切ない小説一覧
【現代ドイツ×クリスマス×恋愛ファンタジー】
【全16話、完結済み】
魔女や精霊の存在を実在の「精霊文化」として受け入れるようになった世界。
まだ差別は存在するものの、ドイツでは魔女が職業として成り立つようになっていた。
魔女のエルナは、子供の頃に自分を助けてくれたクランプスに恋をしている。
クランプスとは、「悪い子に石炭をあげる」「袋に詰めて連れ去る」などの伝説で語られる、<黒いサンタクロース>の一種だ。
成長して会えなくなってしまった彼に会うため、いろいろと手段を探していたところ、とある大学の無料講座で手がかりを見つけるが……。
少しずつ育つ恋心と、甘い結末を楽しみたい方向けです♪
(カクヨム、ノベルデイズでも掲載しています)
文字数 28,396
最終更新日 2024.04.18
登録日 2024.04.09
雨音(あまね)は『神界の器』を求めて神々が住まう険しい山道登っていた。しかしようやくたどり着いたのは廃墟と化した小さな庵。そこで体力の限界を迎えて気を失ってしまう。やがて目が覚めると辺りの景色は大きな屋敷へと変貌を遂げていた――そして目の前には美しい男が雨音を見つめていて……【山に住む神様×健気で真面目な苦労人】の和風ファンタジーです。※江戸時代をベースにしてますがファンタジーなので国や人物その他架空の物や事柄、創作物が混ざっている事をご了承ください。
文字数 123,767
最終更新日 2024.04.18
登録日 2022.12.13
貴族夫人マリアンナは結核にかかり、療養のため田舎の村に引っ越した。マリアンナの世話役として付き従ったファビオは、彼女の恋心を知りつつもプラトニックな関係を貫くが、彼女の夫サルヴァトーレは嫉妬深い浮気老人で、ファビオに嫌悪感を抱いていた。ある夏の日、マリアンナとファビオが療養地近くの森を散歩していると、幻想的な花畑で一本の木に出会う。その木は二人の意識に働きかけて喋る不思議な木だった。やがてマリアンナが亡くなると、ファビオはサルヴァトーレに暇を出されることを覚悟したが、なぜかそのまま御者を続けることになった……。
文字数 11,967
最終更新日 2024.04.17
登録日 2024.04.17
結婚して二年、愛されていないと知りました。
夫のエドワードは私に怒ったように言い放ちます。
「お前のことなんて愛してはいない、今すぐ僕の目の前から消えてくれ」
分かりました……そう答えた私は二人の思い出の場所へと向かって……
文字数 11,047
最終更新日 2024.04.17
登録日 2024.04.16
聖女は魔王との不戦条約締結のため、転生勇者とともに長い旅をしてきた。しかし、勇者の裏切りから全てが始まり、狂い始めた――。
勇者に裏切られ、聖女は絶望の淵に立たされた。それでも、聖女は他種族共存の平和な世界を願った。
『願いが叶えば、その代償として破滅へと導く剣』により、聖女の願いが叶い、新たな理想郷(天空都市アルディア)の基盤が創造され、死んだ魔王を創造の補佐として生き返らせた。
聖女は願いが叶ったが、代償で深い眠りについてしまう。
聖女が誕生してから今日までの行く末を見届けていた者として、いつしか聖女に心惹かれていた者として、魔王は天空に浮いた新たな土地を聖女の理想郷にするために、立ち上がる。
そんな天空都市アルディアでは、今日も多くの人々が幸せそうな顔をし、幸せを噛み締めていた。
眠りについた聖女は観測していた。男娼で売れない苺、妖艶な姿をした月下、旧魔王城から訪れたメフィストとストラス……。聖女はその者たちを観測し、どんな行く末を辿るか楽しみにしていた。
文字数 113,152
最終更新日 2024.04.17
登録日 2024.04.16
短大を卒業し、新社会人として輸入車ディーラーの営業として入社式に参加した「如月 美咲(きさらぎ みさき)」。
純粋に期待と不安を胸に社会人としての生活が始まる。
まさか、この後の出会いが身を焦がす様な恋をするなんて思いもしなかった。
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この物語はフィクションです。実際の会社・人物・出来事等とは一切関わりはありません。
