ダンジョン小説一覧
「仕事や日常疲れたね?
僕は一足先に異世界転移で繁殖生活しているよ。今度こそ自分のために生きるんだ」
ワープアリーマンの種巣啓は電車で寝ていて目が覚めたら絶死の森と呼ばれる大森林に転移していた。焦る啓はそこで人から迫害された亜人のベステルタと出会う。
この世界の人間は亜人を心底怖がっているみたいだが、話してみると彼女は理性的で、途方に暮れるケイを護ってくれることになった。絶滅寸前の亜人との「繁殖」を条件に……。
その後、ベステルタ繋がりで色んな亜人と知り合い、グルメや温泉、拠点開拓をしつつ繁殖にも精を出し、悠々自適のスロー繁殖ライフを送ろうとするが……?
・本作は【小説家になろう様】より移行してきた作品です。
・主人公はメンタル薄弱。性にだらしないです。
・街にも行きます。
・練喚攻と練喚功がたまに混じっていますが、「練喚攻」が正しいです、困惑させてごめんなさい。
(他サイトで公開していましたが、しばらく書けていなかったので内容を思い出す+心機一転ということでアルファポリスで投稿し直しています)
感想など頂けると大変励みになります。
文字数 559,177
最終更新日 2021.01.07
登録日 2020.11.13
引きこもり気味で不健康な中年システムエンジニアの山田善次郎38歳独身はある日、寝て起きたら半年経っているという意味不明な状況に直面する。乙姫とヤった記憶も無ければ玉手箱も開けてもいないのに。すぐさまネットで情報収集を始める善次郎。するととんでもないことがわかった。なんと世界中にダンジョンが出現し、モンスターが溢れ出したというのだ。そして人類にはスキルという力が備わったと。変わってしまった世界で、強スキルを手に入れたおっさんが生きていく話。※この作品はカクヨムにも投稿しています。
文字数 26,436
最終更新日 2022.12.01
登録日 2022.05.17
この異世界には人間、動物を始め様々な種族が存在している。
ドラゴン、エルフ、ドワーフにゴブリン…多岐に渡る生物が棲むここは異世界「ソウルエンド」。
この世界で一番権力を持っていると言われる王族の“ロックロス家”は、その千年以上続く歴史の中で過去最大のピンチにぶつかっていた。
「――このロックロス家からこんな奴が生まれるとは…!!この歳まで本当に魔力0とは…貴様なんぞ一族の恥だ!出ていけッ!」
ソウルエンドの王でもある父親にそう言われた青年“レイ・ロックロス”。
十六歳の彼はロックロス家の歴史上……いや、人類が初めて魔力を生み出してから初の“魔力0”の人間だった―。
森羅万象、命ある全てのものに魔力が流れている。その魔力の大きさや強さに変化はあれど魔力0はあり得なかったのだ。
庶民ならいざ知らず、王族の、それもこの異世界トップのロックロス家にとってはあってはならない事態。
レイの父親は、面子も権力も失ってはならぬと極秘に“養子”を迎えた―。
成績優秀、魔力レベルも高い。見捨てた我が子よりも優秀な養子を存分に可愛がった父。
そして――。
魔力“0”と名前の“レイ”を掛けて魔法学校でも馬鹿にされ成績も一番下の“本当の息子”だったはずのレイ・ロックロスは十六歳になったこの日……遂に家から追放された―。
絶望と悲しみに打ちひしがれる………
事はなく、レイ・ロックロスは清々しい顔で家を出て行った。
「ああ~~~めちゃくちゃいい天気!やっと自由を手に入れたぜ俺は!」
十六年の人生の中で一番解放感を得たこの日。
実はレイには昔から一つ気になっていたことがあった。その真実を探る為レイはある場所へと向かっていたのだが、道中お腹が減ったレイは子供の頃から仲が良い近くの農場でご飯を貰った。
「うめぇ~~!ここの卵かけご飯は最高だぜ!」
しかし、レイが食べたその卵は何と“伝説の古代竜の卵”だった――。
レイの気になっている事とは―?
