ライト文芸大賞エントリー小説一覧

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 総合リユースショップ「ブッカーズ」の書籍売り場で働く「私」酒井美史は、恋人の大蔵歴が仕事にばかりのめり込んでいることに、おぼつかなさを感じずにはいられない。私は、おととしの夏、店頭に現れた怪しげな客、歴との馴れそめを語り始める。  元彼と別れたばかりだった私の目は、髭面でがっしりとした若い男性の、意外にも繊細で優美な指先に強く吸い寄せられる。しかし、彼が買い求めたのは、個性的過ぎるタイトルのマニアックな本ばかりだった。数ヶ月後に再会した時、歴は考古学を学ぶ大学院生であると名乗る。その知識を存分に発揮して、一人の少年が求めていた本を探し出し、春のスペシャルイベントへのアドバイスも惜しまなかった彼。「摩訶不思議なお客様」のはずだった歴の存在は、私の中で次第に大きく、確実に膨らんでいった。  
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小説 21,891 位 / 184,381件 ライト文芸 497 位 / 7,575件
文字数 5,296 最終更新日 2024.05.01 登録日 2024.04.28
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ライト文芸 連載中 長編 R15
地獄の門番が何者かに襲われ、妖怪達が人間界に解き放たれた。閻魔大王は、我が次男蛍を人間界に下界させ、蛍は三吉をお供に調査を開始する。蛍は絢詩野学園の生徒として、潜伏する。そこで、人間の少女なずなと出逢う。 蛍となずな。決して出逢うことのなかった二人が出逢った時、運命の歯車は動き始める…。 *表紙のイラストは鯛飯好様から頂きました。 著作権は鯛飯好様にあります。無断転載厳禁
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小説 21,891 位 / 184,381件 ライト文芸 497 位 / 7,575件
文字数 247,182 最終更新日 2024.05.01 登録日 2021.12.16
天使の輪を作る、サラサラな黒髪。 握りこぶしほどしかない小さな顔に、ぱっちりとした瞳を囲む長いまつ毛。 まるでフィルターをかけたかのような綺麗な肌、真っ赤な唇。 特技はピアノ。まるで王子様。 ーー和泉君に、私の作品を演じてもらいたい。 その一心で、活字にすら触れたことのない私が小説家を目指すことに決めた。 全ては同担なんかに負けない優越感を味わうために。 目標は小説家としてデビュー、そして映画化。 ーー「私、アンタみたいな作品が書きたい。恋愛小説家の、零って呼ばれたい」 そんな矢先、同じ図書委員になったのは、なんと大人気ミステリ作家の零だった。 ……あれ? イージーモード? 最強の助っ人じゃん。 そんなわけが、なかった。
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小説 184,381 位 / 184,381件 ライト文芸 7,575 位 / 7,575件
文字数 36,738 最終更新日 2024.05.01 登録日 2024.04.17
「私、あなたの事が気になるんです」 新しいアパートに引っ越したばかりの社会人、幸喜は、突然見知らぬ女子高生からそう告げられた。 アパートの前にあるバス停から、ベランダにいた幸喜をずっと見ていた、という彼女が気になるというものは、なんと幸喜が干していた洗濯物だという。 干し方や洗剤、洗濯機や洗濯グッズにい至るまで、洗濯にまつわるものが大好きだという謎の女子高生・茅乃。 何故か幸喜と洗濯の話をしたいと言って付きまとう彼女の必死な様子から、何か問題を抱えていると考えた幸喜は、仕方なく彼女の話に付き合うようになっていく。 そんな奇妙な関係性の二人は、互いに誰にも話す事が出来ずにいた深い心の傷を負っていた。 洗濯を通じて距離を縮めていく二人が、自分達の問題を見つめ直し、新しい選択をしていく物語。
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小説 11,164 位 / 184,381件 ライト文芸 322 位 / 7,575件
文字数 117,606 最終更新日 2024.05.01 登録日 2024.04.01
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ライト文芸 連載中 長編 R15
 自分でも私は自分を優等生だと思う――七花佳音はそう自負していた。だから気になる男子に対しても、その渡海嶺色が『視える』という噂から遠巻きにされているため、胸の想いは微塵も出さない。みんなと話す和やかな空気を手放せないからだ。だがある日交通事故に遭い、夏休み明けに登校したところ、その空気が一変する。親友はおろかクラスメイト全員、担任の教師や家族にも無視されるようになったからだ。
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小説 184,381 位 / 184,381件 ライト文芸 7,575 位 / 7,575件
