短編小説小説一覧
文字数 4,837
最終更新日 2023.11.29
登録日 2023.11.13
文字数 499,391
最終更新日 2023.11.29
登録日 2022.11.06
僕がまだ幼稚園の年少だった頃、同級生で仲良しだったOくんとよく遊んでいた。
僕の家は比較的に裕福で、Oくんの家は貧しそうで、
よく僕のおもちゃを欲しがることがあった。
そんなある日Oくんと幼稚園のジャングルジムで遊んでいた。
一番上までいくと結構な高さで、景色を眺めながら話をしていると、
ちょうど天気も良く温かかったせいか
僕は少しうとうとしてしまった。
近くで「オキロ・・」という声がしたような、、
その時「ドスン」という音が下からした。
見るとO君が下に落ちていて、
腕を押さえながら泣いていた。
O君は先生に、「あいつが押したから落ちた」と言ったらしい。
幸い普段から真面目だった僕のいうことを信じてもらえたが、
いまだにO君がなぜ落ちたのか
なぜ僕のせいにしたのか、、
まったく分からない。
解説ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
近くで「オキロ」と言われたとあるが、本当は「オチロ」だったのでは?
O君は僕を押そうとしてバランスを崩して落ちたのではないか、、、
文字数 785
最終更新日 2023.11.28
登録日 2023.11.28
【読切短編】232字
人々が待ち望んでいた宇宙エレベーターがついに完成!!したが…
文字数 232
最終更新日 2023.11.25
登録日 2023.11.25
時に、私は心に留めておきたいその瞬間を
カメラに入れたくなる。
暗闇の街灯が包み込む金色の銀杏が
趣深く料亭の皿に華を与える。
街をゆく或る人の感情や寒さや
また道端の蜘蛛の巣までも
写真の一切れによって
若しくはカメラを持つ手によって
切り取られるのである。
そこになんと言えばいいか、暫し私の感情を抉り取るものが映るのである。
一体これは冷たい銀杏の悪戯であろうか。
文字数 175
最終更新日 2023.11.24
登録日 2023.11.24
文字数 4,825
最終更新日 2023.11.23
登録日 2023.11.06
世界を救う魔法少女は今日もみんなのために頑張るよ☆いつか私はみんなを笑顔に………………………………諢帙&繧後◆縺九▲縺溘□縺代↑縺ョ
文字数 1,672
最終更新日 2023.11.22
登録日 2023.11.22
美少年公人は、公人と名乗っているが現実世界では何の仕事もせず無口で謎めいた青年だった。
公人はSNSでジャーナリストの加島洋と接触し、話を持ち掛ける。
公人は加島に偽の投資サイトに騙されて、投資サイトの闇を暴かないかと誘う。
加島は公人と共に偽の投資サイトが起こす悪行を暴くために、動き出す。
文字数 1,719
最終更新日 2023.11.17
登録日 2023.11.17
文字数 11,517
最終更新日 2023.11.16
登録日 2023.04.22
夫から予期せぬ話を切り出された私は、気が付けば一人ぼっちでアパートの中に佇んでいた。
誰も居ない我が家に呆然と立ちすくんでいると、ふと、幼い頃から大好きだった、クラムチャウダーが飲みたくなった。
文字数 2,715
最終更新日 2023.11.15
登録日 2023.11.15
大学一年の雅史はサークル活動の一環として、古い洋館に一人で住んでいる祥子をモデルに写真を撮っている。
雅史は祥子に誕生日プレゼントを届けたいなと、誕生日を尋ねたが、
千八四六年だと返された。
二百年前。
孝明天皇が即位し、尊王攘夷の思想を受け継ぐ若者が幕府を転覆させた頃の話だ。
どう見ても二十代前半の美女にしか見えない祥子が、からかってるのか。
暗に誕生日プレゼントらしきものは拒んでいるのか。
無邪気な祥子の言い分を、雅史は同じサークルで友人の梶原七海に相談する。
けれども七海は雅史への想いをずっと隠し持っていた。
文字数 4,042
最終更新日 2023.11.13
登録日 2023.11.10
西暦30xx年、突如として現れた謎の奇病が世界中で猛威を振るっていた。
人々は痩せていき、身体のあちこちから植物のような茎が生え、鮮やかな赤い花が咲くという恐ろしい症状に見舞われる。奇病は男女や年齢を問わず広がり、感染した者はやがて自身が花に変わり果て、姿を消してしまう。
人々は奇病から逃れるため、家庭に引きこもり、外部との接触を避け生きるこの世界に終わりは来るのか。
作品内画 轍輪廻
この作品に使われる挿絵等は、轍輪廻氏の過去絵を頂いたものです。絵が先で僕の書いた物語はあとになります。
轍輪廻
https://instagram.com/wadatirinne?igshid=MzMyNGUyNmU2YQ==
文字数 2,234
最終更新日 2023.11.11
登録日 2023.11.07
いつまでも続くと思っていた、このつまらなくも悪くないと思える世界。
だけどある日、世界は変わった。
人を食らう化け物、ゾンビのあふれる世界へと変わってしまった。
男はそんな世界を駆け抜ける。
己の目的、最期に1本のタバコを吸うために。
文字数 26,348
最終更新日 2023.11.06
登録日 2023.11.01
ある雨の日の出来事だった。
仕事を終え退社した男、宮原進ノ介は公園の中で雨に濡れる少年と出会う。
一人寂しい様子に見えた少年を自宅付近まで送って行こうと考えた進ノ介は、この時はまだ何も想像をしていなかったのだ。
通りかかった踏切の目の前で、親友、曽我部真人に腕を掴まれるまでは――。
小学校時代、サッカー、踏切、謎の少年。
進ノ介の記憶が一つに繋がった時、あの日のヤクソクが果たされる。
文字数 14,546
最終更新日 2023.10.30
登録日 2023.10.30
その中には、母の思いの全てがつまっていた…のか?
