ライト文芸 現代ドラマ 小説一覧
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1
あなたたちから、離れたい
幼馴染の悠斗と、将来は結婚するかもしれない。
母は昔から、そんな未来を当然のように口にしていた。
けれど美咲にとって、悠斗は一緒にいたい相手ではない。
幼いころから嫌なことをされ、何度訴えても、母は「悪気はない」「考えすぎ」と取り合ってくれなかった。
高校受験では悠斗から離れるために女子校を希望したものの、母に反対され続け、最後には美咲自身が折れてしまった。
だから、大学だけは同じ失敗をしない。
母には、悠斗と同じ大学を受験すると伝える。
本当の志望校を知っているのは、父と弟だけ。
今度こそ、自分で選んだ場所へ行くために。
美咲は母にも悠斗にも知られないまま、ひそかに「離れる」準備を進めていく。
2
(アア)――二十年目のアングロアラブ
かつて日本競馬界において、サラブレッド系競走と並立していたアラブ系競走の歴史が幕を下ろし、「アングロアラブ」の名を聞くことがなくなってから、はや二十年。
もし世間の誰にも知られず、たった一人でアングロアラブの競走馬の血統を残し続けた人がいたとしたら。残されたアングロアラブ最後の一頭が、もしサラブレッドにも劣らぬ驚異的な走りを見せ、中央競馬で優駿たちと渡り合えたとしたら。これはそんな、ありえない夢幻の物語。
※設定および制度の条文等に関して、補助的に生成AIを利用しています。
3
ポストを覗いたら俺の家は他人の青春になっていたから……ワイは高台に登って、潰し合うのを眺めることにする
ネットで生き、ネットに生かされているワイ(30)
唯一の外界との接点は、朝7時に自宅マンションのポストを覗くこと「のみ」
ある朝、ポストの前で見知らぬ男女が泣きついてきた
「一晩だけ泊めてくれないと死ぬ。助けてくれないなら訴える」
「なんで?根拠出して貰っていいですかww」で片付けたいけど、面倒を避けるため渋々泊めた一晩が、365倍の一年に変わる
合鍵なるものは勝手に作られ、冷蔵庫は占拠され、リビングはサークルの溜まり場になる
注意したり話しかければ「空気読めない」と笑われ、追い出そうとすれば親や仲間から圧力がかかる
逃げられない?ならばどうするって??
ワイはwといいながら家は投げ捨てた
代わりに寝床を探しつつ高台に登る
安全圏から寄生した奴らと、外から集まってきた野次馬が潰し合うのをただ眺めることにした。
これは、被害者が加害者にならずに救われるまでの、誰よりも性格の悪いワイがやる傍観の記録
4
どうやって誤魔化すか、それがテーマの俺の人生〜下手くそドラマーだと思ったら、普通にバグな心臓でした〜
昔から、胸が苦しかった。
でも病院へ行っても「異常なし」。
家族からも「健康なくせに大袈裟」と言われ続けてきた俺は、“しんどさを誤魔化す方法”だけが上手くなっていた。
だから、その夜も、いつもの発作だと思っていた。
──風呂上がり、呼吸ができなくなって、吐くほど苦しくなるまでは。
検査の結果わかったのは、俺の心臓が“致死性不整脈”だったということ。
突然始まった入院生活。
治らないかもしれない心臓。
ICDという“突然死回避装置”。
そして、“これからも生きる”という現実。
どうやって誤魔化すか、それがテーマの俺の人生は、形を変えて、これからも続いていく。
これは、下手くそドラマーの支配下だった心臓を、文明の利器に頼りながら、未来へ繋いでいく話。
5
亡くなった母から、三年後にLINEが届いた〜止まっていた家族の時間が、切なくも温かい奇跡で動き出す〜
亡くなった母から届いた、一通のLINE。これは奇跡の物語ではない。残された家族が、もう一度「笑顔」を取り戻すまでの物語。
母が亡くなってから三年。