文字数 24,498 最終更新日 2024.05.01 登録日 2024.04.20
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ライト文芸 連載中 長編 R15
 会津若松市、春。高校三年生の酒井美緒は、片想いしている幼馴染みの自衛官・佐久間悠迅について考えながら登校していた。するといきなり頭上が暗くなり、見上げると巨大な腕のようなものが会津磐梯山の方角から伸びてきた。振り返ればそこには、巨人の姿があった。美緒は思う。もしかしてこれって、手長足長なんじゃ――そう。これが、後に激甚災害に指定されるテナガアシナガ災害の幕開けだった。※災害描写がありますので、苦手な方はご注意下さい。
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小説 14,553 位 / 184,381件 ライト文芸 381 位 / 7,575件
文字数 11,245 最終更新日 2024.05.01 登録日 2024.04.28
切ない愛の物語です。 「私・・・死ぬんだって」  告げられた残りの命。 『サヨナラしましょう』の代わりに出てきた言葉。 「・・・知ってる」 彼の予想外の反応に戸惑いを隠せない彼女は、最後の最後で彼の言葉の意味を理解した。 女子学生×男子学生の青春とは程遠い物語。 ※長編ではないのでそこまで長くならないです。 よろしくお願いします。
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小説 14,553 位 / 184,381件 ライト文芸 381 位 / 7,575件
文字数 7,433 最終更新日 2024.05.01 登録日 2024.04.12
小さな頃は兄の背中ばかりを追いかけていた。 けれど、背が伸びるにつれて、兄の背中は蜃気楼のように遥か彼方へと遠のいていき、やがては言葉を交わすことさえもなくなっていた。 そして、兄が大学受験を控えた高校最後の春。 いつもとは違う家路を辿っていた最中、並木道の傍らに咲く一本の桜の樹枝で、強かに囀る一匹のすずめの雛を目にした。 その出会いが俺の、俺たちの人生をほんの少し変えるきっかけとなったことを、俺は一生忘れないだろう。
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小説 21,893 位 / 184,381件 ライト文芸 490 位 / 7,575件
文字数 14,070 最終更新日 2024.04.30 登録日 2024.04.30
 ナオが死んだ。その事で陰鬱な気持ちになる僕(日向)。辛くてたまらない中、お見合いをする事になる。だが僕は、お見合い相手の礼子嬢と顔を合わせても、ナオの事が忘れられない。毎日のようにナオのことを考えながら、僕は泣いている。執事にも心配されている。そんなある日、礼子嬢とデートをする事に。
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小説 11,164 位 / 184,381件 ライト文芸 322 位 / 7,575件
文字数 15,065 最終更新日 2024.04.30 登録日 2024.04.30
突然のリストラで妻と娘に家を出ていかれた中年フリーター、安堂伊知郎。 ある日コンビニで晩飯を買うためレジに並ぶと、小銭が足りないことに気づく。 もたついた伊知郎に差し出される、五円玉。 誰が代わりに払ってくれたのかわからぬまま、頭に響く安藤家の家訓。 借りたものは返せ。 僅かに見えた背中を頼りに伊知郎の”返し”が始まるのであった。 一方で、真盛橋羽音町では学生を狙ったクスリの売買が増加しつつあった。 売人狩りを趣味と謳う佐山勝は、女子高生が購入する現場に遭遇し、クスリの売人である二人組を追いかけて── 真盛橋羽音町で巻き起こるヤクザ、警察、自警団の己が信念をかけた大乱闘群像劇。
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小説 11,183 位 / 184,381件 ライト文芸 321 位 / 7,575件
文字数 239,441 最終更新日 2024.04.30 登録日 2024.04.01
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大衆娯楽 完結 ショートショート
新ルールに変わってから、5作品ずつの投稿になり、ご面倒をお掛けしておりますが、作者の良心として、常にルールに則った上で、正々堂々と勝負したいと思っております。 現在、ライト文芸大賞へのノミネート権をゲットし、ショートショートの新作5点で最後の勝負を掛けたいと思っております。 これまで読んで頂いた皆様のお陰で、ライト文芸大賞のノミネート権を得る事が出来ました。 本当に、感謝の気持ちでいっぱいです。結果は二の次として、精一杯トライさせて頂きます。 今回、貴重なチャンスを得た、作者からのお願いです。 作品は全てが完結形式で、5分程度で読める作品ばかりなので、目を引くタイトルだなぁと、興味を持ってもらえたなら、通勤時間中でも、昼休みでも、交通機関の渋滞中でも、何ならトイレ休憩中でも構いませんので、ポチっと押してサクッと読んで、クスっと笑って笑顔をチャージして頂けたら幸いです。