食べた卵のせいでドラゴンが棲みついた―⁉
縁を切ったはずのロックロス家に隠された秘密とは―。
全ての真相に辿り着く為、レイとドラゴンはほのぼのダンジョンを攻略するつもりがどんどん仲間が増えて力も手にし異世界を脅かす程の最強パーティになっちゃいました。
あまりに強大な力を手にしたレイ達の前に、最高権力のロックロス家が次々と刺客を送り込む。
様々な展開が繰り広げられるファンタジー物語。
文字数 256,283
最終更新日 2023.03.03
登録日 2021.10.20
ある日、関内巫光(せきうちみつる)は解雇、彼女の浮気、家の火事、交通事故という不幸の四重奏に見舞われた。
目覚めた時に下半身不随になっていると知ってさらに絶望。しばらく無気力に生活していた彼は、姪っ子の誘いでVRゲームをやることに。しかし開始直後、そのゲームに世界が侵食された。
世界のあちこちにモンスターが現れ、ゲームをやっていた人達が力に目覚める中、とある称号を得た巫光は、奇跡を連発してうっかりルールや法則を捻じ曲げ、姪っ子の配信で大バズり。
しかし、巫光は全く気がつかないまま、マイペースにスローライフを謳歌していく。
ただ、彼は理解していなかった。
共に住む仲間が、最高ランクを超える幻のモフモフ召喚獣の幼女や、誰もテイムしたことのない最高の防御力を持つぷにぷにモンスターであることを。食糧庫代わりにしている庭の穴が最強を超える裏ダンジョンであることを。
そして、自分がやっていることが何もかもおかしいということを。
文字数 107,024
最終更新日 2023.08.24
登録日 2023.08.11
世間から逃げる様に田舎に家を持った主人公、そこで設計の仕事をしていました、ゲームの設計の仕事だと思いダンジョンを作り始めました、それはゲームではなく本物のダンジョンだったのです。
主人公は元々秘められた力を持っていて、それのせいで世間から離れていました、それが遠い異世界で猛威を振るう、そんな物語です。
文字数 245,928
最終更新日 2022.06.09
登録日 2022.04.08
未知の惑星に不時着した湊は、神族と魔族が争う世界に巻き込まれていきながらも、生きるためにエロエロ奮闘する。
※とりあえず、現在まで掲載中の大まかなあらすじです
不時着後、最初にたどり着いたのは、魔族の住む村だった。
村で、ギャルっ子ダークプリンセス『フィオナ』の姿を見かける。
彼女は次期魔王候補で、遠くから目が合うと、フィオナはW裏ピースをしてきた。
次に向かった場所は、人族の住む国だった。
そこで、変な輩に絡まれていた少女を助ける。
驚いたことに少女は名前も顔も、幼馴染とウリ二つだった。
助けたお礼にと、少女は酒場宿に連れて行く。
その宿は娼館を兼ねていて、少女もまた娼婦だった。
酒と食事をごちそうになり、最後のお礼として、ベッドの上で少女を待っていた湊だったが、その夜は『堕月天』と呼ばれる天体現象が起きて、宿全体が真っ暗闇に包まれる。
そして暗闇の中、湊の部屋に現れたのは、別の女の子で……。
無職の湊は傭兵になるとすぐに、戦場に赴くことになった。
戦う相手は、魔族の村で見かけたダークプリンセス『フィオナ』。
戦場には、鬼畜でパリピな勇者もいれば、公女殿下がいたりもする。
たまたま訪れた無人の天幕で、湊はベッドの上に、紐パンを見つけ、手に取る。
その様子を運悪く公女に見られてしまい、捕まってしまう。
公女はお付きの巨乳女魔道士に、湊を尋問させるのだが……。
文字数 139,739
最終更新日 2022.07.21
登録日 2021.08.27
奴隷(スレイヴ)。
それは全人類の0.01%に満たない者が授かるハズレ職業。
全職業の中でも最弱と呼ばれている。
そんなハズレ職業に選ばれたのは虐められっ子の男子高校生、市谷(いちがや) 蓮(れん)だった。
「なんで俺がこんな目に……」
奴隷(スレイヴ)という事でクラスメイトに馬鹿にされ、笑われる蓮。
しかし、彼は単なる奴隷(スレイヴ)ではなかった。
実は、”全てを変える”スキルと”無限HP”を持つ最強の奴隷(スレイヴ)だったのだ。
自分を最弱と思い込んでいた蓮であったが。。。
ダンジョン攻略で虐めっ子に裏切られ、命の危険に晒されると自身の能力に気づき……。
虐められっ子は【最弱】から【最強】へと成り上がる!
