恋愛 小説一覧
2481
古典とBLを浴びるように読んでいた大学生の芙蓉はある一冊の本「断袖記」から平安時代にタイムスリップしてしまった!!彼女が目を開けるとそこは貴族の屋敷で、たまたまその部屋の本棚から元の体の持ち主である芙蓉姫の自作BL小説を見つけてしまう。そこから本棚の中にさまざまな古典BL本を発見し、持ち前の知識と変態さで帰る方法を探す前に本棚の全てを読み切ることを決意。その後、彼女の友人を名乗る闇の腐女子、春霞の君が屋敷を訪れ、芙蓉の食いつきそうなBLネタ(おとこどち♡)を持ってきて彼らの逢瀬をのぞき見ようと提案してきた。彼女たちの垣間見作戦で果たして洛中の男たちはどんな素晴らしいものを見せてくれるのか......?
個性豊かな腐女子仲間と出会い、イカれた深夜テンションのなか様々な男たちの逢瀬を垣間見る腐蓉姫の洛中生活が幕を開ける!
※作者はかなりふざけています。
古典の専門的な知識はございませんので間違いなどがあるかもしれません。どうかご容赦くださいませ。
文字数 35,075
最終更新日 2026.03.22
登録日 2026.03.06
2482
「君との婚約を、解消させてもらいたい」
伯爵令嬢ソフィアーナは、婚約者に毒薬を飲ませていた悪女として断罪された。
「毒薬令嬢」と蔑まれ、まともな縁談も望めなくなった――はずだった。
「君の薬は毒ではない」
そう言って彼女を北境へ連れ出したのは、「瘴気喰らい」と呼ばれる辺境伯ロイベル。
彼だけは、ソフィアーナの薬が瘴気に効くと見抜いていた。
兵も民も倒れていく北境で、薬師として働き始めるソフィアーナ。
やがて瘴気は王都にまで広がり、彼女を断罪した元婚約者までもが倒れてしまう。
国を救うには、瘴気の大元を断つしかない。
森の奥へ向かうロイベルの命をつなげるのは、彼女の薬だけ――。
※複数のサイトに投稿しています。
文字数 41,792
最終更新日 2026.03.22
登録日 2026.03.22
2483
※ 第2部に向けて、第1章全体を改稿しました(物語の根幹に変更はありません)
※ 第1部完結済み。 ハッピーエンドまで一気読み推奨!
これは、魔眼が織りなす”魂の救済”の物語――
「……キミを見ているだけで、私は壊されていく」
愛するお店と妹を守るため、暴漢を前に絶望の淵に立たされたハルネ。
絶体絶命の彼女を救ったのは、冷酷な琥珀色の瞳を持つ、調査局の“鬼”――ヴァルグレイだった。
感情が「色」で視える魔眼『エモパレ』を持つハルネは、
美味しいご飯を愛する、ちょっとぽっちゃりした看板娘。
命の恩人であるヴァルグレイの渋い魅力に一瞬で恋に落ちたハルネ。
しかし、再会した彼が告げたのは――無情な『営業停止』の通告だった。
「やっぱり太ってたらダメなんだ……あたしは、好きになっちゃいけないんだ……」
突き放すような冷たい態度と、自身のコンプレックスに振り回され、落ち込むハルネ。
しかし、彼女は知らない。
ポーカーフェイスの裏側で、ハルネの「柔らかさ」と「温かさ」に、理性が飛ぶほど執着し、「彼女を嗅ぎたい情動」に耐えるほど、狂おしい溺愛を抱えていたことを。
そして、彼もまた深い闇を抱え、傷付き、孤独に震えている事を。
***
アナタの抱えた劣等感が、 もしかしたらちょっと許せるようになるかもしれない
――プラトニックで激重な、救済と執着のラブファンタジー!――
文字数 198,371
最終更新日 2026.03.22
登録日 2026.01.30
2484
「役立たずの偽聖女め、その不気味な仮面ごと消えてしまえ!」
十年もの間、仮面で素顔を隠し、身代わり聖女として国を支えてきたリゼット。
しかし、異母妹が聖女として目醒めたことで、婚約者の第一王子から婚約破棄と国外追放を言い渡されてしまう。
捨てられた先は、凶悪な魔獣が跋扈する『死の森』。
死を覚悟したリゼットだったが、仮面の下の本音は違った。
(……あー、やっとあのブラック職場からおさらばですわ! さっさと滅びればいいんですわ、あんな国!)
