結婚小説一覧
リンデン王国の若き王エイドリアンは、国境を接する大国から政略結婚を名目に、本来なら姫として表に出られない妾腹の姫を押し付けられた。リンデン王国は伝統的に、政略であっても夫婦間に愛情を芽生えさせ、仲睦まじくい家庭を築いている。そこに愛人の入る余地はなく、庶子に対する厳しい目があった。エイドリアンは妾腹なのは姫の罪ではなく、本人も望まぬ結婚を強いられるのに、自分だけが被害者ぶって結婚相手を邪険にするのは間違っていると思う反面、出自に問題のある姫を受け入れがたく思っていた。だが初夜、寝室に向かうとどうやら思っていたのとは事情が違っていて――。
文字数 6,925
最終更新日 2022.06.04
登録日 2022.06.04
世界でも有数の国家【アルカディア王国】
戦の女神を宿すブレイズ家
守護の女神を宿すエターニア家
そして、この国の始祖であるアルカディア王家
この三軸がこの国を支え強大な国へと発展させてきた。
アルカディア王国は国の始まり以降、魔物による甚大な被害は起きておらず、もっとも安全な国と言われている。
しかし、長い年月は三家のバランスを少しずつ狂わせる。
そしてとうとう崩壊を迎えた。
「テレサ。ブレイズ家はもう聖女として認めない。ルーカス・アルカディアの名の下に聖女としての権利を剥奪する」
テレサはルーカス皇太子によって聖女としての立場を剥奪されてしまった。
文字数 11,485
最終更新日 2024.03.14
登録日 2024.03.06
カサブランカ侯爵家に双子として生まれた、姉のブレアと妹のマリベル。
妹は姉の物を全て欲しがり、全て譲ってきたブレア。
ある日、ダリアル公爵家長男のエルヴィンとの縁談が来た。
ダリアル公爵は姉のブレアを名指しし、ブレアとエルヴィンは婚約をした。
だが、マリベルはブレアの婚約者エルヴィンを欲しがり、ブレアを地下に閉じこめ、ブレアになりすまし結婚した...。
主人公ブレアがあまり出てきません。
本編6話+番外編1話で完結です。
毎日0時更新。
文字数 7,359
最終更新日 2020.09.23
登録日 2020.09.17
「友好と借金の形に、辺境伯家に嫁いでくれ」
行き遅れの私・マリーリーフに、突然婚約話が持ち上がった。
相手は女嫌いに社交嫌いな若き辺境伯。子爵令嬢の私にはまたとない好条件ではあるけど、相手の人柄が心配……と普通は思うでしょう。
でも私はそんな事より、嫁げば他に時間を取られて大好きな歴史研究に没頭できない事の方が問題!
それでも互いの領地の友好と借金の形として仕方がなく嫁いだ先で、「家の事には何も手出し・口出しするな」と言われて……。
え、「何もしなくていい」?!
じゃあ私、今まで通り、歴史研究してていいの?!
こうして始まる結婚(ただの同居)生活が、普通なわけはなく……?
どうやらプライベートな時間はずっと剣を振っていたい旦那様と、ずっと歴史に浸っていたい私。
二人が歩み寄る日は、来るのか。
得意分野が文と武でかけ離れている二人だけど、マイペース過ぎるところは、どこか似ている?
意外とお似合いなのかもしれません。笑
文字数 25,995
最終更新日 2023.09.11
登録日 2023.08.24
「だってお姉様より私のほうが可愛いんだもの!」
が口癖の妹が、私の婚約者を奪おうとしている。
私は伯爵令嬢ガートルード・ダウソン。真面目だけが取り柄。
冷静に考えてみたら、悪くない話かも。
だってあの方、婚約者のスコット・アッテンボロー卿、ちょっと……
「お姉様! いったいどういう事よ!? 助けてよ!!」
いやいや、欲しがったのはあなたでしょう?