「もっと会いに行けばよかった。」
「最後に、ありがとうを伝えたかった。」
後悔を抱えたまま生きる会社員・大輔のスマートフォンに、ある雨の日、一通のLINEが届く。
送り主は、亡くなったはずの母。
『元気にしてる?』
ありえないメッセージをきっかけに、大輔は父と妹とともに、母が家族へ残した想いをたどり始める。
言えなかった「ありがとう」。
父が胸の奥にしまい続けた涙。
妹が一人で抱えていた寂しさ。
そして母が最後に願った、「家族が笑って生きていくこと」。
これは死者がよみがえる物語ではありません。
大切な人を失った家族が、悲しみを抱えながらも、少しずつ前を向き、「おかえり」と言い合える日常を取り戻していく物語です。
読み終えたあと、大切な人へ「ありがとう」と伝えたくなる、家族再生の感動長編。
6
父の弁当日記
小学一年生から高校卒業まで。
父は毎日弁当を作ってくれた。
母は幼い頃に亡くなっている。
友達の母親みたいな凝った弁当ではない。
茶色ばかり。
不格好。
同じおかずばかり。
思春期になると主人公は恥ずかしくなる。
「もう作らなくていい」
「冷凍食品くらい使えよ」
何度もそんなことを言った。
父は笑うだけだった。
大学進学後。
主人公は実家を離れる。
そして数年後。
父が突然亡くなる。
遺品整理をしていた主人公は台所の引き出しから一冊のノートを見つける。
表紙には。
『弁当日記』
7
あたしを刺した通り魔の妹と同棲して足蹴にしてもらう生活
「関わらない方がいいですよ。私、通り魔の妹なんで。貴女を刺すかもしれません。」
通り魔事件の被害者、宮本麻里。
加害者の妹、鷺ノ宮冴。
歪な縁を持つ二人が、偶然の出会いから一つ屋根の下で暮らすことになった。
異なる傷を抱えた二人のやりとりを、一話毎に視点を変えながら辿っていく。そんな奇妙な同棲生活のお話。
「晩御飯食べて落ち着いたら、一回あたしを踏んで?」
※全21話、毎日7:20更新。この物語はフィクションです。また、この物語は、法律・法令に反する行為を容認・推奨するものではありません。
※アブノーマル要素を含むためR-15としていますが、さほど過激な描写はありません。
8
灰かぶり姫の落とした靴は
中谷茉里は、あまりにも優柔不断すぎて自分では物事を決められず、アプリに頼ってばかりいた。
親友の彩可から新しい恋を見つけるようにと焚きつけられても、過去の恋愛からその気にはなれずにいた。
職場の先輩社員である菊地玄也に惹かれつつも、その先には進めない。
そんな矢先、先輩に頼まれて仕方なく参加した合コンの店先で、末田皓人と運命的な出会いを果たす。
茉里の優柔不断さをすぐに受け入れてくれた彼と、茉里の関係はすぐに縮まっていく。すべてが順調に思えていたが、彼の本心を分かりきれず、茉里はモヤモヤを抱える。悩む茉里を菊地は気にかけてくれていて、だんだんと二人の距離も縮まっていき……。
茉里と末田、そして菊地の関係は、彼女が予想していなかった展開を迎える。
第1回ピッコマノベルズ大賞の落選作品に加筆修正を加えた作品となります。
9
祈りのかたち~若き仏師と僧侶が紡ぐ、静かな再生の物語
春の京都。ある古刹で若き僧侶と、無名の仏師が出会う――。
奈良出身の仏師・岡野慶彦は、かつて恋人を亡くし、仏像を彫ることで“祈りとは何か”を問い続けている。一方、真言宗の古刹・蓮照寺の副住職である渡辺智章もまた、最愛の母を喪って以来、形だけの祈りに迷いを抱えていた。
ある日、過去に彫った聖観音像に惹かれた住職の依頼で、慶彦は寺の本尊として新たに千手観音像を彫ることに。
ふたりは仏と向き合う日々のなかで、言葉にしきれない痛みや静かな再生の感情を、少しずつ共有していく。
彫りかけの像。まだ輪郭を持たない祈り。誰でもなく、誰かのために在る空白。
木と仏、沈黙と呼吸をめぐる一年の対話のなかで、彼らの心はそっと重なりはじめる。