清々した気持ちで毒を吐くリゼットの前に現れたのは、隣国の冷徹皇帝・ガイウス。
彼はリゼットの仮面の下に隠された「強大すぎる魔力」と、表の顔とは裏腹な「苛烈な本性」を瞬時に見抜き、強引に連れ去ってしまう。
「気に入った。貴様は今日から、私のものだ」
バルディア帝国へと連行されたリゼットを待っていたのは、冷徹なはずの皇帝からの、逃げ場のない過保護な溺愛だった……。
一方、真の聖女(リゼット)を失った王国は、守護の結界が崩壊し絶体絶命の危機に陥る。
「戻ってきてくれ」と泣きつく王子たちに対し、皇帝の腕の中に収まったリゼットは、極上のスイーツを頬張りながら優雅に言い放つ。
「お断りいたしますわ。私、今とっても忙しい(溺愛されている)んですもの」
仮面の下で毒を吐くリアリスト聖女と、彼女を離さない執着皇帝の、大逆転溺愛ファンタジーが開幕!
「作品への感想代わりの『いいね❤️』や『エール📣』、心よりお待ちしております。」
「【応援のお願い】『いいね❤️』や『エール📣』をいただけると、作者のモチベーションが爆上がりします!」
「最後までお読みいただきありがとうございます。温かい『いいね❤️』が更新の支えです。」
文字数 87,871
最終更新日 2026.03.22
登録日 2026.02.23
2485
2486
「真面目な妻は息苦しい」
騎士の夫・セバスチャンは、高熱で寝込む私の隣室で、
義母や愛人と共に私の悪口を肴に笑い合っていた。
私が必死に管理する持参金で彼は平民の娘も囲っていた。
愛し合っていると信じていたのは、私だけ。
「分かりましたわ。そんなに私が『息苦しい』のなら、
すべて引き上げて差し上げます」
資産も、子供も、私の人生のすべてを取り戻すために。
ねえ、騎士様。
私の金で囲う女の味は、さぞかし格別だったでしょうね?
🔶登場人物・設定は筆者の創作によるものです。
🔶不快に感じられる表現がありましたらお詫び申し上げます。
🔶誤字脱字・文の調整は、投稿後にも随時行います。
🔶今後もこの世界観で物語を続けてまいります。
🔶 『エール📣』『いいね❤️』励みになります!
文字数 22,576
最終更新日 2026.03.22
登録日 2026.03.15
2487
同じ夢を、何度も見る。 見知らぬはずの少女と、見慣れた帰り道。 懐かしいのに、思い出せない。 地元に帰ってから、夢は少しずつ先へと進み始める。 少女と笑い、並んで歩く。 日が進むごとに浮かび上がる過去。 そして辿り着く、ある夏の日の真実。 夢が終わるとき、すべてが明らかに、、、
文字数 2,454
最終更新日 2026.03.22
登録日 2026.03.22
2488
夫には幼馴染みの夫婦がいる。
夫婦の奥様を好きだった夫は独身の頃告白をしてフラれてしまったと聞いた。
夫とは披露宴の集まりで出会った。
なんでも話しをしてくれる夫は彼女の夫が不在の時に良く屋敷へ出向いている。
私は、浮気がなければ別に構わないけれど…
更新不定期です。
誤字脱字がありますけれどよろしくお願いします。
文字数 50,827
最終更新日 2026.03.22
登録日 2026.03.01
2489
「政略結婚なんてやめて、私のところに戻ってきて!」
没落しかけた商会のため、天才魔導具師レオンと『契約婚約』。
商人の娘リネットは、偶然にも彼が元恋人に抱きつかれ、
復縁を迫られている場面を目撃してしまう。
リネットは悟った。
(彼が冷たかったのは、私との時間が「苦痛」だったからなんだ)
「三年間、お世話になりました。
責任を持って、この婚約は白紙に戻させていただきます!」
愛する人の幸せのため、リネットは身を引くことを決意する。
捨てられたと勘違いして爆走する有能ヒロインと、
言葉が足りなすぎて破滅しかけている天才魔導具師。
すれ違いまくりの二人の逆転溺愛ラブコメディ!