可愛い可愛い、ドーリーン。
文字数 11,218
最終更新日 2021.03.15
登録日 2021.03.14
『優しい手に守られたい』の小話(SS)です。
主に伏線回収の役割になっています。
ゆるく、ゆるく、をモットーに、不定期更新です。
文字数 139,608
最終更新日 2018.01.11
登録日 2017.12.12
スワロウテイル家門レジラエ伯爵令嬢ライラは美しい娘ではあるものの、周囲の令嬢に比べると地味で見劣りすると言われていた。
彼女が望むのは平凡な、安穏とした生活であり爵位を持たないが良き婚約者に恵まれ満足していた。
しかし、彼女はある日突然婚約破棄されてしまう。
その後に彼女の元へ訪れた新しい婚約は、遠方の辺境伯クロードが相手であった。
クロードは噂通り英雄なのか、それとも戦狂男なのか。
ライラは思い描いていた平凡な生活とは程遠い新婚生活を送ることになる。
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短編・おまけ
https://www.alphapolis.co.jp/novel/532153457/985690833
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(注意)
※直接的な性描写はありませんが、彷彿とさせる場面があります。
※暴力的な描写が含まれているます。
文字数 366,401
最終更新日 2022.11.06
登録日 2022.04.10
小さな王国の王女リナは突然婚約を破棄され、窮地に立たされてしまった。王女のリナが女王になるには、夫が必要と国の法典で定められていたからだ。その上忌々しいことに命は狙われるし、ほとほと困ったリナは、この頃気になっていた国のあちこちで発生している瘴気の問題解決と理想の夫探しの一石二鳥を狙って、急遽プチ家出を決心。
両親のいないリナの心強い味方で小さな頃から一緒にいてくれる母親役のようなテンと、突如、森で知り合った冒険者のシンと一緒に、生まれて初めての冒険の旅に出たものの…この男、魔力補給だと言っては毎朝、濃ゆーいキスを奪っていくのだ。夫探しの旅のはずがいつの間にかこんな日常に慣らされてしまい……
ちょっと人外率多めのリナの恋愛冒険ファンタジーです。
文字数 238,250
最終更新日 2019.10.29
登録日 2019.08.30
「妹が帰って来たので、今日はこれにて。また連絡するよ、ルイゾン」
「えっ? あ……」
婚約中のティボー伯爵令息マルク・バゼーヌが、結婚準備も兼ねた食事会を中座した。
理由は、出戻りした妹フェリシエンヌの涙の乱入。
それからというもの、まったく音沙汰ナシよ。
結婚予定日が迫り連絡してみたら、もう、最悪。
「君には良き姉としてフェリシエンヌを支えてほしい。婿探しを手伝ってくれ」
「お兄様のように素敵な方なんて、この世にいるわけがないわ」
「えっ? あ……ええっ!?」
私はシドニー伯爵令嬢ルイゾン・ジュアン。
婚約者とその妹の仲が良すぎて、若干の悪寒に震えている。
そして。
「あなたなんかにお兄様は渡さないわ!」
「無責任だな。妹の婿候補を連れて来られないなら、君との婚約は破棄させてもらう」
「あー……それで、結構です」
まったく、馬鹿にされたものだわ!
私はフェリシエンヌにあらぬ噂を流され、有責者として婚約を破棄された。
「お兄様を誘惑し、私を侮辱した罪は、すっごく重いんだからね!」
なんと、まさかの慰謝料請求される側。
困った私は、幼馴染のラモー伯爵令息リシャール・サヴァチエに助けを求めた。
彼は宮廷で執政官補佐を務めているから、法律に詳しいはず……
文字数 18,790
最終更新日 2021.04.24
登録日 2021.04.18
子爵令嬢であるコーデリアは高位貴族である公爵家から是非にと望まれ結婚した。美しくもなく身分の低い自分が何故? 理由は分からないが自分にひどい扱いをする実家を出て幸せになれるかもしれないと淡い期待を抱く。ところがそこには思惑があり……。公爵は本当に愛する女性を妻にするためにコーデリアを利用したのだ。夫となった男は言った。「お前と本当の夫婦になるつもりはない。2年後には公爵邸から国外へ出ていってもらう。そして二度と戻ってくるな」と。(いいんですか? それは私にとって……ご褒美です!)
