恋愛 貴族令嬢小説一覧
ターニャとルカーシュは仲の良い幼馴染。祖父の家で古い催眠術の本を見つけたターニャは、以前優しくされた憧れの先輩に『自分を好きになる』催眠術をかけようと企む。練習のため、試しにルカーシュに催眠術をかけると…なにやら様子がおかしくて!?
「俺はターニャが好きだ」
ルカーシュには好きな人がいると聞いていたのに、催眠術にかかったルカーシュはターニャを好きだと思い込んでいて……
「絶対に元に戻してあげるから」
ターニャは催眠術を解くために奔走するが、なかなか上手くいかない。そこにルカーシュの想い人が現れた!?
天真爛漫な子爵令嬢×クールで賢い伯爵令息の物語です。催眠は解けるのか?二人の関係は恋愛になるのか?お楽しみください。
文字数 14,950
最終更新日 2023.10.17
登録日 2023.10.17
小学校教師として長年勤めた独身の皐月(さつき)。
退職間近で突然異世界に転生してしまった。転生先では醜いどうしようもない貴族令嬢リリア・アルバになっていた!
私を陥れようとする兄から逃れ、
不器用な大人たちに助けられ、少しずつ現世とのギャップを埋め合わせる。
逃れた先で出会った訳ありの美青年は何かとからかってくるけど、気がついたら成長して私を支えてくれる大切な男性になっていた。こ、これは恋?
異世界で繰り広げられるそれぞれの奮闘ストーリー。
この世界で新たに自分の人生を切り開けるか!?
文字数 227,009
最終更新日 2023.02.01
登録日 2022.04.20
伯爵家の長女のメルディナは美しいが考えが浅く、彼女をあがめる取り巻きの男に対しても残忍なワガママなところがあった。
妹のクレアはそんなメルディナのフォローをしていたが、周囲からは煙たがられて嫌われがちであった。
美しい姉と引き立て役の妹として過ごしてきた幼少期だったが、大人になったらその立場が逆転して――。
3話完結
文字数 4,529
最終更新日 2023.07.26
登録日 2023.07.26
サリーはナダル様との初めての恋に浮かれていました。
ナダル様から申し込まれた婚約。
そして婚約から三ヶ月目の突然の婚約破棄。
サリーはどうして婚約破棄されたのか分からずにいました。
それでも今は、一回り歳上の旦那様と結婚し幸せに暮らしています。
と、よくある婚約破棄から再婚へのありきたりの物語。
そんな物語の中に潜む男女の狂気をかいてみました。
※R15は保険です。
「小説家になろう」にも投稿
文字数 22,505
最終更新日 2020.06.04
登録日 2020.05.30
次の薔薇の季節にデビュタントを控えた負けずぎらいな伯爵令嬢シャーロットは、憧れだった六歳年上の紳士レジナルドとの三年ぶりの再会で恋を自覚し「デビュタントのエスコートは彼にしてほしい!」と両思いを目指すことに。だが彼には求婚したい女性がいるようで......?