🔶登場人物・設定は筆者の創作によるものです。
🔶不快に感じられる表現がありましたらお詫び申し上げます。
🔶誤字脱字・文の調整は、投稿後にも随時行います。
🔶今後もこの世界観で物語を続けてまいります。
🔶 『エール📣』『いいね❤️』励みになります!
文字数 38,991
最終更新日 2026.03.22
登録日 2026.03.21
2490
「また戻ってきちゃったの?!初夜!!」
シルヴィーは幼いころからの婚約者クロードと結婚したばかり。でも幸せの絶頂の中、迎えた初夜である事件が……。
時戻りの秘術に巻き込まれたシルヴィーは、繰り返される初夜のループから抜け出すことができるのか!?
仲良し夫婦ものの逆行コメディです。
※話の都合上、かなりがっつりR18表現があります
※他サイトでも公開しています
文字数 10,267
最終更新日 2026.03.22
登録日 2026.03.22
2491
あやかし×伝奇×学園青春ラブコメ、ここに開幕!
私が恋をしたのは、水神様でした。
しかも――現代の高校で再会するなんて。
江戸幕府が続く現代日本。
桜舞い散る帝都第一高校。
私が入部したのは、文芸部という名の
“あやかし相談室”。
将軍家の若君。
水神様。
そして、個性的すぎる生徒とあやかしたち。
果ては侍や陰陽師まで現れて……。
巻き込まれ体質の平凡代表の私を中心に、
人も人外も入り乱れる、
ちょっと騒がしくて、かなりおかしな学園生活が始まりました。
けれど――
私には、まだ思い出せない“前世の記憶”があるらしく。
それは、死に戻りを繰り返した巫女の記憶。
そして、水神様と交わした約束――。
これは、
前世で恋をして、今世で再会した私と、
優しすぎる水神様の、ゼロから始まる恋の物語。
……のはず……。たぶん!
※【完結保証】本編毎日投稿中!(一時お休み中。5/8 間もなく再開予定!)
※舞台は江戸幕府が続く現代和風世界
※本編は高校を舞台にした再会ラブコメ編(本編から読めます)
※序章(全24話)は江戸時代編。本編後に読むとより楽しめます
文字数 207,072
最終更新日 2026.03.22
登録日 2025.12.24
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ミッション系の全寮制お嬢様学校・聖リリス女学院。
全校生徒の憧れであり“聖女”と謳われる完璧なマドンナ、白百合寮長・白雪さゆり。
彼女の“妹”である雛森透もさゆりのことを熱烈に慕っていた。
ある日透は学院内の礼拝堂で生まれたばかりの赤ん坊を発見した。
その直後、さゆりが無惨な遺体で発見される。
容疑者は透を入れて五人。
誰がさゆりを殺害したのか?
赤ん坊の正体は何者なのか?
閉ざされた花園で起こった凄惨な事件。
さゆりを取り巻く少女たちの秘密、そして聖女の抱えていた秘密とは――?
「それでも愛していた――わたしだけの花園を」
文字数 81,928
最終更新日 2026.03.22
登録日 2026.02.12
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一人で生きていくために働くことに決めたエリカは国境付近にある仮面辺境伯の屋敷でメイドとして働くことになった。辺境伯は仮面、魔法、ドラゴンとthe異世界の住人なのだが、エリカが日々癒されていたのはイケボな40代執事補佐とパン焼き職人のポッチャリおじいさんだった。
文字数 6,516
最終更新日 2026.03.21
登録日 2026.03.21
2496
美しい女子高生と美しいもの好きな美しい保健室の先生の、女同士のたあいもないお喋りで時間が流れていきます。女子高生が妊娠する展開になりますが、そういうことが嫌な方は見ないでください。エッチな場面はありません。
文字数 21,132
最終更新日 2026.03.21
登録日 2026.03.21
2497
侯爵令嬢のオレリーは、婚約者との顔合わせの場で彼の手に触れた瞬間、脳内で「……っ破アァアアァーッッ!!」と叫ぶおっさんの声を聞いた。
婚約者のジョエルは超のつく霊媒体質で、日頃から『見えちゃう』ことに苦悩していたのだ。
そんな感じではじまる、前世がハイスペック坊主なおっさんの令嬢と、一途な美少年婚約者の、ちょっぴりすれ違い風味の物語……?