文字数 256,710
最終更新日 2020.10.18
登録日 2019.03.29
パーティー内で逆境に立たされていたセクトは、固有能力取得による逆転劇を信じていたが、信頼していた仲間に裏切られた上に崖から突き落とされてしまう。近隣で活動していたパーティーのおかげで奇跡的に一命をとりとめたセクトは、かつての仲間たちへの復讐とともに、助けてくれた者たちへの恩返しを誓うのだった。
文字数 259,011
最終更新日 2019.10.25
登録日 2019.08.30
アレックスは、地方の騎士爵家の五男。食い扶持を得る為に13歳で冒険者学校に通い始めた、極々一般的な冒険者。
これと言った特技はなく、冒険者としては平凡な才能しか持たない戦士として、冒険者学校3か月の授業を終え、最低ランクHランクの認定を受け、実地研修としての初ダンジョンアタックを冒険者学校の同級生で組んだパーティーでで挑んだ。
そんなアレックスが、初めてモンスターを倒した時に手に入れたドロップアイテムが異常だった。
のちにドロップキングと呼ばれる冒険者と、仲間達の成長ストーリーここに開幕する。
第一章は、1カ月以内に2人で1000体のモンスターを倒せば一気にEランクに昇格出来る冒険者学校の最終試験ダンジョンアタック研修から、クラン設立までのお話。
第二章は、設立したクラン アクア。その本部となる街アクアを中心としたお話。
第三章は、クラン アクアのオーナーアリアの婚約破棄から始まる、ドタバタなお話。
第四章は、帝都での混乱から派生した戦いのお話(ざまぁ要素を含む)。
1章20話(除く閑話)予定です。
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書いて出し状態で、1話2,000字~3,000字程度予定ですが、大きくぶれがあります。
全部書きあがってから、情景描写、戦闘描写、心理描写等を増やしていく予定です。
下手な文章で申し訳ございませんがよろしくお願いいたします。
文字数 374,530
最終更新日 2022.03.17
登録日 2020.08.16
勤続10年目10度目のレベルアップ。
人よりも貰える経験値が極端に少なく、年に1回程度しかレベルアップしない32歳の主人公宮下要は10年掛かりようやくレベル10に到達した。
すると、ハズレスキル【大器晩成】が覚醒。
なんと1回のレベルアップのステータス上昇が通常の1000倍に。
チートスキル【ステータス上昇1000】を得た宮下はこれをきっかけに、今まで出会う事すら想像してこなかったモンスターを討伐。
探索者としての知名度や地位を一気に上げ、勤めていた店は討伐したレアモンスターの肉と素材の販売で大繁盛。
万年Fランクの【永遠の新米おじさん】と言われた宮下の成り上がり劇が今幕を開ける。
文字数 161,873
最終更新日 2022.02.19
登録日 2022.02.05
ハワードの精錬術は神精錬と呼ばれ、伝説の武器だけでなく醜い者の容姿、心の強度、食べ物の美味しさまで精錬できるほどだった。
優れた人材が集まる勇者パーティーの中でも飛び抜けた才覚の持ち主と言ってよかった。しかし、あるとき崖の上から落ちた勇者を救おうとして、神の手を損傷してしまう。
極めて繊細な技を要する神精錬ができなくなり、天才鍛冶師からただの凡庸な鍛冶師となって落ちぶれていく。幼馴染を勇者に寝取られた挙句、慕っていた者たちからも見放されて鍛冶師ハワードは全てを失う。