【思慮深く冷静な紳士(むっつり)×無邪気で可憐だが一筋縄ではいかない令嬢(天然小悪魔)】
溺愛・甘々・執着・幼なじみ・年の差・恋の障害はほぼなし・すれ違いやじれじれもなし。きわどい会話があるため、15禁です。
一話二千〜五千字ほどで、毎日投稿します。
初執筆・初投稿・処女作です。
男女関係に貞節を求めるヴィクトリアンの価値観に創作意欲を掻き立てられて、筆を取りました。
当然時代の制約上、18禁展開は結婚後となります。ひたすら「致さなくてもエロい」を表現できるよう心掛けています。
物語の舞台はヴィクトリア朝初期の時代考証をしつつ、国名や宗教、固有名詞は名前を変えオリジナルにしています。
調べて書くようにはしていますが、初小説のため考証は甘いかもしれません。
もし詳しい方・専門の方がいらしたら、今後の勉強のためにご助言をいただければ嬉しいです。
同時投稿はカクヨム・ムーンライトノベルズにしています。
文字数 98,031
最終更新日 2023.05.19
登録日 2023.04.24
侯爵令嬢レティシアは、もうすぐ結婚する十年来の婚約者、騎士団長ジークフリートが、一も二もなく大好き。
ある日のお茶の途中、突然体調を崩したのを発端に、塞ぎ込んでしまったジークは「もうすぐ、君は僕の親友のアルベールと僕を裏切るんだ」と、涙ながらに訴えた。
「やっと結婚出来るっていうのに……そんな悲劇、絶対に冗談じゃないわよ!!」と、彼が囚われているという悲劇の繰り返しを、自分が断ち切る決意をしたレティシア。
婚約者を好きで堪らない令嬢が、繰り返す悲劇を見過ぎて心を折られてしまった騎士団長を、どうにかして救い出すお話。
文字数 34,811
最終更新日 2022.08.02
登録日 2022.07.30
夜会の最中、婚約者と幼馴染が2人きりで部屋にいる所を目撃する伯爵令嬢のエルヴィナ。2人の服は乱れていて、そこで何が行われていたかは一目瞭然。その場に居合わせた公爵に、その後も助けられ・・・。
文字数 105,807
最終更新日 2020.08.04
登録日 2018.04.16
ブリテルス公爵家に嫁いできた伯爵令嬢のローラはアルーバ別邸で幸せなひと時を過ごしていました。すると婚約者であるベルグが突然婚約破棄を伝えてきたのだった。彼はローラの知人であるイザベラを私の代わりに婚約者にするとローラに言い渡すのだった。ですがローラは彼にこう言って公爵家を去るのでした。「婚約破棄をしてくれてありがとうございます。あなたといると破滅しかないので助かりました。」と。実はローラは婚約破棄されてむしろ安心していたのだった。それはローラがベルグがすでに取り返しのつかない事をしている事をすでに知っていたからだった。
文字数 17,254
最終更新日 2021.12.05
登録日 2021.12.03
母親の離縁により、プライセル公爵家の跡取り娘となったセシリアには、新しい婚約者候補が現れた。
彼の名は、エリアーシュ・ラザル。
セシリアよりも2つ年下の騎士の青年だった。
実の弟ともまともに会話をしてこなかったセシリアには、年下の彼との接し方が分からない。
それどころか彼の顔をまともに直視することすらできなくなってしまったセシリアに、エリアーシュは「まずはお互いのことをよく知ろう」と週に一度会うことを提案する。
だが、週に一度の逢瀬を重ねる度に、セシリアの症状は悪化していって⋯⋯。
断罪を終えた令嬢は、今度こそ幸せになれるのか?
※拙著『義妹とやらが現れましたが認めません。〜断罪劇の次世代たち〜』の続編ですが、前作を読んでいなくても楽しめるようにします。
※例によってふんわり設定です。なるべく毎日更新できるよう頑張ります。
※執筆時間確保とネタバレ&矛盾防止のため、ご感想への返信は簡単めになります⋯。ご容赦ください。
文字数 74,761
最終更新日 2021.01.21
登録日 2020.12.24
幼なじみの陛下に告白したら、両思いだと分かったので、甘々な毎日になりました。
でも陛下、本当にわたくしに御不満はございませんか?
