、弥湖ことミコ・シルヴァートの物語────
文字数 95,653
最終更新日 2024.04.11
登録日 2024.03.20
文明崩壊後。地下に逃れ生き残った者達は、再び地上の太陽の下で暮らせる日を願って研究を始めた。もう人間同士の争いが起きない文明でなければ、広がるべきではないし、もう二度と大地を汚してはならない。そこでそのための方法として二つの理論が提唱されている。それは地上に残り文明が退化した人類の思考を制限し悪意を封じる『制限理論』と、間違った行いをしたらその人類が属する文明を滅ぼす『リセット理論』である。これは、制限理論の代表である樫鞍と、リセット理論の代表である水折の話で、時々研究対象が出てくる作品です。
文字数 8,547
最終更新日 2024.04.11
登録日 2024.04.06
領地に銀山が発見されたことで叙爵されたラートン男爵家に、ハーバー伯爵家から強引な婿入りの話がきたのは爵位を得てすぐ、半年ほど前のことだった。
しかし、その婚約は次男であったユリウスには不本意なものであったようで、婚約者であるセリーンをまったく顧みることはなかった。
ついには、他の令嬢との間に子供ができたとセリーンは告げられてしまう。
それでもついセリーンは思ってしまうのだ。
「あぁ、私の婚約者は、どんな下種顔をしていてもお顔がいい」と。
文字数 13,999
最終更新日 2024.04.11
登録日 2024.04.11