さらにダンジョンに呑み込まれ、彼は心身ともに絶望の淵へと引きずり込まれるが、そこで出会った剣聖の老人に教えを受け、かつての姿を取り戻していく。
文字数 118,445
最終更新日 2021.02.01
登録日 2020.12.29
異世界に召喚され、帰還した主人公はまた非日常に巻き込まれたのだ。
通っていた高校がダンジョンの中に転移し、街を作れるなスキルを得た。
そのスキルを使用し、唯一の後輩を守る。
文字数 16,525
最終更新日 2024.03.14
登録日 2024.03.02
これはヘルトルーデがフィンセント王子と結ばれるまでの物語。
ヘルトと名乗る女の子が男の子のふりをして何とか生き残りつつ最後は王子様と結ばれる・・・・
え!僕が英雄?として
ファンタジー部門で執筆していましたが、書きあがれば恋愛ものになってました。
なので恋愛カテゴリーで再掲載します。
前半は恋愛と全く関係なく進行し、後半部分は恋愛一直線になってます。
もし、恋愛だけがいいという場合、前半はすっ飛ばし、半ばに
ワワラドナ王国国立魔道学院
と言う章が出てきます。
そこまで無視してもらっても良いのですが、それまでに色々とあるので、出来れば全部読んで頂きたいです。
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10歳の時、住んでいた国が戦争で敗れ、両親共々船で国を脱出。だが乗ってきた船が大破、奇跡的に陸に1人辿り着く。
しかし、たどり着いた先は言葉が通じない。
なんとか冒険者ギルドで登録?を済ませれたが、トラブルに巻き込まれ、別の街に向かう事に。
しかしながらそこでも追い出され、追い出された先にあった森をさまよい、何とか雨露をしのげる場所を確保。
森の周りには色々な素材があるが、強い魔物が居たり、冒険者がその魔物を討伐しようとしており、素材の採取以外にやる事が・・・・
そう、魔物に敗れた冒険者の装備を回収してしまう事。
そして、森の奥にあるダンジョン、この中にもやはり冒険者が一攫千金を狙って挑むが、途中で夢破れ、そこで落としていった装備も回収する日々。
ある日、ダンジョンで魔物から逃げている女性冒険者のパーティを助けた事で転機が訪れる。今まで街へ近づく事が出来なかったが、女性パーティに連れられ、街でたまった素材を売る事ができ、一気に大金持ちへ。
そして助けたパーティが、お礼をしたいようなので、言葉を教えてもらう事に。だけど・・・・悪い事に僕は対人ずっと独りでいたせいかいつの間にか恐怖症に。そんな中で言葉を覚えるのはなかなか大変。
そして、女の子が1人で生き残るのは厳しいので、常に男の子の振る舞いを、一人称も僕と名乗って数年。
そんなある日、魔法学院で学ぶ事に。そこで出会った王子様は、男の子のふりをしているのに、僕に求婚してくるんです。
これはヘルトと名乗る断男装の女の子が、国の王子様に見初められ、結ばれる物語です・・・・
途中不幸もありますが、最終的にはハッピーエンドです。
文字数 140,879
最終更新日 2020.02.21
登録日 2020.02.02
なぁ?ファンタジー小説って読んでるか?多く小説では主人公が無能やハズレスキルで家を追い出されたりして、後から成り上がっていくギャップが面白いじゃないか?
では、主人公が大貴族の息子で、膨大な魔力も持っていて、両親も子供の為なら命を掛けて守ってくれる様な優しい親であり、可愛い婚約者もいる。
さらには、戦友と呼べるライバルもいる、とても恵まれた環境の主人公はどうだろうか?