文字数 4,467
最終更新日 2021.08.06
登録日 2021.08.06
伯爵家令嬢のオデットは嵐の晩、慕っていた青年ジョナに殺された。最期の瞬間、ジョナはオデットに「愛していた」と告げる。死んだオデットは気づけば見知らぬ場所にいた。そしてそこでもう一度人生をやり直す選択肢が与えられることになり──。【全7話完結】
※カクヨムでも公開中
文字数 12,946
最終更新日 2021.12.07
登録日 2021.12.02
姉は下級の貴族でありながら侯爵と結婚した。しかし、妹はまだ相手を見つけておらず、父からは姉と比べられて出来損ないと軽蔑されていた。そんな父にある日、彼女は捨てられてしまう。雨が降り、体が冷え切ってどうしようもない時に公爵が偶然にも通りかかり、助けてくれたのだった。
文字数 28,075
最終更新日 2024.03.17
登録日 2024.03.10
下水道マンホールに落下したアラサー女子である橘美夕は、気が付けば10歳の貴族令嬢ミュウ・ランフォードとして異世界転生していた。
そこは、中世ヨーロッパに似た世界だったが、一つ違っていたのは、自分の剣闘士を闘技場で戦わせることが淑女の嗜みとされていることだった。
そんな世界の剣闘士奴隷商人の店で、ミュウは、悪魔憑きとして忌み嫌われる、アルビノのように肌の白い青年シャザーク・ロックウッドと出会う。
ミュウの身体としては年上の剣闘士の男性、中身の美夕として年下の剣闘士の男の子。
複雑な気持ちのミュウと、誰も信じられないシャザーク、二人の波乱の日々がここに始まる。
文字数 165,919
最終更新日 2023.12.28
登録日 2023.11.20
お前を引き取ったのだ、精々役に立て
私の母が亡くなってしばらくした頃父親だと言う男が来た。
その男は公爵で私は人生で1番贅沢な暮らしを送ることになったが、なんと王太子の婚約者になれとふざけた事を言ってきた。
でも王太子の婚約者はすでにいる。え?不仲だから私がなっても問題ない?わーい!とか言うとでも?バカなの?
2人の仲を良くしてお父様の計画をぶっ壊してあげましょう。
主人公の周りに起こる恋愛模様の話
文字数 31,743
最終更新日 2021.02.22
登録日 2021.02.04
伯爵令嬢エリザベートは、稀な体質を持って生まれた。それは「怪我をしたら血がなかなか止まらない 」というものだった。さらに数年前に亡くなった父に代わって家督を継いだ(奪った)叔父と取引し、母と弟を守るため、政治の道具として伯爵令嬢として生きながらえさせてもらっている身である。
とある夜会、叔父が決めた政略結婚の婚約者は、他の令嬢に現を抜かしていた。それを目の前で見てしまい、居心地が悪くなって庭園に出たエリザベートは不注意で怪我をしてしまう。止まらない血を目の当たりにしたエリザベートが後悔の念に襲われていると、そこに現れたのは真っ黒な格好をした青年・シリルだった。
彼の青く揺らぐ瞳は、エリザベートの血によって赤く染まりーー……
昔のヨーロッパのような場所を舞台にした、ヴァンパイア公爵×出血令嬢の溺愛ストーリーです。
物語の特性上、血や暴力表現が出てきます。
なろうでも連載しています。
文字数 43,117
最終更新日 2022.10.24
登録日 2020.05.14
第二章『本物の恋、見つけましたⅡ』を投稿しています!
タイトル変更しました。
旧題『僕らの恋は偽物だったと婚約破棄した癖に戻って来い? 今の私は地味で目立たないけど素敵な彼に夢中なので結構です』
ある日突然、貴族令嬢のエミリアは婚約者のブロアから婚約破棄を言い渡される。
別の女性と恋に落ちたブロアは、「僕らの恋は偽物だった」とエミリアに言い放ち去っていく。
両親からも非難され、周囲からは哀れまれる環境に耐えられなかった彼女は、昼休みに落ち着ける場所を探して彷徨っていた。
そこで運命の出会いを果たす。
木陰で本のページをめくる黒髪で地味な同級生ユートに一目ぼれした彼女は、勢い余ってそのまま告白してしまう。当然のようにあしらわれるも、彼の優しさに触れ次第に仲良くなっていく。
幸せな時間を過ごす中、突然ブロアからやり直そうという提案がもちかけられる。
本物の恋を見つけたと言って婚約破棄したのはそっちでしょ?