名前を持たぬ像が生まれるとき、そこには確かに“生きるかたち”が宿っていた。
静けさの奥に息づく、仏師と僧侶の物語。
10
冬に咲く花~妻の元彼と親友になった話~
妻の元恋人が、余命わずかだという。
亮は、妻の美来がその男――佑二に未練を残していると気づいていた。
半生を共にした妻が、頑なに隠し続けてきた想い。
今になっても、亮はそれを確かめることができずにいた。
佑二は最期に美来だけでなく、何故か亮にも会いたがっているという。
佑二の妻が他界して五年。一人残された佑二は、果たして何を想うのか。
同情と少しの打算から、佑二の見舞いに通い始めた亮。
あり得ないはずの交流は、やがて奇妙な友情へと変わっていく。
11
花物語
忘れられない、昔の想い人への気持ちを花言葉で紡いだ、4つの短編作品からなる物語。
4つの独立した物語を、4人のキャラクターの視点からそれぞれ描いていきます。
12
帰灯 〜鉄壁の消防救助隊長の受難と帰る場所〜
東京消防庁ハイパーレスキュー隊長、高村修平。四十六歳。
瓦礫の下から命を引き上げ、要救助者を家族のもとへ帰す。
それが彼の仕事であり、誇りだった。
だが、そんな修平には、自分自身の帰る場所がない。
部下の結婚式で、幼い少女に「かわいそう」と慰められた夜。
修平はついに、結婚相談所の門を叩く。
現場では冷静沈着。
部下から信頼される、本物の救助隊長。
しかし婚活の場では、沈黙、避難経路の確認、防災講習会、勤務評定のような褒め言葉。
誠実さは、なぜか毎回事故になる。
それでも不器用に出会いを重ねるうち、修平は、自分が誰かを守ることばかり考え、誰かに弱さを見せることを恐れていたと気づいていく。
人を帰す側の男が、自分も「帰りたい」と願うことは許されるのか。
これは、鉄壁の消防救助隊長が、かっこ悪い自分を晒しながら、誰かと生きる場所を見つけていく物語。
※本作は、作者主導のもとAIを補助的に活用した「伴走型創作」による作品です。
13
女子高生なのに、浮気相手が見える異能力があるせいで、まるで探偵のように活躍してしまっているのだが?
連作短編集。一話完結型です。
(前に上げていた「浮気探偵」を改題・内容を増やしています)
高校2年生の手嶋ナツは、浮気している人の「浮気相手」が見えるという修羅場な異能力がある。幼稚園児の時、幼なじみの日下部了の父親の浮気を暴いた(その後日下部家は離婚……)のを皮切りに、最近は自分の初彼氏の浮気相手も見えて失恋するなど、ロクなことがない日々。
ちなみにその了は、現在は父親からの裏切りが原因ですっかり性格がひねくれてしまっているし……。
そんなナツに、了の母親・征子は自身の経営する興信所への依頼者のためにその能力を役立てて欲しいと言ってくる。「やめておけ」との了の忠告も空しく、正義感から協力しているうちに、ナツの能力が噂になり、ナツは了と共に様々な「浮気」に関する事件に巻き込まれていくことになってしまうのだが。
※不倫・二股・人の彼氏をパクる・夫への復讐・片思い・再構築の地獄・托卵など、浮気や離婚にまつわる様々な話が出てくる予定です。基本コメディですが、苦手な方はご注意ください。
※浮気、夫婦関係を扱っているため、一応R15つけています! 直接的な描写はありません
14
【完結】雨上がり、後悔を抱く
夏休みの最終週、海外から日本へ帰国した田仲雄己(たなか ゆうき)。彼は雨之島(あまのじま)という離島に住んでいる。
雄己を真っ先に出迎えてくれたのは彼の幼馴染、山口夏海(やまぐち なつみ)だった。彼女が確実におかしくなっていることに、誰も気づいていない。
雨之島では、とある迷信が昔から吹聴されている。それは、雨に濡れたら狂ってしまうということ。
『信じる』彼と『信じない』彼女――
果たして、誰が正しいのだろうか……?