文字数 8,233
最終更新日 2026.03.21
登録日 2026.03.21
2498
全校生徒60名ほどの田舎にある胡蝶小学校。
校舎にはのんびりとした時間が流れる。
都会の喧騒とは切り離された胡蝶小学校では、生徒たちがのびのびと学校生活を満喫している。
そんな胡蝶小学校では、日々ムフフな事件が頻発しているという……
文字数 25,778
最終更新日 2026.03.21
登録日 2026.02.22
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文字数 26,876
最終更新日 2026.03.21
登録日 2026.03.20
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過去の出来事から罪悪感を感じ自分はみんなから嫌われなきゃいけないと考えながらも、みんなから嫌われたくないという理由から自分自身の想いを押し殺し"優しい良い人"を演じている主人公の白本愛海(しらもとあみ)と困っている人を放っておけず助けてしまい演じずとも"優しい良い人"になっており、みんなから好かれており、主人公の白本愛海が想いを寄せている同級生の黒瀬彩那(くろせさな)の二人が気づかぬうちに互いの色に染まり合い二人が自らのことを今より少し好きになる。
この物語は愛海の心の内で秘めている恋心から始まった。
表紙と挿絵にAIイラストを使っています。なので、同じキャラクターでも絵柄や衣装などが違ったりしますが、想像で補っていただけると幸いです
文字数 20,074
最終更新日 2026.03.21
登録日 2025.02.03
2504
相沢拓磨との密室での「心理的解剖」を経て、高瀬葉月は失踪した。 彼女が遺したのは、一台のオレンジ色のルノーと、三つの宿泊予約。 軽井沢、蓼科、そして金沢――それは、彼ら四人の運命が決定的に交錯し、狂っていった記憶の地を巡る「巡礼の旅」への招待状だった。
葉月の夫であり、彼女の「騎士」としてありのままの狂気を見守り続けてきた裕也。 葉月と「物語」を共作し、その代償として最愛の妻・綾の精神を壊してしまった拓磨。 そして、葉月の仕掛けた執拗な罠によって心を失い、虚空を見つめる綾。
「これは、私が作った最後の台本」
裕也の運転する車で、三人の旅が始まる。 各地で遺された葉月からの手紙には、彼女の歪んだ愛の告白と、あまりにも残酷な真実が綴られていた。 幼少期の滑落事故で刻まれた絆。ラグビー場で見つけた「金色の虹彩」への執着。ロゴシス遺伝子という抗えない因果。そして、親友・綾を精神の深淵へと突き落とした理由。
「私たちたち四人で、このホテルで働こう」
金沢の地で明かされる、葉月の「青臭すぎる夢」。 それは、意地悪で嘘つきな自分を、信頼する三人に叱ってもらいながら共に生きるという、叶うはずのない未来の情景だった。 己の罪の深さを悟り、自ら物語の幕を引こうとする葉月。
遺された三人が、最後の手紙を読み終えたとき。 心を閉ざしていた綾の瞳に、ひと筋の涙が伝う。 それは終焉か、それとも微かな再生の兆しか――。
『Café Lumière』『HOTEL L'ÉTOILE NOIRE』を経て辿り着く、「金色の虹彩」三部作、衝撃の完結編。 最後に彼女が脱ぎ捨てたものは、傲慢な仮面か、それとも剥き出しの孤独だったのか。
文字数 19,928
最終更新日 2026.03.21
登録日 2026.03.21
2505