文字数 13,027
最終更新日 2023.02.03
登録日 2023.01.30
んー?Connect Story?
なんじゃ、それは?
よいしょ!Google翻訳と。
ほー!connectとは、繋がるって意味なんですね!?って事は繋がる物語って事ですかね!なになに面白そうじゃないですか!
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Connect Storyの第一段です!接吻物語(せっぷんものがたり)ってありますが、これは一応、キスものがたりっていう事にしておきましょう!分かりやすいですしね!じゃあ、Connect Storyの第一弾、楽しんで下さい!
まだまだ、物語は始まったばかりです。続きが見たい方は、Connect Story No.2を見て下さい。No.1とも、もちろん繋がってますよ!繋がる物語なんでね!
文字数 5,789
最終更新日 2024.04.28
登録日 2024.02.23
若くして優秀、若くして公爵家当主、王家にも信頼され、何をしても完璧な男ルーベルト・ラヴィン公爵。
難点は不眠症故に消えぬクマで眠いのに寝付けないと普段から目付きが悪いこと。顔が整っているからこそ迫力は半端なく、眠れないせいか頭痛のために口数が少ないのも災いし、女の影がない。
心配した彼の友人にして国の第一王子を筆頭に、王家は優秀な遺伝子をなくさないため、彼の婚約者探しを目的とした婚活パーティーを開いた。
「うたた寝でもいい!どんな手を使っても彼を眠りにつかせられた者に我が友人にして公爵家ルーベルト・ラヴィンの婚約者とする!」
不眠症と婚約者、両方が得られれば彼にとっても王家にとっても、よい成果となる。しかし、彼を寝かせた令嬢は現れたものの寝かせたそれは予想外の寝かせ方だった。
とはいえ、長く悩んだ不眠症故に、長時間眠る術をくれた別の悩みを持ったネムリン・トワーニ伯爵令嬢を、ただひとりの眠りをもたらしてくれる女神として、過保護に溺愛するようになるルーベルト。
「頭痛がない、眠くない、頭がスッキリとしている。今の俺は女神ネムリン嬢のためならなんでもできる」
「君がそこまで明るく義務報告以外で二言以上喋るところを初めて見たよ。幸せそうで何よりだ。ネムリン嬢に会いたいならとりあえず仕事を進めてほしいんだが」
「終わった」
「は?」
「ネムリン嬢を愛でてくる」
「いや、ちょ………」
不眠症から解き放たれたルーベルトの変わりようは周囲を驚かせる。互いを知るための王家に指示された婚約期間さえ押し退けて早くネムリンを妻にしたい願望が宿るルーベルトだが、ネムリンはそうではないようで………。
出会う前からの個人の悩み、互いに惹かれ合えば合うほどにすれ違う悩み、そしてその悩みに対する想いの先は?
「君が他に想う人がいても、もう離してやれそうにない。君の本当の幸せを願えない俺は最低だな」
「こんな私があの優しく完璧なお方の妻に相応しいはずがない。せめて婚約の期間だけでも貴方の傍にいたい」
基本コメディになってしまったラブコメによる二人が結婚するまでの話。3章でようやくラブ突入………?