他の主人公達は生きる為に必死だったが、俺は違う!こんな恵まれた環境の中で、逆に大切な人達の期待を裏切って失望されたくないから命を掛けて頑張るんだ。
これは、恵まれた環境の主人公が、周囲の期待に応える為に必死に頑張って成長していく物語である。
文字数 66,404
最終更新日 2024.04.23
登録日 2023.09.23
港で荷物の上げ下ろしをしたり冒険者稼業をして暮らしていたウィレムは、女冒険者の前でいい顔をできなかった仲間の男に嫉妬され突き飛ばされる。
落とし穴に落ちたかと思ったら、彼は見たことのない小屋に転移していた。
そこはとんでもない場所で、強力なモンスターがひしめく魔窟の真っただ中だったのだ。
幸い修行をする時間があったウィレムはそこで出会った火の玉と共に厳しい修行をする。
その結果たった一つの動作をコピーするだけだった外れスキル「トレース」が、とんでもないスキルに変貌したのだった。
どんな動作でも記憶し、実行できるように進化したトレーススキルは、他のスキルの必殺技でさえ記憶し実行することができてしまう。
彼はあれもこれもコピーし、迫りくるモンスターを全て打ち倒していく。
自分をここに送った首謀者を殴り飛ばすと心の中に秘めながら。
脱出して街に戻り、待っている妹と郊外に一軒家を買う。
ささやかな夢を目標にウィレムは進む。
※以前書いた作品のスキル設定を使った作品となります。内容は全くの別物となっております。
文字数 112,350
最終更新日 2021.04.24
登録日 2021.03.05
世界に30個のダンジョンができ、世界中の人が一人一つスキルを手に入れた。
そのスキルで使える能力は一つとは限らないし、そもそもそのスキルが固有であるとも限らない。
変身スキル(ドラゴン)、召喚スキル、鍛冶スキルのような異世界のようなスキルもあれば、翻訳スキル、記憶スキルのように努力すれば同じことができそうなスキルまで無数にある。
魔法スキルのように魔力とレベルに影響されるスキルもあれば、絶対切断スキルのようにレベルも魔力も関係ないスキルもある。
すべては気まぐれに決めた神の気分
新たな世界競争に翻弄される国、次々と変わる制度や法律、スキルおかげで転職でき、スキルのせいで地位を追われる。
そんななか16歳の青年は世界に一つだけしかない、超チートスキルを手に入れる。
不定期です。章が終わるまで、設定変更で細かい変更をすることがあります。
文字数 301,311
最終更新日 2020.10.16
登録日 2020.09.14
(こちらの不手際で、コメント欄にネタバレ防止のロックがされていない感想がございます。
まだ本編を読まれておられない方でネタバレが気になる方は、コメント欄を先に読まれないようお願い致します。)
少年が育った村では、一人前の大人になるための通過儀礼があった。
それは、神から「スキル」を与えられること。
「神からのお告げ」を夢で受けた少年は、とうとう自分にもその番が回って来たと喜び、教会で成人の儀を、そしてスキル判定を行ってもらう。
少年が授かっていたスキルの名は「レアドロッパー」。
しかしあまりにも珍しいスキルだったらしく、辞典にもそのスキルの詳細が書かれていない。
レアスキルだったことに喜ぶ少年だったが、彼の親代わりである兄、タスラの表情は暗い。
その夜、タスラはとんでもない話を少年にし始めた。
「お前のそのスキルは、冒険者に向いていない」
「本国からの迎えが来る前に、逃げろ」
村で新たに成人になったものが出ると、教会から本国に手紙が送られ、数日中に迎えが来る。
スキル覚醒した者に冒険者としての資格を与え、ダンジョンを開拓したり、魔物から国を守ったりする仕事を与えるためだ。
少年も子供の頃から、国の一員として務めを果たし、冒険者として名を上げることを夢に見てきた。
しかし信頼する兄は、それを拒み、逃亡する国の反逆者になれという。
当然、少年は納得がいかない。
兄と言い争っていると、家の扉をノックする音が聞こえてくる。
「嘘だろ……成人の儀を行ったのは今日の朝のことだぞ……」
見たことのない剣幕で「隠れろ」とタスラに命令された少年は、しぶしぶ戸棚に身を隠す。
家の扉を蹴破るようにして入ってきたのは、本国から少年を迎えに来た役人。
少年の居場所を尋ねられたタスラは、「ここにはいない」「どこかへ行ってしまった」と繰り返す。