私も見つけたから、もうあなたとは一緒にいられません。
浮気して平然と戻ってくる男なんてお呼びじゃない!
これは健気で元気な令嬢エミリアと、地味だけど素敵で最強なユートが紡ぐ、『本物』の恋の物語である。
小説家になろうにて先行連載中
文字数 53,012
最終更新日 2020.11.30
登録日 2020.11.05
貴族学院の卒業式を終えて卒業記念パーティーに出席していたミリアは婚約者のヒューベルから婚約破棄を突き付けられるのでした。そこに新しい婚約者のアウラまで現れてミリアは大ショックを受けるのでした。さらにヒューベルとアウラはそれだけでは飽き足らずにミリアを地下牢に放り込もうとするのでした。
文字数 11,454
最終更新日 2022.07.23
登録日 2022.07.23
舞踏会で政変起きちゃったけど婚約破棄ついでにお願いしてきてくれる?と頼む貴族令嬢のお話。
文字数 9,953
最終更新日 2024.03.18
登録日 2024.03.18
平民の孤児として、ディライト家に拾われた執事ハインリヒ。 三十九歳になった彼は、ディライト家の四女エマと結婚した。 本来ならば、貴族と平民の結婚は、貴族にとって醜聞になるのだが――。 寡黙な執事(三十九歳)×令嬢(十九歳)。 2万5千字ほどの短編です。
文字数 24,815
最終更新日 2022.12.15
登録日 2022.12.14
※抜けていた一話を追加しました!
大好きだと思っていた婚約者。なんでも話せると思っていた親友。まさか、その2人が恋仲とは思わなかった。
結婚式まで後1ヶ月。
婚約者の裏切りを知った令嬢は執事の助けを借りて婚約破棄を狙う。令嬢が婚約破棄に向けて動いた事で様々な思惑を抱えた者達が思い思いに動き出した。
文字数 29,122
最終更新日 2023.04.25
登録日 2022.09.19
成り上がり男爵令息をどうしてもどうしても落としたい公爵令嬢の話。
間違って消してしまったので上げ直します!
文字数 35,503
最終更新日 2023.10.06
登録日 2023.10.01
小柄で色白、ふわふわの髪の侯爵令嬢キュニィ・キリシアは、友人たちから妹のように可愛がられる少女だ。庇護欲をそそる見た目の彼女はぽわぽわしていると思われているが、子供の頃から抱いている野望を18歳になり、成人を迎えた今でも叶えようと画策していた。
初夏、友人たちとティーパーティーを楽しむ彼女の元へ、幼馴染みの侯爵令息アレス・シャレードがやってくる。何やらキュニィが男爵令嬢を苛めていると思っているらしく――?
※前中後の3話+蛇足1話の短編です。後のみR15となっていますので、お読み頂く際は御留意下さいますようお願い致します。
文字数 17,014
最終更新日 2022.12.16
登録日 2022.12.14
最近、婚約破棄が流行っている。
婚約破棄前提の格差婚約。
まだまだ遊びたい爵位の高い方々が、形式だけの為に、後で婚約破棄しても問題の出ない爵位の低いお家から婚約者をたてるのだ。
平民の恋人、レンとの初めての恋に浮かれきっていた私を待っていたのは、孔雀緑の瞳を持つ今年一番人気の侯爵家嫡男クアッド様との格差婚約のお役目だった。
こうなったら、早くお役目を果たして傷もの認定をもらって、平民のレンとの婚約をみとめてもらうんだ。
お願い、レン、私を諦めないで。
男爵家3女のレイアは覚悟を決めて前を向くのだった。
糖度高めのお話です。全9話+お砂糖吐きたくなるような番外編3話です。予約投稿で本日完結予定です。
小説家になろうでブクマ500件ほどいただいた作品です。