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小説 14,553 位 / 184,381件 大衆娯楽 241 位 / 5,569件
文字数 6,559 最終更新日 2024.04.30 登録日 2024.04.30
太宰治の処女作【晩年】の冒頭を飾る代表的な短編、 【葉】のお笑いパロディーですよ。 根暗な【葉】を、徹頭徹尾お笑いにしてみました。 何が言いたいのか、元から良くわからない、 散文的な作品の所々を摘まみとって、抱腹絶倒の短編コメディーに 纏めてみました。
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小説 14,553 位 / 184,381件 ライト文芸 381 位 / 7,575件
文字数 2,449 最終更新日 2024.04.30 登録日 2024.04.30
寝坊、迷子、自然災害、ありえない街、多元世界、時空移動……。 クラスメイトの方違くるりさんはちょっと内気で小柄な、ごく普通の女子高校生。だけどなぜか、月曜日には目的地にたどりつけない。そしてそんな方違さんと出会ってしまった、クラスメイトの「僕」、苗村まもる。二人は月曜日のトラブルをいっしょに乗り越えるうちに、だんだん互いに特別な存在になってゆく。日本のどこかの山間の田舎町を舞台にした、一年十二か月の物語。 ・各話一覧 プロローグ「乗換駅の女の子」 第ゼロ話「月曜日の方違さんは、入学式に間に合わない」 第一話「月曜日の方違さんは、起きられない」 第二話「月(祝)の方違さんは、たどりつけない?」 第三話「月曜日の方違さんは、雨の朝」 第四話「月曜日の方違さんは、祭りのあと」 第五話「月曜日の方違さんは、浜辺の女の子」 第六話「月曜日の方違さんは、とくべつな一日」 第七話「月曜日の方違さんは、トリック・オア・トリート」 第八話「月曜日の方違さんは、鏡の国のくるり」 第九話「月曜日の方違さんは、ウインター・ワンダー・ランド」 第十話「月曜日の方違さんは、神様の約束」 第十一話「月曜日の方違さんは、一生許さない」 第十二話「月曜日の方違さんは、またここに来た」 エピローグ「楽しそうに、軽やかに」 ・主な登場人物  ・苗村まもる 語り手の「僕」。高校一年生。  ・方違くるり 月曜日にはなぜか目的地にたどりつけない少女。高校一年生。  ・後藤リュウジ 苗村の友人。中2まで地元で一緒だった。  ・佐伯トーコ 後藤の彼女。長身のスポーツ少女。  ・苗村まりな まもるの姉。首都圏に住む大学生。まもるをからかうのが好き。  ・方違ちこり くるりの妹。ピンクが好きな小学生。お姉ちゃん大好きだが、時々ナチュラルに口が悪い。
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小説 6,429 位 / 184,381件 ライト文芸 239 位 / 7,575件
文字数 93,539 最終更新日 2024.04.30 登録日 2024.04.15
【もう一度、あの夏をやり直せるなら、君と結ばれない未来に変えたい】 二十五歳の古谷圭一郎は、妻の日和を交通事故で亡くした。圭一郎の腕の中には、生後五か月の一人娘、朝陽が残されていた。 圭一郎は、日和が亡くなったのは自分のせいだと悔やんでいた。罪悪感を抱きつつ、生後五か月の娘との生活に限界を感じ始めた頃、神社の境内で蛍のような光に包まれて意識を失った。 目を覚ますと、セーラー服を着た十七歳の日和に見下ろされていた。その傍には見知らぬ少女が倒れている。目を覚ました少女に名前を尋ねると「古谷朝陽」と名乗った。 十七歳になった娘と共に、圭一郎は八年前にタイムリープした。 家族三人で過ごす奇跡のような夏が、いま始まる――。 ※本作はカクヨムでも投稿しています。
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小説 21,891 位 / 184,381件 ライト文芸 497 位 / 7,575件
文字数 55,252 最終更新日 2024.04.30 登録日 2024.04.20
《あらすじ》 システム会社に勤めて7年目の鹿島友紀。 会社にはなんの不満もないが、自分の人生はこのままでいいのかと考え始めていた矢先、上司から湘南へ出張しないかと声をかけられる。湘南の人々はみんな平日の昼間からサーフィンをしていて、ライフスタイルの違いに衝撃を受ける。 出張先のゲーム会社・社長の南田(みなみだ)さんもまたサーファーでゆるい空気感を纏っていた。南田さんの気まぐれで趣味のサーフィンを一緒にしないかと誘われ、断れきれない鹿島は毎週末、サーフィンを習いに行くことになるのだが……。 不思議とゆるやかな空気に包まれる湘南に魅了された人々の、少しのドラマと日常の物語。