このままでは夢にまで見た冒険者になる資格を失い、逃亡者として国に指名手配を受けることになるのではと少年は恐れ、戸棚から姿を現す。
それを見て役人は、躊躇なく剣を抜き、タスラのことを斬る。
「少年よ、安心しなさい。彼は私たちの仕事を邪魔したから、ちょっと大人しくしておいてもらうだけだ。もちろん後で治療魔法をかけておくし、命まで奪いはしないよ」と役人は、少年に微笑んで言う。
「分かりました」と追従笑いを浮かべた少年の胸には、急速に、悪い予感が膨らむ。
そして彼の予感は当たった。
少年の人生は、地獄の日々に姿を変える。
全ては授かった希少スキル、「レアドロッパー」のせいで。
文字数 130,950
最終更新日 2022.09.01
登録日 2022.05.20
『魔物に対する日本政府の方針について、自衛隊の防衛範囲を東京都内に縮小する事に決定致しました』
そんな政府に見捨てられた地方に住む青年、灰間 暁門。彼は最後の生き残る希望を絶たれ、一度死を受け入れる事も考えてしまう、が。
彼は生きる事を選び、危険が潜む外へと踏み出す。
だが外で待ち受けていたのは魔物。その戦いで彼が死を感じた瞬間——彼は希望の力”ホープ”を手に入れ、魔物を倒す事に成功する。
彼の手に入れた力『兵器製作』。それは刀や銃という魔物に抵抗する武器を作り出すもの。
その力は武器だけに留まらず、自動攻撃塔、防衛柵といった拠点作りにも適したものにまで発展する。
——やがて、彼は全てを支配する。
『想像してみよう。現代の技術で作れないような最強の武器を。創造してみよう。魔物や人を屠る無慈悲な兵器を』
■小説家になろう様でも投稿しています。
文字数 165,144
最終更新日 2021.03.09
登録日 2020.11.12
世界にダンジョンがあるのが普通になった世の中には、交通手段に転移が加わっていた。ギルドでお金を払えば一瞬で他国に行けてしまう技術である。翻訳魔道具も主流だから言葉の壁もなくなっていた。
ヤクザのボスである柳宗一郎が経営する猫カフェは、深夜に開く。店主はボスだ。
客は主に裏社会の人々が癒やされるためによく来店する。
ちなみに猫は猫でも、ヤクザのボスがダンジョンでテイムしたキラーキャットだ。
キラーキャットとは、別名【殺し屋】と呼ばれるSランクの超危険な大型猫の魔物で、サイズは虎を想像してみよう。
メスは白オスは黒、長毛なタイプの見た目だ。
この物語は、ある日キラーキャットがダンジョン内で咥えてきたボロボロの瀕死訳あり青年と、テイマーなヤクザのボスの恋愛。
宗一郎のキラーキャットはオス4頭メス2頭。
・オスの名前
ゼン
エリン
ロード
クローム
・メスの名前
メル
アリス
文字数 5,137
最終更新日 2023.09.21
登録日 2023.09.08
主人公、レンは冒険者である。
それも討伐系のクエストをしたことのないちょっと変わった冒険者。
周りから腰抜け、雑魚と揶揄され、石を投げられる毎日。
そんなある日、いつも通りダンジョンに向かうと少女、リンがモンスターに襲われているのを発見する。
それを助けると次の日、家の前にリンの姿が。
レンの家を突き止めて、やって来たらしい。
根気よく迫られ、仕方なく少女と共にクエストにいくことにしたレン。
しかし、今度はダンジョン内でボスに出会ってしまい、少女がまたしても襲われる。
レンはそれを必死に助けようとするが、どうやら助けれそうになく……
「もう……やるしか……ないのか」
ずっとひた隠していた能力を使ったのだった。
これは最強の能力を持ちながら、最弱と呼ばれた少年と天真爛漫な少女が巡る壮大な物語だ。
※カクヨム、なろうでも連載してます
文字数 102,593
最終更新日 2023.01.31
登録日 2023.01.08
世界には4つの大陸に国がある。
東の大陸に魔神族、西の大陸に人族、北の大陸に獣人族やドワーフ、南の大陸にエルフ、妖精族が住んでいる。
唯一のSSランクで英雄と言われているジークは、ある日を境に冒険者を引退して田舎で隠居するといい姿を消した。
ジークは、田舎でのんびりするはずが、知らず知らずに最強の村が出来上がっていた。
えっ?この街は何なんだ?
ドラゴン、リザードマン、フェンリル、魔神族、エルフ、獣人族、ドワーフ、妖精?
ただの村ですよ?