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誤字脱字がありましたら教えて頂けると幸いです。
お気に入りやコメント、エールを頂けますとモチベーションにもなりますので宜しくお願いいたします。
文字数 256,575
最終更新日 2024.04.16
登録日 2023.03.19
高校二年生の死にたがり、丸井 恵那(まるい えな)は、授業中に遺書を書き上げた。
この授業が終わったら、恵那は自殺しようと計画していたのだった。
闇サイトに載っていた自殺スポット『一ノ瀬山の断崖絶壁』へと向かった恵那は、その場所で不思議な山小屋を発見する。
中から出てきたのは、ホストのような風貌をした背の高い男で、藤沢 椋野(ふじさわ りょうの)と名乗った。
最初は恵那のことを邪険に扱うも、ひょんなことから、恵那はこのお店を手伝わなければいけなくなってしまう。
この山小屋は、浮遊霊が行き着く不思議な山カフェで、藤沢は浮遊霊に対して、アロマの香りとハーブティーの力で成仏させてあげるという、謎の霊能者だったのだ。
浮遊霊と交流することによって、心が変化していく恵那。
そして、全く謎に包まれている藤沢の、衝撃的な過去。
アロマとハーブティーが、浮遊霊と人を支える、心温まる現代ファンタジー。
文字数 108,218
最終更新日 2024.04.16
登録日 2024.02.10
自分の気持ちを伝えられない赤谷慎之助は、妹であるあかりの入院がきっかけでクラスメイトになった青山みらいと出会う。自分の気持ちを優先に行動してしまうみらいと対照的な慎之助はお互い関わり続けていくたびに気持ちが変化していく。しかし果たして、それが良いものなのか・・・
文字数 49,132
最終更新日 2024.04.16
登録日 2024.04.01
幼い頃から皇帝アルバートの「皇后」になるために妃教育を受けてきたリーティア。
しかし聖女が発見されたことでリーティアは皇后ではなく、皇妃として皇帝に嫁ぐ。
皇帝は皇妃を冷遇し、皇后を愛した。
そのうちにリーティアは病でこの世を去ってしまう。
この世を去った後に訳あってもう一度同じ人生を繰り返すことになった彼女は思う。
「今世は幸せになりたい」と
※小説家になろう様にも投稿しています
文字数 295,513
最終更新日 2024.04.15
登録日 2020.03.19
人見知りで内気な陽茉莉には、友達がいなかった。
寂しさに押しつぶされそうな時に出会った、イマジナリーフレンドの菜月。
高校生になった今も、ずっと一緒の唯一の友達。
「これからもずっと、一緒にいてくれるよね?」
「もちろん! ずーっと、一緒だよ!」
失恋をした日に交わされたひとつの嘘が、"私"を変えた。
文字数 4,861
最終更新日 2024.04.15
登録日 2024.04.15
名門西園寺家の庶子として生まれた蒼は、病弱なオメガ。
母を早くに亡くし、父に顧みられない蒼は孤独だった。
そんな蒼に手を差し伸べたのが、北畠総合病院の医師北畠雪哉だった。
雪哉もオメガであり自力で医師になり、今は院長子息の夫になっていた。
自身の昔の姿を重ねて蒼を可愛がる雪哉は、自宅にも蒼を誘う。
雪哉の息子彰久は、蒼に一心に懐いた。蒼もそんな彰久を心から可愛がった。
3歳と15歳で出会う、受が12歳年上の歳の差オメガバースです。
オメガバースですが、独自の設定があります。ご了承ください。
番外編を投稿いたしますので、連載中に戻しました。
二人の結婚後の甘い生活です。短いお話ですがお楽しみいただけると嬉しいです!
文字数 119,770
最終更新日 2024.04.15
登録日 2024.01.08
俺には付き合って10年になる、人気女優の彼女がいる。修学旅行中に彼女がスカウトされ、なぜか俺を指差して「彼氏がいてもいいなら」ーあれ?俺たち付き合ってませんよね?なんか、あれから10年経って、一人暮らしの俺の部屋に大人気女優になった彼女がいるけど。
あれ?なんか電話と違うんだけど?えっ?2年ぶりに会ったのに帰りたくない?えっ?じゃあ、俺はどうしたらいいの?