文字数 37,168
最終更新日 2022.06.25
登録日 2021.06.27
アリシャ・クラインは、毎日のように男性から求婚され、婚約していたことになっていた。一日に一回必ずだ。困り果てていると、次第に理由が判明していく。
文字数 5,128
最終更新日 2023.08.14
登録日 2023.08.06
「-----」
そんな言葉を聞けたなら婚約破棄なんてしなかったのに。
※クソです
文字数 1,148
最終更新日 2024.01.05
登録日 2024.01.05
フォルトマジア王国ゼアマッセル辺境伯家の令嬢であるフィアは、彼女の出産した時に母が命を落としたことから父や兄から疎まれ、離れにほとんど閉じ込められて育った。一方で、政略により彼女は王家に嫁ぐことが決まっていた。幸い、家庭教師となった叔母や母の実家である隣国皇家のおかげで生活や教育には不自由しなかった。
フィアは成人年齢である十六歳を迎え、辺境伯領を離れ王宮で暮らすことになる。はじめて顔を合わせた婚約者のリラトゥアスは政略以上の関係をフィアには望まないが共に過ごす内に二人の関係は穏やかに変化していくのだった。
※他のサイトでも掲載しています。
文字数 66,877
最終更新日 2024.03.22
登録日 2023.09.08
その背中は子どもの頃からずっと私を守ってくれていた
―― ―― ―― ―― ――
伯爵令嬢リリアナには子どもの頃から好いている男がいた。
その大きな背中は頼もしげな背中だった。
男の肩の上から眺める景色がとても好きだった。
愚かな婚約者……。その脅しすらからも守ってくれた。
その大きな背中は裏からもリリアナを守っていたということは知らない。
愚かな婚約者がリリアナとの婚約を破棄し、冤罪を着せようとした時……。リリアナの運命は激しく変わっていく……。
―― ―― ―― ―― ――
11/18 HOTランク女性向けTOP10ありがとうございます。感謝!
11/19 HOTランク女性向けTOP5ありがとうございます。感謝!
文字数 148,201
最終更新日 2023.01.13
登録日 2022.11.16
エールズ家の長女アリシアは、十五歳の誕生日を迎えた。しかしその先を歩くことはできない。両親に、妹に、使用人に裏切られ殺される。死んでも蘇り、また同じ運命を繰り返す。
アリシアは何とか死の運命とループを回避しようと奮闘するが敵わず、次第に心が傷ついていく。そんな彼女が最後に思いついたのは、エールズ家から逃げることだった。
ループに苦しむ令嬢の命をかけた逃避行が始まる。
長編にするかもしれない短編です。
文字数 15,616
最終更新日 2021.03.23
登録日 2021.03.21
小さい頃からマナーの厳しいお婆様に育てられたソレイユは、小さいながらも立派な淑女。辺境伯の息子で、広大な領地で伸び伸びと育ったカイルとは、価値観も性格も何もかもが違う。
子どもらしさの欠片もない彼女に戸惑うカイル。なんとか仲良くしようとするのに、いつも失敗に終わる。
(俺の婚約者は可愛くない)
正直ずっと、そう思っていたけれど……
諦めずに婚約者と仲良くなるために奮闘するカイル。やがて歩みより深まる絆。しかし、ある日突然ソレイユから婚約破棄を突き付けられてしまう。
婚約者に恋する可愛い男の子と、自分に自信がない地味令嬢の、ほのぼのハッピーエンドストーリーです。
小説家になろう、他サイトでも掲載しています。
素敵な表紙絵は「悪役令嬢ですが、幸せになってみせますわ10」で「とばり姫は夜に微笑む」をコミカライズしたみこと。様から頂きました!