これは、『しなかったこと』を後悔する人たちの切ない物語。
15
モーニンググローリー(仮)
光を求めて歩き続ける全てのひとへ。
イギリス人の父と日本人の母の間に生まれた「俺」は、幼少期に生き別れた母を探しに来日を決意する。
ロシア人の血を引く恋人のヨリコをはじめ、東京で出会った様々なひととの交流から変化が訪れる。
心にぽっかりと穴が空いたひとたちが寄り添い、大切な何かを取り戻していく物語。
16
かまってちゃん
口を開けば愚痴か自慢話。脳内変換ですべての話を曲解して、イケメンに好かれていると大騒ぎしたり、悪口を言われていると被害者ぶったり。
そんな派遣社員の黒部美沙に対して堪忍袋の緒が切れた百合子は、反撃を開始する――!
(全7話です)
17
植物大学生と暴風魔法使い
「大陸を駆ける風でありたい、大空を旅する雲でありたい!」
窮屈な故郷を脱出し、魔法使いの少女・アンは新天地を目指す。
一方、植物のようにしっかりとした根を張り、
誰とも争わずに生きていきたい大学生・並木優作は
将来に不安を抱えていた。
ある日、優作は帰り道で行き倒れていたアンを見つける。
命を助けられたアンは優作に恩返しをしようと
孤軍奮闘するが、優作はそんなアンを出来る限り受け流していく。
そんな中、アンは優作に魔術の才の片鱗を見出す——。
アンによって変えられていく日常、
かき回されていく優作の世界。
正反対の二人が紡ぐ物語は、
どのような結末を迎えるのか。
18
春嵐 ~堅物武道家の受難と雪解け~
地方の町で伝統ある黒岩流を守る、第十八代家元・黒岩哲治、四十歳。
威圧感がありすぎて町の人からは「生ける彫像」と恐れられているが、その内面は驚くほど堅物で、恋愛経験もだいぶ心もとない。
そんな彼がある日、公民館で働く年下の女性・須藤帆乃花と出会い、止まっていた人生を少しずつ動かしはじめる。
だがその一方で、倉庫での転倒、落下物、子どもの突撃など、なぜか彼の急所には未曾有の危機が次々と襲いかかる。
怖い見た目の武道家が、恋には不器用で、内心では大混乱。
威厳を保とうとして毎回だいたい失敗しながらも、最後にはちゃんと幸せをつかむ、痛くて甘い年の差ラブコメです。
【備考】
※本作は、作者主導のもとAIを補助的に活用した「伴走型創作」による作品です。
※真面目で不器用な武道家がひたすら不憫な目に遭います。
※でも最後は必ずハッピーエンドです。
19
『祷雨の巫女』スピンオフ─── 斎藤レポート 「外務省、祷雨政策の全記録」
※こちらは長編本編「祷雨(とうう)の巫女はまだ決断できない~雨は祈りか、絶望か~」のスピンオフになります。
https://www.alphapolis.co.jp/novel/648690958/243007535
異世界〈シオガ国〉との外交の裏で、密かに進められていた国家機密「祷雨計画」。
その中心にいたのは女性官僚、外務省・国際安全保障政策課の課長補佐・斎藤。
規格外の視点と冷徹な合理性、そして誰よりも深い覚悟をもって任務に挑む斎藤。
けれど、ある出会いが彼女の中の何かを静かに揺らしはじめる。
本編で異彩を放った官僚・斎藤の視点で綴られる、静かで熱いスピンオフ。
※全5話、そして別キャラ視点の話も続きます。
20
Route 365 男と少女と車
ハリケーンの惨禍に見舞われたアメリカ合衆国を舞台に、妻子の安否を求めて男は車を発進させる。途中、出会いと別れをくり返し、辿り着いた場所で待っているものは…。
21
アステロイドに東雲を 〜インカローズと喫茶店より〜
『どれだけ長い時間この世界にいようとも、苦しみは尽きない……。この世界は、僕らが苦しみ足掻く姿を見ている。もしこの世界が高次元の、人類の知り得ない何者かが作り出したものならば、きっと僕らを見て、楽しんでいるのだろう。』——第4章より抜粋
さまざまな悩みに苦しみ、足掻く人々がある喫茶店と店主の持つ《インカローズのネックレス》を通じてキッカケをもらい、自身の選択と想いによって、夜明けを迎える。
4つの章で描かれる喫茶店と人々の物語に、"あなた"はなにを見る?