貴族知識に疎いながらに書いている作品なため、是非おかしい部分あれば申していただけるとありがたいです。。
指摘に感謝感謝!公開したまま修正して申し訳ないですがご勘弁を。
恋愛大賞51位でした。更新滞ってしまったのがよくなかったですね。ですが、皆様ありがとうございました。
文字数 96,078
最終更新日 2019.07.15
登録日 2019.01.11
若い頃、外見が良いために勝手に浮名の噂を流されて
百戦錬磨とか言われてるけど実は初恋もまだ、なイケオジと
巷に出回っている色恋話を聞き、イケオジ推しで妄想同人活動してる若いヒロインが
ひょんなことから結婚して…………
百戦錬磨の推しが私の夫なんてぇぇぇぇぇぇぇ!? と悶えるヒロインと
25も下の小娘が嫁ぇぇぇぇ!? どうすれば!? となっている、見た目だけイケオジ
そんな2人の新婚初夜短編で、同じ場面でそれぞれの視点です
エロはありません
小説家になろうにも投稿中
文字数 4,050
最終更新日 2023.11.26
登録日 2023.11.26
婚約者である第一王子ルイスとの婚約破棄に晴れて失敗してしまったリリー。しばらく王宮で過ごすことになり夜眠っているリリーは、ふと違和感を覚えた。(なにかしら……何かふわふわしてて気持ちいい……) 次第に浮上する意識に、ベッドの中に誰かがいることに気づいて叫ぼうとしたけれど、口を塞がれてしまった。
リリーのベッドに忍び込んでいたのは婚約破棄しそこなったばかりのルイスだった。そしてルイスはとんでもないこと言い出す。『夜這いに来ただけさ』
R15で連載している『婚約破棄の条件は王子付きの騎士で側から離してもらえません』の【R18】番外になります。3~5話くらいで簡潔予定です。
文字数 11,146
最終更新日 2019.07.02
登録日 2019.06.19
弱小貧乏国の王子は、心優しい王子で幼い時に助けた白鹿
王子が年頃になっても、誰も貧乏国の王子と結婚してくれない。
このままでは、一生独身で後継ぎもなく、大国に吸収合併されてしまう。
そんな時、偶然、美しい女人に出会って、心惹かれる。
ダメもとでプロポーズすると、相手はすんなりOKしてくれたのである。
悦んだ王子は、早速、結婚式を行い、二人は夫婦となる。
妻となった女は、大変な働き者で、国の財政を立て直したのだ。
貧乏国だった王国は一躍経済大国へとなり上がる。
今まで見向きもされなかった王子は、一躍モテモテになり、浮気をしてしまい。
そのことが原因で、働き者の妻と離婚してしまう。
実は、働き者の妻は、昔助けた白鹿で、女神の化身であったのだ。
女神と離縁してからは、国は以前に増して、貧乏になり、浮気相手にも愛想を尽かされる。
再び、どん底を味わうものの、もう女神様は戻ってこない。
という話にする予定です。
文字数 3,012
最終更新日 2021.06.28
登録日 2021.06.28
伯爵家の娘ミリアは楽しみにしていた婚約者カミルと初めての顔合わせの際、心ない言葉を投げかけられて、傷ついた。
彼女を思いやった父の配慮により、この婚約は解消することとなったのだが、その婚約者カミルが屋敷にやってきて涙ながらにミリアに謝ってきたのだ。
嫌な気持ちにさせられたけれど、その姿が忘れられないミリアは彼との婚約は保留という形で、彼と交流を続けることとなる。
初めのうちは照れながらおずおずとミリアに接するカミルだったが、成長に伴い、素直に彼女に気持ちを伝えられるようになっていき、ミリアも彼に惹かれていくようになる。
極度のシャイで素直な気持ちを言うのが苦手な本来ツンデレ属性な男の子が好きな女の子を傷つけないために、素直な気持ちを伝えることを頑張るお話。
小説家になろうさんにも掲載。
文字数 92,661
最終更新日 2022.02.01
登録日 2022.01.21
今日こそ婚約者に求婚しようと、王宮の庭園の片隅で婚約指輪を片手に練習していたテオドールは、突然現れた美少女に大切な婚約指輪を奪われてしまう。
だが、指輪を取り返すべく少女を追いかけた先で見たのは、求婚しようとした相手の生々しい浮気現場だった。
言葉もなく立ち尽くすテオドールだったが、婚約者と浮気相手の前で、少女は自分こそがテオドールの恋人だと宣言する。
違う!俺には幼女趣味はない!保護者はどこだ!