だって、彼女はこの10年ずーっと他の男とキスしてたんだぞ?演技だけど。
今日も俺は下唇を前歯で噛んで、彼女にバレないようにコッソリ滲んだ血を舌でなめて、言いたい言葉を飲み込んでバカな話をする。
ー彼女が笑ってくれるなら。
基本的に彼氏ーは彼氏目線。彼女ーは彼女目線になります。
予想外にたくさんの方に読んで頂きとても嬉しくです。本当にありがとうございます
誤字脱字、修正してますが、時間かかってます、すいません。
完結
が、3章から第一部完結までは、シリアス展開なります。繊細な方はお気をつけてください。
暴力表現、NTR、ザマァなどはないですが、ない分、現実感があるかもしれません。
繊細な方には辛いようなので、2章まででもよんで頂けたら大変嬉しいです。
※書いたのは令和2年大晦日から、ウィルスの記録としても書いてます、一年間、そのままリアルタイムです。
いまウィルスに対する世論も変わってますが、そのまま去年といままでの記録として物語にしてます。
大変読んで頂きありがとうございます!
ただ、、、なろう先行です。オンリーではないです。
文字数 18,007
最終更新日 2024.04.14
登録日 2024.04.09
時は室町時代。 とある村に住んでいた地狐のセイは、親友レラの死をきっかけに、 レラの父親が住んでいたウスケシに向かう。 津軽海峡で溺れた聟はウスケシのとある村で治療師をしているミナという少女に助けられる。 ただ、ミナには自分の體を犠牲に、傷を癒すという特殊な能力があった。 ミナが住むコタンの村長、コシャマインに迎えられたセイは、コタンの人達とアイヌの様々な文化を経験していく。 しかし、昨年起こった和人による、アイヌ青年殺傷事件で、アイヌの人達は、和人に対し不信感が募っていた。
そして、コシャマインを筆頭に、和人と戦が起きてしまう。
文字数 15,469
最終更新日 2024.04.14
登録日 2024.04.14
【愛の物語のそばにはいつも、愛の曲が寄り添っている――】
10年以上片恋を引きずっている脚本家の高岡勇士郎は、初めての大きな仕事を前にしたある日、色々と様子がおかしい高身長の(よく見るとイケメン)青年、栗原温人と事故のような出逢いを果たす。
行きがかり上、宿無しの温人を自宅に住まわせることにした勇士郎だったが、寡黙ながらも誠実で包容力のある温人のそばは思いのほか心地よく、戸惑いながらも少しずつ惹かれてゆく。
そんな時、長年の片思いの相手、辻野から結婚式の招待状が届き――。
欠けたピースがピタリとはまる。そんな相手に出逢えた、ちょっとおかしなふたりの優しい恋をお楽しみください。
※ムーンライトノベルズに掲載していたものに微修正を加えたものです。
※表紙は画像生成AIとイラスト加工アプリを利用して作成したものです。
いいねやエール、お気に入り、ご感想などありがとうございます!!
文字数 88,103
最終更新日 2024.04.14
登録日 2024.04.11
【本編・続編 完結】【番外編更新予定】
一夜にして同族を失った雪豹の獣人の子スノウ。壊滅した里からスノウを救い出してくれたのは、魔族を統べる王アークだった。
アークの元に引き取られ、悲しみに沈みながらも、スノウは徐々にアークに心を開いていく。
惹かれ合う運命の番とその仲間たちの物語。
序盤、スノウは仔獣型。中盤から獣人型。R18要素は後半になる予定です。
()内は視点名。スノウ視点の場合表記を省いています。
1章→救出されたスノウがアークたちと打ち解け、悲しみを癒していく話。
2章→スノウが人型になれるよう努力しながら、アークたちとほのぼの暮らす話。
3章→スノウが成人認定されてアークといちゃいちゃする話。
作者基準で、キスなどR15相当の話には☆、R18相当の話には★をタイトルにつけます。
文字数 458,209
最終更新日 2024.04.13
登録日 2023.01.30
耳を塞ぎたい。口を塞ぎたい。目を塞ぎたい。そして、心の傷を塞ぎたい。
主人公の瀬川華那(せがわはるな)は美術部の高校2年生である。
華那は自分の意思に反して過去のトラウマを度々思い出してしまう。
華那の唯一の異性の友人である清水雪弥(しみずゆきや)。
華那は不器用な自分とは違って、器用な雪弥のことを心底羨ましく思っていた。
五月十五日に、雪弥が華那が飼っている猫たちに会うために自宅に遊びにきた。
遊びにくる直前に、雪弥の異変に気づいた華那は、雪弥のことをとても心配していたのだが……。思いの外、楽しい時間を過ごすことができた。
ところが。安堵していたのも束の間、帰り際になって、華那と雪弥の二人の間に不穏な空気が徐々に流れ出す。
やがて、雪弥は自分の悩みを打ち明けてきて
──?