相沢綾は、ささやかな幸せと、拭いきれない劣等感の狭間にいた。 眩いほどに美しく、すべてを兼ね備えた「王女」のような親友・高瀬葉月。 一方、綾の夫・拓磨は、かつてのラグビー部のスターとしての輝きを失い、今は閑職に追いやられ、自室に籠もって不可解な「小説」を書き続ける日々を送っている。
二年前、銀杏が黄金に染まる頃、あのカフェで、何かが狂い始めた。
久しぶりに再会した葉月は、以前と変わらず優雅に綾を包み込む。しかし、綾の心には微かな違和感が芽生えていた。葉月の体から消えた、かつて記憶に深く刻まれたはずの「あの香水の匂い」。そして、夫・拓磨が「上司(葉月の夫)からもらった」と語っていた、限定品のレザー・ストラップ。
会話が進むにつれ、穏やかだった再会の場は、逃げ場のない心理的な檻へと変貌していく。 葉月が綾にくれる高価すぎるプレゼント、そして語られる「ロゴシス遺伝子」の衝撃的な真実。 数十万人に一人、青年期に発現し、論理や計算能力を奪う代わりに、圧倒的な感受性と表現力を与えるという特異な遺伝形質。その発現の証は、瞳の虹彩に浮かび上がる「薄い金色の環」だった。
「拓磨さんが書いているのは、男と女の愛の話よ」
葉月の口から語られる「夫の小説」の内容。それは、綾が信じていた友情の裏側に潜んでいた、凄絶な略奪の記録だった。学生時代からの羨望、二組の夫婦の交錯、そして秘められた情事。葉月の告白は、綾の精神を焼き尽くす炎となって襲いかかる。
夕陽に赤く染まる「ホテル・レトワール・ノワール」を背景に、綾の意識は光の中に呑み込まれていく。 知性が剥がれ落ち、直感だけが真実を暴き出すとき、綾には「光」しか見えない。 これは、人間の本質(エッセンシャル)を問う、美しくも残酷な三部作の幕開けである。
文字数 21,997
最終更新日 2026.03.21
登録日 2026.03.21
2506
筋骨隆々で顔まで良い第一王子ソウの護衛に就いたレン・ハクトウ。
けれど護衛対象は強すぎる上に距離感までおかしい。護衛から始まる、じれ甘ラブコメ。
これは、「暗殺対象が番だったのですが?」のユエン×ティオと同じ空の下の、いつかのお話。
文字数 24,808
最終更新日 2026.03.21
登録日 2026.03.14
2507
銀杏並木のカフェでの再会。その裏側で、高瀬葉月と相沢拓磨は、高級ホテルのスイートルームで密会を重ねていた。しかし、二人が溺れるのは情欲ではない。行われていたのは、拓磨による葉月の「記憶の解剖」だった。
かつてラグビー部のスターだった拓磨は、ある特異な因果によって、論理と引き換えに圧倒的な感性を得る「ロゴシス遺伝子」を発現させていた。その証である「金色の虹彩」に見つめられ、葉月は己の過去を、誰にも見せたことのない冷酷で狡猾な本性を、一つずつ告白していく。
幼少期の避暑地での滑落事故。自分を救い、右手に消えない傷を負った幼馴染・裕也への、感謝と支配が入り混じった歪んだ愛。 高校時代、観客の視線を奪うために自ら負傷を演じた、あの日。 そして、親友・綾から拓磨を奪うために、彼女に近づき「完璧な友人」を演じ続けた歳月――。
「私はハンターなの。獲物を追い詰め、標本にするのが最高の快感」
葉月の語る物語は、拓磨が執筆する「小説」のプロットとして再構築されていく。拓磨は葉月をモデルにした主人公が、綾との絆を断ち切るための「残酷な台本」を書き上げていく。それは、葉月にとって屈辱的な解剖であると同時に、至上の悦びでもあった。
ホテルの創業記念品として渡された、シリアル番号「044」と「045」のレザーストラップ。 それが第1部『Café Lumière』で綾が見つけた「疑惑の証拠」へと繋がっていく。 すべては拓磨の描く筋書き通りなのか。それとも、葉月の狂気が彼を動かしているのか。