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小説 184,381 位 / 184,381件 ライト文芸 7,575 位 / 7,575件
文字数 30,443 最終更新日 2024.04.30 登録日 2023.04.30
この春、念願だった難関大学に合格した俺は夢のキャンパスライフに想いを馳せていた。 しかし、入学式当日。 式典が終わり、新たに出来た友人と校内の長い階段を降りている最中の事だった。 突如、何者かによって後ろから背中を押された。 勢いよく階段を転がっていき、腕と頭を強打した俺は薄れゆく意識の中で、一人の人間がじっと俺の方を見ていることに気がついた。 彼女は、じっと俺を見た後、まるで天使の如く笑ったのだ。 彼女の事を俺は知っている。 同じ私立中学に通っていた彼女とは、そこまで親しい間柄じゃなかったが、俺の記憶には彼女が鮮明に残っている。 何故なら、中学校の卒業式の時も俺は今日のように階段から背中を押されたのだ。 どうやら俺は、彼女に狙われているらしい。
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小説 184,381 位 / 184,381件 ライト文芸 7,575 位 / 7,575件
文字数 119 最終更新日 2024.04.30 登録日 2024.04.30
 流されるままに日常を生きている彼女には、交差点の向かい側にいる男が鳥に見えた。暑さと疲労で茹だっている心身。青に変わる信号。押し流される人の波。いつもと変わらないはずだったのに。  交差点で肩が触れ合った男の存在が気になった彼女は、人波に抗い男を追いかけた。  信号待ちをしていた男は、人波に抗うことなく交差点を渡りきり〝ある賭け〟を終えて帰還するはずだったが、渡る前に見知らぬ女と肩が触れ合ってしまう。  何事もなくその場を立ち去ったものの、突如、肩を掴まれて振り返った先にいたのは、接触した女だった。    交差点の片隅から始まる、名前も知らない二人が語る〝命〟に対する価値観の違いとは。
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小説 7,103 位 / 184,381件 ライト文芸 254 位 / 7,575件
文字数 14,203 最終更新日 2024.04.30 登録日 2024.04.30
 相馬若菜(そうまわかな)は、毎年誕生日前夜に原因不明の熱を出し、誕生日の朝『別の世界』で目を覚ます。『別の世界』というのは異世界みたいなそれではない。家や学校の場所、建物は全く同じだというのに、家族や友達……そこに居る“登場人物”が全く違う世界。しかも若菜にしてみれば『全く違う世界』の様に感じるそこには元々「別の若菜」が存在している。だから若菜は周囲の人達の記憶の中の「別の若菜」として、一年間を過ごさなければならないのだった。  しかし、四年に一度「うるう年」の誕生日からの一年間、若菜は『全く同じ設定の世界』で目を覚ます。そこでは若菜の母だけでなく、同級生も皆、何もかも同じだった。  どう頑張っても抗えないこの状況をどうにか受け入れ、それならば「せめて明るい自分でいよう」と、そんな風に必死で振る舞うようになっていた若菜にとって「同じ世界」で過ごせるということは、最高に居心地が良いものだった。  そして今年はうるう年。若菜は高校1年生の一年間を、四年に一度だけの「同じ世界」で過ごすことができる。
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小説 184,381 位 / 184,381件 ライト文芸 7,575 位 / 7,575件
文字数 1,546 最終更新日 2024.04.29 登録日 2024.04.29
一ノ瀬は佐伯先輩に一目惚れし、野球部に入った。野球のことは何一つ知らなかった一ノ瀬だが、懸命に覚えていくうちに、最初は反対していた二宮先輩もマネージャーとして認めてくれるようになる。 それから一年程経ち、佐伯、二宮は3年生に…… 3年最後の試合である、明星学園との練習試合。 佐伯にはどうしても見に来てほしい人がいた。深井 清良(きよら)である。 一ノ瀬は、頑なに「行かない」という清良を、試合に連れていくために奮闘するのだが…… ※他サイトからの転載
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小説 184,381 位 / 184,381件 ライト文芸 7,575 位 / 7,575件
文字数 31,165 最終更新日 2024.04.29 登録日 2024.04.29
グルメレビューサイト「Food book」にレビューを投稿する私。年間で一番参考になったレビューを書いたユーザーに送られるBest bookを目指し日々食べ歩きに勤しんでいる。今年は大好きな推しがCMキャラクターに選ばれ、副賞で一緒に食事に行けるためさらに力が入る。そのためには、絶対王者の「mochi」よりもいいレビューを書かなければならない。なのに、思わぬところから横やりが。果たしてBest bookを受賞し、推しとの食事に行けるのか!?