※こちらカクヨム、小説家になろうでも掲載しています。
22
響華 ~孤高の天才外科医の受難と継承~
「神の手」を持つと畏怖される、孤高の天才外科医・剣崎壮馬。
だがその実態は、妻には財布を握られ、娘には塩対応をくらい、弟子や同僚からはなぜか急所を狙われる、不憫すぎる中年男だった。
病院では完璧、家庭では最下位。
それでも彼は、若手医師たちに技術を託し、父として家族を守ろうともがく。
笑いの先に、継承と家族愛が待っている。
堅物主人公が威厳を保とうとして毎回だいたい失敗します。
でも最後は必ず幸せになります。
【備考】
※本作は、作者主導のもとAIを補助的に活用した「伴走型創作」による作品です。
※堅物の天才外科医が、内心では全力でボヤきながら不憫な目に遭います。
※最後は必ず救いのあるハッピーエンドです。
23
祈りの灯り、私の居場所
クリスマスイブの夜。
私、高辻茉那は彼氏にフラれ人生のどん底だった。
一人で道を歩いていると、どこかから聞こえてくる優しい歌声。
ある建物の開かれたドアから、それは聞こえてきていた。
思わず導かれるように入ったそこはキリスト教会、そこではクリスマス礼拝が行われていた───
そこから日曜日に礼拝に通うようになった私はイースターやペンテコステ、そしてクリスマス、教会儀式を通じて季節の移り変わりや、人の温かさ、そして苦味に触れていく。
それらを通して、自分の居場所を見つけるまでの物語。
全51話完結。
24
サイレントライン ―その声は、誰を救ったのか―
五分だけ待って。その声は、本当に誰かを救ったのか。
顔も名前も出さず、声だけで夜の配信を続ける青年・目黒湊。
配信名は、ヨル。
彼の配信には、眠れない人、学校へ行けない人、家に帰れない人、死の直前で立ち止まる人たちが集まってくる。
湊ができることは、解決ではない。
ただ、声をかけること。
「五分だけ待ってください」
その一言で、湊は画面の向こうにいる誰かの夜を、何度もつなぎ止めてきた。
けれど、ある屋上の少女を救った夜を境に、湊の配信には少しずつ違和感が生まれ始める。
救ったはずの人が、同じ場所へ戻される。
守るために伏せたはずの名前が、別の場所で浮かび上がる。
誰かを助けるための言葉が、いつの間にか誰かを追い詰めるものへ変わっていく。
そして湊自身も、自分の声の中にある別の感情から目を逸らせなくなっていく。
声は、人を救えるのか。
それとも、声だけでは届かない場所があるのか。
これは、夜の底で誰かを救おうとした青年と、救われたあとも痛みを抱え続けた人たちの物語。
25
ライゲン~黒い部分も⁉しっかり掃除します~
表の顔は、どこにでもある普通の町の掃除屋さん。
もう一つの顔は——探偵⁉
掃除屋がトラブル、事件に巻き込まれ......時には戦う⁈
ついでに黒い部分もしっかり掃除します。
26
キウイが転がった方向
バスで出会った男性は、その後の人生に大きな影響を与える人物であった。
27