焦るテオドールをよそに、ゴミ虫を見るような目で立ち去る婚約者と間男。
このままでは幼女趣味の変態騎士として俺の人生は終わったと落胆するが、
「あなたって本当に見る目がないのね」
実は美少女の正体は、社交界にデビュー前の第五王女で。王女の婚約者として次期国王の指名を受けることに。
テオドールの運命は!?
二人の恋の行方は!?
最強でありながら真面目で実直、不器用な竜騎士と、したたかに可愛い天使な王女のハッピーラブストーリーです。
作品はすべて、カクヨム、アルファポリス、エブリスタ、ノベルアップ+さんでも掲載中、または掲載予定です。
文字数 11,506
最終更新日 2024.01.31
登録日 2024.01.29
「もしかして、本当に気持ちいいセックス、したことないの?」
親友にそう言われ言葉に詰まったのは、二十五歳のOL、宮守明日香。
同い年の恋人ともギクシャクし、鬱々としていた彼女の前に、一人の男性が現れる。【年齢=彼女いない歴】のような、パッとしないアラフォーの男性、菅原大輔。
彼に今までにない感覚を覚えた明日香は、興味本位に近づいていく。
*性表現が強めの場面があります(該当話には「*」記載)。
*あとがきエッセイ『命短し、Hせよ乙女。』公開中です。
https://www.alphapolis.co.jp/novel/381486758/77287275
文字数 107,057
最終更新日 2019.08.13
登録日 2019.04.12
とある王国の公爵家の長女メルヴィナ・フォン=リルシュタインとして生まれた私。
「アルテミシア」という魔力異常状態で産まれてきた私は、何とか一命を取り留める。
しかし、その影響で成長が止まってしまい「幼女」の姿で一生を過ごすことに。
これは、そんな小さな私が「魔王の花嫁」として魔王城で暮らす物語である。
文字数 167,966
最終更新日 2021.02.22
登録日 2020.02.22
公爵家令嬢のマリナは、父の命により辺境伯に嫁がされた。肝心の夫である辺境伯は、魔女との契約で見た目は『化物』に変えられているという。
お飾りの妻として過ごすことになった彼女は、辺境伯の弟リヒャルトに心惹かれるのだった……。
少し古風な恋愛ファンタジーですが、恋愛少な目(ラストは甘々)で、山なし落ちなし意味なし、しかも伏線や謎回収なし。もろもろ説明不足ですが、お許しを!
設定はふんわりです(^^;)
シンデレラ+美女と野獣ですσ(^_^;)
エブリスタ様の恋愛ファンタジートレンドランキング日間1位(10月6日〜7日)
文字数 42,904
最終更新日 2023.11.13
登録日 2023.11.03
「カクヨム」と「小説家になろう」に投稿しています。
伯爵令嬢のオリビアは「塵嬢」と陰で蔑まれていた。意味もなく理不尽に虐待する両親に所為だった。一方妹のアイラは両親に溺愛されていた。両親が家計を顧みない莫大な費用を惜しみなく投じて「宝嬢」と呼ばれるまで美しく着飾っていた。社交の場で恥をかかされ、祖父母が決めてくれていた婚約者まで妹に奪われた。相続するはずだった公爵位は、相続する前に餓死させられ妹のモノになった。恨みを飲んで死んだオリビアの魂は、過去に死の戻る奇跡を起こした。
文字数 20,071
最終更新日 2020.05.31
登録日 2020.05.13
ご縁がありまして、私たち、結婚いたしました――
心の中の呟きがテンション高い奥さんと、外見最高内面残念な旦那様の、ほのぼの新婚生活。
*落ち着け奥さん
*旦那様なんか奥さんを誤解してる
を合言葉に、ゆるっとお楽しみください。
初出メルマガ。小説家になろうにて2013年~2015年気まぐれ更新。
再掲載なので内容に変更はありません。
文字数 62,109
最終更新日 2018.07.31
登録日 2018.07.16
幼馴染のダメダメ男、ミランと仕方なく婚約した公女ライザ。元々期待すらしていなかったミランがやらかしたのは、ライザを独り占めしたいという歪んだ愛。
冷血公女と噂されたライザに差し込まれたのは、光と幼子。
思いもよらない幼子を抱えながら、ライザは噂も夫もかき消して決意を新たに過ごすのでした。
文字数 4,418
最終更新日 2023.05.23
登録日 2023.05.23
男女の恋情はなくとも、互いに思い合い穏やかに情愛を育める相手と結婚したい――
そんなささやかな願い虚しく、王命により冷徹非情と言われる救国の英雄・エーヴァウトに嫁ぐことになった公爵令嬢・ユリアナ。
婚儀の日まで一度も顔を合わせることなく、婚儀の最中も始終不機嫌そうなエーヴァウトと、会話も無く迎えた初夜。
「この匂いは」
「あ、あの、香油を少し……お気に召しませんでしたか……」
「いや、ユリアナ嬢らしい、爽やかながら甘さを含んだ――良い香りだ」
(か、嗅がれて……!?)