ジークの周りには、たくさんの種族が集まり最強の村?へとなっていく。
文字数 67,734
最終更新日 2020.07.09
登録日 2019.07.06
俺の名前は鈴木優作。
普通のサラリーマンだった...。
今は殺人の容疑をかけられ、警察に追われている。
信じていた友人に罪を被せられた俺は超ピンチなのだ。
「くそッ!、何で俺ばっかりこんな目に遭わなくちゃいけないんだ...!」
階段を勢いよく飛び降りた俺は、勢い余って頭をぶつけてしまった。
「くそッ...、本当についてないな...」
そのまま俺は意識を失った...。
次に俺が目を覚ますと...、俺はピンク髪の魔物となっていた!。
腰のあたりから尻尾が生えている以外には普通の人の様にしか見えないが、とにかく魔物だ!。
訳も分からないまま始まる俺(美幼女♡)の異世界生活。
取り敢えず自分の胸を揉んでみよう...。
フニ♡フニ♡。
「おおう...♡」
(ちっちゃいけど...、柔らかい♡)
この体は力がとても弱く...胸も小さい...が、顔は良いのでこれから先の成長がとても楽しみだ...グフフ...♡。
(小説家になろう様にて、何故かブックマーク600件達成した上に50万再生行ってる作品です...、作者的には完全にまったくをもって100%謎ですねぇ!!)
文字数 1,001,126
最終更新日 2023.09.15
登録日 2019.11.25
「フェール、そなたに国境守備隊への異動を命じる!」
執事として王女に仕えてきたフェールは、国王から理不尽な理由で国境守備隊に異動させられそうになる。
「王女の頼みを聞けない」
「王女に冷たい」
成人した王女の「一緒に寝て?」なんて頼み聞けるわけないし迅速に仕事をこなしているだけなのに。
国境守備隊は過酷な任務として有名で、しかも国王はフェールを飼い殺しにしようとしていた。
もう我慢できない!
「今を持って辞職させていただきます」
辞表を叩きつけて王宮を飛び出したフェールは憧れだった冒険者になる。
「迷宮攻略、楽しみだな」
これは理不尽な扱いを受けた執事がブラックな王宮を飛び出し、ホワイトな冒険者生活を満喫する......はずが何故か様々な事件に巻き込まれ無自覚に人助けをする、そんなお話。
*カクヨム、小説家になろうでも連載中です。
1月29日HOTランキング6位!
ありがとうございます!
文字数 65,203
最終更新日 2022.02.17
登録日 2022.01.24
『お前には、才能はない。悪いが、一緒には行けない』
え? わたし、棄てられた? こんな所で?
ジメジメとした、スライムやスラッグがたくさんいるダンジョンの入口付近で、リーダー格の【勇者】に告げられた言葉は、みんなとのお別れだった。
そりゃ~、低級ダンジョンの第一下層、それも入口付近だし、まだ一人でも引き返せるとは思うよ? 普通の冒険者ならね。
でも、わたしは【遊び人】 それも、Lv.1・・・・・・( ̄∇ ̄)
アイテムで乗り切るため、いつまでも経験値が入らない!!
生きて帰れるのかしら?
そこで出会ったのが、猫型のスライムならぬスニャイム?
しかもこの子、ラックが∞(無限大)!
幸運のスニャイムと、アイテムと幸運だけでソロ活動始めます⸜(*´꒳`*)⸝
一話あたり1,000〜1,700文字程度でサクッと読める⋯⋯はずデス
表紙、挿し絵はすべてピコっぴ本人による手描きです。
(ミニTabletでSONYの『Sketch』使用)
文字数 343,490
最終更新日 2022.09.30
登録日 2020.08.31
異世界のダンジョンに転移してしまった、ホテル清掃員として働く24歳、♀。
ダンジョンマスターの食事係兼ダンジョンの改革責任者として奮闘します!