愛と羨望、知性と直感。 二組の夫婦の運命が、夕陽に染まる「ホテル・レトワール・ノワール(黒い星)」で決定的に狂い始める。 人間の本質(エッセンシャル)を抉り出す、衝撃のミステリー・サスペンス第2幕。
文字数 22,829
最終更新日 2026.03.21
登録日 2026.03.21
2508
2509
謁見の間。
玉座に座った国王アルはため息をついた。横には宰相が座り、記録をしている。
間の前には騎士が2人跪いている。一人は騎士団長、もう一人は騎士として動いているが妹だ。
「隣国の侵略はどうなっている」アルが不機嫌に聞いた。
「申し訳ございません」騎士団長が頭を下げる。「滞って居ります。隣国の騎士団長をしている女騎士に手も足もでません」
「女騎士か」アルはニヤリと笑う。「エリー」妹を呼ぶ。
「はい」エリーは頭を下げたまま、返事をする。妹であるが部下のような態度だ。
「お前はソレを捕まえられるか?」
アルの問いにエリーは考える。
エリーは幼少期から、騎士というより兵器として育てられてきた。一人で国家直属の部隊を壊滅させる力を持っている。だからこそ、アルとしてはあまりに表に出したくなかったがそんな事を言っている状況ではない。
「可能かと」エリーは静かに答える。「私なら、女騎士を含め、隊の全滅も可能ですが女騎士一人捕まえればよろしいでしょうか」
「強い騎士がほしい。隊の騎士は邪魔なら排除しろ」
「はい」
楽しそうに指示を出すアルにエリーは頭を下げ、返事をする。
「我が国の王妹である事がバレないように捕まえ捕虜にしろ。あとは僕が何とかするよ」楽しそうにアルは笑った。
その冷たい笑顔に、騎士団長は寒気を感じたがエリーはただ無感情に頭を下げたままだ。
文字数 36,511
最終更新日 2026.03.21
登録日 2025.08.09
2510
「リリアナ・エルフォード。貴様との婚約は、ここに破棄する!」
華やかな夜会の中心で、その声は高らかに響いた。
王太子アーヴィンの宣言に、会場はざわめきに包まれる。
私は静かに扇子を閉じた。
「理由をお伺いしても?」
努めて冷静に問いかけると、彼は鼻で笑った。
文字数 12,143
最終更新日 2026.03.21
登録日 2026.03.21
2511
「別に言わなくていい。それを聞きたいわけじゃないんだ。お互いに隠したままでも、構わない、と思っている。普通に生きてた、ってみんな何かを隠しながら、生きているんだから。ただひとつだけきみに伝えたいことがあるんだ。僕はこの世界を敵に回してもきみを守るし、この世界でたったふたりだけになっても、きみを守る」
これから僕たちが殺し合うことを、おそらく僕だけが知っている。
文字数 106,438
最終更新日 2026.03.21
登録日 2026.02.21
2512
ブラック企業である広告代理店で心身共にボロボロになった青年・朝倉晴也(あさくらはるや)は、逃げるように故郷の田舎町へと帰郷した。
しかし実家の前に『美しい花』が咲いたことで、里の習わしにより、「婿入り」という名のもとに地元の神社の神主となることになった。
形式だけだと思っていた婚姻の儀を終え眠りについた晴也の元に現れたのは、銀髪に狐耳、琥珀色の瞳を持つ超絶美形の神様・深月(みづき)だった。
「ずっと待っていたぞ、我が愛しき伴侶」
なんと彼は、晴也が成長して戻ってくるのを待ちわびていた超・執着系の神様で……!?