「鼻で、息をするんだ」
「慣れて、いなくて……」
「慣れていたら、相手の男を引き裂いてやるところだ」
「え……」
嫁いだ英雄様は、何だか思っていたのと大分違うようで――?
文字数 11,805
最終更新日 2022.02.04
登録日 2022.02.04
文官の家系に生まれた少年オリバーは、武官の名家と名高いイーグル家の令嬢スカーレットと婚約を結ぶ。
武を重んじるイーグル家独自のルールや、個性的なイーグルの一族に振り回されながらも、スカーレットを愛するがゆえに乗り越えていくオリバー。
一方スカーレットは、(イーグル一族に比べて)弱く脆いオリバーを護ろうと、どんどん強さを増していく。
人並み外れた才能と、互いを想う心を持った少年と少女の、ほのぼの?ラブコメディ。
◇
一章幼少期編。二章辺境編。三章社交界編。
文字数 304,194
最終更新日 2022.01.18
登録日 2021.05.26
* R18シリアスです。
* タグの確認お願いします! 苦手な方はご自衛ください。
* センシティブな内容を含みます。
不妊治療中に夫に浮気され、失意のまま異世界へ。
見知らぬ男のもとで私は癒される。
残された夫はどうなったのだろう。
* コメント欄はややネタバレ感があるかもしれないものも解放しております。すみません、お気をつけくださいませ。
* Rシーンには*マークついてます。
* 10000字程度のため、設定ざっくりです。各話の文字数にばらつきがあります。
* ざまぁは、普段『その先はご想像にお任せします』なんですが、今回はその先を頑張って書いてみました。
* 不穏なタグはほぼ4話目に集中しており、読まなくても話がわかるようになっております。
* かわいいとかほっこりとか無縁です。主役2人の話は甘めですが、とにかく4話目の閲覧にはご注意下さい。お読みくださる方に向けたタイトルではありませんので……。
* 表紙はCanvaさまで作成した画像を使用しております。
文字数 11,462
最終更新日 2020.07.26
登録日 2020.07.24
白河花蓮は26歳のOL。フィアンセの、橘俊幸、31歳、弁護士とお互い一目惚れし、結婚を前提のお付き合いのラブラブ生活を送っていたが、早く花蓮と結婚式をあげたい俊幸にブレーキをかけるのも大変で・・・
このお話は、前に掲載された「彼と私と甘い月」で、リクエストを頂いた番外編です。「彼と私と甘い月」の話の続き、短編となります。楽しんでいただけると嬉しいです。
この作品はムーンライトノベルズと同時掲載されました。
文字数 39,904
最終更新日 2018.10.02
登録日 2018.10.01
「ババアは、早く辞めたらいいのにな。辞めれる要素がないから無理か? ギャハハ」
ーーおーい。しっかり本人に聞こえてますからねー。今度の遠征の時、覚えてろよ!!