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小説 184,381 位 / 184,381件 ライト文芸 7,575 位 / 7,575件
文字数 9,801 最終更新日 2024.04.29 登録日 2024.04.29
サッカーでスポーツ推薦をもらうため、志望高校が開催しているセレクションに参加した中学三年生の樹生(たつき)は、セレクションの帰りに交通事故に遭ってしまう。 右足を切断され、サッカーどころか歩くことすらできなくなって、唯一の取柄を失った喪失感と将来への不安と絶望に苛まれていた。 そんな樹生の前に現れたのは樹生の義足作製を担当する義肢装具士の古谷。両親や医師など樹生がこれまで関わってきた周囲の大人とは異なる、豪放磊落で傍若無人な男だった。 古谷は身体障害者になった現実を受け入れられずに欝々とする樹生に下手な慰めはしない。容赦ない現実を突きつけながらも克服の仕方、そして義足を履く意義を樹生に教えてくれるのだった。 どこか型破りな古谷を信頼し始め、また樹生と同じく大腿義足を履く女の子・紡(つむぎ)との出会いを通して、樹生は少しずつ現実と義足を受け入れていくが、樹生に数々の心強い言葉をくれた古谷にも樹生と同じような苦しみがあった。 *表紙イラストはイラストAC様より
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小説 9,309 位 / 184,381件 ライト文芸 286 位 / 7,575件
文字数 107,140 最終更新日 2024.04.29 登録日 2024.04.18
20XX年、先進国で新たな制度が設けられ、十八歳以上の国民一人につき十二錠の薬物が配られた。その薬を飲むと、自分の望んだ「夢」を見ることが出来る。「夢」はどのような内容でも構わない。過去に戻ろうが、犯罪を犯そうが、富豪になろうが……その「夢」の中では何をしても自由である。(別サイトにて掲載していた作品です。オムニバス形式の作品です。)表紙はhttps://www.pixiv.net/artworks/109197477様より。
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小説 184,381 位 / 184,381件 ライト文芸 7,575 位 / 7,575件
文字数 103,285 最終更新日 2024.04.29 登録日 2024.03.24
出逢ったのは、紫陽花色の雨が降る午後──。 そのひとは、私の心に いつまでも消えない色を残した………。
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小説 184,381 位 / 184,381件 ライト文芸 7,575 位 / 7,575件
文字数 20,891 最終更新日 2024.04.29 登録日 2024.03.27
その一ヶ月は、私にとっては宝物のようなものだった。
24h.ポイント 113pt
小説 9,285 位 / 184,381件 ライト文芸 282 位 / 7,575件
文字数 24,178 最終更新日 2024.04.29 登録日 2024.04.10
105
青春 完結 短編
この物語の主人公、楓は苦しい毎日の中で一人孤独に耐え、誰に頼ることも信じることもなく希望を捨て生きていた。そんなとき、一人の男性、要と出会い彼女の心は少しずつ変化していく。 拒絶しても突き放しても要は離れなかった。要は楓を支え、希望と勇気を与え続ける。 楓は要に支えられ、自分の心と向き合い変わっていくのだった。 楓は自分の弱さを真正面から見つめ、逃げ出したい気持ちと向き合い、変わろうと努力する。 それが大切なことなのだと彼女は教えてくれる。 楓を支える要の優しさと強さ、楓の母、亜澄の心の弱さと痛み。それらを受け止め少しずつ変わっていく楓。 はじめは弱く震えていた楓が、支えてもらいながら勇気を振り絞り、前へ進んでいく姿をどうぞ見届けてあげてください! ※多少虐待のシーンがあります ★こちらに使用しているイラストはAI生成ツールによって作成したものです
24h.ポイント 28pt
小説 21,893 位 / 184,381件 青春 212 位 / 6,502件
文字数 19,054 最終更新日 2024.04.28 登録日 2024.04.19