文字数 7,644
最終更新日 2023.09.04
登録日 2023.08.31
ブラック企業勤めのアラサー女子である森本春香はクリスマスイブの夜にグッタリとしながら帰りの電車を待っていた。
電車に乗り込み毎日の残業の疲れで眠ってしまった春香が起きるとそこは見知らぬ森の中。
慌ててスマホを見ると文字化けした時計と圏外の二文字。とりあえず誰か人を見つけようと森を歩くと突如現れた狼に襲われてしまう。
目の前に迫る牙に死を覚悟した春香の前に騎士服姿の男性が割って入った。春香の目の前に柔く結んだ長いプラチナブロンドの髪が流星のように煌めく。
助けてくれたのはエリアスという名の甘いマスクのイケメンで。彼はどうやら竜と共に街を守る竜騎士のようで。
エリアスに連れられ街へ行くと馬車に轢かれて重体の少女を目撃する。その子を助けたいと願っていきなり回復魔法を使った春香はそのまま倒れてしまう。
そして目を覚ますとなぜか春香は黒の聖女と呼ばれていた。
これは突然異世界へと迷い込んだアラサー女子が権力者達に気に入られたり、治療院で患者を治したり、お料理をして喜ばれたり、見た目王子様な癖して初心な竜騎士と恋愛したりするお話です。
文字数 33,698
最終更新日 2023.02.05
登録日 2023.01.28
伯爵令嬢のエルヴィラの婚約者は侯爵家令息のセラフィムだが、彼は異常ともいえるくらいの動物好きで、うんざりしたエルヴィラはある事件をきっかけに彼と婚約破棄をした。
その後は幸せな生活を送っていたエルヴィラだったが、セラフィムの持っていた異常な裏の顔が明らかになって……。
全4話
文字数 5,573
最終更新日 2023.07.29
登録日 2023.07.26
子爵令嬢のパウナ・メロスは伯爵であるウィンド・ゴーリキーと婚約をした。
しかし、ウィンドはパウナを家畜のように扱う始末。それに反論すると婚約破棄をされてしまう。
パウナの父親であるロイドはその事実を知り激怒。幼馴染であるジスタ・オーフェン侯爵令息は父親と同じく激怒した。パウナの父親とジスタの包囲網……ウィンドは完全に詰んでしまうのだった……。
文字数 5,300
最終更新日 2022.08.29
登録日 2022.08.28
貴族令嬢のスウミは、愛人の子であることに引け目を感じ、人付き合いを避けていたが、第一王子の味方となるよう強要されてしまう。
その上、父の借金が判明し、1年後までに返済しないと借金取りの愛人にされてしまうことに。
「愛人だけは嫌」と勢いで清掃の会社を立ち上げたスウミは、仕事と恋愛の板挟みになりながらも借金返済のために奮闘し、成長していく。
舞台となるのは、「魔物のいない楽園」といわれる大きな島国。
侵略の機会をうかがう敵国、ドラゴンの伝説、魔法や呪術といったものが、スウミと王子の足を引っ張り、また救うことにもなる。
スウミ ……わけあり貴族令嬢
お父様 ……公爵。過去に浮気した諸悪の根源
エルド ……第一王子
イスレイ……第二王子
マノ ……ドラゴン(大地と祝福)
ビビカ ……ドラゴン(金属と呪術)
パルナエ……ドラゴン(炎と破壊)
ゼオ ……借金取り
アリージャ…借金取りの妻
サキ ……呪術師
ガロワ ……お父様の別れた妻
伝説野菜……すごい野菜
【全43話 プラス 後日譚】カクヨムにも掲載しています。カクヨム版タイトル『恋と野菜と清掃と』
文字数 153,780
最終更新日 2024.02.10
登録日 2024.01.15
大好きだった恋人が、自殺した。知らない女への遺書を残して。
……そんなわけで傷心中の、成り上がりの貴族令嬢シャーロット。彼女の恋は公爵令息である相手との格差ゆえに、世間に隠していたため、そうとは知らない叔母の夜会に引きずり出されてしまう。
そこで名門伯爵家の当主・ヴィクターと出会うと一転、眉目秀麗な彼の立ち姿に、シャーロットの目は釘付けとなった。