テレーズ・リヴィエ、31歳。騎士団の第4師団長で、テイム担当の魔物の騎士。
『テレーズを陰日向になって守る会』なる組織を、他の師団長達が作っていたらしく、お陰で恋愛経験0。
新人訓練に潜入していた、王弟のマクシムに外堀を埋められ、いつの間にか女性騎士団の団長に祭り上げられ、マクシムとは公認の仲に。
アラサー女騎士が、いつの間にかやんごとなきお方に愛されている話。
文字数 36,111
最終更新日 2021.11.23
登録日 2021.11.23
インフォルトニ王国第二王女のアナスタシアは、敗戦により嫁ぐことが義務づけられた。
相手は相手国の王族ではなく、この戦争で勝利を収めた立役者であるゼノン・ジーノウ将軍である。
生まれながらに『災厄の娘』と呼ばれ育てられたアナスタシアは、世間知らずゆえに自分が虐げられて当然だと思っている。
父王から『せめて相手国の鬱憤晴らしとなって死に、役に立て』と言われやってきた婚姻の場で、彼は静かに彼女に問うた。
「貴女は、俺を愛してくれるのか?」
これは、愛を知らずに育った女が世界を知って、愛を求める男がそんな女を守っていくお話。
※小説家になろう(ムーンライト)にも掲載中
文字数 39,489
最終更新日 2022.06.28
登録日 2021.02.11
「カクヨム」と「小説家になろう」にも投稿しています。
設定はゆるくなっています、気になる方は最初から読まないでください。
ウィンターレン公爵家令嬢ジェミーは、幼い頃に義母のアイラに酸で顔を焼かれてしまった。何とか命は助かったものの、とても社交界にデビューできるような顔ではなかった。だが不屈の精神力と仮面をつける事で、社交界にデビューを果たした。そんなジェミーを、心優しく人の本質を見抜ける王太子レオナルドが見初めた。王太子はジェミーを婚約者に選び、幸せな家庭を築くかに思われたが、王位を狙う邪悪な弟に冤罪を着せられ追放刑にされてしまった。
文字数 16,917
最終更新日 2020.05.20
登録日 2020.05.05
「キュリール様、私カダール様と心から愛し合っておりますの。
いつ子を身ごもってもおかしくはありません。いえ、お腹には既に育っているかもしれません。
子を身ごもってからでは遅いのです。
あんな素晴らしい男性、キュリール様が手放せないのも頷けますが、カダール様のことを想うならどうか潔く身を引いてカダール様の幸せを願ってあげてください」
伯爵家にいきなりやってきた女(ナリッタ)はそういった。
女は小説を読むかのように旦那とのなれそめから今までの話を話した。
妻であるキュリールは彼女の存在を今日まで知らなかった。
だから恥じた。
「こんなにもあの人のことを愛してくださる方がいるのにそれを阻んでいたなんて私はなんて野暮なのかしら。
本当に恥ずかしい…
私は潔く身を引くことにしますわ………」
そう言って女がサインした書類を神殿にもっていくことにする。
「私もあなたたちの真実の愛の前には敵いそうもないもの。
私は急ぎ神殿にこの書類を持っていくわ。
手続きが終わり次第、あの人にあなたの元へ向かうように伝えるわ。
そうだわ、私からお祝いとしていくつか宝石をプレゼントさせて頂きたいの。リボンもお付けしていいかしら。可愛らしいあなたととてもよく合うと思うの」
こうして一つの夫婦の姿が形を変えていく。
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※架空のお話です。
※設定が甘い部分があるかと思います。「仕方ないなぁ」とお赦しくださいませ。
※現実世界とは異なりますのでご理解ください。
文字数 46,524
最終更新日 2022.07.30
登録日 2022.07.17
本の虫で、女だてらにズボン姿で闊歩する風変わりな令嬢ビアトリスは、エリオットという地下室にひきこもる青年と結婚しろと父から命令される。
作家の夢を諦めかけ、夢も希望も失っていた彼女は、実家から厄介払いされる形で渋々嫁ぐが、自分をキワモノ扱いせず一人の人間として接してくれるエリオットを知って、意外にも馬が合うことに気付く。
しかも、作家志望という同じ夢を持つ仲間と知って、彼女は大喜び。親睦を深める中で、中断していた創作活動を再開していく。
しかし、エリオットは妻の知らない秘密を持っていた。失踪した兄への過剰な思慕、そしてひた隠しにする正体——。
だんだんと二人は距離を縮め、エリオットも外に出る機会が増えてくるが、穏やかな時間はいつまでも続かなかった。世間知らずで浮世離れした二人が、おままごと夫婦を卒業できる日はやって来るのか?