ダイナミックポリスメン ~足立機動特捜班~
舞台は東京都足立区。東京でもっとも危険な街──警察内部では密かに「東京のデトロイト」と揶揄されている。
車上荒らし、強盗、麻薬取引、暴走族──法の枠をはみ出した連中が、まるでゲームの世界のように暴れまわっていた。
治安の悪い街だからこそ、街の治安を守る存在が求められた。
それは足立署に配属された、選ばれし4人の屈強な警察官たちである。
この作品はフィクションです。実在の人物や団体などとは関係 ありません。
28
コウジとアミ
21歳の大学生である松本浩二(以後:浩二)には28歳の井川亜美子(以後:アミ)という好きな女性アーティストがいた。浩二はアミの追っかけをするほど熱心なファンだ。小学生の時に行ったライブがきっかけで浩二はアミに顔を覚えてもらえた。アミはデビューしたばかりでまだまだ知名度低かった。アミの思いを知った浩二は彼女の活動を支えると決心する。
29
おつかれさまのパン職人
仕事がうまくいかなかった日、私はパン生地に怒りをぶつける。ぐちゃぐちゃの感情をぶつけた生地は、ぐちゃぐちゃになっていく――。
パンづくりをとおして、感情をみつめなおしていく、再生のものがたり。
※主人公が愚痴を叫びます。苦手な方はご注意ください。
30
老いない花は、返事を待つ
海と山に囲まれた青凪町には、アゲラタムの花に願いを告げると、返事が届くまで色あせないという言い伝えがある。
丘の園芸店「青枝園」を手放す決断に迷う花村紬は、記憶が薄れゆく祖母・澄江のそばで、青紫の花を守っていた。
ある日、古い菓子缶から見つかったのは、五十四年前の手紙と、投函されなかった一通の返事。
そこには、若き日の祖母と育種家・有馬清一が交わした約束、奪われた名誉、そして「あなたの返答を待ちます」という切なる言葉が眠っていた。
もう遅すぎるのか、それとも今からでも届けられるのか。
長く色あせない花が、世代を越えて失われた信頼と幸せを結び直す、静かで心温まる再生の物語。
31
きみに伝えたいこと
「死ぬとき」の気持ちが知りたくて、おれは真冬の雪の中に、薄着で飛び出した。凍える空気の中に立っていると、本当に死んでしまうのではないとか思う瞬間がやってきた。
そのときおれは、あるものを見た。
それが何か、きみに伝えたい。
☆ ☆ ☆
ホラミス大賞エントリ中の小説『ゆきおんな』のスピンオフです。
よろしければ二つの作品を読んでいただきたいと思っています。
気に入ったら、『ゆきおんな』への投票をお願いします。
☆ ☆ ☆
あの夜、武彦が玲子に送ったメールという設定で書いています。本文に名前は出てきませんが、「おれ=武彦」、「玲ちゃん=玲子」を表します。
この二人の関係は『ライブ喫茶ジャスティのバレンタインデー』の最初の方を読めばわかります。
もちろん単独で読んでも大丈夫。雰囲気を味わっていただければ嬉しく思います。
32
セイサンセイシジョウシュギはアイを知らない。
あなたは、自分の価値観を最後まで信じられますか?