※当作品は長い構想を経て生まれた”青春群像劇×近未来歴史ファンタジー”長編シリーズ小説です。 イントロダクション 西暦2059年 生き別れになった三つ子の魂が、18年の時を経て、今、巡り合う。 それは数奇な運命に導かれた、少年少女たちの長い一年のほんの始まりだった。 凛翔学園三年生、幼馴染三人組の一人、樋坂浩二(ひさかこうじ)、生き別れとなった三つ子の長女、稗田知枝(ひえだちえ)のダブル主人公で繰り広げられる、隠された厄災の真実に迫る一大青春群像劇。 エピソード①~三つ子の魂編~ <あらすじ> 新年度、小学生に進学する妹の真奈(まな)の入学式に出席するため、兄の樋坂浩二と隣近所で幼馴染の永弥音唯花(えみねゆいか)は真奈の入学式を見守る。 その日の夕方、入学パーティーのための買い出しに出掛けた樋坂浩二は下り坂で逃げ出した旅行用カバンを追いかける魔法使いのような容姿をした少女を見かける。 少女の名は稗田知枝、知枝はアメリカからやってきた帰国子女で、生き別れになった三つ子の姉弟との再会、祖母との約束を果たすため、凛翔学園に転校してきた。 新年度が始まり、クラスメイトとなった浩二と知枝、三つ子の存在を明かされ驚きつつも、その日の夕方、浩二と唯花は知枝が雨の降りしきる公園で座り込んでいるのを見つける。 西暦2059年、未だ原因不明とされる未曾有の厄災から30年、復興を遂げた街に再び魔法使いが訪れるとき、新たな物語が紡がれようとしていた。 表紙イラスト:ミント様(@mint_9_9) タイトルロゴ:ささきと様(@sskt_s)
24h.ポイント 56pt
小説 14,562 位 / 184,381件 ライト文芸 387 位 / 7,575件
文字数 122,190 最終更新日 2024.04.28 登録日 2024.04.06
瑞穂の叔父の事件簿第二段です。
24h.ポイント 28pt
小説 21,891 位 / 184,381件 ライト文芸 497 位 / 7,575件
文字数 53,872 最終更新日 2024.04.28 登録日 2024.04.15
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ライト文芸 連載中 長編 R15
【第7回ライト文芸大賞応募作】 伊国文花は新進気鋭の恋愛小説家だ。デビュー作が60万部を超えるベストセラーとなり、その後もヒット作を連発。瑞々しい文体と、思春期特有の青春と切なさが共存するテーマで女子高生を中心に絶大な人気を誇っている。 年齢性別ともに非公表ながら、現役女子高生作家とも噂される伊国文花が失踪したのは、新作の出版記念オンラインイベントを前日に控えた夜だった。 一人暮らしの部屋から見つかったのは、手書きの原稿用紙の束。『作家・伊国文花の功罪』と名付けられたその未発表原稿は、やがてある女性の変死事件へと繋がっていく――。 ※この作品はフィクションです。実在の人物・団体とは関係ありません。
24h.ポイント 56pt
小説 14,562 位 / 184,381件 ライト文芸 387 位 / 7,575件
文字数 34,559 最終更新日 2024.04.28 登録日 2024.04.13
「えっ……えええええええ!?」 只のサブカルカフェ店員がいきなり ロボットのパイロットに!? 国内最大級の有人ロボットバトル大会に 参戦する水道橋大学ロボットアニメ同好会。 今の主流ロボとは全く違う コンセプトで挑戦する同好会メンバーは 果たしてどこまで立ち向かえるのか! そしてロボットアニメ同好会に巻き込まれた Vtuber大好きねいねちゃんの運命は!? 「ねいねを見ててね!ほづみ君!」
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小説 7,103 位 / 184,381件 ライト文芸 254 位 / 7,575件
文字数 62,616 最終更新日 2024.04.27 登録日 2024.04.27
家族そろって引越してきたばかりの紀美は、娘が通い始めた小学校のママ友に、たのしい「おしごと」に誘われる。それがとんでもないシロモノだとも知らずに。始めはあまりのバカバカしさにすっかりやる気を失っていた紀美だったが、ひと癖もふた癖もあるメンバーたちに囲まれて、徐々に自分の居場所を見つけていく……のだろうか??