文字数 86,271
最終更新日 2020.06.09
登録日 2020.04.10
乙女ゲームのヒロインに転生してしまったあたし。ざまあは嫌なので頑張っていたんだけど、え? 追放ってマジですか(白目)。……追放されました。うせやろ。……魔の森、って人住めたんですかね? 何故かそこに隠者のように住むイケメンさんと旅することになってますが――。
エブリスタ様でも公開しています。
文字数 102,152
最終更新日 2022.08.30
登録日 2022.02.18
藤島恭子は異世界で聖女としての生を終え現世に戻った。
異世界から現世に戻った反動で混乱していたら、政府関係のスーツを纏った人たちに速攻で拉致られてしまう。
そこから始まる研究所生活。
そこで判明したのは聖女の魔法が使えなくなっていたという事実だった。
使えなくなっても給与は変わらない。
特に不満もなく過ごしている不測の事態が発生し……。
文字数 56,583
最終更新日 2023.06.10
登録日 2023.05.23
現代日本で暮らす特に共通点を持たない者達が、突如として異世界「ティルリンティ」へと飛ばされてしまう。
飛ばされた先はダンジョン内と思しき部屋の一室。
互いの思惑も分からぬまま協力体制を取ることになった彼らは、一先ずダンジョンからの脱出を目指す。
これは、右も左も分からない異世界に飛ばされ「異邦人」となってしまった彼らの織り成す物語。
文字数 1,527,836
最終更新日 2021.12.11
登録日 2021.05.13
かつてサムライとニンジャという理由で仲間に裏切られ殺された男がいた。そして彼は三度目の人生で『サムジャ』という天職を授かる。しかし刀や手裏剣を持たないと役に立たないとされる二つの天職を合わせたサムジャは不遇職として扱われ皆から馬鹿にされ冷遇されることとなる。しかし彼が手にした天職はニンジャとサムライの長所のみを引き継いた最強の天職だった。サムライの居合とニンジャの忍法を合わせた究極の居合忍法でかつて自分を追放し殺した勇者や賢者の剣術や魔法を上回る刀業と忍法を手にすることとなり、これまでの不遇な人生を一変させ最強への道を突き進む。だが彼は知らなかった。かつてサムライやニンジャであった自分を殺した賢者や勇者がその後どんどんと落ちぶれていったことを。そしてその子孫が逆恨みで彼にちょっかいをかけ返り討ちにあってしまう未来が待っていることを――
文字数 301,906
最終更新日 2022.02.13
登録日 2020.07.28
ボッチの高校生佐藤颯太は庭の草刈りをしようと思い、倉庫に鎌を取りに行くと倉庫は洞窟みたいなっていた。
その洞窟にはファンタジーのようなゴブリンやスライムが居て主人公は自身が強くなって行くことでボッチを卒業する日が来る?
それから世界中でダンジョンが出現し主人公を取り巻く環境も変わっていく。
文字数 49,201
最終更新日 2021.11.07
登録日 2020.11.03
2028年世界初のVRMMORPG【ユグドラシルオンライン】の販売が発表された。
祐也はβテストに応募したが当たらず早く販売されないかと、日々を過ごしていた。
そして遂に【ユグドラシルオンライン】の販売日を迎える
小説家になろうでも掲載しています。
新作死んだと思ったら異世界に!?も投稿しましたので是非読んでみて下さい。
文字数 378,728
最終更新日 2019.06.16
登録日 2017.10.30
何時もと変わらないはずの日常。
だけれど、この日は違った。教室の床は光り始め、目が覚めるとそこは洞窟の中。
主人公のコハクは頭の中で響く不思議な声と共に、新たな世界を生き抜いていく。
「ん? 殺傷した相手のスキルが吸収できるの?」授かったスキルは強力で、ステータスの上昇値も新たな世界ではトップクラス。
でもでも、魔物だし人間に討伐対象にされたらどうしよう……ふえぇ。
RPGみたいな感じです。
クラス転移も入っています。
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小説家になろう様でも掲載を始めました。小説家になろう様では先行で更新しております。
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文字数 28,625
最終更新日 2018.07.24
登録日 2018.06.20
探索者。
その職業に就くには超難関試験を突破しなければならない。
そしてそんな試験に10年間挑み続けた主人公栗原陽一は、念願叶って探索者となりダンジョンに侵入できたのだが、表示したステータスには戦闘とはかけ離れた職業の欄には【料理人】、さらにユニークスキルの欄には【料理強化】と書かれていた。
これをあざ笑う同期の探索者たち。
絶望する栗原。
一生かけてもモンスターの1匹倒せないのかもしれない。
そう頭によぎった栗原だったが、実はこの料理スキルによって生まれた料理には経験値取得量増加バフを含む強力なバフを得られる効果が付与されてたのだった。
これはハズレ職業、ハズレユニークスキルを引き当てたはずの栗原が一転、最速でレベルアップを始め、探索者として成り上がる物語。
文字数 90,671
最終更新日 2023.05.06
登録日 2023.04.20