――正しくは、彼が持つ、『シャーロットが亡き恋人に贈ったはずの懐中時計』に。
なぜ彼が持っているのか? そう考えたとき、シャーロットの頭は、恐ろしい結論にたどり着いてしまう。――伯爵が、死んだ彼から奪ったのだと。
「許せない……。誰も気がつかないと思ったら大間違いよヴィクター・ワーガス!」
怒りに任せて、シャーロットはその夜とんでもない行動に出たのであった。
◇
共通する目的のため、世間を欺き婚約したシャーロットとヴィクター。かたや向こう見ずですぐ手が出る成り上がり男爵の令嬢、かたや冷静で毒舌な名門の伯爵。家格も性格も何かと噛み合わないふたりが抱える、秘密と醜聞と、ままならなかった恋の傷。……ただ感傷に浸るには、彼らはちょっと喧嘩が多くて、騒がしい。
文字数 235,313
最終更新日 2020.10.02
登録日 2020.09.16
ユーゲルス公爵家の跡取りベルタスとの婚約していたメルティだったが、婚約者のベルタスから突然の婚約破棄を突き付けられたのだった。しかもベルタスと一緒に現れた同級生のミーシャに正妻の座に加えて魔導司書の座まで奪われてしまう。罵声を浴びせられ罪まで擦り付けられたメルティは婚約破棄を受け入れ公爵家を去る事にしたのでした。メルティがいなくなって大喜びしていたベルタスとミーシャであったが魔導図書館の設立をしなければならなくなり、それに伴いどんどん歯車が狂っていく。ベルタスとミーシャはメルティがいなくなったツケをドンドン支払わなければならなくなるのでした。
文字数 15,527
最終更新日 2022.01.01
登録日 2022.01.01
伯爵令息のオリバーは男爵令嬢のニコラを婚約破棄した。
その理由は結婚して束縛されたくないから、というものであり……。
文字数 903
最終更新日 2023.04.03
登録日 2023.04.02
詩卿――優れた詩作の才によって、貴族と同等の地位を与えられたもの。
コラジ家のサナは、突然顔も知らない年上の詩卿・エルドに嫁ぐことになった。
我が家に居場所がないと思いつめ、やってきた縁談に意地を張って頷いてしまったのだ。
不安を押し隠しながら嫁ぎ先の城に向かったサナは使用人たちに優しく迎えられたが、なんと花婿は婚礼の場には現れず………。
文字数 106,306
最終更新日 2023.12.01
登録日 2023.12.01
いままで虐げられてきたから “ざまぁ” をします……。だけど、思っていたのと何だか違う? 侯爵令嬢のアイリス=ハーナンは、成人を祝うパーティー会場の中央で、私から全てを奪ってきた両親と妹を相手に “ざまぁ” を行っていた。私の幼馴染である王子様に協力してもらってね! アーネスト王子、私の恋人のフリをよろしくね! 恋人のフリよ、フリ。フリって言っているでしょう! ちょっと近すぎるわよ。肩を抱かないでいいし、腰を抱き寄せないでいいから。抱きしめないでいいってば。だからフリって言っているじゃない。何で皆の前でプロポーズなんかするのよっ!! 頑張って “ざまぁ” しようとしているのに、何故か違う方向に話が行ってしまう、ハッピーエンドなお話。
他サイトにも投稿しています。
文字数 23,463
最終更新日 2023.09.01
登録日 2023.08.24
リンゼは婚約相手であるチャールズから突然婚約破棄を伝えられた。チャールズはリンゼが地味で華がないからという無茶苦茶な理由で婚約破棄を一方的に行い、新しい婚約者のセシルと共にゴブリンイカ女と酷い言葉でリンゼを罵るのだった。リンゼは泣く泣く実家へと戻ったのだが、次の日ドルチェス王子をはじめとしたたくさんの人々がリンゼを心配してリンゼの屋敷に駆けつけたのだった。そしてドルチェス王子をはじめとする駆けつけた人々から次々にリンゼへの愛の告白を行われ、ドルチェス王子が会長を務めるリンゼ熱烈ファンクラブが結成されたのだった。
文字数 60,936
最終更新日 2022.07.02
登録日 2022.07.02