タグにも書きましたが、ヒーローはイケメン化しない非イケメンよりのフツメンです。ヒーローがヒロインと出会うことでコンプレックスを克服する話が性癖なので…すいません。
最初はほのぼのですが、中盤からシリアス展開が入ります。ハッピーエンドですが、途中胸糞展開もあるのでご注意。道のりは辛くても、すっきりしたカタルシスをお約束するので、信じて着いて来てください!
完結確約、全36話です。
★★★恋愛小説大賞参加作品です★★★
文字数 122,666
最終更新日 2024.02.23
登録日 2024.01.27
若くして国王となったユーティス=レリアードは、愚王と呼ばれていた。
幼少の頃に毒を盛られた後遺症でネジが飛んだのだろうともっぱらの噂だった。
そんなユーティスが幼い頃縁のあった薬師の少女リリアの元を訪ねてくる。
用件は「信頼できるリリアに宮廷薬師として王宮に来てほしい」というもの。
だがリリアは毒と陰謀にまみれた王宮なんてまっぴらごめんだった。
「嫌。」の一言で断ったところ、重ねられたユーティスの言葉にリリアはカッとなり、思い切り引っぱたいてしまう。
しかしその衝撃によりユーティスは愚王の仮面を脱ぎ、再び賢王としての顔を町の人々に向ける。
リリアは知っていた。そのどちらも彼がかぶっている仮面に過ぎないことを。
だけど知らなかった。それら全てが彼の謀略であることを。
すべては、リリアを王妃にするためだった。
張り巡らされたユーティスの罠に搦めとられたリリアは、元ののんびりした生活に戻ることはできるのか。
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本編完結しましたが、書ければ番外編など追加していく予定です。
なろうにも掲載していますが、構成など異なります。
最終章は、こちらではじれじれ編。
なろうは、一発殴りに行っての砂糖吐く激甘仕様(アイリーン無双入り)です。
どっちも書きたくてこうなりました……。
※無断転載・複写はお断りいたします。
文字数 111,928
最終更新日 2020.05.16
登録日 2020.04.02
突然やってきてしまった異世界。
3食昼寝付き、やさしいメイドさん付きの超VIP待遇で、ただいま軟禁中――なのも、今日までのことらしい。
豪華絢爛な純白のドレスに着替えさせられ、どこかへ連行されていく。
いったい私はこれからどうなってしまうんだろう?
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まさか異世界で結婚したとは気づいていないリツの、異世界言語習得記イン異世界。
破天荒すぎる異世界人を妻に迎えてしまった王子の新妻躾奮闘記ともいう。
※自サイトより転載(引っ越し中)
文字数 188,952
最終更新日 2021.08.08
登録日 2020.01.19
癒しの魔力を持ち、長きに渡り人々を救ってきた白の魔女──リリヤ・ソールズベリーはある日、大罪を犯した。
黒の魔女が統治する温暖の地、サマースキル公国。その第三公子オルグレンの命の一部を奪い逃走したのだ。
人々の信頼を裏切り、指名手配犯に身を落としてまで、リリヤが逃げ続ける理由は何なのか。
やがて美しい少年公子へと成長したオルグレンに追い詰められていく恥辱に耐えきれず。リリヤは命を延命させる方法を見つけ出せなかったそのときは「責任とって婿にします!」と宣言してしまったのだが……
※◇登場人物紹介イラスト、2019/02/28更新しました。
文字数 115,801
最終更新日 2019.03.15
登録日 2019.01.31