みんな、異なる悩みを抱えていて、独りぼっちでもがき苦しんでいる。
誰かと繋がることで、凍ってしまった心がほんの少しずつでも溶けていったらどんなに良いだろうか。
これは、未だ脆く繊細な10代の彼女たちの灰色、青色、鮮紅色、そして朱殷(しゅあん)色が醜くこびりついた物語だ。
※この小説は、『小説家になろう』・『カクヨム』・『エブリスタ』にも掲載しています。
文字数 123,780
最終更新日 2024.04.13
登録日 2021.03.01
ぶつかった人の災いを取り除く身代わり幽霊。
それは昼間しか存在できず、夜になると姿が消える不思議な存在。
そして、その相手の災いが消えると、自分自身も消えてしまうはかない運命。
高校生の星朋樹は幼馴染みの柳ヶ瀬凛の災いを取り除くために現れた身代わり幽霊に恋をする。
昼間しか存在できない幽霊は、最も昼が短くなる冬至に消えてしまう。
運命に逆らうことはできず、彼は別れの痛みを経験する。
だがそれは希望への道しるべでもあった。
文字数 96,803
最終更新日 2024.04.12
登録日 2024.04.02
高校一年生の森崎和昭(もりさきかずあき)は非モテボッチ陰キャ男子だが、
男子生徒憧れの同級生女子上志津晶保(かみしづあきほ)と仲良くなる。
なかなか進展しない二人の仲だったが、和昭が勇気をふりしぼって一歩踏み出したことで
ようやく交際がスタートした。
しかし、事故に巻き込まれた二人の運命は引き裂かれ、
晶保は和昭のいない世界に取り残されてしまう。
砂時計を何度逆さまにしても時が戻ることはない。
ならば、この世界に私の居場所なんかない。
――今、そちらへ行きます。
キミのいる場所へ。
その時、絶望の暗闇に沈んだ彼女に奇跡の光が降りつもる。
愛と勇気が変えた二人の運命の物語。
文字数 108,433
最終更新日 2024.04.12
登録日 2024.04.02
みずきさんは一杯のビールを飲んだら、吹っ切れたように「3年付き合った人と別れたんです」と言って目に大粒の涙を浮かべていた。
そして、優の胸に飛び込んできて涙を流して泣いた。
優はみずきさんを抱き締めて静かに口づけをした。
どのくらい時間が過ぎたのか、、、、、優とみずきは布団のなかで抱き合っていた。
みずきは過去の哀しみを振り捨てるように優に抱かれた。
そして、優の腕の中で眠りについた。
文字数 6,452
最終更新日 2024.04.12
登録日 2024.04.12
南海 遥(みなみ はるか)は、自称20歳のオメガ少年だ。
夜の歓楽街にある『ボーイズクラブ・コーラル』で働いている。
しかし彼は、その地下にある高級闇クラブの『商品』として勤めることを決意する。
弟・航大(こうた)の治療費と手術代を稼ぐためだ。
『商品』は、お客様に何を要求されても拒めない、性玩具とならねばならない。
そんな遥に、闇クラブのオーナーである、葛城 了(かつらぎ りょう)が直々に面接テストを行った。
次々と繰り出される、厳しく激しい性的な行為のテスト。
全てを耐え抜いた遥に、了は合格の言葉と共に優しい声を掛けていた。
このビルに働く人間は、全員が了にとって金儲けの道具だった。
だが、遥には何か別の感情を覚えたのだ。
その後も何かと遥を気に掛け、了は行動するようになる。
気晴らしになればと、リゾートパークのナイトパレードに連れて行ったり、食事に誘ってみたり。
しかし、それらは遥にとっては束の間の夢でしかない。
彼は格安アパートに暮らし、日中もコンビニのバイトをするほどの苦しい生活をしていたのだ。
ただの金持ちの自己満足に気づかされた了は、遥の為に本腰を入れて支援を始める。
次第に二人の心を、特別な人間が占め始めた。
遥の心には、了が。
了の心には、遥が。
恋は進み、愛に変わり始める……。
文字数 37,403
最終更新日 2024.04.11
登録日 2024.03.21
幼い頃のトラウマのせいで性依存症となってしまった主人公・大鳥 隼人。
誰もが振り向く自身の外見を活かして恋人は作らずに様々な男女と関係を持つが、一人だけ忘れられない唯一恋人となった相手・瑞生 玲児がいた。
自分のトラウマのせいでお互い傷つけ合い別れてしまった玲児とまたやり直したいと思っているが、誰とでも関係を持つ悪癖と、その魅力から受ける誘惑のために事態はこじれていくばかり。それでもやっぱり愛しているのは玲児だけ。