人はそれぞれに価値観を持っています。
それは誰かを救い、そして誰かを傷つけるものでもあります。
これはひとりの高校生、如月誠の物語。
彼は自分の正しさを疑わず、それを基準に行動していきます。
しかしその考えは、次第に周囲とのズレを生み、現実を歪めていきます。
正しいとは何か。間違いとは何か。
その境界は、本当に存在するのでしょうか。
この物語を読み終えたとき、
あなたは自分の価値観について、少し考え直すことになるかもしれません。
33
週末はサーフィンする
《あらすじ》
システム会社に勤めて7年目の鹿島友紀。
会社にはなんの不満もないが、自分の人生はこのままでいいのかと考え始めていた矢先、上司から湘南へ出張しないかと声をかけられる。湘南の人々はみんな平日の昼間からサーフィンをしていて、ライフスタイルの違いに衝撃を受ける。
出張先のゲーム会社・社長の南田(みなみだ)さんもまたサーファーでゆるい空気感を纏っていた。南田さんの気まぐれで趣味のサーフィンを一緒にしないかと誘われ、断れきれない鹿島は毎週末、サーフィンを習いに行くことになるのだが……。
不思議とゆるやかな空気に包まれる湘南に魅了された人々の、少しのドラマと日常の物語。
34
『熟』は”つくづく”と読みます。
仕事と酒とカップ麺だけで暮らしていた男の隣に、ある日、よく分からないものがいた。
35
雨漏りと猫(恋人) | 三題噺Vol.2
古びた家に暮らす私と、一匹の猫。
雨の日に届いた手紙は、思いがけない秘密への扉を開く――。
日常にひそむ不思議と、ささやかな温もりを描いた短編。
36
冷めたコーヒーと寝かせたカレー
冷めたコーヒーと寝かせたカレー。
それぞれの想いが交わりすれ違う、大人のお話です。
1000文字以内の短編3本です。
37
あの日、一本の木を植えた
遺体を土へ還し、その土から新たな命を育む葬送――木葬。
深峰村にある木葬専門の葬儀会社「深代木葬舎」には、さまざまな事情を抱えた人々が訪れる。
故人の願い、残された家族の葛藤、宗教、法律、倫理、そして社会。
木葬を唯一の正解とはせず、「故人と遺族が納得できる別れ」を大切にしながら、一人ひとりの人生の最期と、その先に続く時間を描く連作ヒューマンドラマ。
一つひとつの物語は、やがて一つの森へと繋がっていく。
38
ロコノミシリノ
「無害、無価値、無味無臭? でも、私の世界はこのゲーセンで閉じてていいの」
将来の夢もなく、冴えない毎日をやり過ごしていた女子高生・神林璃乃(りの)。彼女の唯一の密かな才能は、絵を描くこと。
そんなある日、地元のゲームセンターで、息をのむほど美しいお嬢様・美野こころと最悪で最高な出会いを果たす。
トゲのある態度で璃乃を翻弄するこころだったが、実は彼女の正体は、璃乃が大ファンであるネット小説家『ロコノミ』氏だった!
「私の小説の挿絵を描きなさい。断ったら絶交」
強引に始まった二人の共同創作。
眩しいほどの才能と、強引なこころの熱意に引っ張られ、璃乃の世界は鮮やかに色づき始める。
だけど、こころが急ぐ文字の裏には、あまりにも残酷で切ない「タイムリミット」が隠されていて――。
凸凹な二人が駆け抜けた、ひと夏の眩しすぎる創作青春ストーリー。
彼女が遺した日記の最後、そこに綴られていた本当の想いとは?
――「忘れない。忘れるわけない。こんな美少女のこと」
39
オレガノ🌿 -Long Life-
“俺”の“彼”女、略して「オレガノ」。
レンタル彼女の利用料は現金ではなく、「あなたの手料理一食分」。ただそれだけ。
ただし、デートに連れていく際の縛りはたくさんある。制限時間は二時間。スキンシップは手繋ぎまで。当然レンタルだから、接吻も夜伽も高額出資も禁止。
完全予約制で、個人情報の提示と同意書にサインをすることにより、契約完了だ。
本作は「そんなうまい話があるわけないだろう!?」なレンタル彼女が利用できる、正に夢のような合同会社のルーティンを記録した現代ドラマである。
――――――――――
カクヨムコン10短編賞、中間選考突破作品「オレガノ🌿」の長編Ver.となります!
40
『冬』の『サンタ』さんは『温かい』
現代は…。
色々な…悲しみ…苦しみ…辛い事…嫌な事で満ちている…。
でも…それでも…。
世界は優しい…。
辛い事…嫌な事…苦しい事があっても…。
そこに…降り積もる…人々の優しさが…。
ほのかな明かりを…。
ボクの…。
私の…。
みんなの胸に…灯すから…。
ああ…やっぱり…世界は優しい…。
そう『想える』……優しい…優しい…1つの『冬』の物語…。
この『想い』が…。
もっと…『鮮やか』に…『降り積もる事』を願って…。