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小説 184,381 位 / 184,381件 ライト文芸 7,575 位 / 7,575件
文字数 81,431 最終更新日 2024.04.27 登録日 2024.04.09
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ライト文芸 完結 ショートショート
目黒美咲の絵画に心奪われ、趣味の小説執筆が手につかなくなった青年の前に、絵画のモチーフにそっくりな少女が現れた。 青年は、断られることを前提で少女に執筆取材を申し出たが、なんと1ヶ月限定で了承されてしまう。 誰もが釘付けになる美貌、思いやりと気遣いに由来する正しい姿勢、少女らしくも無駄のない自然な動き。 最高のモチーフを手にした青年は、徹底的な準備と、血の滲むような努力で、最高傑作を書き上げようとするが……。
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小説 184,381 位 / 184,381件 ライト文芸 7,575 位 / 7,575件
文字数 8,615 最終更新日 2024.04.27 登録日 2024.04.27
2000年代、山あいの小さな町に暮らす、さまざまな年齢、さまざまな立場のひとびとの、五つの短い物語。
24h.ポイント 0pt
小説 184,381 位 / 184,381件 ライト文芸 7,575 位 / 7,575件
文字数 10,877 最終更新日 2024.04.27 登録日 2024.04.27
 生まれつき紅い瞳を持ち、周囲から孤立していたリツコ。  彼女のもとに届いたのは謎めいた招待状――特異体質に悩む人々が集まるマンションへの入居案内だった。  マンションを運営する青年・ハルは「〝人と違う〟ことが生きにくさとなってしまう現代社会で、苦悩する人々の拠り所を作りたい」と語る。  そんなハルの傍には、過干渉な叔父・ノブユキの存在があった。  まるで、ハルの行動を監視しているかのような――。 「ただ〝普通〟に生きたい」  そう願う人々の苦悩と葛藤、そして希望を描くヒューマンドラマ&ライトミステリー。  マンション管理人一家の秘密を推理しながら読んでみてください。 ※今の時代にこそ伝えたいメッセージを紡ぎました。実写ドラマ化・映画化が夢です! ※ライト文芸大賞応募作
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小説 8,038 位 / 184,381件 ライト文芸 266 位 / 7,575件
文字数 108,541 最終更新日 2024.04.26 登録日 2024.04.04
花田まひろは、お菓子が好きな社会人1年生。 「楽するために」オリジナルの勉強法=独学で、大学に現役合格した。 教えるのが得意なまひろが就職先に選んだのは、大学受験予備校の大手「X塾(えっくすじゅく)」の生徒指導。 いわゆる「チューター」。 予備校、塾の経験ゼロのまひろを待っていたのは、 100人の担当生徒と、クセのある上司や同期、無理難題を突きつけるカリスマ講師達……。 新人「チューター」として受験生と一緒に受験に立ち向かう奮闘記。 ――あなたの桜、咲かせるお手伝いします!!   🌸 🌸 🌸 2023年ポプラ社小説新人賞、2次通過(1105作中37作)したものです。 改訂を行い、改めて掲載いたしました。
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小説 11,183 位 / 184,381件 ライト文芸 321 位 / 7,575件
文字数 139,284 最終更新日 2024.04.25 登録日 2024.04.23
リストラ後に偶然から幸運を引き当ててハーレムを築いていくお話です。  主人公の本郷秀長はある装置メーカーの保守を担当する部署に務めておりましたが昨今の不景気のより希望退職という名のリストラをされました。  今まで職場で一生懸命に頑張ってきていたと自負していたけど他の職場メンバーからは浮いていたようで、職場の総意という伝家の宝刀を抜かれて退職する羽目になりました。  しかし、今まで一生けん目に働いていたことは事実で、そんな彼を評価していた人も少なからずおり、その一人にライバルメーカーの保守部門の課長から誘われて、ライバルメーカー転職したところから物語は始まります。  転職直後に、課長ともども配置転換を命じられて高級クルーザーの販売部署に回されて初の海外出張で産油国の王子と出会い、物語はどんどん普通でない方向に進んでいきます。  その過程で多くの女性と出会い、ハーレムを築いていくお話です。
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小説 21,891 位 / 184,381件 ライト文芸 497 位 / 7,575件
文字数 77,866 最終更新日 2024.04.24 登録日 2024.04.24
 ――「あの子が迎えにくるのよ。私を殺しにね」  音楽教師である美音茜の母は、十年前から入退院を繰り返していた。ある日彼女が母を訪ねると、自分が死んだあとは何も遺さないで、と娘に告げた。突然告げられた妙な「遺言」を不思議に思いながらもその日一日を過ごしていると、病院から一本の電話が。それは母が死んだという連絡だった。  不意にカレンダーが目に留まる。その日は、茜の双子の姉・雫が死んだ日だった。  遺品整理をするために、母の教え子だった七葉郁が雫の遺品の楽譜『パッサカリア』を持って美音家に訪れる。徐々に思い出されていく、家族の記憶。その過去に触れていくと、茜と郁の前に十年前に死んだはずの雫が現れた――。  これは、ある家族をめぐる不思議な二日間の物語。
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文字数 35,781 最終更新日 2024.04.24 登録日 2024.04.01
 流介と太一の通う私立音弧野高校は勝利と男気を志向するという、時代を三周程遅れたマッチョな男子校。  そんな音弧野高で声優部を作ろうとする流介だったが、基本的にはスポーツ以外の部活は認められていない。しかし流介は、校長に声優部発足を直談判した!  同じ一年生にしてフィギュアスケートの国民的スター・氷堂を巻き込みつつ、果たして太一と流介は声優部を作ることができるのか否か?!