玲児も本当は隼人のことを愛し求めているが、彼の悪癖のせいで素直になれず、それを拒む。
自分と向き合い、愛する人と向き合うための物語。
※「ムーンライトノベルズ」でも掲載しています。
文字数 433,772
最終更新日 2024.04.10
登録日 2021.04.28
公爵子息のロイと結婚して二年、彼は家に見知らぬ女性を連れてくると言った。「アリア、離婚してくれ」どうやらロイはその女性と結婚したいらしい。数日間の猶予を貰い独り考える私だったが、大好きなロイのために身を退くことを決意する。しかしロイの兄アレンが訪ねてきたことをきっかけに事態は変化していく……
文字数 11,145
最終更新日 2024.04.10
登録日 2024.04.08
一回りも歳の離れた兄は家を出て、今は都心で一人暮らしをしている。
彼が家を出て以来、手紙のやりとりをしていたが、2年前から急に返事が途絶えた。
それでも、実の兄に恋心を抱くすばるは手紙を送り続けた。
ある日、数年ぶりに帰省した兄は、すばるだけに冷たい態度を見せる。
実の兄に恋心を抱くすばるは、彼から唯一教えてもらった言葉に悩み続けていた。
完結 / 2007.9.5~11.4
文字数 31,237
最終更新日 2024.04.10
登録日 2024.04.10
中学の人間関係に疲れていた私は高校入学で新しい自分の生き方を始めたかった。
でも、現実はそんなにうまくいかずに、友達を作るどころか、クラスで一番注目されている女の子を怒らせてしまった。
落ち込んでいる私を慰めてくれたのはインコだった。
でも、その小鳥はイケメン男子の化身で、彼には秘められた過去があった。
三者三様の運命が逆回転を始めたとき、奇跡が起こる。
文字数 114,325
最終更新日 2024.04.09
登録日 2024.04.02
オメガバースの世界。
いつか運命の相手が現れるなんて
【そんなの嘘だ。】
【偽りだ。】
だってこの世はこんなにも"生きにくい"。
運命?
【俺は別に興味ねぇな。】
【俺は案外一途なんだぜ。】
俺なら泣いても離さなねぇ"一生囲ってやる"。
2人の道は交わらない筈だった。
奇跡と呼べば聞こえはいいけど、、、
俺Ωが、必死で運命に抗ったお話。
覗いていく分には何も言わないよ。
でも、あいつだけはみんなにもあげないから
覚悟して読んで。
俺とあいつの物語___。
※この本はフィクションです。名前、団体名、など全て架空の存在です。
誤字脱字があるかと思われますが、大きな心で読んでやって下さい。
エロを含みます。苦手な方はご遠慮下さい。
それでは、物語へ行ってらっしゃい!
文字数 28,415
最終更新日 2024.04.08
登録日 2022.01.31
統合失調症。
それは、百人に一人の割合で発症する病気。
世界中の人間の、百人に一人は、統合失調症患者だ。それは、けっして少ない数ではない。
おそらく世間一般には、
統合失調症は「幻覚、妄想を起こす病気」というイメージがあるのではないか。
しかし、この病気の本質は《自我の障害》だ。
自我とは、
《私》と《他人》を隔てる《殻》のようなものだ。
統合失調症患者は、その殻がもろくなる。そして、自分と他人の境目があいまいになっていく。
それによって、さまざまな症状が出現する。
高校生の私(夏音)は、統合失調症の素因をもっており、ストレスに対して脆弱性を抱えていた。
そんな私は、家庭環境や受験によるストレスから、徐々に精神に異常をきたしはじめる。
私の精神状態に大きな変化が起こりそうな予兆がある中、
先に精神に異常をきたしたのは兄だった。
高校三年生の夏、私の兄は、
統合失調症の診断で、
精神科病院に入院した。
兄に初恋に似た感情を抱いていた私は、兄の発病に心を乱されながらも、
精神科病院に通い、兄を見舞う日々を送る。
そんな頃、私にはもう一人、重要な人物が現れる。
兄の入院する精神科病院はとある丘に建っていた。丘には団地もあり、その団地には私と同じ高校に通う少年が住んでいた。私は、その夏、兄の見舞いの行き帰りに頻々と少年と出会う。そして、私と少年は少しずつ心の距離をつめていくこととなる。
私、兄、少年との、三人の人間模様と統合失調症という病を描いた物語。
文字数 42,151
最終更新日 2024.04.08
登録日 2024.03.14