「毎晩は無理だって!」「お前が愛らしすぎるのがいけないのだ」
逃げた先で見つけたのは、重すぎるほどの愛と、蕩けるような快感、そして金木犀の香りに包まれた甘い日常。
これは、全てを失いかけていた青年が、過保護な神様に溺愛され、本当の居場所を見つけるまでの優しい物語。
ひたすら2人が甘く過ごしている様子の見られるほのぼのな作品になります。
※イラスト・本文ともにAIを使用しています。
文字数 78,480
最終更新日 2026.03.21
登録日 2026.03.01
2513
貴族令嬢であったリアナに幸せにすると声をかけ、婚約関係を結んだオレフィス第一王子。しかしその後、オレフィスはリアナの妹との関係を深めていく…。ある日、彼はリアナに出ていってほしいと独り言をつぶやいてしまう。それを耳にしたリアナは、その言葉の通りに家出することを決意するのだった…。
文字数 10,437
最終更新日 2026.03.21
登録日 2026.03.21
2514
2515
春目前の王都で、魔道研究に没頭する公爵令嬢リュシエンヌ。気づけば友人たちは次々と結婚し、気がつけば自分だけが取り残された“行き遅れ”。恋愛なんて無縁――そう割り切っていたはずなのに、ある日突然、人生最大の異変が起こる。かつて彼女の知識に圧倒されて去っていった第三王子、隣国の第一王子、そして宮廷魔術師が、それぞれ「あなたにふさわしい男になる」と努力を重ね、成長した姿で求婚に現れたのだ。
まさかの同時モテ期到来。しかも三人とも本気で、なぜか同じ場所に集結し火花を散らし始める始末。「私をめぐって争わないでください!」と言ってみたかった台詞が現実になり、本人は大混乱。それ以上に深刻なのは、研究がまったく進まないことだった。
だが彼らはただの恋のライバルではなく、それぞれが彼女の知識や研究を理解しようと努力してきた存在でもあった。議論を交わし、術式を覗き込み、ときに真剣に助言までしてくる三人。恋と研究が奇妙に絡み合い、気づけば彼女の世界は少しずつ変わり始めていく。
恋なんて諦めていたはずなのに、なぜか一番忙しいタイミングで訪れたモテ期三連発。選ぶのか、選ばないのか、それとも――?春の訪れとともに始まる、にぎやかでちょっと困った恋と魔道の物語。
文字数 5,376
最終更新日 2026.03.21
登録日 2026.03.21
2516
今日は、私の離婚記念日になるはずだった。
とはいえ、解放感はあれど、それ以外の感情は特にない。
何せこれは政略の上、双方合意の契約結婚だったのだから。
侍女の火急の知らせが来るまでは、これでこのお屋敷ともお別れだな、と思っていたのに。
*溺愛展開にはなりません*
文字数 7,970
最終更新日 2026.03.21
登録日 2026.03.20
2517
ーー音になれたら、きっと届くと思っていた。
大学のジャズサークルで出会ったトランペットの蒼井悠真とトロンボーンの白川陽翔。
明るく誰からも愛される悠真と、控えめで繊細な陽翔。正反対に見えるふたりは、同じステージで音を重ねるうちに、少しずつ距離を縮めていく。
すれ違うことも、届かない音もあったけど、それでも惹かれていく心。
音を通してしか伝えられなかった思いが、言葉になったときーー。
これは、音楽とともに紡がれる、甘くて少し切ない青春BL。
初投稿のため色々と読みづらいところがあるかもしれませんがご了承ください。
文字数 12,652
最終更新日 2026.03.21
登録日 2026.03.18
2518
2519
瑠夏は恋人である洋介との関係に悩んでいた。かつて何度も洋介との結婚を夢見た瑠夏だったが、その度に曖昧な彼の態度で傷つき振り回されるうちに、年月だけが過ぎていってしまう。やがて三十歳を過ぎた瑠夏の中からは、あれほど願っていた結婚への熱が消えてしまった。しかし皮肉にも洋介の方はそうではなかったらしく、言い争いの末に二人は別れの道を選ぶこととなる。
※ムーンライトノベルズにも掲載中。
3/14の日間総合ランキングで1位になりました。
※最後にヒーロー視点が入ります。
文字数 32,015
最終更新日 2026.03.21
登録日 2026.03.16
2520
「君のアイデアという原石を、僕が磨いてあげた」
夫はいつも穏やかな笑顔で、私の血の滲むような努力と手柄を横取りする。
さらに「視野が狭い」とマウントを取られ、愛嬌だけの専属秘書である彼の幼馴染みからは「女を捨てて可哀想」と哀れまれる日々。
ある日、秘書のミスで莫大な損害が出たのに「君のマネジメント不足だ」と夫から理不尽に責任転嫁された瞬間、私の心は氷点下まで冷めきった。
離縁届を残して実家の商会に戻った私は、技術を活かしてブランドを立ち上げ、大成功を手にする。
一方、私の技術の結晶を「簡単な作業」と侮っていた夫の商会は、泥水のような粗悪品しか作れず崩壊していく。
今さら「君が必要だ」と泣きついてきても、もう遅いです。
文字数 13,463
最終更新日 2026.03.21
登録日 2026.03.20