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文字数 75,516 最終更新日 2024.04.22 登録日 2024.02.01
『ゆるーく建築を知れる』📐北海道札幌市を舞台とした『ゆるふわ×建築』日常系のストーリーです🏠✨ 北海道内でも人気が高く、多くの女子が入学を夢見る『才華女子高等学校』。多くのキラキラした学科がある中、志望調査で建築学科を志望した生徒はわずか3人?! 「10人以上志望者がいないと、その年度の建築学科は廃止になる」と宣告された、うらら達3人。 2年生から本格的な学科分けがあり、それまでにメンバーをあと7人増やさなければならない。うらら達は建築の楽しさを周りにも伝えるため、身近な建築の不思議や謎を調査する活動をすることに決めたのだった――。 🌸🌸🌸 人間にとって欠かせない衣食住、その中の『住』にあたる建築物は私たちにとって身近な存在です。でも、身近すぎて気づかないこと、知らないことって多いと思いませんか? 「なんで、こんな所に穴があるんだろう?」 「なんで、ここはヘコんでるんだろう?」 「なんで、この壁とあの壁は叩くと音が違うんだろう?」 「そもそも、建物ってどうやって作ってるんだろう!?」 建築には、全ての形に意味があります。 (意味ないことをしたらお金と手間がかかるからやらない) 一件難しく感じるかもしれませんが、 この小説では女子高生たちとゆる~く建築の豆知識をお伝えしながら、すこ~しでも良いので建築に興味を持ってくれたらうれしいな~ という気持ちで、建設業で働く私がの~んびり書いていく作品です。 ごゆっくりお楽しみくださいませ✨ ☆注意☆ この作品に登場するイラストは、AIイラストを作成するアプリで作っています。 背景など作中と少し異なる表現があるかと思いますがご了承ください。
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文字数 30,346 最終更新日 2024.04.22 登録日 2024.03.28
 ある夜、森崎一真が辿り着いた喫茶店〈風町シネマ〉。不思議な店名に誘われて入ってみると、そこには店主の女性・乃絵と、飼い犬トトがいた。ここは彼女の祖父がやっていた映画館を改装して作られた喫茶店だった。  乃絵はトトを物語の中から抜け出してきた犬なのだと語る。ここが映画館だったころ、最終日に上演されたのは『オズの魔法使』だったが、映画が終わった時スクリーンの真下で見つかった犬がトトなのだ。  店の雰囲気と温かく懐かしいメニューに惹かれ、足しげく通ううち、いつしか圭の中で諦めていたシナリオライターへの夢が甦っていく。
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小説 14,553 位 / 184,381件 ライト文芸 381 位 / 7,575件
文字数 15,229 最終更新日 2024.04.22 登録日 2024.04.19
ハロウィン嫌いの主人公・カリンは、数日にわたって開催される大規模なハロウィンイベント後のゴミ拾いに毎年参加していた。 今年も例年通り一人でてきぱきと作業を進めていた彼女は、見知らぬイケメン四人衆に囲まれる。 一見するとただのコスプレ集団である彼らの会話には、たまに『化けて出る』や『人間じゃない』といった不穏なワードが混じっているようで……。 彼らの正体と目的はいかに。 これは日常と非日常が混ざり合い、人間と人ならざるものの道が交わる特別な日の出来事。 ついでに言うと、コメディなんだか社会風刺なんだかホラーなんだか作者にもよくわからないカオスな作品。 (毎回、作者目線でキリのいい文字数に揃えて投稿しています。間違ってもこういう数字をパスワードに設定しちゃダメですよ!) お楽しみいただけておりましたら、 お気に入り登録・しおり等で応援よろしくお願いします! みなさま、準備はよろしいでしょうか? ……それでは、一夜限りの美しい悪夢をお楽しみください。 <登場人物紹介> ・カリン…本作の主人公。内面がやかましいオタク。ノリが古めのネット民。      物語は彼女の一人称視点で進行します。油断した頃に襲い来るミーム!ミーム!ミームの嵐! ・チル&スー…悪魔の恰好をした双子? ・パック…神父の恰好をした優男? ・ヴィニー…ポリスの恰好をしたチャラ男? 「あ、やっぱさっきのナシで。チャラ男は元カレで懲りてます」 「急に辛辣モードじゃん」 「ヴィニーは言動ほど不真面目な人間ではないですよ。……念のため」 「フォローさんきゅね。でも、パック。俺たち人間じゃないってば」 (※本編より一部抜粋) ※ゴミは所定の日時・場所に所定の方法で捨てましょう。 【2023/12/9追記】 タイトルを変更しました。 (サブタイトルを削除しただけです。)
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小説 184,381 位 / 184,381件 ライト文芸 7,575 位 / 7,575件
文字数 115,949 最終更新日 2024.04.21 登録日 2023.04.29
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