笑顔で家族を支える理想的な妻で母である夕実には、誰にも言えない秘密があった。
文字数 4,980
最終更新日 2023.10.10
登録日 2023.10.10
「私は子供を堕ろしててもいいと思っている」
ガールフレンドにそう告げられた僕は、これまでの人生とこれからの人生のために、羊にそのことを話す。
本作品は、下記サイトにて重複投稿を行っています。
アルファポリス;https://www.alphapolis.co.jp/
エブリスタ:https://estar.jp/
カクヨム:https://kakuyomu.jp/
小説家になろう:https://syosetu.com/
ノベルアップ+:https://novelup.plus/
文字数 19,977
最終更新日 2023.10.07
登録日 2023.10.01
密会
ショートショートの魅力は、やはり読みやすい、短文、ちょっと小説を読みたい人に最適。
ロングセラーの魅力は、読みやすい、長文、がっつりと小説が読みたい人に最適。
いずれも、読みやすく、私が書いている現代文学では、ちょいエロな作品が年間ランキングを占めていました。月間では、今月オススメな作品が入っている。私は書いてはいないが、エブリスタの講義でも、「ちょいエロ」な作品が目立つといわれた年はあり、「王様ゲーム」などが、挙げられていました。書き出しと書き収め。つまりは、書き出しと結末はしっかり書くように講義されている。私はこれまで多くの著書を読むようにしてきましたが、様々な工夫がされている。出版社に持込するような本になると、ガラリとスタイルを変えて書く必要があります。ウェブ小説は、ウェブ小説の書き出しがあり、出版社のような人の目が入る作品の時は、なるべく最後まで読んでいただける内容を目指しています。私たち作家は、「ものを書く」のを趣味としており、プロアマ問わず(本当は形式や形などまるで異なるものだがここでは省く。)、人気が高いものとは、そのジャンルが好きな人が読めば楽しい。ひとつだけ異なる点があるとするならば、人はジャンルつまりは武器を持つ。私の場合は、エッセイだったり随筆だったりするわけだが、時代の背景と共に、大切な物が移り住むように、人々が求めるものも異なる。それは間違いない事実であり、物価上昇の時代に、昔はや1980年代のお話しを書いても、それを理解できる若者が少ないために、余り大衆受けしない。ではどうするのかだが、大衆受けする内容に育てる必要がある。自分の文章を育てる際に気をつけることはなんであろうか。それを今回はジャンル別にして書きたいと思う。ショートショートの書き方とロングセラー向けに分けて書く。是非、期待していただける内容に仕上げたいと思う。
文字数 4,697
最終更新日 2023.10.03
登録日 2023.10.03
文字数 1,297
最終更新日 2023.09.30
登録日 2023.09.30
文字数 2,152
最終更新日 2023.09.29
登録日 2023.09.29
復讐の咆哮
遠藤さくら(著)
空気は熱く、重く圧し掛かる。
私は熱帯魚のように回遊するばかりだった。
成長しても、生き恥をさらす人生。
そこに人生哲学はない。
あるのは、意気消沈するものたちの、贖いだけだった。
主人のお母様はとても厳しい方だった。
やれ、女性なのに喉仏が大きすぎる。
顔が小さい割には、機転が利かない。
根性がない。女性なのに、お料理が下手くそ。
口を開けば 愚痴ばかりの人でした。
そう、そうね・・・。
だから、今回の事故は、私にとって幸いだった。
あの人から、私は楽になれたのですもの・・・。
地獄のような日々。
熱風が吹き荒れるようなそんな希望のない日々。
私は女を捨てた。それがどれほどの苦痛だったか。
あの人にはわからないのですわ。
私にとって人生とはなんなのでしょうね。
流れ着く、漂流しつづけたカヌー。
身も体もボロボロになり、気がつけば40代。
生きることへの喜びよりも 子供を早く作らなければならない負い目。
あなたにおわかりかしら・・・
専業主婦としていき、専業主婦として死んでゆく。
当たり前の毎日。当たり前の平和。
私はそれに飽き飽きしていたのです。
私にはやりたいことがたくさんありました。
でも、あの人は許してはくださらなかった。
きっと罰が当たったんですわ。
今日は記念日。あなたと私が出会えたこともすべては、幸福。
あの人に、もう我侭は言われない。
蛇のように、用心深くなくても構わない。
私は、やっとの思いで自由になれたのですわ。
おほほほほほっ。あの女のひかれる姿、あなたにも見せたかったわ。
頭蓋骨陥没。意識は二度と戻らない。ガラクタ人形と化したお母様。
あなたは本当に、義理の母として優秀でした。
いまはゆっくりとお休みください。
私の言葉が聞けたとしても、あなたは語れない。
話せない。私は自由・・・。あなたに束縛はされません。
ああ、なんて素晴らしいのかしらね。
これからは好きなように生きるわ。あなたにそれを止める手立てはない。
私は病棟を出る際に酸素ボンベの電源を切った。
看護師だったのだ。安楽死もいいものですわよ。
酸素は停止し、息ができずに苦しむあなたの顔。
滑稽ですわ・・・。
文字数 878
最終更新日 2023.09.28
登録日 2023.09.28